選抜旗授与式・壮行会~硬式野球部~

本日、千葉県高等学校野球連盟会長酒匂一揮様、同専務理事鈴木博史様、毎日新聞千葉支局長長谷川 豊様が来校。音楽ホールにて、選抜旗授与式と壮行会が開かれました。LIVE配信で全校生徒が見守る中、選抜旗が主将中西くんへ手渡されました。

最初に酒匂様より、「昨年秋の県大会で頂点に達した後、関東大会では、安定した投手力と力強い打線を誇るチーム力と主将中西くんを中心にしたチームワークにより、見事4強入りを果たしました。千葉県代表、そして関東地区代表として、甲子園では大いに力を発揮し千葉県史上初の紫紺の優勝旗をもたらして下さい。そしてコロナ禍で苦しむ千葉県民に笑顔と喜びと希望を届けて下さい」と激励の言葉が送られました。

長谷川様から、学校長へ。学校長より中西くんへ、選抜旗が手渡されました。長谷川様からも「神戸で育った私は、幼いころから母親に作ってもらった弁当を手に甲子園へ通った思い出があります。大観衆が見つめる中、一球一打に躍動する高校生は私たちのヒーローであり、みんな輝いて見えました。みなさんが憧れ続けた甲子園では、どうぞ思いっきり投げて打って走って、そしてグラウンドに立てない部員の思いを胸に、木更津総合高校の野球を思う存分見せて下さい」と激励の言葉を頂きました。

学校長からは、「昨日閉幕した北京オリンピックでは、メダルの受賞者が一様に、メダルの重みを感じる、と言っていました。これまでの自身の努力や苦労、そして同じ夢を追いかけそれをつかめなかった仲間たちからの応援や期待などが、そのメダルに込められているように感じているのでしょう。きっと選抜旗を手にした主将の中西も同じような思いを感じていると思います。何度となく味わった悔しい気持ち。これまで応援をしてきた家族や仲間たちへの感謝の気持ち。千葉県そして関東代表として、同じように頑張ってきた高校球児たちの想いを、その旗の重みから感じ取ってもらいたいです。来るべきセンバツ甲子園大会で大暴れしてきて下さい。素晴らしい成果を期待しています」と期待の言葉が語られました。

生徒を代表して、生徒会長山根 凪くんから「私達は昨今のコロナ禍の中で、3年間しかない高校生活の多くの時間が失われてきました。硬式野球部の皆さんも、普段通りには練習を行えない中、甲子園出場までの道のりは決して平坦なものではなかったと思います。そんな中、練習を終え空が暗くなってから帰っていく野球部の皆さんの背中を見ると、私も頑張ろう!と、元気が湧いてきます。

今回の春のセンバツへの出場が確定したときは、まるで自分のことのようにとても嬉しかったです。大会においては日本一を目指して、皆さん全員が熱い気持ちをぶつけ、勇往邁進で勝ち進んでくれることを祈っています。私達も心を込めて精一杯応援します」と応援のメッセージを送ってくれました。

最後に、主将中西祐樹くんが、「今日こうして選抜旗を手にして、より一層甲子園という聖地で野球ができるという実感がわいてきました。私たちは甲子園を目指して本校に入学し、努力を惜しまずやって来た自信があります。目標である日本一、そして応援して下さる方々の期待に応えられるよう、全力で頑張ります。本日は有難うございました。」と決意と感謝の気持ちを述べました。

応援委員会の一翼を担う吹奏楽部とチアリーディングが、応援練習を始めています。球春が近づいています。