カテゴリ:生徒

部活動同好会紹介

今日は、1年生を対象にした『部活動同好会紹介』が行われました。

1校時目は、全員が至真殿に集まり、ステージ発表を見学。和太鼓部、ダンス部、チアリーディング部、吹奏楽部が、それぞれのパフォーマンスを繰り広げました。

 

メインフロアーに集合した1年生に、学校長は、「本校にはたくさんの自慢がありますが、クラブ活動が盛んなことも大きな自慢の一つです。運動部と文化部と同好会、全部で45の課外活動があります。関東大会や全国大会を目指して、休みなしで厳しい練習に励んでいるクラブもあります。でも、なかには初心者大歓迎で、一週間で限られた活動日を設け、参加しやすい、活動しやすい、クラブ・同好会もあります。なにも全国制覇を目指すことだけが部活動の意義ではなくて、クラスの外にも自分が必要とされ、活躍する場所がある、それがクラブ活動です。同学年の仲間だけでなく、先輩や後輩と活動を共にし、何かに打ち込み、同じ目標に向かって頑張る体験ができます。

今日は様々な活動を見て、これならやれそうだ、やってみたいものが見つかれば、是非トライしてもらいたいです」と、より多くの生徒が何かの活動に取り組むよう、要望しました。

 

つづいて生徒会長、鈴木君が、「本校には、運動部・文化部がそれぞれ16、そして13の同好会があります。その中には、みなさんの高校生活を充実させる、魅力あふれるクラブ活動や同好会が必ずあるはずです。本日の活動紹介、見学を通して、これだ!という部活動・同好会に出会うことを願っています」と、挨拶をしました。

 

2校時目は、ホームルーム教室で、『紹介動画』を視聴。3校時目、4校時目には、各施設、校舎内に設けられた活動場所を巡って、見学をしました。今年度は必ず3ヶ所以上を見学することがルールとなっていました。手には、校舎案内図とスタンプラリーカードを持っての移動となりました。

5校時目、6校時目は、活動体験。「中学で取り組んだ競技をさらにパワーアップさせたい」、「やりたかったけど、中学ではなかったクラブがあった!」など、動機はそれぞれかも知れませんが、新しい一歩を踏み出した生徒が大勢いました。

オリエンテーション ~1年生~

本日は、1年生を対象にしたオリエンテーションが行われました。6日(木)の準備日は、入学式への準備が主でしたが、今日はいよいよ始まる学校生活に向けて、さまざまなガイダンスがありました。

午前中は、個人写真の撮影や教科書販売などがありました。机の上には、インクのにおいのする教科書が積まれ、生徒たちはそれぞれ名前を書き込んでいました。新しい教科書に目を通すと、いよいよ「高校生活がはじまるぞ!」という気持ちが高まります。

クラス毎に行われたLHRでは、単位取得や成績の基準などが説明されたり、校舎内を見学したりするクラスがありました。親睦を深めるため、自己紹介も含め、時間を区切ってメンバーをシャッフルしての、「トークタイム」を設けるなど、担任の先生の個性が現れるホームルームになりました。

 

午後には至誠館に集合し、生徒指導部、進路関係、保健室の利用の仕方等、それぞれの担当の先生から説明を受けました。

 

昼休みには、天気が良かったこともあり、校舎の外に出て、仲間と昼食をとる姿をあちらこちらで見かけました。新しい友だちの輪ができ始めた様子です。

入学式

本日、『第21回 入学式』が挙行されました。今年度は、総合コース15クラス、特進コース3クラスの学年編成で、計18クラス694名の新入生が、学級担任に先導され堂々の入場となりました。保護者のみなさまと教職員からの温かい拍手に迎えられました。

学校長より、「川上叶多、他693名の入学を正式に許可いたします」と高らかに入学許可が宣言され、今年度新入生694名が、本校生徒の一員に加わりました。

生徒たちは学級担任からの呼名に一人ずつ「はい」と応えるのと同時に、保護者席にからだを向け起立しました。クラス全員が起立すると、保護者席にそろって一礼するという形式で、『新入生紹介』が行われました。

『職員紹介』では、ステージに上がった1学年担当教員が、学校長から担当クラスと氏名を紹介され、保護者に挨拶をしました。

 

学校長は、式辞のなかで、開校以来掲げる建学の精神『真心教育』に触れ、「社会の正義のために人間として正しいことを貫き、だれかの幸せのために行動できる人になってほしい」、「困難に立ち向かって克服していく気概を持ってほしい」、「嘘偽りのない正直な人間であってほしい」と生徒に訴えました。

また、「教育は、学校だけでできるものではありません。家庭と学校が一致協力してはじめて達成できます」と、保護者に呼び掛け、本校と家庭との関係が理解と信頼に基づくものであってほしい、と協力を求めました。学校長入学式式辞.pdf

 

新入生代表、川上君からは、「私たちを支えてくださる多くの方々の期待に応えることができるように、努力する覚悟でございます。どうぞ温かく見守ってください」と、宣誓がありました。新入生代表宣誓.pdf

 

それに応えて、生徒会長、鈴木君より、「隣には皆さんと共に過ごすクラスメートがいます。又約1300名もいる先輩方、そして先生方がいらっしゃいます。何か(不安や困難が)あったとしても必ず乗り越えられます」と歓迎の言葉を述べました。在校生歓迎の言葉.pdf

 

本校保護者会会長、近藤直弘様からは、ベートーヴェンの『春』という曲名の由来に因み、漠然とした小さなイメージは、日々の取り組みに邁進することで何かを獲得する手段を見付けることにつながる」と、生徒を鼓舞して頂きました。また、「新入生全員の高校生活が実りあるものとなるように」と、お気持ちのこもったご祝辞をいただきました。

春うららかな好天に恵まれ、式はなごやかに終了いたしました。ご来場の保護者のみなさま、ご多忙の中でのご列席、誠に有難うございました。

始業式

令和5年度がスタートしました。2年生、3年生が至真殿メインフロアーに集合し、始業式が行われました。

生徒会長、鈴木君より、「今日から令和5年度が始まり、新たな環境で学校生活のスタートを切ります。 さて、皆さんに前回の終業式で『計画』についてお話ししました。新年度の始まりとなる本日から、是非計画したものを実践していきましょう。実践していくことで自分の叶えたい夢に一歩近づくはずです。我々生徒会も昨年度、「結果を出す」という事にこだわり計画を立てました。今年度はそれを実践し、必ず結果を出すとの決意をもって、活動を推進していく次第です。 又、明日には新入生が入学します。みなさんは先輩として責任のある行動をし、見本となるような生徒像を目指しましょう」と挨拶がありました。

 

 

副校長、田村先生より、「いよいよ令和5年度の始まりです。新しいクラスで新しい仲間たちと、これからの1年間を過ごすことになります。始めはぎこちない場面もあるでしょうが、まずは早く打ち解け、互いを高め合う人間関係を築いて下さい」と講話がありました。

新2年生に対しては、「目標をはっきりと定め、毎日の授業を真剣に取り組んで下さい。2年次の過ごし方で、ほぼ進路の方向付けは決まってしまいます。忙しい1年間となりますが、学習に、部活動に全力で取り組んで下さい」と伝えました。

新3年生に対しては、「学習、部活動だけではなく、最上級生として、学校内外でのマナーを徹底するなど、下級生に範を示し、責任ある行動をして下さい。本校の伝統と校風を創り出す責任は最上級生である3年生にあります。また、進路決定の時期にいることを強く意識して、日々の生活に全力で取り組むことを期待しています」と伝え、学年ごとにこれからの心構えを持つよう、生徒に語り掛けました。

最後に、学校長からの5つの要望事項、「挨拶をしっかりする」「服装をしっかりする」「遅刻・欠席をしない」「学習に励む」「清掃の徹底」が伝えられました。

着任式

今年度から新しく本校で勤務される先生方が、ステージに上がり、着任の挨拶をしました。副校長紹介から所属するハウスと担当教科が紹介されました。

次にお伝えします。

【特進ハウス】

風間朋子先生[数学、吹奏楽部]、竹内瑛美先生[書道、書道部]

 

【1学年ハウス】

鈴川瞬先生[保健体育、卓球部]、藤嵜啓子先生[国語]、大西まり子先生[理科]

 

【2学年ハウス】

吉田華菜先生[家庭科]、吉田夏苗先生[英語]、箕輪ウェルダー茉海先生[美術]、中村吉孝先生[理科]

 

【3学年ハウス】

福地竜一朗先生[保健体育]、山田明輝先生[数学] 

 

【保健室・寮】

木村友美先生[養護]、和田樹希哉先生[柔道部、寮監]

新入生入学準備 ~新入生~

今年度入学予定者が登校しました。真新しい制服に袖を通して歩く姿には、ちょっぴり不安を感じながらも、これから始まる新生活に期待を膨らませている様子がうかがえました。

生徒たちは、受付で新入生用のしおりと名簿を受け取り、会場となった至真殿メインフロアーに上がりました。大勢の名簿の中から自分の名前を探すのはなかなか大変で、所属クラスを見つけるのに手こずる生徒が散見されました。

 

始めに、学校長より「千葉県内には、54の私立高校がありますが、今年度本校が迎える新入生は、そのなかで最多の人数になります。これだけ多くのみなさんが、本校への入学を希望してくれたことを大変嬉しく思います。卒業時には、本校に来てよかったと言ってもらえるよう、教職員一同、一生懸命指導に努めたいと思います。

まだ正式には本校の生徒ではありませんが、今日その制服を着て登校する姿を見た周囲の人たちは、みなさんを“木更津総合の生徒だ”と思ったはずです。私たちも、今日からみなさんを“本校の大切な生徒である”との認識で、指導をしていきます。

自分の意志と決断で入学した以上、自分の選択には責任があります。3年間の生活の中では、楽しいこともあれば、嬉しいこともあるかも知れません。しかし、時には厳しく辛い思いをすることもあります。それらを全て包括したものが高校生活です。自分が選んだ学校での日々をより充実させることが、自分の選択への責任を果たすことになります。今日はその3年間のスタートとなる日です。真剣に取り組み、明後日の入学式を迎えて下さい」と挨拶がありました。

 

続いて、1学年ハウス長、能登先生から入学式に向けた説明と、諸注意等が伝えられました。生徒たちは、しおりを見ながら一つずつ確認をしました。

1学年担当教員と養護の先生がステージに上がり、一人ひとり自己紹介。生徒とクラス担任との初めての対面となりました。

音楽の麻埜先生から校歌の歌唱指導がありました。生徒たちは、初めての歌詞とメロディーに戸惑いながらも、校歌を練習しました。入学式では、堂々の斉唱を期待したいです。

 

生徒たちは、所属教室で昼食をとり、午後に身体測定等を行い、1日の日程を終えました。

令和4年度 終業式

本日、今年度の締め括りとなる、終業式が行われました。生徒会長、学校長より、それぞれ挨拶がありました。

生徒会長、鈴木君より、「先日の強歩大会大変お疲れ様でした。14㎞という長い距離でしたが、みなさんが楽しみながら歩いている姿を見て、今年度最後の行事は大成功であったと実感しました。

さて、令和4年度の最終日、次の学年に備え、今日は『計画』についてお話しします。一昨日WBCの決勝戦が行われ、日本は見事世界一を奪還しました。その侍ジャパンの要の選手として活躍した大谷翔平選手が、高校1年生の時に作成した『目標達成シート』についてお話したいと思います。マンダラチャートというものを基にしたこのシートは、三×三の九つのマス目になっています。まず、その中央のマスに目標や夢を書き込みます。続いて、周囲の八マスに目標達成に向け必要な要素を記入します。この八つの要素をクリアすることで、自然と中央の大きな目標を達成したり、夢が成就したりする仕組みです。もちろん計画だけではなく、最大限の努力をしたからこそ大谷選手は日本人として最年少最速でアメリカンリーグの週間MVPを獲得したのですが、具体的な目標を持ち計画を立てることが最初の一歩です。この春休み、来年度に向けて、自分なりの目標達成シートを作ってみてはどうでしょうか?」と挨拶がありました。

 

学校長は、「新型コロナについては収まるどころか、夏には過去最多の感染者数を記録しました。しかしながら、今年度は2年前、1年前と比べてはるかに通常通りの学校生活を送ることが出来たと思います」と、令和4年度を振り返りました。体育祭と文化祭のフルバージョンでの開催、3年ぶりとなったディズニーリゾートへのバス旅行と2年生修学旅行、4年ぶりに実施が出来た予餞会と強歩大会に言及し、「予定されていた全ての学校行事が実施できたことに加えて、休校や学級閉鎖もなく、クラブ活動もほぼ通常通りに実施できたことは、非常に嬉しいことでした。とても良い年度になりました」と、今年度の学校生活を総括しました。

そして、来年度に向けて「学校だけでなく、世の中全体がコロナ前の社会に戻ろうとしています。もちろん、各人の健康管理は依然軽視できないものの、コロナを理由にした様々な制約は、ほぼ無くなっていくと思われます。これまで、感染対策のためのルールや身に付いた習慣を急に変えることは難しいかも知れませんが、社会の動きに順応していかなければなりません。これまでの様に、家族が発熱したから、一緒に遊んだ友だちが感染したから、という理由で出校停止となりました。今後感染症法上の位置づけが2類から5類に変わることで、インフルエンザと同じく、本人が感染した場合のみ『出校停止』になります。

従来出席停止として扱われたケースが『欠席』という扱いになります。大きな変更点ですので注意が必要です。

学校長要望事項に、挨拶、服装、学習、清掃に加えて、「遅刻欠席をしない」というものがあります。遅刻欠席をしないというのは、学校であれ会社であれ、社会の中で生きていく以上、非常に大切なことです。周囲からの信頼を失わないためにも、時間に遅れず登校することを習慣にして欲しいと思います。 

4月には大勢の新入生が入学してきます。自らの目標に向けて努力しつつ、下級生の良き模範となり、学校生活をリードする存在となって下さい」と、講話を結びました。

 

今後のマスクの着用や出校停止に関する新たな取扱いについては、春休み中に、『Webでお知らせ』を通して連絡があります。新年度2年生、3年生の登校は、令和5年4月7日の始業式です。

伝統行事『強歩大会』復活

新型コロナウィルスの影響を受け、平成以来途絶えていた本校伝統行事『“強”歩大会』が開催されました。今年度最後を飾るこの大会は好天に恵まれ、生徒たちは春爛漫の一日を楽しみました。

開会式では学校長より、「実に4年ぶりの開催となりました。戸外に出て普段であれば決して歩くことがない、14㎞という距離をみんなで歩くと言うのが、この大会の一番大きな意義です。疲れたり、足が痛くなったりすることもあるだろうけど、励まし合って全員がゴールできるよう頑張りましょう」と挨拶がありました。

生徒会長鈴木明輝君からは、「14㎞という長い距離ではありますが、豪華景品が当たるチャンスもありますので是非完歩していきましょう」と、参加者へ呼びかけがありました。

準備体操を終えると、「挫けることなく14㎞を歩き、全員でゴールをしましょう!」の掛け声に、拳を突き上げ、「おー!」と応える生徒たちの声で、大会がスタートしました。

 

今回は、人工芝グランドから正門を出発し、矢那街道を南下。矢那川ダム湖を反時計回りに一周し、再び矢那街道をさかのぼる、新設のコースを辿りました。決して速さを競うものではないので、生徒たちはあくまでも歩いて、およそ14㎞の行程を踏破しました。

最初の生徒が校門を出たのが、9:30頃。最後の生徒がゴールに到達したのが13:10を少し過ぎていました。

参加者は、途中2ヶ所のポイントでリストバンドにチェックを受けます。至真殿階段前に設けられたゴールでリストバンドを提出し、踏破完了です。

 

閉会式は、豪華景品のお楽しみ抽選大会となりました。各学年のハウス長が抽選箱からリストバンドを取り出すことで当選を発表。景品は、末等の5等から。1等はなんと!ディズニーリゾートペアチケットです。

ハウス長が当選者を読み上げるたびに、会場は大きく盛り上がりました。

 

ダム湖周辺は、この時季にしては異例の暖かさとなりました。春を告げる木蓮の花、咲き乱れるタンポポや菜の花。桜のこずえには、ピンクの蕾が初々しくほころび始めていました。

入学候補者実力試験

新年度入学予定の中学生が登校し、国語、数学、英語の実力試験を受験しました。

中学生たちは「おはようございます」と明るい声で挨拶をしながら、校舎へ向かう坂道を登っていきました。会場は、一番奥にある3学年ハウスの教室です。ホームルーム開始間際に思いのほか長い廊下にあわてる様子の生徒もいましたが、600名近い生徒が指定された教室に入りました。

学習や生活習慣に関する意識調査のアンケートに答え、3教科の学習力チェックテストに取り組みました。配布物を受け取り、最後にオリエンテーションや入学式の日程、教科書の価格表等、大切な連絡事項が伝えられました。

卒業式を終えたばかりの中学生は、これから進学準備を進めながら、あわただしく新年度を迎えることになります。

全校集会

毎月最初の月曜日に全校生徒が集まり、集会を開くことになっています。3年生はすでに卒業していますが、1、2年生が至真殿に集合し、集会が開かれました。

至真殿フロアーに生徒が集まる形式としては、今年度最初の全校集会になりました。

生徒会長挨拶では、鈴木君は卒業式が成功裡に終わったことについて、「準備等に尽力いただいた皆様には心より感謝、御礼申し上げます」と謝辞を述べました。

今年度も最終盤となり、次の学年へ進級を間近に控えた生徒たちに、鈴木君は「学年最後の締めくくりとして何かを成し遂げませんか?」と問い掛けました。

学年末試験で過去最高の成績を叩き出すのも一つ。予定されている強歩大会で踏破するというのも一つ。「自分が熱中している事で何かを成し遂げるのも良いです」と例を挙げ、「目標を成し遂げると大きな達成感があり、気持ちが良いものです。皆さん、この3月は何かを成し遂げませんか」と呼び掛けました。

 

学校長は、講話の冒頭で卒業生の様子を述べ、「コロナで一番苦しい思いをした学年でした。それを乗り越えて迎えたからこそ、卒業式をひと際感慨深く感じていたようです。下校のバスが出た後も多くの生徒が学校に残り、名残を惜しんでいました」と、伝えました。

コロナウィルスの感染状況とその対策については、全国的な感染者数の減少に伴い、「マスク着用が個人の判断に任される」、「感染症法上の扱いが2類から5類に変更される」ことなどに触れ、規制や制約は緩和される傾向にあり、個人の判断や価値観が尊重される場面が増えるだろう、と今後の見通しについて述べました。しかし、「木更津総合高校という一つの社会で生きる一員として、自分のことだけではなく、周りのことを考えて行動することをますます意識してほしい」と生徒に訴えました。最後は、明後日から始まる学年末試験について、「しっかりと最後まで取り組み、今年度を良い形で締めくくって下さい」という言葉で講話を終えました。

 

生徒指導部長、鈴木先生は、最近死亡事故を含めて、自転車が加害側となる事故が頻発していることに触れ、「①自転車の利用者は、保険に加入すること。②自転車は道路交通法上、『車輌』として扱われるので、車道の左側車線を走行すること。③来る4月1日より、努力義務ではあるものの、自転車乗車時のヘルメット着用が義務化される」と、自転車の使用について注意がありました。

鈴木先生は、さらに「自転車通行が認められていない歩道を走行すること、右側車線を走行(逆走)すること、歩行者にベルを鳴らす行為等は全て法律に違反する」、また、「県内では、事故の際およそ7割がヘルメット未着用で、未着用者の死亡率は着用者の2.2倍になる」などの具体例を挙げました。「スマホを見ながら、傘をさしながら、イヤホンで音楽を聴きながら」等は危険運転に該当し、今後は厳しく取り締まられることになる、と警告。「法律や条令で決められているからルールを守るという面はあるけれど、自分の人生と生命、周囲の人の身体の安全と生命を守るために、安全運転に徹するのは本当に大切なことです」と生徒たちを厳しく戒めました。

予餞会

本日は、全学年が登校し、至真殿で『予餞会』が開催されました。1、2年生が待ち構えるなか、下級生がつくった花のトンネルをくぐり、3年生が笑顔で入場しました。

前、後半で開かれた催しでしたが、後半には生徒たちがビックリのサプライズが用意されていました。

3年生は、12月23日以来の登校。久しぶりに全学年の生徒が揃い、校内には本来の賑わいが戻りました。

会場では3年生が最前列に陣取り、生徒会役員を始め、下級生が心を込めて用意したパフォーマンスを楽しみました。生徒会長、鈴木くんからの「本日のために、1、2年生はたくさん準備をしてきました。3年生のみなさん、今日はたくさん楽しんでいただきたいと思っています」との挨拶に続き、前半は、和太鼓部、ダンス同好会、吹奏楽部の順に演目を発表しました。前半最後の出し物となった、吹奏楽部、チアリーディング部、野球部コラボの“野球応援メドレー”では、昨年、春の甲子園アルプススタンドと夏季大会の決勝となったマリンスタジアムでの大声援を思い出させる、大迫力の応援になりました。

どのパフォーマンスも、「3年生のために」という気持ちの込められた、素晴らしい内容でした。

 

さて後半、生徒会指導部の先生から、「録画・録音の禁止」、「興奮しても壇上に上がるのは厳禁」等、厳しい注意が伝えられると、登場したのは、吉本興業人気の芸人、“ジョイマン”と“ジェラードン”の2組の方々でした。会場からは割れんばかりの歓声が起こりました。

ジョイマンさんたちの音頭で、「ナナ、ナナ」の掛け声に合わせ、全生徒が左右にステップ。織り交ぜられたギャグに、生徒たちは大笑いでした。続く1,000を超えるネタを持つ、ジェラードンさんたちは、“マニアック物まね” を披露してくれました。生徒たちからの無茶なリクエストも見事にクリアー。抱腹絶倒の時間となりました。舞台が終了すると、生徒たちから心のこもったプレゼントを贈呈。体育館に集まる、およそ2,000人の生徒と一緒に記念撮影をして頂きました。

 

在校生代表、生徒会長鈴木くんより、卒業生代表、前会長山根くんへ記念品が手渡されました。「本日は、この様な盛大な会を催して頂いて本当にありがとうございました。最後まで笑い通しでした」と山根くんからお礼の挨拶がありました。

 

最後に学校長から、「今年度初めて、全校生徒が至真殿に集まる機会となりました。3年生のみなさんは、入学時からずっと最後まで、コロナ禍の影響を受け続けた学年になってしまいました。今日は、素晴らしい予餞会となりましたが、この会がみなさんの良い思い出に加わることを願っています」と講評を述べました。

 

これまでの1、2年生たちの準備、本日のパフォーマンスともども大変立派なものでしたが、3年生も最後まで素晴らしいマナーで下級生の発表を鑑賞していました。温かい拍手に送られ、3年生は会場を後にしました。

進路ガイダンス ~就職指導部~

2月22日(火)、放課後のPCルームに講師をお招きして、ガイダンスが行われました。今回は、本校では初めての“建築系”の職種を紹介するガイダンスとなりました。

講師を務めて頂いたのは、厚生労働省認定ものづくりマイスターと職業訓練指導員の資格をお持ちの、中山浩一様です。中山様は、市原市五井に本社を構える株式会社ダイニッセイにお勤めです。ダイニッセイは、「鉄の結束で未来を造る」を合言葉に、鉄筋工事を専門に請け負う会社で、大手ゼネコンと提携し、ナショナルトレーニングセンターイースト、東京駅丸の内駅舎、スカイツリーイーストタワーなどを手掛けた、大きな実績を誇る企業です。

 

ガイダンスが始まると、生徒が手に取ったのは実際に現場で使われている様々な太さの鉄筋でした。ベテランの職人は、番線と呼ばれる様々な太さの針金とハッカーという工具を使って、手練の早業で鉄筋を結束します。また、机上には組立作業実技試験に用いられる、4分の1スケールの鉄筋モデルが置かれていました。3級用ですが、組み立てられた鉄筋の複雑さがわかります。

お話を伺っていると、ダイニッセイは人材育成に大変力を入れている様子が伝わります。社員の技術の向上と技能検定のために、訓練所を併設。高校在学中に国家資格を取得できる制度も設けています。コロナ感染拡大以前は、社員の親睦を深める花見や忘年会などの行事を盛んに企画されていたそうです。会社紹介パンフレットからは、アットホームな社風を感じます。

 

大都市には巨大な建築物が当たり前のように建ち並んでいますが、それを構築するには、高い技術が必要になります。“ガテン系”の仕事は、体力勝負のイメージがあるけれど、設計や強度の計算などの専門知識や「ミスはしない」という高い責任感も、同時に求められる仕事なのです。

一方で、自分が築いた建物は街のインフラとして永く残り、「自分が建てたのだ!」という実感を持てる、素晴らしい職業でもあります。

 

本校では初めてということもあり、 参加者は僅か3人でしたが、好奇心に目を輝かせ熱心に耳を傾けていました。中山様からキーホルダーを頂きました。ハッカーの金属製ミニチュアが心をくすぐる素敵なおみやげでした。

修学旅行 ~一般コースin 京都・兵庫・広島②~

2月10日(金)、京都市街を中心に、この日もクラスごとに仕立てたコースを楽しみました。金閣寺や伏見稲荷などの、映えスポットは外せません。着付けをし、和装で古都を歩く姿はなかなかです。貴船神社の「水占い」に一喜一憂する生徒もいました。少し足を伸ばして大阪の海遊館、道頓堀を巡るクラスもありました。

聖護院御殿荘では、各部屋に食事が配膳され、くつろいでお腹一杯食べることができました。

 

2月11日(土)、最終日となりました。午前中は、東山を散策し清水寺を参拝しました。お昼は京都順正で、名物のゆどうふに舌鼓を打つと、いよいよ京都を離れることになります。

京都駅14:13発ののぞみ228号に乗り、16:24東京駅着。駅構内で解散となり、修学旅行は無事終了いたしました。

3年前、コロナの影響で、中学生での修学旅行が中止になってしまった学年です。あの時の残念な気持ちを払拭し、楽しい思い出を作ることができました。

修学旅行 ~特進コースin 沖縄④~

特進コース修学旅行は、いよいよ最終日です。四泊五日の楽しい思い出を胸に、那覇空港より帰路につきました。

2月11日(土)は、沖縄随一の繁華街、国際通りを自由に散策。各自ショッピングと昼食を済ませ、沖縄最後の一日を満喫しました。

13:30、ANA468便に搭乗し、一路羽田空港へ。東京湾上空、眼下にアクアラインが見えると、旅の終わりを惜しむ気持ちと我が家に戻る安堵の気持ちが交錯しました。

 

全員が元気に空港に降り立ち、修学旅行は無事終了いたしました。

修学旅行 ~特進コースin 沖縄③~

修学旅行は、いよいよ終盤に入ります。前日のサイクリングによる疲れもなんのその、特進コース4日目のアクティビティーは、マリンスポーツです。

2月10日(金)、関東は一部で警報が出されるほどの降雪があり凍える寒さとなりましたが、沖縄は薄曇りながらも朝から20℃の暖かさ。朝食バイキングでエネルギーを補給し、ホテルのビーチで、バナナボートとシュノーケリングを体験しました。

お昼は、「紅いもタルト」で有名な、御菓子御殿で昼食とショッピングを楽しみました。

午後は、昨年開館20周年を迎えた美ら海水族館へ。沖縄ならではのサンゴ礁の飼育展示やナンヨウマンタ、8.8㍍のジンベイザメの泳ぐ姿は圧巻でした。

 

修学旅行にしては連日フィジカルな活動が多く、疲労の色を見せる生徒もいましたが、夕食時には全員が旺盛な食欲を発揮し、テーブルの料理を平らげました。 

明日は、いよいよ最終日です。

 

修学旅行 ~一般コースin 京都・兵庫・広島①~

一般クラスも、7日(火)から修学旅行に出発しました。15クラスは、2グループに分かれて、A班は広島一泊、兵庫一泊、京都二泊の順に旅行先を移動します。B班は逆コースを巡ります。A班の日程で、修学旅行の様子をお伝えします。

2月7日(火)、広島平和記念資料館を訪れ、核兵器の恐ろしさについて学びました。広島市街を散策の後、夕食は全員で広島の名店むさし土橋店でいただき、最初の宿リーガロイヤルホテル広島へ向かいました。

2月8日(水)、クラス別のコースで、様々なツアースポットを訪れました。多くのクラスが選んだのが、安芸の宮島-厳島神社でした(写真中央は宮島へ向かうフェリー上で)。なかには海を渡り、金毘羅宮を参拝したり、中野うどん学校(高松校)でうどん打ちを体験したり、観光船で鳴門のうずしおを見学するクラスもありました。他にも倉敷や姫路城、奈良公園から道頓堀を巡るクラスなど、関西圏を精力的に動き回りました。

夜は兵庫県、ホテルヒューイット甲子園で二泊目を過ごしました。

 

2月9日(木)、A班、B班が、ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)で合流しました。USJは初めてという生徒が大半で、ガイドマップを片手にお目当てのアトラクションを探し、楽しい一日を過ごしました。

A班、B班はここでコースを入れ替わり、それぞれ京都、兵庫へと宿泊先を移りました。

A班は、京都での本校の定宿、聖護院御殿荘で二泊することになります。

修学旅行 ~特進コースin 沖縄②~

ヒューイットリゾート那覇を後にし、特進一行は沖縄読谷村にある、ロイヤルホテル沖縄残波岬に宿を移しました。このホテルを拠点に三泊を過ごすことになります。

2月9日(木)、本部港から7㎞程離れた入江港(入江島南端)へ船で移動し、サイクリングを楽しみました。時計回りに北上すると、碧い海を左手にニヤティヤ洞窟などの景勝地を楽しみながら輪行を楽しむことができます。コースの途中、長さ1500mの米軍滑走路(補助滑走路なので普段は自由に入れます)を横切りました。ちょうど半周した当たり、北部にある「湧出(ワジー)展望台」の断崖絶壁から見下ろす海は、絶景でした。

船酔いになった人が数名出たそうですが、発熱などで体調を崩す生徒はいませんでした。

 

 

 

修学旅行 ~特進コースin 沖縄①~

本校の2年生は7日(火)、修学旅行に出発しました。特進コースの生徒は、沖縄で4泊5日を過ごします。現地から旅の様子が伝えられています。

2月7日(火)、予定通りに羽田を発ち、12:30頃那覇空港に到着。おきなわワールドで、エイサー鑑賞、玉泉洞を見学しました。その後、首里城を散策しました。宿では、夕食でバイキングを楽しみました。

2月8日(水)、朝の気温は18℃、最高気温は22℃まで上がる見込み。全員元気に朝食バイキングを食べ、9:00にホテルを出発。

平和学習では、沖縄戦で住民が隠れたガマと呼ばれる洞窟を訪れ、当時を体験した語り部の方から貴重なお話を伺いました。その後、ひめゆり平和祈念資料館を見学。戦禍に見舞われれば一般の人々がどんな苦難を被るか、現地でこそ学べることがたくさんありました。

アメリカンビレッジと万座毛では、南国沖縄のリーゾート気分を味わいました。

 

体調を崩す生徒もおらず、沖縄を満喫している様子です。

芸術鑑賞会

本日5、6校時には、3年ぶりの芸術鑑賞会が催されました。4人の寄席芸人の方々による、題して『学校寄席』。舞台での生の演技を楽しむことができました。

まず、寄席入門では、太鼓の叩き方の一つ一つに意味があることや、出囃子の選曲など、寄席の背景から丁寧に説明していただきました。

次に、鏡味味千代師匠による太神楽曲芸では、抜群のバランス感覚からなす様々な技を披露していただきました。最後は生徒の益々の成績向上を祈った、傘の上で升を転がすパフォーマンスで締めくくりました。

続いて、春風亭柳之助師匠は、冒頭に様々な小噺で生徒の心をがっちりと掴んでいました。演目「転失気(てんしき)」は、内容も理解しやすく、落語の初心者にも受け入れやすいものでした。

さらに、林家正楽師匠による紙切りでは、一つの作品を作る速さと完成度の高さに驚く生徒ばかりでした。また、生徒は自ら出したお題に沿って作っていただいた、即興の作品を嬉しそうにもらっていました。

そして、桂雀々師匠による演目「動物園」では、内容の面白さはもちろん、上方落語特有のテンポや師匠の声量に皆引き込まれていました。

 

全員が各師匠の圧倒的な芸を心から楽しんでいました。

1年生進路ガイダンス

本日より、2年生は修学旅行に出かけ、校舎には1年生だけが残りました。今日は午前中に進路ガイダンスが開催され、1年生は今後の進路決定に向けて学びました。用意されたワークシートに、真剣にメモを取りながら受講する生徒の姿が目立ちました。

1校時目は至誠館に集合し、進路についての講話に耳を傾けました。株式会社「さんぽう」教育事業本部より、水嶋晃利様が来校。講師を務めていただきました。1年生のこの時期、進路についてはまだまだ漠然とした考えしか持っていない生徒も多い状況で、水嶋様は「3年生になって進路開拓が本格化する前に、先ずは、大切なことに気付き切っ掛けを得るために、積極的に人の話を聴く姿勢とメモを取る習慣を身につけよう。その力を発展させれば、自ら学び自立した行動をとることができます」と訴えました。さらに、「進路を選ぶ尺度は人それぞれですが、視野を広げて行動することで志望する進路へ進むことができます」と生徒を励ましていただきました。

2、3校時目は、生徒たちは志望分野別に分かれて説明を受けました。大学・短期大学の系統別に分けられた説明会場が20、職業の業種別に分けられた体験学習の会場が22。合計42会場での説明会となりました。

今回は、グループ討議や実際に何かに取り組む、体験型の講座が目立ちました。生徒たちには、得るものの多いガイダンスとなりました。