カテゴリ:保護者
保護者対象進路ガイダンス ~就職指導部・進学指導部~
本日、3年生への進級を間近に控えた2年生の保護者を対象に、進路ガイダンスが開催されました。会場は、清和大学1201教室。90名を超える保護者に参加していただきました。
ガイダンスの始まりには、学校長より講話が伝えられました。「ほぼ一律に高校進学を目指す、中学3年の時とは異なり、高校3年次での進路選択は、大学・専門学校への進学。または、企業への就職等、選択の幅が大きく広がります。ただし、どんな選択をしょうとも、社会に出た際自分が何をやりたいのか、どのような人生を過ごしたいのかをよく考え、数年後を見据えた決断をしてほしいと思っています。そして、残り1年間の高校生活では、しっかりした日常を過ごし、学業を疎かにしないことがいかに大切であるかを自覚してほしいです。何事にも真摯に取り組む姿勢こそが、進路決定の助けとなってくれます。保護者のみなさまからのサポートもよろしくお願いいたします」と保護者への協力を求めました。
就職指導部、寺岡指導部長は、高止まりする求人倍率(=超売り手市場)といった、最近の就職事情や、インターンシップ、企業を招いての説明会、公務員採用試験対策講座など、日頃の取り組みを詳しく紹介しました。「生徒の適性や希望を十分考慮することで、短期での退職を避け、長く働ける就職先を生徒と一緒に探していきます」とその方針を伝えました。また、現段階で内定を得られていない生徒がいることに触れ、「最後まで諦めない、諦めさせない」と就職指導部のモットーを唱えました。
進学指導部、竹下指導部長は、卒業生の進路状況、「一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜」などの入試制度について詳しく解説。さらに、学校選びの注意点、進学にかかる費用などについても説明がありました。
両指導部長とも進路決定にあたって「親子で一緒に考えてほしい」、「親の意見もしっかり伝えた上で生徒の希望には丁寧に耳を傾けてほしい」と親子での意思の疎通は不可欠である、と訴えました。
総務部奨学金担当の飯田先生からは、日本学生支援機構による『予約奨学金』について、説明がありました。【給付型】、返済が必要となる【貸与型(第一種)無利子】【貸与型(第二種)有利子】の3種の奨学金が用意されており、それぞれに成績や家庭の所得に基準が設けられていることが、詳しく解説されました。
君津学園併設校である清和大学からは渡邊教授、同大学短期大学部からは柴田教授が、大学・短大それぞれの特色やカリキュラム、卒業後の進路等について紹介していただきました。
ガイダンス終了後、清和大学の学生(本校卒業生)の案内で、併設校施設見学会も催されました。学生たちは、大変丁寧な口調で、なかなか見事な案内ぶりでした。参加していただいた保護者のみなさまからも好評を博し、盛況な見学会となりました。