語学研修2日目
語学研修2日目のレポートです。学校長が研修に合流しました。生徒たちは、1960~70年代、ベトナム戦争で用いられた枯葉剤の影響を受けた被害者の支援施設で、戦争の悲惨さと生身の人間に与える被害の深刻さを知ることになりました。
お昼は、市内のショッピングモール、ロッテマートで昼食をとり、午後は、ホテル内の施設でアクティビティーを楽しみました。
ベトナム、ダナン2日目の朝です!大変快適な部屋での昨晩の十分な睡眠(?)のおかげが、生徒たち18人全員元気です!真板学校長も合流し、生徒たちも気持ちを新たに研修に臨みます。
午前中は、ダナン市枯葉剤被害者施設と不幸な子どもたちの施設を訪問しました。日本にとって夏は、太平洋戦争の犠牲になった方々の追悼の季節でもあります。視野をさらに広げ、ベトナム戦争が市民にもたらした様々な被害や犠牲を身をもって知ることで、戦争の醜さと悲惨さを改めて感じる機会となりました。生徒を代表して渡邉珀くんが、「こうして出会うことができたことを嬉しく思います。短い時間ですが、一緒に楽しい時間を過ごしましょう!」と明るく挨拶をすると、大きな拍手が起こりました。また、神郡朱花さんのお母さんが手作りして下さった刺繍の素敵なベトナム国旗を見て、子どもたちから喜びの大歓声があがりました。ともすれば堅苦しくなりがちな訪問ですが、子どもたちの施設では日本から持ってきたお土産のお菓子を一人ひとりに配り、ペンシル型風船や水ヨーヨーを膨らませて、楽しく交流を行いました。特に彼らにとっては珍しい水ヨーヨーづくりは大変好評でした!言葉の壁を感じさせない生徒たちのコミュニケーション力を大変頼もしく感じました。また、様々な理由で施設に暮らす子どもたちのたくさんの笑顔を見て、生徒たちも大変嬉しそうでした。あっという間の時間でしたが、生徒たちは子どもたちとまるで長い間互いを知り合う友達のように打ち解け合い、別れを惜しんでいました。涙ぐむ生徒もいて、国籍や文化・生まれ育った環境が違っても、同じ人間として理解しあうことができることを身をもって学ぶ素晴らしい研修になりました。
専用バスでダナン市内に戻り、いよいよ学校長からの昼食のプレゼントです!あらかじめ予約していただいた地元大学生に人気のベトナム料理のレストランで、新鮮な野菜と豚肉などを自分たちで巻いて食べる生春巻きと優しい味付けのダナン名物の汁なし麺料理ミークアンを美味しくいただきました。全員で同じ食卓を囲い、フードコートの素朴な味とはまた一味違う本格的なベトナム料理を堪能しました。生搾りのフルーツジュースもとっても美味しかったです。
ホテルに戻り、午後は生徒たちが楽しみにしていたホテル内のウォーターパークでの自由時間です。広大で種類も豊富な屋内屋外プールで思い切り遊び、ベトナムの夏を目いっぱい楽しむ姿が見られました。屋内では、波のあるプールで泳いだりドラゴンウォータースライダーを豪快に滑り落ちたり、安全に南国アジアの夏気分を満喫していました!日本文化の紹介をテーマにした、水着着用で楽しめる広大な屋外露天温泉風呂や、最上階の22階に位置するインフィニティプールもしっかりエンジョイし、研修旅行前半の疲れを癒すことができました。
夕食は各自思い思いにウォーターパーク内のフードコートや部屋でとり、ダナン湾を一望できる素敵な部屋でのんびり過ごしました。この素晴らしいホテルの魅力を最大限体感し、日本の文化やホスピタリティが世界の人々にとって大変魅力的で、私たちが胸を張って誇るべきものであることを、実感することができました。明日はラオス国境付近まで西へ移動し、少数民族カトゥー族の村を訪問します。彼らの昔ながらの素朴で独特な文化を体験します!ヘンガップライ!