カテゴリ:生徒
全体集会 ~教育実習生紹介&野球応援募集~
本日の全体集会では、教育実習生の紹介や野球応援参加の呼びかけなど、多くの連絡が伝えられました。
学校長による講話では、「6月に入りましたが、これ以降夏休みを迎えるまで学校行事は予定されていません。期末試験までの期間、授業に集中して学習に取り組んでほしいです。中間試験では科目数が絞られていましたが、期末試験は全科目に試験が課されます。中間試験翌日のディズニーランドへの遠足では、多くの生徒が遠足を楽しんでいる様子でした。楽しむときは大いに楽しみ、勉強すべき時はしっかり勉強する。メリハリをつけた学校生活を過ごすよう心がけてください」と生活面においての努力が呼びかけられました。
つづいて、部活動の活躍について「柔道部、剣道部、ソフトテニス部、卓球部、陸上競技部、空手道部、6つの部活動が関東大会出場を決めています。6月には、3年生にとって3年間の活動の集大成となる、インターハイ予選も始まります。大きな成果を上げられるよう、頑張ってほしいです」と、大きな期待を寄せました。
教育実習生の紹介に際しては、「7名の実習生は、4年前には制服を着てみなさんと同じようにこの体育館で話を聞いていた本校の生徒でした。実習期間中は、勉強を教わるだけではなく、身近な先輩としてぜひ高校生の頃の話、大学生活他、いろいろな話を聞いて学んでほしいと思います。実習生のみなさんも、高校生から様々なことを学んでください」と、生徒と実習生、双方に呼びかけました。
森下副校長から、実習生の名前と担当教科が一人ひとり読み上げられました。各実習生は、かつて所属していた部活動の思い出や実習への意気込みを伝えました。森下先生から「最後にもう一度大きな拍手をお願いします」と呼びかけると、会場から温かい拍手が送られました。
森下先生からは、「7月5日から、『全国高等学校野球選手権 千葉大会』が開幕します。本校は昨年、優勝校として甲子園に出場しました。昨年の大会を通じて、応援の力がいかに大きいかを実感しました。応援する側と選手が一体となって一つのことを成し遂げるという体験は、他では経験できない、大きな感動になります。県下148校の頂点に立ち、2年連続9回目の甲子園出場を目指しています。応援団がチームとなり一丸となって応援してくれる人を募集しています」と野球応援参加が呼びかけられました。
進路ガイダンス ~就職・進学指導部~
本日1校時、3年生を対象にした「進路ガイダンス」が開かれました。就職を希望する生徒と進学を希望する生徒たちは、それぞれ青雲館、至誠館に集合し、担当者から詳しい説明を受けました。
就職指導部長の寺岡先生は、「このガイダンスは、君たちが第1志望の就職先、優良企業や好待遇の会社を射止めるための作戦会議です。しっかり聞けないのであれば退場してください」と、厳しい口調で生徒たちに訴えました。
まず、「あいさつ」「意欲」「遅刻・欠席」「学力」など、社会人がどのような点で評価されるのかを例に挙げ、改善すべき点がないかと生徒たちに問いかけました。
就職活動をする生徒には、5月から6月にかけては、インターンシップ、面接練習、校内説明会など、ためになる催しが多数用意されています。7月の求人票掲示、職場見学。お盆を過ぎるとすぐ、就職申し込み、校内選考。9月の「入社試験」まで、短い期間にやらなければならないことが目白押しです。
「職場見学は一人で何回もすることができますが、9月16日から始まる採用試験では一人一社しか受けられないというルールがあります。だからこそ自分に合った、一番よい会社を選ぶことができるように、職場見学に真剣に臨んでください」と力を込めて伝えました。
最後に、「毎年卒業式を過ぎても就職活動を続ける生徒がいます。残念ながら就活に失敗してしまうことはありますが、我々は最後まで応援します。諦めてはいけません」と生徒たちを激励しました。
進学指導部長の竹下先生は、開口一番「多くの人にとって、次の進路が各自の最終学歴となるはずです。不本意な選択とならないよう十分考える必要があります。ひとりよがりな判断に陥らないように、保護者やクラス担任との相談は不可欠です」と生徒たちに強調したうえで、次のような説明をしました。
・大学や専門学校を目指す場合は、入試要項等必要書類の取り寄せ、出願手続きは、原則生徒自身が 行うことになります。出願書類の不備、提出期日の誤りなどは絶対に避けなければなりません。
・調査書、推薦書等の作成には一定の時間が必要です。請求に際しては、1週間程度時間的な余裕を 考慮して申請する必要があります。
・指定校推薦や公募制推薦については、校内選考を経なければなりません。志望校が設けた基準の他 に、学習態度、出席状況、人物や素行面などが厳しく審査されます。
・総合型選抜・AO入試では、1,200字の志望理由書の作成、提出が求められます。
・併設校(清和大学、清和大学短期大学部)に関して、受験手続き、特待生制度、面接試験等、受験の概要が説明されました。
・面接試験への対応について。
どちらの会場の生徒も、熱心に資料に目を通し、担当教師の説明にしっかりと耳を傾けていました。クラス担任が、心配そうに生徒の手元をのぞき込んでいる姿が印象的でした。
バス遠足
本日は、待ちに待った遠足です。いつもより1時間早く登校し、いざディズニーランドへ出発です。
毎年恒例のディズニーリゾートへの遠足は、ディズニーランドとディズニーシーを交互に訪れています。今年はランドへの遠足となりました。
7:00am過ぎには、全クラス55台の観光バスが本校敷地内に待機。2100人の生徒たちの乗車を待ち構えていました。
生徒たちはチケットを受け取ると気の合う仲間と連れだって、おめあてのアトラクション、お気に入りのレストランへと急ぎます。
小さな頃から何度も来ているはずなのに、来るたびに新鮮な気持ちで楽しめるのがディズニーランドの魅力です。期間限定のスペシャルイベントやグッズ、パレードの賑わいにわくわくドキドキが止まりません。
朝の天気予報では、「午前中は雨」のはずでしたが、予報はハズれて時にはお日様が顔をのぞかせる好天となったうえに、この雨予報のおかげで来場者が大きく減り、生徒たちはほとんど待たずにアトラクションに乗り放題。ランドを満喫の一日となりました。
3:00pmに遠足は終了。現地解散方式となってから3年目。多くの生徒が残り、夜のランドを楽しみます。生徒のみなさんには遅くならないうちに帰宅し、明日の登校に備えてほしいです。無事帰宅することが遠足の鉄則です。明日はみんなの笑顔とみやげ話を期待しています。
(朝の風景)
ケータイ教室 ~生徒指導部~
前期中間試験を終えた本日午後、1年生を対象に、『KDDI スマホ・ケータイ安全教室』が開講されました。
本日は、KDDI スマホ・ケータイ安全教室事務局より小田様を講師にお招きして、高校生の必需品、スマートフォンの安全な使い方についてレクチャーをしていただきました。
学校長は、安全教室の始まりに「スマートフォンを安全に使おうというお話は、おそらく中学生の頃にも聞いたという人が大部分だと思います。そして1年生を対象にした講習を毎年行っているにもかかわらず、SNSでのトラブルやスマートフォンでの問題が多数起きています。どこかで自分には関係がないとか自分には起きないだろうだとか、という意識を多くの人が持っています。しかし当事者になって初めて後悔する人がたくさんいるのです。きょうのお話は、どうか“自分事”として聴いてください」と生徒たちに向けて注意を喚起しました。
アニメーションを通して伝えられた内容は、①インターネットを介した対人トラブル、②スマホ依存症、③闇バイトへの勧誘の3本立ての内容でした。
①は、SNSへの写真や個人名などの無断投稿から生じるトラブルについてのお話でした。個人情報や誹謗中傷を遊び半分で載せてしまうこと自体が問題なのですが、載せられた側が報復行為に出て事態がエスカレート。不当な金銭の要求や時には傷害事件、なんと殺人事件に発展してしまったケースが実話として紹介されました。
②では、写真や動画のアップ、ゲームなどにハマってしまい抜け出せなくなる人の話が紹介されました。スマホは単なる通信手段ではなく、使用者を虜にしてしまう、「魔性の側面」があるようです。小田様は、「アプリを開発・提供する側も、特典などを与えるなどあの手この手で使用者を夢中にさせてしまう仕組みを作っています」と警告します。スマホ依存症は、アルコールやギャンブル依存症と同様、立派な病気です。勉強に支障がでる、人間関係を壊してしまう、さらにひどくなると当たり前の日常が送れなくなるなどの重症に陥ります。
③は、SNS上にばら撒かれている恐ろしい“罠”についてのお話でした。「郵便ポストに封筒を投函すれば5,000円」など、“美味しい話”へ飛びつくと、後戻りできなくなる「闇バイト」の世界に引きずり込まれます。AI技術が高度に発達し手口が巧妙化したせいで、巻き込まれる人が後を絶ちません。
お話を聴いていて本当に怖かったのは、実際に起きた事件・事故に基づいて3つのアニメーションが構成されている、ということです。さらに、当事者は生徒たちと同世代の若者達でした。
小田様は、「自分が巻き込まれないようにすることが大切です」と話してくれました。「でも、もしそうなったら一人で抱え込むことが最も危険な対処方法です。絶対に周囲にいる大人に相談してください。保護者や先生方、どうしてもそれができないのであれば相談窓口があります」と最後に伝えてくれました。「大人に相談すること」、これが一番大切です!
全校集会
本日1校時、至真殿メインフロアーに全生徒が集い、全校集会が開かれました。生徒会長冲くんより、5月2日(金)に催された生徒会企画、「謎解き」の上位2クラスが発表されました。
まず沖くんが登壇し、「第1回 真心杯 謎解き大会」の優勝、準優勝チームの発表をしてくれました。栄えある優勝クラスは特進1年1組、準優勝クラスは、特進2年1組でした。副校長森下先生からクラスの代表生徒に賞状と記念品が手渡されました。
また、沖くんより生徒会選挙の実施方法について変更点が伝えられました。これまで12月に行われていた選挙を早め、8月に実施にするそうです。4ヶ月前倒しにすることで、「新旧の生徒会本部役員がともに活動できる期間を作り、引継ぎの円滑化や行事の活性化を図る」ことが狙いです。6月に告知し立候補者を募ります。1年生も立候補できますが、学校行事などは未体験のことばかりです。でも、説明動画や「生徒会オープンデー」を用意してくれるそうです。不安やためらいは不要です。
次に生徒指導部長鈴木先生から、中間試験明けに予定されているバス遠足について諸注意が伝えられました。現地での身だしなみやマナーを厳守!ルールを守ってこそトラブルを未然に防ぎ、思いっきり遠足を楽しむことができます。
本日の講話は、森下先生からでした。「新年度開始から1ヶ月が経ちました。この時期よく話題になるのが『五月病』です。ある本によると、この病は「自分は所属する集団になじまない」「自分は必要とされない人間だ」「変化がなくてつまらない」等の否定的な思い込みに起因することが多い、と解説されています。勉強であれ運動であれ、やる前から「難しそうだ」「自分にはできないのでは」と思い込んでしまうことはありそうな話です。私たちはよく「日々の生活に何も変化がなくてつまらない」と思い込んでいないでしょうか?否定的な視点から物事を決めつけてばかりいると、前向きな気持ちは失せてしまいます」と語り、思い込みや決めつけには危険が潜んでいるのでは?と生徒たちに問いかけました。余談だけれどと断りながら、「私は『いいこと日記』という日記をつけています」と打ち明けてくれました。「生徒があいさつをしてくれたとか、いつもの定食屋でおかずを一品サービスしてもらったとか、その日にあったよいことを記しています。振り返って読むと、ささやかだけど楽しいことは意外に多いと感じます。そして日々の生活は決して同じではないということにも気づきます。昨日できなかった問題を解けた、いままでできなかった技ができるようなったとか、昨日とは違う今日、今日とは異なる明日を探してみてはどうでしょうか?前向きに考えた方が人生は楽しくなるし、自分を成長させてくれるかもしれません」と控えめながらも、生徒たちに大切なヒントを伝えてくれました。そして「楽しいバス遠足の前には、中間試験があります。今日から勉強に取り組みましょう」と伝えることも忘れませんでした。