お知らせ

定期演奏会 ~吹奏楽部~

本日、君津市民文化ホール・大ホールにて『第13回 定期演奏会』が開催されました。クリスマスの雰囲気を盛り上げようと、部員たちが舞台の上で大活躍!趣向を凝らした3部構成のステージに会場は大いに沸きました。

告知:この演奏会の様子は、かずさエフエム(83.4MHz)で、12月30日(火)、31日(水)に放送されます。

   両日ともオンエアーは19:00からです。

幕開けの華やかなファンファーレに胸が高鳴りました。第1部「SYMPHONIC STAGE」では、本校吹奏楽部の真骨頂、本格的な吹奏楽曲でその力量を発揮しました。お届けした曲は、♪メルヘン(酒井格作曲)、♪喜歌劇「微笑みの国」セレクション(F.レハール作曲・鈴木英史編曲)、♪「復興」[2015改訂版](保科洋作曲)の3曲。

3曲目の「復興」は、今夏「第67回 千葉県吹奏楽コンクール」高等学校A部門予選にて金賞を受賞した際、自由曲として演奏された曲です。昨年3月から取り組みを始め、8月に本選出場を果たしました。歓喜に沸いたあの瞬間からの、様々な思いが詰まった演奏となりました。

第2部「POPS STAGE」では、みなさんがおなじみの曲が演奏され、会場は楽しいムードに包まれました。重低音と床を踏みならすパフォーマンスで聴衆を圧倒する♫グレイテスト・ショーマン(パセク&ポール作曲・星出尚志編曲)が終わると、演奏会を脅かす怪しい人物が...。MCの二人が捉えてみると、マリオでした!♫スーパーマリオブラザーズ(近藤浩治作曲・星出尚志編曲)の曲に乗りピーチ姫を救出。お礼にと、クリスマスパーティに招待されました。サンタが唱えた「メリークリスマス!」で始まる♫We Wish You a Merry Christmas in Brass Rock(イギリス民謡・郷間幹男編曲)、最後の♫「アナと雪の女王」よりハイライト(S.オラフリン編曲)では、劇中歌がメドレーに編成され、エルサとアナの揺れる思いやときめきが伝わる、魅惑のメロディーが演奏されました。

第3部「SPECIAL STAGE」では、再びシンフォニックな2曲にチャレンジ。♬民衆を導く自由の女神(樽屋雅徳作曲) は、フランス革命を描いたドラクロワによる絵画の作品名から。♬マン・オン・ザ・ムーン<オルタネート・テイク>(清水大輔作曲) は、1969年人類初の月面着陸アポロ計画に着想を得た作品。どちらも人類史上のエポックメイキングな出来事をテーマにした曲です。勇壮な曲調は、今年最後の演奏を締めくくるのにふさわしいものでした。

毎年この定期演奏会は、1年間の活動を締めくくる集大成と位置づけられています。また、3年生が現役を退く最後の公演を兼ねています。入学時より、数々の依頼演奏、炎天下での野球応援、コンクールやイベントで、数え切れないほどのパフォーマンスを披露してきました。3年生から顧問の先生方へ、1年生、年生が3年生へ、感謝のことばを伝えて、フィナーレを迎えました。心中には様々な思い出が去来し、すがすがしい笑顔を見せる人もいれば、涙を拭く姿もありました。後輩たちが心を込めて最後の曲を奏でるなか、幕が静かに下ろされました。

終業式

吹奏楽部の演奏による校歌斉唱に続き、終業式が行われました。今年、全生徒が集う最後の機会となりました。至真殿に集まった生徒たちは、学校長のことばに耳を傾けました。

学校長は、「1年生、2年生は、ちょうど2週間の冬休みに入ります。3年生については、2月末までの、かなり長い休みに入ります。せわしい季節になりますが、全員が意識を高く持ち、事故を避け問題が起こらないよう冬休みを過ごして欲しいと思います」と生徒がこの休みを無事過ごすよう、注意を喚起しました。

さらに、「年の終わりを迎えることは、大きな節目です。自分の意識を転換させる好機でもあります。この1年を振り返り、その反省を来年に活かす良い機会です。

1年生は入学してから9ヶ月、初めての高校生活で体験してきたことを来年へつなげ、2年生でさらなる飛躍ができることを期待しています。2年生はやがて二回り目を終えることになります。修学旅行という一大イベントを控えていますが、最後の一回りを充実させると同時に、進路開拓に向け邁進する1年としてください。3年生は、各自の進路を決定しつつある大切な時期です。卒業への準備と新たなスタートへの助走を始めなければなりません。

1年前、2025年に向けて立てた目標に照らして、自分の行いが不十分であれば、失敗の原因がどこにあったのか、考えることが大切です。来年への新しい目標は紙に書き出し、目標達成のために何をすべきかを具体的に考えることが、成功へとつながります」と講話を伝えました。そして「みなさんが、良い年を迎えられることを祈っています」と生徒一人ひとりが健康に過ごし躍進を遂げる1年となることを願いました。

新旧交代 ~生徒会本部役員~

新旧の生徒会役員が登壇し、交代式が行われました。新旧それぞれの会長より、挨拶がありました。

本日の終業式をもって、生徒会の旧本部役員が活動から離れることになります。従前通りであれば、役員の新旧交代は9月に行われていました。でも、秋に行われる文化祭・体育祭の2大行事を控え、不慣れな新役員をサポートしよう、と伴走体制を始めたのがこの代の本部役員達でした。5月の全校球技大会は、本校史上初めての試みでした。公約したことをやり遂げ、やるべきことは労を惜しまず行動する。まさに、有言実行を貫いた集団でした。

前生徒会会長沖琉雅くんが、これまでの活動を振り返り「きょうで、第21代生徒会は任期を終えることになります。2年間の活動期間でしたが、初めは何もわからないところから、先輩方に多くのことを教えてもらい、今では自分が次の世代に伝える立場になりました。この1年間生徒会長として生徒会を運営していくにあたって必要不可欠だったのは役員の仲間たちの存在です。どの仕事でも私1人では力が及ばず、仲間の手を借り、時には先生方の力を借りることで、多くの仕事を成し遂げることができました。中でも1番記憶に残っているのが、生徒会行事の球技大会です。学校初の行事であったため、ゼロから計画、運営を行わなければならず、忙しい毎日でした。ですが、仲間や多くの先生方と連携をとり、一つの行事として学校を盛り上げることができたと思います。長いようであっという間の2年間が終わり、次は新しい生徒会が学校を盛り上げてくれるはずです。さらに良い生徒会活動を期待しています。最後に、私たち生徒会を支えてくれた全校生徒の皆さん、先生方、本当にありがとうございました」と、誠実な人柄が伝わる、丁寧な挨拶をしてくれました。

 

現会長の北野琉翔さんも、「旧生徒会役員の皆さん、通常より長い任期にも関わらず本当にありがとうございました。我々現役員には大きな糧となった活動期間でした。生徒会長として信任を受け、身の引き締まる思いでいます。 皆さんの期待に応えられるよう、精一杯頑張ります。 立候補の際に申し上げた通り、私は「一人一人の声が届く生徒会」を目指しています。 その目標を通してより良い学校を作っていくためには、生徒会役員だけでなく、 皆さん全員からの協力が不可欠です。ぜひ共に考え、共に行動しながら、この学校をより良い場所にしていければと願っています。 また、次回の生徒会企画が、前回以上に全員が楽しめるものにしていきたいと考えています。 何かご意見などがあれば、ぜひお聞かせください。 これから1年間、どうぞよろしくお願いします」と、元気いっぱいの挨拶をしてくれました。

学校長からは、旧役員への感謝のことばと新役員への健闘を願うことばが伝えられました。そして最後に、「学校を良くするためには、みなさん一人一人の意識が大切です。ここで3年間を過ごす君たちが主役です」と全生徒に向かって呼びかけました。

旧役員のみなさん、本当にご苦労様でした。新役員のみなさん、ご活躍を期待しています。

表彰 ~生徒・部活動~

終業式に先立ち、至真殿のステージ上では、生徒の活躍を顕彰する表彰が行われました。

以下にお伝えします。

〇税の作文コンクール

   木更津税務署署長賞 中島玲美

 

【ソフトテニス部】

〇千葉県高等学校選抜ソフトテニスインドア大会

 男子団体 優勝

 女子団体 3位

 

【吹奏楽部】

〇千葉県アンサンブルコンテスト 安房上総地区予選

 管楽七重奏 銀賞

 クラリネット四重奏 銀賞

 トランペット四重奏 銀賞

 サキソフォン四重奏 金賞

 打楽器・コントラバス七重奏 金賞

 ユーフォニアム・チューバ四重奏 金賞(地区代表に選出)

 千葉県吹奏楽連盟賞  内海彩里

 

【空手道部】

〇牛久かっぱ杯争奪全国青少年空手道選手権大会

 高校生女子団体組手 優勝

 

【柔道部】

〇千葉県柔道選手権大会

 一般女子の部 3位 谷脇実依

 

※最後に吹奏楽部部長の内海さんより、明日行われる、「第13回 定期演奏会」に

    ついての告知がありました。

 12月25日(木) 君津市民文化ホール・大ホールにて、午後1時30分より開演。

 開場は午後1時です。ふるってご来場いただきますよう、お願いいたします。

 入場無料です。

和太鼓合同演奏会 ~和太鼓部~

本日、千葉教育会館大ホールにて、「第21回 千葉県高等学校和太鼓合同演奏会」(千葉県高等学校文化連盟主催)が開催されました。八千代高校、桜林高校と本校和太鼓部による、演奏会です。年の瀬も迫る季節ですが、会場は多くの入場者で賑わいました。

本校和太鼓部は、この演奏会のオープニングを飾る出演となりました。お届けした曲は、本校オリジナルの曲、「潮合い(しおあい)」、「睦(むつみ)」、「奏音(かなた)」の3曲でした。

「潮合い」は、現役部員たちによる作品で、異なる潮流がぶつかる様子を「新たな変化、好機の訪れ」と捉え、多くのチャンスに出会い、そのチャンスをつかみ取れることを願う曲です。

「睦」は7代目の部員たちによる作品で、部員たちの仲睦まじい様子を軽快な曲調に乗せてお届けしました。部員たちのソロ演奏もあり、注目の一曲です。

「奏音」は11代目により作曲された作品で、「なめらかかつ鋭く駆け抜ける風をイメージした曲です。曲が始まると上から書道部とのコラボイベントで書かれた歌詞が下がり、舞台に色を添えました。1年生が演奏に加わるようになってからたくさん練習を重ねてきた曲で、全員が息の合う演奏へと成長できたと実感する曲を今年の演奏の締めくくりとしてお届けしました。詩の朗読とホラ貝の音色に続いて始まる演出が光りました。

本校和太鼓部は、23代目を務めた3年生が2名だけで3年間の活動をしてきました。現在は順調に部員が増え、2年生が11名、1年生が12名、総勢25名で活動を続けています。

MCは、3年生の二人、部長の並河さんと副部長の佐藤くんが務めました。息の合った頼もしい進行を続けてくれました。

幕が下りた後も両名による舞台挨拶となりました。対外的な演奏は本日が最後となるそうです。本日の来場者に加え、これまで自分を支えてくれた家族や仲間に丁寧に感謝を伝え、「悔いの残らない演奏となりました」と3年間の活動を振り返りました。