語学研修ガイダンス

夏休みにシンガポールで予定されている語学研修の事前ガイダンスが行われました。

5月2日の第1回から数えて3回目のガイダンスになります。

本日も引率の竹内先生から、様々な事前説明が行われました。前回、前々回は旅行会社の方から、パスポートなど、主に海外旅行の手続きについて指導が行われましたが、今回は、空港で、現地で、手荷物についてなど、具体的な内容が伝えられました。

 

まずは旅程表の最新版です。出発はおよそ1ヶ月後となる7月12日(水)。終業式の翌日です。11時過ぎのシンガポール航空機にて成田を出発、6時間ほどの空の旅となります。マーライオン、リバークルーズやユニバーサルスタジオシンガポールなど、お楽しみはたくさんあるものの、旅行中は英語で過ごすことがルールです。SDGsプログラムや現地の学生のサポートを受けて行う、班別研修などが予定されています。

国際都市と言われるシンガポールは、中国系、マレー系、インド・パキスタン系、その他の人々が混在する、多民族、多言語、多宗教の社会。日本とは気候風土も異なる異文化圏です。生徒たちは私服で行動することになりますが、不快感を持たれないよう、エチケットを守る必要があります。チューインガム(歯科衛生用のものは除く)の所持が法律で禁じられています。文化差があることを学ぶ必要もあります。

 

続いて手荷物と旅の注意です。爆発や発火の恐れのあるもの、有毒物質は常識で判断できますが、気を付けたいのは、スマホやカメラに使われるリチウム電池。まれに発火事故を起こします。容量とルールを守って携行する必要があります。

スマートフォンの利用、パスポートを肌身離さず持ち歩くこと、出入国時の手続き等、特に海外旅行をする上での注意が伝えられました。保護者同伴の家族旅行ではありません。各自で対処できるように行動することも学習です。

 

竹内先生がたびたび強調したのが、「旅を楽しむこと」でした。旅に失敗やトラブルはある程度『つきもの』です。どんなことが起きてもプラスに捉えて、「楽しんでやろう!」という心構えを持つことは、今回の語学研修をきっと素敵なものにしてくれるはずです。

 

最後は、班ごとに分かれて話し合いです。ガイドブックを見ながら、「現地でどこに行こうか」で楽しく盛り上がりました。