お知らせ

橋本典明さん特別講義 ~2年生国語表現~

11月8日(金)、NHKエデュケーショナルプロデューサー橋本典明さんが来校。2年生『国語表現』(選択授業)で、「言葉の豊かさに触れてみませんか~短歌を事例にして~」と題して、特別講義が開かれました。

2年生の国語表現は、言葉の豊かさを学び表現力を育む授業です。この日は5・6時間目に授業選択者64名全員が音楽ホールに集まり、短歌を通して興味深いお話をお聞きすることができました。

橋本さんは、Eテレの「NHK短歌」という番組を手掛ける番組プロデューサーです。他にも、美術や歴史関係のドキュメンタリー番組を数多く制作されています。また、中学1年生の国語教科書に掲載されている『言葉がつなぐ世界遺産』の著者としても広く知られています。

短歌は、わずか31音で表現される詩歌です。制約があるからこそ表現方法を研ぎ澄ませてきた短歌は、人々が抱いた思いを豊かな言葉で私たちに伝えてくれます。橋本さんは『サラダ記念日』俵万智著、『ドラえもん短歌』升野浩一編ほか、多くの歌集から50首以上の作品を紹介し、日本語が持つ情感あふれる言葉と巧みな技法を詳しく解説して下さいました。さらに、橋本さんが上の句の五・七・五を読み、生徒たちが創意工夫を凝らして付け句(下の句の七・七)を発表するなど、自分の思いを伝える術を楽しみながら学びました。

講義の最後には、歌人たちの短歌に対する熱い思いや「NHK短歌」の番組制作についてのこぼれ話などをうかがうことができ、生徒たちは「今まで難しいと感じていた短歌を、身近に感じるようになった」と感想を述べました。

ボランティアで活躍 ~アクアラインマラソン~

本日、『ちば アクアラインマラソン2024』が開催されました。生徒会役員と運動部有志およそ150名が、ボランティアとしてアクアマラソンの運営をお手伝いました。

ボランティア参加者は、7日(木)放課後に至誠館に集まり、業務内容や会場へのアクセス方法などを案内され、スタッフ用ビブスやレインウエア、軽食のスナック等を受け取り、準備を整えました。

活動場所は、フルマラソンフィニッシュ会場(旧木更津市役所)。フルマラソン走者へ完走メダルを渡す役割を生徒会役員とバレー部合計22名の生徒が担い、手荷物返却をチアリーディング部、軟式野球部、陸上部、剣道部、テニス部、空手道部、サッカー部、バドミントン部、総勢126名が務めました。

コース上には、給水班や救護班、交通整理など、実に多くのボランティアの方々による支援がありました。沿道では小中学校生による応援団を始め多くの人達がランナーへ温かい声援を送るなど、木更津市民総出のマラソン大会という趣でした。

本校太田門(正門)前がおよそ37㎞地点となり、駐車場には「救護所」が設けられました。また、本校より教職員数名が走者として出場しています。学校長は、今大会でフルマラソンは20回目。アクアラインマラソンは初回から参加し、連続の6回目の出場となりました。昨日の記録は3時間47分9秒でした。強者...!

晩秋の木更津は昼の気温は18℃、時折薄日の差すまずまずのマラソン日和となりました。1万7千人の走者が東京湾アクアラインを駆け抜け、市内は疾走する走者とそれを見守る多くの観衆で賑わいました。

3位入賞 ~バスケットボール部~

『全国高等学校バスケットボール選手権大会(2024WINTERCUP)千葉県予選会 2次ラウンド・ファイナルラウンド』にて、男子バスケットボール部が3位入賞を果たしました。

11月2日(土)、船橋アリーナで行われた準決勝戦において、対戦校八千代高校に善戦したものの勝利を逃しましたが、見事3位入賞を勝ち取りました。

海神が掲げる三叉の槍『トライデント』をあしらったチーム旗がはためく観客席には、部員のご家族が大勢駆けつけていました。そこに吹奏楽部、チアリーディング部、バレーボール部が加わり、得点が入るたびに歓喜の叫びが沸き起こる熱烈な応援を繰り広げました。

その大声援に応え、前半には僅差のリードを守っての試合展開となりましたが、後半は次第に得点差が開き、ゲームセットを迎えました。

しかし3位入賞は大きな戦果でした。長足の成長を遂げるバスケットボールの活躍に、今後も期待が膨らみます。

 

表彰

全体集会では、生徒たちの活躍を顕彰して表彰が行われました。

次頁にて紹介いたします。

【陸上競技部】

○JOCジュニアオリンピックU18    

  女子ハンマー投 第7位 鈴木瑠華  

○関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会 

女子ハンマー投 第3位 鈴木瑠華

男子ハンマー投 第7位 山崎大悟

 男子100m   第4位 金子颯希

 4×100mR  第1位 生貝、小松、北島、金子、

 4×400mR  第6位 大橋郁、金子、生貝、小松 

 

【演劇部】

○きみぶん演劇祭 千葉県高校演劇 第11地区 高校演劇 秋季発表会

 最優秀賞

 グッドステージ賞

 個人賞 内間清香、押足奈南

 

 

【吹奏楽部】

○千葉県吹奏楽祭出場 千葉県民文化祭「文化で繋ぐ千葉の力」

全体集会

昨日28日(月)の代休日を挟み、本日から授業が再スタートしました。1校時目は至真殿に全生徒が集まり、吹奏楽部伴奏の校歌斉唱で集会が始まりました。

生徒会長、原君は「まず、今年の『真心祭 文化の部』が大成功に終わったことを報告します。全校生徒の協力の下で多くの方々に楽しんでいただける、素晴らしい文化祭となりました。みなさん一人ひとりが全力で取り組み、それぞれの個性とアイデアを活かした展示やパフォーマンスを見せてくれました。併せて、文化祭実行委員がそれぞれの役割を果たし、準備を進めてくれました。みなさん、本当にありがとうございました」と挨拶をしてくれました。

また、原君からは、文化祭中に行われた『文化祭クラスTシャツコンテスト』の結果についても報告がありました。

第1位  T31   18.2%

第2位 T21  10.4%

学校長賞 205組

(パーセントで示された数字は、全投票数を母数にした獲得票の割合です)

 

続いて学校長から、教育実習生の紹介がありました。登壇した6人の実習生一人ひとりが、学校長から紹介され、自分が受け持つ教科と担当クラスを伝えると同時に、「2,000人の顔と名前を覚えられるよう頑張ります」、「3週間全力で頑張ります。よろしくお願い致します」などと、実習に向けての意気込みを述べてくれました。

「全員がみなさんの先輩、本校の卒業生です。教員になりたいという思いを抱いて、教育実習生として戻ってきました。気軽に話しかけ、いろいろとアドバイスを受けて欲しいとおもいます。最後にもう一度拍手を」との学校長からの呼びかけに、 生徒たちから実習生へ温かい拍手が送られました。

 

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

最後に学校長は「大変盛り上がった2日間でした。今年は初めて両日を公開としました。特に、卒業生、他校の生徒ほか、一般の方々に公開した2日目は、およそ2000名、実に多くの来場者をお迎えしました。大変素晴らしい文化祭になりました。

展示や発表をしているみなさんの姿を見ていると、本当に楽しそうでした。来校していただいた方々も、楽しんでいただけた様子でした。閉会時にお客様を見送っていると、多くの方から「楽しい文化祭でした」と声を掛けていただきました。開会式でお願いした通り、自分たちばかりでなく来ていただいた方に楽しんでもらえた、とても良い文化祭でした。自ら積極的に動き、仲間同士協調性を持って協力し合うという姿勢は、社会に出てからも必ず求められるものです。文化祭を通じて自分がその様な点で成長できたと感じることができたのなら、何よりも素晴らしいことです」と文化祭を振り返りました。