2022年7月の記事一覧

終業式

 

本日1校時、終業式が行われました。至真殿にて学年ごとに行う予定でしたが、最近の感染状況を考慮し、急遽生徒はホームルーム教室待機のまま、放送で式を行うことになりました。今年度は、4月の開始以来一度も全校生徒で集まることができていません。

最初に、生徒会長の山根凪君から、「10月末に行われる文化祭のテーマが決定しました。「星華、個性輝く華のように」です。皆さんのおかげで夏休み前に決定することができました。ご協力ありがとうございました。現段階では、クラスごとに企画を行う予定ですので、夏休み明けにどのような企画をするのか決めてください。

そして、明日から夏休みです。今年の夏は例年に比べてとても暑くなる予報です。熱中症とコロナへの対策をしながら過ごしましょう。現在新型コロナの感染者数が増加しているようです。手洗いうがい消毒等の徹底をよろしくおねがいします」と挨拶がありました。

 

続いて、文化振興課大澤先生より、夏休みの課題と注意事項が伝えられました。読書感想文やポスターなどの作品制作など、11個の課題の中から生徒が好きなものを選んで、取り組みます。

 

 

学校長は、「さて、明日からいよいよ夏休みに入ります。コロナと共存しながら送る学校生活も3年目になりますが、去年や一昨年と比べて、4月からの3カ月間は随分と元通りの学校生活が送れたのではないでしょうか?しかしながらその代償として、学校内での感染者や濃厚接触者が増えた時期もあり、定期試験を受験できなかったり、クラブ活動の大会に出場できなかったりと、悔しい思いをした生徒もいたと思います。そのような中で、5月には3年ぶりのディズニーリゾートへの全校バス旅行を実施することができました。クラブ活動においては、大きな制約を受けながらも、春の関東大会には 6つのクラブが出場し、ソフトテニス部の優勝を始めとして、大きな成果を上げました。そして夏のインターハイには5つのクラブが出場します。きっと素晴らしい成果を持ち帰ってくれることと期待しています。そして、夏休みに入ってから、全国大会を目指して戦う軟式野球部や吹奏楽部の活躍も期待が大きいです。そして、極めつけの硬式野球部は、4年ぶりとなる夏の甲子園を目指してがんばってください。かなえば、春夏連続の出場となります。応援スタンドでは3年ぶりの学校応援が実施されます。学校全体で盛り上がりましょう」と生徒に語り掛けました。

また、「最も大切なことは皆さんの健康管理と安全管理です」と、コロナウィルスの感染対策や猛暑による熱中症への警戒を呼びかけ、さらに、規則正しい生活を心掛け、意欲をもって家庭学習や夏休みの課題に取り組むなど、長期休業中の過ごし方について、生徒の意識を喚起しました。

 

最後に、生徒指導部長鈴木先生から「明日から夏休みに入ります。この間特に気を付けて欲しいのが交通事故です。被害に遭わないようにするのはもちろんのことですが、交通事故を起こさないようにして下さい。みなさんがのる自転車は『軽車両』です。車道の左側を走行することが原則です。スマホを操作しながら、イヤホンで両耳をふさいで音楽を聴きながらの運転は、道路交通法に違反する行為です。違反をすれば罰金を科せられることもあれば、事故を起こせば多額の賠償を請求されることもあります。厳に慎んでください。また、千葉県では7月1日より、自転車を使用する人は保険に入ることが義務付けられています。事故を起こした場合にも、事故を被った場合にも、保険はとても大切になります」と安全面への注意をしました。

表彰 ~部活動~

始業式では、表彰が行われました。コロナウィルスへの感染を考慮し、男子柔道部は、放送室への入室を代表者四元君1名のみとしました。

以下に紹介いたします。

 

水泳部

千葉県総合体育大会水泳競技大会 競泳の部男子200mバタフライ 準優勝 御園陸功

(7月7日に詳報)

 

柔道部

関東ジュニア柔道体重別選手権大会 

90㎏級 優勝 四元羅生

66㎏級 第3位 大松﨑彪貴

少年男子無差別級 優勝 長谷川鼓白

少年男子90㎏級 優勝 中野心太

女子52㎏級 優勝 新堀愛海

応援練習②

本日14:00より、第2回目となる応援練習を行いました。およそ1時間半の練習で生徒達は汗だくでしたが、最後までエネルギーが途絶えることはなく、余力を残している様子でした。明後日の初戦が楽しみです。

今回は、本格的に団旗を挙げるところから練習開始です。先週練習した応援曲をいくつかおさらいした後、今回初めて取り組む『ヤッサイモッサイ』をお披露目しました。毎年8月に木更津港まつりで市民が踊る、お馴染みの曲です。生徒たちは振り付けもすぐさまクリアーし、新曲は晴れてレパートリー入りを果たしました。

休憩をはさみ、後半は掲げられたパネルを見て瞬時に曲を切り替え、突然のヒットの場面ではファンファーレ、得点場面での『証城寺』と、本番さながらのメドレー練習でした。よどみなく流れる応援団の動きを見ると、2回の練習でどうやら「仕上がった」感を十分感じる出来ばえでした。

練習の最後には、応援団長、野球部員堀江瑠人君が、「みなさんの応援があってこそ、選手たちは実力以上の力を発揮できます。選手たちの後押しがしっかりできるよう、応援お願いします」と団員へ呼びかけました。

千葉県大会開幕 ~硬式野球部~

本日10:10より、ZOZOマリンスタジアムで、『第104回全国高校野球選手権千葉大会』開会式が行われました。いよいよ熱戦の火蓋が切られ、千葉県の頂点を決定する、熱い夏が始まります。

内野席がほぼ満席となったマリンスタジアムでは、連合も含めた168校、153チームが入場行進を行いました。昨年度準優勝校の本校は、2校目の入場となりました。県内の高校球児が胸を張って堂々と行進する姿は、実に壮観でした。

グラウンドには各校の代表2名が残り、昨年の優勝旗と準優勝旗の返還が行われました。主将中西君が準優勝旗を返還すると、大会会長より準優勝旗のレプリカが贈呈されました。

本校は、CブロックAシードをとり2回戦からの出場。初戦は13日(水)、マリンスタジアムにて第1試合です。

今大会は、3年ぶりに全試合を有観客で実施し、いくつかの制約は残るものの、ブラスバンドやチアリーディングによる応援が解禁されます。本校応援委員会と有志生徒による、スタンドでの活躍も楽しみです。

野球応援練習①

本日、野球部、吹奏楽部、チアリーディング部からなる、応援委員会の生徒と有志生徒が、至真殿大階段に集合し、初となる応援練習を行いました。

本日期末試験を終えた生徒たちが集合し、アルプススタンドに見立てた大階段で練習を行いました。2年生、3年生は、この春、現地甲子園に赴き実戦に臨んだばかり。要領を得ない1年生も、最初はまごついていましたが、麻埜先生の丁寧なリードで次第にコツを掴んでいきました。1時間の練習でおよそ10曲のレパートリーをこなしました。

 

全国高等学校野球選手権千葉大会は、7月9日(土)に開幕。勝負の夏が始まります。

県大会男子200mバタフライ準優勝 ~水泳部~

6月24日(金)、習志野市にある千葉県国際総合水泳場で県高校総合体育大会水泳競技大会が開催されました。この大会において、本校水泳部御園陵功君が男子200mバタフライA決勝において、2:08.73の自己記録で2位入賞を果たしました。

 

標準記録2:21.29をクリアーした御園君は、7月に上記水泳場行われる関東高等学校選手権大会への出場が決定しています。同大会同種目で全国標準記録2:04.05を突破すると、8月に高知県で行われる全国総合体育大会への出場権を得ることになります。

自己ベストの更新を目指し、さらなる高みへと進んで欲しいです。

必勝祈願 ~硬式野球部~

壮行会の会場を後にした本校硬式野球部は、市内八剱八幡宮を訪れ、必勝祈願を行いました。

グラウンドで見せる躍動の姿から一変、厳かな雰囲気の中で神前に頭を垂れる部員達には、勝利を祈る、凛とした“静”の姿がありました。

壮行会 ~硬式野球部~

『第104回全国高校野球選手権千葉大会』が、いよいよ7月9日(土)に開幕を迎えます。本日は、青雲館にて硬式野球部を激励する『壮行会』が開催されました。

吹奏楽部が演奏するオープニング曲と共に、ユニホーム姿の部員たちが颯爽と入場しました。

五島監督からの「今年のチームの様子はどうですか、甲子園には行けそうですか、とよく質問されます。これまで私は自分のチームをただの一度も強いと思ったことはありません。ただし、今年のチームは去年のチームより強い、とは言えると思います。選手たちは、いま必死に戦っています。「チーム一丸になるにはどうしたらよいのだろう」とラストの1週間でチームが目指す方向を見付けているところです。

甲子園では、個々の能力が高い、優秀な選手が集まったチームが全国制覇を果たす様子を目にします。私は昔から、“弱いチームが気持ちを込めて、一丸となって強いチームに向かっていく”という戦い方をしてきました。この木更津総合のスタイルを、これからも貫き通したいと思います。野球部が、そして応援団、学校が一つになれるように、という思いがあります。また私たちはそれを糧に頑張っていきたいと思います」との言葉に、会場にいる人たちは耳を傾けました。

 

主将中西祐樹君は、「私たちは、昨年あと一歩というところで甲子園に届くことが出来ませんでした。その悔しさを忘れず、私たちはどのチームよりも必死に練習に励んできたという自信があります。もう一度春夏連続で甲子園に出場するという、強い気持ちを持って、この夏の大会をチーム一丸となって戦いたいを思います」と、熱くチームの思いを語りました。

 

ご来賓の方々からもご挨拶を頂きました。硬式野球部後援会会長山本惠司様からは、「自分たちの力を120%出し切って、春夏連続出場を果たしてほしいです」と。硬式野球部OB会会長磯野典正様より、「多くの期待を背負い、千葉大会優勝、春夏の連続出場を果たした上で、全国一位となり、本校の旗を甲子園球場に掲げて欲しいです」と。保護者会会長近藤直弘様から、「この暑い夏に、熱い戦いが始まります。私たち保護者はみなさんを精一杯応援し、全力でサポートすることをお約束します。この夏が学生生活最高の夏になる様、頑張って下さい」と、それぞれ激励の言葉を賜りました。

 

学校長が、「1年前、2年ぶりに開催された夏の県大会で、決勝タイブレークの末、サヨナラ負けをして、甲子園出場という夢が目前で消えてしまった、あの時の悔しそうなみなさんの姿をよく覚えています。最後の夏を終えた3年生よりも、まだ次の年がある2年生、つまり今の3年生の方が泣き崩れていた気がします。その悔しさをバネにして秋の大会で優勝。そして関東大会では、東海大相模を倒してベスト4。6年ぶりに春のセンバツに出場しました。甲子園では延長タイブレークで1回戦を勝ち上がったものの、2回戦でも延長タイブレークの末、サヨナラ負けをしてしまった。さぞかし悔しかったと思います。

そして今年の夏、本校野球部はAシードで夏の県大会に臨みます。下馬評では圧倒的な優勝候補、王者木更津総合と言われています。しかし本校野球部は優秀な選手ばかりが集まった、無敗の王者ではありません。負けて悔しい思いをして、そこから努力して這い上がるチームです。高校野球の最高の晴れ舞台である夏の大会で、悔しさをバネに鍛えたその心と体を思う存分発揮して下さい。特に3年生にとっては最後の戦い、しかもコロナの渦中に入学をして、様々な制約に縛られ我慢を強いられてきた学年です。その思いのたけをぶつけて欲しいです。今年は3年ぶりに学校応援を実施できます。吹奏楽部、チアリーディング部、そして有志の応援団と共に戦い、是非とも甲子園に行きましょう!」と力強く選手たちを励ましました。

 

最後に、吹奏楽部の演奏、チアリーディング部のパフォーマンスで、野球部の選手たちにエールが送られました。