お知らせ
必勝祈願 ~硬式野球部~
壮行会の会場を後にした本校硬式野球部は、市内八剱八幡宮を訪れ、必勝祈願を行いました。
グラウンドで見せる躍動の姿から一変、厳かな雰囲気の中で神前に頭を垂れる部員達には、勝利を祈る、凛とした“静”の姿がありました。
壮行会 ~硬式野球部~
『第104回全国高校野球選手権千葉大会』が、いよいよ7月9日(土)に開幕を迎えます。本日は、青雲館にて硬式野球部を激励する『壮行会』が開催されました。
吹奏楽部が演奏するオープニング曲と共に、ユニホーム姿の部員たちが颯爽と入場しました。
五島監督からの「今年のチームの様子はどうですか、甲子園には行けそうですか、とよく質問されます。これまで私は自分のチームをただの一度も強いと思ったことはありません。ただし、今年のチームは去年のチームより強い、とは言えると思います。選手たちは、いま必死に戦っています。「チーム一丸になるにはどうしたらよいのだろう」とラストの1週間でチームが目指す方向を見付けているところです。
甲子園では、個々の能力が高い、優秀な選手が集まったチームが全国制覇を果たす様子を目にします。私は昔から、“弱いチームが気持ちを込めて、一丸となって強いチームに向かっていく”という戦い方をしてきました。この木更津総合のスタイルを、これからも貫き通したいと思います。野球部が、そして応援団、学校が一つになれるように、という思いがあります。また私たちはそれを糧に頑張っていきたいと思います」との言葉に、会場にいる人たちは耳を傾けました。
主将中西祐樹君は、「私たちは、昨年あと一歩というところで甲子園に届くことが出来ませんでした。その悔しさを忘れず、私たちはどのチームよりも必死に練習に励んできたという自信があります。もう一度春夏連続で甲子園に出場するという、強い気持ちを持って、この夏の大会をチーム一丸となって戦いたいを思います」と、熱くチームの思いを語りました。
ご来賓の方々からもご挨拶を頂きました。硬式野球部後援会会長山本惠司様からは、「自分たちの力を120%出し切って、春夏連続出場を果たしてほしいです」と。硬式野球部OB会会長磯野典正様より、「多くの期待を背負い、千葉大会優勝、春夏の連続出場を果たした上で、全国一位となり、本校の旗を甲子園球場に掲げて欲しいです」と。保護者会会長近藤直弘様から、「この暑い夏に、熱い戦いが始まります。私たち保護者はみなさんを精一杯応援し、全力でサポートすることをお約束します。この夏が学生生活最高の夏になる様、頑張って下さい」と、それぞれ激励の言葉を賜りました。
学校長が、「1年前、2年ぶりに開催された夏の県大会で、決勝タイブレークの末、サヨナラ負けをして、甲子園出場という夢が目前で消えてしまった、あの時の悔しそうなみなさんの姿をよく覚えています。最後の夏を終えた3年生よりも、まだ次の年がある2年生、つまり今の3年生の方が泣き崩れていた気がします。その悔しさをバネにして秋の大会で優勝。そして関東大会では、東海大相模を倒してベスト4。6年ぶりに春のセンバツに出場しました。甲子園では延長タイブレークで1回戦を勝ち上がったものの、2回戦でも延長タイブレークの末、サヨナラ負けをしてしまった。さぞかし悔しかったと思います。
そして今年の夏、本校野球部はAシードで夏の県大会に臨みます。下馬評では圧倒的な優勝候補、王者木更津総合と言われています。しかし本校野球部は優秀な選手ばかりが集まった、無敗の王者ではありません。負けて悔しい思いをして、そこから努力して這い上がるチームです。高校野球の最高の晴れ舞台である夏の大会で、悔しさをバネに鍛えたその心と体を思う存分発揮して下さい。特に3年生にとっては最後の戦い、しかもコロナの渦中に入学をして、様々な制約に縛られ我慢を強いられてきた学年です。その思いのたけをぶつけて欲しいです。今年は3年ぶりに学校応援を実施できます。吹奏楽部、チアリーディング部、そして有志の応援団と共に戦い、是非とも甲子園に行きましょう!」と力強く選手たちを励ましました。
最後に、吹奏楽部の演奏、チアリーディング部のパフォーマンスで、野球部の選手たちにエールが送られました。
七夕に願いを込めて ~1年生英会話~
今週の1年生英会話では、“七夕”をテーマにアクティビティーを行いました。生徒たちは、担当のデーモン先生とジェームズ先生と相談をしながら決めた願い事を、英語で短冊にしたためました。
黒板に示された例文を参考にして、自分が欲しいもの、やりたいことなど、英語で考えた願い事に先生たちからOKが出ると、今度は短冊をもらいます。願い事が記された短冊に思い思いの色を塗って仕上げます。童心に帰って取り組む様子は楽しげですが、書かれてある内容を見ると、思った以上に切実だったり、真剣だったり、現実味が伝わってきます。
梅雨は記録的な早さで明けてしまい、くらくらする様な夏空が広がります。今年度の1年生はおよそ700人。エントランスに飾られた笹には、カラフルな短冊がたくさん結び付けられ、風にそよいでいます。
放送朝礼
本日、全校集会が実施されました。前回と同様、生徒達は教室で待機し、放送での朝礼となりました。
最初に、生徒会長の山根凪くんから、「来週から前期期末試験が始まります。3年生にとっては進路に大きな影響がある試験です。普段の試験よりいつも以上に全力で取り組みましょう。そして、1年生、2年生も油断をせず、一つ一つの問題に気をつけて取り組んでください。
期末試験の最終日、7月7日(木)にはペットボトルキャップの回収があります。このキャップはワクチンを作るのに使用され、860個で一人の子供の命を救う、1回分のワクチンを作ることができます。ペットボトルを捨てる際には、必ずキャップを分別して下さい。ぜひ、よろしくお願いします。 そして、先日行われた校則改定案の募集ですが、沢山の投書ありがとうございました。改定案については生徒会で話し合っている途中ですので、生徒指導部からの発表をお待ち下さい」と挨拶がありました。
学校長からは、「今年度が始まり3ヵ月が経とうとしていますが、なかなか全校生徒1900人が至真殿に集まっての全体朝礼が出来ません。学校内での感染者や濃厚接触者はほとんどいなくなりましたが、この10日ほどの期間では、県内での感染者は増えていて、まだまだ油断できる状況ではありません。学校内外での感染防止に引き続き努めてください。
この様な状況にもかかわらず、ただいま表彰を行った通り、多くの部活動が大活躍をして、夏のインターハイ出場を決めてくれました。素晴らしい成果です。これからの1ヵ月間でさらに修練を積み、是非とも全国の舞台で本校の名前を轟かせて欲しいと思います。
来週には期末試験があります。5月の中間試験で力を発揮できなかった人もいるかも知れませんが、今回の試験結果で前期の成績が確定します。学校での成績は、大学などに進学する生徒だけでなく、就職を希望している生徒にとっても、将来の道を選択する上で、非常に大切なものです。安易な考えでテストに臨むと、良い結果など出るはずはありません。今週1週間は、授業を受けるだけでなく、家庭学習も含めてしっかりと勉強してください。先生たちは、授業中はもちろん、時間外に質問に来る生徒に対しても、丁寧に教えてくるはずです。しかし、教えてもらって理解した気持ちになっただけでは、学習内容が定着することはありません。知識や技術は、自分自身で学ぶという体験を経ることでのみ、真の実力として身に着くのです。授業で教わったことを、自分自身で再現して体に記憶として刻み込むためには、家庭学習が絶対に必要となるのです。
来週の期末試験4日間を全力で乗り切り、すっきりとした気持ちを持って夏休みに入りましょう」と講話がありました。
部活動表彰 ~インターハイ出場~
本日、全体集会にて、以下の表彰が行われました。個人戦では、5団体21名が、今夏開催される、全国総合体育大会への出場を決定しました。放送室での密を避けるために、各団体から1名のみが表彰式に参加しました。
本日、全体集会にて、以下の表彰が行われました。個人戦では、5団体19名が、今夏開催される、全国総合体育大会への出場を決定しました。放送室での密を避けるために、各団体から1名のみが表彰式に参加しました。
弓道部
千葉県高等学校総合体育大会 弓道競技女子個人の部 優勝 尾髙仁胡
陸上競技部
関東高等学校陸上競技大会 南関東男子ハンマー投 6位 関口和真(50㍍34)
関東高等学校陸上競技大会 南関東男子走高跳 6位 中村虹斗(1㍍98)
ソフトテニス部
関東高等学校ソフトテニス大会団体選手権大会 優勝
関東高等学校ソフトテニス大会男子個人 優勝 小林駿介・吉田 航
千葉県高等学校総合体育大会 ソフトテニス男子の部
男子団体優勝
男子個人優勝 遠藤希来・山中一世ペア
男子準優勝 吉田航・小林駿介ペア
第3位 笹井悠月・栗原成希ペア 鈴木郁哉・松村優成ペア
第5位 昼間悠佑・佐藤諒和ペア
柔道部
千葉県高等学校総合体育大会柔道男子団体の部 優勝
千葉県高等学校総合体育大会柔道女子団体の部 優勝
男子個人100㎏超級の部 優勝 長谷川鼓白
男子個人66㎏級の部 優勝 大松﨑彪貴
女子個人70㎏級の部 優勝 鈴木莉緒
女子個人78㎏級の部 優勝 大前暖佳
女子個人78㎏超級の部 優勝 鹿島 楓
女子個人57㎏級の部 優勝 橋本瑠音
卓球部
千葉県高等学校総合体育大会
女子学校対抗 優勝
女子シングルス 3位 渡辺佑奈
女子ダブルス 優勝 渡辺佑奈・野口寧音
献血協力への呼びかけ
放送で行われた全体集会では、千葉県赤十字血液センターより宮本 祐様が来校。放送を通して、生徒へ献血への協力が呼びかけられました。
宮本様からは、「献血とは、健康な人が輸血を必要とする人に、血液を無償で提供する行為、と辞書にあります。日本で輸血を必要とする人は、1日につき3000人いると言われています。輸血を必要とする病気やけがをしている人が、毎日輸血をするわけではないので、その実人数は、さらに多いことになります。輸血が必要な人とは?突然の交通事故などで負傷した人をまず思い浮かべるかも知れませんが、その様なケースは全体の3%ほどです。そのほとんどは、何らかの病気を抱える患者さんです。がんや白血病治療に用いる放射線や抗がん剤は、血液を作る細胞に大きなダメージを与え、多くの血液が必要となります。また、出産時の出血にも輸血が必要となることがあります。必要な場面で輸血が施されなければ、いずれのケースでも、死に直結する結果を招くことになるのです」と献血の重要性を説明していただきました。
さらに、「献血が出来るのは、15歳から69歳までの人です。しかし、最近10代、20代の若い世代の人たちからの献血が減っています。今後若い人たちからの献血が先細れば、必要な場面で血液が不足し、救える命が救えなくなる可能性が出てきます。だから今日、みなさんに協力をお願いに来ました。血液を採られるのが「こわい」といった、恐怖心や不安を感じる人がいると思います。無理をする必要はありません。献血は人の命を救う行為です。9月に行われる献血にご協力お願いします」と生徒達に呼びかけました。
保育実習へ行ってきました ~保育・幼児教育コース~
本校の保育・幼児教育コースの2年生と3年生が清和大学短期大学部附属幼稚園にて、保育実習を行いました。
2年生は高校生になって初めての保育実習ということで、緊張感のある中での実習となりました。各幼稚園で工作の手伝いや紙芝居の読み聞かせなど学びにつながるような内容に触れることができ、充実したものになりました。
3年生は2年次に作成した児童文化財(手袋シアターとエプロンシアター)を持参し、園児の前で実演しました。園児に喜んでもらえるように練習して臨んだこともあり、園児からの反応もよく、幼稚園の先生方からも好評でした。
各幼稚園の先生方、お忙しい中での保育実習の受け入れ、ありがとうございました。
以下の日程・幼稚園で、実習を実施しました。
6月8日(水)2年生 金田幼稚園
6月10日(金)3年生 畑沢幼稚園
6月14日(火)2年生 畑沢幼稚園
6月20日(月)3年生 八重原幼稚園
インターハイ出場 ~陸上部~
栃木県カンセキスタジアムで行われた、令和4年度関東高校陸上競技大会(高校総体ブロック予選)へ、本校からは4名の選手が出場。中村虹斗くんが男子走高跳で、関口和真くんが男子ハンマー投でそれぞれ入賞を果たし、3年生の2名がそろってインターハイへの出場を決めました。
6月17日(金)~20日(月)の4日間で行われた、令和4年度関東高校陸上競技大会(高校総体ブロック予選)へ、2年生からは鈴木結花さんと山口弘太郎くんが、それぞれ女子走高跳、男子ハンマー投に出場。3年生では、中村くんが男子走高跳、関口くんが男子ハンマー投出に出場し、両名とも6位に入賞を果たし、8月に徳島県で行われる全国高校総体に駒を進めることができました。
3年生最後の晴れ舞台、高校生の頂点を決める大会に胸を張って出場してきます。応援よろしくお願いいたします。
海ほたるイベント出演 ~吹奏楽部~
6月18日(土)海ほたるにて、吹奏楽部がコンサートを行いました。
定番の「ヤングマン」や「宝島」、新曲の「群青」、新しい振り付けの「ディープ・パープル・メドレー」など、全6曲を披露しました。
この日は1年生21名のお披露目でもありました。
緊張気味の1年生でしたが、練習の成果を十分に発揮できました。
吹奏楽部は夏の野球応援、コンクールに向けて練習に励んでいきたいと思います!!
センバツ甲子園出場記念プレート授与式 ~硬式野球部~
今春、本校硬式野球が『第94回選抜高等学校野球大会』に出場を果たしたことを記念して、市内矢那にある練習グラウンドにて記念プレートの授与式が行われました。
硬式野球部後援会会長山本様より主将中西くんに、出場選手の名前が刻まれた出場記念プレートが手渡されました。
真新しいプレートがはめ込まれた記念碑を前に、学校長は、「選抜出場記念プレートがここに飾られるのは、6年ぶりのことになります。甲子園出場の思い出が記憶に残るだけではなく、ここに刻まれた名前もみんなが汗と涙を流したこのグラウンドにずっと残ることになります。
さて、令和3年の高野連加盟校は、3890校。全国の球児が憧れる選抜大会に出場が出来た学校は、わずか32校でした。昨秋、県大会に優勝し、関東大会では強豪校を打ち破ってベスト4に進出。夏よりも難しいと言われている『春のセンバツ』出場を果たして、嬉しい1勝を勝ち取りました。この喜びの思い出は昨日のことのように思い出されます。
もちろん勝利を逃した最後の試合のことも、みなさんは忘れていないと思います。その悔しさは、是非この夏に晴らし、春には果たせなかった“甲子園優勝”を目指して、頑張って欲しいと思います」との言葉で、整列する選手たちを鼓舞しました。
山本会長からは、「抜群の実力を発揮して、選抜大会出場をかなえました。甲子園での2試合の活躍は、みなさんの力を全国に示すことになりました。甲子園へは、木更津市、そして千葉県の代表としての出場でしが、“郷土の代表”だと捉えている人たちが大勢います。すでに夏の大会が話題にされる時季になりました。郷土の期待を背負っていることを忘れず、さらに身体を成長させ、技量の向上に努め、チーム作りに励んで欲しいを思います」と祝辞を頂きました。
選手を代表して、主将中西くんが記念プレートの贈呈に謝辞を述べ、「先の選抜大会出場は、あくまでも通過点であったと思っています。自分たちの本当の目標は、昨年あと一歩で行けなかった夏の甲子園に出場することです。ここからの1ヶ月間、何としても出場を果たすために、チームが一丸となって頑張っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」と決意を新たに挨拶をしました。