お知らせ
自衛隊ガイダンス ~就職指導部~
4月28日(月)、放課後に自衛隊ガイダンスを実施しました。教室で行われた説明会には、自衛官を志望する3年生5名、2年生1名が参加しました。けやき広場には特殊車両が展示されました。
防衛省自衛隊千葉地方協力本部木更津地域事務所の 主任広報官である米田様をはじめ、沼田様、須貝様、館山分駐所の東様、元第1空挺団所属の神谷様、そして今年の3月に本校を卒業し現在下志津駐屯地で任務に就かれている橋本さんにご来校いただきました。
けやき広場では特殊車両である高機動車が展示されました。下校時間ということもあり多くの生徒が関心を寄せ、中には運転席に座り写真を撮影したり、自衛官の方と写真を撮らせてもらったりする生徒も見受けられました。自衛官の方も笑顔で対応、丁寧に車両の説明をしてくれました。
ガイダンスでは、まず米田様から「17歳、18歳という年齢で、自分が何に向いているかわからない人は大勢いると思います。自衛隊には様々な職種があり、中には警察官や消防官、事務職員として勤務する人もいます。入隊後には何度も本人の適性を確認し、最適な部署へ配属されます」という説明がありました。基地内の生活では、一人一部屋かパーティションで仕切られたプライベートが守られる空間が与えられること、衣食住がすべて支給されること、休日もとりやすいことなど、福利厚生面で手厚い待遇が用意されていることに生徒たちは関心を示しました。また、退職時には再就職先が斡旋されます。公務員の別業種への道も開かれていて、東京消防庁との提携関係があり、消防官としてその後のキャリアーを歩まれる方もいるそうです。
本校OBである橋本さんからは、試験準備のポイント、現在の訓練の内容などを説明していただきました。特にライフル銃の分解と組み立ての訓練では27人中1番早くできたというエピソードに生徒たちも興味津々の様子でした。
陸海空の職務の違いや特徴、国防上の任務、時には緊迫の場面を語っていただくこともあり、笑顔で耳を傾けていた生徒たちの顔が緊張の表情に変わる瞬間もありました。自衛官のみなさんが私達の平和を守ってくれていると、あらためて実感できるガイダンスでした。
奨学金説明会
高校を卒業して大学や専門学校に進学する学生たちに向けて、日本学生支援機構が奨学金制度を用意しています。本日は至誠館にて、3年生の希望者を対象にした奨学金の説明会が開かれました。
至誠館にはおよそ300名の生徒が集まりました。今年度奨学金を担当する総務部の飯田先生から、奨学金の手続きについて丁寧な説明がありました。
配布されたパンフレットには詳細な説明があるのですが、手続きは少し複雑です。生徒たちは、規定や手順を細部まで確認した上で申請する必要があります。よくある勘違いが、この奨学金は進学後の5月からの支給になります。入学金等の支払いには充てられません。また、進学時に自分から申請しなければ支給が開始されません。さらに、在学中に成績などの現状報告をする義務があります。
残念ながら返済を滞納する人が多く、滞納額は膨大な金額になるそうです。奨学金制度は、寄付金など多くの善意で成り立っている制度です。また、返済金自体が運営資金の原資となっているため、滞納額が増え続ければ制度そのものが成り立たなくなる、と継続を危ぶむ声もあります。
奨学金を受け取る自分自身に対しては当然のことですが、次の世代が同じ恩恵を受けられるよう、「責任感を持って手続きを進めて欲しい」と飯田先生は訴えました。
警視庁ガイダンス ~就職指導部~
本日は、警視庁採用センターから、キャリアアドバイザーをお勤めになる木嶋丈男様が来校し、警察官を目指す本校生徒6名に、採用試験に向けて詳細なレクチャーをしていただきました。
警視庁が他の都道府県警と一番異なるのは、なんといっても日本の首都を守るという重い役割を背負っていることです。首都の警備は、主要な官公庁、行政機関、巨大で複雑な交通網、皇居、海外からの要人の訪問等、カバーしなければならない守備範囲が途方もなく広く、責任重大です。だからこそ抱くやり甲斐や使命感は、ほかの職業からでは得ることが難しいかもしれません。
46,500人を超える巨大組織であるからこそ、潤沢な予算を抱え装備や設備、福利厚生が、日本のどの警察機関よりも整っていることは働く側には大きな魅力です。
もちろん、参加生徒たちが最も知りたい採用試験についても詳しく説明していただきました。実は今年度より、採用試験の回数をはじめ、第1次試験では、「SPI3」の導入や教養試験の出題数削減等、実施方法や内容に変更があります。生徒たちは、論作文試験の要点や面接試験での注意点など、大切な情報を懸命にメモにとりました。
「警察官とは?」という問い掛けに、「人々の幸せを守ることです」、と木嶋様は言い切りました。「悪と厳しく対峙する強さと、困っている人に寄り添う優しさが同時に求められる仕事です」との言葉に続いて、「柔剣道の経験のある人、体力のある特別な人だけがなれる職業でありません」とも説明してくれました。警察官として必要とされる、知識と技能、体力や正義感は、採用後に警察学校でしっかりと教えてもらえます。
木嶋様は、定年を迎えられたときの体験を生徒たちに語りました。自らの警視庁でのキャリアを振り返り「やり遂げた」と大変感慨深いお気持ちを抱いたそうです。これから社会に出ようとする若者たちに、自分が専念してきた仕事を自信を持って勧めることは、誰にでもできることではありません。優しい笑顔と誠実なお話ぶりから、本物の説得力を感じました。
初戦突破 ~硬式野球部~
『第78回 春季県高校野球大会』が開幕を迎えました。本校硬式野球部は20日(日)、長生の森公園野球場第2試合にて初戦(第2回戦)を戦い、対戦校市立柏高校に5-0で勝利しました。
攻撃では、一回二死から庄村が右前打で出塁。二盗を成功させ二死二塁とすると、続く本島が適時二塁打を放ち、1点を先制。三回にも1点を追加して2-0で迎えた四回、薫田が左前長打を放ち無死二塁。増田の適時三塁打で3点目を追加。庄村、緒方の適時打で1点ずつを追加し、5-0としました。
先発を務めた川端は七回まで投げ、対戦校の打線を完封。八回より佐藤が継投し、得点を許さず最後まで投げきりました。
3回戦目は、26日(土)袖ケ浦市営野球場第1試合10:00a.m.プレーボールを予定しています。*試合進行は、天候などの事情により変更になる場合があります。その都度、県高校野球連盟ホームページで最新の情報をご確認ください。
避難訓練
本日1校時、全校一斉に「避難訓練」が実施されました。生徒たちは、放送、学級担任、誘導担当の教師、それぞれから出される注意をしっかりと聴き、指示に従い、真剣に訓練に取り組んでいる様子でした。
月曜朝のLHRで震度6以上の地震が発生。緊急放送で「全員、身を守る行動をとりなさい」と指示が出されている最中に、1階調理室より火災発生の一報が伝わるという設定で避難訓練が行われました。新年度を迎えハウスを移動し、新しい教室で初めて行われる訓練なので、生徒たちは避難経路を前もって確認の上で退避行動を執り、各ハウス(各学年)ごとに決められた避難場所へと移動しました。生徒たちは、各ハウス長からの講評を受けると、次は至真殿へ移動し全体集会が開かれました。
至真殿では、森下副校長から「全員の避難が完了したと報告されるまで、12分24秒。例年と比べても非常に早い避難完了でした。全員が迅速な行動を執ることができました。今回の訓練は、「迅速な避難」「慌てず騒がず」という目標がありました。迅速な避難には素早い行動が求められます。これは必ずしも、避難場所まで速く走ることを意味していません。注意や指示を聴いてから即座に行動することが重要です」と心構えが伝えられました。
また、「杞憂」という言葉にまつわる、中国の故事を紹介し、「1923年の関東大震災、1995年の阪神淡路大震災、2011年の東日本大震災を振り返れば、震災は杞憂ではないことが分かります。いつ起こるのかは分かりませんが、必ず起きます。その「いつか」に緊迫感を失わず、次回の訓練にも取り組んで下さい。また、災害は学校にいる時にだけ起こるわけではありません。「万が一」のときにどう備えるか、ご家庭でも話し合う機会を設けて下さい」と避難訓練への講評を述べました。
災害担当、環境整備課長軽込先生からは、今回の設定ではカバーされていない状況を具体的に示し、「学校内で災害が発生した場合は、教員の指示に従って行動するよう」生徒たちに促しました。また、『常時必携 大規模災害発生時における行動マニュアル』を示し、学校以外の場所で被災した場合の対処方法なども紹介しました。最後に、「次回の避難訓練は、日時を予告せずに行います」と伝え、集会を終えました。
海外研修保護者説明会
4月19日(土)午前10時より、本校音楽ホールにて今年度「海外研修保護者説明会」が行われました。保護者・生徒29組の参加があり、大変盛況な説明会となりました。
初めに学校長から、国際教育・国際交流に重点を置いている本校の教育方針と、海外研修の意義が伝えられました。「国際社会の中で日本が経済的な求心力を失いつつあるなか、国内では少子高齢化、労働力不足等、様々な問題を抱えているという現状を認識した上で、現在大きな勢いをもって発展し続けている同じアジアのベトナムから多くのことを学び体験することは、生徒にとって大変意義深いことです」と強調しました。
さらに、「ベトナムでの滞在先であるダナン市と木更津市は『友好協力関係構築に関する覚書』を締結しており、様々な分野で交流が行われています。本校でも昨年3月、インターアクト部生徒による現地での研修に続き、8月にも一般参加の生徒18名が6日間にわたる研修活動を行った実績があります。また、木更津市に本社を置く株式会社三日月が産学官連携の一環としてこの友好協力関係に協賛していただいています。同社が経営するダナン市の五つ星リゾートホテルを宿泊場所として利用することで、万全な安全対策の元で滞在できると同時に、研修費用を最大限安価に抑えることも可能となっています。今回の研修でも、世界有数のリゾート地であるダナンビーチを始めとするダナン市内観光や世界遺産であるホイアン観光に加え、現地で行われている様々な国際協力活動や日系企業の視察、現地の国立大学であるダナン大学学生との終日にわたる交流など多彩で有意義な活動を予定しております」と説明が加えられました。
ベトナムの国・都市・食文化についての紹介ビデオ上映の後、昨年度のベトナム海外研修を引率した本校国際交流課長宮越先生から、昨年度の詳しい報告がありました。昨年度の写真をスライド形式で見ながら、単なる旅行ではない「研修旅行」としての様々なプログラムについて話がありました。
続いて、研修旅行を開催する近畿日本ツーリストの金杉様より、滞在先である「ダナン市の概要」「研修のポイント」「飛行機・ホテル」「研修行程」「申込と研修費用」の5点について詳しい案内が行われました。今年度引率を担当する本校国際交流課の米本先生から挨拶があり、最後に再び宮越先生から21日(月)から始まる「海外研修参加申込書」の受付について話がありました。宿泊先の関係で16名という定員が設けられているために、先着順による申込書の受付となります。今後も、海外研修についてこちらの新着情報にて様々なお知らせをしていきますので、お見逃しなきようにお願いいたします。
インターンシップ説明会 ~就職指導部~
お昼休みに、就職指導部が主催するインターンシップ説明会を実施しました。3学年18クラスを前後半に分け、4月17日(木)前半クラスは94名、18日(金)は後半クラスから95名の参加者がありました。
本校ではインターンシップ実施に際し、毎年60以上の企業や官公庁、医療・介護施設、保育施設、宿泊、サービス施設、イベント設営会社などにご協力をお願いしています。
3年生は進路について真剣に考え始めなければならない時期を迎えました。参加者には就職希望者ばかりでなく進学志望の生徒も大勢いて、各自の進路に有益な研修先を探しインターンシップを申し込みます。昨年度は68団体の協力があり、151名が参加しました。そのうち関連する職種に進んだ生徒は50%に達しています。進路を決定する段階で、生徒はインターンシップでの経験を判断材料として適切に利用しているようです。
インターンシップでは、学校ではできない職業体験をすることができます。期間は5月から6月、参加日数は1日から最長3日間。その間は企業や団体の一員となり現場で働きます。ゴルフ場や自動車販売、消防署の訓練など、実際のインターンシップの様子を写真で紹介すると生徒たちは大きな関心を示しました。
みんなが自分の希望する進路に進めるよう、頑張れ総合生!
建築ガイダンス ~就職指導部~
4月16日の放課後、企業からお二人の講師をお招きして、「建築ガイダンス」を行いました。将来、建築・建設関係の道に進みたいという高い志を持つ3年生が3名参加しました。
講師としてご来校いただいたのは株式会社ダイニッセイの中山浩一様、釜石美麗様のお二人です。業界の現状ややりがい、どんな仕事があるのか、取得できる資格などについて、詳しく教えていただきました。
まず釜石様から、ダイニッセイの実績について紹介していただきました。ダイニッセイは“東京ソラマチ”で有名なスカイツリーイーストタワーの建設をはじめ、東京駅丸の内駅舎の保存・復元、県内では市原市五井駅前のマンションや本校近くのユニクロの店舗を手掛けるなど、現在最も熱い建設会社の1つです。
ビルや橋梁、ダムなどを完成させるまでには、「施工図」、「加工場」、「現場」という段階を踏みます。通常はこの1つ1つをそれぞれの専門企業が担当するのですが、ダイニッセイはこれら3つの業務を一社でこなします。1社で担うからこそ、コストを下げ工期を短縮するなどのメリットがあります。また、鉄筋の端材を出さないようにするため、ロール状の鉄筋を社内で断裁し無駄をなくす技法をいち早く採用し、SDGsに貢献しています。ダイニッセイで若くして現場責任者に抜擢された社員の話などを聞き、生徒たちは目を輝かせていました。
つづいて中山様から鉄筋施工技能検定について説明をしていただきました。中山様は厚生労働省認定「ものづくりマイスター」に資格を持ち、その指導の下多くの方が検定に合格し建築業界で活躍されているとのことです。中山様から実演を含めた指導を受け、生徒たちはハッカーという工具を用いて鉄骨同士を針金で結びつける体験をさせてもらいました。
ダイニッセイは「鉄の結束で未来を造る」というスローガンを掲げます。「鉄の結束」は鉄骨を結びつける強さと仲間同士の結束力の強さの両方を意味し、堅い絆こそが未来を創り上げるのだ、という意気込みを示しています。まもなく3学年では、インターンシップが実施されますが、今回参加した生徒たちインターンシップで建築の基礎を学びたいと目を輝かせていました。中山様、釜石様、ダイニッセイの皆様、本当にありがとうございました。
部活動紹介・体験入部
『部活動紹介』は、年度最初の生徒会企画です。至真殿に集まった新入生へ、全ての部活動(運動部16,文化部17)・同好会(10)が紹介されました。
部活動紹介の始まりに際して、学校長は「1年生は月曜日の準備登校から様々な行事が目白押しで少し疲れを感じている人もいると思いますが、金曜日のきょうは、部活動紹介と体験入部で1日を過ごすことになります。
部活動や同好会に入ると、経験のある競技や特技を高校でも続け、さらに技能を高めることができるという利点があります。また、高校に入ったことを切っ掛けに、全く新しいことにチャレンジをすることもできます。新しい世界に一歩を踏み出すことになるからこそ、課題に直面しそれを乗り越えることで成長することができます。そして一番大切なのは、クラスや学年の枠を超えた交流ができる、出会いがあるということです。本校には個性豊かな、2,100名もの生徒たちがいろいろな地域から通っています。どの活動にも参加しなければ、そのような人たちと全く顔を合わせず、言葉も交わさずに3年間を過ごしてしまうかもしれません。仲間を作ることで、価値観を共有し知見を広げることにつながります」と述べ、一人でも多くの生徒が部活動・同好会に加入することを期待しました。
生徒会長、沖くんが「周囲を見渡せばわかるように、多くの部活動の上級生たちが、みなさんのために準備をしてくれました。本当に多くの部活動・同好会があるので、きっとみなさんが気に入る団体があると思います。是非興味を持てる活動を探してみてください」と、部活動・同好会への積極的な見学を促しました。
午前中に行われた部活動紹介では、全43団体が決められた制限時間内で、所属団体の特徴や活動の様子を上手に伝えました。競技や練習の様子を実演して、見学する1年生から喝采を浴びる団体が目立ちました。一方、視覚に訴えるパフォーマンスをするには明らかに不利な団体もありましたが、なかには見事な(過剰な?)演出で会場を沸かせる強者もいました。
午後には、それぞれの練習施設や教室を巡っての部活動・同好会体験でした。見学にとどまらず、競技や活動を実際に体験できるところがミソです。人気の団体には人だかりもできて、まるで春の文化祭の様相を呈していました。
オリエンテーション ~1年生~
1年生は、1校時目の対面式を終えると、午前中はクラスごとに動き、LHRの枠の中で、個人写真の撮影をしたり新しい教科書を受け取ったりしました。午後は再び至真殿に集まり、様々なガイダンスを受けました。
オリエンテーションのしおりには、「生徒心得」「服装規定」ほか、進路関係の資料なども掲載されていて、担当する教師から関係する文書について説明が行われました。
生徒指導部長鈴木先生から、通学時の注意、学校内外での過ごし方、服装や頭髪に関する規定について説明を受けました。「お互いに挨拶をしっかり交わしましょう」と挨拶の励行が呼びかけられました。
進路関係については、進学指導部長竹下先生から、進学に関する概要が説明されました。多くの生徒が利用する「総合型選抜」では、人物評価が重視されます。調査書に記載される評定平均値、出欠席の記録、検定試験等がその評価に大きく影響するので、日々の学校生活、授業や課外活動でアピールできる材料を作る必要があります。学力試験が伴う「一般選抜型」入試では、プラスアルファの学力をつけるために、問題集やスタサプなどに積極的に取り組むことを求めました。
就職指導部長寺岡先生は、「自分が社長という立場で、どの様な人物を雇用したくなるか、考えてみてください」という問い掛けから説明を始め、「挨拶をしっかりする」こと、「欠勤をしない」こと、そして基礎学力がいかに大切かを強調しました。中学生の頃だらしない生活をしていても、高校から頑張って一発逆転の成功を勝ち取った卒業生が大勢いることを伝えて生徒たちを励ましました。どちらの先生も、進学指導室・就職指導室を有効に利用して欲しい、と訴えました。
国際交流課の宮越先生からは、7月にベトナムで予定されている「海外研修」の説明がありました。SNSを使えばいくらでも海外の情報を得られる時代ですが、実際に現地に行って、その土地の空気を吸い当地のものを食べ、いろいろな人たちと交流するという体験をしなければ得られないものがある、と説きました。超高級リゾートホテルに宿泊しますが、企業の協賛があり料金は最大限安価に抑えられています。まずは、4月19日(土)の説明会に参加しましょう。
養護教諭の宍倉先生からは、保健室の利用方法、スクールカウンセラーの紹介、全員が加盟する保険について説明がありました。授業中や部活動ばかりでなく、登下校中のケガも保障されています。
生徒指導部で1年生を担当する押本先生から、服装や身だしなみについて注意がありました。学校生活では必要ないアクセサリーやお化粧は厳に控えなければなりません。
生徒たちは、必要な事柄をしおりにメモをしながら、最後までしっかりと聴いていました。
対面式
至真殿メインフロアーに全学年が集まり、新入生と2、3年生とで、『対面式』が行われました。
新入生がステージ側に並び、後方に在校生の2、3年生が並びました。号令に合わせて1年生が回り右。後方に身体を向けて、1年生と在校生が初めて対面をする瞬間となりました。
在校生を代表して、生徒会長の沖くんが「新入生のみなさん、木更津総合高校へのご入学おめでとうございます。みなさんと学校生活を送れることを楽しみにしていました。新しい環境で慣れないことも多く、不安なことばかりだと思います。私たち自身も入学時は多くの不安を抱えていました。しかし、先輩方の助けがあり安心できたことを覚えています。今度は、私たちがみなさんの不安を取り除く番です。困ったことがあれば何でも私たちに訊いてください。
これから、およそ2,000人もの生徒が学校生活を共にすることになります。多くの部活動や同好会、学校全体が大いに盛り上がる文化祭や体育祭など、本校では他の学校では味わえない様々な経験をすることができます。是非、多くの仲間や先生方とのかかわりを通し、お互いに成長していきましょう。もうみなさんは木更津総合高校の一員です。一緒に最高の学校生活を送っていきましょう」と、温かい言葉で1年生を迎えました。
新入生を代表して、橋爪真人くんが「激励の言葉ありがとうございました。私たち1年生は、高校生活に馴染みも少なく、不安に感じること、戸惑うことが沢山あります。しかし、先輩方と協力して早く総合高校での生活に慣れ、部活動や勉強、様々なことに頑張って取り組んでいきたいと思います。ご指導よろしくお願いします」と、これからの抱負を述べて、上級生たちに応えました。
副校長からの「いま、沖くんと橋爪くんからは、素晴らしい挨拶をしてもらいました。握手をお願いします」との言葉で、ステージ上で二人が堅い握手をすると、会場からは大きな拍手が送られました。
「昨日、桜が満開のなか、新入生717名を迎えることができました。2年生3年生を含めて、2,107名。すべての学年が揃い、いよいよ新しい、令和7年度の木更津総合高校がスタートします。言うまでもなく、様々な学校行事、学校生活は生徒が中心になります。1年生は、先輩や先生方の助けを借りて、1日も早く学校生活に慣れて下さい。各学年、各ハウスが協力し合い、最高の学校生活を過ごしていきましょう。改めて、大きな拍手を!」と促されると、再び大きな拍手が沸き起こりました。
入学式
本日、『第23回 入学式』が挙行されました。高校生活のスタートを祝うかのように満開の桜が咲き誇るなか、今年度新入生717名とその保護者のみなさまが会場に集いました。
吹奏楽部の演奏と会場から送られる大きな拍手とともに、新入生が入場しました。全員が入場を終えると、学校長から「木更津総合高等学校校長は、717名の入学を正式に許可いたします」と入学許可宣言が高らかに唱えられました。
担任から呼名を受けた生徒たちは、一人ずつ「はい」と応えて立ち上がり保護者席に向き直ります。クラス全員が起立をすると、保護者席に一礼して着席。特進ハウス3クラス、1学年ハウス15クラス、計18クラスの新入生紹介が滞りなく進みました。
学校長は、心からの歓迎の気持ちを伝え式辞を述べました。建学の精神『真心教育』を紹介した上で、高校3年間で心掛けてほしい2つの提案をしました。1つめは、「人間は成功するよりも失敗することで、むしろ大きく成長することができる」と説き、失敗を恐れず、何事にも果敢に挑戦することで大きな実りを得ることができる、と新入生を鼓舞しました。2つめは、「悪い習慣を断ち切り、善い行いは意識して習慣付けていくことが大切。それが将来大きな武器となる」と強調し、学習面でも生活面でも、よい習慣の確立を勧奨しました。
保護者に対しては、「教職員が一丸となって、社会で愛され必要とされる人材の育成に努めてまいります」と本校が果たすべき方針を伝えた上で、「教育は、学校だけでできるものではありません。家庭と学校が一致協力してはじめて達成できます」と本校の教育への理解と協力を求めました。
新入生を代表して、井上瑛太くんが力強く宣誓を行いました。「私たちは自らの目標に向かい、勉強、運動に厳しい鍛錬を積み、努力していきます。自分で選んだ道なので、これから真心教育のもと、自分に責任を持ち、充実したものにしていきたいと思います」と、これから始まる高校生活への覚悟を述べました。
本日ご臨席を賜りました、ご来賓の方々をご紹介いたします。
保護者会会長 山内一平様、君津学園理事 鳥海高允様、保護者会副会長 下田剣吾様、
清和大学学長 手塚一郎様、清和大学短期大学部副学長 古川哲也様、同窓会会長 北見文雄様
山内様からは、心のこもったご祝辞をいただきました。誠にありがとうございました。
会場には明るい陽光が差し込み、春らしい穏やかな日和となりました。桜が満開を迎える入学式は、数年振りのことでした。よい式となりました。
始業式
入学式を翌日に控え、本日進級したばかりの2年生、3年生が至真殿に集まり、令和7年度の開始となる始業式が行われました。
生徒会長の沖くんが「桜が咲き誇り、春を感じられるようになりました。きょうから新学年が始まります。2年生は学校で中心的な役割を担う立場となり、3年生はそれぞれの進路決定に大いに悩む1年となることでしょう。明日は新入生が入学してきます。分からないことばかりで不安な気持ちでいっぱいだと思います。その不安を少しでも軽くするために、私たちが支えていきましょう」と挨拶をしてくれました。
学校長は、まず「3年生は最上級生として1年生2年生のよい手本となり、リーダーシップを発揮してください。さらに、卒業後の各自の進路についても真剣に考える1年間になります。これからの人生を決める重要な1年です。2年生は、昨年の経験を活かし、要の学年としての活躍を期待しています」とそれぞれの学年の生徒に語りかけました。
次に全体に対して「明日は入学式です。多くの新入生を迎えます。生徒の総数が2000名を超える規模の大きな学校として、地域の方々から注目を浴びる学校でもあります。本校の生徒であることに誇りを持ち胸を張って高校生活を送るよう、心掛けてほしいと思います」と伝えました。
さらに「これから教室に戻ると、新クラスの発表があります。敢えて毎年クラス替えをするのは、「新しい人間関係を築く」ことがみなさんの社会性を高める切っ掛けとなるからです。実社会に出れば、ときには気の合わない、価値観が異なる人たちとも一緒に生活していかなければなりません。新しいクラスでは、気の合う人も合わない人もクラスメートです。様々な地域から来た個性豊かな仲間と出会うことができるのは本校の特徴であるし、醍醐味でもあります。先ほどの表彰で伝えられたように、日本一の生徒が2人もいます。彼らがどのような毎日を過ごしているのかを知るだけでも立派な経験です」と、年度の開始に際して同質の仲間と群れるだけでなく、積極的に交友の輪を広げよう、と生徒たちを鼓舞しました。
最後に「挨拶をしっかりする」「服装を整える」「授業を重視し学習に取り組む」「安易な遅刻・欠席をしない」「清掃の徹底」、5つの要望事項を伝え、講話を結びました。
今年度から新設された「国際交流課」担当の宮越先生から、今夏行われるベトナムでの海外研修の募集告知が伝えられました。生徒指導部の鈴木先生からは、制靴・通学カバンに関する規定と、原付バイク・自動2輪の免許取得についての規定が改定される旨、連絡が伝えられました。
表彰 ~2つの日本一~
始業式では、生徒の活躍を顕彰し、表彰が行われました。卓球部と柔道部では、全国大会個人戦において見事優勝の栄冠を勝ち取りました。柔道部三木くんは、同大会において2年連続での優勝です。次に表彰の内容をご紹介します。
【卓球部】
○全国高等学校選抜卓球大会
男子シングルス 優勝 東 亮太
○関東高等学校新人卓球大会
女子団体 優勝
【ソフトテニス部】
○全日本私立高等学校選抜ソフトテニス大会
男子個人戦 3位 手塚康介、竹之内琉汰
○全日本高等学校選抜ソフトテニス大会
男子団体 3位
【柔道部】
○全国高等学校柔道選手権大会
48㎏級女子2位 若林美優
女子団体 5位
66㎏級男子3位 濵田遥樹
無差別級男子優勝 三木清夢
男子個人無差別優勝三木清夢
【吹奏楽部】
○千葉県吹奏楽個人コンクール
優良賞 フルート 内海彩里
銀 賞 ユーフォニアム 御幡隆憲
就任式
始業式に先立ち、学校長から今年度新しく本校に着任された先生方が紹介されました。また、副校長に森下文弥先生、教頭に竹内 純先生、特進ハウス長に杉山美抄先生が新たに任に就くことになりました。
学校長より紹介され、それぞれの先生方が生徒に着任の挨拶をしてくれました。
先生方のお名前と担当する教科・部活動などをお伝えします。
野田亜海先生[保健体育・柔道部]、小川侑吾先生[保健体育・剣道部]、成澤麻璃生先生[書道]、中佐怜優先生[保健体育]、中世柚希先生[保健体育・弓道部]、前田香乃先生[美術]、蝦名海飛先生[保健体育・ソフトテニス部]、木原浩貴先生[英語]、逆井裕也先生[事務室]
海外で活躍された先生、警察での勤務経験がある先生、他校で先生として勤務されていた方など、豊富なキャリア経験があり、即戦力となる先生方ばかりです。
学校長から「最後に全員の先生方へ、もう一度激励の拍手をお願いします」との言葉がかけられ、会場から大きな温かい拍手が送られました。
入学前準備登校
正門からの坂道を桜のトンネルを抜けて、大勢の新入生が登校してきました。本日は、入学前の準備登校日を迎えました。至真殿ステージでは、第1学年ハウス長、森淳一先生から各クラス担任、学年担当者の紹介がありました。
新入生は、至真殿入口でしおりを受け取り、2階メインフロアーで担任の先生からネームプレートをもらって、所属するクラスの列に座りました。
学校長からは、「正式な入学を前にして、初めて本校の制服を着て登校する日を迎えました。制服を着ている姿を見れば、誰もがみなさんを木更津総合高校の生徒であると認識します。これからは本校の一員となったという自覚をもって過ごして欲しいと思います。
周囲を見渡せば、実に多くの新入生が入学したことが分かります。全部で18クラス、名簿から自分の名前を探すのも大変だったと思います。様々な中学校から、普通の高校の2倍超から3倍近い数の生徒が集まっています。ここで出会ったのは、縁あってのことです。自分のクラスだけでなく、他のクラスの仲間達とも支え合って、充実した3年間を送って下さい。
みなさんは、いろいろな選択肢があるなかで本校を選んで進学を果たしました。高校生活は楽しいこともありますが、辛いこと、苦しいこともあるはずです。自分の決断に責任を持ち、3年間を過ごして欲しい、それが本日みなさんへ伝えたい唯一のことです。一人も欠けることなく卒業を迎え、有益な3年間であったと振り返ることができるよう頑張って下さい。きょうがその第一日目となります」と激励の言葉が送られました。
午前中は、至真殿にて、入学式と校歌の練習を行いました。昼食をはさんで午後には、クラス教室でホームルーム。担任から諸注意やロッカーの使用方法などが伝えられました。クラスによっては、校内を巡る施設見学に出かけたり、満開を迎える桜を背景に写真を撮ったり、下校の時刻まで様々なガイダンスが行われました。
木更ZOO FESTIVAL
鳥居崎海浜公園内まごころ広場で開催された“♪ZOO FEST”に、本校和太鼓部が出演。和太鼓の音が春風に乗って、会場に響き渡りました。
市民団体ZOO FESTが主催する同フェスは、地元のパフォーマー18団体が集い、音楽やダンスを繰り広げるイベントで、3月29日(土)、30日(日)の2日間にわたって開催されました。
本校和太鼓部は、30日正午より登場。代替わり後の初の演奏となりました。初々しい立ち振る舞いに、ご来場のみなさまから温かいご声援をたくさん送っていただき、元気いっぱいのパフォーマンスを繰り広げることができました。先日引退した卒業生も助っ人で参加。演奏を大いに盛り上げてくれました。『睦(むつみ)』『祭り』『桜宴華(おうえんか)』の3曲をお届けしました。
会場には、キッチンカーの出店などもあり、公園を散策する大勢の家族連れでにぎわいました。演奏の間、絶えることのない手拍子と、惜しみない拍手をたくさん送っていただきました。本当にありがとうございました。
“Inspired 100”に選出
本校生徒、山之口京樹くんが、全国の10代の問いを表彰する「Inspired100」に選出されました。
「Inspired100」は、株式会社Inspire Highが実施する、全国の10代100⼈の問いを表彰する 取り組みです。全国から集まった約2,500件のエントリーから、100の問いが選出され、年 鑑に収録されました。 年鑑には、⽣徒の探究内容と、Inspire Highに登場するガイドや10代を応援する審査員の メッセージも掲載されています。 以下のリンクから詳細をご覧ください。
詳細はこちら:https://www.inspirehigh.com/news/2025-03-17-01
集大成発表会 ~和太鼓部~
本日部活動棟4階において、本校和太鼓部による発表会が催されました。『青瞬 ~第22代目集大成発表会』と銘打っての今回の演奏会は、今年度卒業生の引退式を兼ねており、部員のご家族、OB・OG、同期の仲間が多数会場に駆けつけてくれました。
演奏会は2部構成で、第1部では、『祭り』『INORI』『陸(むつみ)』『秩父屋台囃子』の4曲、第2部では、『楽(らく)』『奏音(かなた)』『桜宴華(おうえんか)』の3曲、計7曲を披露しました。賑やかで威勢のいい曲が基調となる和太鼓演奏ですが、東日本大震災を機に作られた『INORI』では、深刻な災害に見舞われる地域が相次ぐ昨今、被災地の息災を祈る部員たちの気持ちが込められた演奏となりました。また『桜宴華』では、2月23日にイオンモール木更津で行われた、書道部とのコラボ企画で手掛けられた作品を披露。あの時の出来事が鮮やか蘇りました。
演奏を終えると、在校生部員より卒業生へ花束と記念品の贈呈がありました。ここで終了かと思いきや、何と在校生からのサプライズ、新曲『潮合い』が披露されました。タイトルには「潮目の合うチャンスが来た」という意味が込められ、3年生への感謝と門出を祝う気持ちを込めて演奏されました。
22代目の部長を務めた伊藤さんが、あまりに見事な演奏を目の当たりにして「こんなにも成長してくれるなんて」と号泣。3年間を振り返っての挨拶では、仲間への感謝の気持ちが溢れていました。コロナ禍の影響が色濃く残る入学時から、3人で支え合った年月は、何ものにも代えがたい思い出となりました。
卒業生からも、3年間自分たちを支えてくれた方々への感謝と在校生への激励の気持ちを込めて、『青瞬』を披露。高校3年間、数多の演奏の最後を飾る、名演奏となりました。
国際交流
本日も、遙々インドから30名の生徒が本校を訪れ、交流会が開かれました。
来校したのは、Delhi Public School Bhillaiの11歳から17歳の生徒さんたちでした。至誠館での歓迎セレモニーではオールイングリッシュで、ESS部の生徒が司会進行、インターアクト部の生徒が生徒を代表して歓迎の挨拶を務めました。
歓迎セレモニーでは、双方の学校の先生と代表生徒の挨拶に続き、記念品の交換が行われました。また、インドの生徒たちには本校が発行する、“Certificate of Participation(学校交流証明書)”が一人ひとりに手渡されました。
セレモニーの後には、男女2グループに分かれて校内を見学。主にクラブ活動を見てもらいました。バスケットボールやバドミントンは、インドでも盛んに行われている競技ですが、武道系の競技は直に見るのは初めての様子でした。剣道の鋭いかけ声に驚いてしまう生徒もいました。柔道場では男子に柔道着を着てもらい、弓道場では女子はゆがけ(弓を引くときに用いるグローブ)をつけて、少しだけ競技体験をしてもらいました。和太鼓の演奏も好評でした。インドの男子生徒が上手に笛を吹き始め、部員を驚かせていました。
インドの年度も日本と同じ、4月からは始まり3月に終わるそうなので、春休みを利用しての日本訪問でした。20日に来日し京都・広島を巡り、本校に立ち寄ってくれました。希望参加制の研修ツアーで、全員が日本は初めて。テレビやインターネットで日本の情報にはたくさん触れることができますが、現地に赴き同世代の若者とダイレクトに交流したことは、貴重な体験になったはずです。
旅の後半は、東京、箱根、富士山など、要所を押さえたコースを堪能するそうです。
終業式
今年度の最後を締めくくる、終業式が至真殿にて行われました。生徒会長と学校長より、挨拶がありました。
生徒会長、沖くんは「先日卒業式が行われ、我々在校生のみとなりました。大きな存在であった3年生が卒業してしまい不安もあると思います。しかし4月には新入生を迎えます。我々が上級生として1年生を支え、学校運営を担うことになります。私たちが模範を示し、この学校をより良くするために頑張っていきましょう。体調管理に努め、4月の始業式には全員がここに集まり、新年度に臨みましょう」と来年度の健闘を呼びかけました。
学校長は1年間の学校生活を振り返り、学校行事やクラブ活動等での生徒たちの活躍ぶりを讃えました。遠足、体育祭と文化祭、2年生の修学旅行、予餞会や芸術鑑賞等の行事では、生徒達が積極的に参加し喜んでいた様子に好感を示し、文化部、運動部とも大きな成果を実らせたことを賞賛しました。特に、6年ぶりとなった夏の甲子園大会への出場に触れ、野球部員の奮闘はもとより全生徒が千葉県大会から甲子園まで一丸となって応援に励んだ様子を、「学校が一体となった」と評価し、今年度を「思い出に残る1年間でした」と講評しました。
次に、進級後の心構えについて言葉を続けました。1年生へは「初めての高校生活にためらうこともあったでしょうが、この1年間の経験を活かして新入生に手本を示すつもりで頑張って欲しいと思います」と語り掛け、2年生へは「いよいよ高校生活の最後の1年を迎えることになります。進路を決定する大切な1年です。目標を立てそれを実行できる1年としましょう」と激励しました。
さらに全生徒へ向け、「新年度は、今年と同じ1年を過ごすのではなく、新しいことに挑戦する1年となるようにしましょう。挑戦をすれば、失敗してしまうこともあります。しかし失敗は無駄にはならず、次の成長への糧となります。失敗を恐れて何もしなければ、成長するチャンスは失われてしまいます。成功の対義語は、失敗ではなく、何もしないことです。また、本校では新年度に必ずクラス替えがあります。新たな出会いを経て、様々な価値観や異なった考えを持つ人と交流する、この得がたい機会を大切にしてください」と講話を述べました。
表彰
離任式に続き、生徒の活躍を顕彰して、表彰が行われました。以下に、ご紹介いたします。
【夏の課題受賞】
○手紙作文コンクール
佳作 高橋 蘭、征矢千優
特別賞 佐藤 駿
金賞 神崎桜子
○明るい選挙啓発ポスター
木更津市 金賞 唐亀夢香
銀賞 中村一千香
千葉県 優良賞 中村一千香
佳作 唐亀夢香
○千葉県環境月間ポスター
優秀賞 田中ひのあ
奨励賞 川名里心、竹内万央、平賀くるみ、
勝 優花、関口晴音
○本校読書感想文・体験レポート
最優秀賞 石井悠大(体験レポート)
優秀賞 品田桃花(感想文)
【吹奏楽部】
○千葉県吹奏楽個人コンクール
安房・上総地区予選
高校生フルート部門 金賞 内海彩里
(地区代表・千葉県大会出場認定)
高校生ユーフォニアム部門 金賞 御幡隆憲
(地区代表・千葉県大会出場認定)
高校生サクソフォン部門 金賞 矢野彩芽
高校生チューバ部門 銀賞 岡戸凛音
○千葉県私学吹奏楽大会
優良賞
【書道部】
○全日本書初め大展覧会
日本武道館賞 兼清琉那
【ソフトテニス部】
○きらめきソフトテニス大会
シングルスの部 女子第3位 木部理央
【バドミントン部】
○千葉県私立高等学校バドミントン選手権大会
男子学校対抗の部 第3位
○千葉県協会及び千葉県高等学校体育連盟主催大会において
優秀学校賞
離任式
終業式に先立ち、離任式が行われました。今年度末で本校を去られる先生方より、お一人ずつご挨拶をいただきました。
学校長のご紹介の順に、離任される先生方のお名前をお伝えいたします。
吉永雄介先生(理科)、森井孝圭先生(保健体育)、石田康夫先生(保健体育)、田村友宇一先生(副校長)
4名の先生方より、「高校生が持つ、溢れるエネルギーをそれぞれが目指すものに注いでほしいです」、「あっという間に過ぎ去る高校生活を、悔いが残らないよう充実したものにして欲しいです」「健康を保つことで何でもすることができます。みなさんのご活躍を期待しています」「高校生活は掛け替えのないものです。この3年間を精一杯悔いの残らないよう過ごして下さい」と、それぞれ心のこもったお言葉をいただきました。
石田先生は、木更津中央高校時代から43年間のご勤務でした。田村副校長は、ご自身が木更津中央高校第12期生としてご卒業。大学をご卒業後すぐ、木更津中央高校で教師人生をスタートさせ47年間を本校で過ごされました。お二人が本校での永年のご勤務を振り返り、感慨深く語られる姿が大変印象的でした。
最後に学校長より、「先生方の第2の人生への新たな門出に、激励の気持ちを込めて、拍手をお願いします」との言葉に、会場からは大きな温かい拍手が送られました。
芸術鑑賞会
本日は、至真殿にて『芸術鑑賞会』が催されました。ご出演はゴスペルヴォーカルグループの、Star Lightsのみなさん。会場の全員を魅了する、さすがの歌唱力でした。
【Star Lightsのご紹介】日本ゴスペル界の第一人者“ビッグママ”こと、亀渕友香さんが率いるヴォーカルグループです。ソロシンガー、バンドボーカル、プロダンサー、ミュージカル女優など様々な分野で活躍するエンターテイナーが結集した、プロ集団です。
19世紀後半アメリカの黒人教会では、独特なアレンジを加えて讃美歌が歌われるようになりました。奴隷時代の労働歌、黒人霊歌、ジャズやブルースなどの影響を受け、しだいに高い音楽性を具えるようになり、今日我々が知る、ゴスペルソング(福音唱歌)と呼ばれる音楽が誕生しました。
その成り立ちの過程を反映するように、数々の作品は様々な曲調に富み、表現力豊かなパフォーマンスは世界中で人気を博しています。手を打ち鳴らして強いリズムを刻み、call and response(ヴォーカルとコーラスとの呼応)のさなか、つんざくような高音で神への賛歌を歌い上げるシーンは、ゴスペルの醍醐味です。
ステージは、“God Great God”、“Deep River”などのスタンダード曲から始まり、日本でゴスペルが一般に広まる切っ掛けとなった映画『天使にラブソングを』から“Oh Happy Day”、“Joyful Joyful”などの3曲、J-popを含めて全部で17曲を披露していただきました。本校の校歌もStar Lightsのみなさんが歌うと、まるで趣が異なる大人っぽい雰囲気が漂う曲になりました。
途中詳しい曲紹介もしていただきました。日本人にもなじみの“When the Saints Go Marching In”(聖者の行進)は、アップテンポな明るいイメージにもかかわらず、何と葬送曲として歌われた曲。“Amazing Grace”(アメージンググレース)は、奴隷商人の白人が嵐に襲われた際、難破を逃れたことで改悛し神への感謝を表した曲だそうです。この解説の途中、雷鳴とともに会場の外がにわかに掻き曇り、春の嵐に見舞われるというハプニングもありました。
Star Lightsのみなさんの元気なリードで、会場は大いに盛り上がりました。あたかも楽器が奏でるような歌声に、生徒たちは仰天。ゴスペルのとりことなりました。
入学候補者説明会 2回目
先月22日(土)に続き、第2回目となる『入学候補者説明会』が行われました。本日は、正午までにおよそ180名の生徒が来場しました。
入学候補者は、「お早うございます」と元気に挨拶をしながら、正門から続く坂道を上ってきました。今回も説明動画が配信され、参加者は事前に視聴の上(見逃した人は、会場で視聴できます)、手続きに臨みました。必要書類の提出に加え、希望コース、選択科目へのアンケート、制服・体操着のサイズを確認し、すべての入学候補者が無事手続きを終了しました。
明日14日(金)には、候補者全員が登校し、『入学候補者実力試験』が実施されます。
4月7日(月)から新入生としての登校(準備登校)が始まります。入学への準備が、着々と進んでいきます。
保護者対象進路ガイダンス ~就職指導部・進学指導部~
本日、3年生への進級を間近に控えた2年生の保護者を対象に、進路ガイダンスが開催されました。会場は、清和大学1201教室。90名を超える保護者に参加していただきました。
ガイダンスの始まりには、学校長より講話が伝えられました。「ほぼ一律に高校進学を目指す、中学3年の時とは異なり、高校3年次での進路選択は、大学・専門学校への進学。または、企業への就職等、選択の幅が大きく広がります。ただし、どんな選択をしょうとも、社会に出た際自分が何をやりたいのか、どのような人生を過ごしたいのかをよく考え、数年後を見据えた決断をしてほしいと思っています。そして、残り1年間の高校生活では、しっかりした日常を過ごし、学業を疎かにしないことがいかに大切であるかを自覚してほしいです。何事にも真摯に取り組む姿勢こそが、進路決定の助けとなってくれます。保護者のみなさまからのサポートもよろしくお願いいたします」と保護者への協力を求めました。
就職指導部、寺岡指導部長は、高止まりする求人倍率(=超売り手市場)といった、最近の就職事情や、インターンシップ、企業を招いての説明会、公務員採用試験対策講座など、日頃の取り組みを詳しく紹介しました。「生徒の適性や希望を十分考慮することで、短期での退職を避け、長く働ける就職先を生徒と一緒に探していきます」とその方針を伝えました。また、現段階で内定を得られていない生徒がいることに触れ、「最後まで諦めない、諦めさせない」と就職指導部のモットーを唱えました。
進学指導部、竹下指導部長は、卒業生の進路状況、「一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜」などの入試制度について詳しく解説。さらに、学校選びの注意点、進学にかかる費用などについても説明がありました。
両指導部長とも進路決定にあたって「親子で一緒に考えてほしい」、「親の意見もしっかり伝えた上で生徒の希望には丁寧に耳を傾けてほしい」と親子での意思の疎通は不可欠である、と訴えました。
総務部奨学金担当の飯田先生からは、日本学生支援機構による『予約奨学金』について、説明がありました。【給付型】、返済が必要となる【貸与型(第一種)無利子】【貸与型(第二種)有利子】の3種の奨学金が用意されており、それぞれに成績や家庭の所得に基準が設けられていることが、詳しく解説されました。
君津学園併設校である清和大学からは渡邊教授、同大学短期大学部からは柴田教授が、大学・短大それぞれの特色やカリキュラム、卒業後の進路等について紹介していただきました。
ガイダンス終了後、清和大学の学生(本校卒業生)の案内で、併設校施設見学会も催されました。学生たちは、大変丁寧な口調で、なかなか見事な案内ぶりでした。参加していただいた保護者のみなさまからも好評を博し、盛況な見学会となりました。
卒業証書授与式
本日、校長室にて『卒業証書授与式』が行われました。3月1日(土)の卒業式に、入試等の事情により出席できなかった卒業生がいました。一週間遅れての授与式となりましたが、保護者の見守るなか、学校長より6名の卒業生へ卒業証書が手渡されました。
卒業式と同じように、担任からの呼名を受け、それぞれの生徒がすがすがしく返事をして、学校長より証書を受け取りました。
学校長からは、卒業生の門出を祝う言葉、今後の成功と健康を祈る言葉が送られました。参列していただいた保護者に対しても、高校3年間の生徒への援助に謝辞を述べ、「本校を巣立ち、それぞれの進路で活躍を続けてくれると期待しています。保護者のみなさまも、その成長をこれからも見守り続けてください」と卒業生への期待の気持ちを伝えました。
隣室へ移り、3学年ハウス、特進ハウス、それぞれのハウス長から祝辞が伝えられました。3学年ハウス長、森先生は、新型コロナウィルス感染拡大の影響が色濃く残る入学時からを振り返り、1年次の体育祭での紅組優勝、3年次には緑組・紫組でのダブル優勝などの出来事に触れ、ともに過ごした3年間を懐かしみました。「高校での3年間と同様に頑張ってほしい」と、今後の健闘を祈りました。
特進ハウス長、竹内先生からは、「高校での学習課程は修了しましたが、これからは人から教えられるのではなく、関心を抱くこと、学ばなければいけないことを、自分で見付けて学んでいかなければなりません。自ら学ぶことを楽しみ、成長を続けてください」と語りかけました。
卒業式
春めいた陽光の中、吹奏楽部が奏でる演奏とともに卒業生が入場しました。担任が一人ひとりの名前を読み上げると、生徒たちは元気に返事をして起立をしました。全員の呼名に続いて、総代を務める石川優芽さんが登壇し、学校長より卒業証書を受け取りました。
今年度の『三カ年皆勤賞』受賞者は、57名でした。この賞は、該当する生徒だけではなく高校生活3年間生徒を支え続けた保護者様にも贈られる賞です。総代の黒澤諭市くんとお母様の由紀子様がそろってステージに上がり、学校長より賞状が贈られました。
学校長式辞では、学校長は混迷を深める社会情勢に触れ、「皆さんが3年間で培った人間力と真心を如何なく発揮し、社会で愛され必要とされる、そして新時代を切り開いていく人財となることを期待しています」と激励の言葉を贈りました。
在校生代表送辞では、2年生沖琉雅くんが憧憬する卒業生の様々な活躍を讃えた上で、「振り返ってみると、在校生にとって三年生の皆さんは心から尊敬できる存在であり、この学校にとっても大きな存在でした。先輩方が旅立つ今、私たちには不安もあります。しかし、先輩方が築き上げてこられたこの木更津総合高等学校の伝統を引き継ぎ、更に発展させていきます。私たちを信じて見守ってください」と、卒業生の功績を引き継ぎ、次代を担っていく覚悟を語りました。
卒業生代表答辞では、原颯汰くんは、在校生、同級生、教職員、そしてこれまで自分たちの成長を温かい眼差しで見つめ支え続けてくれた家族に、それぞれ感謝の言葉を伝えると、最後に「何かに向かって全力で挑み、仲間と助け合いながら歩んでいく。そんな高校生活で培った精神を胸に、私たちは次のステージへ進んでいきます。これまでの三年間で得たものを大切にしながら、それぞれの道で輝き続けていきます」と、未来へ踏み出そうとする決意を、堂々と伝えてくれました。
本日は、ご来賓の、君津地方小中学校長会、木更津第一中学校校長今井克彦様。本校保護者会会長山内一平様より、ご祝辞を賜りました。心のこもったお言葉でした。誠にありがとうございました。
本日、賞状を授与された各賞と受賞者をお伝えいたします。
【学校長賞】
石川優芽、小磯聖虎、川名陽乃、北浦杏香、
川上泰輝、佐藤空旺
【千葉県知事賞】
石川優芽
【鳥海賞】
清水陽南子
【千葉県私立中学高等学校協会賞】
津本隼冴
【三カ年皆勤賞】
石川優芽、上田和磨、小島海弘、清水侑音、藤井堅翔、
武藤礼奈、柳沼珠音、井上陽菜、中村美咲、加藤颯悟、
今井咲菜、岡本海羽、鎌田大輝、北浦杏香、北林桜暉、
黒川優紀、竹澤彩葉、宮島 由、障子実姫、千葉竜也、
星野暖人、石澤順平、小山 晶、濱名未来、川上泰輝、
澤田結衣、白井夢希翔、千葉航大、山口由愛、奥間結菜、
北谷太進、渡邉汰月、久保田龍翔、三橋輝大、石原宗一郎、
榎本菜花、鹿眞 駿、鈴木千尋、平林功樹、山本玲王、
石井花果、伊藤江陸、切江咲月、黒澤諭市、金子海音、
井上綾乃、横瀬円香、加藤広睦、平野尋斗、坂口響哉、
佐藤璃空、丸井悠矢、三上大潤、中村康太朗、矢野剛琉、
清田悠夏、栗原菜緒
生徒たちの門出をより思い出深いものにするために、クラス担任が3年間撮り溜めた写真データを供出し、スライドショーを制作しました。職員室前には、2日前より設けられたフォトスポットのすぐ横に大画面モニターを設置し、卒業生に楽しんでもらいました。
(企画・編集は、福田先生)
予餞会
2月27日(木)、卒業を2日後に控えた3年生へ、1年生、2年生が感謝と祝福の気持ちを込めて『第21回 予餞会』を催しました。3年生は、12月24日以来の登校となりました。3学年全ての生徒が揃い、校舎には久しぶりに賑わいが戻りました。
1、2年生が待ち構える至真殿メインフロアーに3年生が入場すると、ひときわ大きな拍手が起こりました。生徒会長沖くんの開会のことばで予餞会が始まりました。
前半は各団体による企画発表でした。迫力の打音を轟かせ、オープニングを飾った和太鼓部。3年生へ惜しみないエールを送ったチアリーディング部。会場を魅了するダンス部の華麗な舞い。はち切れんばかりのエネルギーを注いだ吹奏楽部の演奏。どの部も、3年生の卒業を祝うにふさわしい、心のこもったパフォーマンスを繰り広げてくれました。
10分の休憩をはさんで後半に行われた生徒会企画では、お笑いタレントのサンシャイン池崎さん、ぱーてぃーちゃんさん、えびしゃさんがゲスト出演で登場。パワー全開のネタにおよそ2,000名の生徒たちが抱腹絶倒、会場は笑いの渦にのみ込まれました。
閉会式では、現生徒会長沖くんから前生徒会長原くんへ記念品が贈呈されました。学校長は、「はなむけのパフォーマンスを披露してくれた部活動のみなさん、企画全般に関わってくれた生徒会のみなさん、本当にご苦労様でした」と1、2年生の労をねぎらい、「この伝統行事のバトンがこれからも続いてくれることを願っています。素晴らしい予餞会となりました」と講評を述べました。
3年生が校舎に戻ると、職員室前には3学年の先生方と1、2年生がみごとなフォトスポットが用意していました。背丈を超える大きさのさくら色に染まった花束を背景に、記念写真を撮る生徒が集まりました。
謝恩式
本日は、卒業を翌日に控えた3年生が企画をした、『謝恩式』が開かれました。ささやかではありましたが、去りがたい母校への感謝の気持ちが込められた、素晴らしい催しとなりました。
司会は、山口さんが勤めました。持ち前の明るさでてきぱきと進行役を務めてくれました。岡田くんの開会のことばに続いて、川上くんが学年を代表して挨拶をしてくれました。
ひた向きに打ち込んだ部活動、全力で取り組んだ学校行事等を回想し、充実した高校生活を送ることができたと3年間を振り返りました。そして、互いに助け合い困難を乗り越えた仲間に対して、さらに、学級担任や顧問教師が生徒たちの成長を見守り常に援助の手を差し伸べてくれたことにも謝辞を述べ、人間関係に恵まれたことが高校生活の何よりの支えであったと述懐しました。「感謝の気持ちは言葉だけでなく、僕達のこれからの行動で示します。どうか見守っていてください。3年間本当にありがとうございました」と力強い言葉で感謝の気持ちを述べてくれました。
花束贈呈では、各クラスの代表もステージに上がり、学級担任、ハウス長、学校長、副校長、教頭に対面する位置にたちました。3年間のさまざまな場面で、親身な指導を受けたこと、温かい言葉で励まされたことなどに対する、感謝の気持ちが込められた一言メッセージに涙をこらえられなくなる担任もいました。
最後に学校長は、「心のこもった謝恩式と、素敵なメッセージと、そして花束をありがとうございます。普段は担任の先生たちのように、みなさんと接する機会はありません。そのような私にまでメッセージと花束をもらえたことに感動しました。みなさんが担任の先生に伝えた感謝の言葉を聞いて心を打たれました。生徒たちから感謝の言葉を送られるような教育をしてくれた先生方に、私も感謝をしています。本校に入学し3年間を立派に過ごした生徒のみなさんにも感謝しています。この感謝の気持ちが、君たちの後輩に、これから入学してくる生徒たちに受け継がれていくことが、この学校をますます良くするのだと思っています。今日は本当にありがとう。あしたは良い卒業式にしましょう!」と3年生に話しかけました。学校長の言葉にも温かいメッセージが込められていました。
前日表彰
本日、至真殿において『第22回 卒業証書授与式 前日表彰の部』が挙行されました。前日表彰は、卒業式において行われる一部の表彰を、前日に行う式典です。同窓会会長のご臨席を賜り、ご祝辞を伝えていただきました。
賞状授与の詳細を、次にご紹介いたします。
【産業教育振興中央会表彰】 池田凪音
【全国商業高等学校長協会賞】 栗林実里
【日本学生野球協会優秀選手表彰】 川上泰輝
【木更津総合高等学校同窓会会長賞】 細山田 唯
【千葉県高等学校野球連盟賞】 (硬式)羽根徹平、井上 陸
【千葉県高等学校体育連盟賞】総代:昼間悠佑
卓球:栗林寛太
ソフトテニス部:萩森大和斗、君塚 響、遠藤海斗、松村泰成、昼間悠佑、平林功樹、
佐藤諒和、赤沼裕希、古賀太平、
髙石琉々
柔道部:新井善心
空手道部:小倉漣音
陸上部:栗原莉央
【千葉県私立高等学校柔道部会賞】 橋本翔歩
学校長は、「3年前の入学式では、「本校を選んで入学してくれてありがとう。卒業の時にはこの学校で良かったと心から言ってもらいたい」と伝えています。明日の卒業式で「木更津総合高校で本当に良かった」と言ってもらえれば、何よりの喜びです。木更津総合高校の卒業生は、本校の前身である木更津中央高校と清和女子短期大学付属高校までも含めれば、おそらく4万3000人以上もいます。明日から、みなさんはその仲間入りを果たすことになります。本校の卒業生として、今後も胸を張って過ごしてほしいと思います。
また、幼い頃からの保護者の支えがあったからこそ、明日の卒業式を迎えられるのだと言うことを肝に銘じて式に参加してください。呼名に際しては大きな声で返事をして、保護者のみなさんへの感謝の気持ちを伝えてください。最後の斉唱となる校歌を元気に歌いましょう」と式辞を述べました。
本校同窓会は、もちろん卒業生の親睦を図る組織ですが、それに留まらず、最近の例では体育館のエアコンなど、本校の現役生徒にも様々な恩恵を与えてくれています。卒業と同時に加盟をすることになる3年生に対し、会長の北見文雄様からご祝辞を賜りました。「みなさんに望む唯一のことは、本校の卒業生としての誇りを持って、真心教育の精神を忘れず、これからの人生を生きてほしいと言うことです。みなさんが社会の良心となり、困難に挫けず、新たなステージで活躍してくれることを期待しています」と温かいメッセージを送っていただきました。卒業の門出にふさわしい、『翼をください』を聞かせていただきました。生徒たちは、会場に響く朗々とした歌声に聞き入りました。
表彰
生徒の活躍を顕彰する、表彰が行われましたので、以下にお伝えいたします。
【夏休みの課題】
○千葉県環境月間におけるポスター募集
高校生以上の部奨励賞 景山奈柚、清水陽南子
【バスケットボール部】
○千葉県高等学校バスケットボール大会
総合成績 男子第6位
書道と和太鼓の共演 ~書道部・和太鼓部~
イオンモール木更津で開催されていた、書道部の『卒業制作展』が本日最終日を迎えました。展示会場を飛び出し、屋外施設のライブパークで行われた書道パフォーマンスに和太鼓部も加わり、書道と和太鼓のコラボパフォーマンスが展開されました。
昨秋の文化祭から始まり「二間塚どんど焼」に続いて両部の共演は3度目を数えます。パフォーマンスは、和太鼓部の威勢の良い演奏で始まりました。オープニング曲『櫻宴華(オウエンカ)』は、桜舞う出会いと別れの季節をイメージして作られた曲で、まさに卒業制作展への応援歌として奏でられました。書道部は演奏に合わせ、曲名と歌詞を大紙面に書き込み作品としました。2曲目の『楽(ラク)』は、曲名通りリズミカルな楽しい曲調で会場の雰囲気を大いに盛り上げました。
書道部は、つぎつぎと『昂進』『逢縁』の2作品を書き上げました。それぞれの作品には、「共に筆を持った時間に感謝」、「仲間と共に辛く苦しい困難も支え合い乗り越えてきた」と、部員たちの思いの丈がメッセージにしたためられていました。最後の作品となるパフォーマンス用紙には、あらかじめ桜の巨木が描かれていました。3年生と1年生それぞれふたり。全部で4人の部員によって「もう“青春”を駆け抜けた 尊い日々は戻らないけど 新しい環境で共に頑張ろう」の言葉が一気に書き込まれると、最後に3年生のふたりが力強い筆致で『卒業』と書き入れ作品を仕上げました。3年生から顧問の竹内先生へ感謝のことばが伝えられた場面は、涙あり笑いありの素敵なエンディングとなりました。
イオンモール木更津2階、イオンホールを会場に行われていた卒業制作展も無事終了いたしました。連休で賑わうホールには多くの来場者が訪れ、生徒渾身の作品を鑑賞していただくことができました。
入学候補者説明会 1回目
来年度本校に入学予定の中学3年生を対象に、『入学候補者説明会』が開かれました。1回目となる今回は、昼過ぎまでにおよそ530名の中学生が来場し、必要な手続きを行いました。
本日の説明会は、入学候補者が、配信された説明動画を事前に視聴した上で来場し、志望コースや芸術科目の届け出、通学バス(ローカル線)利用申し込み他、必要となる手続き書類を提出する形式で行われました。また、入寮予定の候補者には、別に設けられたブースで入寮に関する説明が行われました。
必要書類を提出した中学生は、制靴、体操着等を試着してサイズを確認。制服については採寸が行われました。
今回来場できなかった候補者については、3月13日(木)に2回目の説明会が予定されています。
卒業制作展 ~書道部~
明日より、書道部による『令和6年度 書道部卒業制作展』が開催されます。会場は、イオンモール木更津 2Fイオンホールにて。作品展示のほかにも、別会場で2度の書道パフォーマンスを予定しています。最終日23日(日)には、本校和太鼓部とコラボを組んだパフォーマンスをお届けします。詳細は以下に掲載しております。
※ご入場・ご見学は無料です
卒 業 制 作 展
開催期間 2月21日(金)~2月23日(日)
開催時間 21(金)・22日(土):10:00~19:00
23日(日):10:00~16:00
展示会場 イオンモール木更津 2階イオンホール
書道パフォーマンス
2月22日(土) 13:00~ 於サウスアトリウム(館内1階)
2月23日(日) 13:30~ 於ライブパーク(屋外会場)
※23日(日)は、和太鼓部とコラボ
(撮影は、2/20 鋭意準備に励んでいます。)
インドネシアの生徒と国際交流
本日、インドネシアより、修学旅行で日本を訪れている中学生56名が来校し本校の授業や部活動を見学しました。本校の生徒たちは積極的に対応し、交流を深めました。
来校したのは、Thursina International Islamic Boarding School(サーシナ国際イスラム寄宿制学校)の中学3年生の生徒たちです。サーシナ国際校は、首都ジャカルタを擁するジャワ島東部にある全寮制の学校です。キャンパスは、実に東京ドーム約766個分の広さを誇り、その中には、モスク、スポーツアリーナ、最新設備の図書館、医療センター、レストランなどがある、巨大複合教育施設になっているそうです。イスラム教の戒律や教義に基づいた教育が行われている中・高一貫校で、生徒たちは男女別に2つの専用キャンパスで過ごしています。
生徒たちは修学旅行中で、14日に来日。大阪や富士山などを観光した後、木更津に立ち寄りました。和太鼓部の演奏に出迎えられて、至誠館に入場。ESS、インターアクト部の生徒が準備を整えた歓迎セレモニーでは、本校生徒と学校長が英語でスピーチを披露しました。
セレモニーの後、4つのグループに分かれて校内を見学してもらいました。授業は書道を、部活動では、弓道部、茶道部、和太鼓部を見学し、すべての活動を実際に体験してもらいました。弓道場で盛り上がる男子、お茶菓子に顔をほころばせ、「うまい?おいしい!」と日本語で感想を伝えてくれた女子生徒もいました。
暖かい気候に慣れたサーシナ国際校の生徒たちは薄着で、なかには靴下をはいていない生徒もいました。今朝、急に冬に逆戻りしてしまった日本の気候にちょっとびっくりの様子でしたが、最後まで元気で笑顔を絶やさず明るく過ごしてくれました。
ASEAN(東南アジア諸国連合)の盟主を務めるインドネシアは、大小1万7000もの島々で構成される共和国です。建国のモットー「多様性の中の統一性」が示すように、他民族・多言語・他宗教の国です。彼ら・彼女たちの親しみやすい笑顔を見ていると、他者との違いを苦にせず、人とつながろうとする力に長けているという印象を受けました。近年、アニメなどを通じて、特に若者の間で日本文化がブームになっているとのことです。本校の生徒たちも他国の人や文化に直に触れることで、今後さらに視野を広げてほしいものです。
台北修学旅行最終日 ~特進ハウス~
2月15日(土)、最終日を迎えた生徒たちは史跡を訪れ、台湾の歴史について学びました。
生徒たちは、忠烈祠を訪れました。忠烈祠には幾度かの戦争で亡くなった軍人が祀られています。衛兵交代式は、厳かで圧巻のセレモニーでした。時代に翻弄された台湾の歴史は、現在も進行形で続いています。台湾の近現代史は日本とも深い関わりがあり、現地でそれを学んだ意義は決して小さくありませんでした。
次に訪れた、十份老街は、線路間近に商店が並ぶ独特の町並みです。生徒たちは、「天燈上げ」を楽しみました。願いを込めた赤いランタンが、青空の彼方に消えていきました。
15:20桃園空港発BR196便に搭乗。羽田空港に19:25無事到着。現地解散となりました。
修学旅行最終日 ~一般クラス~
修学旅行もいよいよ最終日を迎えました。A班、B班とも最後の滞在地で活動を終え、帰路につきました。
A班は御殿荘を後にし、東山を散策してから清水寺を参拝しました。老舗清水順正で名物の湯豆腐を堪能しました。清水の舞台から見下ろす京都の町並みと週末の観光客で賑わう参道が最後の思い出となりました。
B班は、広島平和記念資料館を見学しました。昨年ノーベル平和賞を受賞した、「日本被団協」の受賞記念パネル展が開催中でした。被爆から80年、たゆまぬ努力を続けても尚、私たちは核の脅威に怯える時代に暮らしています。学ぶべきことは多いです。
午後は、昼食を兼ねた市内散策でした。独自の進化を遂げたお好み焼き、“広島焼き”の発祥の地です。オタフクソースの味と香りを脳裏に焼き付け、旅を締めくくりました。
A班は、14:30京都駅発のぞみ226号に乗り、16:45東京駅着。
B班は、14:03広島駅発のぞみ98号に乗り、17:57東京駅着。
両班とも、東京駅で解散となり4泊5日の修学旅行を無事終えることができました。2年生は代休をはさみ、19日(水)から登校、通常授業に戻ります。
台北修学旅行4日目 ~特進ハウス~
2月14日(金)、生徒たちは現地の大学生との交流を兼ねて、台北市内を散策しました。言葉の壁はありますが、海外で同世代の人とコミュニケーションをとりながら、街中を歩き回る体験はなかなかできるものではありません。ハウス長、竹内先生からのレポートをお伝えします。
今日は現地の大学生との班別行動の1日でした。
ホテルのロビーで大学生たちとの緊張のご対面からぎこちなく出発する様子を見送りました。
その後の各班の過ごし方が少し心配でしたが、集合場所である夕食会場に戻ってくる姿を見てホッとしました。おそらく1日中台北市内を歩き回り、疲労の色は濃いものの、皆充実した顔をしており、いい時間を仲間と大学生と共に過ごしたんだろうなと感じさせられるひとときでした。
夕食は飲茶料理を頂き、ホテルに戻りました。
今は友人たちとの最後の夜を楽しみつつ、明日のチェックアウトに向けて荷造りの真っ最中です。
明日はいよいよ最終日。
ランタンに願いを乗せてから帰国します。
修学旅行4日目 ~一般クラス~
修学旅行も終盤です。A班はクラス別研修で、京都を中心に市街を散策。B班は兵庫のホテルを発ち、午前中は道頓堀を自由散策、午後には広島に移動しました。
A班ではやはり着付け体験を選んだクラスが目立ちました。男子の和装が思った以上に凜々しく決まり、艶やかな女子の装いと相まって、古都で華やかに映えました。京都・大阪を巡るコースに加え、神戸まで足を伸ばしてメリケンパークでランチビュッフェを楽しむクラスもありました。
班は、午前中は道頓堀での自由散策。戎橋からグリコの看板を背景に記念写真を撮るのは欠かせない一枚です。11:40新大阪駅からのぞみ65号に乗車。お昼は車内でのお弁当でした。午後は広島駅から安芸の宮島へ移動。海上に浮かぶ厳島神社の大鳥居もマストの景観でした。
A班は御殿荘で2泊目。B班はリーガロイヤルホテル広島で1泊。いよいよ最後の1日を迎えます。
台北修学旅行3日目 ~特進ハウス~
2月13日(木)、3日目を迎えましたが、現地での特進ハウスは意欲的に活動しているようです。見学先では、ドジャース大谷選手の“あの”記念ボールが展示されていたそうです。台湾での事故の一報が報じられていましたが、ハウス長竹内先生から「影響なし」と無事が伝えられました。
今日は観光三昧の1日でした。
まずは、淡水という港町を訪れました。本来なら風光明媚な場所なのですが、あいにくの冷たい雨でほとんど景色を楽しむことができませんでした…。その後、紅毛城というオランダ統治時代の古跡を見学し、淡水区の「老街(ラオジェ)」を散策。台北の古き良き街並みを楽しみました。
次は打って変わって最新鋭の街・信義区に移動し、台北101の89階展望エリアで台北市内を一望する絶景を曇り空ながらも楽しめました。なんとこの展望エリアには大谷翔平選手が50-50を達成した記念ボールが展示されており、ちょっとしたサプライズとなりました。
昼食は台北101の広大なフードコートで各自思い思いのメニューを楽しみ、その後はお土産物屋で買い物です。
そして最後はお楽しみの夜市散策。日本では決して味わえないアジアのエネルギー満点の雰囲気の中、様々なローカルフードを堪能してホテルに戻りました。
日中に台南方面で爆発事故のニュースもありましたが、滞在する台北とは新幹線で移動するほどの距離もあり、特に影響はありませんでしたのでご安心ください。
修学旅行3日目 ~一般クラス~
2月13日(木)、修学旅行の日程のちょうど真ん中、別々のコースを巡っていたA班とB班がユニバーサルスタジオジャパンで合流し、楽しい1日を過ごしました。
2年生15クラスがUSJで一堂に会する日となりました。クラスの枠にとらわれず、気の合う仲間と落ち合い、開催中のイベントや人気アトラクションを探しなら広い敷地内を530余名の生徒たちが動き回りました。
平日にもかかわらず場内は外国人観光客で激混みで、レストラン内での席取りにも一苦労だったそうです。
A班は、この日から拠点を京都に移し、本校の定宿聖護院御殿荘宿で2泊を過ごします。
B班は、御殿荘に別れを告げ、宿をホテルヒューイット甲子園に移しました。
14日(金)より、日程は後半に入り、両班は互いに逆のコースを辿ります。
台湾修学旅行2日目 ~特進ハウス~
午前中は、現地の高校との交流会。台湾の学校の様子や高校生と直に接する貴重な機会となりました。午後には有名なツアースポットを巡り、台北観光を満喫。意欲的に行動しているようです。ハウス長、竹内先生からのレポートです。
今朝は5時45分に起床し、朝食後に学校交流に出かけました。至善高校という、農業科・幼児保育科・木工科・観光科などがある進路多様校にお邪魔して、まずは授業体験です。リップクリーム作り、木工鍵作り、コースター作り、スポーツ交流、伝統コマ回し、ドリンク作りなど、様々な活動を現地の生徒のサポートを受けながら行いました。最初は緊張気味でしたが、すぐにいつもの調子を取り戻し楽しそうに各々のアクティビティに取り組んでいました。
その後、歓迎セレモニーが行われ、パワーポイントを使った木更津総合高校の紹介、代表生徒挨拶、きさぽんのぬいぐるみと野球応援グッズを贈呈。プレゼントの紹介を含め、それぞれ台湾語、英語を交えて各クラスの代表が立派に行いました。至善高校の生徒達と共に台湾ローカルフードのお弁当を食べてから名残惜しいお別れです。
午後は観光でした。
まず千と千尋の神隠しのモデルとなったと言われている九份の散策・買い物・買い食いを楽しんだあと、台北市内に移動して中正記念堂で巨大な蒋介石に会い、台湾随一のパワースポットでご利益のデパートと言われる龍山寺で祈願をしてお守りを頂きました。
夕食は台湾料理を堪能して台北時間20時過ぎにホテルに戻りました。流石にハードなプログラムでしたので今夜はグッスリ休んでくれると思います。
修学旅行2日目 ~一般クラス~
2月12日(水)、A班は、広島から大阪へ移動。B班は、京都を中心に観光を楽しみました。とも順調に旅行を続けているようです。
A班は、リーガロイヤル広島で一泊を過ごし、安芸の宮島へ。午前中は班別行動となりました。日本で最も有名なお菓子『銘菓もみじ饅頭』は、最近はあんこの他にも様々なバリエーションがあり、生徒たちは元祖や本舗を名乗るお店の味の違いを楽しみました。
お昼に広島駅からのぞみ96号に乗って新大阪駅へ移動。午後は、道頓堀・心斎橋周辺を自由に散策しました。日本有数の繁華街で、粉もん、串カツなど食べ歩きを満喫しました。
夜は、ホテルヒューイットで1泊。忙しい1日を過ごしました。
B班は、クラス別研修の1日でした。クラスごとにバスを仕立て思い思いのスポットを巡ります。京都を中心に、金閣寺、嵐山散策、伏見稲荷に東映太秦映画村。大阪へ足を伸ばして、海遊館や新世界自由散策から、京都に戻るコースをたどるクラスもありました。7クラス中6クラスが着付け体験を選び、和装でキメて古都を闊歩しました。
聖護院御殿荘で2泊目を過ごしました。夕食は仲居さんが運んでくれる部屋食です。老舗旅館の食事は格別でした。
台北修学旅行1日目 ~特進クラス~
特進クラスは、台湾の台北市で5日間を過ごす旅程です。生徒と引率教員94名での修学旅行となります。特進ハウスも出発は2月11日(火)。搭乗手続きに時間がかかるため、羽田空港に7:50に集合。エバー空港(BR189便)10:25発、台北松山空港に13:25無事到着しました。
約3時間のフライトを経て松山空港に降り立ちました。本日台湾は26℃を記録しており、日本との寒暖差に戸惑ったものの、天候に恵まれ、最高のスタートをきりました。バスに乗り向かうは故宮博物館。有名な白菜の展示は無かったものの、ガイドさんの興味を引き立てる案内のおかげで、生徒は歴史ある様々な展示物に感銘を受けました。見学後は、夕食の会場へ。レストラン「中華楼」にて本格中華を堪能しました。ターンテーブル式の円卓を囲み、生徒は心躍らせながら夕食のひと時を大いに楽しみました。
明日は台湾の高校生との交流会です。
修学旅行1日目 ~一般クラス~
2月11日(火)、2年生の修学旅行が始まりました。一般クラスは、生徒と引率の教職員で総勢550余名が、A班、B班の2班に分かれての修学旅行になります。旅行先から送られた写真や記事を随時ご紹介します。
A班は、11日朝9:12東京駅発の、のぞみ19号に乗り、13:02広島駅に到着。その足で広島平和記念資料館を見学しました。資料館には、原爆による悲惨な戦禍が数多く展示されています。修学旅行での貴重な学習の機会です。
B班は、少し遅れて9:54東京発の、のぞみ325号で一路京都へ。京都清水にある、順正で名物の湯豆腐に舌鼓を打ち、清水寺から東山を散策しました。
A班は、リーガロイヤル広島に一泊。B班は、聖護院御殿荘に2泊します。どの生徒も朝早く自宅を出て、房総半島から関西へ移動。長い一日を過ごしました。各宿泊先では、班長会議が開かれ、宿での注意や入浴の順番、消灯時刻の厳守などの連絡事項が伝えられました。
1年生進路ガイダンス ~進学・就職指導部~
本日、1年生を対象にした『進路ガイダンス』が行われました。1校時目は、(株)進路企画より、山田光徳様を講師にお招きして、進路について講演をしていただきました。また、校舎内には、大学、専門学校、企業などによる、様々な講座が設けられ、2、3校時目には、生徒たちは希望する講座を2つ受講し、進路についての考察を深めました。
2年生への進級が間近に迫った生徒たちは、各自の進路について考える時期を迎えました。
山田様からの講演では、就職or進学、何を基準にしてどちらを選ぶのか。専門学校や大学では何を学び、卒業後にはどの様な資格を得ることができるのか、等を詳しく解説していただきました。ご自身の体験を踏まえた説明は実に具体的で、「1年生にも分かりやすく」という工夫を随所に感じる内容でした。
山田様は、賃金などの「経済面」、人との関りや社会への貢献度などの「社会性」、自分の夢をかなえたいという「自己実現」、という3つの視点からどれを重視するべきか、自分の志向や適性も考慮に入れて慎重な進路選択が肝要、と生徒たちに訴えました。さらに、急激な技術革新や、めまぐるしく変わる社会情勢にも触れ、できるなら近未来を見据えた選択も大切では、とのご指摘もしていただきました。
体育館の壁に投影された説明資料はタブレットにも配信され、生徒は資料を見ながら最後まで熱心に耳を傾けていました。
教室、講義室、特別教室では35の講座が用意され、IT(CG、ゲーム、情報処理)、医療(看護、歯科衛生、理学・作業療法、薬学)、理美容(メイク、エステ、ネイル)、芸能(音響、放送、映像、演劇、音楽)、教育、宝飾、鉄道ほか、その分野は多岐にわたるものとなりました。実演形式の模擬授業が目立ち、エンジン模型を用いた自動車整備、エステやヘアメイクでの施術、小型犬へのブラッシングなど、生徒たちは実際にやってみることでイメージを膨らませ、志望分野についての関心を深めました。
自分がどの様な進路に進むのか、暗中模索の段階にいる生徒が殆どでしたが、今回のガイダンスは時期を得たものとなり、生徒たちが進路を考える絶好の機会となりました。
『二間塚どんど焼』 ~和太鼓部・書道部~
2月1日(土)、今年も富津市二間塚で行われたどんど焼きに、和太鼓部が出演しました。そして今回は書道部が初参戦。書道パフォーマンスを繰り広げました。両部とも、会場を大いに沸かせました。
どんど焼きは、日本の伝統行事の一つです。地域によって、時季や呼び方が異なるようですが、多くは、正月の松飾りやしめ縄などを持ち寄り河原などで焼いて、一年の無病息災や五穀豊穣を祈る習わしです。
午後1時から催されたプレイベントでは、2時15分から和太鼓部が登場。威勢の良い演奏で、大音量を周囲に轟かせました。3時からは書道部が大筆を振るって書道パフォーマンスを披露。太く長い筆を縦横に動かし、大字書「奮起」と「夢」を書き上げました。両部とも、春を迎えるにふさわしい、好演をお届けすることができました。
日没を待って、いよいよ点火式。書道部の作品も一緒に焚き上げられ、夜空を焦がさんとばかりに燃え上がりました。
地域でのお祭りが廃れていく昨今ですが、『二間塚どんど焼』は、二間塚交友会のみなさんが中心となり、毎年勇壮なお祭りが行われています。今回もプレイベントとポストイベントに、合わせて16団体が出演し、20を超える露店が軽食や玩具等を販売していました。「富津最大火柱」と銘打った火祭りは、今年も多くの人出で賑わいました。
始業式
本日は、2025年最初の登校日となりました。授業の再開を迎え、始業式が行われました。
吹奏楽部の伴奏による校歌斉唱に続き、生徒会長沖くんより挨拶がありました。「先輩たちから引き継いだものに加えて、さらに新しいものを作り上げて行きたいと思います」と、会長としての抱負を述べた後、生徒たちに向け「1年を振り返れば、有意義に過ごし満足ができた人もいれば、やり残したことがある人もいるかと思います。今年は是非目標を立てて下さい。大きな目標を持つことも良いのですが、先ずは簡単に達成できる小さな目標を立て、実際にやり遂げることが大切です。1年はあっという間に過ぎてしまうので、1日1日を大切に過ごしていきましょう」と呼び掛けました。
続いて、学校長より年頭の講話が伝えられました。「2025年を迎えました。年末年始は好天が続き穏やかなお正月を迎えられたことと思います。本日は全体集会ですが、3年生は家庭学習期間となり、2月末の予餞会まで登校しません。大学受験に向けて勉強している人もいれば、4月からの新生活に向けて準備をしている人もいるはずです。
ところで、社会に出る前の準備というのは、わずか数ヶ月で成し遂げられるものではありません。みなさんが過ごす高校生活は限られています。その3年間をかけてしっかり取り組んで欲しいと思います。
1年の短さを実感している人が多いのではないでしょうか。これは、年齢を重ねればその人にとっての1年という期間が、相対的に短くなるためだと言われています。元旦に生まれた私は、この正月で49才になりました。みなさん以上に1年を短く感じているはずです。だから40代最後の1年を「あっという間」で終わらせることがない様、新しいことにチャレンジしていこうと思っています。みなさんも、2025年の終わりを迎える時、「なんの変哲もない1年を過ごしてしまった」と後悔することがない様、目標を立て何かにチャレンジする1年間を過ごして欲しいです。
そして、立てた目標は先延ばしにせず、直ちに行うことが肝心です。できるはずのことを後回しにすれば、機を逃し2度と取り組むことができなくなることもあります。まだ記憶に新しいコロナ禍では、世界中の人々がやりたいことや、やらなければならなかったことを抱えたまま、3年間を無為に過ごさざるを得ませんでした」と時間の大切さを説きました。さらに、「挨拶をする」「服装を整える」「遅刻欠席をせず登校を続ける」「授業を受け勉強に励む」「清掃の徹底」と、5つの要望事項を「しっかり」念頭に置いて日々を過ごすよう、訴えました。
定期演奏会 ~吹奏楽部~
本日、君津市民文化ホール“大ホール”にて、本校吹奏楽部による『第12回 定期演奏会』が開催されました。来場されたみなさまには、年の瀬のひと時を部員たちが奏でるメロディーで大いに楽しんでいただきました。
演奏会は三部構成となり、第Ⅰ部 クラシックステージでは、“ジュビリー序曲”、“喜歌劇「こうもり」セレクション”、“「GR」よりシンフォニック・セレクション”の3曲を披露。オープニング曲となった“ジュビリー~”は、華やかなファンファーレが圧巻。テンポの良いリズムで進む旋律は、人の心を鼓舞する軽快感に溢れていました。“「GR」~”は、8月に行われた「第66回 千葉県吹奏楽コンクール高等学校A部門で銀賞に輝いた時の演奏曲です。各楽器が織り成す勇壮な曲調は、時に重々しく聞き手を圧倒する迫力がありました。
第Ⅱ部 ポップスステージでは、“名探偵コナンメインテーマ”、“魔女の宅急便コレクション”、“パイレーツ・オブ・カリビアン・メドレー”、“ジャパニーズグラフィティⅩⅠⅤ”
の4曲を演奏。観客席を巻き込んで楽しいダンスを繰り広げるなど、エンターテインメントに徹した演出に会場は盛り上がりました。
第Ⅲ部 シンフォニックステージでは、“「もののけ姫」セレクション”、“ミュージカル「レ・ミゼラブル」より”の2曲をお届けしました。お馴染みの曲でも劇場で聴くものとは異なり、吹奏楽バージョンでは深みがあり、部員たちの確かな力量は作品のイメージにふさわしい世界観を創り出していました。
アンコールに応えて披露された“応援メドレー”は、パーカッションがパンチを利かせた本番さながらの力強いパフォーマンスとなりました。夏の甲子園や船橋アリーナで行われたバスケットボール千葉予選会など、様々場面を彷彿とさせる名演奏となりました。
この演奏会は、3年生が参加する最後のステージとなります。3年生から4人の顧問の先生方に花束が贈られました。部長の濱名さんがなみだ声で感謝の言葉を伝える場面は感動的でした。YOASOBIの“ハルカ”が流れるなか、1、2年生も感謝の気持ちを込めて3年生へメッセージを送り、平野先生が一人ひとりの名前を読み上げ、3年間の健闘を讃えました。
お忙しい時期にもかかわらず、今年の定期演奏会にも大勢の方々に来場していただきました。多くの拍手とご声援を本当にありがとうございました。みなさまが良い年を迎えられることを心よりお祈り申し上げます。
3年生学年集会
終業式を終えた後、3学年の生徒だけが会場に残り、学年集会を設けました。およそ2ヶ月間の長い冬休みに入る3年生に向けて、学校長他、学年に関係する担当者からさまざまな注意が伝えられました。
学校長は、「明日から長い休暇となります。羽を伸ばしたいという気持ちを抱くのは当然だし、高校生活最後の思い出作りをするなど、大いに楽しんで欲しいと思います。しかし卒業を間近に控えていることと、その日まではみなさんが本校の生徒であることを常に念頭に置いて行動して下さい。
さて、この時点でお伝えしたいことが1つあります。3年生のみなさんのほとんどが成人年齢に達しているはずです。卒業後の進路は、就職する人と進学する人に分かれますが、10年後、20年後には間違いなく社会を支える存在となっているはずです。現在2,000人という多くの生徒に恵まれている本校では実感し辛いのですが、日本社会は少子高齢化が急速に進んでいます。子どもの数が激減し、多くの小中学校の統廃合が進んでいます。また、日本の総人口に対する65歳以上の高齢者が占める割合が、20年前は14%ほどでしたが、現在は29%。さらにみなさんが社会で活躍しているであろう20年後には36%に達することが確実視されています。
高校生が毎月「就学支援金」という補助を受けていることは承知していると思います。就労者ではない子どもや学生、お年寄りを、主に税金を原資にして社会で支え合う仕組みがあることも授業等で習っていることと思います。各年齢層の人口比の推移を見れば、みなさんが社会を支える担い手となるころには、その負担はかなり大きなものになります。
一昔前までは、いったん就職すれば老後まで安泰が約束されていた時代でしたが、これから日本は急激に衰えていきます。この日本社会をどの様に支えていくのかということを是非考えて欲しいと思います。ただし、人を蹴落としたり、競争の末に自分だけが勝ち残れば良いと考えたりするのは間違いです。人が減っているからこそ、互いに力を合わせて社会を担っていく、協調し合い共同して社会を築いていくことがこれまで以上に大切になるのです。
みなさんは、この木更津総合高校で、個性豊かなたくさんの仲間達に囲まれて3年間を過ごしてきました。今後、その経験を大いに活かして活躍してくれることを期待しています。良い冬休みを迎えてください。2月27日には全員が元気に登校してください」と生徒たちに伝えました。
進学指導部長竹下先生は、まず進学を決定している生徒に向けて祝福の言葉を伝えた後「ご家族の支援他、周囲から多くの援助があって合格を果たしているはずです。感謝の気持ちを忘れずにいて欲しいです。また、入学までの3ヶ月間、決して無為に過ごすことがないようにしてください。進学先で学ぶ分野の書籍に目を通し知識を得ておくことは大切です。また、本校の生徒に限ったことではありませんが、授業について行けずに留年や中途退学に至ってしまう学生が一定数いると聞いています。一般受験を受ける生徒はまだ勉強を続けています。進学後に後れを取ることがない様、この期間を有効に過ごして欲しいです」と訴えました。また、これから一般受験を控えている生徒たちには、「多くの時間を割いて学習に励んできたからこそ、その胸に抱いて来た夢や希望は必ずかなうと信じて、最後まで諦めず頑張って欲しいです」と激励の言葉を送りました。
就職指導部長寺岡先生は、内定を受けた生徒に向けて「様々な努力をしてきた結果内定を勝ち取ったこと。また、超売り手市場という状況で優良企業からかなりの好待遇で迎えられていることを忘れないでください。この好機を棒に振るような事態は絶対に避けて欲しいです」と語り掛け、手続き書類の確認と提出期日を厳守すること、不確実な情報・無責任な勧誘に惑わされないこと、誤解を招くような情報・就職先の情報を安易にSNSにアップしないこと、と念を押しました。進路が未決定の生徒に向けては、「最後の一人が内定を勝ち取るまで、全力で対応します。1月以降も遠慮をせず就職指導室の扉を叩いてください」と呼び掛けました。
生徒指導部大島先生からは、運転免許の取得についての手順や取決めを守ること、「人の命と身体に関わることです」と断りながら取得後は安全運転に徹すること等、注意喚起がありました。「なにか事故やトラブルに巻き込まれるようなことがあれば、必ず学校に連絡を入れて欲しい」と訴えました。
最後に、3学年ハウス長森先生は、「いよいよ明日から冬休み、明けて1月からは3年生は家庭学習期間に入ります。まず、大学進学を目標にして1月の共通テストや2月以降の一般受験を受ける人は、ここからが正念場です。受験直前まで学力が伸びる瞬間はあります。大きな重圧を感じている時期だと思いますが、それを乗り越えてこそ合格したときの喜びは大きいはずです。頑張って下さい。
一方、ほとんどの人がこの時点で進路を決めています。家庭学習と言いながらも実質長期の休みです。しかし、4月までの丸3ヵ月は、次のスタートラインに立つ助走期間であると考えてください。無駄に過ごすのではなく、進学する生徒は必要な学習に取り組み、就職する生徒は仕事に関係するスキルアップに努めることが出来るはずです。
担任の先生方は君たちがいなくなった後も、他学年の授業を受け持ち、3年間の成績や記録の整理、卒業式の準備等、様々な業務に追われ多忙な日々を過ごします。そして、卒業するその瞬間まで、君たちが無事に過ごしているか気に掛けています。担任の先生に心配がかかるような行為は厳に慎んでください。それでは、次回登校となる予餞会の日には元気な姿を見せて欲しいと思います」と言葉を結び、集会を終えました。
令和5年度生徒会本部役員のみなさん、ご苦労様でした。
新役員が選出され、新旧役員は無事交代をすませました。この1年間を振り返れば、卒業生を送り出した予餞会・卒業式。最後となった強歩大会。本校開校以来最多となる760名の新入生を迎えた入学式。観測史上最も暑かった夏の甲子園大会への出場。残暑のなかでの体育祭。ようやく訪れた秋に行われた文化祭は大盛況でした。
様々な場面で陰になり日向になり活躍してくれたのが、生徒会のみなさんでした。引退がせまった11月末に、3年生役員に集まってもらって記念に写真を撮影しました。さわやかな笑顔からは「やり切った感」と「誇らしさ」が溢れていました。
役員を代表して会長の原颯汰くんから最後のメッセージを預かりましたので、次に紹介いたします。
「生徒会活動の締めくくりを迎えました。生徒会長として過ごしたこの一年間は、私にとってかけがえのない時間でした。 振り返れば、さまざまな活動を通じて、みなさんと一緒に学校生活をより良くするための挑戦を続けてきました。文化祭や体育祭、日々の学校生活の中で、みんなの笑顔や協力に支えられてここまで来ることができました。
この経験は、私自身の成長にも大きな影響を与えてくれました。 もちろん、すべてが順調だったわけではありません。時にはうまくいかないこともありましたが、そのたびに仲間と力を合わせ、壁を乗り越えてきました。
これから新しい生徒会へとバトンが渡ります。後輩たちがこの学校をさらに素晴らしい場所にしてくれると信じています。
最後になりますが、今まで支えてくださった先生方、そして一緒に歩んできた生徒会メンバーや全校生徒のみなさんに心から感謝申し上げます。 この場に立たせてくれたこと感謝いたします。 本当にありがとうございました」
みなさん、本当にご苦労様でした。
表彰
始業式の途中、部活度の活躍を顕彰する、表彰が行われましたので、ご紹介いたします。
【ソフトテニス部】
千葉県高等学校選抜ソフトテニスインドア大会
男子団体 優勝
終業式&生徒会役員就任式
12月24日(火)、1年生から3年生全ての生徒が至真殿に集まり、終業式が行われました。式に先立って、生徒会本部役員新旧のメンバーが登壇し、前会長の原颯汰君と新会長の沖琉雅君から挨拶がありました。また、就任に際して、新役員が一人ひとり自己紹介を行いました。
前会長の原くんは、会長として最後の登壇となりました。感謝の気持ちと未来への希望を込めて綴った言葉は、離任にふさわしいコメントとなりました。
[原くんの挨拶は、『生徒会本部役員のみなさん、ご苦労様でした』の記事中に掲載しております]
沖くんは、会長として初めて、全生徒を前にしての挨拶となりました。
「みなさんこんにちは。生徒会会長になりました沖琉雅です。今回の選挙の結果、この11人が生徒会役員となりました。もちろんここにいる生徒会役員の全員が選ばれたという自覚をしっかり持ち、活動していきますが、選挙の際に校長先生がおっしゃっていた様に生徒会は全校生徒1人ひとりに関係のあるものです。是非、共にこの学校をより良くしていきましょう。1年間よろしくお願いします」と決意表明をしてくれました。
学校長は、「もうすぐ年末を迎えます。今年が始まろうとするときには、みなさんはきっと様々な夢と希望を抱いて、それぞれが目標を持ち計画を立てていたのではないでしょうか。100%の成果を上げるのは難しいことですが、その結果に満足を得ることはできたでしょうか。
なかなか目標が達成できない人は、なにか手だてを講じて自分を変える必要があります。自己改革の方法として、自分を取り巻く環境を変えたり交友関係を見直したりすることが唱えられますが、就職や進学などの時期を得られなければ困難でしょう。そこで「時間の使い方を変えてみる」ことが有効だと言われています。起床や就寝時間など1日のなかで変化を試みるだけでなく、1週間、1ヶ月というスパンで自分を変えようとする意識をもって過ごすことで、さまざまな分野で成長が見込まれる筈です。3年生は、卒業を間近に控え次の進路へ進もうとしています。2年生は、高校生活のさらなる充実を図らなければなりません。高校生活が4月に始まったばかりの1年生は、学習面での基礎を徹底させたうえで、自分に課す何かを見つけて欲しいと思います。冬休みは、1年を振り返り自分自身を見つめ直す好機となります。みなさんの新年が実り多きものになることを祈っています」と講話を伝えました。
フジテレビ『新しいカギ』新企画に出演決定!
12/14(土)放送のフジテレビ『新しいカギ』に本校生徒が5名出演します。
今回参加するのは、高校生カップル参加企画!
【カップル1組+ニセ彼氏3人】でチームを組んで協力し、カギメンバーを騙す…新たなダウトクイズです。
ルールはシンプル!
本物の彼氏がバレなければ勝ち!
様々な角度から質問してくるカギメンバーに対し、
ニセ彼氏は完璧な嘘をつく…
放送日:12月14日(土)19:00~21:00(2時間スペシャル)
乞うご期待、是非ご覧ください。
クリスマスカード ~1年生英会話~
デーモン先生とジェームズ先生が担当する1年生の英会話では、生徒たちは先週からクリスマスカードの作成に取り組んでいます。
英会話の授業では、普段から様々なアクティビティを通してその場面にふさわしい英語表現を学んでいます。もちろんそれぞれのアクティビティからは、海外の文化を学ぶこともあります。今回は12月ですからクリスマスカードの作成です。
クリスマスは日本でもメジャーな催しですが、欧米文化圏で行われているクリスマスカードのやり取りはほとんどありません。デーモン先生はニュージーランド、ジェームズ先生はスコットランド出身です。家族や友達、仕事仲間から送られるたくさんのカードを壁やツリーの周りに飾る習わしを聞きながら、生徒たちは海外で祝われるクリスマスに思いを馳せます。
友達や家族、先生など、送る相手を決めて、感謝の気持ちや親愛の情を伝えるメッセージを英語でしたため、色画用紙を使ってカラフルなカードを作成します。二つに折りたたんだカードを開くと、もみの木や雪だるま、アニメのキャラクターなどがポップアップする、楽しいカードを2時間かけて仕上げました。
生徒会本部役員就任式
本日昼休み、講義室3に新旧役員が集合。新たに選出された役員の就任式が執り行われました。
式に臨んだ田村副校長は、旧役員の1年間の活躍に「みなさんの献身的な働きは、多くの行事を成功に導き生徒たちの学校生活は活況を呈するものとなりました。本当にご苦労様でした」とねぎらいと感謝の言葉を伝えました。
めでたく当選を果たした新役員に対しては、期待を込めて「それぞれが掲げた公約達成に向けて頑張って下さい。そして全員で力を合わせ、本校の発展と充実に尽力してほしいと思います」と、激励の言葉を送りました。
旧役員と生徒会指導部の先生方が見守るなか、田村副校長から一人ずつ呼名を受け任命状が手渡されました。新役員は、胸に輝く“役員バッジ”に、思いを新たにしました。
(左が新役員、右が旧役員)
表彰
全校集会に先立って、生徒たちの活躍を顕彰する表彰が行われました。
至真殿のステージ上では、学校長より呼名があり表彰状が授与されました。
次頁に表彰の内容をお伝えします。
【弓道部】
○千葉県高等学校新人体育大会
男子個人の部 3位 鈴木秀斗
【ソフトテニス部】
○千葉県高等学校新人体育大会
女子個人 3位 小久保綾乃・湯浅織乃亜
【吹奏楽部】
○千葉県民文化祭 感謝状
○千葉県アンサンブルコンテスト安房上総地区予選
サクソフォン四重奏 金賞、フルート三重奏A 銀賞、フルート三重奏B 銀賞、
金管三重奏 銀賞、木管五重奏 銀賞、金管八重奏 銀賞
【バスケットボール部】
○全国高等学校選手権大会千葉県予選会 3位
【バドミントン部】
○千葉県高等学校新人体育大会
男子学校対抗 5位
【剣道部】
○千葉県高等学校新人体育大会
女子剣道 3位
【空手道部】
○千葉県高等学校新人体育大会
男子個人形 4位 三橋聖哉
女子個人組手 48㎏級 3位 蜂谷江莉香、-48㎏級 3位 小野口いろは
-59㎏級 3位 高橋日和、-66㎏級 3位 日下田 杏
男子個人組手 -61㎏級 3位 小関呂偉、-61㎏級 準優勝 岩下駿人
-55㎏級 優勝 春山幸輝、76㎏級 優勝 藤本滋生
女子団体形 4位
女子団体組手5人制 準優勝
男子団体組手5人制 準優勝
【夏休みの課題】
○献血推進啓発ポスター
千葉県知事賞 濵﨑愛望
千葉県赤十字血液センター長賞 小林龍成
○税の作文 木更津税務署長賞 道祖土滉樹
この賞は、木更津税務署長 鶴岡和雄様より直接授与されました。
鶴岡様からは、「税務署は、政府の一機関であります。いま「103万円の壁」が話題になっています。税をどう集めるかが、これから国会で審議されます。これからの日本を豊かにするために、税をどう集めどの様に使うのか、この2点についてしっかり考えていただきたいと思います」と税について話して頂きました。
生徒会本部役員 立会演説会&選挙
本日の全校集会では、新たに生徒会本部役員に立候補した生徒たちの立会演説会が行われました。立候補した11名の生徒たちは、至真殿フロアーに集まった生徒たちを前にして、それぞれの決意表明と公約を伝えました。
立候補者の演説に先立ち、学校長は前生徒会本部役員の1年間の活動に「みなさんの活躍が学校生活を大いに活気づけてくれました。本当にご苦労様でした」と、ねぎらいと感謝の言葉を伝えました。新しい役員の選出については「生徒会はここにいる全員が構成員です。みなさんの学校生活をより充実したものとするために、きみたちの代表となり様々なアイデアを出して学校行事などを盛り上げてくれるのが、生徒会本部役員です。しかし役員たちだけが努力をすれば学校が良くなるわけではありません。みなさんの意見や協力は欠かせません。決して他人事とは考えずに、演説に耳を傾け真剣に投票をして下さい」と生徒たちへ呼びかけました。
立候補したのは全部で11名。それぞれの生徒が、「学校生活の充実」「校則の見直し」「SNSを活用した学校の活性化」等、多くの生徒が膝を打つ公約を披露しました。また、「生徒と先生方をつなぐ役割を果たしたい」「誰かのために率先して動ける人間へと成長したい」と、その熱意や意気込みを自分の言葉でしっかりと語ってくれました。真摯な姿勢と明瞭な言葉遣いに、信頼に足る誠実な人柄が伝わってきました。
生徒たちは、各ホームルーム教室に戻って投票を行いました。
甲子園出場記念プレート贈呈式 ~硬式野球部~
今夏、本校硬式野球部は、千葉県大会で熱戦を繰り広げ、見事6年ぶり8度目の夏の甲子園『第106回 全国高等学校野球選手権大会』出場を勝ち取りました。本日は、市内矢那にある専用グラウンドで、この活躍を記念するプレートの贈呈式が行われました。
記念碑の前に集まった野球部員と保護者のみなさまを前にして、学校長は「観測史上最も暑いと言われたこの夏、6戦を勝ち上がり迎えた決勝戦では、延長タイブレークの末劇的なサヨナラゲームで夏の甲子園出場を勝ち取りました。その瞬間は、昨日のことのように思い出されます。鹿児島代表の神村学園戦では、接戦の末惜しくも敗れてしまいましたが、久し振りに本校のユニフォームを着た選手のみなさんが甲子園球場で戦う姿を見て、本当に嬉しく思いました。選手ばかりでなく、吹奏楽部やチアリーディング部、甲子園に駆けつけてくれた有志応援団、そして全生徒たちにとっても、素晴らしい思い出になりました。また、この躍進を支えていただいた保護者のみなさま、五島監督を始め指導にあたった先生方、本当にありがとうございました。本校にとってこの夏は本当に素晴らしい夏となりました。
本日、この活躍を新たに記す日を、晴れて迎えることができました。これまで活躍した選手たちの名前が刻まれた石碑とプレートが並んでいます。みなさんは、先輩たちが成し遂げた偉業に加わるさらなる一ページに、その名前が刻まれることになります。卒業後に社会に出て、ご家庭を持ち、いつの日かこのグラウンドに戻ってくることがあれば、頑張った証として自分の名前が残っていることは、何よりの励みになることと思います。みなさんの活躍が、いつまでもこのグラウンドに残り、語り継がれていくことを我々も誇りに思います。今後も硬式野球部の活躍が続いてくれることを願っています」と挨拶を述べ、さらに野球部保護者のみなさまには、この1年間の様々なご苦労と多くサポートをしていただいたことに、深く謝意の気持ちを伝えました。最後にもう一度部員たちに向き直り「甲子園出場、本当におめでとう。みなさんの活躍に本当に感謝しています」と心を込めた言葉を送りました。
それに応えて、前主将の川上泰輝君が「私たちのために、この様に立派なプレートを贈呈していただき、有難うございました。千葉県大会優勝、甲子園出場を果たし、学校を盛り上げることができ本当に良かったと思っています。私たち硬式野球部は甲子園を目指し、歩みを止めずに躍進を続けて行きます。これからもよろしくお願いします」と感謝の気持ちを述べました。
真新しいプレートが学校長から川上君へ手渡され、記念碑に設置されました。
附属幼稚園で保育実習 ~保育・幼児教育コース~
本校の「保育・幼児教育コース」では春と秋の年2回、清和大学附属幼稚園へ赴き、保育実習を行っています。今回は下記の日程で実施しました。
11月13日(水) 八重原幼稚園 2年生
11月15日(金) 畑沢幼稚園 2年生
11月18日(月) 金田幼稚園 3年生
11月20日(水) 金田幼稚園 3年生
11月21日(木) 八重原幼稚園 3年生
11月22日(金) 八重原幼稚園 3年生
2年生は「子ども文化」という授業で作成した紙芝居を使って、園児たちの前で実演実習を行いました。3年生は2年生の時に作成した手袋シアターとエプロンシアターを使っての実習となりました。手作りの実演教材には独特の温かみがあり、前もって練習を重ねたお話の語り方や工夫を凝らした愉快な演技は、園児たちの関心を大いに惹きつけ大変喜んでもらえました。
11月15日(金)は、年中さんクラスで体育教室に参加しました。逆上がりの練習をお手伝いしました。
11月20日(水)は、年長さんクラスでICT教室に参加しました。園児と一緒にアプリを使用してプログラミングの勉強をしました。
11月22日(金)は、年少さんクラスで体育教室に参加しました。また、本校と市原中央高校で英会話の授業を担当しているジェームズ先生が、満3歳クラスで英語教室を開いていました。ジェームズ先生の声に続いて楽しそうにリピートする園児と一緒に、実習生たちも声を合わせて発音の練習をしました。
間近にせまったお遊戯会ではジェームズ先生と英語の歌を披露するため、どの園でも園児たちが練習する英語の歌声が響いていました。
どの幼稚園もお遊戯会を控えて忙しい時期にも関わらず保育実習を受け入れて下さり、ありがとうございました。
橋本典明さん特別講義 ~2年生国語表現~
11月8日(金)、NHKエデュケーショナルプロデューサー橋本典明さんが来校。2年生『国語表現』(選択授業)で、「言葉の豊かさに触れてみませんか~短歌を事例にして~」と題して、特別講義が開かれました。
2年生の国語表現は、言葉の豊かさを学び表現力を育む授業です。この日は5・6時間目に授業選択者64名全員が音楽ホールに集まり、短歌を通して興味深いお話をお聞きすることができました。
橋本さんは、Eテレの「NHK短歌」という番組を手掛ける番組プロデューサーです。他にも、美術や歴史関係のドキュメンタリー番組を数多く制作されています。また、中学1年生の国語教科書に掲載されている『言葉がつなぐ世界遺産』の著者としても広く知られています。
短歌は、わずか31音で表現される詩歌です。制約があるからこそ表現方法を研ぎ澄ませてきた短歌は、人々が抱いた思いを豊かな言葉で私たちに伝えてくれます。橋本さんは『サラダ記念日』俵万智著、『ドラえもん短歌』升野浩一編ほか、多くの歌集から50首以上の作品を紹介し、日本語が持つ情感あふれる言葉と巧みな技法を詳しく解説して下さいました。さらに、橋本さんが上の句の五・七・五を読み、生徒たちが創意工夫を凝らして付け句(下の句の七・七)を発表するなど、自分の思いを伝える術を楽しみながら学びました。
講義の最後には、歌人たちの短歌に対する熱い思いや「NHK短歌」の番組制作についてのこぼれ話などをうかがうことができ、生徒たちは「今まで難しいと感じていた短歌を、身近に感じるようになった」と感想を述べました。
ボランティアで活躍 ~アクアラインマラソン~
本日、『ちば アクアラインマラソン2024』が開催されました。生徒会役員と運動部有志およそ150名が、ボランティアとしてアクアマラソンの運営をお手伝いました。
ボランティア参加者は、7日(木)放課後に至誠館に集まり、業務内容や会場へのアクセス方法などを案内され、スタッフ用ビブスやレインウエア、軽食のスナック等を受け取り、準備を整えました。
活動場所は、フルマラソンフィニッシュ会場(旧木更津市役所)。フルマラソン走者へ完走メダルを渡す役割を生徒会役員とバレー部合計22名の生徒が担い、手荷物返却をチアリーディング部、軟式野球部、陸上部、剣道部、テニス部、空手道部、サッカー部、バドミントン部、総勢126名が務めました。
コース上には、給水班や救護班、交通整理など、実に多くのボランティアの方々による支援がありました。沿道では小中学校生による応援団を始め多くの人達がランナーへ温かい声援を送るなど、木更津市民総出のマラソン大会という趣でした。
本校太田門(正門)前がおよそ37㎞地点となり、駐車場には「救護所」が設けられました。また、本校より教職員数名が走者として出場しています。学校長は、今大会でフルマラソンは20回目。アクアラインマラソンは初回から参加し、連続の6回目の出場となりました。昨日の記録は3時間47分9秒でした。強者...!
晩秋の木更津は昼の気温は18℃、時折薄日の差すまずまずのマラソン日和となりました。1万7千人の走者が東京湾アクアラインを駆け抜け、市内は疾走する走者とそれを見守る多くの観衆で賑わいました。
3位入賞 ~バスケットボール部~
『全国高等学校バスケットボール選手権大会(2024WINTERCUP)千葉県予選会 2次ラウンド・ファイナルラウンド』にて、男子バスケットボール部が3位入賞を果たしました。
11月2日(土)、船橋アリーナで行われた準決勝戦において、対戦校八千代高校に善戦したものの勝利を逃しましたが、見事3位入賞を勝ち取りました。
海神が掲げる三叉の槍『トライデント』をあしらったチーム旗がはためく観客席には、部員のご家族が大勢駆けつけていました。そこに吹奏楽部、チアリーディング部、バレーボール部が加わり、得点が入るたびに歓喜の叫びが沸き起こる熱烈な応援を繰り広げました。
その大声援に応え、前半には僅差のリードを守っての試合展開となりましたが、後半は次第に得点差が開き、ゲームセットを迎えました。
しかし3位入賞は大きな戦果でした。長足の成長を遂げるバスケットボールの活躍に、今後も期待が膨らみます。
表彰
全体集会では、生徒たちの活躍を顕彰して表彰が行われました。
次頁にて紹介いたします。
【陸上競技部】
○JOCジュニアオリンピックU18
女子ハンマー投 第7位 鈴木瑠華
○関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会
女子ハンマー投 第3位 鈴木瑠華
男子ハンマー投 第7位 山崎大悟
男子100m 第4位 金子颯希
4×100mR 第1位 生貝、小松、北島、金子、
4×400mR 第6位 大橋郁、金子、生貝、小松
【演劇部】
○きみぶん演劇祭 千葉県高校演劇 第11地区 高校演劇 秋季発表会
最優秀賞
グッドステージ賞
個人賞 内間清香、押足奈南
【吹奏楽部】
○千葉県吹奏楽祭出場 千葉県民文化祭「文化で繋ぐ千葉の力」
全体集会
昨日28日(月)の代休日を挟み、本日から授業が再スタートしました。1校時目は至真殿に全生徒が集まり、吹奏楽部伴奏の校歌斉唱で集会が始まりました。
生徒会長、原君は「まず、今年の『真心祭 文化の部』が大成功に終わったことを報告します。全校生徒の協力の下で多くの方々に楽しんでいただける、素晴らしい文化祭となりました。みなさん一人ひとりが全力で取り組み、それぞれの個性とアイデアを活かした展示やパフォーマンスを見せてくれました。併せて、文化祭実行委員がそれぞれの役割を果たし、準備を進めてくれました。みなさん、本当にありがとうございました」と挨拶をしてくれました。
また、原君からは、文化祭中に行われた『文化祭クラスTシャツコンテスト』の結果についても報告がありました。
第1位 T31 18.2%
第2位 T21 10.4%
学校長賞 205組
(パーセントで示された数字は、全投票数を母数にした獲得票の割合です)
続いて学校長から、教育実習生の紹介がありました。登壇した6人の実習生一人ひとりが、学校長から紹介され、自分が受け持つ教科と担当クラスを伝えると同時に、「2,000人の顔と名前を覚えられるよう頑張ります」、「3週間全力で頑張ります。よろしくお願い致します」などと、実習に向けての意気込みを述べてくれました。
「全員がみなさんの先輩、本校の卒業生です。教員になりたいという思いを抱いて、教育実習生として戻ってきました。気軽に話しかけ、いろいろとアドバイスを受けて欲しいとおもいます。最後にもう一度拍手を」との学校長からの呼びかけに、 生徒たちから実習生へ温かい拍手が送られました。
最後に学校長は「大変盛り上がった2日間でした。今年は初めて両日を公開としました。特に、卒業生、他校の生徒ほか、一般の方々に公開した2日目は、およそ2000名、実に多くの来場者をお迎えしました。大変素晴らしい文化祭になりました。
展示や発表をしているみなさんの姿を見ていると、本当に楽しそうでした。来校していただいた方々も、楽しんでいただけた様子でした。閉会時にお客様を見送っていると、多くの方から「楽しい文化祭でした」と声を掛けていただきました。開会式でお願いした通り、自分たちばかりでなく来ていただいた方に楽しんでもらえた、とても良い文化祭でした。自ら積極的に動き、仲間同士協調性を持って協力し合うという姿勢は、社会に出てからも必ず求められるものです。文化祭を通じて自分がその様な点で成長できたと感じることができたのなら、何よりも素晴らしいことです」と文化祭を振り返りました。
文化祭 ~2日目~
『第22回 真心祭 文化の部』、2日目を迎えました。ようやく秋めいた本校キャンパスには多くの来場者が訪れ、文化祭を楽しんでいただきました。
古式ゆかしい茶道のお点前。江戸前落語では、出囃子で噺家が高座に登場。古典の名作『死神』の一席はなかなか堂に入った話し振りでした。クラス全員でのオールスターキャストで演じられた『美女と野獣』は、学校長も絶賛の熱演でした。教室での企画は、教室内という制約があるなか、円熟の技量、磨かれた演技力等、マンパワーが炸裂する充実の内容が散見されました。
ステージ上では、和太鼓、書道、チアリーディング、吹奏楽、合唱、演劇、クイズ、ダンス、軽音が入れ替わり立ち替わりで登場。舞台の上を十代のエネルギーが駆け抜ける疾走感あふれる演出となりました。
3年生の模擬店は、早々に完売となったクラスと、午後から値引きを断行するクラスと、明暗が分かれましたが、全員が協力して最後の思い出を作れた様です。どうにか全クラスが赤字を免れました。
昨年に続いて、青雲館ではバザーが開かれました。生徒のご家庭や教職員有志から提供された、主に日用品が販売されました。お手頃価格の品揃えに会場が賑わいました。
本日は、一般公開での開催となりました。2,000人を超える来場者のなかには、懐かしい卒業生の顔もありました。開催日の両日を公開としたのは初の試みでしたが、ご来場のみなさまには2日間にわたり様々なご協力をいただいたことで、無事終了することができました。さらに、大変盛況のうちに幕を閉じることができました。
多くの来場者をお迎えする上で、今後もより内容を充実させ、安全面に関しての備えを怠らず、安心してご参観になれる運営に努めて参ります。
多数のご来校、ご参観が、何より生徒たちの励みとなりました。心より御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。
文化祭 ~1日目~
『第22回 真心祭 文化の部』の幕開けとなりました。ステージ発表、クラス企画、模擬店に作品展示。9:30に全ての企画が一斉にスタートしました。
ステージ発表は、屋外ステージと音楽ホールの2カ所で展開。演奏あり、クイズあり、芝居あり、バラエティー満載の発表では、来場者を飽きさせない新鮮なパフォーマンスを届けました。
クラス企画では、手の込んだトライアル系ゲーム、フォトスポットなどに加え、「お化け屋敷」が解禁されたことで、「怨念」「呪い」の文字が躍る黒い外装の教室が目立ちました。激しい動きでスリルを味わうカートの動力は当然「人力」で、はしゃぐ乗客とは対照的に男子生徒が汗だくで疲労困憊の様子でした。トークだけで観客を惹きつける1年生の企画がありました。話術の巧みさが秀逸でした。
模擬店を開いた3年生は、材料費を回収し赤字を回避しなければならないという事情もあって、担任自ら陣頭指揮を執るなど、気合いを感じる販売を繰り広げていました。ポップな彩りやエスニックな演出など、装飾にも力が入っていました。
1日目となる本日は、在校生のご家族限定で文化祭を公開いたしました。700名を超える来場者に、キャンパス内は終日賑わいました。
文化祭開催迫る
3日間の準備期間を終え、明日から文化祭『第22回 真心祭 文化の部』が開催されます。
準備期間最終日となった本日は、生徒たちがそれぞれのクラス企画、部活動、同好会での企画の仕上げに終日取り組みました。1年生は本校文化祭の規模の大きさに戸惑い、2年生は更にパワーアップした企てを試み、3年生は模擬店での料理の試作に試行錯誤を重ねました。
屋外ステージの発表も含め、一部の企画は最終下校時間18:00ぎりぎりまでの練習/作業となりました。日没の時刻を過ぎた校舎内には、片付けや帰宅を急ぐ生徒たちの群像がうごめいていました。
今年度は、明日1日目よりの文化祭を公開【25日(金)は在校生家族限定、26日(土)は一般公開】いたします。
安全安心を心掛け、多くの方々に楽しんでいただけるよう文化祭の運営に努めてまいります。乞うご期待!
屋外ステージ完成 ~文化祭~
昨日、(株)シミズオクトのご協力を得て、屋外ステージ設営作業が行われました。就職指導部が企画したインターンシップに本校生徒9名が参加。作業に協力してくれました。
(株)シミズオクトは、オリンピックのセレモニーを始め、フェスやコンサート等、日本のイベントを縁の下で支える、その世界では有名な企業です。この数年文化祭といえば、至真殿階段下に“屋外大ステージ”を設営していただいています。
至真殿階段下に広がるスペースは、正門側へ緩やかに下る傾斜があります。そこに、音響機器や楽器を乗せ、一度に40から50人の高校生がパフォーマンスを繰り広げても、びくともしないステージを組み立てるのは、素人の手には負えない作業です。
プロの技を拝見していると、骨組みを構成する金属パイプに水準器を当て垂直と水平を測りながら、かなりの面積を持つ斜面上に、水平を保ったステージが出来上がっていきました。
シミズオクトは間違いなく「ガテン系」の会社なのですが、およそ半分の10名が若い女性社員の方でした。ヘルメットと作業着姿で働く姿は、颯爽としていました。
本校生徒たちも、安全を確保するため、ヘルメットと安全靴をお借りしての参加になりました。2組に分かれて、それぞれ社員の方から丁寧な説明を受けながら作業を進めました。お昼を挟んで、4時間ほどでおよそ18㍍×12㍍の大ステージが完成しました。
お昼には、木更津名物、あのBBQ弁当(多分大盛り)が支給されました。重労働?にふさわしい、ボリューム満点のお弁当でした。
文化祭ポスター表彰
開会式の途中、「文化祭ポスター」の表彰が行われました。多くの募集作品の中から、優秀な作品10点が選ばれ、学校長より表彰されました。
最優秀賞となった磯野さんの作品は、今年度文化祭のポスターに採用され、本校ホームページのトップにも掲載されています。
次頁に受賞者をご紹介しています。
最優秀賞 磯野 眞友子
優秀賞 松川 紗笑
佳作 笹生 由愛
佳作 川崎 美穂
佳作 岡田 織舞
佳作 梅田 美邦
佳作 藤原 恵舞
佳作 今関 瑠花
佳作 小泉 怜唯
佳作 宮坂 碧
佳作 山北 ユリ
文化祭開会式
本日、至真殿にて『第22回 真心祭文化の部』開会式が行われました。実行委員長松田真大君から、文化祭開催に向けて挨拶がありました。
文化祭は、本日から24日(木)までの3日間の準備期間を経て、25日(金)、26日(土)に開催されます。
松田君から、改めて今年度文化祭のテーマ「~私らしく輝け~ 木総天外」が紹介されました。今年度は1日目から一般公開があり多くの来場者が予測されることに触れ、「準備期間から協力し合い、ルールを守ることが大切です。文化祭成功に向け全力で取り組み、大いに楽しみましょう」と全生徒へ呼びかけました。
生徒会長の原君からは、「各クラスで様々な準備が進められていることと思います。みなさん一人ひとりの努力が文化祭の成功に繋がっています。全員で協力し合い、最高の文化祭となる様頑張りましょう」と全生徒への協力を求めました。
学校長より、「体育祭が大成功でした。さらにこの文化祭を成功させることで、今年度の行事への評価が高まります。本日から準備期間となりますが、クラスによっては数日前からすでに動き出しているクラスもありました。準備をおろそかにせず懸命に取り組むことで、文化祭当日の充実感が増すはずです。
文化祭を楽しむためにも、各自の役割を責任感を持って果たしましょう。来校者に楽しんでいただけるよう、各企画の準備を進めましょう。そして全員が決められたルールをしっかり守ることで、誰もが本校の文化祭を心から楽しむことができるのです」と、文化祭成功に向けて事前の心構えを伝えました。
生徒会指導部宍田先生より、日程の確認、準備段階や開催中の諸注意等が伝えられました。また、吉田先生より、バザーや模擬店など金銭のやり取りについて、現金の扱いとキャッシュレスでの決済等について、詳しく紹介されました。最後に、環境整備課軽込先生から、準備期間中、開催中、最終日の片付け作業中のごみ処理について、手順が説明されました。
最優秀賞獲得! ~演劇部~
10月13日(日)に終了を迎えた『きみぶん演劇祭 chapter.21』で、本校演劇部が、最優秀賞、グッドステージ賞、個人賞(2名)を受賞しました。最優秀賞の受賞は、2年連続となります。
『きみぶん~』は、地区の7校が参加する演劇祭で、どの高校も3年生引退後初の舞台上演となります。その演劇祭で、本校演劇部が見事2年連続で、最優秀賞を受賞しました。
「演出上の効果を高めたセットの精巧さ、統率がとれた準備段階での高いチームワーク」等の理由でグッドステージ賞を受賞。演技力の高さを認められ、押足奈南さん、内間清香さんが、5名枠のなかから、二人揃っての個人賞受賞でした。
そして、監督と演出を務めた長谷川大輔君がステージに上がり、今年度地区役員を務める本校顧問福田先生の手から『千葉県高校演劇11地区最優秀賞』の表彰状を受け取りました。大道具、音響・照明等の裏方担当と、演者、演出・監督、総勢8名が力を合わせて勝ち取った最優秀賞でした。歓声と号泣に沸いた、感動の受賞シーンとなりました。
深刻なテーマが次第に明らかになってくる後半からは、目頭が熱くなる場面が続きました。菜月が置かれた境遇と彼女が抱えてきた孤独は、見る側の胸が痛むほど過酷なものでした。しかし同時に、登場人物たちが互いに支え合おうとする温かい絆のなかに、一縷の希望を見いだすことができました。部員たちの初々しい演技が、「この子たちならきっと乗り越えてくれる」という確信を観客に印象付けてくれました。心温まる素敵なエンディングでした。
きみぶん演劇祭 ~演劇部~
10月12日(土)、13日(日)の2日間、高校生たちの演劇『きみぶん演劇祭 chapter.21』が、君津市民文化ホール大ホールにて開催されました。本校演劇部が、13日の最初のステージに出演。見事な演技で来場者を魅了しました。
作品のタイトルは、『今日の献立は、』。生徒会提供のお昼のラジオ放送。食いしん坊だから、という理由だけでいきなりパーソナリティを押し付けられた果穂と菜月。おいしいものには目がない二人は、好物の話で盛り上がる、どこにでもいる女子高生です。
しっかり者で面倒見がよい菜月に惹かれている果穂は、番組制作を楽しみながら進めて行きます。互いに好き勝手なことを言い合うことができる仲なのに、なぜか隙を見せようとしない菜月に、観客は心の壁を感じて行きます。
文化祭を前にして、菜月は学校に来なくなってしまい、電話にもラインにも応答が無くなります。そしてある日の放課後、菜月は額に大きなガーゼをあてて姿を現します。何かを必死で伝えようとする菜月は、核心を打ち明けられぬまま逃げるように立ち去ってしまうのです。
「私が本当に大事にしているものを大事に出来ないのなら、私は私を許せません」と自分を責める果穂は、菜月を励ますために一念発起。先輩の小野と後輩の本条に支えられながら、新企画‟直撃!となりのクラスのお昼ご飯“の生放送を始めます。それが自分の声を菜月に届ける唯一の手段だったのです。
最近、ようやくヤングケアラーが抱える悩みと負担が、社会問題として取り上げられるようになりました。障がいを持つ家族の世話をしなければならない菜月が、必死に思いの丈を果穂に打ち明けるクライマックスのシーン、内間さんの演技には観客の心を打つ迫力がありました。まっすぐな気持ちを持つ果穂の奮闘ぶりを演じきった押足さんの役柄からは、人を思う温かい心が伝わってきました。菜月が悩んでいることを知りながら、どこまで踏み込んで良いのか躊躇してしまう果穂。しかし、大切な人を精一杯受け止めようとする健気さと、勇気を出して伝えた「菜月のことが好き!」というストレートなセリフには、人の心を射抜く力強さがありました。二人を温かい目で見守る、3年生小野役を山口さん、1年生本条役を綿貫さん、たった4人で演じた芝居となりました。舞台のセットも教室の壁と机が3つのいたってシンプルなものでしたが、演者の力量がひかる素晴らしい上演となりました。
私学振興大会で紹介 ~柔道部~
本日、幕張メッセで『千葉県私学振興大会』が開かれました。大会の途中、この1年間で全国レベルの様々な競技大会で県を代表する選手として出場し、顕著な成績を収めた選手たちが紹介されました。その選手たちのなかに、本校柔道部員の勇姿がありました。
私学振興大会は、県知事を始め、県選出の国会議員、県議会議員のみなさんが臨席するなか、年に一度開かれる大会です。会場には、保護者、教職員、学校長、理事長が集まり、県内の私立学校で行われている教育活動の振興を図り、さらなる充実と発展を訴えました。
今夏開催されたインターハイ“北部九州総合体育大会”には、千葉県私立高校34校校から、26競技に451名の選手が出場しました。千葉県選手団は総勢694名。実に65%の選手が私立高校から出場したことになります。
本校柔道部を代表して、女子個人48㎏級 準優勝の若林美優さん、男子団体3位の辻陽風君、外園海晴君、對島舜君の4名が千葉県内の優秀選手の列に加わり、紹介を受けました。広い会場にいる1,500人を超える来場者から、大きな賞賛の拍手をいただきました。
参考:『新着情報』8/28の記事に、インターハイの戦績を掲載しております。
表彰
:
始業式の途中、生徒たちの活躍を顕彰するため、ステージ上で表彰が行われました。
以下にお伝えいたします。
【英語スピーチコンテスト】
『校内スピーチコンテスト』
○ 全学年スピーチ部門
第1位 パカテ・ジャズミン、第2位 加藤瑠那
第3位 濱邊誠己、 第4位 大塚望乃
第5位 和泉柚月、 第6位 荒琥太朗
○ 1年生暗唱部門
第1位 北野琉翔、 第2位 新井穂花
○ 2・3年生暗唱部門
第1位 石井 司
『高校生英語スピーチコンテスト 木更津・市原地区大会』
○ 全学年スピーチ部門
第2位 パカテ・ジャズミン
○ 1年生暗唱部門
第3位 新井穂花、第4位 北野琉翔
【陸上競技部】
『千葉県高等学校 新人体育大会』
○女子ハンマー投
鈴木瑠華 優勝
三浦姫乃 5位
○男子ハンマー投
中村奏太 優勝
山崎大悟 準優勝
石田岳士 3位
○男子4×100mR
生貝、大橋郁、小松、金子 3位
○女子円盤投
鈴木瑠華 準優勝
○男子円盤投
石田岳士 5位
中村奏太 7位
○男子100m
金子颯希 準優勝
○男子棒高跳
畠山優翔 準優勝
○男子200m
金子颯希 4位
小松悠稀 6位
○男子砲丸投
中村奏太 4位
石田岳士 5位
○女子砲丸投
三浦姫乃 7位
○男子走高跳
小倉由也 5位
○男子4×400m R
(予選)生貝、森田、金子、小松
(決勝)生貝、大橋、金子、小松
3位
○男子総合 3位(73.5点)
【ソフトテニス部】
○国民スポーツ大会
少年男子 7位
○全日本ジュニアソフトテニス選手権大会
シングルス アンダー20
昼間悠佑 3位
後期始業式
:
体育祭の余韻が残るなか、全生徒が至真殿メインフロアーに集まり、後期始業式が行われました。
:
生徒会長の原君から、「体育祭は、各色の団長のお陰もあり、全力で取り組む姿勢、チームワークを発揮する姿等、とても素晴らしいものになりました。体育祭に続き、文化祭が予定されていますが、同時に学業や部活動など、やるべきことが沢山あります。3年生は入試も近づき、2年生は自分の進路について考え始め、1年生は高校生活に慣れ始めた頃だと思います。自分の目標に向かって一歩ずつ進み、確実に自分のペースで歩んで行ってください」と挨拶をしました。
学校長からは、「後期のスタートを飾るにふさわしい、大変素晴らしい体育祭となりました。どのチームも一体となって競技と応援に励み、全生徒2,100名が一丸となって臨んだ素晴らしい2日間となりました。本校史上初の出来事となった3年生2チームの同時優勝は、最上級生が自ら範を示し、全力を尽くして体育祭をけん引して得た結果です。これからも記憶に留めることで、今月末の文化祭や今後の学校行事において、大きな財産となってくれるであろうと期待します。
来たる文化祭では、体育祭を上まわる来場者が予想されています。多くの方が本校の文化祭に期待を寄せ、その開催を楽しみにしています。しっかりと準備をして、良い文化祭にして欲しいと思います。
3年生は、実質的な高校生活も残り3ヵ月を切る時期となりました。各自の進路決定に向け、懸命に取り組んでいる真っ最中だと思います。つまらない失敗や軽率な判断が、その努力を無に帰してしまう事態に陥ることもあります。良識と慎重さが求められます。1・2年生は、3年生が残りの期間をどの様に過ごすのかを見届け、これからの参考にして下さい。3年生は最後まで、下級生の良い手本でいて欲しいと願っています。各自が生活を充実させ、授業にも文化祭にもしっかりと取り組み、後期の学校生活をより良いものにして欲しいと思います」と、講話を伝えました。
最後に生徒指導部長、鈴木先生から、10月15日(火)から衣替えとなるので、冬服の用意をすること。体育祭、文化祭と行事が続く時期に、問題や事故が起きる傾向があるので、服装を含めて、規律やマナーを守り周囲に迷惑になる行動を厳に慎むこと、と2点について注意喚起がありました。
体育祭 2日目
『第22回 真心祭 ~体育の部~』、2日目が開催されました。計7色のチームで競い合った体育祭でしたが、今年度は3年生の緑組、紫組が仲良く同率で優勝となりました。
男子種目『一騎打ち~太田の乱~』、女子種目『決戦太田山』は対戦型の競技。男同士、女同士の熱い戦いになりました。『綱引き』、『クラス対抗リレー』では、予選から力と力がぶつかり合う激戦となり、真剣勝負を見ることができました。最後の『色別リレー』では、応援席の生徒が総立ちで声援を送る場面となり、クライマックスを迎えるにふさわしい激闘が展開されました。
閉会式では、実行委員長小川栄樹君が、「みなさんのご協力があり、素晴らしい応援のお陰で、大いに盛り上がる体育祭となりました。私にとっては3年間で1番楽しかった体育祭になりました。本当にありがとうございました」と、体育祭を成功裡に終えることができたことに対して、すべての生徒に感謝の気持ちを伝えました。
学校長は、体育祭準備に尽力した教職員と部活動の生徒たち、そして最後まで参観していただいた保護者のみなさまに謝辞を伝え、「どのチームが優勝をするか分からないほど、最後の最後までこんなにも競り合った体育祭は初めてでした。2チームの同時、しかも3年生チームがともに優勝したのも、22年の本校の歴史上初めてのことです。最上級生が牽引力を発揮した見事な優勝でした。彼らの背中を見て、1年生、2年生は来年以降も体育祭で全力を傾けてほしいと思います。本当に素晴らしい2日間でした」と、生徒たちの活躍を大いに評価しました。
【主な成績】
スピード長縄 1位 309、2位 T33、3位 T32
クラス対抗リレー1位 210、2位 306、3位 213
色別対抗リレー 1位 青組、2位 白組、3位 黄色組
総合成績 優勝 緑組/紫組、3位 黄色組、4位 桃組
今年度の『真心祭 ~体育の部~』は滞りなく、大盛況のうちに終えることができました。両日とも10月にしては高い気温となりましたが、秋空の下、生徒たちは全力で競技に臨み体育祭を大いに楽しみました。
10月22日(火)から、3日間の準備期間を経て、10月25日(金)、26日(土)の2日間、『第22回 真心祭 ~文化の部』が開催されます。詳しくは、本校ホームページにて。
体育祭 1日目
『第22回 真心祭 ~体育の部~』が、本日から2日間にわたり開催されます。10月にしては高い気温となりましたが、秋空の下、生徒たちは体育祭の1日を満喫しました。
開会式では、先ず生徒会長の原君から、「各色がこの日のためにたくさん練習し、様々な工夫をしてきたと思います。体育祭は、仲間と協力し支え合い、勝敗を超える成長を感じる大切な機会です。勝つことももちろん大切ですが、一番大切にして欲しいのは、全力で取り組む姿勢、そしてチームでの協力です。みなさんで素晴らしい体育祭を創り上げましょう」と挨拶がありました。
学校長からは、「コロナの頃を振り返ると、全国の学校で体育祭の中止が余儀なくされました。コロナが過ぎてからも内容を削って短縮された形での開催が続く学校が少なくありません。しかし本校では、コロナが明けてからは、それ以前を凌ぐ規模での開催に取り組んでいます。全員で2,100名の生徒が力を結集し、クラス、色、学年、そして学校全体で、この太田山キャンパスを賑わせたいと思います」と挨拶をした上で、「本気でやるからこそ、得るものがある」、「競技のルール、応援のマナーを守ってやることで体育祭の意義が深まる」、「体育祭を大いに楽しんで欲しい」と生徒たちに体育祭に際しての心構えを伝えました。
そして、各色のチーム代表が団旗を掲げて朝礼台の前に集合。体育祭実行委員長、小川栄樹君から、「我々選手一同は、スポーツマンシップに則り、正々堂々、最後まで全力で楽しむことを誓います」と、高らかに宣誓し、体育祭が始まりました。
午前のプログラムでは、今年度の新種目『龍リレー』で盛り上がりました。午後には、運動部、文化部が競い合う『部活動対抗リレー』。ガチの勝負で1等を狙う部活もあれば、趣向を凝らしたいでたちで会場を沸かせた部活もありました。そして『綱引き予選』では、力と力がぶつかり合う白熱の闘いを見ることができました。
天候を鑑み、4日(金)に予定されていた『秋休み』を明日3日(木)に繰り上げ、4日(金)に改めて体育祭2日目を実施いたします。
体育祭練習 2日目
昨日に引き続き、体育祭に向けて練習が行われました。昨日と同様、ハウスごとに指定された場所で、競技の説明と練習が行われました。
朝から雨が降ったり止んだりする状況が続きました。グラウンドが使用できなくなり、複数のハウス・学年が至真殿メインフロアーをシェアして練習が進みました。「台風の目」「猿は木から滑らない」「羽入れ」などの練習が同時に展開されている様子を見ると、ミニ体育祭の様相を呈し、すでに前哨戦が始まっているかの様な賑わいとなりました。
11:45より、数ヶ所に散らばって練習をしていた生徒たちが、至真殿メインフロアーに集合。森井先生から諸注意や連絡事項が伝えられました。今年度新種目の「龍リレー」は、生徒たちが、春節などで行われる「舞龍(龍舞とも)」を模した龍を担いでリレーをします。今年が辰年であることと学校長のお名前「竜太郎」に因んで考案されたそうです。
全員で整列やラジオ体操の練習を行い、最後に体育祭実行委員長小川栄樹君が、「せっかくやるからには、昨年を凌ぐ立派な体育祭にしたいです。みなさん、全力で取り組みましょう!」と呼び掛けると、会場から大きな拍手が沸き上がりました。全員が意気軒昂、体育祭への意気込みが伝わってきました。
大会結果報告 ~陸上競技部~
9月26日(木)~9月29日(日)、ゼットエーオリプリスタジアムにて『千葉県新人陸上競技大会』が開催。本校陸上競技部の戦績を報告いたします。
4日間の激闘の末、多くの選手が入賞しました。
惜しくも入賞を逃した選手も多くおり、来年度の総体を楽しみに思っています。このあと、どう過ごすのか、どう意識するのかで来年度の差が出ます。是非リベンジしてほしいです。
また、この大会で3位に入賞すると関東新人大会への切符を手に入れることができます。
26日
女子ハンマー投
鈴木瑠華 優勝(関東辞退)
三浦姫乃 5位
男子ハンマー投
中村奏太 優勝(関東決定)
山崎大悟 準優勝(関東決定)
石田岳士 3位(関東決定)
男子4×100mR
生貝、大橋郁、小松、金子 3位(関東決定)
27日
女子円盤投
鈴木瑠華 準優勝(関東決定)
男子円盤投
石田岳士 5位
中村奏太 7位
男子100m
金子颯希 準優勝(関東決定)
28日
男子棒高跳
畠山優翔 準優勝(関東決定)
男子200m
金子颯希 4位(関東辞退)
小松悠稀 6位(関東決定)
※辞退者がいると繰り上がりで出場権が回ってきます。
29日
男子砲丸投
中村奏太 4位
石田岳士 5位
女子砲丸投
三浦姫乃 7位
男子走高跳
小倉由也 5位
男子4×400m R
(予選)生貝、森田、金子、小松
(決勝)生貝、大橋、金子、小松
3位(関東決定)
男子総合 73.5点 3位
関東は10/19.20に栃木県カンセキスタジアムで行われます。
また、同時期にU18大会に鈴木瑠華が女子ハンマーで出場します。(場所は三重県)
今後とも応援よろしくお願いします。
体育祭練習 1日目
終業式に続いて、今年度体育祭実行委員会の責任者を務める森井先生から、体育祭に向けての諸注意が伝えられました。
森井先生は、「すでに様々な準備が進んでいますが、最終的に良い体育祭にするには、みなさんの協力が必要です。楽しむ以外にもしっかりと注意事項を守って競技に臨んでください。各色のチームごとが団結し、ひいては学校全体が団結して競技が進むことを願っています」と、生徒に体育祭成功に向けて、心構えをもって互いに協力し合って行動するよう、促しました。
『真心祭 体育の部』を10月2日(水)、3日(木)に控え、本日と明日1日(火)は、体育祭練習日となります。特進・進学、1学年から3学年の各ハウスが、それぞれ指定された場所に移動し、種目ごとの招集やルールの確認、競技の練習を行います。
前期終業式
本日9月30日は、本校の前期最終日に当たります。至真殿に全生徒が集合し、終業式を行いました。
また、今週は体育祭週間となり、今日、明日は体育祭の練習を行うため、生徒たちは制服ではなく、体操着又は体育祭Tシャツを着て整列をしました。
前期終業に当たり、生徒会長、原君より挨拶がありました。1年生に対しては、「後期も引き続き、自分の興味や好きなことに挑戦し、新しい発見をしていってください。高校生活はまだ始まったばかりです。楽しみながら一歩一歩進んでいきましょう」と、2年生に向けては、「後期は、今までの経験を生かしながら、自分の将来に向けて一歩踏み出す絶好の機会です。焦らず、自分らしく前に進んでください」と、3年生へは「今まで積み重ねてきた努力が必ず実を結びます。自分を信じ、最後まで全力を尽くしてください。そして、後輩たちにとってもみなさんは大きな励みとなる存在です。残りの時間も、充実した高校生活を送りながら、次のステージへと羽ばたいてください」と、それぞれの学年の生徒へ、励ましの言葉を送りました。そして、最後に「どの学年のみなさんにとっても、後期は新しい挑戦と成長の場です。これからも共に学び、共に成長していきましょう」と、語り掛けました。
副校長からも講話があり、ディズニーランドへの遠足、夏の野球応援、インターハイ等での輝かしい成績を振り返り、前期を成功裡に過ごせたことへの評価が伝えられました。そして、「後期には3年生は進路決定の時期を迎えます。進学・就職、それぞれの志望が実現するよう頑張って下さい。1年生、2年生は、これからの学校行事や部活動の中心として活躍してくれることを期待しています。後期には、体育祭、文化祭、2年生は修学旅行も予定されています。充実した学校生活を過ごせるよう、各自が自覚をもって過ごして下さい」と生徒たちに話しかけました。間近に控えた体育祭に向けて、「事故がないよう、体育祭が盛況に行われるよう、全員が力を合わせて盛り上げて下さい」と協力を求めました。
「日曜日の初耳学」に出演決定
MBS(TBS)にて放送の「日曜日の初耳学」に、本校生徒の関口晴音さんが出演します。
「日曜日の初耳学」は毎週日曜日夜22時から放送されている、林修先生がMCを務める人気のテレビ番組です。
関口さんが出演する回は、USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)をV字回復させたマーケター(市場の動向を見て、商品開発をしたり、サービスを提供したりすることで、経済活動に影響を与える人)で実業家の森岡毅氏を講師に迎え、悩める高校生に向けて熱血授業を行う2時間スペシャルとなります。
思春期という難しい年頃の生徒たちの悩みに対し、森岡氏がどうアドバイスするのか、同世代の生徒のみなさん、みなさんに寄り添う教職員も必見の内容です。
乞うご期待、是非ご覧ください。
放送日:10月6日(日)21:00~22:54(2時間SP)
準々決勝惜敗 ~硬式野球部~
本日、県総合SC野球場で行われた秋季千葉大会順々決勝において、本校は専修大学松戸高校に4-5で敗れ、4回戦敗退となりました。
四回裏に先制点を許し、1点を追う本校野球部は、六回裏1死二塁の場面で、本島が適時三塁打を放ち同点。続く七回表には、四死球と犠打などで1死満塁の好機とすると、斉藤の適時二塁打で3点を獲得。4-1と勝ち越しました。
しかし、七回裏、八回裏、専大学松戸にそれぞれ1点、3点を奪われ、再逆転を許し敗退。4強入りを逃しました。
本日も野球部員、保護者のみなさまが、スタンドから精一杯の応援をしてくれました。3年生野球部員は、1回戦より欠かさず応援に参加してくれました。お疲れ様でした。本当にありがとうございました。
秋季大会3回戦に勝利 ~硬式野球部~
本日ゼットエーボールパークで行われた秋季大会3回戦、千葉英和高校との対戦は、3-0で本校が勝利を収め、8強入りを果たしました。
両校とも得点圏に走者を進める場面があったものの、堅い守備で互いに得点を許さぬまま、ゲームは六回まで膠着。
七回裏1死の場面で、緒方が均衡を破るフェンス直撃の三塁打を放ちました。続く川端が中前に適時打を放ち1点を先制すると、守備の隙を突きすぐさま二塁に進塁。小林の適時打で本塁に帰還を果たし、2-0としました。
八回裏にも庄村の三塁打に続いて、本島の一打で1点を追加。
先発の佐藤が五回までを投げ、六回から川端が継投。最後まで得点を許さず、ゲームセットとなりました。
準々決勝戦となる第4回戦は、9月29日(日)県総合SC野球場にて、第2試合(11:20開始)を予定しています。
英語スピーチコンテスト詳報
9月20日(金)、『高校生英語スピーチコンテスト木更津・市原地区大会』が、東海大学付属市原望洋高校で行われました。本校からの4名の出場者は、代表にふさわしい堂々のスピーチを披露してくれました。次に成績をお伝えいたします。
【1年生暗唱部門】
第4位 北野琉翔、 第3位 新井穂花
【全学年スピーチ部門】
第2位 パカテ・ジャズミン 第7位 加藤瑠那
9月3日(火)に行われた学内の『英語スピーチコンテスト』を勝ち上がった代表の4名は、2週間余の準備期間にも、語学コース長宮越先生の指導を受けながら練習を重ね、満を持しての出場となりました。
参加人数は例年よりも少なかったものの、各部門ともレベルが高いコンテストになりました。スピーチ部門第2位のパカテさんは、本来は県大会出場となるはずでしたが、1位2位の2名とも「英語圏生活経験者」でしたので、規定により第3位の生徒が繰り上がりとなりました。
秋季大会2回戦に勝利 ~硬式野球部~
本日、県総合SC野球場で行われた秋季大会2回戦において、対戦校市立船橋高校を5-3で破り、3回戦進出を決めました。
本校は2回表の攻撃で、先頭の水戸が中前打で出塁。和田の犠打、緒方の中前打で、1死一、三塁の場面、川端が左前へ適時打を放ち、1点を先制しました。
4回裏に市立船橋、5回表に本校が1点ずつ得点して迎えた5回裏。市立船橋は2点を得て逆転。1点を追う側となった本校は7回表、和田の右前打で1死満塁とすると、緒方の2点適時打と敵失で一挙3点を獲得。再逆転に成功、勝負を決めました。
一進一退の攻防が続く接戦となりましたが、先発川端が最後まで投げきって勝利を収めました。
風が強く砂塵が舞う中での試合となりましたが、引退したばかりの3年生が球場に駆けつけ、元気いっぱいの応援で新チームの勝利を後押ししてくれました。
3回戦は28日(土)、ゼットエーボールパークにて第1試合(9:00試合開始)を予定しています。急な変更等が御座いますので、必ず千葉県高校野球連盟のホームページをご確認ください。
秋季大会1回戦に勝利 ~硬式野球部~
9月21日(土)、『第77回 秋季県高校野球大会』が開幕。本校は市立柏高校と対戦し、9-4で初戦を勝ち上がりました。
一回裏の攻撃では、庄村の犠打で1死二、三塁の場面、本島、水戸の適時打などで3点を先制。二回、五回に1点ずつ失点したものの、五回裏には、本島と水戸の適時打で2点、六回裏には斉藤の中越三塁打と本島の単打で2点を追加し、7-2と得点差を広げました。
七回にも1点を返しましたが、八回裏、先頭の齋藤が三塁手のグラブをはじく強襲打で出塁すると、すぐさま二盗に成功。続く庄村も一塁へ出塁。本島が犠打で1死二、三塁と好機を広げ、薫田が右中間へ2点適時打を放ち、9-3と勝負を決定付けました。
市立柏高校は、九回にも犠飛で1点を返し、最後まで反撃の手を緩めない、見事な戦いぶりでした。
先発は、佐藤。三回から中軽米、五回から田端、八回以降を大井が継投。新チームの初戦となった戦いは、試行錯誤の一戦となりました。
2回戦は、市立船橋高校との対戦。22日(日)県総合スポーツセンター野球場、9:00試合開始の予定です。
オープンキャンパス開催
本日、中学3年生とその保護者のみなさまを対象にした、『令和6年度 木更津総合高校 オープンキャンパス」が開催されました。
説明会場となった至真殿メインフロアーでは、391名(中学生235名、保護者156名)の来校者を迎え、和太鼓部、チアリーディング部、吹奏楽部が歓迎パフォーマンスを披露しました。
学校長は中学3年生を前にして、「高校は将来の『自分の夢や目標を探す場所』でもあります。将来に備え、視野を広げ選択肢を増やすことが、自分の夢や目標を決定するのに大いに役に立ちます。その為には、えり好みをせず幅の広い学習に取り組み、様々な経験をして、時には自分とは異なる考え・意見を持ついろいろな人と出会い、交流することが大切です。本校では、その全てが可能となる環境が、高い次元で整っています。
今日は半日ではありますが、授業はもちろん様々な部活動、施設等を体験し、みなさんの進路選択に役立てて欲しいと願っています。今年度は760名という、実に多数の1年生が入学しました。全生徒数は2,100人。その85%の生徒が本校を第1志望校として単願で入学しています。みなさんには、是非自分が入学したい高校への進学をかなえて欲しいと願っています」、と歓迎の挨拶を述べました。
続いて行われた説明会では、生徒会作成動画を視聴していただき、学校の概要や入試制度等を紹介しました。大規模な学校行事、本校独特のコース制、入学試験や特待生制度等について詳しい説明が行われました。
説明会を終えると、中学生は校舎に移動し志望コースごとに決められた教室で、40分のミニ授業を受講。保護者のみなさまは会場に残り、就職指導部長、進学指導部長のプレゼンテーションによる、本校の進路指導の取り組みについて聴いていただきました。
本校には、「特別進学」「進学」「総合」「スポーツ」「情報ビジネス」「語学」「医療・看護」「保育・幼児教育」「生活科学」「美術」と10のコースがあり、2年次から『コース授業』と称して、独特の選択授業が展開されています。特筆すべきは、生徒各自が必要に応じてコースを横断した科目を選択することができることです。たとえば、幼稚園や保育園で盛んに英語に親しむ教育が行われていますが、それに備えて「保育・幼児教育」コースの生徒が、「語学」コースの授業を受けることも可能です。
本校では1年次より、大学、専門学校、美理容、警察、自衛隊、建築他、多岐にわたる分野から講師を招いて、卒業後の進路について意識を高めてもらう『進路ガイダンス』を開講しています。3年生を対象に行われるインターンシップ(就業体験)には、毎年就職・進学を問わず、100名以上の生徒が参加します。
11:00からは、中学生と保護者のみなさんが広い敷地内を歩き回って、たくさんの部活動と施設を見学してもらいました。運動系・文化系、27の部活動と同好会が活動を公開。200mの廊下を擁する校舎、メイングランドに人工芝グランド、3つの体育館、弓道場、剣道場、柔道場、テニスコート…。「とても全部は回り切れない」と途方に暮れる方のために、生徒会役員が『見学ツアー』を用意。手慣れた様子でツアーガイドを務めてくれました。
秋とは名ばかり、真夏に劣らぬ日差しが照りつけ、暑い1日となりました。8月の体験入学に続き、昨年を上回る参加者(記録が残る2021年度以降最多)をお迎えすることができました。
中学3年生のみなさんは、中学生としての生活もいよいよ終盤へ向かいます。中学3年間で培った友情、これまで学んだこと体験してきたことは、将来きっとみなさんの味方になってくれるはずです。そして高校での3年間も!より良い進路選択を目指して、頑張って下さい。
スピーチコンテスト
9月3日(火)放課後、真板幸男記念館にて、『校内英語スピーチコンテスト』が開催されました。チャレンジ精神旺盛な、26名の参加者がコンテストに挑みました。
コンテストは、暗唱部門とスピーチ部門の2部門に分かれ、1年生の暗唱部門に4名、2年生と3年生の暗唱部門に3名が出場。スピーチ部門(全学年対象)には19名が出場しました。参加者は、暗唱部門では授業を担当する英語教師と発表にふさわしい英文原稿を選び、スピーチ部門では語学コース・コース長の宮越先生の指導を受けながら原稿の作成を手掛けるなど、どちらも夏休み前から準備を進め練習を重ねての出場となりました。
口火を切った1年生の暗唱部門から、目線を上げて英語らしい流ちょうな発音でのパフォーマンスが目立ち、コンテストのレベルの高さに期待がふくらみました。
スピーチ部門では、各参加者が自分でテーマを設定しスピーチをします。自分が打ち込むモータースポーツを熱く語ったり、校則に関して多様性の観点から自分の意見を述べたり、その内容は実に幅広く多岐にわたるトピックが語られました。
アルバイトで葬儀を手伝い、ご遺体に化粧を施し白い装束を着せるなど、死を厭わず人の最後に向き合う経験をした生徒。家族で日本に移住し、自分のためばかりでなく日本語が全く分からない家族を助けるために言葉の壁を乗り越えた体験を持つ生徒など、なかにはその内容が唯一無二で、物語そのものに引き込まれてしまうものもありました。
宮越先生、英会話を担当するデーモン先生とジェームズ先生の3氏によって審査が行われました。以下に、結果をお知らせします。
【1年生暗唱部門】
第1位 北野琉翔、 第2位 新井穂花
【2・3年生暗唱部門】
第1位 石井 司
【全学年スピーチ部門】
第1位 パカテ・ジャズミン、第2位 加藤瑠那
第3位 濱邊誠己、 第4位 大塚望乃
第5位 和泉柚月、 第6位 荒琥太朗
以上9名が学内での入賞者となり、後日学校長より表彰されます。
また、得点差から下線を施した4名が、9月20日(金)、東海大付属市原望洋高校で開催される『高校生スピーチコンテスト 木更津・市原地区大会』に、本校代表として出場いたします。応援よろしくお願いします。
平日オープンキャンパス ~進学指導部~
本日午前中の授業時間帯に、『清和大学オープンキャンパス』が本校生徒を対象に開催されました。9:20より1201教室(階段教室)で行われた全体会では、清和大学の特色と魅力が伝えられました。
2年生171名、3年生28名が参加。今回のオーキャンの特色は、大学教職員からだけではなく、現役大学生がそれぞれの実体験に基づいた、清和大学の「推し」について直接話してくれたことでした。
授業やゼミが少人数で行われていることで、「きめ細やかな指導を受けることができた」「周囲に埋没せず、自分の個性を伸ばすことができた」「気さくな先生が多く、勉強面だけではなく、いろいろな相談をさせてもらった」。その他にも、「公務員試験対策講座を含め、キャリアガイダンス全般が充実している」等、卒業後の進路についても適切な指導を受けることができる、と様々な利点を挙げてくれました。
生徒たちは全体会で、清和大学のコースとカリキュラム、入学試験や特待生制度等の概要説明を受けた後、3教室に分かれて「大学の講義」を受けることができました。講義のテーマは、「SNS上での匿名でのコミュニケーション」「パリ五輪選手の性別問題」「イベントチケットの不正販売と法整備」。どれもホットなトピックですが、法律という視点からとりあげると整理して捉えることができました。
講義の後は大学生の案内で、教室、図書館やトレーニングジム等、構内の施設を見学しました。実際に裁判所で使われていた設備が整う「模擬法廷」教室に、生徒たちは興味津々。裁判官が使う木槌を持って、その気分を味わいました。
最後は、学生たちの憩いの場、“COCORO TERRACE”(ココロテラス)で昼食体験。特製カレーに舌鼓を打ちました。
避難訓練
昨日、始業式を前に『避難訓練』が実施されました。「大きな揺れを感じました」「全員、身を守る行動をとりなさい」という緊急放送の指示に従い、生徒はハウスごとに決められた避難場所へ移動。全員が真面目に取り組みました。
各避難場所では担任が点呼をとりハウスの人員確認がすむと、ハウス長から注意と講評を受け、全員が至真殿へ移動。改めて学校長から講話が伝えられました。
学校長は、「先ほどは今年度初めての避難訓練が行われました。間もなく迎える9月1日は、国によって『防災の日』と定められていて、地震だけでなく台風や津波などの自然災害についての認識を深めて、その心構えをするための日になっています。今から101年前の1923年(大正12年)の9月1日に関東大震災が起きました。この震災はまさに今恐れられている首都直下型地震で、東京を始め近隣の県も合わせて10万5千人もの死者行方不明者が出た災害です。
みなさんの記憶に残っているのは、2011年3月11日に起きた東日本大震災だと思います。みなさんが幼稚園くらいの時です。東日本大震災では2万人近くの人が亡くなっていますが、その9割以上が津波で亡くなっています。この2万人と比べると関東大震災の10万人という死者数が、いかに多いかわかると思います。関東大震災の死者の9割以上は火事で亡くなっています。
首都直下型地震は30年以内に70%くらいの確率で起こると言われています。みなさんが高校生でいる間に起こる確率も十分にあります。いつ地震が起こっても慌てないように、常に心構えを持っていてください。みなさんが学校外にいる時は、個々に自分の身を守ってもらわなければなりませんが、学校にいる時は安心してください。本校の校舎は、震度7の地震が来ても潰れることはありません。そして学校の中で火が燃え広がるような場所はほとんどありません。つまりみなさんが慌ててパニックを起こさなければ、命を落とす危険はないということです。今日の訓練をしっかりと記憶にとどめて、地震が起きても慌てず冷静に行動できるようにしてください」と、災害に対しての心構えを喚起し、常に備えを怠らないよう訴えました。
表彰
昨日の始業式の途中、今夏優秀な成績を収めた部活動に対して、表彰が行われました。
次にご紹介いたします。
【ソフトテニス部】
○全日本高等学校ソフトテニス選手権大会
男子団体3位
【柔道部】
○全国高等学校総合体育大会
男子団体 3位
男子100㎏超級 2位 三木清夢
男子90㎏級 5位 津本隼冴
女子団体5位
女子48㎏級 2位 若林美優
女子78㎏級 3位 大前暖佳
女子57㎏級 5位 橋本翔歩
女子63㎏級 5位 加藤陽菜
○金鷲旗高校柔道大会
女子団体 3位
【書道部】
○弘法大師高野山競書大会
南山賞 海保乃蒼、兼清琉那
高野山書道協会賞 栁原ちひろ
【陸上競技部】
○全国高等学校総合体育大会
女子ハンマー投 4位 小野寺結菜
○関東陸上競技選手権大会
女子ハンマー投 6位 小野寺結菜
7位 栗原莉央
男子4×100mリレー 7位
千葉竜也、宮島 由、小松悠稀、金子颯希
【バスケットボール部】
○内房高等学校バスケットボール選手権大会
女子の部 準優勝
○優秀選手 伊東柚月、長島らら
【剣道部】
○千葉県私立高等学校剣道大会
女子団体の部 優勝
○振武旗争奪剣道大会
女子 準優勝
【吹奏楽部】
○千葉県吹奏楽コンクール
高校生の部ジュニア部門 優良賞
高校生の部A部門 銀賞
【バレーボール部】
○内房高等学校バレーボール大会
男子 優勝
【ソフトボール部】
○宍倉優勝旗争奪高等学校ソフトボール大会
1部優勝
始業式
本日は、至真殿にて始業式が行われました。ステージには、8月中に行われた海外研修の参加者と、甲子園大会に出場した硬式野球の部員たちが上がり、それぞれの代表者が挨拶をしました。
会の始まりには、生徒会長の原君から、「この夏休み、みなさんは、それぞれが新しい経験を積んだり、挑戦したりしたことと思います。夏は、自分の中の成長や新しい発見をする季節でもあります。いつもとは違う視点を得た人もいるでしょう。その経験や学びを、これからの学校生活に活かしていきましょう」と、呼び掛けがありました。
次に、海外研修参加者がステージに上がり、3年生渡邉珀君が「枯葉剤被害者支援センターや少数民族の集落を訪問、現地大学生との交流会、現地日本企業の見学など、どれも日本にいては出来ない経験、普通の旅行ではかなわない貴重な体験でした」と、報告をしてくれました。
続いて、硬式野球部員たちが登壇。主将の川上泰輝君が、「みなさんのお陰で、千葉大会で優勝することができました。甲子園では初戦敗退という結果でしたが、最後まで諦めない、粘り強い姿をお見せすることができたと思います。夢の舞台、甲子園でプレーすることができたのは、私たちにとって何にも代え難い財産となりました。暑いなか、最後の最後まで声を張り上げての
応援は、私たちに勇気を与えてくれました。これからも後輩たちが野球部の伝統を継承し、来年も再来年も甲子園へ出場できるよう努力を続けて行きます。今後も変わらぬご声援をお願い致します。本当にありがとうございました」と、感謝の気持ちを伝え、部員全員が深く頭を下げました。
最後に、学校長からの挨拶がありました。まず、「特に3年生は、自らの進路に関する準備で、真剣な目つきで学校に登校していました。また、多くのクラブ活動がこの夏に目覚ましい成果を上げました。柔道部男子やソフトテニス部男子は全国3位という高い戦績を達成しました。そして6年ぶり8回目の夏の甲子園に出場した硬式野球部は見事でした。吹奏楽・チアリーディング部・ダンス部に有志の応援も加わった木更津総合の応援団は本当に迫力のあるパフォーマンスを繰り広げ、学校が一つになりました。本当に素晴らしい夏休みだったと思えるのであれば、この上ないことだと思います」と、この夏休みを振り返り、続いて、「これから冬休みまでの4ヶ月は、高校生活の中でも本当に密度の濃い4ヶ月です。3年生は進路に向けての準備があります。人生を決める4ヶ月といっても良いでしょう。そして体育祭と文化祭という2大行事も予定されています。学校行事こそ皆さん自身が大きく成長する機会であるという思いから、今年も万全の体制で計画しています」、と秋に向けての抱負を述べました。「挨拶の励行」「服装を整える」「安易な遅刻や欠席をしない」「しっかり学習する」「清掃の徹底」と、5つの要望事項を確認し、始業式という節目に「しっかりとした心構えをもって、またしっかりと頑張っていこう!」というメッセージを伝え、講話を終えました。
観音まつり ~吹奏楽部~
和太鼓部に続いて、吹奏楽部が登場。ポップス、昭和歌謡から吹奏楽定番の楽曲まで、幅の広いレパートリーで会場を魅了しました。
最初の曲は、『ヤングマン(YMCA)』。軽快な曲調と楽しいダンスで、来場者のハートをがっちり掴みます。続いて、『川の流れのように』。レトロ感あふれる楽曲で昭和世代のみなさんへのアピールも忘れません。『ディープパープルメドレー』では、各パートが最前列に出て「カッコイイ」演奏を繰り広げる演出となりました。『宝島』では吹奏楽部の力量を存分に発揮し、サンバのリズムに乗った、明るく爽やかなメロディーが会場を大いに盛り上げました。
会場からのアンコールに応えてお届けしたのは、『野球応援メドレー』でした。アルプススタンドさながらの演奏で、今夏繰り広げられた甲子園球場での熱戦が蘇る、迫力満点のパフォーマンスとなりました。
和太鼓部、吹奏楽部による演奏は、1時間にわたるものとなりました。大変暑いなか、大勢の方が日向で立ち見を続ける状況にもかかわらず、多くのご声援と拍手を送っていただきました。最後までご鑑賞いただき、誠にありがとうございました。
観音まつり ~和太鼓部~
木更津東部商店街振興組合主催の『第44回 観音まつり』に、今年も本校和太鼓部と吹奏楽部が出演。猛烈な残暑のなか、パワー全開、汗だくの熱演が会場を沸かせました。
この催しは、木更津駅東口に祀られている観音像と無縁仏への感謝の気持ちを表し商店街の振興を祈願するお祭りです。9時に執り行われた観音堂ご開帳式典に続いて、11時から商店街駐車場を会場にして、イベントが開始されました。
午後2時からの登場となったのが、本校和太鼓部。迫力のある太鼓に、清涼感のある笛の音、銅鑼の重低音が轟き、幾層にも重ねられた音響が会場に響き渡りました。
1曲目の『睦(むつみ)』は、部員たちの仲睦まじい様子を表現した曲。2曲目の『奏音(かなた)』は、滑らかに、かつ鋭く駆け抜ける風が表現されています。どちらも卒業生が創作し、代々伝えられてきた曲です。
最後の曲を前に、「これまで応援していただいたみなさんを、今度は私たちが応援する気持ちを込めて演奏します」と紹介されたのが、『桜宴華(おうえんか)』。桜が舞う旅立ちと出会いの季節、楽しいときも辛いときも、ともに歩んだ仲間との宴の様子がイメージされた曲です。全2曲の演奏と異なり、一人ひとりが各自の太鼓や笛、鉦を手にもって会場を縦横に乱舞しながらのパフォーマンスとなりました。
体験入学 ~3日目~
体験入学最終日となった本日は、週末の開催となったため保護者の参加人数が、最多の383名となりました。3日間にわたって行われた体験入学は、多くの方々にご参加いただき、盛況のうちに無事終了することができました。
この3日間、中学3年生のみなさんが、朝のホームルームと1コマ目の時間帯を過ごしている間、保護者の方々には、至誠館で行われた『保護者説明会』(9:00~10:20)に参加していただきました。
学校長は、保護者のみなさまへの挨拶に続き、本校の特色について説明を始めました。終戦時日本の復興と繁栄を若者たちへの教育に求めた君津学園創立者、真板益夫先生が抱いた志と、学園設立から現在に至る本校の沿革に触れ、建学の精神『真心教育』を紹介し、本校の教育理念を伝えました。
学校の主な目標として、「学力の向上」「基本的な生活習慣の確立」「愛校心の涵養」と3本の柱を掲げ、それぞれについて、様々な学習が可能となる「コース制・総合選択制」、バリエーションに富んだ「学校行事」、多様かつ活発な「クラブ活動」といった、特色ある本校の取り組みついて話しました。
大学・専門学校への進学については、進学指導部、竹下部長から説明がありました。昨年度については、75%を占める進学希望者のうち現役合格者が98.4%に達する結果となりました。また、学習コンテンツの配信と学習の質と量の一括管理が可能となる「ICTの活用」と「放課後講座」、分野別・系統別の「進路ガイダンス」といった具体的な取り組みについても紹介がありました。
就職指導部、寺岡部長から、公務員採用試験を含めた就職全般について説明がありました。就職内定率は、9年連続で100%に達しているものの、さらに、早期退職者が出ることをさけ同一の職場に長く働く生徒を育てるため、「インターンシップ」や現場で働くプロを招いての「放課後ガイダンス」、徹底した「公務員採用試験対策講座」等の具体的な取り組みを紹介しました。「最後まで諦めない、諦めさせない」と、そのモットーからは熱意が伝わります。
本日は特に、積極的に学校内を見学/授業を参観される保護者の姿が目立ちました。多種多様な部活動・同好会があることや、特にスポーツ系の活動では、高校生の運動能力の高さに驚いている中学生、保護者の方々を多く見かけました。
校内のあちらこちらで生徒会役員の生徒が、案内役として活躍していました。役員の生徒が先導する「見学ツアー」には、毎回多くの参加者があり、大変好評の様子でした。
この3日間で、中学生が1,828名、保護者900名と、どちらも昨年度を上回る参加者をお迎えしました。猛暑にもかかわらず、貴重な時間を割いてのご来校、本当に有り難いことだと感じております。特に中学3年生のみなさんにとっては、残りの中学生活が実りの多いものであることを願っております。希望する進路へ邁進し、夢をかなえられることを祈っております。
体験入学 ~2日目~
体験入学2日目の今日も、大勢の中学3年生と保護者のみなさまが来校しました。午前中の限られた時間ではありましたが、授業と校内見学をして本校での生活の一部分を体験してもらいました。
スポーツコースでは、「ライフスタイルとスポーツ」をテーマに授業が行われました。平均余命の長期化や生活様式の多様化に伴い、スポーツと人との関わりにもさまざまな意義が生まれました。スポーツには人生を豊かにしてくれる要素がたくさんあります。総合コースの英語では、会話と読み書きの両面をバランスよく学びました。LとRの発音の違いに注目。やっぱり文法も大切です。特進の物理では、「波の性質」について勉強しました。救急車が近づくとき、遠ざかるとき、なぜサイレンの音が変化するの?(ドップラー効果)ロープを使った波の再現に、中学生は納得の顔でした。語学コースは英会話の授業でした。スコットランド出身のジェームズ先生からイギリスという国の成り立ちを学んだり、英単語を使ったサバイバルゲームをしたりしながら、楽しく英語を学びました。特進コースの日本史では、「日本の文化」をテーマに、石器や土器に代表される先史時代、渡来文化の影響を色濃く反映する飛鳥から天平、日本独自の文化が花開く平安時代までを、各時代の文化財を通してその特色を学びました。総合コースの化学では、石けんからロウソクを作りました。石けん水溶液に塩酸を加えると、油脂と水分が分離。油脂を固め芯材(ひも)を入れると、ロウソクの完成です。
部活動・同好会は、練習施設や教室でさまざまな活動を展開。見学ばかりでなく参加型のアトラクションを設ける団体もあり、校内を歩き回る中学生は結構楽しんでいる様子でした。
体験入学 ~1日目~
本日から3日間、中学3年生とその保護者のみなさまを対象にした『体験入学』が開催されています。1日目の今日は、中学3年生だけで701名の参加者がありました。
受付を済ませた中学3年生たちは、案内に従って各自のホームルーム(HR)教室に向かいます。朝のHRでは、『‘24学校案内』動画が電子黒板に投影され、学校長のメッセージや部活動・同好会が紹介されました。HR担任からは、配布資料を見ながら、本校の概要や日程の説明がありました。
参加した中学生は1コマ目の授業時間帯に、半分が各自の※希望コースの教科授業を受けます。もう半分は施設を見て回ったり、関心を持つ部活動・同好会に参加したりしながら校内を見学します。2コマ目は、授業を受ける生徒と見学をする生徒が入れ替わる仕組みです。
「いくつのパターンがあるのか」を、中学では樹形図等を作って数えますが、総合コース、数学の授業では、順列や確率を使って答えを導き出す方法を学びました。これを応用して、地図上の最短経路を求めました。同コースの国語では、紫式部や清少納言の作品から、平安時代の「美人の基準」「疫病の概念」「結婚の形態」等を読み解きます。およそ1,000年前の常識は、現代のものとは大きく異なりました。情報ビジネスコースの授業では、エクセルを使って成績データの合計点数や平均点、最高点と最低点などを求めました。美術コースでは、コースターに様々なモチーフをデザインしました。「感じたもの」から「何を作るのか」、それを「どう伝えるのか」を考えます。医療・看護コースでは、コースに課せられた独特の知識体系がレクチャーされました。入試対策にとどまらず、進学してから、さらに医療の現場で活かせる、「実践に即した学び」が強調されました。生活科学コースでは、エコバッグを作りました。ミシンを使った作業に取り組みました。保育・幼児教育コースでは、「かざぐるま」を作りました。色鮮やかでクルクル回るかざぐるまは、幼い子どもたちを惹きつける格好の玩具です。
※本校には、「特別進学」「進学」「総合」「スポーツ」「情報ビジネス」「語学」「医療・看護」「保育・幼児教育」「生活科学」「美術」、以上10のコースがあります。