お知らせ

海外研修報告会

引率の米本先生に先導され、参加者20名が登壇し、7月に行われたベトナム、ダナン市で行われた海外研修についての報告が行われました。ダナン市での本校の研修は、令和元年7月に木更津市がダナン市と友好協力関係を結んだことから、昨年度に第1回目が行われ、今年が2回目の訪問となりました。

参加者を代表して2年生の新井さんが報告をしてくれました。ダナン大聖堂ほか、景勝地での観光、ダイワ精工ダナン工場への見学、少数民族との交流、現地大学生とのホイヤン散策と共同のプレゼンテーション等を振り返り、「私たちは実際にベトナムの地に降り立ち、現地の景色を自分の目で見て、気候や雰囲気を肌で感じながら、多くのことを経験しました。もちろん日本との文化の違いに気づいたりその地域人々の暮らしなどを垣間見たりしましたが、何よりも海外においての自分たちの役割や日本人としての過ごし方について多くのことを学べたと思います。この研修での経験は、私たちが将来どのように海外の人々と関わっていくのかを考える、大きな糧となりました」と、参加者全員がベトナムの地で過ごした得がたい経験について話してくれました。

本校HP新着情報には、米本先生と新井さんがレポートをしてくれた現地の詳報が掲載されています。さらに文化祭ではESS部のブースでさらに詳しい報告が行われる予定です。

高校生クイズ全国大会出場! ~クイズ研究同好会~

本校クイズ研究同好会が、「第45回 全国高等学校クイズ選手権」に出場しました。全国大会出場は、2度目の快挙!大会の様子は、9月9日(火)20時より日本テレビ系で放送されます。

6月に行われた「全国一斉スマホ予選会」には、全国から約5,000校が参戦。本校クイズ研究同好会の精鋭、女子生徒3名が日頃の努力の成果を存分に発揮し、見事全国大会への出場を勝ち取りました。今大会では全国の代表42校が覇を争い、熱戦を繰り広げます。

生徒たちの挑戦へ、温かいご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

体験入学 ~3日目~

最終日となった本日は、中学生は546名、保護者241名の参加者がありました。3日間での総参加人数は、昨年を360余名上回る数となりました。多数のご参加、ありがとうございました。

来年度から、『グローバルスタディーズコース』が新設されます。体験授業では、ニュージーランド出身のデーモン先生とコース長の宮越先生が、PCを使用して授業を展開。伝えられた様々な英語表現から英単語を推測します。英語でのリスニング、情報処理、語彙の育成を図ります。クロスワードやクイズ形式を取り入れた、楽しい授業になりました。

 

『特別進学コース』では、日本の文化財に焦点を当てた授業が行われました。旧石器時代から古墳時代、大陸文化の影響を受けた飛鳥、白鳳、天平文化。公家の文化から次第に武家文化へ移行する鎌倉まで、時代を追ってそれぞれの特徴が紹介されました。担当教員が所蔵する縄文土器や磨製石器の実物が登場し、生徒もご参観の保護者も興味津々でした。

 

『スポーツコース』の授業では、スポーツの役割について解説されました。身体的、精神的、社会的な側面からスポーツを捉え、高校生として取り組むスポーツについて考察しました。

競技する、団結する、応援する、観戦するなど、関わるフェーズは多岐にわたります。また、体力の増進、健康維持等、スポーツには年齢層に応じた関わり方があります。

 

『情報ビジネスコース』では、「ソフトウェアの開発」、「情報システムのプログラミング」、「コンテンツの制作と発信」といった、同コースで取り組む学習内容が紹介されました。簿記検定や情報処理検定などの資格を、高校在学中に取得することができます。

 

『保育・幼児教育コース』では、楽しそうな雰囲気が伝わる画像を見ながら、附属幼稚園での保育実習の様子が紹介されました。遊びは、子どもの成長に欠かせない大切な要素です。玩具は幼児教育に大きなウエイトを占めます。動くもの、カラフルなものが小さな子どもの関心を引きつけます。授業ではその要件を満たす、かざぐるまを作成しました。

 

『医療・看護コース』では、理学療法士、歯科衛生士、臨床検査技師ほか、多くの医療系職業に触れ、コースでの学習内容を紹介しました。医療看護系の大学・専門学校、医療技術者養成学校はどこも難関です。さらに国家試験が課される資格が多数あります。前半のガイダンスに続いて、後半は過去問題を使って出題傾向と解法の解説が行われました。

 

 

『生活科学コース』では、調理技術検定と被服製作技術検定の取得が目標です。本日の体験授業では、ミシンを使ってエコバッグの製作にチャレンジしました。

 

『美術コース』では、表現する楽しさを学び、創造する力を養います。きょうは「与えられたモチーフからイメージを描く」という課題が提示されました。全員が絵筆を握って真剣に取り組みました。

校内見学・部活動体験は、大変充実しました。運動部は普段と変わらない、ガチな練習を公開しました。中学生達は、レベルの違うパフォーマンスに羨望の眼差しを向けていました。文化部、同好会は、動画を作成したり参加型の体験ができるようしたり、たくさん工夫をしてくれました。準備にかなりの時間を費やした団体もありました。

下校時には、放送部による番組の提供がありました。綺麗な声でのトークとすてきな選曲は、まるでFM放送でも聞くようでした。

生徒会も大活躍でした。校内の随所で案内役を務め、1日2回の「見学ツアー」は好評で毎回多くの保護者がツアーに参加しました。適切な言葉遣いに明瞭な発声、なかなかのガイドぶりでした。

 

今年度の体験入学には、多くの中学生、保護者のみなさまに参加していただきました。事前のお申し込みが多数あり、十分なご対応ができるのか心配もありましたが、みなさまのご協力のお陰で、3日間滞りなく無事終了することができました。まことにありがとうございました。

例年にも勝る、厳しい残暑が続いておりますが、みなさまにはご自愛専一のほどお祈り申し上げます。

体験入学 ~2日目~

本日の体験入学は、中学生が752名、保護者432名の参加者がありました。日曜日ということもあり、特に保護者の参加人数が予定数を大きく上回りました。

大勢の中学生たちが、「おはようございます!」と元気よく登校してきました。校舎の大きさに戸惑い、なかなか自分のホームルーム(HR)教室を見つけられない生徒が目立ちました。昨日と同じように朝のHRで、担当教員から日程説明を受け、学校説明動画を視聴しました。

 

HRを終え、1時間目と2時間目は、教室で体験授業を受けるか、教室を出て校内見学・部活動体験に出かけます。

総合コースの英語の授業では、電子黒板に①Learn about the language.と書かれ、語彙と文法について学ぼう、と呼びかけています。続いて②Use the language.と書かれ、担当の先生は、語学の勉強はListening, Speaking, Reading, Writingをバランスよく練習し、実際に使ってみることが上達の秘訣です、と説いていました。

総合コースの社会の授業では、「日本国憲法の基本的な性格」について学びました。国民主権・平和主義・基本的人権の尊重の三大原則が鍵です。

総合コースの古典では、「平安時代はどんな時代だったのか?」。京都や十二単に代表される、おっとりとした貴族文化のイメージとはうらはらに、意外といくさや争いごとが多かったそうです。生徒たちは積極的に手を上げて、活発な授業になりました。

進学コースの社会は、「アメリカ合衆国の領土拡大」がテーマでした。1775年の独立戦争後、19世紀のアメリカは、フロンティアを求めて、西方へ漸進します。対メキシコ戦争(1846)、ゴールドラッシュ(1849)、南北戦争(1861~65)など、大変な出来事が目白押しでした。黒船を出して(1853)日本に開国を迫る余裕があったんですね?

施設見学と部活動体験も、大変盛況でした。熱中症警戒アラートが鳴り止まない猛暑のなか、屋外競技は過酷な環境で練習が続いていました。一方、至真殿、青雲館、至誠館では、エアコンの効果は絶大でした。もはや体育館の冷房は贅沢ではなく、必需品です。

 

観音まつり ~吹奏楽部・和太鼓部~

本日、本校吹奏楽部と和太鼓部が、木更津市の「第45回 観音まつり」に出演しました。元気いっぱいの演奏に、来場者からたくさんの拍手をいただきました。

今年も木更津駅東口の商店街が主催する、観音まつりが開催されました。多くの屋台が出店し、夏祭りらしい、大勢の人出で賑わいました。地元ヒーローが登場するステージやゆるキャラショー、ビンゴ大会などが催されるイベントに、本校吹奏楽部と和太鼓部が出演し、演奏を披露しました。

16:20より、吹奏楽部が登場。楽しいダンスを交えた『YMCA』、懐かしい昭和歌謡『学生時代』には、ボーカルがソロで歌唱。軽快な『夏祭り』、最後は吹奏楽曲の定番『宝島』が演奏されました。アンコールに応えてお届けした、野球応援メドレーは、千葉県大会での応援を彷彿させる名演奏となりました。男子2名が、巧みなトークで会場をわかせ、堂に入ったMCをしてくれました。

16:40からは和太鼓部の登場となりました。お送りした曲は、2曲。部員たちの仲睦まじい様子を曲にした『睦(ムツミ)』。『桜宴華(オウエンカ)』は、桜舞う出会いと別れの季節、ともに歩んだ仲間とともに宴を催す様子を表現したものです。激しいくリズムを刻む太鼓の大音響、賑やかさを演出する鈴と鉦、笛の音は凜とした旋律を奏でてくれました。会場を乱舞しながらの演奏が、夏祭りの雰囲気を大いに盛り上げてくれました。