カテゴリ:生徒
3年生対象進路ガイダンス ~進学指導部・就職指導部~
本日、3年生を対象にした『進路ガイダンス』が催されました。進学希望者には、大学・短期大学、専門学校から講師を務める先生方が来校し、各学校の入試説明をして頂きました。
また、就職を希望する生徒には、公務員採用試験対策講座と民間企業対策講座が用意され、それぞれの志望進路にふさわしい情報が伝えられました。
進学希望者には、医療、語学、調理、美理容、スポーツ他、80校を超える、幅広い分野の大学・短期大学、専門学校の先生方から、入試のシステム、卒業後の進路等、細部にわたる情報が提供されました。
就職希望者対象の『民間企業対策講座』では、求人票の記載項目を読み解きながら就職先を選ぶポイントや、面接試験対策等、就活に向けての具体的なノウハウが伝授されました。
今回のガイダンスでは、講義内容がさらに充実し、『公務員採用試験対策講座』と『大学入学共通テスト対策講座』が設けられました。
会場となったのは、青雲館、至誠館と3学年ハウスの各教室でした。5、6校時、2コマの授業時間帯に、生徒は各自が希望するガイダンス、講座を2つ選んで受講。それぞれの会場で配られた資料に目を通し、メモをとりながら熱心に説明に聴き入る様子が目立ちました。
進路学習会 ~進学指導部・就職指導部~
今週は、3年生を対象に進路学習会が開かれています。5月31日(火)より6月3日(金)までの4日間、3学年17クラスが、1校時目に4~5クラスずつ順番に受講します。4年制大学、短期大学、専門学校、就職とそれぞれの希望進路に分かれて、講師を務める先生方から講義を受けました。
朝のHRを終えると、生徒達は清和大学前に集合。諸注意を受けてから、各会場に移動しました。
就職希望者は、報恩館で就職指導部参与の小甲先生から指導を受けました。開始早々、「いま君たちはどこに座っていますか。この場が会社説明会だとしたら、最後列に座っているなんてあり得ません。壁際は、すぐそばに会社役員の方々が座っていて、君たちがプレッシャーを受けてしまうこともあります」と、冒頭から実践に即した指摘に、生徒達はハッとさせられた様子でした。求人票の見方から履歴書記載の注意事項まで、基本的なことをしっかり押さえ、これから始まる、生まれて初めての就職活動に役立つ情報が満載でした。
大学と専門学校志望者の会場は、清和大学の教室に設けられました。専門学校志望者には、「資料を集め、視野を広げて学校を選択することが大切です。就職率や資格取得率など客観的な数値はパンフレットから読み取れますが、学校の雰囲気や自分に適しているかなど、主観的な部分は直接自分で確かめない限り分かりません。オープンキャンパスには積極的に参加して下さい」と、進学指導部長の竹下先生から説明がありました。
大学志望者の会場では、“学びの場”としての大学について講義が行われていました。大学教授は、大学で講義を行うだけでなく、自分の専門分野の研究に勤しみその成果を社会に還元しています。環境問題、電子地域通貨やスポーツ振興などの分野で活躍している、清和大学の先生方が紹介されました。大学生も「お仕着せのカリキュラムに沿った勉強だけでなく、自分でテーマを見付け、特に3、4年次ではそれを体系立てて論文という形にまとめます。社会に出て忙しく働く前に、一定の時間が確保され、ある分野の研究に没頭できるのは大学生の特権です」と、清和大学松宮先生から大学での学びについてお話がありました。
清和大学短期大学部では、宗政先生から、教養が培われ専門分野の教育を受けられる、資格や学位を取得することが出来る、就職に有利、さらに学びたいことがあれば方向転換が容易である等、ご自身の経験談を交えながら、短期大学の特色とアドバンテージについてお話をして頂きました。
およそ50分という枠の中で、どの講師の先生方も、講義の内容は要点を絞り、高校生が必要としている情報を精選して伝えて頂きました。本当に有難う御座いました。
また、生徒達も自分の進路開拓を真剣に捉え、先生方のお話に熱心に耳を傾けていました。
生徒総会
全体集会に引き続き、生徒総会が開かれました。
学校長からは、「生徒会の役員だけが生徒会ではありません。木更津総合高校の生徒である以上、一人ひとりの生徒が生徒会の一員です。生徒会役員は、確かにみなさんの代表ですが、役員に全てお任せで、何も考えない・何も言わないのではなく、学校生活をさらに充実したものにするためにも、様々な意見を出すことで、生徒会活動をさらに活性化してほしいと思います」との一言があり、総会が開始されました。
生徒会長山根君より、「生徒総会は、生徒が充実した高校生活を送るために、生徒会費の使い方などを決める、最も重要な会議です。短い時間ですが一人ひとりがしっかりと考えて参加して下さい」と挨拶がありました。
議長辻さんの進行で、議事が進みました。やはり、「どの議題も私たち自身に深くかかわることです。他人事だと思わず、しっかり参加しましょう」と生徒たちに呼びかけました。
鎌田君から2021年度の決済について、2022年度予算案については、浅沼君より報告がありました。
校則については、副会長鈴木君より、「『生徒心得』の改定に向け、議論を重ねていきます。頭髪や身だしなみ等の規定について、生徒のみなさんの意見を聞き、取り入れていきたいと思います。生徒手帳や教室に掲示されている現行の規定を読み、意見を述べて下さい。それを基に生徒会で意見をまとめ、学校に提出します」と、説明が行われました。
全ての議題を終え、生徒総会は閉会となりました。
全校集会
本日1校時、全校集会が行われました。集会は放送で行われ、生徒達は各ホームルーム教室にて、静聴しました。
学校長より、「さて、前回の朝礼から約1ヶ月が経ちました。この間は色々なことがありました。まずは3年ぶりにバス旅行が実施され、全校生徒でバス53台を連ねてディズニーシーに行きました。あいにくの雨模様でしたが、仲間達とも親睦を深めることのできた素晴らしい行事でした。そしてクラブ活動でも快挙が続きました。先ほど表彰をした陸上部・柔道部に加えて、剣道部・卓球部・ソフトテニス部・空手道部の6つの関東大会出場を決めました。関東大会での快挙を期待しています。そして先週、今年度最初の定期テストが実施されました。特に1年生にとっては、高校に来てから最初のテストということで、相当緊張したのではないでしょうか?2・3年生も含めて、これからの定期テストも、しっかりと日々の授業を大切にしつつ、緊張感をもって臨んでください。次のテストは7月4日からの前期期末テストです。あと1ヶ月と少ししか期間がありません。6月はインターハイ予選など、運動部に所属している生徒、特に3年生にとっては最高の目標となる大会が控えています。クラブ活動と勉強をしっかりと両立させ、悔いの残らない学校生活を送ってください。
そして今日から本校には8人の教育実習生が来ました。本来であれば、一人一人から至真殿で生徒の皆さんに挨拶をしてもらう予定でしたが、実習生の先生が担当するHRや授業で挨拶をすることになります。実習生の先生は皆さんの先輩にあたる、木更津総合高校の卒業生です。3週間、木更津総合高校のどこかのクラスでHRや授業を行いますが、勉強だけでなく、色々なことを実習生から学んでください。本当の先生ではない、まだ大学生である実習生、しかも木更津総合高校の卒業生だからこそ、高校生の皆さんに伝えられることがたくさんあると思います。実習生も、生徒に何かを教えるだけでなく、本校生徒からも大いに学んでください」と講話がありました。
生徒指導部長、鈴木先生からは、「新しい学年が始まり、最初の2ヶ月が過ぎようとしています。この2ヶ月間、大部分の生徒はまじめに学習に取り組んでいる様子です。また、部活動では懸命に練習に励み、なかには大きな功績を挙げている人もいます。一方で、いくつか問題行動がありました。各自が自覚をもって日常を過ごしていれば、決して起こることがなかった問題です」と注意がありました。
日本製鉄ガイダンス ~就職指導部~
5月26日(木)放課後、日本製鉄㈱東日本製鉄所君津地区の人事担当の方を本校にお招きし、ガイダンスを実施しました。
私たちの日常生活になくてはならない鉄。日本製鉄㈱はまさに日本のインフラを支える会社です。また、粗鋼生産量は国内第1位、世界第5位を誇る巨大企業で、本校卒業生も多数活躍しています。
ガイダンスでは、具体的な業務に関する説明の前に、「自分らしさ」と「自分勝手」の違いや、学生と社会人の違いなど、社会人として大切なことや心構えについて教えていただきました。これから社会に羽ばたこうとしている生徒たちにとって、まさにうってつけの内容でした。
社会の基幹を担う企業で活躍する人物から伝わる熱意に触発され、生徒たちの表情は引き締まり、今から社会に一歩を踏み出そうとする「覚悟」のようなものが芽生えた様子でした。
参加した生徒たちは、終始目を輝かせながら耳を傾け、有意義な時間を過ごすことが出来ました。
スマホ・ケータイ教室
コース説明会に続き、『スマホ・ケータイ教室』が開講されました。例年この時期に1年生を対象に講師の方をお招きして開かれていた『 同 教室』ですが、今回は実に3年ぶりの開催となりました。
始まりのあいさつで学校長は、「かつては、高校に入学してから人間関係が始まっていましたが、今ではSNS上で互いに知り合いになってから高校入学を迎える生徒が数多くいると聞いています。インターネットが、私たちの生活スタイルを大きく変えてしまっていることに、驚きを禁じ得ません。SNSは大変便利ですが、多くの高校生が毎年トラブルに巻き込まれ、またトラブルを起こしてしまっていることに頭を悩ませています。直接顔を合わせて行う従来のコミュニケーションとは違って、相手の顔が見えないSNS上でのやり取りには見えない危険が潜んでいて、時にはかなり深刻な事態を招くことがあります。今日は真剣に耳を傾け、その危険から身を守る術を学んでほしいです」と生徒に語り掛けました。
来校して頂いたのは、「KDDIスマホ・ケータイ安全教室 認定講師」を務める岩田幸雄様です。「気軽に使えるインターネットですが、使い方によっては誰もが被害者にも加害者にもなってしまう可能性があります」とのお言葉から講義が始まりました。
匿名性を悪用しての誹謗中傷で個人を攻撃し、人を自死に追い込む輩がばっこしていましたが、ようやく発信者を特定し、「侮辱罪」で罰則を科すことが出来る時代になりました。
インターネットは、その特性を理解して上手に使えば、大変便利なツールです。トラブルに発展する具体例を知ることで、危険を避けることが出来ます。
例1.危険なアプリとネットでの出会い:ネット上に危険な人がいるのは、リアルの世界と全く同じ。簡単に警戒心を解いてはいけません。
例2.軽はずみなネット投稿:人を不快にさせる投稿にネットユーザーから反感を持たれ、自宅を暴かれ家族の写真まで公開されてしまうケースがあったそうです。思いやりや最低限のマナーを無くしてはいけません。
例3.ネット依存:ゲームなどネットの世界に現実逃避。バーチャルに浸りすぎるのはやっぱり危険です。現実からは逃げきれません。
およそ1時間のお話でしたが、取り上げられたテーマは現実味があり、自分も巻き込まれてしまうかも、という恐ろしさを感じました。一人ひとりが「自分のこと」として、受け止めて欲しいと思います。
コース説明会
昨日、1年生を対象に『コース説明会』が実施されました。1校時目に中間試験を終えた生徒たちは、2校時と3校時に、選択を希望しているコースの内容と履修方法について説明を受けました。
本校には10のコースが用意されています[詳細は、本校ホームページ『コース紹介』を参照]。生徒は各自の適性や志望進路にふさわしいコースを選び、2年次から[特進・進学コースは入学時よりスタート]、コースごとに決められた「コース必修科目」と、自分が特に学びたい、学ぶ必要がある科目を「コース専門科目」から選択します。興味があれば、他コースの科目を履修することも可能です。
それぞれのコースには専門性の高い科目が数多く開講されていて、生徒は時間割を自分で作る感覚で選択科目を選びます。でも、ミスをしないで履修するのには少しシステムが複雑。配布された『履修要項』のモデルパターンを参考に作業を進めます。
生徒は、夏休み前には最初の履修を提出します。選ぶのは2年次の選択科目ですが、さらに2年後、高校を卒業した後の未来を見据えて、志望進路について真剣に悩み、十分考えて決定して欲しいです。もちろん保護者とよく相談し、先生たちのアドバイスにもしっかり耳を傾けましょう。
バス遠足
5月16日(月)にバス遠足に出掛けました。54台のバスでディズニーシーへ向かい、1900名近くの生徒が、あいにくの天気にも関わらず一日を楽しく過ごしました。
今回のバス遠足は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年ぶりの開催となり、全校生徒にとって初めての体験となりました。悪天候の影響か、園内は来場者が少なく、人気のアトラクションも少ない待ち時間で乗ることができました。写真を撮るに適した天候とはいえませんでしたが、それぞれの生徒がアトラクションに乗ったり、レストランでの食事を楽しんだりして仲間との時間を満喫していたのではないかなと思います。
バス遠足を通じてクラスメイトと少しでも打ち解けることができたのではないかなと思います。
進路ガイダンス ~進学/就職指導部~
本日1校時、3年生は、志望進路ごとに用意された進路講話に参加しました。
進学希望者は、至真殿フロアーに移動し、リクルート社より派遣された小岩様より、進学についてのガイダンスを受けました。まずは、嗜好や適性など自分について、次に志望する進路にどの様な学校があるのか?「今日は、この2つのことを調べてみましょう!」との小岩様からの呼びかけに、生徒達はスマホをQRコードにかざして適性検査を受け、学部学科や分野別に、自分が進みたい大学や専門学校について調べました。
また、同会場では軽込先生より奨学金の説明がありました。貸与型の1種、2種、給付型と、タイプの異なる奨学金それぞれに手続きをする上での基準があり、審査があることや、申請を行う上でやってしまいがちなミスについても詳しく説明がありました。
就職希望の生徒は、講義室でガイダンス用の動画を見ながら、就職活動について学びました。特に志望理由書については、「積極的な理由を述べること」、「自分の人柄や個性を上手にアピールすること」など、企業が高校生に求めているものは何かに焦点を当て、分かりやすく解説してもらいました。
全校集会
本日1校時に、全体集会が開かれました。生徒は至真殿には集合せず、各ホームルーム教室で、放送による講話を清聴しました。
まず、生徒会長山根くんより、「生徒会では入学したばかりの1年生を迎えるために、4月11日から週2回、朝の挨拶運動を行っています。
みなさんが日常的に行っている挨拶ですが、とても大きな力を持っていることを知っていますか?例えば、知っている人がいない場所に行っても、ちょっとした挨拶が話をするきっかけを作ることがあります。それはお互いが自分に心を開いてくれたのかも、と思うからです。他にも緊張をほぐしたり、与える印象を良くしたり、人と人との間にある壁を格段に低くしてくれるのです。
逆に挨拶を行わないことで、印象が悪くなったり、緊張がほぐれず互いの関係が硬いままになったりします。是非、日々の挨拶を通して過ごしやすい高校生活を一緒に作っていきましょう」と挨拶がありました。
同じく生徒会の鈴木くんより、ペットボトルキャップの回収について、「今年度より回収率を30%増やすために、2つのことを決めました。インターアクト部の回収に加え、毎月第1週目の月曜日を回収日とします。また、本日より回収ボックスを自販機横と各教室に設置します。
回収による収益は、発展途上国の子どもたちへのワクチン接種費用に充てられます。ワクチンが受けられず5才までに命を落とす子どもが、世界で4000人もいるそうです。キャップ1000個で一人分のワクチンが賄えます。また、温暖化防止に向けたCO2削減にもつながります。
今日からペットボトルを捨てる前に、分別をお願いします。みなさんのご理解とご協力をお願いします」とアナウンスがありました。
学校長からは、「今日は連休の中日です。気持ちはゴールデンウィークになっているかも知れませんが、この様な日だからこそ、しっかり取り組むことが大切です。
令和4年度が始まって一ヵ月が経ちました。高校生活が始まったばかりの1年生、クラス替えを行った2、3年生も、生活のリズムに慣れたでしょうか。
なんと言っても学校生活の中心は授業と勉強です。授業をおろそかにして、高校生活が充実することはありません。授業を担当している先生方は、その教科の知識や技術だけを教えてくれわけではありません。その豊富な経験の中から、これからのみなさんの人生に役に立つ考え方なども教えてくれることと思います。それを自分の成長の糧にできるかどうかは、みなさんの授業へ臨む姿勢次第です。学べることは全て学ぼう、と心を開き、意欲を高く持って耳を傾けて下さい。
学校で学ぶべきことは勉強だけではありません。個性豊かな1900名の仲間と過ごす学校生活の中で、社会で必要とされる様々な資質を磨くことが出来ます。最たるものが、コミュニケーション能力と協調性です。様々な個性や目標を持った人達と生活していくためには、自分とは異なった価値観や考え方を持つ仲間と上手に付き合っていく必要があります。人とコミュニケーションをとるときには、自分の考えをいかに伝えるかだけでなく、相手の考えを理解しようとする姿勢も大切にされます。相手の話を聞いた上で、相手の考えを理解する。相手に気遣いが出来る。コミュニケーション能力と協調性を兼ね備えた人物を、社会が、特に企業が求めているのです。是非とも、本校の生活を通じて、社会で愛され、必要とされる人材へと成長して下さい」と講話がありました。
最後に生徒指導部長鈴木先生から、服装を正して生活すること、人を不快にさせたり迷惑を掛けたりするような行動は厳に慎むよう、連休中気のゆるみから問題行動等を起こさぬよう、注意がありました。