カテゴリ:生徒

コース説明会

昨日、1年生を対象に『コース説明会』が実施されました。1校時目に中間試験を終えた生徒たちは、2校時と3校時に、選択を希望しているコースの内容と履修方法について説明を受けました。

本校には10のコースが用意されています[詳細は、本校ホームページ『コース紹介』を参照]。生徒は各自の適性や志望進路にふさわしいコースを選び、2年次から[特進・進学コースは入学時よりスタート]、コースごとに決められた「コース必修科目」と、自分が特に学びたい、学ぶ必要がある科目を「コース専門科目」から選択します。興味があれば、他コースの科目を履修することも可能です。

それぞれのコースには専門性の高い科目が数多く開講されていて、生徒は時間割を自分で作る感覚で選択科目を選びます。でも、ミスをしないで履修するのには少しシステムが複雑。配布された『履修要項』のモデルパターンを参考に作業を進めます。

 

生徒は、夏休み前には最初の履修を提出します。選ぶのは2年次の選択科目ですが、さらに2年後、高校を卒業した後の未来を見据えて、志望進路について真剣に悩み、十分考えて決定して欲しいです。もちろん保護者とよく相談し、先生たちのアドバイスにもしっかり耳を傾けましょう。

バス遠足

 

5月16日(月)にバス遠足に出掛けました。54台のバスでディズニーシーへ向かい、1900名近くの生徒が、あいにくの天気にも関わらず一日を楽しく過ごしました。

 

 

今回のバス遠足は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年ぶりの開催となり、全校生徒にとって初めての体験となりました。悪天候の影響か、園内は来場者が少なく、人気のアトラクションも少ない待ち時間で乗ることができました。写真を撮るに適した天候とはいえませんでしたが、それぞれの生徒がアトラクションに乗ったり、レストランでの食事を楽しんだりして仲間との時間を満喫していたのではないかなと思います。

 

バス遠足を通じてクラスメイトと少しでも打ち解けることができたのではないかなと思います。

 

進路ガイダンス ~進学/就職指導部~

本日1校時、3年生は、志望進路ごとに用意された進路講話に参加しました。

進学希望者は、至真殿フロアーに移動し、リクルート社より派遣された小岩様より、進学についてのガイダンスを受けました。まずは、嗜好や適性など自分について、次に志望する進路にどの様な学校があるのか?「今日は、この2つのことを調べてみましょう!」との小岩様からの呼びかけに、生徒達はスマホをQRコードにかざして適性検査を受け、学部学科や分野別に、自分が進みたい大学や専門学校について調べました。

また、同会場では軽込先生より奨学金の説明がありました。貸与型の1種、2種、給付型と、タイプの異なる奨学金それぞれに手続きをする上での基準があり、審査があることや、申請を行う上でやってしまいがちなミスについても詳しく説明がありました。

就職希望の生徒は、講義室でガイダンス用の動画を見ながら、就職活動について学びました。特に志望理由書については、「積極的な理由を述べること」、「自分の人柄や個性を上手にアピールすること」など、企業が高校生に求めているものは何かに焦点を当て、分かりやすく解説してもらいました。

全校集会

本日1校時に、全体集会が開かれました。生徒は至真殿には集合せず、各ホームルーム教室で、放送による講話を清聴しました。

まず、生徒会長山根くんより、「生徒会では入学したばかりの1年生を迎えるために、4月11日から週2回、朝の挨拶運動を行っています。

みなさんが日常的に行っている挨拶ですが、とても大きな力を持っていることを知っていますか?例えば、知っている人がいない場所に行っても、ちょっとした挨拶が話をするきっかけを作ることがあります。それはお互いが自分に心を開いてくれたのかも、と思うからです。他にも緊張をほぐしたり、与える印象を良くしたり、人と人との間にある壁を格段に低くしてくれるのです。

逆に挨拶を行わないことで、印象が悪くなったり、緊張がほぐれず互いの関係が硬いままになったりします。是非、日々の挨拶を通して過ごしやすい高校生活を一緒に作っていきましょう」と挨拶がありました。

 

同じく生徒会の鈴木くんより、ペットボトルキャップの回収について、「今年度より回収率を30%増やすために、2つのことを決めました。インターアクト部の回収に加え、毎月第1週目の月曜日を回収日とします。また、本日より回収ボックスを自販機横と各教室に設置します。

回収による収益は、発展途上国の子どもたちへのワクチン接種費用に充てられます。ワクチンが受けられず5才までに命を落とす子どもが、世界で4000人もいるそうです。キャップ1000個で一人分のワクチンが賄えます。また、温暖化防止に向けたCO2削減にもつながります。

今日からペットボトルを捨てる前に、分別をお願いします。みなさんのご理解とご協力をお願いします」とアナウンスがありました。

 

学校長からは、「今日は連休の中日です。気持ちはゴールデンウィークになっているかも知れませんが、この様な日だからこそ、しっかり取り組むことが大切です。

令和4年度が始まって一ヵ月が経ちました。高校生活が始まったばかりの1年生、クラス替えを行った2、3年生も、生活のリズムに慣れたでしょうか。

なんと言っても学校生活の中心は授業と勉強です。授業をおろそかにして、高校生活が充実することはありません。授業を担当している先生方は、その教科の知識や技術だけを教えてくれわけではありません。その豊富な経験の中から、これからのみなさんの人生に役に立つ考え方なども教えてくれることと思います。それを自分の成長の糧にできるかどうかは、みなさんの授業へ臨む姿勢次第です。学べることは全て学ぼう、と心を開き、意欲を高く持って耳を傾けて下さい。

学校で学ぶべきことは勉強だけではありません。個性豊かな1900名の仲間と過ごす学校生活の中で、社会で必要とされる様々な資質を磨くことが出来ます。最たるものが、コミュニケーション能力と協調性です。様々な個性や目標を持った人達と生活していくためには、自分とは異なった価値観や考え方を持つ仲間と上手に付き合っていく必要があります。人とコミュニケーションをとるときには、自分の考えをいかに伝えるかだけでなく、相手の考えを理解しようとする姿勢も大切にされます。相手の話を聞いた上で、相手の考えを理解する。相手に気遣いが出来る。コミュニケーション能力と協調性を兼ね備えた人物を、社会が、特に企業が求めているのです。是非とも、本校の生活を通じて、社会で愛され、必要とされる人材へと成長して下さい」と講話がありました。

 

最後に生徒指導部長鈴木先生から、服装を正して生活すること、人を不快にさせたり迷惑を掛けたりするような行動は厳に慎むよう、連休中気のゆるみから問題行動等を起こさぬよう、注意がありました。

第1回避難訓練

今年度、第1回目の避難訓練が本日1校時に実施されました。

 

本日9:20、「只今かなり大きな地震が発生しました」との放送で、避難訓練が開始されました。生徒たちは指示に従い、机の下にもぐり身の安全を確保しました。昨年までとは異なり、避難経路の安全が確認できたハウスから、避難指示が出されるようになりました。クラスごとに事前に決められた避難経路を通り、ハウスごとの避難場所へと避難しました。

生徒の人員確認を終え、避難行動が完了するとハウスごとに講評が行われました。

各ハウス長から、「災害はいつ起こるかわかりません。本日の訓練を踏まえて、避難経路・避難場所をしっかり把握しましょう。また、避難中の怪我には十分気をつけましょう。」等の講話を受け、解散となりました。

 

寮避難訓練

本日早朝、本校学生寮の避難訓練が実施されました。午前6:00に「地震発生、直ちに避難!速やかに避難場所へ移動して下さい」との指示が放送され、男子寮、女子寮、野球部寮の寮生が避難場所となる学園駐車場に集合し、人員の確認などを行う訓練を実施しました。

運動部員が入る各寮から、寮生が移動。避難指示よりおよそ10分で避難・点呼を完了しました。

学校長より、「毎年各寮に1年生が入り、メンバーと部屋割りが変わるこの時期に、予告なしで避難訓練をしています。みなさんは寮が生活の場なので、24時間学校の敷地内で過ごしています。その為校内で災害に直面する可能性が一般の生徒より圧倒的に高くなってしまいます。特に就寝中に大きな地震に見舞われることもあり得ます。暗い中状況が分からない状態で突然大きな揺れに襲われれば、パニックに陥る恐れもあります。

地震であれ、火災であれ、とにかく避難しなければならない状況になればこの場所に集まる、という訓練です。寮長、部屋長は、常に仲間の所在を把握しておいて下さい。最近震度4を超える地震が各地で頻発しています。いざというとき、パニックを起こさず、仲間の所在を確認し合い適切な行動が出来るよう、心構えをもって生活して下さい」と、災害への備えを怠らないよう、注意喚起を促す講話がありました。

続いて寮の実取先生から、「日頃から防災意識をもって寮生活を送って下さい」と注意があり、訓練を終えました。

自警官 “陸・海・空” ガイダンス ~就職指導部~

昨日放課後、現役自警官を招いて、『自衛官ガイダンス』が開かれました。進路指導の一環で開催されているガイダンスですが、おもしろすぎるお話に盛り上がり、終始楽しい雰囲気のガイダンスになりました。

県のほぼ南半分9つの市と町を担当する、自衛隊千葉地方協力本部木更津地域事務所より、4名の広報官が来校されました。

ガイダンスの始まりには、所長の福地和守様より、「自衛隊の活動は、よく災害現場で活躍する様子が報道されます。最近はテレビで自衛隊の特集番組が放映されることもあります。テレビ映えはするのですが、どちらも自衛隊の一面でしかありません。自衛隊は大きな行政組織です。本日のガイダンスを通して、フィジカルな面ばかりでなく、自衛隊の全体像と実像を知ってもらい、進路の選択肢の一つとして考えてもらえたら、と思っています」とご挨拶がありました。

続いて主任広報官、航空自衛隊所属の米田 崇様より、陸上自衛隊所属の古賀様、海上自衛隊所属の東様、お二人の広報官が紹介され、「今日は、自衛官という職業についてお話ししたいと思います」と、ガイダンスがはじまりました。

我が国の平和と独立を守るため、「国の防衛」、「災害派遣」、「国際平和協力」、3つの役割を担っているのが自衛隊です。最近では、宇宙やサイバー空間へ守備範囲を広げています。また、陸自14万人・海自4万3千人・空自4万4千人が全国で働く、巨大組織です(数値は平成30年のもの)。体を鍛えるため訓練に明け暮れ、時には重労働や危険な作業に従事する姿をイメージしがちですが、その任務と生活を支えるために様々な部署があり、様々な役割分担をこなす多様な職種が存在する職場です。経理などの事務職系はもちろん、整備、兵站、医療から音楽隊まで、まるで一つの社会のようにあらゆる職種を抱えています。

米田様からは、「自衛隊ですから、特殊な部分はあるけれど、その他は普通の社会と変わりはありません」と説明がありました。更に、「体力がないとやって行けないのでは?とよく質問されますが、デスクワークもあるし、調理を担当する人もいます。どんな人でも活躍できる場所が用意されています」と説明が続きました。「困ったとき、くじけそうになったときには、教官や同期の仲間が必ず支えてくれます。仲間を大事に出来ない(協力し支え合わない)と仕事にならないのです」との言葉には、気持ちがこもっていました。

 

後半の質疑応答では、参加者から、「車の整備の仕事はありますか?」、とか、「沖ノ鳥島などの遠隔地の任務もあるのですか?」など、活発に質問がありました。「米軍との関係は?」との微妙な問い掛けには、「それ訊くの?」と、突っ込みを入れながらも、ご自身が参加した海外派遣の様子を交えて、気さくに答えてくれました。

「今日はスペシャルなものがあります」と取り出されたのが、なんと!南極の氷でした。元隊員の方が過去のミッションで持ち帰った資料を、広報活動に役立てて欲しいと提供されたものだそうです。「すごい!」とどよめく生徒たちに、貴重な氷が細かく砕かれて手のひらに乗せられました。気泡がはじける音に耳を澄ませていると、「他所では体験できないことが出来るのも自衛隊です」と、なるほどの一言でした。盛況な雰囲気は収まらず、散会後も生徒たちは自衛官のみなさんを捕まえ質問攻めでした。盛り上がった会話は、なかなか終わりませんでした。

インターンシップ説明会 ~就職指導部~

本日昼休み、3年生を対象にした、インターンシップ説明会が開かれました。今年度の3年生は、自分の進路を真剣に考える生徒が多く、予想を超える人数の生徒が会場に集まりました。

 

説明会の冒頭では、就職指導部長寺岡先生から、今年度就職指導にあたる先生方の紹介がありました。「昼休みと放課後に就職指導室が利用できます。面接の練習や情報の収集など、時間の許す限り相談に応えます」と、積極的に就職指導室を利用する様呼びかけました。

 

インターンシップで体験の機会を設けて頂けるのは、小売り店や製造系などの民間企業から、市役所や警察などの公務員職まで、多岐にわたっています。途中、写真を見ながら昨年の様子が紹介されました。

ゴルフ場、農協、携帯ショップ、イベント企画会社、ホテル、製鉄、発電所、楽器店、自動車整備、美容室、エステ、アパレル、保育園、消防署、自衛隊、海上保安庁、市役所など、様々な職種、多くの現場で体験を積む、先輩たちの姿が映し出されていました。

 

寺岡先生は、「時には船舶の操縦など、めったに出来ない体験ができることがこの就業体験の醍醐味です」と、インターンシップのやり甲斐について触れました。加えて、就職試験では必ず実施される面接で、「自分はこの様に活動してきた」と自信をもって語れること、そして「この様な体験をして進路を決めました」と確信をもって志望動機が発表できる、というインターシップ体験者最大のメリットについて説きました。

 

さらに、「どうしても定員が限られていること」や、「締切りを守って手続きをすること」、「申込後のキャンセルはできないこと」、そして「怪我や事故に備えて保険に加入すること」等、詳細について説明がありました。

 

宮本先生からは、「受け入れて頂ける職場では、仕事の時間を割いてこの機会を用意してくれています。身だしなみを整え礼儀を尽くして接するのは、当然のことです。だらしない行動や礼を欠いた振る舞いで、これまでの信頼関係を崩すことがないよう、心して参加して下さい」と、宮越先生からは、「実際に本校の卒業生が務めている職場もあります。就職活動を兼ねているという意識をもって、真剣な姿勢で臨んで下さい」と指導がありました。

最後に、小甲先生からは「しっかり取り組むことがチャンスにつながります。頑張ろう!」と、生徒を鼓舞する言葉が掛けられました。

公務員希望者対象ガイダンス

本日昼休み、3年生の公務員希望者に対して、就職指導部が主催するガイダンスが実施されました。公務員採用試験に向けて、試験の概要と心構えなどが伝えられました。

会場には公務員採用試験担当の先生方が集結し、出席した23名の希望者たちにガイダンスが行われました。就職指導部長、寺岡先生からは、公務員採用についてそのメリットとデメリット、採用試験の内容と日程等について、詳しく説明がありました。

試験対策としては、今月より放課後特別講座が開講されます。対策問題に取り組むばかりでなく、面接やプレゼンテーションに向けての指導を受けることが出来ます。その他にも、模擬試験やインターンシップによる職場体験、さらに現役の警察官、自衛官の方が来校して、貴重なお話を直接聞くことが出来るガイダンスも用意されています。

公務員指導のエキスパートである2名の先生から、「公務員試験は、採用人数が少ない上に厳しく適性が問われる、大変な難関試験です。合格するのは、全力を出し切って頑張った人だけです。本気で合格しようという気持ちを持って下さい」(宮越先生)、「服装がだらしないとか、遅刻欠席で注意を受ける人は論外です。自分を厳しく律することが出来ない人は、合格の見込みはほぼありません。日頃の自身を省みて正す必要があれば、今この瞬間から改めて下さい」(宮本先生)、と心構えについても厳しい指導がありました。

部活動紹介

本日は、1年生を対象に『部活動紹介』が行われました。1年生は至真殿フロアーに集合し、運動部、文化部の順にステージ上で行われた部活動紹介を見学しました。後方に座る生徒にも見やすいように、フロアーの中央部には大型のモニターが設置されました。

学校長からは、「今日は、生徒会と部活動に所属する2、3年生の準備で、1日を使って部活動の紹介を聞き、実際に体験できる機会を作りました。すでに決めている人も、何をやろうか迷っている人もいると思います。関東大会、全国大会を目指す部活動もあれば、初心者から気軽に始められる部活動まで様々な活動が用意されています。是非今日は何かにチャレンジしてみて下さい。もちろん入部は任意ですが、積極的に何かをやろうという気持ちを持つことで、高校生活がより充実するはずです」と、再度「失敗を恐れず積極的に取り組む姿勢の大切さ」を説き、活動への参加を促しました。

生徒会長山根君は、「部活動は、学校生活を盛り上げる大切な要素だと思っています。この機会を無駄にせず、是非前向きに考えて下さい」と力を込めて訴えました。

ステージ上では、同好会を除く、部活動の紹介パフォーマンスが繰り広げられました。コント仕立てで爆笑を誘う部活もあれば、ガチの練習風景を再現する「気合いだ!」系の部活動から「ほっこり系」の団体まで、実にバラエティーに富んでいます。

昼食後には、運動部16、文化部16、同好会が11、全部で43ある団体を自由に体験。放課後の部活動にも自由に参加し、一日を終えました。

入学式

本日、至真殿にて『第20回 入学式』が挙行されました。今年度は、実に703名という多くの新入生を迎えることとなりました。令和4年度第1学年は、特別進学コース3クラス、一般コース15クラス、計18クラスの編成でスタートいたします。

保護者、教職員からの大きな拍手に迎えられ、新入生が入場しました。着席が完了すると、「木更津総合高等学校学校長は、703名の入学を正式に許可いたします」との『学校長入学許可宣言』により、式が開始されました。

続いて、担任による呼名で一人ひとりが「はい」と応えて立ち上がり、保護者席に向かい一礼して着席というという形で、クラスごとに新入生の紹介が行われました。

ステージ上で行われた職員紹介では、各教職員を学校長が一人ひとり氏名と共に職名と担当クラスを伝え、副校長、教頭、特進ハウス長、1学年ハウス長、そして各学級担任が紹介されました。

 

学校長は、式辞で「これから3年間をみなさんと共に過ごすことが出来ることに感謝します」という言葉で新入生を歓迎しました。さらに本校創設者、真板益夫先生が提唱した『真心教育』にふれ、「社会の良心になれ」、「困難にくじけない逞しい人間になれ」、「大いなる真実の自己に生きよ」という、真心教育の目指す教育目標・人物像を詳しく説きました。

新入生には、環境が大きく変わるこの高校入学というタイミングで「大きく成長できるチャンスがある」こと、3年間の高校生活で「目の前にある全てのことに失敗を恐れず本気で取り組んで欲しい」こと、そして悪い習慣を断ち切り「挨拶や身だしなみ、規則正しい基本的な生活習慣を身につける」ことが社会に出たとき大きな武器になると新入生に語り掛けました。

保護者の方々には、「教職員が一丸となって」教育に取り組み、「社会で愛され、必要とされる人材育成に努める」と誓約。その為にはご家庭との連携が必須である、と本校の教育理念と方針に理解を求め、協力を請いました

卒業時には、本校に「入学して本当に良かった」と笑顔で言って頂けるよう、教職員一同責任をもって全力で教育にあたります」と式辞を結びました。

 

新入生を代表して藤井堅翔君が登壇し、「自分で選んだ道なので、これから真心教育のもと、自分に責任を持ち、充実したものにしていきたいと思います。先生方、私たちも精一杯頑張りますので、厳しくご指導くださいますようお願い申し上げます。私たちを支えてくださる多くの方々の期待に答えることができるように、努力する覚悟でございます。どうぞ温かく見守ってください」と宣誓をしました。

 

生徒会長、山根凪くんがそれに応え、「仲間と助け合い思いやりを持って、団結力のある集団になってください。そして、皆さんがこの木更津総合高等学校に少しでも早く馴染めるよう、応援していきたいと思います」と歓迎の言葉を述べました。

 

保護者会会長、小野和洋様より、「現在、当たり前であった生活が当たり前にできない世の中になってしまい、みなさんがここに至るまでには、大変な苦労を強いられたことだと思います。だからこそ、これから始まる高校生活を思いっきり楽しんでこの学校を好きになって下さい。一日一日を大切にし、充実した3年間を過ごすことが出来るよう期待しています」と心温まる祝辞を頂きました。

 

春の陽光をひと際暖かく感じる好天の下、今年度の入学式は滞りなく終了することが出来ました。

本日の入学式では、国歌・校歌は「清聴」のみとし、斉唱をしませんでした。また、保護者の参列もお一人までと制約を設け、感染拡大を防ぐ配慮をさせて頂きました。保護者のみなさまには、ご多忙の折、多数参列して頂きました。ご協力、誠に有難うございました。

 

始業式

本日は、明日入学式を迎える1年生を除く、2年生、3年生が登校しました。至真殿にて令和4年度始業式が行われました。

式の始まりには、学校長が、「さて今日は令和4年度の始まりです。3月まで2年生だった君たちは3年生、最上級生です。学校生活では他の生徒の見本となり、クラブや学校行事では後輩を指導・引っ張っていく重要な学年です。しかも自分自身は本格的に進路のことも考えなければなりません。この1年間がみんなの今後の人生を決める、最も大切な1年間と言っても過言ではありません。

そして3月までの1年生だった君たちは2年生になります。今までは1年生だから許されたこともありましたが、今年は先輩として1年生の見本にならなければなりません。

そしてここにはまだいない1年生は明日9日が入学式です。今年の1年生は703名入学してきます。全校で1900名を超える千葉県一の生徒数のパワーで、学校を盛り上げていきましょう。

令和4年度は3月の終業式でもお話したとおり、コロナに気をつけながら、可能な限り通常の学校生活を取り戻していきたいと思っています。もちろんマスクの着用・手洗いの励行など、個々の予防はこれまでと同様に忘れずに徹底して下さい」と生徒達へ語りかけました。

 

さらに、年度の始まりに際し「服装を正すこと」、「挨拶をしっかりすること」、「安易な遅刻や欠席をしないこと」、「真剣に学習すること」、そして「清掃の徹底」と、5つの学校長要望事項が改めて確認されました。基本的な事柄が挙げられていますが、それをおろそかにしないことで、道徳心や節度など社会に出る前に人として大切なものを体得して欲しい、忍耐強く勤勉で周囲から信頼を得る人に育って欲しい、という学校長の思いが込められている内容です。

最後の要望事項に触れると、「この学校は皆さんが3年しかない貴重な学校生活を過ごす家のようなものです。自分の居場所を大切にする人間であって下さい。自分の使う教室やトイレを掃除して清潔にするだけでなく、掃除をすることで自分の心を洗い、周りの人を幸せにすることもできます。以上の要望事項を踏まえて、令和4年度も充実した学校生活を送ってください」と式辞を終えました。

 

今年度より生徒指導部長を務める鈴木良二先生より、講話がありました。現在全国で実施されている、春の交通安全運動に触れ、「事故に合わないように」、「事故を起こさないように」と注意喚起が行われました。特に、イヤホンをつけたまま、またはスマホを操作しながら自転車に乗るような行為は人に怪我をさせる恐れがあると、「決してしてはいけないこと」と強く戒めました。

1年生オリエンテーション 2日目

オリエンテーション2日目を迎えました。本日は、至真殿のメインフロアーに集合。入学式に備えて、確認事項が伝達されました。

入学式を間近に控え、1年生は整列の順番を確認したり、身だしなみを整えたり、呼名の際にははっきりと大きな声で応えるよう指導を受けました。

その後は、午前中に身体測定やホームルームをするなど、クラスごとにそれぞれの動きとなりました。担任の先導で、広い敷地内のあちらこちらを見学する様子が見かけられました。

この数年間では珍しく、このオリエンテーションにタイミングを合わせたように校内の桜が満開となり、淡いピンクに咲き誇る花を背景に集合写真を撮るクラスが目立ちました。

 

午後には、個人写真の撮影と教科書の配布が行われました。インクのにおいが新鮮な教科書に名前を書き込み、いよいよ高校生活のスタートです。

1年生オリエンテーション 1日目

本日、令和4年度新入生が登校し、オリエンテーションが行われました。会場となった至誠館では、受け取ったしおりを確認しながら、自分の所属クラスと担任の先生を探す1年生の姿が見られました。

開会式では、学校長より「本日は、4月9日に入学を迎える入学候補者703名に集まってもらいました。みなさんは、全校で1,900名という、非常に大きな学校の一員になります。全員が素晴らしい高校生活を送れるように、一人ひとりが頑張ってくれることを期待しています。本校の教職員もこれからの3年間、しっかりとみなさんのサポートをしていきます。正式な入学はこれからですが、本校の制服を着ている以上、今日からみなさんを入学候補者ではなく、本校の生徒として扱っていきます。それは、卒業するまでの3年間、今日から私たちがみなさんに対して責任を負うことを意味しています。卒業後には、就職、進学、どの様な進路であれ、さすがは木更津総合の卒業生だと言ってもらえるよう、みなさんを指導していきます。

様々な選択肢があったなかで、みなさんは最終的には自分の意志で本校への進学を決定しました。自分の決断に責任をもって、これからの生活を過ごすようにして下さい」と挨拶がありました。

 

第1学年ハウス長、森先生から、特進ハウス長と各担任の紹介がありました。

森先生からは、「オリエンテーションには、新しい環境への順応とか適応という意味があります。これからの高校生活でよいスタートを切れるように、この二日間のオリエンテーションを有意義なものにして下さい」と話がありました。

 

休憩をはさみ、担当する各先生から次のようなガイダンスがありました。

生徒指導部長、鈴木先生からは、「生徒心得」・「生徒指導基本方針」を通して本校で過ごす上での諸注意と、本校が設置する「いじめ防止委員会」に触れ「いじめ防止対策」について説明がありました。

養護の地曳先生からは、保健室とスクールカウンセラーを利用する上での手続きと、学校保険等についての説明がありました。

環境整備課長、喜古先生からは、災害発生時の下校方法と、防災グッズについて説明がありました。

 

音楽の麻埜先生の指導で、校歌の歌唱練習が行われました。飛沫感染を考慮し、マスクをしたままハミングでの練習になりました。

終業式

令和3年度を締めくくる終業式が挙行されました。至真殿のフロアーには時間をずらして、1学年、2学年と学年別に式が行われました。

式の始まりには、生徒会長の山根 凪くんから、「明日から春休み。4月には次の学年にあがります。新入生の模範となるために、木更津総合高校の生徒として恥ずかしくない行動、感染防止徹底、この2つのことを心掛けましょう。また、硬式野球部が6年ぶりとなるセンバツ大会に出場します。現地であれ自宅であれ、全校一丸となって応援しましょう」と挨拶がありました。

 

学校長は講話で、「令和3年度も昨年度に続いてコロナに翻弄された1年でした。長期間の臨時休校措置などはなかったものの、夏と冬に大きな感染の波が来て、日常生活にも大きな支障をきたしました。学校内外でマスクを外せない生活が続き、様々な場面でかなり窮屈な思いをしたと思います。しかしその経験を経たことで、1年前と比べて学校行事もクラブ活動も、しっかりと成果を残すことができました。柔道部の夏のインターハイ優勝、そして硬式野球部の6年ぶりのセンバツ甲子園出場、そしてクイズ研究同好会の高校生クイズ全国大会に出場、見事準決勝進出など、学校内外で大いに誇れるものがありました。

感染対策を継続しながらも、令和4年度はこれまでの2年間よりも通常の学校生活を取り戻していきたいと思っています。今年度は夏と冬のオリンピックを同じ年度に見ることができました。特に夏は東京で開催ということで、史上最多のメダル獲得をすることができました。皆さんと同じ年代のメダリストもたくさんいました。彼らも苦境の中、その条件の中で最善の努力をして、最高の結果を出しました。皆さんも是非とも来年度の目標を打ち立てて、それに向けてしっかり取り組んでください。

4月には大勢の新入生が入学してきます。ここ数年の中で最もたくさんの数です。君たちが率先して模範を示して下さい」と、生徒に伝えました。

 

各ハウス長からは、次の内容が生徒に伝えられました。

1学年ハウス長、大岩先生「今日は予定通り終業式を始めることが出来ました。時間を守って全員が行動できるのは大切なことです。4月からは2年生になりますが、なかだるみが目立つ学年です。この一年しっかりやって来た自分を大切にして、新年度を過ごして下さい」

 

2学年ハウス長、能登先生「進路を決める大切な時期が近づいています。1、2年の成績を今一度振り返り、意欲を新たに学習面での取り組みを始めて下さい。今週末には進路ガイダンスが予定されています。この春休みから情報を収集するなど、出来ることはたくさんあるはずです。自分の進路を狭めるような行為は論外です。進路決定に向けて邁進して下さい」

表彰

終業式に先立ち、表彰がありました。

以下にお知らせいたします。(敬称略)

明るい選挙啓発ポスター

 木更津市 

銀賞:保坂充紀

銅賞:森 陽花

 

千葉県 

優良賞:保坂充紀

 

 明るい選挙啓発標語

木更津市

金賞:川名里奈

銀賞:髙梨紗矢

銅賞:高畑晴生

 

千葉県

佳作:川名里奈、髙梨紗矢、高畑晴生

応援練習

“春のセンバツ”に向けての応援練習が行われました。2回目の練習となった本日は、野球部員も参加し、本番さながらの応援風景を見ることが出来ました。

応援団長の堀江君が、「応援はグランドに立つ選手たちの大きな力になります。応援を完璧にして、グランドでプレーする選手たちを後押しできるよう頑張ってやっていきましょう!」と参加者に声をかけると、拍手が沸き起こり、盛り上がった雰囲気で練習が始まりました。前回練習ができなかった3曲を加えて、手の動きや拍手のタイミングなどを確認しながらの練習となりました。やはり、声は出せない、メガホンは肩までの高さで打楽器として使用するなど、いくつもの制約はありますが、一週間前と比べると格段の進歩がありました。

気温が上がり、途中給水の時間をはさみながらも、1時間を超える練習となりました

大会は3月18日(金)に開幕。本校の初戦は、3月20日(日)第1試合に予定されています。

応援団結成

年度末試験最終日となる本日、至真殿前の大階段に、応援団が集結。春のセンバツ大会に向けての応援練習が行われました。応援団が最後に組織されたのは、2019年7月千葉県大会以来。実に2年半ぶりのことになります。

冒頭、応援団の責任者を務める青栁先生から、この様な環境の中で、大きな声を出しての応援が出来ないこと、集団で行動する以上一人ひとりが感染防止への意識を持つこと等、諸注意をうけてからの練習開始となりました。

現在の1、2年生には経験者がおらず、手探り状態での練習となりましたが、吹奏楽部麻埜先生の手際のよい説明を受け、全12曲のレパートリーを一通りこなすことが出来ました。

 

応援団は、野球部・吹奏楽部・チアリーディング部からなる応援委員会と、甲子園で応援を希望する一般生徒と有志で参加する部活動で構成されています。心強かったのは、つい先日卒業したばかりの、吹奏楽部・チアリーディング部OGが、最後の応援団に参加した経験を伝えようと、助っ人で参加してくれたことでした。赤いジャージ姿が頼もしく見えました。

残された時間はあと僅か。全体での練習の機会は限られています。初めてのアルプススタンドで臆することなく応援が出来るよう、精一杯頑張りましょう!

応援メッセージ収録 ~生徒会他~

本日、センバツ甲子園大会に向けたメッセージ動画を撮影するため、NHK千葉放送局スタッフが来訪しました。生徒会役員が、カメラとマイクを前にして、「優勝を目指して頑張って下さい!」と力強くエールを送りました。

カメラの前に立ったのは、生徒会会長山根 凪くん、副会長鈴木明輝くんと役員の石塚このみさん。初めてピンマイクを付けてもらうあたりから少し緊張の面持ちでしたが、コース制と盛んな部活動、文化祭の様子など、手際よく本校の特徴を紹介しながら学校のアピールも抜かりはありませんでした。数回の練習テイクを繰り返し、見事にミッションをこなしました。

放送は、実際に試合が中継されている最中、グランド整備などの時間帯です。部活動の練習風景などと一緒に放送されます。

始業式

本日、始業式が行われました。本来1月7日に授業が開始される予定でしたが、前日の降雪が予報を超える大雪となったため、本日の始業となりました。新型コロナウィルス、オミクロン株の感染拡大を懸念し、生徒たちは教室に待機し放送での式となりました。

校歌の放送に続き生徒会長山根君より、「明けましておめでとうございます。今年は寅年です。固定観念にトラわれず、いろいろなことにトライしていきましょう。新型コロナウィルスはもちろんですが、怪我や健康管理にも気をつけましょう」と新年に向けて挨拶がありました。

 

学校長は、「思い返せば、昨年の今頃はコロナ感染者が増え続け、緊急事態宣言が発令されていました。昨年の後半頃には収束とは言えないものの、一定の対策を講じていれば、日常生活や通常の学校生活を送ることができるのでは、という期待がありました。しかし年が明けてから数日間で状況は大きく変わりました。オミクロン株の感染力と感染のスピードは想定を大きく超えるものでした。特に沖縄県では、ほとんどの学校が分散登校や休校となっています。現在はそれほど深刻ではない千葉県も、1週間後にはそれに近い状況になっている可能性があります。

今後、国や県が打ち出す方針を待たなければなりませんが、皆さんの貴重な学びの機会を守らなければならないと考えています。教室で行われる授業だけではなく、学校生活そのものが学びの機会です。オミクロン株の感染力は相当強く、一人の感染者がいれば多くの人に感染が広がります。生徒全員の健康と学校生活を守るためにも、一人一人が自覚を持って、日頃の感染対策に努めて下さい」と、感染対策にこれまで以上に危機感を持って過ごすよう、生徒に語りかけました。

学校長はさらに、1.服装を整える、2.挨拶の励行、3.安易な遅刻欠席をしない、4.真剣に授業に取り組み学習に励む、5.清掃の徹底、と5つの要望事項を伝えました。

 

生徒指導部長青栁先生からは、「今年は服装の規定をしっかり守って過ごすよう、意識を持って過ごして下さい」と指導がありました。感染対策については、「マスクの着用と手洗いを徹底すること。スクールバスは、特に登校時、8:30の最終バスが混み合う傾向があるので、早めの登校を心掛けて下さい」と注意がありました。