お知らせ

入学式

本日、至真殿にて『第20回 入学式』が挙行されました。今年度は、実に703名という多くの新入生を迎えることとなりました。令和4年度第1学年は、特別進学コース3クラス、一般コース15クラス、計18クラスの編成でスタートいたします。

保護者、教職員からの大きな拍手に迎えられ、新入生が入場しました。着席が完了すると、「木更津総合高等学校学校長は、703名の入学を正式に許可いたします」との『学校長入学許可宣言』により、式が開始されました。

続いて、担任による呼名で一人ひとりが「はい」と応えて立ち上がり、保護者席に向かい一礼して着席というという形で、クラスごとに新入生の紹介が行われました。

ステージ上で行われた職員紹介では、各教職員を学校長が一人ひとり氏名と共に職名と担当クラスを伝え、副校長、教頭、特進ハウス長、1学年ハウス長、そして各学級担任が紹介されました。

 

学校長は、式辞で「これから3年間をみなさんと共に過ごすことが出来ることに感謝します」という言葉で新入生を歓迎しました。さらに本校創設者、真板益夫先生が提唱した『真心教育』にふれ、「社会の良心になれ」、「困難にくじけない逞しい人間になれ」、「大いなる真実の自己に生きよ」という、真心教育の目指す教育目標・人物像を詳しく説きました。

新入生には、環境が大きく変わるこの高校入学というタイミングで「大きく成長できるチャンスがある」こと、3年間の高校生活で「目の前にある全てのことに失敗を恐れず本気で取り組んで欲しい」こと、そして悪い習慣を断ち切り「挨拶や身だしなみ、規則正しい基本的な生活習慣を身につける」ことが社会に出たとき大きな武器になると新入生に語り掛けました。

保護者の方々には、「教職員が一丸となって」教育に取り組み、「社会で愛され、必要とされる人材育成に努める」と誓約。その為にはご家庭との連携が必須である、と本校の教育理念と方針に理解を求め、協力を請いました

卒業時には、本校に「入学して本当に良かった」と笑顔で言って頂けるよう、教職員一同責任をもって全力で教育にあたります」と式辞を結びました。

 

新入生を代表して藤井堅翔君が登壇し、「自分で選んだ道なので、これから真心教育のもと、自分に責任を持ち、充実したものにしていきたいと思います。先生方、私たちも精一杯頑張りますので、厳しくご指導くださいますようお願い申し上げます。私たちを支えてくださる多くの方々の期待に答えることができるように、努力する覚悟でございます。どうぞ温かく見守ってください」と宣誓をしました。

 

生徒会長、山根凪くんがそれに応え、「仲間と助け合い思いやりを持って、団結力のある集団になってください。そして、皆さんがこの木更津総合高等学校に少しでも早く馴染めるよう、応援していきたいと思います」と歓迎の言葉を述べました。

 

保護者会会長、小野和洋様より、「現在、当たり前であった生活が当たり前にできない世の中になってしまい、みなさんがここに至るまでには、大変な苦労を強いられたことだと思います。だからこそ、これから始まる高校生活を思いっきり楽しんでこの学校を好きになって下さい。一日一日を大切にし、充実した3年間を過ごすことが出来るよう期待しています」と心温まる祝辞を頂きました。

 

春の陽光をひと際暖かく感じる好天の下、今年度の入学式は滞りなく終了することが出来ました。

本日の入学式では、国歌・校歌は「清聴」のみとし、斉唱をしませんでした。また、保護者の参列もお一人までと制約を設け、感染拡大を防ぐ配慮をさせて頂きました。保護者のみなさまには、ご多忙の折、多数参列して頂きました。ご協力、誠に有難うございました。

 

始業式

本日は、明日入学式を迎える1年生を除く、2年生、3年生が登校しました。至真殿にて令和4年度始業式が行われました。

式の始まりには、学校長が、「さて今日は令和4年度の始まりです。3月まで2年生だった君たちは3年生、最上級生です。学校生活では他の生徒の見本となり、クラブや学校行事では後輩を指導・引っ張っていく重要な学年です。しかも自分自身は本格的に進路のことも考えなければなりません。この1年間がみんなの今後の人生を決める、最も大切な1年間と言っても過言ではありません。

そして3月までの1年生だった君たちは2年生になります。今までは1年生だから許されたこともありましたが、今年は先輩として1年生の見本にならなければなりません。

そしてここにはまだいない1年生は明日9日が入学式です。今年の1年生は703名入学してきます。全校で1900名を超える千葉県一の生徒数のパワーで、学校を盛り上げていきましょう。

令和4年度は3月の終業式でもお話したとおり、コロナに気をつけながら、可能な限り通常の学校生活を取り戻していきたいと思っています。もちろんマスクの着用・手洗いの励行など、個々の予防はこれまでと同様に忘れずに徹底して下さい」と生徒達へ語りかけました。

 

さらに、年度の始まりに際し「服装を正すこと」、「挨拶をしっかりすること」、「安易な遅刻や欠席をしないこと」、「真剣に学習すること」、そして「清掃の徹底」と、5つの学校長要望事項が改めて確認されました。基本的な事柄が挙げられていますが、それをおろそかにしないことで、道徳心や節度など社会に出る前に人として大切なものを体得して欲しい、忍耐強く勤勉で周囲から信頼を得る人に育って欲しい、という学校長の思いが込められている内容です。

最後の要望事項に触れると、「この学校は皆さんが3年しかない貴重な学校生活を過ごす家のようなものです。自分の居場所を大切にする人間であって下さい。自分の使う教室やトイレを掃除して清潔にするだけでなく、掃除をすることで自分の心を洗い、周りの人を幸せにすることもできます。以上の要望事項を踏まえて、令和4年度も充実した学校生活を送ってください」と式辞を終えました。

 

今年度より生徒指導部長を務める鈴木良二先生より、講話がありました。現在全国で実施されている、春の交通安全運動に触れ、「事故に合わないように」、「事故を起こさないように」と注意喚起が行われました。特に、イヤホンをつけたまま、またはスマホを操作しながら自転車に乗るような行為は人に怪我をさせる恐れがあると、「決してしてはいけないこと」と強く戒めました。

表彰 ~柔道部~

表彰 ~柔道部~

至真殿ステージで、表彰が行われました。以下に紹介いたします。

 

第44回 全国高等学校柔道選手権

男子団体戦3位

男子個人無差別級5位 四元羅生

女子個人57㎏級 5位 橋本瑠音

着任式

今年度新たに本校で教鞭をとる先生方の紹介がありました。

「令和4年度に新しく着任して頂いた先生方を紹介します」と、学校長より一人ひとり紹介され、新任の先生方が挨拶をしました。生徒達から大きな歓迎の拍手が送られました。

以下に、先生方のお名前(担当教科・所属ハウス)を紹介いたします。

蓮沼先生(理科・特進)、木原先生(英語・1学年)、小澤先生(理科・2学年)、濱田先生(地歴・3学年)、平田先生(数学・3学年)

野球部挨拶

 

硬式野球部キャプテン中西君が登壇し、始業式に集まった2、3年生を前に、センバツ大会で応援を受けたことに対して感謝の気持ちを述べてくれました。

「私達硬式野球部は、第94回選抜甲子園大会に出場して参りました。まず、甲子園での学校を挙げての応援、有難うございました。甲子園という舞台で、最高の応援をして頂き、私たちはたくさんの勇気をもらいました。しかし、その声援に応えることが出来ず、2回戦敗退という悔しい結果に終わってしまいました。この悔しさを忘れず、ここから夏の甲子園に向けて全力で練習に励んで参ります。そして、またみなさんと一緒に甲子園へ行けるよう日々頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします。有難うございました」、と中西くんが自身の気持ちを語ってくれました。

 

優勝が目標でした。悔しい気持ちが滲みます。でも、試合の様子はテレビで中継され、新聞でも大きく報じられる甲子園です。全国の注目が集まる、晴れの舞台で活躍する野球部の姿を見て、私たちもたくさんの勇気をもらいました。2試合とも手に汗握る真剣勝負。野球部のみなさんの雄姿を誇らしく思っています。みなさんが、再び甲子園の地に立つことを祈っています。ガンバレ!

1年生オリエンテーション 2日目

オリエンテーション2日目を迎えました。本日は、至真殿のメインフロアーに集合。入学式に備えて、確認事項が伝達されました。

入学式を間近に控え、1年生は整列の順番を確認したり、身だしなみを整えたり、呼名の際にははっきりと大きな声で応えるよう指導を受けました。

その後は、午前中に身体測定やホームルームをするなど、クラスごとにそれぞれの動きとなりました。担任の先導で、広い敷地内のあちらこちらを見学する様子が見かけられました。

この数年間では珍しく、このオリエンテーションにタイミングを合わせたように校内の桜が満開となり、淡いピンクに咲き誇る花を背景に集合写真を撮るクラスが目立ちました。

 

午後には、個人写真の撮影と教科書の配布が行われました。インクのにおいが新鮮な教科書に名前を書き込み、いよいよ高校生活のスタートです。

1年生オリエンテーション 1日目

本日、令和4年度新入生が登校し、オリエンテーションが行われました。会場となった至誠館では、受け取ったしおりを確認しながら、自分の所属クラスと担任の先生を探す1年生の姿が見られました。

開会式では、学校長より「本日は、4月9日に入学を迎える入学候補者703名に集まってもらいました。みなさんは、全校で1,900名という、非常に大きな学校の一員になります。全員が素晴らしい高校生活を送れるように、一人ひとりが頑張ってくれることを期待しています。本校の教職員もこれからの3年間、しっかりとみなさんのサポートをしていきます。正式な入学はこれからですが、本校の制服を着ている以上、今日からみなさんを入学候補者ではなく、本校の生徒として扱っていきます。それは、卒業するまでの3年間、今日から私たちがみなさんに対して責任を負うことを意味しています。卒業後には、就職、進学、どの様な進路であれ、さすがは木更津総合の卒業生だと言ってもらえるよう、みなさんを指導していきます。

様々な選択肢があったなかで、みなさんは最終的には自分の意志で本校への進学を決定しました。自分の決断に責任をもって、これからの生活を過ごすようにして下さい」と挨拶がありました。

 

第1学年ハウス長、森先生から、特進ハウス長と各担任の紹介がありました。

森先生からは、「オリエンテーションには、新しい環境への順応とか適応という意味があります。これからの高校生活でよいスタートを切れるように、この二日間のオリエンテーションを有意義なものにして下さい」と話がありました。

 

休憩をはさみ、担当する各先生から次のようなガイダンスがありました。

生徒指導部長、鈴木先生からは、「生徒心得」・「生徒指導基本方針」を通して本校で過ごす上での諸注意と、本校が設置する「いじめ防止委員会」に触れ「いじめ防止対策」について説明がありました。

養護の地曳先生からは、保健室とスクールカウンセラーを利用する上での手続きと、学校保険等についての説明がありました。

環境整備課長、喜古先生からは、災害発生時の下校方法と、防災グッズについて説明がありました。

 

音楽の麻埜先生の指導で、校歌の歌唱練習が行われました。飛沫感染を考慮し、マスクをしたままハミングでの練習になりました。

Spring 音楽会 ~和太鼓部~

4月3日(日)、本校和太鼓部が、君津文化ホール大ホールで行われた、びわ音楽教室のピアノ発表会にゲスト出演しました。

演奏者は、同音楽教室でピアノを習っている小学生から高校生までの生徒さんたちです。みなさん素敵なドレスに身を包み、華やかな発表会でした。音楽教室の先生が奏でる心地よい調べは、会場を包み込むように響き渡り、観客を魅了しました。

 

本校和太鼓部は、発表会の最後を飾る演目に出演し応援演奏をさせて頂きました。『睦』、『祭り』の2曲を披露しました。

ピアノと和太鼓では音楽のジャンルも趣も異なり、かなりかけ離れた印象がありますが、「音楽が好き」という気持ちには変わりがない、と感じることが出来た貴重な体験となりました。

硬式野球部帰還

昨日の試合を終え、硬式野球部・応援委員会が帰還。至真殿前の広場に、教職員と保護者のみなさまに出迎えられ、ささやかではありますが慰労のセレモニーが行われました。

学校長は、応援委員会の活躍にねぎらいの言葉をかけ、集まって頂いた保護者の方々に謝辞を述べ、「2年間野球応援が出来ない中で、久しぶりの応援が甲子園という大舞台でした。吹奏楽部の演奏とチアリーディング部のチアダンス、野球部の振り付けと、本校の野球応援を最高の舞台で行うことが出来ました。

そして野球部のみなさん、甲子園での2試合お疲れ様でした。2度連続の延長タイブレークと言う、本当に苦しい2試合でした。素晴らしい戦いを見せてくれました。目標が優勝であったので、野球部のみなさんは悔しい思いをしていると思います。この2試合の経験を今後に活かして、これからの戦いに臨んで欲しいと思います。

コロナでこの2年間思うようなことが出来ずに、鬱憤がたまる中で今回の甲子園出場は、素晴らしい契機となってくれました。昨年の秋季県大会の優勝、関東大会ベスト4、センバツの出場決定、そしてこの甲子園での戦い。夢の様な楽しい半年間でした。特に甲子園が開幕してからの1週間は、2年間の様々な苦しい思いが野球部の活躍のお陰で報われた、本当に素晴らしい時間でした。

この夏、再び優勝という目標を掲げ、是非とも甲子園に戻り、果たせなかった夢に向かって進んで欲しいと思います」と、野球部の健闘を称えました。

吹奏楽部部長高野日花さんが、応援委員会を代表して「優勝を果たせなかった野球部のみなさんは、悔しい気持ちがあるのかも知れませんが、全国の注目が集まる大舞台で堂々と活躍するみなさんの姿は、本当に素敵でした。私たちも同じ舞台に立ち、力いっぱいパフォーマンスを披露することが出来ました。有難うございました。そして本当にご苦労様でした」と挨拶をしました。

最後に野球部を代表して、キャプテンの中西くんが、「遠方まで多くの方々に集まって頂き、本当に有難うございました。私たちの力不足で期待に応えることが出来ませんでしたが、みなさんの温かい応援は、私たちの大きな励みとなり、力となりました。もう一度チームを作り直し、夏には再び甲子園に戻ることが出来る様に、また頑張っていきたいと思います。これからも応援をよろしくお願いします。有難うございました」と、感謝の気持ちと、大会を終えてからの新たな決意を伝えてくれました。

センバツ第2回戦 ~硬式野球部~

3月25日、甲子園球場で行われた、『第94回選抜高校野球大会』第2回戦目の対戦相手は、金光大阪高校。実力伯仲の緊迫した試合は、またもやタイブレークにもつれ込みましたが、残念ながら勝利を逃しました。

試合は投手戦の様相を呈し、5回まで両チームとも無得点。先制点は金光大阪、六回裏の攻撃。先頭打者が安打で出塁すると、犠打などで走者を進め、2死三塁の場面で主砲岸本選手の中飛で1点を獲得。

本校の攻撃では、八回表先頭打者、代打植木が内野ゴロで執念の1塁奪取を皮切りに、続く代打浅倉が自らも生きる好バントで無死一、二塁とチャンスを広げました。2死二、三塁から主将中西がしぶとい内野ゴロで1点を返しました。

試合は、再び膠着状態が続き、得点は動かぬまま延長十三回より本校2試合連続となるタイブレーク戦に突入しました。

十三回表の本校の攻撃では、中西が犠打で走者を進め、1死二、三塁とし、続く菊池の適時打で勝ち越しとなる2点を獲得。スコアーを3⊸1としました。

しかしその裏、金光大阪の攻撃では、1死満塁から、守備の乱れと四死球による押し出しで3点を奪われ、ゲームセット。

 

惜敗を喫する結果となりましたが、本校硬式野球部は、”必ず勝つ“という意欲を失わずに最後まで戦い抜きました。その姿には、勝ち負けを別にして、心を打つひた向きさがありました。

また、最後までもつれる展開となった厳しい試合でしたが、応援団も力を惜しまず全力のパフォーマンスを続けました。応援委員会の素晴らしいリード、3年ぶりに復活した吹奏楽部の力強い演奏は、選手たちを励まし続けました。地元の対戦校とはどうしても規模ではかないませんが、数の劣勢を跳ね返す迫力の応援でした。

 

昨秋の関東大会に続き、遠方より多くの方々が応援に駆けつけて下さいました。有難うございました。これまで、多くの温かいご声援とご支援を頂いて参りました。みなさまのご厚意に応えられるよう、夏に向かって新たな一歩を踏み出したいと思います。

センバツ初戦を突破 ~硬式野球部~

昨日、阪神甲子園球場で行われた『第94回選抜高校野球大会』、1回戦vs.山梨学院戦は、2⊸1で本校硬式野球部が勝利しました。試合は1⊸1のまま延長戦に突入。十三回よりタイブレーク戦となり、本校野球部は、十三回裏の攻撃で1死満塁から四球押し出しで勝ち越し、第一戦を制しました。

初戦は、昨秋の関東大会準優勝校山梨学院高校と対戦。関東勢同士の対決となりました。

一回裏、2番中西が三塁線上に長打を放ち、1死二塁に。続く菊池が一、二塁間を破り、三塁、一塁とすると、4番水野の内野ゴロで1点を先制しました。

五回表には、山梨学院高校が2死二塁から、投手榎谷選手の適時打で1点を返し、同点となりました。

両チーム投手の好投が続き、互いに得点できぬまま試合は延長12回を終え、13回より無死二塁、一塁の設定で始まるタイブレーク方式の試合となりました。13回表、山梨学院はバントを試みましたが、本校は堅守を示し、三塁走者を刺し1死二塁、一塁。続く打者を併殺に打ち取りました。

13回裏の攻撃で菊地の左飛が犠打となり、1死三塁、一塁。水野が申告敬遠で満塁となり、続いて打席に立つ須永に四球。押し出しサヨナラで、接戦を制しました。

 

この試合では、失策なくプレーを終了。九回表の守備では、1死一塁の場面で渡辺が、フェンス際ファイト溢れるプレーでファールフライをキャッチ。直後に捕手中西が素早い送球で二盗を阻止するなど、守備の堅さが光りました。

 

選手の激闘に応える様に、応援にも力が入りました。特に延長戦での応援は、まさに力の限りにメガホンを打ち鳴らし、攻撃の勢いに大きな励みを与えてくれました。本当にご苦労様でした。

日テレ news every.に出演 ~応援委員会~

 

昨夕、日本テレビのニュース番組、news every.で選抜大会へ向かう、本校応援委員会の練習風景が放送されました。

番組内の特集では、間もなく蔓延防止措置が解除される中、感染防止対策を講じながらも、日常を取り戻そうとする世の中の取り組みが紹介されていました。その文脈の中で、3年ぶりにアルプス席で楽器を演奏しての応援が解禁となり、センバツ大会に向けて練習に励む、本校応援委員会の様子が放送されました。

移動式の電子黒板で過去の公式試合を見て、本番での様々な役割分担を確認しながら練習を行う、本校の野球部、吹奏楽部、チアリーディング部からなる、応援委員会の練習風景が活き活きと紹介されていました。

 

同じ特集内で伝えられたのが、感染者が発生し辞退を余儀なくされた学校が出てしまったことでした。無念の胸中は、察するに余りあります。放送によって伝えられたメッセージは、私達こそが真剣に受け止めなければならない内容でした。

 

試合前日となる明日の晩、応援団が木更津を発つ予定です。兜(カブト)の緒を締め直し、出陣いたします。“いざ甲子園球場へ!”

保護者対象ガイダンス ~本校進路指導部~

本日、2年生の保護者を対象にした、『令和3年度 進路ガイダンス』が行われました。清和大学の階段教室には保護者の方々が来場し、本校進学指導部・就職指導部が用意した資料に目を通しながら、ガイダンスを聴いて頂きました。

ガイダンスの始まりには、学校長より、「高校卒業後の進路を決めるには、一人ひとりの意思と意識が大切です。大学合格や就職は、一つの目標ではあるけれど、それ自体がゴールではありません。進学後に自分が何を学び、就職後には具体的にどんな仕事をして、そしてどちらも、どの様に社会貢献できるのか。この様なビジョンを持ちながら自分の将来像を思い描く力を養わないと、必ずや理想と現実の壁に突き当たることになります。

進路を切り拓くためには、合格点を得る学力や面接試験でのテクニックの様なものに焦点を当てがちですが、着実に学力を向上させるためにも面接官から好感を得るためにも、何が必要かと言えば、結局は誠実に物事に取り組むことが出来る人間性に結びつきます。身なりを整え挨拶を交わす、遅刻欠席をせずに毎日を過ごすなどの生活習慣は、一朝一夕に身につくわけではありません。学校生活をしっかり過ごすことこそ、最良の進路実現の道であることを、是非ともご理解ください」と挨拶をしました。

 

清和大学入試広報センター長沖埜先生より、「法曹界で活躍することばかりが目標ではなく、社会に出てからのコンプライアンスや、ネット上で情報をやり取りする際に必要となるリテラシーを学ぶ上で、欠かせないのが法律の知識です」と講話がありました。現役の大学1年生3人が登場し、「勉強や余暇などの時間を自分で管理をして、主体的に学ぶことの大切さに目覚めた」等の実体験を披露してくれました。更に沖埜先生から、カリキュラムや就職の状況、入学試験のシステム等について説明がありました。

 

清和大学短期大学部からは、教授の平田先生が、保育士や幼稚園教諭など在学中に取れる資格や、保育士の待遇が改善されてきたことなど、具体的な例を挙げて説明をして頂きました。こちらも1年生2名が登壇し、学生と教師の距離が近く和気あいあいとした短大の雰囲気を伝えてもらいました。また、日頃子どもたちとどの様に接しているかを、手作りの保育教材で実演してくれました。

 

小甲就職指導部長は、技術系の採用が増えていることや、コロナ感染の影響を受け、サービス系の求人が減少したことなど、今年の就職動向について言及した後、「企業側は長く勤務してもらうこと期待しており、地元の生徒を積極的に採用する傾向がある。何事にも早めに行動することを促している。新年度に先立ち、この3月下旬から相談日を設け、職種別に一人ひとりに対応する予定である」と積極的に就職指導室を利用する様、呼び掛けがありました。

 

就職指導部次長寺岡からは、特に公務員希望者への準備や今年度の採用状況について、補足の説明がありました。「最後の一人まで諦めない、諦めさせないのがモットーです」と就職指導部の方針を紹介しました。

 

竹下進学指導部長は、「18歳人口の減少により大学全入時代が定着した一方で、入学定員が厳格化されたため、首都圏の難関校への入学がより厳しくなっている」と説明をした上で、推薦を含めた多岐にわたる選抜方式や、奨学金を含め入学に関する諸費用について解説をしました。「受験をする上で、学費に関することや志望校の選択については、保護者・生徒間でコミュニケーションを取り合い、協力体制を築くことが重要」と訴えました。

 

休憩をはさみ、およそ2時間のガイダンスとなりました。3年生へ進級する4月からは、慌ただしく時間が進みます。本日のガイダンスが、進路決定への一助となれば幸いです。

離任式

終業式に先立ち、離任式が行われました。今年度6名の先生方が本校を去られます。一人ひとりの先生方から、今までの思い出や生徒達への温かいメッセージを伝えて頂きました。なかには君津学園で40年を超えて勤務をされた先生がいます。

生徒達からは、感謝の気持ちを込めて大きな拍手が送られました。


離任される先生方:一之瀬先生[理科]、中村先生[理科]、榎本先生[英語]、末永先生[英語]、石橋先生[商業]、髙橋先生[体育]、鈴木先生[社会3学年ハウス長]、青栁先生[社会 生徒指導部長]

終業式

令和3年度を締めくくる終業式が挙行されました。至真殿のフロアーには時間をずらして、1学年、2学年と学年別に式が行われました。

式の始まりには、生徒会長の山根 凪くんから、「明日から春休み。4月には次の学年にあがります。新入生の模範となるために、木更津総合高校の生徒として恥ずかしくない行動、感染防止徹底、この2つのことを心掛けましょう。また、硬式野球部が6年ぶりとなるセンバツ大会に出場します。現地であれ自宅であれ、全校一丸となって応援しましょう」と挨拶がありました。

 

学校長は講話で、「令和3年度も昨年度に続いてコロナに翻弄された1年でした。長期間の臨時休校措置などはなかったものの、夏と冬に大きな感染の波が来て、日常生活にも大きな支障をきたしました。学校内外でマスクを外せない生活が続き、様々な場面でかなり窮屈な思いをしたと思います。しかしその経験を経たことで、1年前と比べて学校行事もクラブ活動も、しっかりと成果を残すことができました。柔道部の夏のインターハイ優勝、そして硬式野球部の6年ぶりのセンバツ甲子園出場、そしてクイズ研究同好会の高校生クイズ全国大会に出場、見事準決勝進出など、学校内外で大いに誇れるものがありました。

感染対策を継続しながらも、令和4年度はこれまでの2年間よりも通常の学校生活を取り戻していきたいと思っています。今年度は夏と冬のオリンピックを同じ年度に見ることができました。特に夏は東京で開催ということで、史上最多のメダル獲得をすることができました。皆さんと同じ年代のメダリストもたくさんいました。彼らも苦境の中、その条件の中で最善の努力をして、最高の結果を出しました。皆さんも是非とも来年度の目標を打ち立てて、それに向けてしっかり取り組んでください。

4月には大勢の新入生が入学してきます。ここ数年の中で最もたくさんの数です。君たちが率先して模範を示して下さい」と、生徒に伝えました。

 

各ハウス長からは、次の内容が生徒に伝えられました。

1学年ハウス長、大岩先生「今日は予定通り終業式を始めることが出来ました。時間を守って全員が行動できるのは大切なことです。4月からは2年生になりますが、なかだるみが目立つ学年です。この一年しっかりやって来た自分を大切にして、新年度を過ごして下さい」

 

2学年ハウス長、能登先生「進路を決める大切な時期が近づいています。1、2年の成績を今一度振り返り、意欲を新たに学習面での取り組みを始めて下さい。今週末には進路ガイダンスが予定されています。この春休みから情報を収集するなど、出来ることはたくさんあるはずです。自分の進路を狭めるような行為は論外です。進路決定に向けて邁進して下さい」

表彰

終業式に先立ち、表彰がありました。

以下にお知らせいたします。(敬称略)

明るい選挙啓発ポスター

 木更津市 

銀賞:保坂充紀

銅賞:森 陽花

 

千葉県 

優良賞:保坂充紀

 

 明るい選挙啓発標語

木更津市

金賞:川名里奈

銀賞:髙梨紗矢

銅賞:高畑晴生

 

千葉県

佳作:川名里奈、髙梨紗矢、高畑晴生

応援練習

“春のセンバツ”に向けての応援練習が行われました。2回目の練習となった本日は、野球部員も参加し、本番さながらの応援風景を見ることが出来ました。

応援団長の堀江君が、「応援はグランドに立つ選手たちの大きな力になります。応援を完璧にして、グランドでプレーする選手たちを後押しできるよう頑張ってやっていきましょう!」と参加者に声をかけると、拍手が沸き起こり、盛り上がった雰囲気で練習が始まりました。前回練習ができなかった3曲を加えて、手の動きや拍手のタイミングなどを確認しながらの練習となりました。やはり、声は出せない、メガホンは肩までの高さで打楽器として使用するなど、いくつもの制約はありますが、一週間前と比べると格段の進歩がありました。

気温が上がり、途中給水の時間をはさみながらも、1時間を超える練習となりました

大会は3月18日(金)に開幕。本校の初戦は、3月20日(日)第1試合に予定されています。

卒業式

音楽ホールにて卒業式が執り行われました。全体での卒業式は3月1日に挙行されておりますが、今回は入試や体調不良等の理由で当日参加できなかった卒業生のために、別個に用意されたものです。

卒業証書授与を終え、学校長は「みなさんが本校に入学したのは、2019年4月でした。当時はまだコロナの影響はなく、全員が呼名されステージ上で私と握手をしての入学式でした。本校は、多人数の生徒を抱える学校ですが、入学式も卒業式も全員の名前を呼び上げステージ上で学校長と握手をするのが伝統でした。残念ながら3月1日はそれが出来ず、代表者1名が壇上に上がり賞状の授与が行われましたが、今日は一人ひとりに直接証書を渡すことが出来ました。

みなさんが1年生の終わりを迎える頃、コロナの影響が出始め、年度末の1ヵ月と2年生の最初の2ヶ月間登校することが出来ない期間になりました。通学が可能となった後も感染防止のため分散登校をしたり部活動が制約されたり、更に夏休みは短縮されて、体育祭、文化祭と言った行事も規模を縮小して辛うじて行うことができた、といった状況でした。楽しみにしていた修学旅行は中止となり、無念な思いをしたことだと思います。

しかし3学年進級後もコロナ感染は波のように繰り返し、大変な思いをした3年間となりました。それにも挫けず最後の体育祭、文化祭を成功させ、努力を怠らず進学や就職それぞれの進路を切り拓いたことは、大変立派で誇りにできることだと思います。

コロナウィルスは、生活様式や学校の在り方など、社会を大きく変えてしまいました。厳しい変化を遂げる時代に、みなさんがしっかりと成長し社会を動かす原動力となることを願っています。

コロナによって変わってしまった社会の中で、どうしても気になるのが人と人との交わりを避けようとする傾向があることです。みなさんが社会に出てからは、どうか人との交わりを大切にする人であって欲しいと思います。みなさんは、ひと学年600人という環境の中で3年間を過ごしたことで、様々な意見を受け入れ、また自分の考えを伝える力を身につけました。それは、多様で個性豊かな仲間と直接かかわることで培われたものです。これからも様々な場所でいろいろな人たちとの出会いがあります。その力は将来きっとみなさんの支えとなるはずです。みなさんの卒業後の活躍を期待しています」と式辞を述べました。

ささやかな式となりましたが、保護者にも参列して頂き、12名の卒業を祝うことが出来ました。

入学候補者説明会②

本日、2度目となる『入学候補者説明会』が行われました。130名ほどの中学生が登校し、前回(2/19)と同様各担当の教員から、入学までの準備や教科書、辞書の購入等について説明がありました。

説明会の始まりには、学校長から「本校には130名を超える先生たちがいて、卒業までの期間みなさんをサポートします。また、自然豊かで広大な敷地の中に充実した設備を整え、ほかの学校ではなかなか味わえない高校生活を経験することができます。

中学の卒業式を終えたばかりのみなさんは、友だちとの別れに寂しさを感じているかも知れません。今日が新たに始まる高校生活のスタートだと思って、これから説明されることをよく聴き、入学に備えて準備を進めて欲しいと思います」と挨拶がありました。

 

森下教頭より、本日行われる必要書類の提出から制服の採寸までの流れと、4月に行われるオリエンテーション・入学式までの日程の確認が行われました。

教務部西村先生からは、配布される教科者と辞書の購入について。特進・進学コース長の杉山先生からは、特進、進学それぞれのコースの特徴とコース変更の手続きについて説明がありました。

 

応援団結成

年度末試験最終日となる本日、至真殿前の大階段に、応援団が集結。春のセンバツ大会に向けての応援練習が行われました。応援団が最後に組織されたのは、2019年7月千葉県大会以来。実に2年半ぶりのことになります。

冒頭、応援団の責任者を務める青栁先生から、この様な環境の中で、大きな声を出しての応援が出来ないこと、集団で行動する以上一人ひとりが感染防止への意識を持つこと等、諸注意をうけてからの練習開始となりました。

現在の1、2年生には経験者がおらず、手探り状態での練習となりましたが、吹奏楽部麻埜先生の手際のよい説明を受け、全12曲のレパートリーを一通りこなすことが出来ました。

 

応援団は、野球部・吹奏楽部・チアリーディング部からなる応援委員会と、甲子園で応援を希望する一般生徒と有志で参加する部活動で構成されています。心強かったのは、つい先日卒業したばかりの、吹奏楽部・チアリーディング部OGが、最後の応援団に参加した経験を伝えようと、助っ人で参加してくれたことでした。赤いジャージ姿が頼もしく見えました。

残された時間はあと僅か。全体での練習の機会は限られています。初めてのアルプススタンドで臆することなく応援が出来るよう、精一杯頑張りましょう!