お知らせ
対面式
至真殿メインフロアーに全学年が集まり、新入生と2、3年生とで、『対面式』が行われました。
新入生がステージ側に並び、後方に在校生の2、3年生が並びました。号令に合わせて1年生が回り右。後方に身体を向けて、1年生と在校生が初めて対面をする瞬間となりました。
在校生を代表して、生徒会長の沖くんが「新入生のみなさん、木更津総合高校へのご入学おめでとうございます。みなさんと学校生活を送れることを楽しみにしていました。新しい環境で慣れないことも多く、不安なことばかりだと思います。私たち自身も入学時は多くの不安を抱えていました。しかし、先輩方の助けがあり安心できたことを覚えています。今度は、私たちがみなさんの不安を取り除く番です。困ったことがあれば何でも私たちに訊いてください。
これから、およそ2,000人もの生徒が学校生活を共にすることになります。多くの部活動や同好会、学校全体が大いに盛り上がる文化祭や体育祭など、本校では他の学校では味わえない様々な経験をすることができます。是非、多くの仲間や先生方とのかかわりを通し、お互いに成長していきましょう。もうみなさんは木更津総合高校の一員です。一緒に最高の学校生活を送っていきましょう」と、温かい言葉で1年生を迎えました。
新入生を代表して、橋爪真人くんが「激励の言葉ありがとうございました。私たち1年生は、高校生活に馴染みも少なく、不安に感じること、戸惑うことが沢山あります。しかし、先輩方と協力して早く総合高校での生活に慣れ、部活動や勉強、様々なことに頑張って取り組んでいきたいと思います。ご指導よろしくお願いします」と、これからの抱負を述べて、上級生たちに応えました。
副校長からの「いま、沖くんと橋爪くんからは、素晴らしい挨拶をしてもらいました。握手をお願いします」との言葉で、ステージ上で二人が堅い握手をすると、会場からは大きな拍手が送られました。
「昨日、桜が満開のなか、新入生717名を迎えることができました。2年生3年生を含めて、2,107名。すべての学年が揃い、いよいよ新しい、令和7年度の木更津総合高校がスタートします。言うまでもなく、様々な学校行事、学校生活は生徒が中心になります。1年生は、先輩や先生方の助けを借りて、1日も早く学校生活に慣れて下さい。各学年、各ハウスが協力し合い、最高の学校生活を過ごしていきましょう。改めて、大きな拍手を!」と促されると、再び大きな拍手が沸き起こりました。
入学式
本日、『第23回 入学式』が挙行されました。高校生活のスタートを祝うかのように満開の桜が咲き誇るなか、今年度新入生717名とその保護者のみなさまが会場に集いました。
吹奏楽部の演奏と会場から送られる大きな拍手とともに、新入生が入場しました。全員が入場を終えると、学校長から「木更津総合高等学校校長は、717名の入学を正式に許可いたします」と入学許可宣言が高らかに唱えられました。
担任から呼名を受けた生徒たちは、一人ずつ「はい」と応えて立ち上がり保護者席に向き直ります。クラス全員が起立をすると、保護者席に一礼して着席。特進ハウス3クラス、1学年ハウス15クラス、計18クラスの新入生紹介が滞りなく進みました。
学校長は、心からの歓迎の気持ちを伝え式辞を述べました。建学の精神『真心教育』を紹介した上で、高校3年間で心掛けてほしい2つの提案をしました。1つめは、「人間は成功するよりも失敗することで、むしろ大きく成長することができる」と説き、失敗を恐れず、何事にも果敢に挑戦することで大きな実りを得ることができる、と新入生を鼓舞しました。2つめは、「悪い習慣を断ち切り、善い行いは意識して習慣付けていくことが大切。それが将来大きな武器となる」と強調し、学習面でも生活面でも、よい習慣の確立を勧奨しました。
保護者に対しては、「教職員が一丸となって、社会で愛され必要とされる人材の育成に努めてまいります」と本校が果たすべき方針を伝えた上で、「教育は、学校だけでできるものではありません。家庭と学校が一致協力してはじめて達成できます」と本校の教育への理解と協力を求めました。
新入生を代表して、井上瑛太くんが力強く宣誓を行いました。「私たちは自らの目標に向かい、勉強、運動に厳しい鍛錬を積み、努力していきます。自分で選んだ道なので、これから真心教育のもと、自分に責任を持ち、充実したものにしていきたいと思います」と、これから始まる高校生活への覚悟を述べました。
本日ご臨席を賜りました、ご来賓の方々をご紹介いたします。
保護者会会長 山内一平様、君津学園理事 鳥海高允様、保護者会副会長 下田剣吾様、
清和大学学長 手塚一郎様、清和大学短期大学部副学長 古川哲也様、同窓会会長 北見文雄様
山内様からは、心のこもったご祝辞をいただきました。誠にありがとうございました。
会場には明るい陽光が差し込み、春らしい穏やかな日和となりました。桜が満開を迎える入学式は、数年振りのことでした。よい式となりました。
始業式
入学式を翌日に控え、本日進級したばかりの2年生、3年生が至真殿に集まり、令和7年度の開始となる始業式が行われました。
生徒会長の沖くんが「桜が咲き誇り、春を感じられるようになりました。きょうから新学年が始まります。2年生は学校で中心的な役割を担う立場となり、3年生はそれぞれの進路決定に大いに悩む1年となることでしょう。明日は新入生が入学してきます。分からないことばかりで不安な気持ちでいっぱいだと思います。その不安を少しでも軽くするために、私たちが支えていきましょう」と挨拶をしてくれました。
学校長は、まず「3年生は最上級生として1年生2年生のよい手本となり、リーダーシップを発揮してください。さらに、卒業後の各自の進路についても真剣に考える1年間になります。これからの人生を決める重要な1年です。2年生は、昨年の経験を活かし、要の学年としての活躍を期待しています」とそれぞれの学年の生徒に語りかけました。
次に全体に対して「明日は入学式です。多くの新入生を迎えます。生徒の総数が2000名を超える規模の大きな学校として、地域の方々から注目を浴びる学校でもあります。本校の生徒であることに誇りを持ち胸を張って高校生活を送るよう、心掛けてほしいと思います」と伝えました。
さらに「これから教室に戻ると、新クラスの発表があります。敢えて毎年クラス替えをするのは、「新しい人間関係を築く」ことがみなさんの社会性を高める切っ掛けとなるからです。実社会に出れば、ときには気の合わない、価値観が異なる人たちとも一緒に生活していかなければなりません。新しいクラスでは、気の合う人も合わない人もクラスメートです。様々な地域から来た個性豊かな仲間と出会うことができるのは本校の特徴であるし、醍醐味でもあります。先ほどの表彰で伝えられたように、日本一の生徒が2人もいます。彼らがどのような毎日を過ごしているのかを知るだけでも立派な経験です」と、年度の開始に際して同質の仲間と群れるだけでなく、積極的に交友の輪を広げよう、と生徒たちを鼓舞しました。
最後に「挨拶をしっかりする」「服装を整える」「授業を重視し学習に取り組む」「安易な遅刻・欠席をしない」「清掃の徹底」、5つの要望事項を伝え、講話を結びました。
今年度から新設された「国際交流課」担当の宮越先生から、今夏行われるベトナムでの海外研修の募集告知が伝えられました。生徒指導部の鈴木先生からは、制靴・通学カバンに関する規定と、原付バイク・自動2輪の免許取得についての規定が改定される旨、連絡が伝えられました。
表彰 ~2つの日本一~
始業式では、生徒の活躍を顕彰し、表彰が行われました。卓球部と柔道部では、全国大会個人戦において見事優勝の栄冠を勝ち取りました。柔道部三木くんは、同大会において2年連続での優勝です。次に表彰の内容をご紹介します。
【卓球部】
○全国高等学校選抜卓球大会
男子シングルス 優勝 東 亮太
○関東高等学校新人卓球大会
女子団体 優勝
【ソフトテニス部】
○全日本私立高等学校選抜ソフトテニス大会
男子個人戦 3位 手塚康介、竹之内琉汰
○全日本高等学校選抜ソフトテニス大会
男子団体 3位
【柔道部】
○全国高等学校柔道選手権大会
48㎏級女子2位 若林美優
女子団体 5位
66㎏級男子3位 濵田遥樹
無差別級男子優勝 三木清夢
男子個人無差別優勝三木清夢
【吹奏楽部】
○千葉県吹奏楽個人コンクール
優良賞 フルート 内海彩里
銀 賞 ユーフォニアム 御幡隆憲
就任式
始業式に先立ち、学校長から今年度新しく本校に着任された先生方が紹介されました。また、副校長に森下文弥先生、教頭に竹内 純先生、特進ハウス長に杉山美抄先生が新たに任に就くことになりました。
学校長より紹介され、それぞれの先生方が生徒に着任の挨拶をしてくれました。
先生方のお名前と担当する教科・部活動などをお伝えします。
野田亜海先生[保健体育・柔道部]、小川侑吾先生[保健体育・剣道部]、成澤麻璃生先生[書道]、中佐怜優先生[保健体育]、中世柚希先生[保健体育・弓道部]、前田香乃先生[美術]、蝦名海飛先生[保健体育・ソフトテニス部]、木原浩貴先生[英語]、逆井裕也先生[事務室]
海外で活躍された先生、警察での勤務経験がある先生、他校で先生として勤務されていた方など、豊富なキャリア経験があり、即戦力となる先生方ばかりです。
学校長から「最後に全員の先生方へ、もう一度激励の拍手をお願いします」との言葉がかけられ、会場から大きな温かい拍手が送られました。