2024年7月の記事一覧
木更津市激励会 ~硬式野球部~
本日、木更津市主催の『第106回 全国高等学校野球選手権大会 出場激励会』が、中央公民館多目的ホールで催されました。
会場入口では多くの市職員のみなさまに、本校硬式野球部の来場を出迎えていただきました。大きな拍手が送られ、市を挙げての祝賀ムードが伝わってきました。
紹介を受けマイクの前に立った学校長は、千葉大会に優勝し6年ぶり8度目の『夏の甲子園』出場を決めたことを報告しました。
「2年前の決勝戦ではやはり市立船橋高校と対戦し敗北を喫しました。その時の1年生がその悔しさを胸に自分たちの代で甲子園出場を、と頑張って来たのが現在の3年生です。ところが、公式戦でなかなか結果が出せないまま、今夏は9年ぶりにノーシードで臨む県大会となりました」とこれまでの経緯を紹介しました。
「この大会では、一戦一戦戦うごとに木更津総合本来の強さを取り戻し、走攻守ともに力を発揮。技術面ばかりでなく心の強さもしっかりと堅持して、堂々の優勝を果たすことができました。甲子園では、選手たちが全力を出し切り大会を満喫して欲しいと思うと同時に、応援していただく木更津市への恩返しとして一戦でも多く勝ち上がり、『木更津』の名を全国に示して参りたいと考えています」と抱負を語りました。
続いて、五島監督は、「これまで全く自分の力を出せず、どうすればこのメンバーを甲子園に連れていくことができるのか考えてきたのですが、全く策を思い付きませんでした。選手たち自身が自分の力を信じられない、そんな日々を過ごしてきました。この夏の大会では、個々の選手が頑張り、大きく成長してくれました。甲子園では、是非自分たちの力を信じて堂々と自信をもって戦ってもらいたいと思います。頑張りますのでよろしくお願いします」と、選手への激励と決意の言葉を伝えてくれました。
監督の挨拶に続き、生徒が自己紹介を行いました。自分の学年とポジションを伝え、大会に向けてそれぞれの決意を表明しました。
最後に選手を代表して、主将川上泰輝君が、「千葉大会では、厳しい試合を勝ち抜き、甲子園出場を勝ち取ることができました。甲子園では、木更津総合らしく、明るく、泥臭く、目の前の試合を全力で戦っていきます。千葉県代表として、胸を張って甲子園で戦ってきます。応援よろしくお願いします」と力強く、その決意を語りました。
副市長田中幸子様、市議会議長鶴岡大治様より、激励のお言葉を賜りました。また、花束と記念品を贈呈していただきました。木更津市のマスコットきさポンが、選手一人ひとりに贈られました。
本日は、心のこもった激励会を催して頂きました。選手一同へ大きな励ましとなりました。お気持ちに応えられるよう、甲子園大会では全力を尽くして戦って参ります。有難う御座いました。
優勝報告会 ~硬式野球部~
昨日、至真殿フロアーでささやかな祝勝会が開かれました。野球部保護者のみなさま、応援委員会の生徒、本校教職員、およそ300人が至真殿に集まり、熱戦を終えた野球部員たちの凱旋を待ち構えました。
吹奏楽部の演奏と共に選手たちが入場し、ステージに上がりました。五島監督が満面の笑みで「勝って良かったね」と話し始めると、来場者した方たちから笑い声がもれました。そして、今回の優勝達成を助けてくれたのは「仲間だ」と言い切りました。「人のために時間を使う、努力する。そんなことが大事なのだと思います」と言いながら、一人ひとりの名前を挙げ、ボールボーイや応援といった陰の活躍でチームを支えてきた部員たちの苦労をねぎらいました。
ところが、「この代で甲子園に行けるなんて、これっぽっちも思っていませんでした」と想定外の発言。「でもね、人間って頑張れば出来るんですよね。力がなくても、粘って粘って最後に逆転する。まさに木更津総合の野球です。甲子園でもそんな野球を展開していきたいと思っています。たくさんのご声援よろしくお願いします」と優勝報告をしてくれました。
「みなさん、応援ありがとうございました」との主将川上君の言葉に場内から大きな拍手が起こりました。「初戦から決勝まで、ピンチの場面で押さえることができたり、チャンスの場面で打てたりだとか、この様な結果を出せたのは本当に応援のお陰です。協力していただいたみなさんと選手全員で勝ち取った甲子園だと思っています。本当に有難うございました」と感謝の気持ちを伝えました。
学校長からは、「初戦からの7戦を振り返ると、本校野球部は本当にすごいな、と思いました。その凄さの1つが選手です。2年前の決勝戦で負けたときの1年生が、今の3年生です。きっとその時の悔しさを忘れず、そして去年の秋と今年の春の敗退も忘れず、練習に励んだことがこの結果に結びつきました。投打走攻守いずれのレベルも高く、千葉県の王者として、堂々と甲子園で戦ってくれるものと期待しています。2つ目は、本校の応援です。どの学校にも負けない迫力がありました。学校一丸となっての応援は、大いに野球部の勝利に貢献しました。甲子園でもその活躍を期待しています。凄さの3つ目は、野球部指導者の力量です。特に監督のこれまでの実績が醸し出す雰囲気や風格が、少なからず勝負に影響を与えています。そして試合中適切な采配や指揮があったからこそ、この7試合を勝ち抜いたのです。監督のこれまでの経験を存分に発揮していただき、8月7日から始まる甲子園で生徒たちが120%の活躍をしてくれることを楽しみにしています」と祝勝の言葉を伝えました。
硬式野球部後援会会長山本惠司様、同OB会代表秋元昇三様、本校同窓会会長北見文雄様より、それぞれご祝辞を賜りました。心のこもったお言葉、誠にありがとうございました。北見様の『栄光の架け橋』、朗々とした歌声は野球部員の大きな励みになりました。
最後に、野球部父母の会会長羽根様の音頭で乾杯を行いました。会場にいる全員がソフトドリンクを持ち、今年の合言葉「やってやる!」を大合唱、勝利の祝杯をあげました。
千葉大会閉会式 ~硬式野球部~
大会決勝戦は劇的な幕切れを迎え、ゲームセットとなりました。優勝の晴れ舞台で、グラントにいる野球部員とスタンドにいる大応援団が揃って歌う全力校歌を6年ぶりに聴くことができました。ZOZOマリンスタジアムでは閉会式が行われ、両校の健闘が称えられました。
閉会式の直前に行われたヒーローインタビューでは、五島卓道監督と主将の川上泰輝君にマイクが向けられました。
五島監督は先ず、「こんなピッチャーになるとは思っていなかった」と、両校投手の成長ぶりを讃えました。そしてこの大会と決勝戦を振り返り、「勝敗を超えて素晴らしい試合だったと思います。この大会を通じて、本校野球部員の選手は、本当に成長してくれました」、と選手たちの活躍を讃えました。最後は、本校応援団に向かい、「苦しいとき、そしてチャンスのとき、大応援、ご声援を本当にありがとうございました」と謝辞を伝えました。
川上君は、主将として過ごした1年間を振り返り、「本当に素直に嬉しい気持ちと、これまで1年間頑張ってやってきたことは間違いではなかった、と少しほっとしている気持ちがあります。苦しいときも悩むときもあったのですが、3年生が支えてくれて、最後は本当に良いチームになれたかなと思っています」、とその胸中を語ってくれました。そして、甲子園大会については、「一試合一試合が厳しい闘いになると思いますが、一戦必勝で千葉県代表として頑張っていきます」、とその抱負を語ってくれました。
表彰式では、「優勝、木更津総合高等学校」、と高らかに校名が読み上げられ、賞状と深紅の優勝旗と盾が授与されました。そして優勝メダルの授与では、今年度千葉県高野連の役員を務める本校学校長から、選手一人ひとりの首にメダルが掛けられました。
会場からは惜しみない拍手が送られました。
千葉大会優勝! ~硬式野球部~
本日ZOZOマリンスタジアムで行われた、『第106回 全国高校野球選手権 千葉大会』決勝戦において、本校野球部が10回タイブレークの末2-1で勝利し、大会優勝を果たしました。深紅の優勝旗を6年ぶりに持ち帰りました。
2年前の決勝戦と同カード、市立船橋高校との対戦になりました。
先発は千葉。本校は三回、内野安打で先制点を奪われました。
1点を追う五回裏の攻撃、鈴木が右へ待望の初安打、無死一塁となりました。吉澤が犠打で1死二塁とし、千葉が自ら中越の二塁打を放ち同点に追いつきました。
その後、両チーム投手の好投と堅い守備が互いの追加点を阻み、試合展開は膠着したまま九回を終了。延長タイブレークに突入しました。
十回表から石澤が登板。1死二、三塁のピンチをしのいで迎えた裏の攻撃、二塁走者吉澤、一塁走者三橋で打席に立った和田の犠打は相手の悪送球を誘い、守備が乱れた隙を突き、吉澤が本塁に生還。3時間を超える激戦を制しました。
本日の応援にも、剣道部、ソフトボール部、空手道部、ソフトテニス部が参加。総勢300名超の大応援団になりました。真夏の日差しが激しく照り付けるなかで、激しい動きで身体を酷使する応援を最後まで続けてくれました。保護者の皆様、卒業生の方々も大勢応援に参加していただきました。
みなさんの応援が、ノーシードから7戦を勝ち上がり優勝を勝ち取った、大きな原動力となってくれました。本当にご苦労様でした。有難う御座いました。間もなく開催される甲子園大会においても、引き続きご協力お願い致します。
準決勝戦敗退 ~軟式野球部~
25日(木)、袖ケ浦球場で行われた、軟式野球選手権千葉大会準決勝戦は、八千代松陰高校が勝ち上がり、本校の決勝進出は叶いませんでした。
対戦校の選手層の厚さ、攻撃力に圧倒され、終始劣勢を強いられる状況が続きましたが、本校の選手は最後まで闘志を失わずに戦い続けました。残念ながら健闘は及ばず、八回コールドゲームで試合終了となりました。
三塁側スタンドには、保護者の方々や卒業生も駆けつけ、試合の行方を見守りました。同日に行われた硬式野球部の試合を終えて応援に参加した、本校の教職員もいました。選手を鼓舞し続ける大きな声、相手校選手のファインプレーにも賛辞をためらわない、温かい応援でした。
部員数の確保がままならないチームの事情は抱えたままですが、秋からの再スタートに期待が膨らみます。