お知らせ

対面式

本日1校時、全校生徒が至真殿に集合し、『対面式』が行われました。前方に並んだ1年生と、後方にいる2年生、3年生が向かい合い、互いに挨拶を交わしました。

2、3年生を代表して、生徒会長鈴木君が、「改めまして皆様、御入学おめでとうございます。 私たちは皆様と一緒に学校生活を送ることを楽しみにしておりました。この学校には部活動や真心祭など楽しい行事がたくさんあります。こちらにいる2、3年生と共に楽しい思い出を作っていきましょう。 また何か困ったことがあればいつでも先輩方や先生方に相談してみてください。 何事にも恐れず、本気で取り組み、充実した有意義な高校生活を過ごしてください。 皆様の御活躍を心より応援しております」と、歓迎の言葉を述べました。

 

ここで1年生が、2、3年生に向き直り、1年生代表川上君より「激励の言葉、どうもありがとうございます。僕たち新1年生はまだ学校へのなじみも少なく、不安に感じることや戸惑うことが多いです。しかし先輩方と協力し、早く総合高校での生活に慣れ、勉強や部活動など色々なことにがんばって取り組んでいきたいと思っています。どうぞご指導よろしくお願いします」と、これから始まる本校での高校生活への意気込みを述べました。

 再び生徒全員が正面を向くと、学校長は「先日の入学式をもって、新入生694名が正式に私たちの仲間に加わりました。本日は対面式で、全生徒1950名がこの至真殿に集まりました。この3年間は、全校生徒が一堂に会する機会というのは、殆どありませんでしたが、今年はまず、この対面式で全員が集まることができたことを、たいへん嬉しく思っています。

本校の魅力が多々ある中で、生徒数が1900名を超えるところも、その一つだと思っています。少し大きな規模の学校でも1000名を超える学校はそうそうありません。1900名という人数自体に様々な可能性が秘められています。体育祭、文化祭といった学校行事での盛り上がりはもちろん、昨日の部活動紹介で体験した通り、部活動・同好会といった課外活動での選択肢の多さがみなさんの可能性を広げてくれます。

1年生は本校の魅力を十分享受し、2年生、3年生は、手本となって1年生をけん引して下さい。さらに、本校で1年間を共に過ごすという『縁』を大切にして、先輩も後輩も幅広い交流をして欲しいと思います」という言葉を送りました。

「今日がそのスタートの日になります」との学校長の言葉にうながされ、二人は壇上中央に歩み寄り固い握手を交わすと、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。

部活動同好会紹介

今日は、1年生を対象にした『部活動同好会紹介』が行われました。

1校時目は、全員が至真殿に集まり、ステージ発表を見学。和太鼓部、ダンス部、チアリーディング部、吹奏楽部が、それぞれのパフォーマンスを繰り広げました。

 

メインフロアーに集合した1年生に、学校長は、「本校にはたくさんの自慢がありますが、クラブ活動が盛んなことも大きな自慢の一つです。運動部と文化部と同好会、全部で45の課外活動があります。関東大会や全国大会を目指して、休みなしで厳しい練習に励んでいるクラブもあります。でも、なかには初心者大歓迎で、一週間で限られた活動日を設け、参加しやすい、活動しやすい、クラブ・同好会もあります。なにも全国制覇を目指すことだけが部活動の意義ではなくて、クラスの外にも自分が必要とされ、活躍する場所がある、それがクラブ活動です。同学年の仲間だけでなく、先輩や後輩と活動を共にし、何かに打ち込み、同じ目標に向かって頑張る体験ができます。

今日は様々な活動を見て、これならやれそうだ、やってみたいものが見つかれば、是非トライしてもらいたいです」と、より多くの生徒が何かの活動に取り組むよう、要望しました。

 

つづいて生徒会長、鈴木君が、「本校には、運動部・文化部がそれぞれ16、そして13の同好会があります。その中には、みなさんの高校生活を充実させる、魅力あふれるクラブ活動や同好会が必ずあるはずです。本日の活動紹介、見学を通して、これだ!という部活動・同好会に出会うことを願っています」と、挨拶をしました。

 

2校時目は、ホームルーム教室で、『紹介動画』を視聴。3校時目、4校時目には、各施設、校舎内に設けられた活動場所を巡って、見学をしました。今年度は必ず3ヶ所以上を見学することがルールとなっていました。手には、校舎案内図とスタンプラリーカードを持っての移動となりました。

5校時目、6校時目は、活動体験。「中学で取り組んだ競技をさらにパワーアップさせたい」、「やりたかったけど、中学ではなかったクラブがあった!」など、動機はそれぞれかも知れませんが、新しい一歩を踏み出した生徒が大勢いました。

オリエンテーション ~1年生~

本日は、1年生を対象にしたオリエンテーションが行われました。6日(木)の準備日は、入学式への準備が主でしたが、今日はいよいよ始まる学校生活に向けて、さまざまなガイダンスがありました。

午前中は、個人写真の撮影や教科書販売などがありました。机の上には、インクのにおいのする教科書が積まれ、生徒たちはそれぞれ名前を書き込んでいました。新しい教科書に目を通すと、いよいよ「高校生活がはじまるぞ!」という気持ちが高まります。

クラス毎に行われたLHRでは、単位取得や成績の基準などが説明されたり、校舎内を見学したりするクラスがありました。親睦を深めるため、自己紹介も含め、時間を区切ってメンバーをシャッフルしての、「トークタイム」を設けるなど、担任の先生の個性が現れるホームルームになりました。

 

午後には至誠館に集合し、生徒指導部、進路関係、保健室の利用の仕方等、それぞれの担当の先生から説明を受けました。

 

昼休みには、天気が良かったこともあり、校舎の外に出て、仲間と昼食をとる姿をあちらこちらで見かけました。新しい友だちの輪ができ始めた様子です。

入学式

本日、『第21回 入学式』が挙行されました。今年度は、総合コース15クラス、特進コース3クラスの学年編成で、計18クラス694名の新入生が、学級担任に先導され堂々の入場となりました。保護者のみなさまと教職員からの温かい拍手に迎えられました。

学校長より、「川上叶多、他693名の入学を正式に許可いたします」と高らかに入学許可が宣言され、今年度新入生694名が、本校生徒の一員に加わりました。

生徒たちは学級担任からの呼名に一人ずつ「はい」と応えるのと同時に、保護者席にからだを向け起立しました。クラス全員が起立すると、保護者席にそろって一礼するという形式で、『新入生紹介』が行われました。

『職員紹介』では、ステージに上がった1学年担当教員が、学校長から担当クラスと氏名を紹介され、保護者に挨拶をしました。

 

学校長は、式辞のなかで、開校以来掲げる建学の精神『真心教育』に触れ、「社会の正義のために人間として正しいことを貫き、だれかの幸せのために行動できる人になってほしい」、「困難に立ち向かって克服していく気概を持ってほしい」、「嘘偽りのない正直な人間であってほしい」と生徒に訴えました。

また、「教育は、学校だけでできるものではありません。家庭と学校が一致協力してはじめて達成できます」と、保護者に呼び掛け、本校と家庭との関係が理解と信頼に基づくものであってほしい、と協力を求めました。学校長入学式式辞.pdf

 

新入生代表、川上君からは、「私たちを支えてくださる多くの方々の期待に応えることができるように、努力する覚悟でございます。どうぞ温かく見守ってください」と、宣誓がありました。新入生代表宣誓.pdf

 

それに応えて、生徒会長、鈴木君より、「隣には皆さんと共に過ごすクラスメートがいます。又約1300名もいる先輩方、そして先生方がいらっしゃいます。何か(不安や困難が)あったとしても必ず乗り越えられます」と歓迎の言葉を述べました。在校生歓迎の言葉.pdf

 

本校保護者会会長、近藤直弘様からは、ベートーヴェンの『春』という曲名の由来に因み、漠然とした小さなイメージは、日々の取り組みに邁進することで何かを獲得する手段を見付けることにつながる」と、生徒を鼓舞して頂きました。また、「新入生全員の高校生活が実りあるものとなるように」と、お気持ちのこもったご祝辞をいただきました。

春うららかな好天に恵まれ、式はなごやかに終了いたしました。ご来場の保護者のみなさま、ご多忙の中でのご列席、誠に有難うございました。

始業式

令和5年度がスタートしました。2年生、3年生が至真殿メインフロアーに集合し、始業式が行われました。

生徒会長、鈴木君より、「今日から令和5年度が始まり、新たな環境で学校生活のスタートを切ります。 さて、皆さんに前回の終業式で『計画』についてお話ししました。新年度の始まりとなる本日から、是非計画したものを実践していきましょう。実践していくことで自分の叶えたい夢に一歩近づくはずです。我々生徒会も昨年度、「結果を出す」という事にこだわり計画を立てました。今年度はそれを実践し、必ず結果を出すとの決意をもって、活動を推進していく次第です。 又、明日には新入生が入学します。みなさんは先輩として責任のある行動をし、見本となるような生徒像を目指しましょう」と挨拶がありました。

 

 

副校長、田村先生より、「いよいよ令和5年度の始まりです。新しいクラスで新しい仲間たちと、これからの1年間を過ごすことになります。始めはぎこちない場面もあるでしょうが、まずは早く打ち解け、互いを高め合う人間関係を築いて下さい」と講話がありました。

新2年生に対しては、「目標をはっきりと定め、毎日の授業を真剣に取り組んで下さい。2年次の過ごし方で、ほぼ進路の方向付けは決まってしまいます。忙しい1年間となりますが、学習に、部活動に全力で取り組んで下さい」と伝えました。

新3年生に対しては、「学習、部活動だけではなく、最上級生として、学校内外でのマナーを徹底するなど、下級生に範を示し、責任ある行動をして下さい。本校の伝統と校風を創り出す責任は最上級生である3年生にあります。また、進路決定の時期にいることを強く意識して、日々の生活に全力で取り組むことを期待しています」と伝え、学年ごとにこれからの心構えを持つよう、生徒に語り掛けました。

最後に、学校長からの5つの要望事項、「挨拶をしっかりする」「服装をしっかりする」「遅刻・欠席をしない」「学習に励む」「清掃の徹底」が伝えられました。

表彰 ~部活動~

始業式では、次の部活動が表彰を受けています。

 

【柔道部】

全国高等学校柔道選手権大会

北條允人 81㎏級 3位

 

【ソフトボール部】

熊谷カップ 高校女子ソフトボール選手権大会1部 優勝

着任式

今年度から新しく本校で勤務される先生方が、ステージに上がり、着任の挨拶をしました。副校長紹介から所属するハウスと担当教科が紹介されました。

次にお伝えします。

【特進ハウス】

風間朋子先生[数学、吹奏楽部]、竹内瑛美先生[書道、書道部]

 

【1学年ハウス】

鈴川瞬先生[保健体育、卓球部]、藤嵜啓子先生[国語]、大西まり子先生[理科]

 

【2学年ハウス】

吉田華菜先生[家庭科]、吉田夏苗先生[英語]、箕輪ウェルダー茉海先生[美術]、中村吉孝先生[理科]

 

【3学年ハウス】

福地竜一朗先生[保健体育]、山田明輝先生[数学] 

 

【保健室・寮】

木村友美先生[養護]、和田樹希哉先生[柔道部、寮監]

新入生入学準備 ~新入生~

今年度入学予定者が登校しました。真新しい制服に袖を通して歩く姿には、ちょっぴり不安を感じながらも、これから始まる新生活に期待を膨らませている様子がうかがえました。

生徒たちは、受付で新入生用のしおりと名簿を受け取り、会場となった至真殿メインフロアーに上がりました。大勢の名簿の中から自分の名前を探すのはなかなか大変で、所属クラスを見つけるのに手こずる生徒が散見されました。

 

始めに、学校長より「千葉県内には、54の私立高校がありますが、今年度本校が迎える新入生は、そのなかで最多の人数になります。これだけ多くのみなさんが、本校への入学を希望してくれたことを大変嬉しく思います。卒業時には、本校に来てよかったと言ってもらえるよう、教職員一同、一生懸命指導に努めたいと思います。

まだ正式には本校の生徒ではありませんが、今日その制服を着て登校する姿を見た周囲の人たちは、みなさんを“木更津総合の生徒だ”と思ったはずです。私たちも、今日からみなさんを“本校の大切な生徒である”との認識で、指導をしていきます。

自分の意志と決断で入学した以上、自分の選択には責任があります。3年間の生活の中では、楽しいこともあれば、嬉しいこともあるかも知れません。しかし、時には厳しく辛い思いをすることもあります。それらを全て包括したものが高校生活です。自分が選んだ学校での日々をより充実させることが、自分の選択への責任を果たすことになります。今日はその3年間のスタートとなる日です。真剣に取り組み、明後日の入学式を迎えて下さい」と挨拶がありました。

 

続いて、1学年ハウス長、能登先生から入学式に向けた説明と、諸注意等が伝えられました。生徒たちは、しおりを見ながら一つずつ確認をしました。

1学年担当教員と養護の先生がステージに上がり、一人ひとり自己紹介。生徒とクラス担任との初めての対面となりました。

音楽の麻埜先生から校歌の歌唱指導がありました。生徒たちは、初めての歌詞とメロディーに戸惑いながらも、校歌を練習しました。入学式では、堂々の斉唱を期待したいです。

 

生徒たちは、所属教室で昼食をとり、午後に身体測定等を行い、1日の日程を終えました。

卒業キャンプ ~理科部~

3月29日(水)~30日(木)、南房総千倉オレンジ村オートキャンプ場にて1泊2日の卒業キャンプに行ってきました。

JR千歳駅より徒歩30分、13時に到着し、テント設営。その後は広いキャンプ場で、野球や鬼ごっこ、ファイヤースターターを用いて火起こし体験などを行いました。

 

夕食は野菜ゴロゴロ男のカレー、土鍋でご飯を炊き、屋台風焼きそばも調理。その後は焚き火をしながら、思い思いに自然を感じました。

朝食はポトフを作り、軽く運動した後はオレンジ狩りに。7個食べる猛者もいました。

今回は3年生の卒業キャンプ。3年間、お疲れ様でした!新しい場所でも頑張ってください!

令和4年度 終業式

本日、今年度の締め括りとなる、終業式が行われました。生徒会長、学校長より、それぞれ挨拶がありました。

生徒会長、鈴木君より、「先日の強歩大会大変お疲れ様でした。14㎞という長い距離でしたが、みなさんが楽しみながら歩いている姿を見て、今年度最後の行事は大成功であったと実感しました。

さて、令和4年度の最終日、次の学年に備え、今日は『計画』についてお話しします。一昨日WBCの決勝戦が行われ、日本は見事世界一を奪還しました。その侍ジャパンの要の選手として活躍した大谷翔平選手が、高校1年生の時に作成した『目標達成シート』についてお話したいと思います。マンダラチャートというものを基にしたこのシートは、三×三の九つのマス目になっています。まず、その中央のマスに目標や夢を書き込みます。続いて、周囲の八マスに目標達成に向け必要な要素を記入します。この八つの要素をクリアすることで、自然と中央の大きな目標を達成したり、夢が成就したりする仕組みです。もちろん計画だけではなく、最大限の努力をしたからこそ大谷選手は日本人として最年少最速でアメリカンリーグの週間MVPを獲得したのですが、具体的な目標を持ち計画を立てることが最初の一歩です。この春休み、来年度に向けて、自分なりの目標達成シートを作ってみてはどうでしょうか?」と挨拶がありました。

 

学校長は、「新型コロナについては収まるどころか、夏には過去最多の感染者数を記録しました。しかしながら、今年度は2年前、1年前と比べてはるかに通常通りの学校生活を送ることが出来たと思います」と、令和4年度を振り返りました。体育祭と文化祭のフルバージョンでの開催、3年ぶりとなったディズニーリゾートへのバス旅行と2年生修学旅行、4年ぶりに実施が出来た予餞会と強歩大会に言及し、「予定されていた全ての学校行事が実施できたことに加えて、休校や学級閉鎖もなく、クラブ活動もほぼ通常通りに実施できたことは、非常に嬉しいことでした。とても良い年度になりました」と、今年度の学校生活を総括しました。

そして、来年度に向けて「学校だけでなく、世の中全体がコロナ前の社会に戻ろうとしています。もちろん、各人の健康管理は依然軽視できないものの、コロナを理由にした様々な制約は、ほぼ無くなっていくと思われます。これまで、感染対策のためのルールや身に付いた習慣を急に変えることは難しいかも知れませんが、社会の動きに順応していかなければなりません。これまでの様に、家族が発熱したから、一緒に遊んだ友だちが感染したから、という理由で出校停止となりました。今後感染症法上の位置づけが2類から5類に変わることで、インフルエンザと同じく、本人が感染した場合のみ『出校停止』になります。

従来出席停止として扱われたケースが『欠席』という扱いになります。大きな変更点ですので注意が必要です。

学校長要望事項に、挨拶、服装、学習、清掃に加えて、「遅刻欠席をしない」というものがあります。遅刻欠席をしないというのは、学校であれ会社であれ、社会の中で生きていく以上、非常に大切なことです。周囲からの信頼を失わないためにも、時間に遅れず登校することを習慣にして欲しいと思います。 

4月には大勢の新入生が入学してきます。自らの目標に向けて努力しつつ、下級生の良き模範となり、学校生活をリードする存在となって下さい」と、講話を結びました。

 

今後のマスクの着用や出校停止に関する新たな取扱いについては、春休み中に、『Webでお知らせ』を通して連絡があります。新年度2年生、3年生の登校は、令和5年4月7日の始業式です。

離任式

終業式に先立ち、今年度末で本校を去られる先生方の離任式が行われました。学校長からの紹介を受け、お一人ずつ離任の挨拶を賜りました。

離任されるのは、大澤正行先生、石井修一先生、長島沙也香先生、千葉歩実先生、山下遼先生、地曳璃久先生、鈴木文雄先生、日髙優子先生、藤平智彰の9名の先生方です。

大澤先生、石井先生、日髙先生の3名の先生方は、40年を超える年月を本学園で勤務し、本校の教育活動と発展に献身的にご尽力していただきました。

定年で退職される方、市原中央高校、清和大学短期大学部、幼稚園と、君津学園内で移動をされる先生、新しい仕事に就く先生。ご年齢も本校で過ごした期間も様々ですが、それぞれの本校での思い出や、生徒に対する励ましの言葉を送って頂きました。

最後に学校長からの「これまでのお勤めに対する慰労の気持ちと、これからの生活への激励の気持ちを込めて」との言葉に促され、会場からは大きな拍手が送られました。

伝統行事『強歩大会』復活

新型コロナウィルスの影響を受け、平成以来途絶えていた本校伝統行事『“強”歩大会』が開催されました。今年度最後を飾るこの大会は好天に恵まれ、生徒たちは春爛漫の一日を楽しみました。

開会式では学校長より、「実に4年ぶりの開催となりました。戸外に出て普段であれば決して歩くことがない、14㎞という距離をみんなで歩くと言うのが、この大会の一番大きな意義です。疲れたり、足が痛くなったりすることもあるだろうけど、励まし合って全員がゴールできるよう頑張りましょう」と挨拶がありました。

生徒会長鈴木明輝君からは、「14㎞という長い距離ではありますが、豪華景品が当たるチャンスもありますので是非完歩していきましょう」と、参加者へ呼びかけがありました。

準備体操を終えると、「挫けることなく14㎞を歩き、全員でゴールをしましょう!」の掛け声に、拳を突き上げ、「おー!」と応える生徒たちの声で、大会がスタートしました。

 

今回は、人工芝グランドから正門を出発し、矢那街道を南下。矢那川ダム湖を反時計回りに一周し、再び矢那街道をさかのぼる、新設のコースを辿りました。決して速さを競うものではないので、生徒たちはあくまでも歩いて、およそ14㎞の行程を踏破しました。

最初の生徒が校門を出たのが、9:30頃。最後の生徒がゴールに到達したのが13:10を少し過ぎていました。

参加者は、途中2ヶ所のポイントでリストバンドにチェックを受けます。至真殿階段前に設けられたゴールでリストバンドを提出し、踏破完了です。

 

閉会式は、豪華景品のお楽しみ抽選大会となりました。各学年のハウス長が抽選箱からリストバンドを取り出すことで当選を発表。景品は、末等の5等から。1等はなんと!ディズニーリゾートペアチケットです。

ハウス長が当選者を読み上げるたびに、会場は大きく盛り上がりました。

 

ダム湖周辺は、この時季にしては異例の暖かさとなりました。春を告げる木蓮の花、咲き乱れるタンポポや菜の花。桜のこずえには、ピンクの蕾が初々しくほころび始めていました。

保護者対象進路ガイダンス ~就職指導部・進学指導部~

清和大学1201教室にて、2年生の保護者を対象にした『進路ガイダンス』が開かれました。

前半では、本校の就職指導部と進学指導部が、進路開拓に向けて説明を行いました。

後半では、清和大学と清和大学短期大学部から、それぞれ講師を務める先生方から、併設校入試について解説をして頂きました。併設校入試については、受験料、入学金が減額される等の優遇制度があります。

3年生への進学間近となったタイミングで、保護者のみなさまには、4月から進学と就職に向けた生徒たちの取り組みを理解していただき、その活動がより円滑に進むよう、ガイダンスが設けられました。

 

学校長は、冒頭の挨拶で「いよいよ進路について真剣に考える時期が近づいて参りました。

先ずは、将来どの様な進路を望んでいるのか、親子で情報やイメージを共有して頂き、志望を明確にさせた上で、進路に向けた活動をスタートさせて欲しいと願っております。次に、残り1年となった高校生活をしっかり送ることが大切であると改めて認識して頂きたいと思います。進学であろうと就職であろうと、高校で学んだ学習内容は今後必ず役に立ちます。さらに、毎日登校し授業に真剣に取り組むという勤勉な姿勢が、何より将来の糧に繋がる基礎を築くのだということを理解していただきたいと思います」と、保護者に伝えました。

 

続いて、本校の進路指導について、就職指導部・進学指導部より説明がありました。

 

就職指導部参与、小甲より、就職活動の要点と最近の傾向について伝えられました。

「高校生には、毎年7月1日全国一斉に求人票が届きます。求人票は、基本給や社会保障、正社員採用か等、必ずハローワークの審査を経て学校に届けられます。高校生の就職活動にはルールがあり、特別なことがない限り、学校に届く求人票を通じて活動をします。最近懸念されるのは、情報誌やネットを通じて、スマートフォンから容易く求人募集に応募が出来てしまうことです。個人情報がすべて先方に握られ、即時に働くことを求められてしまうケースもあります。軽率に手続きをしないようご家庭でも注意をしていただきたいです。

仕事が楽そうだからという理由で事務職に就きたいと希望する生徒が多いのですが、見かけ以上に高度な能力と大きな労力が求められる大変な仕事です。採用のハードルが高い仕事の一つです。最近クレーンの操縦や特殊溶接をやってみたい等、具体的で技術の習得が必要な職種を希望する生徒が増えています。社員の人材育成に熱心な会社が増えています。そのような情報が就職指導室にはたくさんあります。この春休みからでも利用が可能です」と説明がありました。

 

続いて就職指導部長、寺岡より、公務員採用試験について説明がありました。今年度と過去5年間の採用実績を披露し、「発表が遅い等のデメリットはあるものの、雇用の安定や産休など福利厚生が手厚いことが大きなメリットである」と説明がありました。また、試験対策については、1次試験(学力試験)では、学校で習う科目の他、数的推理、文章理解、資料解釈等の特殊な分野に関して、放課後と夏季講座で徹底して指導。2次試験で課されるプレゼンテーション、集団討論に対する対策も手厚く行っている、と紹介がありました。「6月に申込手続き、9月の1次試験から2次試験を経て、11月、12月の採用発表まで、長丁場で気力を維持できる精神力が求められる。いくつかの採用試験で倍率が下がっていて受験の好機である」と言葉を結びました。

 

 

進学指導部長、竹下からは、進学指導について説明がありました。全国に大学だけで、およそ800校、専門学校を含めれば数多の進学先があるなか、偏差値だけにとらわれず、自分に合った進学先選びが重要、とポイントを述べました。進学状況については、海外留学を含めて今年度はおよそ75%が進学を希望。その中で51%の生徒が『学校推薦型選抜[推薦入試]』、43%が『総合型選抜[AO入試]』、6%が『一般選抜[一般入試]』で進路を決定したと割合を示し、推薦型選抜では、学内で学力と生活面でそれぞれ基準を設けていること、総合型選抜では、出願先となる学校でエントリーという手続きが必要になること、また、学内で志望理由書の提出が義務付けられている等の解説がありました。

専門学校については、『認可校』と『無認可校』の区別と、極端に早く入学を確約する学校には警戒が必要と、注意喚起が行われました。

その他、奨学金の種別と手続きについて、複数の学校を比較して進路を決定すること、最後に、「親子間での意思の疎通を密に行い、双方で納得ができる進路選択が重要である」と説きました。

 

清和大学准教授・学生部長の松宮智生様からは、『法コース』、『情報と法コース』、『スポーツ法コース』の3つのコースと履修科目、卒業生の進路について詳しく解説して頂きました。また、市制80周年を迎えた木更津市において『木更津未来ビジョン』を記念式典で発表した学生の活躍や、公務員採用試験で今年度は実に41人の合格者が出たことを報告して頂きました。

 

清和大学短期大学部からは、柴田克先生が登壇。学生の幼稚園・保育園への就職状況を報告して頂くと同時に、保育士への給与面の待遇が改善されつつあることや、一定期間働けば全額返済が免除となる千葉県や木更津市の『保育士修学支援貸付制度』等、給与や学費に関わる重要な情報を教えて頂きました。 

ガイダンスの後、本校を卒業し現在清和大学と短期大学部に通う学生が協力し、それぞれの施設を案内してくれました。

入学候補者実力試験

新年度入学予定の中学生が登校し、国語、数学、英語の実力試験を受験しました。

中学生たちは「おはようございます」と明るい声で挨拶をしながら、校舎へ向かう坂道を登っていきました。会場は、一番奥にある3学年ハウスの教室です。ホームルーム開始間際に思いのほか長い廊下にあわてる様子の生徒もいましたが、600名近い生徒が指定された教室に入りました。

学習や生活習慣に関する意識調査のアンケートに答え、3教科の学習力チェックテストに取り組みました。配布物を受け取り、最後にオリエンテーションや入学式の日程、教科書の価格表等、大切な連絡事項が伝えられました。

卒業式を終えたばかりの中学生は、これから進学準備を進めながら、あわただしく新年度を迎えることになります。

入学候補者説明会②

本日、4月より入学する中学生が本校を訪れ、新年度の準備を行いました。

2月18日に続き今回の説明会は、2回目となります。来場者は、およそ140名。前回と同様、コース選択のアンケートやスクールバスの手続き、体操着と上履きのサイズを確認して、最後に制服の採寸を済ませて終了です。今回も密集を避けるために、中学生は午前中の各自都合が良い時間を選んで登校しました。

卒業式

3名の卒業生が登校し、ささやかではありますが、『卒業式』が催されました。

3月1日(水)に挙行された卒業式に、体調不良や入試などの事情で参加できなかった、3名の卒業生が登校し、校長室にて卒業式を行いました。

それぞれの保護者が見守るなか、クラス担任の呼名を受け、学校長より卒業証書が授与されました。

学校長は、「今日は3年間の高校生活を終えて、本校の制服を着て登校する最後の日になると思います。みなさんは、コロナの影響で中学の卒業式もちゃんとは出来ずに、中学生としての最後の1ヵ月が突然閉じられてしまった学年です。その分、高校生活に期待を寄せて入学したものの、最初の2ヶ月の一斉休校で出鼻を挫かれ、その後もクラブ活動や学校行事等では様々な影響を受けてしまい、多くのことを諦めざるを得ませんでした。そして3年生になってやっと本来の高校生活に近い生活を送れたのではないかと思います。

この3年間で、社会の認識や、学校や職場などでの過ごし方が変わってしまったことは否めません。4月からは、それぞれの道を歩むことになります。本校で過ごしたこの3年間で培った考え方や行動様式を活かして、常に変化する時代に適応し、さらには時代の変化を先導できるような活躍をして欲しいと願っています」と式辞を述べました。

 

各担任から、卒業アルバム他記念品を受け取り、門出を祝う言葉を送られ、3名の卒業生は本校を巣立ちました。

式は、和やかに終了いたしました。

全校集会

毎月最初の月曜日に全校生徒が集まり、集会を開くことになっています。3年生はすでに卒業していますが、1、2年生が至真殿に集合し、集会が開かれました。

至真殿フロアーに生徒が集まる形式としては、今年度最初の全校集会になりました。

生徒会長挨拶では、鈴木君は卒業式が成功裡に終わったことについて、「準備等に尽力いただいた皆様には心より感謝、御礼申し上げます」と謝辞を述べました。

今年度も最終盤となり、次の学年へ進級を間近に控えた生徒たちに、鈴木君は「学年最後の締めくくりとして何かを成し遂げませんか?」と問い掛けました。

学年末試験で過去最高の成績を叩き出すのも一つ。予定されている強歩大会で踏破するというのも一つ。「自分が熱中している事で何かを成し遂げるのも良いです」と例を挙げ、「目標を成し遂げると大きな達成感があり、気持ちが良いものです。皆さん、この3月は何かを成し遂げませんか」と呼び掛けました。

 

学校長は、講話の冒頭で卒業生の様子を述べ、「コロナで一番苦しい思いをした学年でした。それを乗り越えて迎えたからこそ、卒業式をひと際感慨深く感じていたようです。下校のバスが出た後も多くの生徒が学校に残り、名残を惜しんでいました」と、伝えました。

コロナウィルスの感染状況とその対策については、全国的な感染者数の減少に伴い、「マスク着用が個人の判断に任される」、「感染症法上の扱いが2類から5類に変更される」ことなどに触れ、規制や制約は緩和される傾向にあり、個人の判断や価値観が尊重される場面が増えるだろう、と今後の見通しについて述べました。しかし、「木更津総合高校という一つの社会で生きる一員として、自分のことだけではなく、周りのことを考えて行動することをますます意識してほしい」と生徒に訴えました。最後は、明後日から始まる学年末試験について、「しっかりと最後まで取り組み、今年度を良い形で締めくくって下さい」という言葉で講話を終えました。

 

生徒指導部長、鈴木先生は、最近死亡事故を含めて、自転車が加害側となる事故が頻発していることに触れ、「①自転車の利用者は、保険に加入すること。②自転車は道路交通法上、『車輌』として扱われるので、車道の左側車線を走行すること。③来る4月1日より、努力義務ではあるものの、自転車乗車時のヘルメット着用が義務化される」と、自転車の使用について注意がありました。

鈴木先生は、さらに「自転車通行が認められていない歩道を走行すること、右側車線を走行(逆走)すること、歩行者にベルを鳴らす行為等は全て法律に違反する」、また、「県内では、事故の際およそ7割がヘルメット未着用で、未着用者の死亡率は着用者の2.2倍になる」などの具体例を挙げました。「スマホを見ながら、傘をさしながら、イヤホンで音楽を聴きながら」等は危険運転に該当し、今後は厳しく取り締まられることになる、と警告。「法律や条令で決められているからルールを守るという面はあるけれど、自分の人生と生命、周囲の人の身体の安全と生命を守るために、安全運転に徹するのは本当に大切なことです」と生徒たちを厳しく戒めました。

表彰 ~部活動・他~

全校集会では、至真殿ステージ上で、部活動等で活躍した団体・個人に対して表彰が行われました。次に紹介いたします。

【明るい選挙啓発コンクール】

《高等学校 標語の部》

奥本桃香:木更津市金賞・千葉県最優秀賞

中村 烈:木更津市銀賞

 

《高等学校 ポスターの部》 

山下朋花:木更津市金賞・千葉県優秀賞

青木萌香:木更津市銀賞・千葉県優良賞

 

 

【全国学芸サイエンスコンクール】

府川そら:旺文社赤尾好夫記念賞

                  アート分野絵画部門高校生の部銀賞

 

【千葉県高等学校弓道選手権大会】

田中ひまり:女子個人6位

 

【千葉県吹奏楽個人コンクール安房上総地区予選】

根本咲良:高等学校フルート部門金賞

杉田梨々花:高等学校サクソフォーン部門金賞

大崎空音:高等学校ホルン部門金賞

近藤杏海:高等学校ホルン部門銀賞

 

【千葉県高等学校選抜柔道大会】

男子団体優勝/女子団体優勝

ごくろうさまでした ~前生徒会役員のみなさんへ~

卒業式を終え、昨年11月で任期を終えた前生徒会の役員も、それぞれの進路に向けて旅立ちました。

この代の役員も、任期中コロナの影響をたくさん受けました。「何かをやってみたい」という思いを抱いて生徒会の役員となったものの、通常の学校生活さえままならず、ましてや学校行事となると様々な制約にがんじがらめの状況で活動を続けてくれました。前生徒会長、山根凪君がコメントを残しています。次に紹介いたします。

 

「この1年間生徒会長になり初めてのことばかりでしたが、自分の職務を全うすることができました。この結果があるのはやはり、自分だけで動いたのではなく生徒会のみんなの協力、ひいては、木更津総合高校の仲間達のおかげです。1年間ありがとうございました。 そして新生徒会の皆さん、当選おめでとうございます。1年生はここから1年間、わからないことや不安なことがたくさん出てくると思います。そんなときには先輩に気軽に相談してみてください。笑顔で受け入れて一緒に考えてくれることでしょう。 その次に2年生、君達はここから1年間私達3年生のいない木更津総合高校を引っ張っていくことになります。最高学年としての自負を新たにすると同時に、1年間生徒会で学んできたことを遺憾なく発揮してください」

 

代替わりをしてからの行事としては、最初の大仕事となった先日の予餞会は大成功でした。みなさんの背中を見ながら活動を共にしてきた後輩たちは、着実に成長しているようです。

 

このコメントは、昨年12月の離任に際して下級生へ向けて書かれたものです。タイミングを逸してしまい、今回の発表になりました。

卒業式

本日、『令和4年度 第20回 卒業証書授与式』が挙行されました。式は厳かに執り行われ、多くの保護者が見守るなか、今年度卒業生586名が本校を巣立っていきました。

 

学校長式辞.pdf

在校生送辞.pdf

卒業生答辞.pdf

 

卒業証書授与では、クラスごとに担任が生徒の氏名を読み上げ、卒業生は「はい!」と応えて起立をしました。586名全員の呼名を終えると、総代を務める御園陸功君が登壇。学校長より卒業証書が授与されました。

 

学校長は式辞で、今年度の卒業生がコロナウィルス感染拡大の影響を受け、特殊な高校生活を送ったことに触れ、生徒たちが被った不運と避けることが出来なかった苦労をねぎらいました。3年間の学校行事を振り返り、2年次の修学旅行中止の判断は断腸の思いであったことを吐露。事態が改善に向かうなかで何とか成功させた3年次最後の体育祭と文化祭は、「20年間の歴史で1番の盛り上がりを見せ」、「その立役者は紛れもなく3年生の皆さん」であった、と卒業生を称えました。

そして何より、「皆さんが3年間で培った人間力と真心を如何なく発揮し、社会で愛され必要とされる、そして新時代を切り開いていく人財となることを期待しています」と訴えました。

 

在校生代表、生徒会長の鈴木明輝君による送辞では、「私達にとって先輩方はこの木更津総合高等学校において大きな存在でもあり、尊敬する存在でもありました。今まで私達を先導して下さったことに大変感謝をしております。我々在校生は皆様から様々な事を学ばせていただきました。 “目標に向かい一生懸命に努力することの大切さ”。これは特に印象に残り、私達の心に深く刻み込まれました。先輩方が熱い想いを持って築き上げてこられた伝統は確実に私達が受け継ぎ、木更津総合高等学校の更なる発展の為、努力していく覚悟であります」と卒業生の功績を取り上げ、自分たちがこれからの学校の担い手になりその伝統を受け継いでいくのだという思いを語りました。

 

卒業生代表、前生徒会長の山根凪君による答辞では、3年間を振り返り、昨春の選抜甲子園大会出場については、「同級生の活躍に胸が躍り、本校の生徒による応援団はもちろん、木更津市、さらには千葉県一丸となって応援できたことにとても感動」したこと、体育祭・文化祭では、「普段の学校生活では見られない友人の姿を見て感動を分かち合うことができました」と、思い出深い出来事について語りました。最後に、この3年間自分たちの支えとなった教職員そして家族に謝辞を述べ、共に過ごした仲間への感謝の気持ちと、在校生へは今後の活躍を祈る気持ちを伝えました。

新旧生徒会長による言葉は、互いを敬い思いやる気持ちが言葉に現われた、素晴らしい送辞・答辞となりました。

 

ご来賓の、君津地方中学校長会を代表して周西中学校長、北見文雄様と、保護者会会長、近藤直弘様からは、大変丁寧なご祝辞を賜りました。誠に有難うございました。

 

賞状授与で、各賞を受賞した生徒を下記にご紹介いたします。

3ヵ年皆勤賞では、呼名の際に保護者の方にもご起立いただき、一緒に受賞をしていただきました。

 

【学校長賞】岡野絵梨華、後藤宏輔、尾髙仁胡、和田純弥、將基面実、中西祐樹

【千葉県知事賞】岡野絵梨華

【鳥海賞】津川美裕

【千葉県私立中学高等学校協会賞】立川竜ノ介

【3ヵ年皆勤賞】88名 総代:髙梨里実 保護者代表:髙梨志穂様

謝恩式

前日表彰に続き、謝恩式が開かれました。壇上に並んだ、学年担当の先生方に、卒業生より花束が贈呈されました。

優しいオルゴールのBGMが流れるなか、壇上では一人ひとりの先生に、花束が手渡されました。

「泣きたいときも頑張りたいときも、いつも支えてくれたのが先生でした」、「常に私たちと向かい合ってくれたお陰で私たちは成長することができました」、「先生のクラスで本当に楽しい高校生活でした」、「いつも迷惑ばかり掛けてしまいました」、「これからも悩みがあったら相談に乗って欲しいです」など、クラスの代表から各先生への、感謝の“一言メッセージ”が伝えられました。

前日表彰

卒業式を明日に控え、本日は『前日表彰』が行われました。本校は、在籍者数が多く、卒業式当日だけでは全ての表彰をお伝えし切れないため、前日にも表彰式を行う習わしがあります。

昨日に引き続き3年生が登校し、至真殿にて『前日表彰』が行われました。

学校長は、「この学年は、入学時から丸3年間コロナの影響を受けてしまい、高校生活で本来できるはずであった様々な体験をすることができませんでした。せめて最後だけでも、という思いで、昨日は生徒会を始め下級生が知恵を絞り趣向を凝らした予餞会を、4年ぶりに開くことができました。

3年前の入学式では、保護者の参列がかないませんでしたが、明日は多くの保護者が見守る中で、みなさんの門出を祝うことができます。併せて、本校創設時から20回目の卒業式を迎えることになります。前身の木更津中央高校、清和女子短大付属高校から数えると、4万人を超える卒業生がいます。間もなく、みなさんはその一員となります。どうか本校の卒業生であることを誇りに、これからの人生を過ごして欲しいと思います」と式辞を述べました。

 

前日表彰に続き、同窓会よりご挨拶をいただきました。卒業に際し、同窓会を代表して、下田正行様より激励のお言葉をいただきました。

 

下田様は、前身の木更津中央高校の2期生で、卒業生へのお話は、今回で55回を数えることになります。下田様は、本校の歴史を振り返り、中央高校開校間もない頃のお話や、現在の校歌は中央高校と短大付属高校、2つの学校の校歌が元にできたものであること等、興味深いお話をしていただきました。

「60年前は、切り拓いた山の上に木造校舎がただ一つ建つだけで、グランドも体育館もなく、道路は舗装さえされていませんでした。現在では県下有数の私立高校に成長しました。この太田山の学び舎を巣立ちゆくみなさん!夢を育てた太田山での日々をどうか忘れず、これからも一生懸命頑張りましょう。ご卒業おめでとう!」とはなむけの言葉を送って頂きました。

 

次に、各賞とその受賞者をお伝えいたします。

【産業教育振興中央会賞】 田中海莉

【全国商業高等学校長協会賞】 河原貴之

【特別賞】 長谷川鼓白、四元羅生(柔道部)

【高校生新聞社賞】 山根凪

【木更津総合高等学校同窓会会長賞】 齊藤美桜

【千葉県高等学校野球連盟賞】 硬式:山田隼、中西祐樹

               軟式:髙橋光史郎

【千葉県高等学校体育連盟賞】 総代:吉田航

卓球部:高橋祐衣、渡辺佑奈

ソフトテニス部:吉田航、小林駿介、遠藤希来、松村優成、鈴木郁哉

柔道部:井田翔大

空手道部:作田誠也

弓道部:尾髙仁胡

【千葉県私立高等学校柔道部会賞】 飛田美緒

【学校図書館部会賞】 岡野絵梨華、村石めい

【精勤賞】 141名 総代:佐宗由梨

 

事前表彰

【明るい選挙啓発標語】

木更津市銅賞・千葉県優良賞 佐宗美優

予餞会

本日は、全学年が登校し、至真殿で『予餞会』が開催されました。1、2年生が待ち構えるなか、下級生がつくった花のトンネルをくぐり、3年生が笑顔で入場しました。

前、後半で開かれた催しでしたが、後半には生徒たちがビックリのサプライズが用意されていました。

3年生は、12月23日以来の登校。久しぶりに全学年の生徒が揃い、校内には本来の賑わいが戻りました。

会場では3年生が最前列に陣取り、生徒会役員を始め、下級生が心を込めて用意したパフォーマンスを楽しみました。生徒会長、鈴木くんからの「本日のために、1、2年生はたくさん準備をしてきました。3年生のみなさん、今日はたくさん楽しんでいただきたいと思っています」との挨拶に続き、前半は、和太鼓部、ダンス同好会、吹奏楽部の順に演目を発表しました。前半最後の出し物となった、吹奏楽部、チアリーディング部、野球部コラボの“野球応援メドレー”では、昨年、春の甲子園アルプススタンドと夏季大会の決勝となったマリンスタジアムでの大声援を思い出させる、大迫力の応援になりました。

どのパフォーマンスも、「3年生のために」という気持ちの込められた、素晴らしい内容でした。

 

さて後半、生徒会指導部の先生から、「録画・録音の禁止」、「興奮しても壇上に上がるのは厳禁」等、厳しい注意が伝えられると、登場したのは、吉本興業人気の芸人、“ジョイマン”と“ジェラードン”の2組の方々でした。会場からは割れんばかりの歓声が起こりました。

ジョイマンさんたちの音頭で、「ナナ、ナナ」の掛け声に合わせ、全生徒が左右にステップ。織り交ぜられたギャグに、生徒たちは大笑いでした。続く1,000を超えるネタを持つ、ジェラードンさんたちは、“マニアック物まね” を披露してくれました。生徒たちからの無茶なリクエストも見事にクリアー。抱腹絶倒の時間となりました。舞台が終了すると、生徒たちから心のこもったプレゼントを贈呈。体育館に集まる、およそ2,000人の生徒と一緒に記念撮影をして頂きました。

 

在校生代表、生徒会長鈴木くんより、卒業生代表、前会長山根くんへ記念品が手渡されました。「本日は、この様な盛大な会を催して頂いて本当にありがとうございました。最後まで笑い通しでした」と山根くんからお礼の挨拶がありました。

 

最後に学校長から、「今年度初めて、全校生徒が至真殿に集まる機会となりました。3年生のみなさんは、入学時からずっと最後まで、コロナ禍の影響を受け続けた学年になってしまいました。今日は、素晴らしい予餞会となりましたが、この会がみなさんの良い思い出に加わることを願っています」と講評を述べました。

 

これまでの1、2年生たちの準備、本日のパフォーマンスともども大変立派なものでしたが、3年生も最後まで素晴らしいマナーで下級生の発表を鑑賞していました。温かい拍手に送られ、3年生は会場を後にしました。

進路ガイダンス ~就職指導部~

2月22日(火)、放課後のPCルームに講師をお招きして、ガイダンスが行われました。今回は、本校では初めての“建築系”の職種を紹介するガイダンスとなりました。

講師を務めて頂いたのは、厚生労働省認定ものづくりマイスターと職業訓練指導員の資格をお持ちの、中山浩一様です。中山様は、市原市五井に本社を構える株式会社ダイニッセイにお勤めです。ダイニッセイは、「鉄の結束で未来を造る」を合言葉に、鉄筋工事を専門に請け負う会社で、大手ゼネコンと提携し、ナショナルトレーニングセンターイースト、東京駅丸の内駅舎、スカイツリーイーストタワーなどを手掛けた、大きな実績を誇る企業です。

 

ガイダンスが始まると、生徒が手に取ったのは実際に現場で使われている様々な太さの鉄筋でした。ベテランの職人は、番線と呼ばれる様々な太さの針金とハッカーという工具を使って、手練の早業で鉄筋を結束します。また、机上には組立作業実技試験に用いられる、4分の1スケールの鉄筋モデルが置かれていました。3級用ですが、組み立てられた鉄筋の複雑さがわかります。

お話を伺っていると、ダイニッセイは人材育成に大変力を入れている様子が伝わります。社員の技術の向上と技能検定のために、訓練所を併設。高校在学中に国家資格を取得できる制度も設けています。コロナ感染拡大以前は、社員の親睦を深める花見や忘年会などの行事を盛んに企画されていたそうです。会社紹介パンフレットからは、アットホームな社風を感じます。

 

大都市には巨大な建築物が当たり前のように建ち並んでいますが、それを構築するには、高い技術が必要になります。“ガテン系”の仕事は、体力勝負のイメージがあるけれど、設計や強度の計算などの専門知識や「ミスはしない」という高い責任感も、同時に求められる仕事なのです。

一方で、自分が築いた建物は街のインフラとして永く残り、「自分が建てたのだ!」という実感を持てる、素晴らしい職業でもあります。

 

本校では初めてということもあり、 参加者は僅か3人でしたが、好奇心に目を輝かせ熱心に耳を傾けていました。中山様からキーホルダーを頂きました。ハッカーの金属製ミニチュアが心をくすぐる素敵なおみやげでした。

入学候補者説明会①

本日、新年度より本校の生徒となる中学3年生を対象にした、『入学候補者説明会』(第1回)が開かれました。

およそ550名の候補者と、保護者の方々が来校し、至真殿に集合しました。中学生は、密集や混乱を避けるために、8:00~12:30の都合の良い時間に、会場となる至真殿メインフロアーへ上がり、各自が志望するコース選択アンケート、制服や体操着のサイズ確認、JRの定期や通学バスの申込み等の手続きを済ませました。

卒業を間近に控えた中学生たちは、春に向かってしっかりと準備を進めています。

修学旅行 ~一般コースin 京都・兵庫・広島②~

2月10日(金)、京都市街を中心に、この日もクラスごとに仕立てたコースを楽しみました。金閣寺や伏見稲荷などの、映えスポットは外せません。着付けをし、和装で古都を歩く姿はなかなかです。貴船神社の「水占い」に一喜一憂する生徒もいました。少し足を伸ばして大阪の海遊館、道頓堀を巡るクラスもありました。

聖護院御殿荘では、各部屋に食事が配膳され、くつろいでお腹一杯食べることができました。

 

2月11日(土)、最終日となりました。午前中は、東山を散策し清水寺を参拝しました。お昼は京都順正で、名物のゆどうふに舌鼓を打つと、いよいよ京都を離れることになります。

京都駅14:13発ののぞみ228号に乗り、16:24東京駅着。駅構内で解散となり、修学旅行は無事終了いたしました。

3年前、コロナの影響で、中学生での修学旅行が中止になってしまった学年です。あの時の残念な気持ちを払拭し、楽しい思い出を作ることができました。

修学旅行 ~特進コースin 沖縄④~

特進コース修学旅行は、いよいよ最終日です。四泊五日の楽しい思い出を胸に、那覇空港より帰路につきました。

2月11日(土)は、沖縄随一の繁華街、国際通りを自由に散策。各自ショッピングと昼食を済ませ、沖縄最後の一日を満喫しました。

13:30、ANA468便に搭乗し、一路羽田空港へ。東京湾上空、眼下にアクアラインが見えると、旅の終わりを惜しむ気持ちと我が家に戻る安堵の気持ちが交錯しました。

 

全員が元気に空港に降り立ち、修学旅行は無事終了いたしました。

修学旅行 ~特進コースin 沖縄③~

修学旅行は、いよいよ終盤に入ります。前日のサイクリングによる疲れもなんのその、特進コース4日目のアクティビティーは、マリンスポーツです。

2月10日(金)、関東は一部で警報が出されるほどの降雪があり凍える寒さとなりましたが、沖縄は薄曇りながらも朝から20℃の暖かさ。朝食バイキングでエネルギーを補給し、ホテルのビーチで、バナナボートとシュノーケリングを体験しました。

お昼は、「紅いもタルト」で有名な、御菓子御殿で昼食とショッピングを楽しみました。

午後は、昨年開館20周年を迎えた美ら海水族館へ。沖縄ならではのサンゴ礁の飼育展示やナンヨウマンタ、8.8㍍のジンベイザメの泳ぐ姿は圧巻でした。

 

修学旅行にしては連日フィジカルな活動が多く、疲労の色を見せる生徒もいましたが、夕食時には全員が旺盛な食欲を発揮し、テーブルの料理を平らげました。 

明日は、いよいよ最終日です。

 

修学旅行 ~一般コースin 京都・兵庫・広島①~

一般クラスも、7日(火)から修学旅行に出発しました。15クラスは、2グループに分かれて、A班は広島一泊、兵庫一泊、京都二泊の順に旅行先を移動します。B班は逆コースを巡ります。A班の日程で、修学旅行の様子をお伝えします。

2月7日(火)、広島平和記念資料館を訪れ、核兵器の恐ろしさについて学びました。広島市街を散策の後、夕食は全員で広島の名店むさし土橋店でいただき、最初の宿リーガロイヤルホテル広島へ向かいました。

2月8日(水)、クラス別のコースで、様々なツアースポットを訪れました。多くのクラスが選んだのが、安芸の宮島-厳島神社でした(写真中央は宮島へ向かうフェリー上で)。なかには海を渡り、金毘羅宮を参拝したり、中野うどん学校(高松校)でうどん打ちを体験したり、観光船で鳴門のうずしおを見学するクラスもありました。他にも倉敷や姫路城、奈良公園から道頓堀を巡るクラスなど、関西圏を精力的に動き回りました。

夜は兵庫県、ホテルヒューイット甲子園で二泊目を過ごしました。

 

2月9日(木)、A班、B班が、ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)で合流しました。USJは初めてという生徒が大半で、ガイドマップを片手にお目当てのアトラクションを探し、楽しい一日を過ごしました。

A班、B班はここでコースを入れ替わり、それぞれ京都、兵庫へと宿泊先を移りました。

A班は、京都での本校の定宿、聖護院御殿荘で二泊することになります。

修学旅行 ~特進コースin 沖縄②~

ヒューイットリゾート那覇を後にし、特進一行は沖縄読谷村にある、ロイヤルホテル沖縄残波岬に宿を移しました。このホテルを拠点に三泊を過ごすことになります。

2月9日(木)、本部港から7㎞程離れた入江港(入江島南端)へ船で移動し、サイクリングを楽しみました。時計回りに北上すると、碧い海を左手にニヤティヤ洞窟などの景勝地を楽しみながら輪行を楽しむことができます。コースの途中、長さ1500mの米軍滑走路(補助滑走路なので普段は自由に入れます)を横切りました。ちょうど半周した当たり、北部にある「湧出(ワジー)展望台」の断崖絶壁から見下ろす海は、絶景でした。

船酔いになった人が数名出たそうですが、発熱などで体調を崩す生徒はいませんでした。

 

 

 

修学旅行 ~特進コースin 沖縄①~

本校の2年生は7日(火)、修学旅行に出発しました。特進コースの生徒は、沖縄で4泊5日を過ごします。現地から旅の様子が伝えられています。

2月7日(火)、予定通りに羽田を発ち、12:30頃那覇空港に到着。おきなわワールドで、エイサー鑑賞、玉泉洞を見学しました。その後、首里城を散策しました。宿では、夕食でバイキングを楽しみました。

2月8日(水)、朝の気温は18℃、最高気温は22℃まで上がる見込み。全員元気に朝食バイキングを食べ、9:00にホテルを出発。

平和学習では、沖縄戦で住民が隠れたガマと呼ばれる洞窟を訪れ、当時を体験した語り部の方から貴重なお話を伺いました。その後、ひめゆり平和祈念資料館を見学。戦禍に見舞われれば一般の人々がどんな苦難を被るか、現地でこそ学べることがたくさんありました。

アメリカンビレッジと万座毛では、南国沖縄のリーゾート気分を味わいました。

 

体調を崩す生徒もおらず、沖縄を満喫している様子です。

芸術鑑賞会

本日5、6校時には、3年ぶりの芸術鑑賞会が催されました。4人の寄席芸人の方々による、題して『学校寄席』。舞台での生の演技を楽しむことができました。

まず、寄席入門では、太鼓の叩き方の一つ一つに意味があることや、出囃子の選曲など、寄席の背景から丁寧に説明していただきました。

次に、鏡味味千代師匠による太神楽曲芸では、抜群のバランス感覚からなす様々な技を披露していただきました。最後は生徒の益々の成績向上を祈った、傘の上で升を転がすパフォーマンスで締めくくりました。

続いて、春風亭柳之助師匠は、冒頭に様々な小噺で生徒の心をがっちりと掴んでいました。演目「転失気(てんしき)」は、内容も理解しやすく、落語の初心者にも受け入れやすいものでした。

さらに、林家正楽師匠による紙切りでは、一つの作品を作る速さと完成度の高さに驚く生徒ばかりでした。また、生徒は自ら出したお題に沿って作っていただいた、即興の作品を嬉しそうにもらっていました。

そして、桂雀々師匠による演目「動物園」では、内容の面白さはもちろん、上方落語特有のテンポや師匠の声量に皆引き込まれていました。

 

全員が各師匠の圧倒的な芸を心から楽しんでいました。

1年生進路ガイダンス

本日より、2年生は修学旅行に出かけ、校舎には1年生だけが残りました。今日は午前中に進路ガイダンスが開催され、1年生は今後の進路決定に向けて学びました。用意されたワークシートに、真剣にメモを取りながら受講する生徒の姿が目立ちました。

1校時目は至誠館に集合し、進路についての講話に耳を傾けました。株式会社「さんぽう」教育事業本部より、水嶋晃利様が来校。講師を務めていただきました。1年生のこの時期、進路についてはまだまだ漠然とした考えしか持っていない生徒も多い状況で、水嶋様は「3年生になって進路開拓が本格化する前に、先ずは、大切なことに気付き切っ掛けを得るために、積極的に人の話を聴く姿勢とメモを取る習慣を身につけよう。その力を発展させれば、自ら学び自立した行動をとることができます」と訴えました。さらに、「進路を選ぶ尺度は人それぞれですが、視野を広げて行動することで志望する進路へ進むことができます」と生徒を励ましていただきました。

2、3校時目は、生徒たちは志望分野別に分かれて説明を受けました。大学・短期大学の系統別に分けられた説明会場が20、職業の業種別に分けられた体験学習の会場が22。合計42会場での説明会となりました。

今回は、グループ討議や実際に何かに取り組む、体験型の講座が目立ちました。生徒たちには、得るものの多いガイダンスとなりました。

二間塚どんど焼き ~和太鼓部~

2月4日[旧暦1月15日](土)、富津市二間塚交友会が主催する『どんど焼き』が行われ、本校和太鼓部がプレイベントで演奏を披露しました。

どんど焼きは、一般には小正月(1月15日前後)に行われる火祭りです(時期や呼び方には地域差があります)。大きなわら積みに火をつけ、正月飾りなどを燃やします。その火にあたると1年の無病息災などのご利益が得られるという伝統行事です。

本校和太鼓部はプレイベントに招かれ、元気いっぱいの演奏で3曲を披露。和太鼓の大音響を周囲に轟かせました。単独のパフォーマンスばかりでなく、和太鼓チーム『和太鼓道 大塚』とのコラボ演奏で、会場を大いに盛り上げました。

地域の伝統行事が廃れるなか、コロナ禍がその傾向をさらに強めてしまったこの3年間でしたが、この日は、会場には多くの人が集まり、屋台で賑わいました。炎を見入る人たちは、天をも焦がす勢いで燃え盛る火柱に、地域の絆や活気を感じている様子でした。

高校書道展 ~書道部~

千葉県高等学校教育研究会書道部会君津木更津地区主催、『第49回 君津・木更津地区 高校書道展』が開催中です。

 

会期:令和5年2月4日(土)~2月6日(月)

会場:イオンモール木更津2階イオンホール

時間:10:00~19:00(2/6のみ17:00)

 

君津・木更津地区の11校が参加する書道展です。広い会場には、70点を超える作品が展示されています。昨夏、千葉県代表作品として『とうきょう総文2022』(全国高等学校総合文化祭東京大会)に出品された、袖ヶ浦高校、拓殖大学紅陵高校による2作品は、この書道展の白眉です。

また、木更津高校書道部による研究発表、『秦時代の隷書の一考察』には、古代中国において漢字の字体がどの様に変遷したのかが、詳細に解説されています。篆書(テンショ)、隷書(レイショ)といった馴染みのない用語が、具体的な字体としてのイメージに結びつき、作品理解の一助となってくれます。

 

 

【参加校】

天羽高等学校

木更津高等学校

木更津総合高等学校

木更津東高等学校

木更津東高等学校定時制

君津青葉高等学校

君津高等学校

君津商業高等学校

志学館高等部

袖ヶ浦高等学校

拓殖大学紅陵高等学校

美術工芸作品展 ~美術部~

本日より、『第41回 君津木更津地区高等学校美術工芸作品展』が開催されています。

 

会場:木更津中央公民館アクア木更津

B館3F多目的ホール(木更津駅西口)

期間:1月26日(木)まで

時間:10:00~18:00

   最終日は、16:00まで

主催:千葉県高等学校教育研究会美術工芸部会

 

入場は無料です。多くのみなさまのご来場とご参観をお待ちしています。

作品を出品したのは、木更津高校、木更津東高校、君津高校かずさキャンパス、翔凛高校、袖ヶ浦高校と本校を含め6校の美術部です。

本校美術部は、この数年精力的な活動を続けています。今回の作品展のポスターとチラシも本校美術部員が手掛けました。この作品展には5名の部員が制作に励み、静物画やポートレイトなど、「さすが!」の秀作が展示されています。一番の大作は、木更津駅に展示されていた、あの懐かしい黒板アートでした。

水彩、油彩、アクリルペイントやデジタル作品など、他校の作品も力作、傑作が目白押しです。是非、ご鑑賞あれ!

 

始業式

2023(令和5)年の授業開始に当たり、始業式が行われました。

「本来であれば、1、2年生全員に至真殿に集まってもらい、皆さんの顔を見ながらお話をする予定でした。しかしながら年末年始にかけての急速な新型コロナウィルスの感染拡大により、大人数で集まらずに放送での始業式を行うことになりました」(学校長講話より)。

生徒会長、鈴木くんより、「皆様明けましておめでとう御座います。本年もどうぞ生徒会活動への御理解・御協力を宜しくお願い申し上げます。  

2年生においては修学旅行があり、1年生においては芸術鑑賞会があります。当日欠席してはもったいないので、新型コロナウイルス感染症対策は十分に行いましょう。

2023年の干支は兎年であります。「二兎を追う者は一兎をも得ず」という言葉があります。目標が多くある時はそのうちの1個を達成してから次の目標に進みましょう。今年身の回りには多くの機会・チャンスがあると思います。このチャンスをラビッとつかむ1年にしましょう。 皆様にとって飛躍的な年でありますように、心よりお祈り申し上げます」と挨拶がありました。

 

年頭にあたり、学校長からは、「昨年はコロナが収束したとは到底言えないものの、日々の感染対策を心掛けながら、通常に近い学校生活を送ることができました。これまでのところは、普段の授業はもちろん、クラブ活動、そして学校行事も、ほぼ例年と同じような形態で実施することができました。しかしこれからどのように状況が変わっていくのか、誰にも予想することはできません。今は、全ての社会生活において様々な制限を設けずに通常の生活を送るという流れになっていますが、予想できない事態が起きた場合、どのような変化を強いられるのか、わかりません。本校としては、皆さんの3年間しかない貴重な学校生活を守らなければなりません。一方で、学校内で感染拡大が止まらなくなった場合は、社会の方針がどうであっても、教育活動を止めざるを得ません。特に2年生は、実施できれば3年ぶりとなる修学旅行が、2月に控えています。何としても実施するためにも、これまで以上に感染防止に努めていきましょう。学校としての対策も必要ですが、自分自身の健康と、生徒全員の学校生活を守るためにも、一人一人の自覚が本当に大切です。まだまだコロナへの警戒を解くわけにはいかず、思い通りにいかない日々が続きますが、この逆境を自分が成長するための機会として前向きに捉えて、毎日毎日を大切に過ごしていきましょう」と呼び掛けました。

さらに、「皆さんが個々に立てている高校生活における目標を達成するためは、その根幹となる学校生活における基本的な事項を徹底することが大切です」と、改めて「挨拶」、「身だしなみ」、「安易な遅刻欠席をしないこと」、「しっかりと学習すること」。「清掃の徹底」という、5つの要望事項が伝えられ、最後に、「今まで以上に1日1日を大切に、しっかりと目標をもって取り組んでください」という言葉で講話を締めくくりました。

 

 

生徒指導部長、鈴木先生からは、来年度より制服に「女子用スラックス」が導入される、と発表がありました。また、希望があれば、今年度1、2年生女子に対しても着用ができること。購入の方法。リボンとネクタイ着用に関する、「着こなし」等について、連絡と諸注意が伝えられました。

第10回記念定期演奏会 ~吹奏楽部~

本日、君津市民文化ホール大ホールにて、本校吹奏楽部による定期演奏会が開催されました。数えること10回目となる記念演奏会となりました。

コンサート、野球応援、コンテストへの参加など、1年間を通じて40回を超える演奏をこなしている本校吹奏楽部ですが、この一年間は、春のセンバツ甲子園大会での応援、8月には千葉県吹奏楽コンクール高等学校A部門に出場し金賞を受賞。本選大会への出場を果たすなど、際立った活躍をした一年となりました。本日の演奏会が今年を締めくくる最後の演奏となりました。3部構成の演奏会はバラエティーに富み、多くの来場者を魅了しました。

第一部SYMPHONIC STAGEでは、上記コンクールでの金賞受賞曲“アニマ メア ルーチェ”を含め3曲を披露。確かな実力を感じさせる、圧巻の演奏でした。

 

第二部POPS STAGEでは、3年生が大活躍でした。昭和40年代~50年代を彷彿させるドリフターズのメドレーには、元気づけられました。小さなお子さんも楽しめる“A DISNEYLAND CELEBRATION”。ノリノリのマツケンサバでは、ステージが黄金の輝きを放ちました。ダンスにコント、エンタメ力満載の楽しい演奏で会場が大いに盛り上がりでした。

 

第三部はSPECIAL STAGE第10回記念セレモニー。再び厳かな曲調の交響曲が奏でられました。安房・上総地区吹奏楽連盟理事長、井上大一先生に指揮を務めて頂いた、“栄光をたたえて”では堂々の演奏を披露し、会場からは盛大な拍手を送って頂きました。

 

アンコール最後の締めとなる曲は、野球応援メドレーでした。甲子園のアルプススタンドや、夏のマリンスタジアムの決勝戦など、熱戦の中での興奮が蘇る大迫力の演奏となりました。

 

この演奏会は、3年間活動を続けた3年生部員が引退を迎える最後の舞台でもあります。後輩部員が、花道に並ぶ3年生一人ひとりに思い出と感謝の気持ちを伝えてくれました。次第に涙声に変わる言葉に、3年生も思わず涙。楽しい思い出もあれば、かなり辛い思いもしたはずです。最後に青栁先生が一人ずつ名前を読み上げ、3年生を紹介してくれました。呼名に応えて会場に響く声で「はい」と応えて歩み出る姿には、全力でやり切った誇らしさが溢れていました。

今回も、入口には開演前から長い列ができ、大勢の方に来場して頂きました。また、生徒たちのパフォーマンスには、惜しみない拍手をたくさんいただきました。本当にありがとうございました。

第10回の記念演奏会となりましたが、盛況のうちに終えることが出来たのも、みなさまの温かいご支援のお陰でした。

みなさまが良い年を迎えられ、健康に過ごされることを祈っております。

表彰

12月23日の終業式では、部活動、文化祭企画、夏休みの課題で、優秀な成績を収めた生徒を顕彰する表彰が行われました。次に紹介いたします。

ソフトテニス部

千葉県高等学校選抜ソフトボールインドア大会

男子団体優勝

 

全日本アンダー17チーム選手承認

山中一世君

 

日本ソフトテニス連盟では、国際大会等において日本代表選手としての活躍を期待し、ナショナルチームを編成して競技力の向上を図っています。山中君はその一選手として承認されました。

 

文化祭企画

10月28日(金)、29日(土)に行われた『真心祭 文化の部』で、各団体の企画に対して投票を行いました。投票は主に本校生徒と一般来校者(生徒の家族及び中学生)によるもので、得票数に基づいて順位を決定しました。

 

クラス企画部門 

1位101組『Alice in 101 ~不条理からの脱出~』

2位204組『生存率24%』

3位301組『元気「餃子、焼きました」』

 

部活動・同好会部門

1位吹奏楽部『吹奏楽部コンサート』

2位ダンス同好会ステージ発表

3位クッキング部『クッキング部のたこせん』

 

夏休みの課題

多数ある夏休みの課題の中で、読書感想文と夏の体験レポートについては、各クラスから選出された作品が、校内の選考を経て受賞作品が決定されます。

 

最優秀賞 

久保田結菜(感想文)

 

優秀賞

川名陽乃(感想文)

伊藤涼汰(体験レポート)

 

奨励賞

溝口裕大(体験レポート)

橋本翔歩(体験レポート)

細川蒼泉(感想文)

秋山樹愛(感想文)

山本陽莉(感想文)

終業式

本日、終業式が行われました。今回は、久しぶりに至真殿での開催となりましたが、感染者・濃厚接触者が増えつつある状況を鑑み、学年別の式となりました。

式の始まりには、新しく生徒会長に就任した、鈴木明輝君から「この度、第19代の生徒会長に就任いたしました。必ず結果を出すという方針で、生徒会活動に邁進したいと思います」と挨拶がありました。

 

学校長は、年の瀬を迎えようとする生徒たちに「今年も今日を入れてあと9日で幕を閉じようとしています。年を越そうとするこの時期は、一年を振り返り来年へ向かって新たな志を立てるには大変良い機会です。高校生らしくしっかり自分を見つめて成長へとつなげて欲しいと思います。

昨年、一昨年と比べれば、はるかにコロナ前の生活に戻りつつある、と感じますが、3ヶ月も休校が続いた頃のことを覚えているでしょうか。学校が再開された後も思い通りに部活動ができなかった時期も長く続きました。その頃は、登校して授業を受け、友だちと過ごす時間がいかに貴重なものであったか、と新鮮な気持ちで受け止めていたはずです。当たり前のことが当たり前になると、その有難さに鈍感になるのは大人も同じです。普通の時間を過ごせることがいかに尊いものであるか、ということをもう一度思い起こし、一日一日を大切に過ごして欲しいです。みなさんが良い年を迎えることを祈っています」と伝えました。

 

 

冬休みを迎えるにあたって、生徒指導部長、鈴木先生から、①自転車が車輛であることを自覚し、安全な走行を心掛けること。②SNSへ安易に写真や実名を掲載することは避けること。③冬休みが明け授業が始まる時点で、頭髪等身だしなみを見直すこと等、諸注意が伝えられました。

 

 

各学年のハウス長からは、次の内容の講話がありました。

1学年ハウス長、森先生:「これから活躍の場が増え、責任も増すことになりますが、前向きに取り組めば、学校生活を一層充実させることができます。また、周囲に対して、気遣いと思いやりの気持ちを育てて欲しいと思います」。

 

2学年ハウス長、大岩先生:「自分が本当に望む進路を見つけることで、進路開拓に真剣に取り組むことができます」。また、2月に予定されている修学旅行について諸注意が伝えられました。

 

3学年ハウス長、能登先生:「次回みなさんが登校するのは、2月27日です。27日は予餞会。28日は前日表彰と謝恩式が開かれます。3月1日は卒業式を迎えます。君たちのために開かれる式典ですが、君たちを支えてきた保護者のみなさんに対しての感謝の気持ちを忘れず、必ず登校して欲しいです。長い休みを迎えますが、健康に注意をして過ごして欲しいです」。

演奏会 ~吹奏楽部~

12月20日(火)に清見台小学校のクリスマスコンサート、12月21日(水)に清和短期大学部付属八重原幼稚園のお楽しみ会にて演奏を披露しました。

清見台小学校では、1・2年生、3・4年生、5・6年生。八重原幼稚園でも、年少、年中、年長と、それぞれ3グループに分かれて演奏を行い、2日間で6回の公演になりました。吹奏楽部定番の曲『ヤングマン』、から、今回初披露の鬼滅の刃の主題歌『残響散歌』、クリスマスにピッタリな『ジングルベル』などの曲をお届けしました。

 

清見台小学校では、普段から『ヤングマン』の曲が流れているそうです。生徒の皆さんがYMCAの振りつけをしながら演奏を楽しんでくれました。

 

八重原幼稚園では、本校吹奏楽部の卒業生で、現在は八重原幼稚園に勤務している先生3名にも演奏に参加して頂きました。最初は、緊張している様子でしたが、園児のみなさんから「頑張ってー」と声援が送られると、そのパワーを受け取り堂々の演奏を披露してくれました。

 

年長さんからは、ダブルアンコールの声がかかり、『宝島』『野球応援メドレー』を披露し、最後まで大盛り上がりの演奏会でした。

 

今年の依頼演奏は最後となってしまいましたが、来週の定期演奏会に向けてさらに練習をしていきたいと思います。12月26日(月)君津市民文化ホールにて第10回記念定期演奏会にぜひお越しください!

表彰 ~『税に関する高校生の作文』~

『税に関する高校生の作文』の募集に当たり、本校生徒の本吉胡桃さんの作品が“優秀”と認められ、木更津税務署『署長賞』を受賞しました。

作品のタイトルは、『もし税金が無かったら』。誰にも身近な消費税を切り口に、税を納める必要性を丁寧に解説しています。税金という制度が、医療を始め様々な社会基盤を安定させていることに触れ、「税金は、私達が暮らさせてもらう対価であり生活を成り立たせてくれる大切な役割を持つ」と、まさに正鵠を射る文章で結ばれています。

本日は、木更津税務署より署長の森重良二様に来校して頂きました。森重様のお話では、高校生は全体でおよそ250の応募があり、わずか3名の受賞者の一人が本吉さんとのことでした。本校副校長、教頭が見守る中、署長自ら賞状を手渡して頂きました。

クリスマスカード ~1年生英会話~

冬休みも間近!今年の授業も終盤を迎える季節になりました。英会話の授業では、恒例のアクティビティー、クリスマスカードの作成に取り組みました。

生徒たちはあらかじめカードを送る相手と、”I wish you a Merry Christmas!”などの英語のメッセージを決めます。先生のチェックを受けて、OKが出れば大きさの違う色画用紙2枚をもらいます。二つ折りのカードを開くと、モミの木やハートの切り絵がポップアップするのが完成型です。

黒板に貼られたサンプルをみたり、タブレットでネット検索をしたり、絵心のある生徒はクリスマスのイメージ通りのイラストを描いて見事なカードを仕上げていました。

日本では、クリスマスで盛り上がることはあっても、カードのやり取りをする習慣はあまりありません。海外の文化を知り、それを楽しく試してやってみるのも、語学を学ぶためには大切なこと。

英語のクリスマスカードを作るのは、殆どの生徒にとっては初めてのことでしたが、楽しく取り組むことができました。出来上がったカードは、友達や先生に送られます。

幼稚園訪問 ~硬式野球部~

本校硬式野球部3年生部員が、君津学園清和大学付属幼稚園を訪れ、園児たちと楽しく一日を過ごしました。

硬式野球部の3年生部員たちが、幼稚園を訪問しました。ユニホームを着ている姿はいつもの通りですが、試合のときの精悍な表情とは大分違い、やさしい顔で入場する部員たちが目立ちました。自己紹介では、努めて笑顔を作ったり、笑いを取ろうとしたり、園児たちを喜ばせようと結構真剣な様子でした。からだの大きい高校生に、最初はちょっと驚いた園児たちもいましたが、アピールの甲斐あってすぐに園児たちと打ち解けることができました。

「ほんとうはやさしいお兄さんたちなんだ!」と思ってもらえればしめたものです。絶対に疲れたり壊れたりしないお兄さんたちは、園児たちの恰好の遊び相手になりました。

『野球教室』では、小さな子どもたちでも分かるように、上手にコツを伝授。初めてボールとバットを手にする園児たちもいましたが、見事にボールを打ち返す場面では、「ヤッター」と歓喜の声が上がりました。

最後に撮った集合写真からは、小さな子どもたちの元気が伝わってきます。硬式野球部のみなさん、ごくろうさまでした。(写真データは、八重原幼稚園から提供して頂きました。)

 

次の日程で付属幼稚園を訪問いたしました。

11月29日(火)金田幼稚園、12月1日(木)八重原幼稚園、12月2日(金)畑沢幼稚園

幼稚園の先生方、ありがとうございました。

保育実習へ行ってきました ~保育・幼児教育コース~

本校の保育・幼児教育コース生徒の2年生と3年生が清和大学短期大学部附属幼稚園にて、保育実習を行いました。

2年生は授業で作成した紙芝居の実演実習を行いました。園児たちに楽しんでもらおうとペープサートを利用したり、絵を段階的に出したりするなど工夫をこらしました。学校で何度も練習したこともあり、どのグループも好評でした。

(登場人物を描いた紙を裏表2枚張り合わせ、持ち手を付けた紙の人形)

 

3年生は高校最後の保育実習で、これまでの集大成となる実習内容になりました。。特にエプロンシアターや手袋シアターの実演では6月の実習での反省を生かし、よりよい形で園児たちの前で披露することができました。また、お遊戯会の練習や清和大学短期大学部の先生による造形の授業など通常の保育以外の時間も体験することもできました。

 3年生は今回の保育実習の経験を生かし、進学先で資格・免許取得に向けてがんばってほしいと思います。

 

各幼稚園の先生方、お忙しい中での保育実習の受け入れ、ありがとうございました。

 

 以下の日程・幼稚園で実習を実施しました。

 11月25日(金)3年生 金田幼稚園

 11月28日(月)3年生 八重原幼稚園

 11月29日(火)2年生 畑沢幼稚園

 11月30日(水)2年生 金田幼稚園

にっぽん丸入港イベント出演 ~吹奏楽部~

12月4日(日)、木更津市市制80周年を記念し、木更津港に「にっぽん丸」が入港しました。伊勢神宮へ向かう、2泊3日のクルーズの出発式に、本校吹奏楽部が出演。演奏を披露しました。

17:00の出航に先立ち、盛大な出発式が行われました。木更津市長、にっぽん丸の船長からのご挨拶に続いて、本校吹奏楽部が演奏を披露。ヤングマン、ディープパープルメドレー、ディズニー50周年セレブレーション、宝島、野球応援メドレーの5曲をお届けしました。甲板に立つ多くのお客様からは、大きな拍手を送って頂きました。

17:00になると、出航を知らせる銅鑼が力強く鳴り響きました。岸壁を離れるクルーズ船上には、夕闇を背景にスマートフォンのライトを照らし、大きく手を振っているお客様の姿がありました。演奏が終わり、遠ざかる船が見えなくなるまで、「いってらっしゃい」「行ってきます」の大合唱が続きました。

生徒たちにとって客船のイベントは初めての経験で、実際に船の大きさを目の当たりにして大興奮の様子でした。

 

12月26日(月)に行われる定期演奏会が、一般のお客様に披露させていただく、今年度最後の演奏会です。

お時間のある方はぜひお越しください。

生徒会役員信任式

本日、新生徒会役員の信任式が行われました。

 

学校長より「生徒会本部役員当選おめでとうございます。生徒会本部役員というのは、学校行事を始め、木更津総合高校を運営していく上ですごく大切な活動だと思っています。自身の頑張り、やる気が木更津総合高校をさらに良いものにするし、木更津総合高校の一人一人の学校生活が豊かなものになる。またそれと同時に一年間生徒会本部役員として活動することが、君たち自身の成長にもつながります。本当に素晴らしい、意義深い活動だと思っています。是非この一年間、みんな一生懸命頑張ってもらって、一年後、また次の代に引き継ぐときに精一杯やったと思えるような良い生徒会活動を展開してほしいと思います。

コロナもまだ収まっていないけれど、今年度は色んなことが通常通りに近い形でできるようになりました。来年はまたさらに通常通りにますます近づいている形になっていくと思うので、みんなの腕の見せ所、是非頑張って色んなものを、特に学校行事を盛り上げていってください。期待しています」と激励の言葉がありました。

 

今後の成長や活躍が楽しみです。

 

全体朝礼

本日、全体朝礼が行われました。生徒は各ホームルーム教室で着席し、放送での朝礼となりました。学校長より講話、生徒指導部長より連絡が、伝えられました。

学校長からは、「いよいよ今年も残り1ヶ月を切りました。今年最後の締めくくりは、何といっても来週の定期試験です。今回の定期試験は科目が多く、範囲も広いです。授業と家庭学習にしっかり取り組み試験に臨んでください。進級できればいい、赤点さえ取らなければいい、そんな気持ちではダメです。最初から目標を低く設定してしまうと、それなりの努力しかしなくなります。

今はサッカーワールドカップが開催されています。組合せが決まった時点で、日本がグループリーグ1位で決勝トーナメントに進出すると予想した人はどれだけいたでしょうか。マスコミは期待も込めて日本の勝利を口にしますが、彼らも、現地カタールまで応援に駆け付けたサポーターも、心の中では厳しい試合になることを予想していたはずです。ドイツ戦もスペイン戦も、先制点を取られました。その時に、「やっぱり駄目だ」と思った人は多いはずです。しかし日本代表の森保監督はじめスタッフ、そして選手たちは一人残らず日本の勝利を疑わず、そのために全力を尽くしたと思います。その気持ちが、歴史的勝利につながったのです。気持ちがあれば勝利するとは限りませんが、気持ちが無い人には絶対に奇跡は起こりません。

ワールドカップと定期試験では、全然次元が違う話です。しかし、せめて高校生活で年に5回しかない定期テストの時くらい、精一杯勉強したと誇れるように勉強に励んでほしいと心から思います。体調万全でテストに臨み、そして今年を最高の形で締めくくってください」と講話がありました。

 

生徒指導部長、鈴木先生より、12月10日(土)から19日(月)まで行われる『交通安全運動』について連絡がありました。「今年度4月から12月までに、県内で起きた交通事故で負傷した高校生のおよそ70%が自転車に乗車中の事故であったそうです。自転車は車両なので道路の左側を通行します。イヤホンを耳につけたままの状態で、または、スマホを操作しながら走行すること等は、道路交通法違反となります。事故に遭ってしまうことも、事故に巻き込まれてしまうことも重大な結果を招きます。年末に向けてせわしい時期を迎えます。十分注意をして行動して下さい」と、注意喚起と7月から義務化されている自転車保険加入を呼びかけました。

 

表彰 ~部活動~

本日、朝礼に先立ち、部活動の表彰が行われました。朝礼と同様、表彰も放送で行われたので、各団体の代表者のみが放送室に集まり、賞状を受け取りました。

つぎにお伝えいたします。

バドミントン部

『千葉県高等学校新人体育大会』

男子学校対抗 5位

男子個人ダブルスの部 5位 真板響輝、大木啓嗣

 

ソフトテニス部

『千葉県高等学校新人体育大会』

女子個人 3位 長谷川優葵、佐々木美緒

 

『ソフトテニスジュニアジャパンカップ』

シングルス男子 U-17  3位 山中一世

ダブルス男子 U-20  3位 小林駿介、常澄 遼

 

剣道部

『千葉県高等学校新人体育大会』

男子団体の部 3位

 

柔道部

『千葉県高等学校新人体育大会』

男子団体の部 優勝

女子団体の部 優勝

 

男子個人の部

60㎏級 優勝 伊藤悠葵、66㎏級 優勝 小澤顕心、

81㎏級 優勝 中野心太、90㎏級 優勝 三ツ石大剛  

100㎏級 優勝 飯田叶輝  73㎏級 準優勝 新井善心、

81㎏級 準優勝 北條允人

 

女子個人の部

70㎏級 優勝 鈴木莉緒、78㎏超級 優勝 鹿島 楓、

78㎏級 優勝 大前暖佳、57㎏級 準優勝 橋本翔歩

 

吹奏楽部

『千葉県アンサンブルコンテスト上総・安房地区予選』

金管八重奏 金賞(県大会出場へ代表認定)

サクソフォン四重奏 金賞(県大会出場へ代表認定)

金管六重奏 銀賞

サクソフォン三重奏 銀賞

クラリネット三重奏B 銀賞

クラリネット三重奏A 銀賞

フルート三重奏 銀賞

管楽三重奏 銅賞

打楽器四重奏 銅賞