最優秀賞獲得! ~演劇部~

10月13日(日)に終了を迎えた『きみぶん演劇祭 chapter.21』で、本校演劇部が、最優秀賞、グッドステージ賞、個人賞(2名)を受賞しました。最優秀賞の受賞は、2年連続となります。

『きみぶん~』は、地区の7校が参加する演劇祭で、どの高校も3年生引退後初の舞台上演となります。その演劇祭で、本校演劇部が見事2年連続で、最優秀賞を受賞しました。

「演出上の効果を高めたセットの精巧さ、統率がとれた準備段階での高いチームワーク」等の理由でグッドステージ賞を受賞。演技力の高さを認められ、押足奈南さん、内間清香さんが、5名枠のなかから、二人揃っての個人賞受賞でした。

そして、監督と演出を務めた長谷川大輔君がステージに上がり、今年度地区役員を務める本校顧問福田先生の手から『千葉県高校演劇11地区最優秀賞』の表彰状を受け取りました。大道具、音響・照明等の裏方担当と、演者、演出・監督、総勢8名が力を合わせて勝ち取った最優秀賞でした。歓声と号泣に沸いた、感動の受賞シーンとなりました。

 

深刻なテーマが次第に明らかになってくる後半からは、目頭が熱くなる場面が続きました。菜月が置かれた境遇と彼女が抱えてきた孤独は、見る側の胸が痛むほど過酷なものでした。しかし同時に、登場人物たちが互いに支え合おうとする温かい絆のなかに、一縷の希望を見いだすことができました。部員たちの初々しい演技が、「この子たちならきっと乗り越えてくれる」という確信を観客に印象付けてくれました。心温まる素敵なエンディングでした。