2024年 文化祭
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2024年5月の記事一覧
バス遠足
本日は、新年度初の学校行事“バス遠足”です。全クラス分のバス、55台を仕立てディズニーシーへ出かけました。
過去2回は雨にたたられましたが、今回はそよ風が涼しく、初夏を感じるまずまずの天候となりました。新しいクラスメートとは一ヶ月半を共に過ごし大分打ち解けたところで、同じバスに乗って一緒に遊んでさらに親睦を深めるのがこの遠足のねらいです。
新エリア“ファンタジースプリングス”のグランドオープンを来月に控え、特設サイトや関連イベント、グッズの先行販売など、スペシャルイベント真っ最中のディズニーシーを生徒たちは一日かけて満喫しました。
昨年度から始まった現地解散ですが、心配なのが遊び過ぎです。1950年公開、アニメの古典的名作『シンデレラ』では、フェアリー・ゴッドマザーはシンデレラにこうくぎを刺します。”But like all dreams, well, I’m afraid this can’t last forever.”(すべての夢と同じようにこの魔法は永遠に続くことはありません)と。
「逆境にめげず、けなげに生きるからこそ幸運が訪れる」がこの作品が伝えるメッセージです。明日は授業日。いつもの通りに頑張りましょう!
関東大会出場決定 ~陸上競技部~
千葉県大会で男女とも総合7位入賞を果たし、関東大会進出を決める活躍となりました。
5月16日(木)~5月19日(日)、天台スポーツセンターで行われた、第77回千葉県高等学校総合体育大会において、9種目16名が入賞を果たし、男女ともに総合7位と健闘しました。笑顔あり、涙ありの熾烈な戦いの中で、7名の選手が関東大会に駒を進めることができました。
関東は6月14日から駒沢オリンピック公園にて行われます。応援よろしくお願いいたします。
進路ガイダンス ~進学・就職指導部~
本日1校時目に、3年生を対象にした進路ガイダンスが行われました。進学志望者と就職志望者の会場を別々に設け、それぞれの説明が行われました。
至誠館では、進学指導部部長竹下先生からガイダンスが行われました。一般選抜(一般入試)、総合型選抜(AO入試)など、受験方式に違いがあることが紹介されました。学校推薦型の入試にも「公募制推薦」「特別推薦」「指定校推薦」などの別があり、志望校を選択した上でどの選抜方式を選んで受験をするか、高校生はいくつもの選択肢のなかから選ぶことになります。また、オープンキャンパスへの参加や面接の練習、オイシイ話の拒絶や安易な決定の回避など、積極性と慎重さが同時に求められます。
同様の学部学科を抱える大学の中から何を決め手に志望校を決定するか、学校推薦型選抜と総合型選抜で必要となる『志望理由書』の作成、自分自身に求められる受験資格の確認等、もろもろの準備をこなすなかで、各種申請書類や出願書類の提出といった、手続きの期日が迫ってきます。
就職指導部部長寺岡先生のガイダンスは、青雲館で行われました。就職活動は進学志望者よりもさらに忙しい日程で動くことになります。5月には、本校独自の取り組みである受付実践(来校者を相手にした接客練習)とインターンシップ(企業での就業体験)開始。6月より、職種・企業研究と面接練習に取り組みます。7月には全国一斉の求人票の発行。企業による求人活動が開始されます。夏休みを利用しての職場見学や会社説明会への参加、夏季講習では就職試験・公務員採用試験対策が行われます。8月の就職申込と校内選考を経て、9月16日いよいよ全国一斉の就職採用試験を迎えます。
本校にはハローワークを上回る2000件の求人票が届きます。多くの求人票のなかからどれをチョイスするかはどうしても本人の判断になります。旧年度版を参考にすることもできるし、当該年度のものがタブレットで閲覧可能となります。資格、趣味特技、部活動での戦績など、自分がアピールできるものをリストアップし履歴書へ記入します。調査書に記載してもらうことも忘れてはいけません。
ただし、求人サイトにあるような、極端な高収入が謳われている求人票には要注意です。社会保障への加盟、福利厚生、退職金の有無など、チェック項目はたくさんあります。本校卒業生は、この9年間連続で内定率100%を達成しています。昨年の卒業生もその多くが優良企業への就職を果たしています。景気の好況を反映し、好待遇で高校生を迎え入れる企業が増えている今、チャンスを逃す手はありません。
きみつオーガニックマルシェ
本日、君津市内みのわ運動公園にて、『きみつオーガニックマルシェ』が開催されました。インターアクト部、書道部、和太鼓部、吹奏楽部が参加しました。インターアクト部は特別ブースにて、オーガニック栽培のチョコバナナを販売。書道部、和太鼓部、吹奏楽部はパワー全開のパフォーマンスを披露し、満場の喝采を浴びました。
この催しは、「君津市や近隣の様々な事業者が取り組んでいる「オーガニック」や「SDGs」を多くの皆様に「見る」「触れる」「食べる」などといった体験を通して、身近に感じていただきたい(公式ホームページより転載)」との思いから開催されたイベントです。
公園内には様々なブースが用意され、ドリンクや軽食、手作りの工芸品などを販売。用意された会場では、美術品の展示や音楽の演奏なども繰り広げられ、さながらフリーマーケットとフェスを一緒にしたようなお祭りとなりました。
インターアクト部は、単に販売するだけでなく、「SDGsについてのクイズに正解すればもう1本」のシステムで、SDGsへの理解を促進する活動を行いました。
書道部は、『君津市民の歌』の歌詞と『創造』の大書を紙面に書き綴るパフォーマンスを披露しました。大きな筆を振るった力強い筆致の作品が仕上がると、会場には感嘆の声が溢れました。
和太鼓部は、『祭り』『楽(ラク)』『秩父屋台囃子』の3曲を演奏。静から動、激から優へと移り変わる躍動感で会場を魅了しました。部員全員で太鼓を打ち鳴らし、演舞する様子は圧巻でした。
吹奏楽部は、屋外ステージでの演奏となりました。『ヤングマン』や『宝島』などの従来のレパートリーに、『おジャ魔女カーニバル』『唱』などの新レパートリーを加え、全10曲を披露。ソロ演奏やダンスを織り交ぜ、最後の野球応援メドレーまで、エンターテイメントに徹したパフォーマンスでした。
進路活動報告及び奨学金説明会
保護者総会に引き続き、本校進学指導部・就職指導部より、昨年度の進路実績についての報告がありました。また、日本学生支援機構が給付する奨学金についても説明がありました。
まずは進学指導部、竹下部長から昨年度の進路状況について説明がありました。昨年度4年制大学と短期大学への進学者が49%、専門学校への進学者が26%、併せて75%の卒業生が進学したことを報告しました。また、主な進学先と指定校推薦を設けている大学を紹介。
放課後講座や模擬試験、年に数回行っている進路ガイダンス等、進学に向けての取り組みについて解説し、「進路の選定については保護者の関与が不可欠」と親子間のコミュニケーションの重要性を訴えました。
続いて就職指導部、寺岡部長より高校生の就職に関する昨今の状況について説明がありました。上向きな景気動向を反映した『超売り手市場』の求人状況、労働条件の改革・改善に伴いブラックな労働環境がほぼ絶滅しつつあることなど、高校生にとって有利な材料がそろっていることを強調しました。
遅刻欠席をしないとかアルバイトやボランティアの経験が豊富であるとか、企業側が求める人物像を詳解。文章力の養成、有効な資格や検定試験対策など、コースの選定や科目選択の重要性についても解説しました。インターンシップを含めた手厚い就職指導で、この数年希望者が100%の内定率を達成していること示し、「最後まで、諦めない/諦めさせない」就職指導部の方針を強く訴えました。
最後に、総務部で奨学金を担当する、相川先生から奨学金制度の仕組みと手続きの詳細について解説がありました。奨学金には、『貸与型』と『給付型』の2タイプがあり、返済義務がある貸与型には、『第一種(無利子)』と『第二種(有利子)』の別があることを紹介しました。さらにそれぞれに、学力基準と家計基準が設けられていることを解説。大学への進学後、学業不振や出席状況不良の場合は、即時給付が止められるなど厳しい取り決めがあります。貸与型は15年から20年に及ぶ、長期のローンを組むのと同じ、返済を考えた上での慎重な申請が必要です。