2023年5月の記事一覧

関東大会出場決定! ~陸上競技部~

5月11日(木)~14日(日)に千葉県総合スポーツセンターにて、第76回千葉県高等学校総合体育大会陸上競技大会が開催されました。本校からは支部予選を勝ち進んだ49種目39人名の生徒に加え、リレー4種目が出場しました。4日間の激闘の末、7種目6名が次のステージ、関東大会へと駒を進めることができました。

次に、主な戦績をお伝えします。

[戦績]

男子ハンマー投 準優勝 山口 弘太郎 (関東出場)

        6位  入江 悠河  (関東出場)

女子ハンマー投 優勝  小野寺 結菜 (関東出場)

        準優勝 栗原 莉央  (関東出場)

女子円盤投げ  5位  小野寺 結菜 (関東出場)

男子やり投げ  7位  菊池 琉一

男子棒高跳び  5位  片岡 琉星  (関東出場)

女子走り高跳び 準優勝 鈴木 結花  (関東出場)

        8位  春川 花杏奈

 

 

関東大会は、6月16日(金)~19日(月)に、山梨県甲府市のJIT リサイクルインク スタジアムにて開催されます。応援よろしくお願いいたします。

保護者対象進路ガイダンス

保護者会を終えた会場では、引き続き就職指導部と進学指導部による、保護者を対象にした『進路ガイダンス』が催されました。

進路に関する3年間のスケジュールが示され、外部講師を招いた『ガイダンス』、教員による『説明会』、外部機関による『模擬試験』などが紹介されました。

寺岡就職指導部長からは、「仕事に対する高校生のイメージは漠然としたものです。3年間を通して、それを一つずつ具体的なものへ近づける指導を行います」と説明がありました。自衛官、警察官、美容師など、実際に現場で活躍する社会人を講師に招いて行われるガイダンスや、生徒が自らの体験から学ぶ『インターンシップ』『受付実践』などの活動、公務員採用試験対策として行われる『公務員講座』、企業就職向けの面接や『一般常識・SPI』対策など、多岐にわたる生徒の志望に応じて、様々な取り組みを用意しています。

「昨年度は、卒業式当日に採用通知を受け取った生徒がいました。『最後まで諦めない、諦めさせない』をモットーにして、最後まで指導を続けます」と、意気込みを語りました。

 

竹下進学指導部長からは、昨年度は卒業生の70%を超える生徒が進学し、その殆どが、『学校推薦型』か『総合型』の選抜方式で進学しているなど、入試に関する生徒の動向と傾向を伝えました。

進学指導部では、各教科別の『放課後講座』を開講し、様々なガイダンスを用意しています。特にガイダンスについては、将来社会で活躍することを見据え、内容を吟味して学年ごとにふさわしいものを提供しています。

早速今月は1年生を対象に、現役の大学生と社会人の方から、大学で何を学びどの様な生活をしているのか等について話をしてもらいます。2月には、動物看護、幼児教育、プログラミング、歯科衛生他、幅の広い分野の講師を招いて『職業体験』を行います。学年の若い1年生に対しては、視野の狭い進学指導に陥ることをさけ、個々の将来像に結びつくヒントを示す指導を行っています。

2年生に対しては、12月に様々な学部学科(コース)の大学、短大、専門学校から来校した講師が、それぞれの進学先で何を学ぶのかを具体的にレクチャーします。生徒が各自の進学先について考察を深める取り組みをします。

先日開催した3年生のガイダンスでは、いよいよ進学そのものについて情報を伝えました。様々な選抜方式があり、それに向けてどの様な準備をしていかなければならないかを解説しました。

「第一志望合格を果たすために、昼休みと放課後に進学指導室を開放し、進路相談を受け付けています。早めの相談、早めの行動を」と、保護者に協力を求めました。

最後に清和大学、沖埜入試広報センター長より、清和大学と清和大学短期大学部について説明がありました。

清和大学では、就職に向けて学生に手厚いサポートがなされ、96.0%の就職率を示しています。特に公務員志望者には、『公務員試験対策講座』を開き、高い合格率を達成しています。

『こども学科』を設ける短期大学部では、就職率は97.0%に達しています。少子化が叫ばれていますが、共働き世帯が大きな割合を占める現状を考えれば、幼稚園・保育園への需要は高止まりを続け、「幼稚園教師・保育士として働くことは、確かな社会貢献につながる」と説明がありました。

保護者総会

本日、『令和5年度 保護者総会』が開催されました。会場となった至誠館には、およそ100名の保護者のみなさまが出席されました。

保護者会会長近藤様より、「これまで当たり前の高校生活を送れなかった子どもたちは、ようやく日常を取り戻しつつあります。20日より始まる春の関東大会に野球部が出場するなど、楽しみな行事が数多く予定されています。保護者のみなさまも、お子さまを見守るとともに、ご自身も楽しんでいただければ思っております」とご挨拶をいただきました。

 

学校長からは、「日頃より保護者のみなさまからのご理解、ご協力を得て、学校運営が成立しております。心より感謝申し上げます。令和5年度が無事スタートし、694名の新入生を迎え、全校生徒1950名という、私立高校としては県下最多の生徒数を誇っております。今後はコロナ前の学校生活を取り戻し、日々の学校生活を展開していこうと思っております。また、今年は、本校創立20周年を迎える記念すべき年です。様々な場面でパワーアップを図り、生徒たちが充実した学校生活を過ごせるよう、万全のサポートをしていきたいと考えております」と挨拶をいたしました。

近藤様の議事進行により、令和4年度の『事業報告』、『決算報告及び会計監査報告』は、滞りなく審議が行われ、出席された保護者のみなさまからの承認を得ました。

 

令和5年度の役員選出が行われ、新役員の紹介が行われました。新しく保護者会会長となった遠山様から、「規模の大きな学校なので、出来ることは限られているかも知れません。縁があって子どもが3年間を過ごす学校です。子どもたちが有意義な高校生活を過ごせるよう、また木更津総合高校の発展のために、微力ながらも力を尽くして参りたいと考えております」と、就任のご挨拶をいただきました。

 

議長は遠山様に引き継がれ、令和5年度の『事業計画案』と「予算案」が審議され、こちらも会場の保護者のみなさまより無事承認を得ることができました。

 

最後に、令和4年度の役員を務められた保護者のみなさまに、学校長より感謝の気持ちを込め、花束が贈呈されました。

 

本日は、お忙しい中大勢の保護者の方々に参加していただきました。有難うございました。また、様々な制約があるなかで保護者会の活動に貢献して下さった役員のみなさま、本当にご苦労様でした。御礼申し上げます。

 

警察官ガイダンス

一昨日放課後、PCルームにて『警察官ガイダンス』が開かれました。木更津警察署より、鈴木純一郎警部補が来校し、講師を務めて頂きました。女子2名(1年生)、男子11名(2、3年生)、計13名の参加者がありました。県警組織の概要から、説明をして頂きました。

まずは、組織全体をつかさどる『総務部』。普通の会社の総務、経理と同じように、装備品や施設の管理と会計業務を受け持ちます。さらに、組織の基盤になる募集や、貸与品(警棒、けん銃、捜査車両)の管理を担当しています。

『生活安全部』は、「原子力から生ゴミまで」と言われるように、幅の広い分野を担当しています。リサイクルショップの経営に必要な古物商の許認可、狩猟用銃の許可など、とにかく間口が広い知識が求められ、サイバー犯罪を含むマルチなタスクをこなします。

『地域部』地域課は、我々市民が一番身近に感じる、交番やパトカーのお巡りさんがいるところです。警察学校を卒業して、多くのお巡りさんが交番をスタートに、いろいろな経験を積んでベテラン警察官へと成長していきます。

刑事さんが活躍する『刑事部』。ドラマでは、犯人を捕まえると一件落着ですが、そこから書類や証拠を整え検察送致、裁判資料の作成など、実際には逮捕後にたくさんの仕事があります。被害者の方に最後まで寄り添い、その喜ぶ姿を見ることに大きな遣り甲斐と達成感を感じるそうです。

『交通部』のお巡りさんは、交通違反の取り締まりや交通事故の処理をします。その他にも地元の人達からの要望を受けて、横断歩道を設置したり歩道を拡張したり、より安全な交通環境を整えます。

目立たないけれど大きな組織の『警備部』。地震や洪水などの大規模災害、コンビナート火災などの大規模事故等、地域社会が危機に見舞われたときに活躍します。首相を爆発物で攻撃した事件が記憶に新しいですが、テロ等の犯罪防止、要人警護といった緊迫の現場も主戦場です。千葉県は、国際空港を抱えることもあり、9個大隊の機動隊を擁します。鈴木様は、かつては、警護部隊小隊長を務め要人警護に当たったり、警備部機動隊に所属し、東日本大震災の際には被災現場へ特別派遣されたりといった、豊富な経験を持つ警察官です。

 

試験に無事合格し、正式に採用が決まれば、警察学校へと進みます。寮での生活を続けながら知識を学び技能を身に付ける、密度の濃い10ヶ月間となります。この間お給料が支払われます。晴れて警察官になるためには、柔道剣道いずれかで最低初段、陸上特殊無線2種免許、原付2種免許(普通の50㏄免許ではありません)の資格取得が必要です。

 

警察官になると悪い人たちばかりと関わることになる、と少し心配ですが、実際には善良な地元の人たちとのお付き合いの方が圧倒的に多いそうです。地域の人達との結びつきが強くなると、地元のために貢献したいという気持ちが強くなります。事件解決後に送られた感謝の言葉や、補導した少年から進学決定の報告をもらったことなど、ささやかだけれど心の温まるエピソードを伝えて頂きました。

 

「自分が育った地元で活躍できる」、「地域の事情に詳しく土地勘がある」など、「高校生が地元の警察官になる意義はけして小さくありません」と鈴木様が参加者に訴えます。「なぜ警察官になりたいのか」、「自分に何ができるのか」、しっかり動機を語れることが採用のカギとなるそうです。

3年生対象進路ガイダンス

本日1校時、3年生を対象にした進路ガイダンスが開かれました。就職を希望する生徒は青雲館に、進学を希望する生徒は至誠館に集まり、それぞれの指導部長から、ガイダンスを受けました。

青雲館でのガイダンスは、就職指導部長の寺岡先生が担当しました。『就職のしおり』の活動スケジュールを見ると、やらなければならないことが目白押しです。普段の学校生活と並行して進むので、かなり忙しい動きになります。言葉遣いや挨拶、欠勤は極力避ける等、社会人としての心構えを持つよう、寺岡先生は強く訴えます。就職活動は、長く厳しい道のりです。しおりの裏表紙には、「最後まで絶対にあきらめない!」のことばが記されています。これは生徒たちへの励ましのことばであると同時に、就職指導部が背負うことばでもあります。最後の一人が採用通知をもらうまで、「あきらめない、あきらめさせない」のが、就職指導部のモットーです。

 

至誠館では、進学指導部長の竹下先生がガイダンスを行いました。『一般選抜』、『学校推薦型選抜』、『総合型選抜』と多様な入試方法があるなかで、生徒は志望校を絞り込む作業と、自分で資料を確認して各自にふさわしい出願方法を選ぶ作業を一緒に進めなければなりません。あらかじめ、入試科目、出願資格、推薦基準等をしっかり把握すること大切です。例えば、期日に間に合わなければ、せっかくの努力が水の泡になることもあるのです。「安易な選択、独り善がりな判断をしない」ということが、最後に強調されました。保護者や担任と情報をやり取りし相談しながら進むことが、あとで後悔をしない最善の方法です。

 

清和大学入試広報センター長、沖埜先生から、清和大学と清和大学短期大学部の入試について紹介がありました。同じ君津学園内の併設校であるため、様々な優遇制度が本校生徒に用意されています。もちろん、優遇制度に飛びついてしまうのは安易な選択そのものです。沖埜先生からは、「一般論として、大学、短大で学ぶことで視野を広げ、より良い進路を見付けることができる」と進学のメリットが説明されました。入試ばかりでなく、入学後にどんなことが学べてどの様な進路へ薦めるのか、いつでも相談を受け答えてくれるそうです。規模が大きくないからこそ、教授陣と生徒との距離が近く、手厚い指導が受けられます。なんと、清和大学は警察官採用試験の合格率が全国第2位!身近過ぎるからこそ、盲点になっていることもあるようです。

自分の進路については、選択肢を狭めることなく、可能性を広げて欲しいです。

春季千葉県高校野球大会 準優勝 ~硬式野球部~

本日、県総合SC野球場で行われた決勝戦において、本校野球部は準優勝を果たし、神奈川県で開催される関東大会への出場が決まりました。

対戦校は、専修大学松戸高校でした。打線の強さに圧倒される試合内容になりましたが、5年ぶり8回目の関東大会出場となります。

表彰式では準優勝を賞し、記念の盾とメダルが授与されました。

 

関東大会は、5月20日(土)より開幕。本校の初戦は、21日(日)保土谷球場で予定されています。

春季千葉県高校野球大会 準決勝戦 ~硬式野球部~

本日、県総合スポーツセンター野球場で行われた準決勝、対中央学院高校戦において、本校野球部が勝利し、明日の決勝戦進出が決まりました。

5月1日(月)に行われた準々決勝、対東京学館高校戦では、1点を先行されたまま9回裏へ突入。連打で攻めたて逆転に成功し、勝利を収めて進んだ準決勝戦でした。

3回裏の攻撃で、1死一、二塁から羽根が左翼越えの適時二塁打を放ち、2点を先制しました。4回表、中央学院の攻撃で、1死二、三塁から一塁ゴロの間に1点を返されたものの、得点は2⊸1のまま動かず、本校野球部が勝利を勝ち取りました。

先発の石澤は6回まで投げ切り、7回より井上、8回より千葉が継投し、対戦校の打線を封じました。

語学研修説明会

夏休み中に予定されている、『海外語学研修会』の説明会が、本日講義室2で開かれました。

4年前までの語学研修は、オーストラリアでの『ホームステイ』という形式での実施でしたが、コロナ感染のリスクは未だにゼロとはならず、今年は、特進ハウスの修学旅行で実績のある、シンガポールへ赴くことになりました。

もともとは、定員20名、少なくとも12名の参加があれば実施するという前提がありましたが、4月15日(土)の説明会では61組、同席頂いた保護者の方を含めて109名の参加がありました。「なるべく多くの生徒に参加して欲しい」との学校長の意向もあり、最大定員35名に枠を広げて計画を立て直しました。この定員を上回った場合には、『抽選』を行う予定でしが、最終希望者は34名となり、全員が参加できる運びとなりました。

 

学校長からは、「多くの希望者が集まったことを、本当に嬉しく思います。海外で過ごし、その文化に触れ、日本語以外の言語を使って生活をすることは、とても良い経験になります。6日間の旅で、自分の中の何かが変わり未来の自分に影響を与えるような貴重な体験ができるかも知れません。インターネットで海外のあらゆる情報が手に入る時代ですが、実際に自分がその場所に行ってみないと分からないことはたくさんあります。全員が健康で万全な状態で旅行に行けるよう、しっかりと準備をして当日を迎えて下さい」と挨拶がありました。

引率を担当する2名の教員からも自己紹介を兼ねた挨拶がありました。竹内純先生からは、「学年もクラスも異なる34名が、6日間を一緒に過ごして旅をする機会はそうそうありません。この縁を大切にして研修を成功させて欲しいです」と。伊藤則子先生からは、「海外へ行くわけですから、時間厳守はもちろん、いくつかのルールはしっかり守った上で、大いに楽しみ、よい思い出を作りましょう」と、それぞれ挨拶がありました。両名とも英語科教師です。語学研修の引率の経験が豊富で、特進の修学旅行にも参加し、シンガポールを詳しく知る引率の適任者です。参加者からも自己紹介があり、立ち上がって挨拶をする旅の仲間に、温かい拍手が送られました。

近畿日本ツーリスト深澤康陽様から、パスポート取得の仕方について詳しく説明がありました。参加者は資料を見ながら、真剣に耳を傾けていました。

最後に、竹内先生から、今後開かれる事前学習会の日程などが伝えられ、散会となりました。

自衛官ガイダンス ~就職指導部~

昨日放課後に、就職指導部が主催する『自衛官ガイダンス』が開かれました。ガイダンスが催されたPCルームには、女子2名、男子7名、計9名の生徒が参加しました。

ガイダンスに並行して、けやき広場前には、特殊車輛の1/2tトラックと高機動車が展示されました。

本日の講師は、第127地区警務隊木更津連絡班、司法警察員としてご活躍の和泉輝様でした。我々にはお馴染みの木更津地域事務所主任広報官である米田様も、もちろん同行されていましたが、「今日は、現場で“熱く働くひと”の話を是非紹介したい」との思いから、和泉様の登壇となりました。

警務隊とは、自衛隊内の秩序維持の職務に専従する、『自衛隊の中の警察』です。「司法警察業務」と「保安業務」の二つの業務を担当されています。

 

「司法警察業務」では、事件や事件になりそうな事案を扱い、指紋や足跡の採取などの鑑識や犯罪捜査活動を務めます。最近ではサイバー犯罪や薬物犯罪と、守備範囲が広がっています。私たちが「普通に考える」警察の仕事と重なる分野が多く、やはり互いに協力関係にあり、警視庁火災試験センターや県警本部捜査一課での検視研修など、日々共同で訓練と研鑽に励まれている様子を紹介して頂きました。

 

「保安業務」では、駐屯地や演習場での交通統制を務めます。信号が壊れている地域に災害派遣され、地元の警察のお手伝いをすることもあります。大変そうなのは、海外の紛争地での派遣任務です。最近では、スーダンの邦人救出作戦が記憶に新しいですが、スクリーンに映し出された世界地図には、イラクやルワンダ、アフガニスタンなどの国名の下に、国連平和維持活動、難民救護活動、人道復興支援活動等、重要な任務が連なります。人権や人命が脅かされている地域で、国連から要請をうけて、救援活動や治安の維持を務めます。自衛官が現地の警察や軍隊に身柄を拘束されてしまう可能性さえあるそうです。「MP(ミリタリーポリス)」の腕章が威光を発揮することもありますが、命がけのミッションです。和泉様も海外でのミッションに参加された経験があります。そこで、「生きていれば大丈夫、どこででも活動できる」と、価値観が大きく変わったそうです。そして、国内外の要人警護。外国からの国賓を迎い入れる警務科部隊、第302保安警務中隊「特別儀じょう隊」は、自衛隊の華と言えます。著名デザイナーによる制服に身を包み、ライフルやフラッグを使った、一糸乱れず行われる団体パフォーマンスは、正に正確無比。そのカッコよさに、女性ファンがたくさんいるそうです。

 最後に、この3月、神奈川県横須賀にある竹山駐屯地で行われた入隊式に参加した、本校卒業生の写真が紹介されました。

米田様からの「警務官として、バリバリに働いている人の熱量が伝わったでしょうか。自衛隊内のどの部署で働いていても同じです。お金が儲かるわけではありません。国民を守り、世界の平和のために活動しているというプライドだけで働いています」との言葉で、ガイダンスが締め括られました。

全校集会

5月開始となる本日、全校生徒が至真殿に集合し、全校集会が開かれました。始まりには、吹奏楽部の伴奏で、校歌が斉唱されました。

生徒会長、鈴木君より「新しい学年が始まり、約1ヶ月が経ちました。この時期、『五月病』という言葉を耳にすることが多くなります。正式な医学用語ではありませんが、学生や新入生、新入社員が、「体のだるさ」「疲れやすさ」「意欲がわかない」等の症状を訴えるケースが増えるそうです。「物事を悲観的に考えてしまう」「よく眠れない」「食欲がない」などの心身の不調を生じるのが特徴です。

その原因はストレスだと言われています。気付いていなくても、ストレスは毎日のように蓄積されます。そのストレスをどの様に解消するかがカギになります。十分な睡眠、休養をとることが基本ですが、自分なりのストレス発散方法を見付けてみてはいかがでしょうか。

最初のひと月目で滅入ってしまうのは考えものです。スポーツに音楽、様々な対処方法があるはずです。五月病を予防する最善策を見付けることで、残りの11ヶ月を乗り切れるのなら、大変有意義なことです。

受験勉強に取り組む人は、勉強へのモチベーションを落とさぬよう、心身の健康を維持できるよう、お互いに頑張りましょう」と挨拶がありました。

 

学校長からは、「今年度最初の全校朝礼です。全学年の生徒が一堂に会し、吹奏楽部の伴奏で校歌を斉唱するのは久しぶりのことです。コロナの影響で、この3年間校歌を歌う機会がほとんどありませんでしたが、月に一度の集会で校歌を歌い、体育祭などの行事では大きな声で歌えるよう、校歌を覚えましょう。

令和5年度が始まって1ケ月が経過し、新しいクラス、新しい環境に慣れてきたでしょうか。先ほど生徒会長からも『五月病』の話がありましたが、新しい生活が始まったばかりのこの時期は、心も体も疲れやすい時期です。この2日間が過ぎれば、ゴールデンウィーク後半に入ります。5日間の連休でしっかりと英気を養い、体を休めて下さい。

ゴールデンウィークが明けると、中間試験が間近に迫っています。1年生は高校生での初めての試験になります。休み明けからは、しっかりと学習に取り組んで下さい。

試験を終えると、ディズニーランドへのバス遠足が待っています。授業、学習を第一に考えることは当然ですが、部活動に励んだり、学校行事に取り組んだり、メリハリをつけて学校生活を楽しんでもらいたいです。

4月の始業式では、副校長田村先生から5つの『学校長要望事項』を伝えて頂きましたが、今日は特に1番目に掲げられている、「挨拶をしっかりしよう」についてお話をします。高校生としてだけではなく、社会の中で生きていくうえで、人間関係を築いていくために、無くてはならないものです。どんなに優秀でも、いかなる成果を上げても、挨拶ができない人は、「人間性に対する評価」を、著しく落としてしまうことになります。

本校に来校するお客様から、「生徒たちが良く挨拶をしてくれる」と、褒めて頂くことがあります。この様に人柄を高く評価してもらうことが、進学や就職といった場面で、良い結果につながることが多くあります。進学や就職を果たした後も、挨拶をすることで集団のなかで信頼され、活躍の場を増やし、さらに広い意味での成功に結び付きます。自分から挨拶ができる人物に成長して欲しいです」と講話がありました。