全校集会:教育実習生紹介・献血について

本日至真殿にて全校集会が開かれました。通常の朝会に加え、教育実習生の紹介あり、千葉県赤十字献血センターから来校された、新井友也様から「献血の必要性」を訴えるお話をしていただきました。

本日から教育実習が始まります。家庭科、保健体育(3名)、情報、数学、計6名の実習生が壇上に並び、学校長から一人ずつ氏名と担当教科が紹介されました。全員が本校卒業生で、「3週間という短い期間ですが、よろしくお願いします」と挨拶をすると、生徒たちから大きな拍手が送られました。

 学校長講話では、至真殿でエアコンが設置されたことが紹介されました。「本格的に暑くなるころから使用が開始され、これからは快適に集会や部活動ができる環境になる」と説明がありました。

トピックとなる話では、「3年間の高校生活で何か全力で打ち込むことが出来るものを見付けて欲しい」と生徒に求めました。自身の「習い事」の経験から、「嫌々やらされていたものは身に付かなかった」、「今にして思えば、ピアノが弾ければさぞかしカッコ良かったのに」と、幼い頃には分からなかった価値観に大人になってから気付いて後悔した体験談を披露しました。「何事にも前向きに取り組めば上達があり、上達が実感できればそれを好きになっていくことがあります。全力で取り組めば必ず成長へとつながる道が拓けます」と生徒に語りました。

9月に校内で献血が予定されています。千葉県赤十字献血センターから来ていただいた、新井友也様から、「どうして献血が必要なのか」、「なぜ高校生に献血を求めるのか」について話をしていただきました。

事故で負傷した人、ガンや白血病の患者さんの治療、出産など、命を左右する厳しい状況にいる人が全国に大勢いること、血液が人工的に造ることが出来ないことから、「直接人から血液をもらわないと、その人たちは命を維持できません」とのお話は生徒のこころに訴えるものがありました。また最近、10代20代の若い世代の人々からの献血が減っている傾向にあり、将来の献血活動に繋がるよう、「いま高校生に献血の必要性と重要性について理解を深めて欲しい」と、真剣に語っていただきました。

人の厚意に頼らざるを得ないボランティア行為ですが、「見えないところで誰かの命に直結しているのが献血です」との言葉は切実でした。