始業式

2023(令和5)年の授業開始に当たり、始業式が行われました。

「本来であれば、1、2年生全員に至真殿に集まってもらい、皆さんの顔を見ながらお話をする予定でした。しかしながら年末年始にかけての急速な新型コロナウィルスの感染拡大により、大人数で集まらずに放送での始業式を行うことになりました」(学校長講話より)。

生徒会長、鈴木くんより、「皆様明けましておめでとう御座います。本年もどうぞ生徒会活動への御理解・御協力を宜しくお願い申し上げます。  

2年生においては修学旅行があり、1年生においては芸術鑑賞会があります。当日欠席してはもったいないので、新型コロナウイルス感染症対策は十分に行いましょう。

2023年の干支は兎年であります。「二兎を追う者は一兎をも得ず」という言葉があります。目標が多くある時はそのうちの1個を達成してから次の目標に進みましょう。今年身の回りには多くの機会・チャンスがあると思います。このチャンスをラビッとつかむ1年にしましょう。 皆様にとって飛躍的な年でありますように、心よりお祈り申し上げます」と挨拶がありました。

 

年頭にあたり、学校長からは、「昨年はコロナが収束したとは到底言えないものの、日々の感染対策を心掛けながら、通常に近い学校生活を送ることができました。これまでのところは、普段の授業はもちろん、クラブ活動、そして学校行事も、ほぼ例年と同じような形態で実施することができました。しかしこれからどのように状況が変わっていくのか、誰にも予想することはできません。今は、全ての社会生活において様々な制限を設けずに通常の生活を送るという流れになっていますが、予想できない事態が起きた場合、どのような変化を強いられるのか、わかりません。本校としては、皆さんの3年間しかない貴重な学校生活を守らなければなりません。一方で、学校内で感染拡大が止まらなくなった場合は、社会の方針がどうであっても、教育活動を止めざるを得ません。特に2年生は、実施できれば3年ぶりとなる修学旅行が、2月に控えています。何としても実施するためにも、これまで以上に感染防止に努めていきましょう。学校としての対策も必要ですが、自分自身の健康と、生徒全員の学校生活を守るためにも、一人一人の自覚が本当に大切です。まだまだコロナへの警戒を解くわけにはいかず、思い通りにいかない日々が続きますが、この逆境を自分が成長するための機会として前向きに捉えて、毎日毎日を大切に過ごしていきましょう」と呼び掛けました。

さらに、「皆さんが個々に立てている高校生活における目標を達成するためは、その根幹となる学校生活における基本的な事項を徹底することが大切です」と、改めて「挨拶」、「身だしなみ」、「安易な遅刻欠席をしないこと」、「しっかりと学習すること」。「清掃の徹底」という、5つの要望事項が伝えられ、最後に、「今まで以上に1日1日を大切に、しっかりと目標をもって取り組んでください」という言葉で講話を締めくくりました。

 

 

生徒指導部長、鈴木先生からは、来年度より制服に「女子用スラックス」が導入される、と発表がありました。また、希望があれば、今年度1、2年生女子に対しても着用ができること。購入の方法。リボンとネクタイ着用に関する、「着こなし」等について、連絡と諸注意が伝えられました。