体験入学 ~1日目~
本日23日(土)より25日(月)までの3日間、夏休み恒例の、中学3年生を対象にした体験入学が実施されます。初日のきょうは、中学生746名、保護者376名の参加がありました。
受付を済ませた中学生たちは、振り分けられたホームルーム(HR)教室で、学校紹介動画を視聴しました。動画では、学校長が「本校で、『真心教育』という建学精神の下、みなさんの心と身体を大きく成長させてみませんか?」との問いかけに続いて、在校生たちが趣向を凝らして、本校独自のコース制*1、他所では見られない規模の大きな学校行事、多様で盛んな部活動・同好会*2、その他諸々についてフリートークを交えて楽しく紹介してくれました。
朝のHRを終えると、中学生たちは2グループに分かれ、一方のグループは各自が希望するコースでの体験授業を受け、もう一方のグループは校内を散策する形で部活動・同好会を見学します。それぞれのグループは、1時間目と2時間目に入れ替わります。
保護者のみなさまには、9:00より至誠館で行われる「保護者対象説明会」に参加していただきました。説明会を終えると、中学生と一緒に2時間目の体験授業と部活動を参観していただきました。
保護者対象説明会では、学校長から本校の特色や入試の詳細、進学指導部・就職指導部の各部長から高校卒業後の進路についてのガイダンスを聴いていただきました。
学校長は、まず本校の教育の根幹である「真心教育」に触れ、私立学校である本校は確固たる教育理念・教育方針が礎にあるからこそ、独自の教育を提供し、教職員が高い意欲を維持して生徒の指導に当たっていることを強調しました。
本校の教育内容の要となる「コース制」については、生徒一人ひとりの関心や要望、進路にふさわしい授業内容を選べるばかりでなく、他コース科目であっても必要と思われる授業を横断的に選択ができる「総合選択制」についても説明を加えました。
2日間にわたって行われる文化祭・体育祭、4泊5日の修学旅行、活発な部活動・同好会、野球応援などの課外活動は、本校においての学校生活を大きく特色付けるものです。
さらに学費については、来年度から改定される就学支援金によって、公立・私立高校間の費用の差が劇的に縮まること。また、本校の特待生制度では、来年度より2年生・3年生に進級するタイミングで一定額の支援金が支給される「特待生S」が新たに設けられることを発表しました。
進学指導部、竹下部長からは進学全般に関わる情報が伝えられました。昨年度の現役合格率は、98.1%。併設校入試の紹介や指定校推薦での進学実績の報告がありました。
生徒への日常の指導については、大学や専門学校から外部講師を招いたガイダンス、個別の小論文指導をはじめとする、特別進学ゼミナールや放課後講座、ICTを活用した課題配信。スタディーサプリでは、基礎学力から大学進学までをカバーする講義を視聴できることなど、生徒のニーズに応じた多岐にわたるアプローチが設けられていることを伝えました。
就職指導部からは、10年連続で「内定率100%」と伝えられました。しかし、寺岡部長が強く訴えるのは、内定率の高さばかりでなく「長く働ける生徒」の育成です。職種や職場とのミスマッチを極力なくすため、生徒と向き合い、本人の意向や希望を丁寧に聴き、指導に反映します。また、企業、自衛官、警察官、美容室ほか、様々な現場で働く方を招いてのガイダンスに加え、インターンシップでの職種体験などを経て、生徒たちは在学中に「社会で働くこと」に具体的なイメージを膨らませます。また、併設校である清和大学とタイアップした公務員採用試験に向けた対策講座についての紹介もありました。
体験入学で用意されていることは多岐にわたるため、2日目、3日目と、順を追ってご紹介いたします。
本日は、暑い中でのご参加、本当にありがとうございました。
*1「特別進学コース」「進学コース」「総合コース」「スポーツコース」「情報ビジネスコース」 「保育・幼児教育コース」「医療・看護コース」「生活科学コース」「グローバルスタディーズコース」「美術コース」の10コース
*2 運動部16、文化部17、同好会10の計43団体