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入学式

本日、『第23回 入学式』が挙行されました。高校生活のスタートを祝うかのように満開の桜が咲き誇るなか、今年度新入生717名とその保護者のみなさまが会場に集いました。

学校長式辞.pdf

新入生代表宣誓.pdf

吹奏楽部の演奏と会場から送られる大きな拍手とともに、新入生が入場しました。全員が入場を終えると、学校長から「木更津総合高等学校校長は、717名の入学を正式に許可いたします」と入学許可宣言が高らかに唱えられました。

担任から呼名を受けた生徒たちは、一人ずつ「はい」と応えて立ち上がり保護者席に向き直ります。クラス全員が起立をすると、保護者席に一礼して着席。特進ハウス3クラス、1学年ハウス15クラス、計18クラスの新入生紹介が滞りなく進みました。

 

学校長は、心からの歓迎の気持ちを伝え式辞を述べました。建学の精神『真心教育』を紹介した上で、高校3年間で心掛けてほしい2つの提案をしました。1つめは、「人間は成功するよりも失敗することで、むしろ大きく成長することができる」と説き、失敗を恐れず、何事にも果敢に挑戦することで大きな実りを得ることができる、と新入生を鼓舞しました。2つめは、「悪い習慣を断ち切り、善い行いは意識して習慣付けていくことが大切。それが将来大きな武器となる」と強調し、学習面でも生活面でも、よい習慣の確立を勧奨しました。

保護者に対しては、「教職員が一丸となって、社会で愛され必要とされる人材の育成に努めてまいります」と本校が果たすべき方針を伝えた上で、「教育は、学校だけでできるものではありません。家庭と学校が一致協力してはじめて達成できます」と本校の教育への理解と協力を求めました。

 

新入生を代表して、井上瑛太くんが力強く宣誓を行いました。「私たちは自らの目標に向かい、勉強、運動に厳しい鍛錬を積み、努力していきます。自分で選んだ道なので、これから真心教育のもと、自分に責任を持ち、充実したものにしていきたいと思います」と、これから始まる高校生活への覚悟を述べました。

 

本日ご臨席を賜りました、ご来賓の方々をご紹介いたします。

保護者会会長 山内一平様、君津学園理事 鳥海高允様、保護者会副会長 下田剣吾様、

清和大学学長 手塚一郎様、清和大学短期大学部副学長 古川哲也様、同窓会会長 北見文雄様

山内様からは、心のこもったご祝辞をいただきました。誠にありがとうございました。

 

会場には明るい陽光が差し込み、春らしい穏やかな日和となりました。桜が満開を迎える入学式は、数年振りのことでした。よい式となりました。

 

始業式

入学式を翌日に控え、本日進級したばかりの2年生、3年生が至真殿に集まり、令和7年度の開始となる始業式が行われました。

生徒会長の沖くんが「桜が咲き誇り、春を感じられるようになりました。きょうから新学年が始まります。2年生は学校で中心的な役割を担う立場となり、3年生はそれぞれの進路決定に大いに悩む1年となることでしょう。明日は新入生が入学してきます。分からないことばかりで不安な気持ちでいっぱいだと思います。その不安を少しでも軽くするために、私たちが支えていきましょう」と挨拶をしてくれました。

 

学校長は、まず「3年生は最上級生として1年生2年生のよい手本となり、リーダーシップを発揮してください。さらに、卒業後の各自の進路についても真剣に考える1年間になります。これからの人生を決める重要な1年です。2年生は、昨年の経験を活かし、要の学年としての活躍を期待しています」とそれぞれの学年の生徒に語りかけました。

次に全体に対して「明日は入学式です。多くの新入生を迎えます。生徒の総数が2000名を超える規模の大きな学校として、地域の方々から注目を浴びる学校でもあります。本校の生徒であることに誇りを持ち胸を張って高校生活を送るよう、心掛けてほしいと思います」と伝えました。

さらに「これから教室に戻ると、新クラスの発表があります。敢えて毎年クラス替えをするのは、「新しい人間関係を築く」ことがみなさんの社会性を高める切っ掛けとなるからです。実社会に出れば、ときには気の合わない、価値観が異なる人たちとも一緒に生活していかなければなりません。新しいクラスでは、気の合う人も合わない人もクラスメートです。様々な地域から来た個性豊かな仲間と出会うことができるのは本校の特徴であるし、醍醐味でもあります。先ほどの表彰で伝えられたように、日本一の生徒が2人もいます。彼らがどのような毎日を過ごしているのかを知るだけでも立派な経験です」と、年度の開始に際して同質の仲間と群れるだけでなく、積極的に交友の輪を広げよう、と生徒たちを鼓舞しました。

最後に「挨拶をしっかりする」「服装を整える」「授業を重視し学習に取り組む」「安易な遅刻・欠席をしない」「清掃の徹底」、5つの要望事項を伝え、講話を結びました。

 

今年度から新設された「国際交流課」担当の宮越先生から、今夏行われるベトナムでの海外研修の募集告知が伝えられました。生徒指導部の鈴木先生からは、制靴・通学カバンに関する規定と、原付バイク・自動2輪の免許取得についての規定が改定される旨、連絡が伝えられました。

入学前準備登校

正門からの坂道を桜のトンネルを抜けて、大勢の新入生が登校してきました。本日は、入学前の準備登校日を迎えました。至真殿ステージでは、第1学年ハウス長、森淳一先生から各クラス担任、学年担当者の紹介がありました。

新入生は、至真殿入口でしおりを受け取り、2階メインフロアーで担任の先生からネームプレートをもらって、所属するクラスの列に座りました。

学校長からは、「正式な入学を前にして、初めて本校の制服を着て登校する日を迎えました。制服を着ている姿を見れば、誰もがみなさんを木更津総合高校の生徒であると認識します。これからは本校の一員となったという自覚をもって過ごして欲しいと思います。

周囲を見渡せば、実に多くの新入生が入学したことが分かります。全部で18クラス、名簿から自分の名前を探すのも大変だったと思います。様々な中学校から、普通の高校の2倍超から3倍近い数の生徒が集まっています。ここで出会ったのは、縁あってのことです。自分のクラスだけでなく、他のクラスの仲間達とも支え合って、充実した3年間を送って下さい。

みなさんは、いろいろな選択肢があるなかで本校を選んで進学を果たしました。高校生活は楽しいこともありますが、辛いこと、苦しいこともあるはずです。自分の決断に責任を持ち、3年間を過ごして欲しい、それが本日みなさんへ伝えたい唯一のことです。一人も欠けることなく卒業を迎え、有益な3年間であったと振り返ることができるよう頑張って下さい。きょうがその第一日目となります」と激励の言葉が送られました。

午前中は、至真殿にて、入学式と校歌の練習を行いました。昼食をはさんで午後には、クラス教室でホームルーム。担任から諸注意やロッカーの使用方法などが伝えられました。クラスによっては、校内を巡る施設見学に出かけたり、満開を迎える桜を背景に写真を撮ったり、下校の時刻まで様々なガイダンスが行われました。

“Inspired 100”に選出

本校生徒、山之口京樹くんが、全国の10代の問いを表彰する「Inspired100」に選出されました。

「Inspired100」は、株式会社Inspire Highが実施する、全国の10代100⼈の問いを表彰する 取り組みです。全国から集まった約2,500件のエントリーから、100の問いが選出され、年 鑑に収録されました。 年鑑には、⽣徒の探究内容と、Inspire Highに登場するガイドや10代を応援する審査員の メッセージも掲載されています。 以下のリンクから詳細をご覧ください。

詳細はこちら:https://www.inspirehigh.com/news/2025-03-17-01

 

国際交流

本日も、遙々インドから30名の生徒が本校を訪れ、交流会が開かれました。

来校したのは、Delhi Public School Bhillaiの11歳から17歳の生徒さんたちでした。至誠館での歓迎セレモニーではオールイングリッシュで、ESS部の生徒が司会進行、インターアクト部の生徒が生徒を代表して歓迎の挨拶を務めました。

 

歓迎セレモニーでは、双方の学校の先生と代表生徒の挨拶に続き、記念品の交換が行われました。また、インドの生徒たちには本校が発行する、“Certificate of Participation(学校交流証明書)”が一人ひとりに手渡されました。

セレモニーの後には、男女2グループに分かれて校内を見学。主にクラブ活動を見てもらいました。バスケットボールやバドミントンは、インドでも盛んに行われている競技ですが、武道系の競技は直に見るのは初めての様子でした。剣道の鋭いかけ声に驚いてしまう生徒もいました。柔道場では男子に柔道着を着てもらい、弓道場では女子はゆがけ(弓を引くときに用いるグローブ)をつけて、少しだけ競技体験をしてもらいました。和太鼓の演奏も好評でした。インドの男子生徒が上手に笛を吹き始め、部員を驚かせていました。

インドの年度も日本と同じ、4月からは始まり3月に終わるそうなので、春休みを利用しての日本訪問でした。20日に来日し京都・広島を巡り、本校に立ち寄ってくれました。希望参加制の研修ツアーで、全員が日本は初めて。テレビやインターネットで日本の情報にはたくさん触れることができますが、現地に赴き同世代の若者とダイレクトに交流したことは、貴重な体験になったはずです。

旅の後半は、東京、箱根、富士山など、要所を押さえたコースを堪能するそうです。