終業式

 

本日1校時、終業式が行われました。至真殿にて学年ごとに行う予定でしたが、最近の感染状況を考慮し、急遽生徒はホームルーム教室待機のまま、放送で式を行うことになりました。今年度は、4月の開始以来一度も全校生徒で集まることができていません。

最初に、生徒会長の山根凪君から、「10月末に行われる文化祭のテーマが決定しました。「星華、個性輝く華のように」です。皆さんのおかげで夏休み前に決定することができました。ご協力ありがとうございました。現段階では、クラスごとに企画を行う予定ですので、夏休み明けにどのような企画をするのか決めてください。

そして、明日から夏休みです。今年の夏は例年に比べてとても暑くなる予報です。熱中症とコロナへの対策をしながら過ごしましょう。現在新型コロナの感染者数が増加しているようです。手洗いうがい消毒等の徹底をよろしくおねがいします」と挨拶がありました。

 

続いて、文化振興課大澤先生より、夏休みの課題と注意事項が伝えられました。読書感想文やポスターなどの作品制作など、11個の課題の中から生徒が好きなものを選んで、取り組みます。

 

 

学校長は、「さて、明日からいよいよ夏休みに入ります。コロナと共存しながら送る学校生活も3年目になりますが、去年や一昨年と比べて、4月からの3カ月間は随分と元通りの学校生活が送れたのではないでしょうか?しかしながらその代償として、学校内での感染者や濃厚接触者が増えた時期もあり、定期試験を受験できなかったり、クラブ活動の大会に出場できなかったりと、悔しい思いをした生徒もいたと思います。そのような中で、5月には3年ぶりのディズニーリゾートへの全校バス旅行を実施することができました。クラブ活動においては、大きな制約を受けながらも、春の関東大会には 6つのクラブが出場し、ソフトテニス部の優勝を始めとして、大きな成果を上げました。そして夏のインターハイには5つのクラブが出場します。きっと素晴らしい成果を持ち帰ってくれることと期待しています。そして、夏休みに入ってから、全国大会を目指して戦う軟式野球部や吹奏楽部の活躍も期待が大きいです。そして、極めつけの硬式野球部は、4年ぶりとなる夏の甲子園を目指してがんばってください。かなえば、春夏連続の出場となります。応援スタンドでは3年ぶりの学校応援が実施されます。学校全体で盛り上がりましょう」と生徒に語り掛けました。

また、「最も大切なことは皆さんの健康管理と安全管理です」と、コロナウィルスの感染対策や猛暑による熱中症への警戒を呼びかけ、さらに、規則正しい生活を心掛け、意欲をもって家庭学習や夏休みの課題に取り組むなど、長期休業中の過ごし方について、生徒の意識を喚起しました。

 

最後に、生徒指導部長鈴木先生から「明日から夏休みに入ります。この間特に気を付けて欲しいのが交通事故です。被害に遭わないようにするのはもちろんのことですが、交通事故を起こさないようにして下さい。みなさんがのる自転車は『軽車両』です。車道の左側を走行することが原則です。スマホを操作しながら、イヤホンで両耳をふさいで音楽を聴きながらの運転は、道路交通法に違反する行為です。違反をすれば罰金を科せられることもあれば、事故を起こせば多額の賠償を請求されることもあります。厳に慎んでください。また、千葉県では7月1日より、自転車を使用する人は保険に入ることが義務付けられています。事故を起こした場合にも、事故を被った場合にも、保険はとても大切になります」と安全面への注意をしました。