お知らせ
‘26 海外研修 ~生徒現地レポートⅥ~
現地校で過ごす日々も残りわずか。名残を惜しむ気持ちが伝わります。そしてホームステイ先では、生徒たちが温かく迎えられ、心安らかに過ごしていたことがうかがえます。ホストファミリーの細やかなお気遣いは、敬服に値します。
「8月27日(木)、研修6日目です。明日は学校でお別れ会が催されるので、今日で授業はおしまいになります。あっという間で少し寂しい気持ちになりますが、今日も精一杯頑張ります」。
今日の予定は、最初に木総生の英語の授業を受けます。午後は、foundation(幼稚園、保育園)クラスと一緒に日本語の授業。続いて10年生(高校1年生)の日本語の授業を受ける予定です。
最初の英語の授業では、オーストラリア研修のこれまでの出来事を日記にしたためるという課題に取り組みました。今まで見たもの、聞いたもの、思ったことをすべて英語で記しました。みんなで思い出を語り、先生にアドバイスをもらいながら無事に書き上げることが出来ました。この作業をしながら、他の参加者のホームステイ先の家庭や別の授業の様子を聴くことができました。「そうなんだ!」という話がたくさんあって楽しみながら日記を完成させました。
中間休みとランチタイムでは、思い残すことがないように、バディを始め現地校の他の生徒さんたちとも仲良くなり、たくさんおしゃべりをしました。
午後の授業では子どもたちと一緒におにぎりを作りました。最初に、日本語の歌をうたい、童話「おむすびころりん」を英語バージョンの動画で一緒に見ました。小さな子どもたちが日本語を楽しみながら学んでいる様子は、実に微笑ましいものでした。幼い子どもたちを対象に日本語の授業が行われていることは、日本人としては嬉しい限りでした。おにぎりを作り始めると、なかなか形にならず苦戦している子どももいれば、早々に作り終えて「食べていいの?」と先生に訊いている子どももいました。日本人の私に作り方を教えてくれる子もいました。ちびっ子たちと一緒におにぎりを作り仲良く食べながら過ごした時間は、幸せな気持ちで満たされた一時となりました。
高校生との授業では、日本語でフルーツバスケットをして遊びました。先生が日本語の文を用意していて、立っている生徒がそれを読み上げます。その文に該当する生徒が立ち上がって席を奪い合い、座れなかった生徒が次の出題者になります。出題文の内容からその人の情報を知ることができるという副産物があり、楽しい交流になりました。これがオーストラリアのこの学校で最後の授業になります。すこし悲しい気持ちになりましたが、その気持ちを振り切って全力で楽しみながら取り組みました。
帰宅の途中に雑貨屋さんに寄り、昨日足りなくなった物を買い足し、家でブレスレッド作りを再開しました。私たちはプレゼント用のものを完成させて、ホストマザーに贈りました。「夏にもいいデザインね」「大切にする」と言って喜んでくれました。その嬉しそうな笑顔を見て喜んだのは、私たちの方でした。
夕飯は、お庭でバーベキューでした!家にバーベキュー用のグリルがあることが驚きでしたが、やはりグリルで焼いたお肉やソーセージは絶品でした。しっかりデザートをいただいた後は、すでに夕べの恒例行事となったUNOをしました。今までのゲームの結果がスコア表に記録されていて、「もうこんなにやっているのか」と感慨深くなりました。そして、私たちを喜ばせるためになんと多くの時間をさいてくれたことか。ホストファミリーの優しさに、改めて感謝の気持ちが募りました。
明日は学校でFarewell Party (お別れパーティ)があります。すでに名残惜しい気持ちでいっぱいですが、悔いのないように最後まで楽しもうと思います。
‘26 海外研修 ~生徒現地レポートⅤ~
学校から飛び出し、戸外での研修となりました。オーストラリアならではの自然を体験することができました。
「8月26日、研修5日目です。 今日は遠足で、ビーチの散策とMoonligt Sanctuaryというオーストラリアの動物の保護区に行きました」。
みんなが登校すると、すぐにバスで出発。最初はマウントマーサビーチに行きました。私としては二回目なのですが、仲間と訪れるビーチは、それはまた別の楽しみがありました。友達とわちゃわちゃしながら、たくさん写真を撮りました。
ビーチを出ると、近くのスーパーに入りました。ここも一度ホストファミリーときたことがある場所です。今回はお土産を買うことを目的に、前回見切れなかった売り場を覗いてみました。日本ではあまり見かけないオモチャやお菓子などを買いました。
そして次は待ちに待ったMoonligt Sanctuaryに向かいます。ここは動物園ではなくオーストラリアの野生動物の保護を目的に運営されている施設です。動物園は分けられた区画で飼育されている動物を外から眺めるイメージですが、ここではそもそも檻や区画におさまっている動物のほうが少なく、自由に歩いている動物と頻繁に遭遇します。
はじめはスタッフの方が保護区内を案内してくれました。遠くから飛んでくる鳥や足元で動き回るワラビーなど、歩いているだけでたくさんの動物をみることができました。 案内の最中には様々な動物が紹介され、詳しい習性や外見的な特徴などの説明もしてくださいました。印象に残っているのは私のお気に入りのウォンバットについての説明です。ウォンバットは、短い四肢と体に対して少し大きめの頭が特徴の動物で、前足を使って穴を堀り、地下の巣の中で生活します。もし敵が襲ってきたら、頭を守るために巣穴に顔を突っ込みます。その際、頭だけ隠して下半身は隠せていない状態になってしまいます。だから下半身、特にお尻がかたく発達しています。コアラと同じように、ウォンバットは1日の大半を寝て過ごします。ウォンバットとコアラは同じ進化系統をたどりましたが、途中でコアラは木の上に、ウォンバットは地面へと、棲み分けて生活するようになったそうです。他にも、日本ではワライカワセミの名で知られているクックバラは完全な肉食の鳥である事や、コアラのふんは少しミントのような匂いがするなどいろんな事を教わりました。
案内が終わると暖かい室内に入り、ちょっとしたレクチャーが開かれました。大きな蛇や葉っぱに擬態するカマキリなど、暖かい環境に生息する生き物が紹介されました。触れてもよいと言われたので、おそるおそる手を伸ばしました。なかなかできない体験でした。
家に帰るとホストファミリーが、「今日は、どんな1日だったの?」と聞いてくれて楽しくおしゃべりしました。しばらくすると、ホストマザーが「ブレスレッドを作らない?」と誘ってくれて、一緒にブレスレッドづくりをしました。「この色のビーズが可愛い」とか「こうすると素敵になる」など、たくさんおしゃべりしました。完成したものを身に付けると、「プリンセスみたい」と言ってくれました。うちとけた会話をするうちに、親しさが深まっているのを感じて、とても嬉しかったです。
明日は学校での授業最終日です。最後の授業の日なので楽しみたいと思います。
‘26 海外研修 ~生徒現地レポートⅣ~
英語に囲まれた環境に戸惑いはあるものの、様々なことを前向きに体験し、思いを巡らせているようです。新井さんからのレポートです。夕景の写真が素晴らしいです。
「8月25日、研修4日目です。 昨日に引き続き今日も登校します。しかし学校で何か失敗したりうまくいかなかったりするのが怖いからか昨日よりも緊張しています。でも、失敗も含めての経験なので気負けしないように、今日も頑張りたいと思います」。
朝の登校までのルーティンは、7時に起床して身支度、7時半からホストファミリーと朝食、8時に学校へ向かう、というものです。 朝食はシリアルかトーストか、ホストファミリーは私たちの要望を聞いて提供してくれます。シリアルは数種類あり、好きなのを選ばせてくれます。トーストだったらジャムやバターはもちろん、ベジマイト(強烈な風味で知られる、ペースト状のご当地食品)など好きなものをつけて食べられます。
朝ごはんをしっかりと食べた後は学校までホストファミリーが車で送ってくれます。外の景色を眺めながら、とりとめのない話をして少しゆったりとした時間をすごします。車から見える景色はもちろん日本とは大きく異なり、広大な自然が広がっています。市街地を通ると、店構えからだけでは何を扱っているのか分からないお店があったりして、見ているだけで改めて海外に来たんだな、と感じます。
今日は、最初に木総生を対象にプログラムされた英語の授業を受け、その後、バディと一緒にcrochet 「編み物」とmakeup「メーキャップ」の授業に参加しました。
英語の授業ではオーストラリアに生息する動物について学びました。クオッカやウォンバット、カンガルーなどある程度知っているつもりでしたが、授業を受けてみると、他にも知らない動物がいて、詳しい生態などを知ることができました。授業の最後では、学んだ中から自分が好きな動物について英語で発表をしました。
中間休みにはバディたちと「red light/green light 」というゲームをしました。日本でいう「だるまさんがころんだ」と似ていて、こっそりと鬼に近づき隙を見て鬼にタッチ。タッチされた鬼は他の人を追いかけて、捕まえられた人が次の鬼になるというルールです。ゲームをしていると段々とバディ以外の人も集まってきて、楽しく大勢で一緒に遊ぶことができました。
午後は、crochetの授業で編み物をしました。crochetはフランス語の「(縫み物の)鈎針」の意味です。私たちはかご作りに挑戦しました。先生は、はじめから優しくわかりやすく教えてくれました。わからなくなってしまったら現地校の生徒に教えて貰いながら編み物に集中しました。時間が少なく、完成させることはできませんでしたが、最後に先生が作りかけの作品をブレスレッドに編み直し、友達の証としてプレゼントして下さいました。
makeupの授業では髪の毛の巻き方を習いました。どんな風にしたら綺麗なカールが出来るのか考えながら、モデル役の生徒の髪の毛を巻きました。私自身おしゃれが好きなので楽しみながら取り組むことができました。
日本では、どちらも個人の趣味的なことと認識され、授業として扱われることは、「まずないのでは?」、と違和感を覚えました。そして同時に、多様な授業を用意してもらうと、人生を豊かにしたり視野を広げるたりすることができる、とも感じました。日本では、教科書の内容を伝えることが中心の授業、いわゆる座学が多く行われています。ある分野の知識を高め深く学ぶには適していますが、オーストラリアの授業を体験したいまでは、枠にはまり過ぎの感は否めせん。私たちが抱く夢、将来志す進路は多岐にわたっています。「座学の枠」を跳び越える取り組みに心が躍りました。
授業を終え、家にかえり、少し休憩した後ホストマザーとファザーがビーチに連れて行ってくれました。今回は、歩いていける近所のビーチでした。道中お店などが見えてきてホストマザーが色々お店について教えてくれました。ビーチに降りるまでしばらく歩くと、眺めのいいところにベンチを見つけました。そこはホストマザーとファザーのお二人が、今日のお昼ご飯を食べた場所らしく、お友達と一緒に美しい眺めを見ながら楽しく過ごしたそうです。目の前に広がる夕暮れのオレンジ色の光と透きとおった空の色が混じり合い、それを反射する海の輝きは神々しい輝きを放っていました。。沖には数隻の船が見えました。ホストマザーによると、ほとんどは中国の貨物船で、貿易のために海上を行き来しているそうです。
ビーチに降りると、美しい光景が間近に迫りました。サラサラとした砂浜ではなく岩肌が目立つ場所でした。岩場に隠れている貝殻や小さなかになどを見つけながら楽しく散歩を楽しみました。
明日は遠足で街中を散策し、Moonlight Sanctuary という動物保護区に行きます。楽しみです。
生徒会選挙
始業式に続いて、「令和8年度 生徒会本部役員選挙」が行われました。立候補者が登壇し、それぞれの意気込みを訴えました。
選挙に先立ち、現会長の池田さんが「生徒会選挙は、皆さんのこれからの学校生活に関わる、大切なものです。 各立候補者の演説や投票方法についての説明をしっかり聞き、誰に投票するか自分自身で考えてみてください。皆さん一人ひとりの一票が、これからの学校をつくる大切な一票です。真剣な気持ちで、投票してください」と会場に呼びかけました。
立会演説では立候補者が一人ひとりマイクの前に立ち、「みんなが通いやすい学校にしたいです」「みなさんの声をすくいあげ、学内の環境を整える改革に取り組みます」「あなたの青春を全力でサポートさせて下さい!」など、各自の抱負を伝えました。
会場に座る生徒たちも、しっかりと耳を傾け各候補者の訴えを聴いていました。なかには候補者の顔を確認しながら立候補者一覧に何かを書き込み、真剣に演説を聴く生徒もいました。
争われる議席は、生徒会長1名、副会長2名、本部役員は10名程度。立候補者は12名なので、選挙は信任投票となります。投票はClassiアンケートを通して行われます。発表は、9月の第2週を予定しています。
始業式
夏休みが終わり、今朝から生徒たちの登校が始まりました。2校時目に全生徒が至真殿に集まり、始業式が開かれました。吹奏楽部の伴奏による校歌の斉唱で式が始まりました。
最初に、防災担当の軽込先生より、避難訓練についての連絡がありました。来週、第2回目の避難訓練が行われます。ただし、実施日は予告されませんでした。どこかの休み時間で地震が起こるという設定です。火災が伴わず地震だけが起きるというケースでは、各自のホームルーム教室へ戻り、担任から点呼を受ける、と防災マニュアルに明記されています。
軽込先生は「地震が起きて激しい揺れが続いている場合は、窓ガラスや蛍光灯のなどの落下物を避け、机の下など安全を確保できる場所に身体を隠して下さい」と呼び掛けました。揺れが収まった時点で、避難指示が出されます。「校舎内での移動は右側通行が原則」と注意が加えられました。
次に、学校長より講話が伝えられました。講話の冒頭、8月13日(木)に県内で発生した豪雨災害に触れ、「みなさんを含め、ご家族やご親戚、お友達のなかにも被害に遭われた方がいることとおもいます」と、見舞いの言葉を伝えました。
先だって行われた表彰では、今夏インターハイを始め様々な競技、コンクール等で本校の生徒が活躍し輝かしい成果を収めたことを讃えました。しかし、勝敗に関わらず「汗を流し頑張った経験こそが大切」で、「これからの高校生活に活かせる財産になるものだ」と説きました。
これから迎える冬休みまでの4ヶ月間は、授業とともに文化祭や体育祭などの大きな行事が行われる大事な期間になると予告した上で、「学校やクラスに貢献できるよう、各自の責任を自覚するべきである」と伝えました。
3年生は、進路を決定する時期となり3年間の成果が試される最重要の時期を迎えることになります。受験や面接の対策面だけに備えるのではなく「日々の学校生活をいかに真剣に取り組むかが肝要である」と強く訴えました。
本日が「防災の日」と定められたのは、10万人以上の犠牲者を出した1923年の「関東大震災」に因むことを紹介しました。2万2千人の犠牲者を出した東日本大震災の記憶でさえ、15年が経ちそれを知らない世代が増えていることを憂慮し、「いつ何時災害が起きても対処できるように」「その時、力を合わせて行動ができるように」、真剣に避難訓練に取り組むことを求めました。
講話の最後では、次に予定されている「生徒会本部役員選挙」について触れました。生徒会役員に何をやってもらうのかを求めるのではなく、「自分には何ができるのか?」、「協力できることは何か?」を自分自身に問い直す姿勢を失わず、「立候補者の発言に真剣に耳を傾けて欲しい」と強く求め、講話を結びました。