放送朝礼

本日、全校集会が実施されました。前回と同様、生徒達は教室で待機し、放送での朝礼となりました。

最初に、生徒会長の山根凪くんから、「来週から前期期末試験が始まります。3年生にとっては進路に大きな影響がある試験です。普段の試験よりいつも以上に全力で取り組みましょう。そして、1年生、2年生も油断をせず、一つ一つの問題に気をつけて取り組んでください。

期末試験の最終日、7月7日(木)にはペットボトルキャップの回収があります。このキャップはワクチンを作るのに使用され、860個で一人の子供の命を救う、1回分のワクチンを作ることができます。ペットボトルを捨てる際には、必ずキャップを分別して下さい。ぜひ、よろしくお願いします。 そして、先日行われた校則改定案の募集ですが、沢山の投書ありがとうございました。改定案については生徒会で話し合っている途中ですので、生徒指導部からの発表をお待ち下さい」と挨拶がありました。

 

学校長からは、「今年度が始まり3ヵ月が経とうとしていますが、なかなか全校生徒1900人が至真殿に集まっての全体朝礼が出来ません。学校内での感染者や濃厚接触者はほとんどいなくなりましたが、この10日ほどの期間では、県内での感染者は増えていて、まだまだ油断できる状況ではありません。学校内外での感染防止に引き続き努めてください。

この様な状況にもかかわらず、ただいま表彰を行った通り、多くの部活動が大活躍をして、夏のインターハイ出場を決めてくれました。素晴らしい成果です。これからの1ヵ月間でさらに修練を積み、是非とも全国の舞台で本校の名前を轟かせて欲しいと思います。

来週には期末試験があります。5月の中間試験で力を発揮できなかった人もいるかも知れませんが、今回の試験結果で前期の成績が確定します。学校での成績は、大学などに進学する生徒だけでなく、就職を希望している生徒にとっても、将来の道を選択する上で、非常に大切なものです。安易な考えでテストに臨むと、良い結果など出るはずはありません。今週1週間は、授業を受けるだけでなく、家庭学習も含めてしっかりと勉強してください。先生たちは、授業中はもちろん、時間外に質問に来る生徒に対しても、丁寧に教えてくるはずです。しかし、教えてもらって理解した気持ちになっただけでは、学習内容が定着することはありません。知識や技術は、自分自身で学ぶという体験を経ることでのみ、真の実力として身に着くのです。授業で教わったことを、自分自身で再現して体に記憶として刻み込むためには、家庭学習が絶対に必要となるのです。

来週の期末試験4日間を全力で乗り切り、すっきりとした気持ちを持って夏休みに入りましょう」と講話がありました。