カテゴリ:部活動

春季大会4強入 ~硬式野球部~

県春季硬式野球大会4回戦、本日県SC球場で行われた、対中央学院戦で、本校硬式野球部が勝利を収めベスト4入を果たしました。

4回表2死一、三塁で羽根の適時打で1点を先制しました。5回には、2死から山田がセンター前に一打を放って出塁。二盗を試み送球が逸れた隙を突き2死三塁とすると、渡辺が三遊間を抜く適時打で1点。すぐさま二盗を成功させると、水野がライト前へ二塁打を放ち1点を追加。さらに、菊地が三塁を強襲する当たりが二塁打となり、水野が生還。計3点を獲得しました。打と走で機動力を発揮しました。

守備でも好守が冴え、3回裏羽根が三塁線上の鋭い打球に反応。4回裏にはショート菊地も速い打球に飛びつき、併殺で相手打線を封じました。

9回裏には中央学院佐々木君のフェンスに達する三塁打から1点を許しましたが、先発越井は一人で投げ切り、見事に完投。本校野球部は、4-1で勝利し、5月3日に予定されている準決勝に進みます。

春季大会3回戦に勝利 ~硬式野球部~

春季県高校野球大会3回戦、本日ゼットエーボールパークで行われた長生高校との試合に、本校硬式野球部が勝利しました。

攻撃では、2回に先制。3-0で迎えた6回、山田が申告敬遠で2死満塁となると、続く渡辺が三塁打。さらに水野の二塁打で計4点を獲得。7回には、朝倉のバントで守備が乱れる中で1点。無死二、三塁の場面で中西が適時打で更に2点を獲得。続く無死一、二塁の場面で山田が2試合連続となる本塁打で3得点を上げ、13-0としました。守備では、6回に打球が胸を直撃するアクシデントに遭い、ここまで得点を許さない好投を続けた金綱が降板。継投の千葉が後続打者を見事に完封し、7回コールドで試合を終えました。

初戦突破 ~硬式野球部~

昨日より開始された、『第75回 春季千葉県高等学校野球大会』において、本校野球部は、本日県総合SC野球場で行われた、東葛飾高校との試合(第2回戦)に勝利しました。

守備では、越井、金綱、井上、千葉の継投が奏功し、被安打2、失策0と、相手に得点を許さない危なげない試合展開になりました。6回にはレフト鶴見が、抜ければ長打となるあたりをファインプレーで封じるなど、堅守を示しました。

攻撃では、打線が威力を発揮し、16安打10得点。7回表2死三塁で、山田が左翼スタンドに放ったアーチが決定打となり、7回コールドで試合終了となりました。

春を彩る階段アート ~美術部~

本校美術部が、またもや木更津の地域振興プロジェクトとタイアップ。木更津駅東口南側(吉野家側)階段に“春”を描いて、行きかう人々のこころをなごませています。

一般社団法人まちづくり木更津による、『芸術文化に親しむまちづくり振興事業』の『木更津駅階段アート第二弾 ~高校生・専門学校生が描く“春”』~』に、木更津東高校、木更津工業高等専門学校、本校美術部が参画。それぞれが“春”をテーマに、木更津駅の階段を作品で飾り付けました。

本校美術部は、東口南側階段の装飾を手掛けました。作品は、幅4㍍×高さ6㍍の大作です。作品タイトルは、『フレーフレーワタシ!』。「テーマの春に合わせて、階段アートで全ての人にエールを送ります!フレーフレーワタシ!フレーフレーみんな!」とのメッセージが込められた作品には、元気よく一歩を踏み出す女子高生をセンターに配し、木更津の名所やオリジナル戦隊ヒーローが描かれ、駅を利用する人たちを励ます絵柄になっています。

下絵の作成は美大に通う本校OB、大庭ひかりさんがまとめ役となり、制作には3か月を要しました。大作に苦戦する部員たちを見かねて、卒業生や美術部以外の先生たちの援助を受けて完成にこぎ着けました。多くの人たちの愛が込められた作品にはたくさんのハートが隠されています。

 

 この事業は、今年市制施行八十周年を迎える木更津市が進める、《木更津みなとぐちアートプロジェクト2022(MINART)》に向けて、アートを通じた駅周辺の活性化推進の一環として実施されています。

成田太鼓祭 ~和太鼓部~

16日(土)、17日(日)、第32回目となる『成田太鼓祭』が、成田山新勝寺と表参道を会場にして開催されました。本校和太鼓部が出場し、その腕前を披露しました。

『成田太鼓祭』は国内屈指の規模を誇る太鼓祭です。毎年、日本全国から腕自慢の演奏チームが集結しますが、コロナの感染拡大の影響を受け、2年にわたり中止となっていました。

 

今回は3年ぶりの開催となりました。実施された2日間で全国から計53団体約1千人が参加し、和太鼓や日本の伝統楽器の音色を響かせました。祭りの幕開けを告げる「千願華太鼓」が参加者全員によって行われていましたが、今年は感染対策のため2日に分けて行われました。本堂前で疫病退散や平和を願って打ち鳴らされた太鼓の響きは、周囲を圧倒する迫力で、天にも届けとばかりに轟きました。

 

本校和太鼓部の活躍も新聞各紙で取り上げられました。

・3年生部長、藤田大吾さんは、「共同作業をしている感じで楽しかった。いろいろな音色が混ざり合っていい音になった」と話していた。[毎日新聞]

・3年生副部長、田中美聖さんにとって入部以来の大舞台となり「最初はとても緊張したけれど、楽しくて仕方がなかった。貴重な体験ができて本当にうれしい」と満面の笑みを見せた。[千葉日報]

 

登校風景 ~吹奏楽部~

4月12日、新年度最初の授業日です。今日から全ての学年が登校し、通常の授業が開始されます。今年度も吹奏楽部による、朝の演奏が始まりました。

 

年度の開始早々初夏の様な陽気となり、まぶしい日差しが降り注ぐ坂道を登って、生徒たちが登校してきました。吹奏楽部が奏でるテンポの良い楽曲がにぎやかに響き渡り、春の雰囲気をさらに明るくしてくれます。

 

演奏曲は、ヤングマン、宝島、怪物、Mela!、ディープパープル、ジェラートコンカフェ、野球応援メドレーの7曲です。

 

「新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。楽しい思い出つくりませんか?音楽ホールで待っています!」との元気な声に励まされます。

 

野球部挨拶

 

硬式野球部キャプテン中西君が登壇し、始業式に集まった2、3年生を前に、センバツ大会で応援を受けたことに対して感謝の気持ちを述べてくれました。

「私達硬式野球部は、第94回選抜甲子園大会に出場して参りました。まず、甲子園での学校を挙げての応援、有難うございました。甲子園という舞台で、最高の応援をして頂き、私たちはたくさんの勇気をもらいました。しかし、その声援に応えることが出来ず、2回戦敗退という悔しい結果に終わってしまいました。この悔しさを忘れず、ここから夏の甲子園に向けて全力で練習に励んで参ります。そして、またみなさんと一緒に甲子園へ行けるよう日々頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします。有難うございました」、と中西くんが自身の気持ちを語ってくれました。

 

優勝が目標でした。悔しい気持ちが滲みます。でも、試合の様子はテレビで中継され、新聞でも大きく報じられる甲子園です。全国の注目が集まる、晴れの舞台で活躍する野球部の姿を見て、私たちもたくさんの勇気をもらいました。2試合とも手に汗握る真剣勝負。野球部のみなさんの雄姿を誇らしく思っています。みなさんが、再び甲子園の地に立つことを祈っています。ガンバレ!

Spring 音楽会 ~和太鼓部~

4月3日(日)、本校和太鼓部が、君津文化ホール大ホールで行われた、びわ音楽教室のピアノ発表会にゲスト出演しました。

演奏者は、同音楽教室でピアノを習っている小学生から高校生までの生徒さんたちです。みなさん素敵なドレスに身を包み、華やかな発表会でした。音楽教室の先生が奏でる心地よい調べは、会場を包み込むように響き渡り、観客を魅了しました。

 

本校和太鼓部は、発表会の最後を飾る演目に出演し応援演奏をさせて頂きました。『睦』、『祭り』の2曲を披露しました。

ピアノと和太鼓では音楽のジャンルも趣も異なり、かなりかけ離れた印象がありますが、「音楽が好き」という気持ちには変わりがない、と感じることが出来た貴重な体験となりました。

硬式野球部帰還

昨日の試合を終え、硬式野球部・応援委員会が帰還。至真殿前の広場に、教職員と保護者のみなさまに出迎えられ、ささやかではありますが慰労のセレモニーが行われました。

学校長は、応援委員会の活躍にねぎらいの言葉をかけ、集まって頂いた保護者の方々に謝辞を述べ、「2年間野球応援が出来ない中で、久しぶりの応援が甲子園という大舞台でした。吹奏楽部の演奏とチアリーディング部のチアダンス、野球部の振り付けと、本校の野球応援を最高の舞台で行うことが出来ました。

そして野球部のみなさん、甲子園での2試合お疲れ様でした。2度連続の延長タイブレークと言う、本当に苦しい2試合でした。素晴らしい戦いを見せてくれました。目標が優勝であったので、野球部のみなさんは悔しい思いをしていると思います。この2試合の経験を今後に活かして、これからの戦いに臨んで欲しいと思います。

コロナでこの2年間思うようなことが出来ずに、鬱憤がたまる中で今回の甲子園出場は、素晴らしい契機となってくれました。昨年の秋季県大会の優勝、関東大会ベスト4、センバツの出場決定、そしてこの甲子園での戦い。夢の様な楽しい半年間でした。特に甲子園が開幕してからの1週間は、2年間の様々な苦しい思いが野球部の活躍のお陰で報われた、本当に素晴らしい時間でした。

この夏、再び優勝という目標を掲げ、是非とも甲子園に戻り、果たせなかった夢に向かって進んで欲しいと思います」と、野球部の健闘を称えました。

吹奏楽部部長高野日花さんが、応援委員会を代表して「優勝を果たせなかった野球部のみなさんは、悔しい気持ちがあるのかも知れませんが、全国の注目が集まる大舞台で堂々と活躍するみなさんの姿は、本当に素敵でした。私たちも同じ舞台に立ち、力いっぱいパフォーマンスを披露することが出来ました。有難うございました。そして本当にご苦労様でした」と挨拶をしました。

最後に野球部を代表して、キャプテンの中西くんが、「遠方まで多くの方々に集まって頂き、本当に有難うございました。私たちの力不足で期待に応えることが出来ませんでしたが、みなさんの温かい応援は、私たちの大きな励みとなり、力となりました。もう一度チームを作り直し、夏には再び甲子園に戻ることが出来る様に、また頑張っていきたいと思います。これからも応援をよろしくお願いします。有難うございました」と、感謝の気持ちと、大会を終えてからの新たな決意を伝えてくれました。

センバツ第2回戦 ~硬式野球部~

3月25日、甲子園球場で行われた、『第94回選抜高校野球大会』第2回戦目の対戦相手は、金光大阪高校。実力伯仲の緊迫した試合は、またもやタイブレークにもつれ込みましたが、残念ながら勝利を逃しました。

試合は投手戦の様相を呈し、5回まで両チームとも無得点。先制点は金光大阪、六回裏の攻撃。先頭打者が安打で出塁すると、犠打などで走者を進め、2死三塁の場面で主砲岸本選手の中飛で1点を獲得。

本校の攻撃では、八回表先頭打者、代打植木が内野ゴロで執念の1塁奪取を皮切りに、続く代打浅倉が自らも生きる好バントで無死一、二塁とチャンスを広げました。2死二、三塁から主将中西がしぶとい内野ゴロで1点を返しました。

試合は、再び膠着状態が続き、得点は動かぬまま延長十三回より本校2試合連続となるタイブレーク戦に突入しました。

十三回表の本校の攻撃では、中西が犠打で走者を進め、1死二、三塁とし、続く菊池の適時打で勝ち越しとなる2点を獲得。スコアーを3⊸1としました。

しかしその裏、金光大阪の攻撃では、1死満塁から、守備の乱れと四死球による押し出しで3点を奪われ、ゲームセット。

 

惜敗を喫する結果となりましたが、本校硬式野球部は、”必ず勝つ“という意欲を失わずに最後まで戦い抜きました。その姿には、勝ち負けを別にして、心を打つひた向きさがありました。

また、最後までもつれる展開となった厳しい試合でしたが、応援団も力を惜しまず全力のパフォーマンスを続けました。応援委員会の素晴らしいリード、3年ぶりに復活した吹奏楽部の力強い演奏は、選手たちを励まし続けました。地元の対戦校とはどうしても規模ではかないませんが、数の劣勢を跳ね返す迫力の応援でした。

 

昨秋の関東大会に続き、遠方より多くの方々が応援に駆けつけて下さいました。有難うございました。これまで、多くの温かいご声援とご支援を頂いて参りました。みなさまのご厚意に応えられるよう、夏に向かって新たな一歩を踏み出したいと思います。

センバツ初戦を突破 ~硬式野球部~

昨日、阪神甲子園球場で行われた『第94回選抜高校野球大会』、1回戦vs.山梨学院戦は、2⊸1で本校硬式野球部が勝利しました。試合は1⊸1のまま延長戦に突入。十三回よりタイブレーク戦となり、本校野球部は、十三回裏の攻撃で1死満塁から四球押し出しで勝ち越し、第一戦を制しました。

初戦は、昨秋の関東大会準優勝校山梨学院高校と対戦。関東勢同士の対決となりました。

一回裏、2番中西が三塁線上に長打を放ち、1死二塁に。続く菊池が一、二塁間を破り、三塁、一塁とすると、4番水野の内野ゴロで1点を先制しました。

五回表には、山梨学院高校が2死二塁から、投手榎谷選手の適時打で1点を返し、同点となりました。

両チーム投手の好投が続き、互いに得点できぬまま試合は延長12回を終え、13回より無死二塁、一塁の設定で始まるタイブレーク方式の試合となりました。13回表、山梨学院はバントを試みましたが、本校は堅守を示し、三塁走者を刺し1死二塁、一塁。続く打者を併殺に打ち取りました。

13回裏の攻撃で菊地の左飛が犠打となり、1死三塁、一塁。水野が申告敬遠で満塁となり、続いて打席に立つ須永に四球。押し出しサヨナラで、接戦を制しました。

 

この試合では、失策なくプレーを終了。九回表の守備では、1死一塁の場面で渡辺が、フェンス際ファイト溢れるプレーでファールフライをキャッチ。直後に捕手中西が素早い送球で二盗を阻止するなど、守備の堅さが光りました。

 

選手の激闘に応える様に、応援にも力が入りました。特に延長戦での応援は、まさに力の限りにメガホンを打ち鳴らし、攻撃の勢いに大きな励みを与えてくれました。本当にご苦労様でした。

日テレ news every.に出演 ~応援委員会~

 

昨夕、日本テレビのニュース番組、news every.で選抜大会へ向かう、本校応援委員会の練習風景が放送されました。

番組内の特集では、間もなく蔓延防止措置が解除される中、感染防止対策を講じながらも、日常を取り戻そうとする世の中の取り組みが紹介されていました。その文脈の中で、3年ぶりにアルプス席で楽器を演奏しての応援が解禁となり、センバツ大会に向けて練習に励む、本校応援委員会の様子が放送されました。

移動式の電子黒板で過去の公式試合を見て、本番での様々な役割分担を確認しながら練習を行う、本校の野球部、吹奏楽部、チアリーディング部からなる、応援委員会の練習風景が活き活きと紹介されていました。

 

同じ特集内で伝えられたのが、感染者が発生し辞退を余儀なくされた学校が出てしまったことでした。無念の胸中は、察するに余りあります。放送によって伝えられたメッセージは、私達こそが真剣に受け止めなければならない内容でした。

 

試合前日となる明日の晩、応援団が木更津を発つ予定です。兜(カブト)の緒を締め直し、出陣いたします。“いざ甲子園球場へ!”

鳥居崎海浜公園遊具描画塗装 ~美術部~

往時の賑わいを取り戻そうと、現在『みなとまち木更津再生プロジェクト』が進行中です。その目玉企画であるパークベイプロジェクトに、本校美術部が市からの依頼を受けて参画。鳥居崎海浜公園の一画を占める、「まごころ広場」の遊具にアートペイントを描きました。

木更津のベイエリア、中の島大橋のたもとにあるのが鳥居崎海浜公園です。遡ること2年前、かねてより港湾地区の防波堤や同海浜公園の遊具に塗装を施してきた実績を買われて、木更津市からご依頼を頂きました。

当初は「市の再生プロジェクト」というタイトルの大きさに尻込みをしていた部員たちでしが、ミーティングを重ね、時間をかけて何度も話し合い、「木更津“愛”デンティティを育む公園」というコンセプトにふさわしい、ベストのデザインを考案することが出来ました。

途中、コロナウィルスの感染拡大の影響を受け、作業は大幅に遅れてしまい、関係施設のオープンとなる3月18日(金)以降も作業が続きますが、美術部OBや地域の方々、保護者や先生方の支援と協力に支えられ、なんとか完成の目途がつくようになりました。

この企画に参加する機会をいただいたことが、部員たちが木更津の現状に目を向けるきっかけとなり、「ここを訪れる人たちの心が温まるような作品を仕上げ、地域に貢献しよう」という意識が芽生えました。

作業を手掛けた部員たちは、「木更津の新たなフォトスポットとして世界に発信される日を楽しみに、美術部一同完成に向けて頑張りたい」と、胸を張って意気込みを語ってくれました。

銘菓『一途なのり天』来月発売~美術部・書道部~

地域の活性化に取り組むNPO法人木更CON(きさこん)が企画したスナック菓子『一途なのり天』が3月1日より、道の駅「木更津うまくたの里」で販売されます。本校美術部と書道部がコラボしてパッケージのデザインを手掛けました。

木更津の海苔は、富津市に次いで県内2位の生産量。きさこんが「みんなが恋してくれる木更津であって欲しい」との思いを込め、木更津が誇る江戸前海苔をふんだんに使った海苔天スナックを商品化しました。

この企画に、本校美術部と書道部が全面協力し、富士山を背景に金田の海で海苔の収穫をする漁師のイラストと、キャッチコピー「恋する木更津」の言葉を添えて筆文字で商品名を入れたパッケージをデザインしました。

海苔の生産については、海水温の上昇などが影響し漁獲高は減少傾向。さらに高齢化に伴い担い手不足となるなど、決して順調ではありません。この企画で、「木更津を代表する水産資源の1つである海苔を広くPRできる」と市は期待を寄せています。

1袋(70㌘)430円(税込)です。口に入れた瞬間ほのかな甘みが広がり、鼻腔を海苔の香りが通り抜けます。

合同卒業書作展 ~書道部~

本日より、2月26日(土)までの4日間、木更津イオンモール2階イオンホールにて、本校書道部と市原中央高校書道部共催となる『令和三年度 合同卒業書作展』が開催されています。

最終日26日(土)の展示は、午後3時終了となります。

広い会場には、24の作品が展示されています。なかでも目を引くのが、今年度3年生が手掛けた大作。常澄秀平くん作『臨 裴将軍詩』、林 桃衣さん作『臨 居延漢簡』、牧野央奈さん作『全臨 蘭亭序』の3作品は、ヨコ5㍍超×タテ2㍍50の大きさで、見る人を圧倒する迫力があります。

会場に用意されたしおりには、「それぞれの思いを胸に三年間の集大成といたします 共に歩んできた仲間たち 陰からではありますが大きな愛で支えとなってくれた両親家族に深く感謝します」との一文が添えられていました。

卒業を間近に控え、文化祭や海ほたるで披露した書道パフォーマンスなど、3年間の活動の様々な思い出がその胸に去来するなかで、最後の作品展示に向けた3年生の意気込みが伝わってきます。

選抜旗授与式・壮行会~硬式野球部~

本日、千葉県高等学校野球連盟会長酒匂一揮様、同専務理事鈴木博史様、毎日新聞千葉支局長長谷川 豊様が来校。音楽ホールにて、選抜旗授与式と壮行会が開かれました。LIVE配信で全校生徒が見守る中、選抜旗が主将中西くんへ手渡されました。

最初に酒匂様より、「昨年秋の県大会で頂点に達した後、関東大会では、安定した投手力と力強い打線を誇るチーム力と主将中西くんを中心にしたチームワークにより、見事4強入りを果たしました。千葉県代表、そして関東地区代表として、甲子園では大いに力を発揮し千葉県史上初の紫紺の優勝旗をもたらして下さい。そしてコロナ禍で苦しむ千葉県民に笑顔と喜びと希望を届けて下さい」と激励の言葉が送られました。

長谷川様から、学校長へ。学校長より中西くんへ、選抜旗が手渡されました。長谷川様からも「神戸で育った私は、幼いころから母親に作ってもらった弁当を手に甲子園へ通った思い出があります。大観衆が見つめる中、一球一打に躍動する高校生は私たちのヒーローであり、みんな輝いて見えました。みなさんが憧れ続けた甲子園では、どうぞ思いっきり投げて打って走って、そしてグラウンドに立てない部員の思いを胸に、木更津総合高校の野球を思う存分見せて下さい」と激励の言葉を頂きました。

学校長からは、「昨日閉幕した北京オリンピックでは、メダルの受賞者が一様に、メダルの重みを感じる、と言っていました。これまでの自身の努力や苦労、そして同じ夢を追いかけそれをつかめなかった仲間たちからの応援や期待などが、そのメダルに込められているように感じているのでしょう。きっと選抜旗を手にした主将の中西も同じような思いを感じていると思います。何度となく味わった悔しい気持ち。これまで応援をしてきた家族や仲間たちへの感謝の気持ち。千葉県そして関東代表として、同じように頑張ってきた高校球児たちの想いを、その旗の重みから感じ取ってもらいたいです。来るべきセンバツ甲子園大会で大暴れしてきて下さい。素晴らしい成果を期待しています」と期待の言葉が語られました。

生徒を代表して、生徒会長山根 凪くんから「私達は昨今のコロナ禍の中で、3年間しかない高校生活の多くの時間が失われてきました。硬式野球部の皆さんも、普段通りには練習を行えない中、甲子園出場までの道のりは決して平坦なものではなかったと思います。そんな中、練習を終え空が暗くなってから帰っていく野球部の皆さんの背中を見ると、私も頑張ろう!と、元気が湧いてきます。

今回の春のセンバツへの出場が確定したときは、まるで自分のことのようにとても嬉しかったです。大会においては日本一を目指して、皆さん全員が熱い気持ちをぶつけ、勇往邁進で勝ち進んでくれることを祈っています。私達も心を込めて精一杯応援します」と応援のメッセージを送ってくれました。

最後に、主将中西祐樹くんが、「今日こうして選抜旗を手にして、より一層甲子園という聖地で野球ができるという実感がわいてきました。私たちは甲子園を目指して本校に入学し、努力を惜しまずやって来た自信があります。目標である日本一、そして応援して下さる方々の期待に応えられるよう、全力で頑張ります。本日は有難うございました。」と決意と感謝の気持ちを述べました。

応援委員会の一翼を担う吹奏楽部とチアリーディングが、応援練習を始めています。球春が近づいています。

センバツ出場激励会~硬式野球部~

本日、硬式野球部主将中西祐樹君が、木更津市役所駅前庁舎へ赴き渡辺市長を表敬訪問しました。会場では、市長、市議会議長より激励の言葉を頂きました。

駅前庁舎8階に設けられた会場では、渡辺市長、田中副市長、重城市議会議長、草刈副議長、廣部教育長、市スポーツ協会鈴木会長に迎えられるなか、激励会が開かれました。

本校学校長が、「春の出場は6年ぶりのことになります。甲子園自体も2018年の夏以来、久しぶりの出場に感慨深い気持ちでおります。誰よりもそれを待ち望んでいたのは選手たちです。現在2年生の主将中西が入学したのは2020年度、ちょうどコロナが始まった年度に当たります。全国一斉の休校措置がとられ、入学した最初の2か月間は甲子園を目指して入学しながら、学校に通うことすらできない状況でした。1年次は春夏ともに大会は中止、甲子園を目指すことさえかないませんでした。甲子園大会にはつながらないものの、夏の千葉県独自大会で優勝。秋季大会では、県大会を優勝で勝ち抜け、関東大会へ出場。しかし、あと一勝で甲子園と言うチャンスを逃してしまいました。2年生になると、昨夏の県大会では、決勝戦で延長タイブレークの末敗退という結果でしたが、彼らが主力となった秋の県大会ではその悔しさをバネに2年連続となる優勝を果たし、関東大会では甲子園出場への決定打となる4強に進む大活躍でした」とこれまでの経緯を紹介しました。

「辛い思いをして勝ち取った甲子園出場です。選手たちが全力で試合に臨めるよう、職員・生徒が総力を挙げて応援態勢を整えバックアップして行くつもりです。また、本校野球部の活躍が市民の皆様に喜びと勇気を与えられるよう、そして願わくば優勝のご報告が出来るよう願っております」と挨拶を終えました。

五島監督からは、「春のセンバツのスローガンは『自信』。敵を恐れず我を疑わず自信をもって、そして少しでも木更津が元気になれるように、頑張っていきます」と大会に向けてその意気込みを語りました。

渡辺市長から、「悔しい思いを抱いて勝利を目指して来たとのこと。コロナ禍、練習もままならない状況であったと思います。これまでの努力の成果を大会で発揮出るよう、頑張って下さい」と。重城市議会議長からは、前身の木更津中央高校が昭和46年にセンバツで準決勝進出を果たした際の逸話を披露され、「市制施行80周年を迎える木更津市に紫紺の優勝旗を!」と、それぞれ激励の言葉を送って頂きました。

主将中西君は、「晴れて甲子園大会に選抜されたことを光栄に思います。木更津市を少しでも盛り上げられたらとの思いを胸に全力で戦って参りますので応援の程、よろしくお願いします」と力強く決意表明をすると、会場からは大きな拍手が送られました。

 

渡辺市長から記念品が贈呈され、大きな花束が贈られました。

 

(本来ならば部員全員で表敬訪問となるはずでしたが、今回はウィルス感染を懸念し、主将のみの訪問となりました。)

必勝祈願&墓前へ決定報告~硬式野球部~

春の選抜大会出場決定を受け、野球部は市内八剱八幡神社で必勝祈願を行いました。参拝を終えると、本校創設者真板益夫先生の墓前に向かい、出場決定を報告しました。

 

学校長は、部員たちを前に「選抜大会は、必ずしも戦績だけで選ばれるわけではありません。つまり、君たちのこれまでの実績や日頃の野球に取り組む姿勢も考慮されての選考です。選ばれたことに自信とプライドを持って大会に臨んで欲しいと思います。

正式に出場が決定したことで、これからは明確な目標をもって過ごしていけるはずです。残された時間は2ヶ月を切りましたが、一人ひとりが少しでも成長を遂げ、大会ではその努力の成果を示してくれることを期待しています。

2018年の夏以来の甲子園出場決定は、野球部はもちろん、学校にとっても大変喜ばしいことです。学校としても、可能な限り応援態勢を整え、君たちの勝利に向けてバックアップをしていきます。みんなの期待を背負って、頑張って下さい」と激励の言葉を述べました。

 

部員たちは参拝を終えたその足で、市内長楽寺へ。故真板益夫先生の墓前に、香華と「出場決定」を報じる新聞を手向け、線香を供えました。冷たい空気の中、部員たちは引き締まった面立ちで手を合わせました。

春のセンバツ出場決定!~硬式野球部~

本日、高等学校野球連盟による、第94回選抜高校野球大会出場校を選ぶ選考委員会が開かれ、関東地区の代表として本校硬式野球部の出場が決定いたしました。

午後3時20分に電話が鳴り始め、「有難う御座います。謹んでお受けいたします」と応える学校長に、詰めかけた報道陣から一斉にフラッシュが焚かれました。6年ぶり4度目となる春のセンバツ大会出場が、高野連より正式に伝えられた瞬間でした。

人工芝グランドで待ち受ける野球部員に学校長から朗報が伝えられると、校舎3階から「祝センバツ出場」の垂れ幕が下がり、周囲は湧き上がる歓声と拍手に包まれました。

LIVE中継で全校生徒が見守る中、主将中西祐樹くんが、「去年甲子園を目の前にして、二度のチャンスを逃してしまいました。その悔しさを胸に臨んだ秋の関東大会では、ベスト4という結果を残すことが出来ました。今日春の選抜大会への出場が決定したことを光栄に思います。木更津総合高校の名誉に掛けて日本一を目指して全力で戦いますので、応援よろしくお願いします」と堂々の決意表明をしてくれました。

思えば、一昨年の夏にはコロナ禍で甲子園大会が中止となるなか、千葉県独自大会で見事に優勝。昨年の夏は、無念の準優勝でした。しかし、挫けず前を見続けた本校野球部は、秋季県大会より躍進を続け、関東大会においてその実力を遺憾なく発揮したことで、遂に甲子園への切符をその手に掴み取りました。

野球部のみなさん、おめでとうございます!今は大会出場に向けて英気を養い、万全を期して目標に向かって突き進んで欲しいです。

 

オミクロン株という新たな難敵が、再び社会に暗い影を落としています。やがて訪れる春には、すべての球児が力の限り野球に打ち込み、思う存分躍動できることを願っています。

定期演奏会 ~吹奏楽部~

今年も、第9回目となる本校吹奏楽部による定期演奏会が、君津市民文化ホール・大ホールにて開催されました。

プログラムは、3部構成。

第1部 Classic Stageでは、“ARSENAL”、“吹奏楽のための抒情詩「秋風の訴え」”、“ミュージカル「Miss Sigon」より”

第2部 Pops Stageは、“昭和アイドル・コレクション Vol.2”、“ディズニー・メドレーⅡ”、“銀河鉄道999(アルトサックス・ソロフィーチャー)”、“ルパン三世メドレー”

第3部 Special Stageは、“マードックからの最後の手紙”

 

会場が大きく盛り上がったのは第2部。懐かしい昭和歌謡と楽しいディズニーメドレーに合わせてダンスを披露してくれた部員たちに、会場からは大きな手拍子が沸き起こりました。銀河鉄道999では、3年生小山さんがサクソフォンをソロで演奏。少し大人っぽいパフォーマンスは、迫力のパワーで会場を魅了しました。

 

この定期演奏会は、3月に卒業を迎える3年生部員の最後の活躍の場でもあります。1、2年生からビートルズの“レットイットビー”の演奏と感謝の言葉がプレゼントされました。新型コロナの影響を受け、活躍の場面が制限された中で活動を続けた今年度3年生は9名。顧問の青栁先生から一人ひとりプロフィールを紹介され、呼名に大きな声で「ハイ!」と応える姿には、上級生らしい頼もしさがありました。

 

日本列島は寒波に襲われ、底冷えのする一日となりました。年の瀬が迫る時季に、本日も多くの方々にご来場いただきました。ご多忙の中、誠に有難うございました。来年はいよいよ10回目の演奏会となります。