お知らせ

真心杯 〜生徒会〜

5月2日(金)、『第一回 真心杯:ドッチビー&クイズ大会』を実施しました。生徒会本部役員の発案で初めて企画された行事です。本部役員が力を合わせ、全校生徒が楽しめるように全力を尽くして取り組みました!

ドッチビーは、午前中に予選トーナメント、午後は決勝トーナメントが行われました。予選トーナメントは、同学年同士での対戦です。全力で戦う1年生の初々しい姿や、2年生の気合のこもった一撃、3年生の結束力の強さを間近で感じることができました。

同時進行でクイズ大会が実施され、試合がない時間帯はクラスで謎解きに挑戦しました。廊下に掲示されたクイズを各自のタブレットをつかって回答するという形式で行われました。廊下でクイズを見つけて立ち止まる生徒、友達と一緒に問題を解いたり他学年と話し合ったりする生徒を多く見かけました。

午後には、予選で勝ち上がったチームと抽選で選ばれた敗者復活チームを含むトーナメントが組まれました。明らかに体力と体格に差がある3年生と戦うことになった1年生、同学年同士の闘いなど様々な対戦がありました。決勝戦に勝ち残ったのは、特進3年1組と3年4組でした。3学年同士、互いに譲れない一戦となりました。激闘の末、『第一回 真心杯』の栄冠に輝いたのは3年4組でした。意地のぶつかり合う接戦となりましたが、勝負を終えると爽やかな笑顔で互いの健闘を称え合いました。

生徒会初の試みでしたが、生徒のみなさんが目一杯楽しむ姿を見ることができて、本部役員一同、ほっと胸を撫で下ろすと同時にたいへん嬉しく思っております。来年も実施できるようにこれからも生徒会活動を取り組んでいきたいとおもいます。

(ここまでの記事と写真は、本部役員の新井穂花さんと新井莉緒奈さんによるものです。クイズの優勝は後日発表されます。)

閉会式では、両チーム代表が壇上に上がり、表彰式が行われました。生徒会長沖君より、「ドッチビーでは、白熱した試合が展開されました。また、クイズでは、頭を悩ませ、仲間とともに力を合わせる姿を見ることができました。先ほどの決勝戦では、クラスや学年の枠を超えた関わりを持つことができました。これからも様々な行事が続きますが、学年を超えたつながりを意識して、今まで以上に盛り上がる催しになることを期待しています」と挨拶をしてくれました。最後に、協力を得た部活動・同好会、教職員の援助に丁寧に礼を述べました。

 

続いて学校長があいさつに立ち、「今回の生徒会企画の発案は、昨年12月の生徒会役員選挙の時に、何人かの立候補者が「球技大会を実施したい」と公約したことに始まります。実は本校では22年の歴史の中で、全学年一斉に球技大会をやったという前例がありません。全55クラス、総数2,200名の生徒たちが限られた施設の中で一斉に競技に興じるのは無理だ、と私も含め大半の先生方がそう考えていました。しかし本部役員のみなさんが試行錯誤を重ね工夫を凝らし、2,200名全員が誰も退屈することなく充実した行事を実施することができました。しかも大いに盛り上がりました。周囲から無理だという声もありましたが、見事にやり遂げました」と講評を述べました。「チャレンジ精神を失わず困難な計画を実現した本部役員の知力・体力・行動力に、心から敬意を表し拍手を送りたいと思います」と言葉を結ぶと、会場から大きな拍手が送られました。

 

 

自衛隊ガイダンス ~就職指導部~

4月28日(月)、放課後に自衛隊ガイダンスを実施しました。教室で行われた説明会には、自衛官を志望する3年生5名、2年生1名が参加しました。けやき広場には特殊車両が展示されました。

防衛省自衛隊千葉地方協力本部木更津地域事務所の 主任広報官である米田様をはじめ、沼田様、須貝様、館山分駐所の東様、元第1空挺団所属の神谷様、そして今年の3月に本校を卒業し現在下志津駐屯地で任務に就かれている橋本さんにご来校いただきました。

けやき広場では特殊車両である高機動車が展示されました。下校時間ということもあり多くの生徒が関心を寄せ、中には運転席に座り写真を撮影したり、自衛官の方と写真を撮らせてもらったりする生徒も見受けられました。自衛官の方も笑顔で対応、丁寧に車両の説明をしてくれました。

 

ガイダンスでは、まず米田様から「17歳、18歳という年齢で、自分が何に向いているかわからない人は大勢いると思います。自衛隊には様々な職種があり、中には警察官や消防官、事務職員として勤務する人もいます。入隊後には何度も本人の適性を確認し、最適な部署へ配属されます」という説明がありました。基地内の生活では、一人一部屋かパーティションで仕切られたプライベートが守られる空間が与えられること、衣食住がすべて支給されること、休日もとりやすいことなど、福利厚生面で手厚い待遇が用意されていることに生徒たちは関心を示しました。また、退職時には再就職先が斡旋されます。公務員の別業種への道も開かれていて、東京消防庁との提携関係があり、消防官としてその後のキャリアーを歩まれる方もいるそうです。

本校OBである橋本さんからは、試験準備のポイント、現在の訓練の内容などを説明していただきました。特にライフル銃の分解と組み立ての訓練では27人中1番早くできたというエピソードに生徒たちも興味津々の様子でした。

陸海空の職務の違いや特徴、国防上の任務、時には緊迫の場面を語っていただくこともあり、笑顔で耳を傾けていた生徒たちの顔が緊張の表情に変わる瞬間もありました。自衛官のみなさんが私達の平和を守ってくれていると、あらためて実感できるガイダンスでした。

 

奨学金説明会

高校を卒業して大学や専門学校に進学する学生たちに向けて、日本学生支援機構が奨学金制度を用意しています。本日は至誠館にて、3年生の希望者を対象にした奨学金の説明会が開かれました。

至誠館にはおよそ300名の生徒が集まりました。今年度奨学金を担当する総務部の飯田先生から、奨学金の手続きについて丁寧な説明がありました。

配布されたパンフレットには詳細な説明があるのですが、手続きは少し複雑です。生徒たちは、規定や手順を細部まで確認した上で申請する必要があります。よくある勘違いが、この奨学金は進学後の5月からの支給になります。入学金等の支払いには充てられません。また、進学時に自分から申請しなければ支給が開始されません。さらに、在学中に成績などの現状報告をする義務があります。

 

残念ながら返済を滞納する人が多く、滞納額は膨大な金額になるそうです。奨学金制度は、寄付金など多くの善意で成り立っている制度です。また、返済金自体が運営資金の原資となっているため、滞納額が増え続ければ制度そのものが成り立たなくなる、と継続を危ぶむ声もあります。

奨学金を受け取る自分自身に対しては当然のことですが、次の世代が同じ恩恵を受けられるよう、「責任感を持って手続きを進めて欲しい」と飯田先生は訴えました。

警視庁ガイダンス ~就職指導部~

本日は、警視庁採用センターから、キャリアアドバイザーをお勤めになる木嶋丈男様が来校し、警察官を目指す本校生徒6名に、採用試験に向けて詳細なレクチャーをしていただきました。

警視庁が他の都道府県警と一番異なるのは、なんといっても日本の首都を守るという重い役割を背負っていることです。首都の警備は、主要な官公庁、行政機関、巨大で複雑な交通網、皇居、海外からの要人の訪問等、カバーしなければならない守備範囲が途方もなく広く、責任重大です。だからこそ抱くやり甲斐や使命感は、ほかの職業からでは得ることが難しいかもしれません。

46,500人を超える巨大組織であるからこそ、潤沢な予算を抱え装備や設備、福利厚生が、日本のどの警察機関よりも整っていることは働く側には大きな魅力です。

 

もちろん、参加生徒たちが最も知りたい採用試験についても詳しく説明していただきました。実は今年度より、採用試験の回数をはじめ、第1次試験では、「SPI3」の導入や教養試験の出題数削減等、実施方法や内容に変更があります。生徒たちは、論作文試験の要点や面接試験での注意点など、大切な情報を懸命にメモにとりました。

 

「警察官とは?」という問い掛けに、「人々の幸せを守ることです」、と木嶋様は言い切りました。「悪と厳しく対峙する強さと、困っている人に寄り添う優しさが同時に求められる仕事です」との言葉に続いて、「柔剣道の経験のある人、体力のある特別な人だけがなれる職業でありません」とも説明してくれました。警察官として必要とされる、知識と技能、体力や正義感は、採用後に警察学校でしっかりと教えてもらえます。

 

木嶋様は、定年を迎えられたときの体験を生徒たちに語りました。自らの警視庁でのキャリアを振り返り「やり遂げた」と大変感慨深いお気持ちを抱いたそうです。これから社会に出ようとする若者たちに、自分が専念してきた仕事を自信を持って勧めることは、誰にでもできることではありません。優しい笑顔と誠実なお話ぶりから、本物の説得力を感じました。

初戦突破 ~硬式野球部~

『第78回 春季県高校野球大会』が開幕を迎えました。本校硬式野球部は20日(日)、長生の森公園野球場第2試合にて初戦(第2回戦)を戦い、対戦校市立柏高校に5-0で勝利しました。

攻撃では、一回二死から庄村が右前打で出塁。二盗を成功させ二死二塁とすると、続く本島が適時二塁打を放ち、1点を先制。三回にも1点を追加して2-0で迎えた四回、薫田が左前長打を放ち無死二塁。増田の適時三塁打で3点目を追加。庄村、緒方の適時打で1点ずつを追加し、5-0としました。

 

先発を務めた川端は七回まで投げ、対戦校の打線を完封。八回より佐藤が継投し、得点を許さず最後まで投げきりました。

3回戦目は、26日(土)袖ケ浦市営野球場第1試合10:00a.m.プレーボールを予定しています。*試合進行は、天候などの事情により変更になる場合があります。その都度、県高校野球連盟ホームページで最新の情報をご確認ください。