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保護者対象進路ガイダンス ~就職指導部・進学指導部~

清和大学1201教室にて、2年生の保護者を対象にした『進路ガイダンス』が開かれました。

前半では、本校の就職指導部と進学指導部が、進路開拓に向けて説明を行いました。

後半では、清和大学と清和大学短期大学部から、それぞれ講師を務める先生方から、併設校入試について解説をして頂きました。併設校入試については、受験料、入学金が減額される等の優遇制度があります。

3年生への進学間近となったタイミングで、保護者のみなさまには、4月から進学と就職に向けた生徒たちの取り組みを理解していただき、その活動がより円滑に進むよう、ガイダンスが設けられました。

 

学校長は、冒頭の挨拶で「いよいよ進路について真剣に考える時期が近づいて参りました。

先ずは、将来どの様な進路を望んでいるのか、親子で情報やイメージを共有して頂き、志望を明確にさせた上で、進路に向けた活動をスタートさせて欲しいと願っております。次に、残り1年となった高校生活をしっかり送ることが大切であると改めて認識して頂きたいと思います。進学であろうと就職であろうと、高校で学んだ学習内容は今後必ず役に立ちます。さらに、毎日登校し授業に真剣に取り組むという勤勉な姿勢が、何より将来の糧に繋がる基礎を築くのだということを理解していただきたいと思います」と、保護者に伝えました。

 

続いて、本校の進路指導について、就職指導部・進学指導部より説明がありました。

 

就職指導部参与、小甲より、就職活動の要点と最近の傾向について伝えられました。

「高校生には、毎年7月1日全国一斉に求人票が届きます。求人票は、基本給や社会保障、正社員採用か等、必ずハローワークの審査を経て学校に届けられます。高校生の就職活動にはルールがあり、特別なことがない限り、学校に届く求人票を通じて活動をします。最近懸念されるのは、情報誌やネットを通じて、スマートフォンから容易く求人募集に応募が出来てしまうことです。個人情報がすべて先方に握られ、即時に働くことを求められてしまうケースもあります。軽率に手続きをしないようご家庭でも注意をしていただきたいです。

仕事が楽そうだからという理由で事務職に就きたいと希望する生徒が多いのですが、見かけ以上に高度な能力と大きな労力が求められる大変な仕事です。採用のハードルが高い仕事の一つです。最近クレーンの操縦や特殊溶接をやってみたい等、具体的で技術の習得が必要な職種を希望する生徒が増えています。社員の人材育成に熱心な会社が増えています。そのような情報が就職指導室にはたくさんあります。この春休みからでも利用が可能です」と説明がありました。

 

続いて就職指導部長、寺岡より、公務員採用試験について説明がありました。今年度と過去5年間の採用実績を披露し、「発表が遅い等のデメリットはあるものの、雇用の安定や産休など福利厚生が手厚いことが大きなメリットである」と説明がありました。また、試験対策については、1次試験(学力試験)では、学校で習う科目の他、数的推理、文章理解、資料解釈等の特殊な分野に関して、放課後と夏季講座で徹底して指導。2次試験で課されるプレゼンテーション、集団討論に対する対策も手厚く行っている、と紹介がありました。「6月に申込手続き、9月の1次試験から2次試験を経て、11月、12月の採用発表まで、長丁場で気力を維持できる精神力が求められる。いくつかの採用試験で倍率が下がっていて受験の好機である」と言葉を結びました。

 

 

進学指導部長、竹下からは、進学指導について説明がありました。全国に大学だけで、およそ800校、専門学校を含めれば数多の進学先があるなか、偏差値だけにとらわれず、自分に合った進学先選びが重要、とポイントを述べました。進学状況については、海外留学を含めて今年度はおよそ75%が進学を希望。その中で51%の生徒が『学校推薦型選抜[推薦入試]』、43%が『総合型選抜[AO入試]』、6%が『一般選抜[一般入試]』で進路を決定したと割合を示し、推薦型選抜では、学内で学力と生活面でそれぞれ基準を設けていること、総合型選抜では、出願先となる学校でエントリーという手続きが必要になること、また、学内で志望理由書の提出が義務付けられている等の解説がありました。

専門学校については、『認可校』と『無認可校』の区別と、極端に早く入学を確約する学校には警戒が必要と、注意喚起が行われました。

その他、奨学金の種別と手続きについて、複数の学校を比較して進路を決定すること、最後に、「親子間での意思の疎通を密に行い、双方で納得ができる進路選択が重要である」と説きました。

 

清和大学准教授・学生部長の松宮智生様からは、『法コース』、『情報と法コース』、『スポーツ法コース』の3つのコースと履修科目、卒業生の進路について詳しく解説して頂きました。また、市制80周年を迎えた木更津市において『木更津未来ビジョン』を記念式典で発表した学生の活躍や、公務員採用試験で今年度は実に41人の合格者が出たことを報告して頂きました。

 

清和大学短期大学部からは、柴田克先生が登壇。学生の幼稚園・保育園への就職状況を報告して頂くと同時に、保育士への給与面の待遇が改善されつつあることや、一定期間働けば全額返済が免除となる千葉県や木更津市の『保育士修学支援貸付制度』等、給与や学費に関わる重要な情報を教えて頂きました。 

ガイダンスの後、本校を卒業し現在清和大学と短期大学部に通う学生が協力し、それぞれの施設を案内してくれました。

金谷納涼祭出演 ~吹奏楽部~

8月27日(土)、いまや注目の観光スポットとなった“the Fishザ・フィッシュ”で開催された、『第18回金谷納涼祭』(富津市観光協会金谷支部主催)に本校吹奏楽部が出演。過ぎ去る夏の夕景を背に、力一杯の演奏を披露しました。

本校吹奏楽部の出演は、17:30からおよそ30分間。『ヤングマン』や『宝島』、『ルパン三世メドレー』など、全5曲を演奏しました。大盛況の中、アンコールでは、『野球応援メドレー』を披露し、大きな喝采をいただきまさした。

 

本校吹奏楽部より、「当日は、たくさんのお客様にお集まりいただき、私たちにとって、夏休みの最後の思い出となりました。次回の演奏会に向けて頑張りたいと思います!」

 

保護者対象ガイダンス ~本校進路指導部~

本日、2年生の保護者を対象にした、『令和3年度 進路ガイダンス』が行われました。清和大学の階段教室には保護者の方々が来場し、本校進学指導部・就職指導部が用意した資料に目を通しながら、ガイダンスを聴いて頂きました。

ガイダンスの始まりには、学校長より、「高校卒業後の進路を決めるには、一人ひとりの意思と意識が大切です。大学合格や就職は、一つの目標ではあるけれど、それ自体がゴールではありません。進学後に自分が何を学び、就職後には具体的にどんな仕事をして、そしてどちらも、どの様に社会貢献できるのか。この様なビジョンを持ちながら自分の将来像を思い描く力を養わないと、必ずや理想と現実の壁に突き当たることになります。

進路を切り拓くためには、合格点を得る学力や面接試験でのテクニックの様なものに焦点を当てがちですが、着実に学力を向上させるためにも面接官から好感を得るためにも、何が必要かと言えば、結局は誠実に物事に取り組むことが出来る人間性に結びつきます。身なりを整え挨拶を交わす、遅刻欠席をせずに毎日を過ごすなどの生活習慣は、一朝一夕に身につくわけではありません。学校生活をしっかり過ごすことこそ、最良の進路実現の道であることを、是非ともご理解ください」と挨拶をしました。

 

清和大学入試広報センター長沖埜先生より、「法曹界で活躍することばかりが目標ではなく、社会に出てからのコンプライアンスや、ネット上で情報をやり取りする際に必要となるリテラシーを学ぶ上で、欠かせないのが法律の知識です」と講話がありました。現役の大学1年生3人が登場し、「勉強や余暇などの時間を自分で管理をして、主体的に学ぶことの大切さに目覚めた」等の実体験を披露してくれました。更に沖埜先生から、カリキュラムや就職の状況、入学試験のシステム等について説明がありました。

 

清和大学短期大学部からは、教授の平田先生が、保育士や幼稚園教諭など在学中に取れる資格や、保育士の待遇が改善されてきたことなど、具体的な例を挙げて説明をして頂きました。こちらも1年生2名が登壇し、学生と教師の距離が近く和気あいあいとした短大の雰囲気を伝えてもらいました。また、日頃子どもたちとどの様に接しているかを、手作りの保育教材で実演してくれました。

 

小甲就職指導部長は、技術系の採用が増えていることや、コロナ感染の影響を受け、サービス系の求人が減少したことなど、今年の就職動向について言及した後、「企業側は長く勤務してもらうこと期待しており、地元の生徒を積極的に採用する傾向がある。何事にも早めに行動することを促している。新年度に先立ち、この3月下旬から相談日を設け、職種別に一人ひとりに対応する予定である」と積極的に就職指導室を利用する様、呼び掛けがありました。

 

就職指導部次長寺岡からは、特に公務員希望者への準備や今年度の採用状況について、補足の説明がありました。「最後の一人まで諦めない、諦めさせないのがモットーです」と就職指導部の方針を紹介しました。

 

竹下進学指導部長は、「18歳人口の減少により大学全入時代が定着した一方で、入学定員が厳格化されたため、首都圏の難関校への入学がより厳しくなっている」と説明をした上で、推薦を含めた多岐にわたる選抜方式や、奨学金を含め入学に関する諸費用について解説をしました。「受験をする上で、学費に関することや志望校の選択については、保護者・生徒間でコミュニケーションを取り合い、協力体制を築くことが重要」と訴えました。

 

休憩をはさみ、およそ2時間のガイダンスとなりました。3年生へ進級する4月からは、慌ただしく時間が進みます。本日のガイダンスが、進路決定への一助となれば幸いです。

保護者対象 進路ガイダンス

本日、清和大学1201教室において、『令和2年度 2学年保護者対象 進路ガイダンス』が行われました。4月から3年生に進級すると、進学や就職に向けた活動が本格化します。来場された保護者の皆さまは、熱心に資料に目を通しながら、ガイダンスに耳を傾けていました。
前半では、本校併設校である清和大学、清和大学短期大学部について。後半では、就職・進学についてガイダンスが行われました。

学校長からは、「高校卒業後の進路は、生徒自身の意思や行動力が大きく試されることになります。学校と各御家庭が情報を共有し、生徒の目標の実現に向けてしっかり連携して参りたいと考えております。どの様な選択であれ、進路決定後の人生でどの様なビジョンをもって過ごすのかをよく考えて決断して欲しいと思います。また、進路先で認められる人物となるために、在学中に基本的な学力や生活習慣をしっかりと確立して欲しいと思います」と挨拶がありました。
沖埜昌仁清和大学入試広報センター長より清和大学法学部について、平田和世同大学短期大学部学生部部長より短期大学部について説明がありました。どちらも在学中に学ぶことや、卒業後の進路について詳しく話して頂きました。また、現役の学生にマイクを向け、いつ頃から進路を具体的に考え準備を始めたのか、どの様な学生生活を送っているか等の質問に答えてもらいました。
後半では、小甲康宏本校就職指導部部長より就職について、寺岡和貴本校就職指導部次長より公務員採用試験について、竹下進一本校進学指導部次長より大学・専門学校等への進学について説明がありました。それぞれ今年度の実績と最近の傾向、さらに生徒が陥りやすい失敗例など、説明は細部にわたりました。
最後に、森下文弥進学指導部長より、「軽はずみな決断をせず、御家庭や担当教員とよく相談しながら準備を進めることが大切です。進学・就職、それぞれの志望に応じて進路指導室を積極的に活用して欲しいです」と話がありました。

本日は、多数の保護者の皆さまに参加していただきました。ご多忙の折、本当に有難う御座いました。

《卒業式の形態変更のお知らせ》

令和3年2月10日

卒業生保護者各位

木更津総合高等学校
学校長 真板竜太郎

《卒業式の形態変更のお知らせ》

拝啓
 

立春の候、保護者の皆様方には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。また、平素は本校教育方針にご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 さて、本校では3月1日に予定されている卒業式に向けて、コロナ禍にあっても通常通りの開催をすべく準備を進めて参りました。しかしながら国による緊急事態宣言の期間延長を受けて、卒業式の実施形態の再考を余儀なくされました。その結果、今年度の卒業式については、卒業生および教職員のみで開催することといたしました。
 参列を予定されていた卒業生の保護者・ご来賓の皆様には、大変恐縮ですが、参列をご遠慮いただくようお願い申し上げます。保護者の皆様の、成長したお子様の晴れの門出を見届けたいというお気持ちを考えると断腸の思いではありますが、新型コロナウィルス感染拡大防止および、参列者の健康・安全面を第一に考慮した上での決断として、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
尚、今後の生徒の登校日は、令和3年2月26日(金)と3月1日(月)の2日間です。事故や怪我等がなく過ごされ、両日ともに登校が出来るように、ご家庭におきましても特段のご指導を賜りたくお願いいたします。

敬 具

 

卒業式の形態変更のお知らせ.pdf