お知らせ

全校集会

本日、11月の全校集会が開かれました。全生徒が、至真殿メインフロアーに集合しました。

吹奏楽部の演奏により校歌が斉唱され、集会が始まりました。生徒会長沖くんより、「体育祭が先日終了し、早くも冬が近づいています。12月には定期試験が予定されていますが、特に3年生は進路開拓に向けて就職試験や受験を控えて、努力を重ね準備に忙しい人が多くいると思います。いまは辛い時期にいるかも知れませんが、ここを乗り越えることができれば、必ず充実感を得られることができると思います。それぞれが目標達成をめざし、頑張っていきましょう」と会頭の挨拶をしました。

 

続いて、学校長が文化祭、体育祭を振り返り、生徒たちへ講話を伝えました。「本校の二大行事、『真心祭』文化の部、体育の部が終了しました。その間みなさんがとても楽しそうに活動している姿を見て、たいへん嬉しく思いました。文化祭は2日間で3000名を超える来場者が、体育祭の2日間では1000名を超える保護者が、参観に訪れました。来場していただいたお客様や保護者の方々からは、どちらの行事でも「すごく良かったです」とお褒めの言葉をいただきました。自分たちが楽しんだ上で、「もてなしの気持ち」を忘れないでほしいとお願いしましたが、みなさんはちゃんと、来てくれた人を楽しませる行事を成し遂げてくれました。

学校行事は教育活動の一環として行われる以上、授業では得られない何かをみなさんに学んでもらわなければなりません。準備や練習の時間も含めて、一人ひとりが自分の役割を自覚して最後まで取り組む。周りの人たちが求めていることに心を砕き、協力し合って一つのことをやり遂げる。この様な体験を通して学んだ責任感や協調性は、学校を卒業してからも必ず社会で求められる力となるでしょう。

みなさん自身が「自分は成長できた」と思えるような文化祭、体育祭であれば、この二大行事は大成功であった、と言えると思います」と、生徒たちの活躍を讃えました。そして、1、2年生へは、来年以降の真心祭のさらなる充実を期待し、3年生へは、残り少ない高校生活を有意義に過ごし、目標の実現に向けて邁進するよう、励ましの言葉を伝えました。

表彰

全校集会に先立ち、部活動を始め生徒たちの活躍を顕彰する表彰が行われました。呼名をされた生徒たちが登壇し、学校長より賞状が手渡されました。

【英語スピーチコンテスト】

〇千葉県英語スピーチコンテスト木更津・市原地区大会

・全学年スピーチ部門 第3位 ゾウ チェンホイ

・2・3学年レセテーション(暗唱)部門 第2位 新井穂花

第4位 相川真彩

 

〇千葉県スピーチコンテスト

・2・3学年レセテーション(暗唱)部門 第6位 新井穂花さん

 

 

【演劇部】

〇『きみぶん演劇祭』千葉県高校演劇11ブロック秋季発表会

最優秀賞

・個人賞 岡田虎大

 

 

【陸上競技部】

〇関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会

・男子ハンマー投 4位 中村奏太

 

【空手道部】

〇千葉県高等学校新人体育大会

・男子個人組手 55㎏級 優勝 芝田勘汰

              3位 芝田絃汰

        -61㎏級 優勝 新垣晴空

・女子個人組手    -59㎏級 優勝 稲村乃愛

                             -61㎏級  3位 森井星南

        -48㎏級  3位 小野口いろは

 ・女子団体組手(5人制)    3位

・男子団体組手(3人制)    優勝

 

 

【ソフトテニス部】

〇千葉県高等学校新人体育大会

・女子団体 3位

・女子個人 優勝 木部理央・平野夏菜

・男子団体 優勝

・男子個人 優勝 渡邊惺矢・鈴木櫂正

      2位 舘田陸斗・下向庵璃

      3位 髙橋 快・小島虎汰郎

         安藤星弥・田中鼓太郎

      5位 布施谷煌・中 遥翔

         片岡千尋・金内綾汰

〇国民スポーツ大会

少年男子 2位 手塚康介、竹之内琉汰、中原一翔、道祖土滉樹、舘田陸斗、

 

 

【柔道部】

〇国民スポーツ大会

・女子 5位(千葉県)   若林美優、谷脇実依、青木玲奈

〇関東高等学校選抜柔道大会

・女子個人 52㎏級 3位 山田帆波

          63㎏級 3位 谷脇実依

       70㎏級 3位 渡辺姫生

       78㎏級 3位 佐々木花漣

体育祭 ~2日目~

『第23回 真心祭 体育の部』、2日目が終了しました。季節は一変、凍える寒さの1日となりましたが、生徒たちは元気よく競技に臨み、すべてのプログラムを無事終了することができました。

本校の体育祭は、特進ハウスが3学年合同で1チーム。一般ハウスの1~3年生は1学年2チームに分かれ、計7チームがそれぞれの色に分かれて、2日間の日程で競技を行います。今年度の総合優勝は黄色組、準優勝は青組という、2年生の2チームが上位を占める結果で終わりました。

 

 

体育祭実行委員長、猪股くんは、まず2年生黄色組の優勝を讃えると、「最後は勝って終わりたかったのですが、最高の仲間と思い出を作ることができ、それで私は満足です」と実に潔い挨拶を行いました。座右の銘「朝は希望を持って目覚め、昼は懸命に働き、夜は感謝の気持ちで眠る」を披露し、「3年間この言葉に支えられ、言葉通りの生活をしてきました」と高校生活を振り返り、「最後に最高の体育祭を過ごすことができました、が…」と、改まった口調から一変、一発ギャグで見事に会場を沸かせました。

学校長は、来校した保護者、企画・運営に携わった教職員、労を惜しまず運営に協力した部活動の生徒たちに、体育祭を無事終了させることができた感謝の気持ちを伝えました。「2日間にわたる体育祭で多くの競技を行いましたが、個人種目は一つもなく、すべてがクラスごと、色ごとに競うものでした。すべてのチームが一人ひとりの力を結集して、作戦を立て、役割分担をして、チームとして一致団結して戦った、素晴らしい体育祭となりました」と生徒たちの健闘をたたえました。優勝、準優勝を成し遂げた2年生へは、「来年も全力を出し切り、最上級生として学校行事を盛り上げてもらいたい」と期待の言葉を伝え、1年生へは「今年の経験を糧に、来年はさらなる躍進を期待する」と励ましの言葉を送り、優勝を逃した3年生へは「今年度体育祭の成功は、君たちがいたからこそ成し遂げられた」と、その労をねぎらいました。

2日目の競技、午前中は「大玉競争」や「台風の目」、「猿は木から滑らない」といったスピードを競う競技に続いて、「一騎打ち~太田の乱~(騎馬戦:男子)」と「決戦太田山(タイヤ争奪戦:女子)」の対戦型の競技などのバリエーションに富んだ競技で生徒たちは大いに楽しみました。

午後は、迫力の「綱引き決勝戦(男女)」で会場の熱気は沸点に達し、体育祭の華、リレー競技(決勝戦)は「クラス対抗」「色別対抗」の2本立て。両レースとも手に汗握る接戦になりました。

今年も柔道部のみなさんが、愉快なダンスパフォーマンスを披露。楽しい演出に応援席からは大きな歓声が湧きました。実行委員長、猪股くんの人柄のお陰で、終始笑いの絶えない楽しい体育祭となりました。

 

主な競技の優勝チームを以下にご紹介します。

スピード長縄:特進3年3組、クラス対抗リレー:2年8組、色別対抗リレー:青組、綱引き:青組(女子)、黄色組(男子)

体育祭 ~1日目~

『第23回 真心祭 ~体育の部~』が本日開催されました。涼しい秋風の吹く好天に恵まれ、生徒たちは思う存分、体育祭の1日を楽しみました。

澄み渡る青空に校歌を歌う声が響き渡り、体育祭が始まりました。

開会式では、生徒会長沖くんが「3年生は、最後の体育祭且つ残り少ない行事の1つとなります。優勝を目指して闘っていきましょう。1、2年生のみなさんも、3年生に続いて頑張ってほしいと思います。最後には全員が満足できる体育祭にしていきましょう」と挨拶。

続いて学校長は、参観に訪れた多くの保護者に謝辞を述べた後、生徒たちへ向かい「素晴らしい天気に恵まれました。みなさんが全力で競技をする姿を楽しみにしています。開校以来一度も途切れることなく、今年23回目の体育祭を迎えることができました。最近は縮小されたパターンでの体育祭が増えているそうですが、我が校伝統の体育祭は、2日間の開催です。みなさんの思い出に残る体育祭になればと思っています。どの学年、どのハウスも是非本気で競技に臨み優勝を目指してください。ただし、ルールはしっかり守りフェアープレーの精神を忘れず闘ってください。そして文化祭と同様、楽しむ気持ちを忘れず笑顔の体育祭にしてほしいと思います。2日間の体育祭の成功を祈っています」と激励の言葉を伝えました。

最後に、全7チーム各色の団長が団旗を掲げて朝礼台に集合。体育祭実行委員長、猪股龍司くんが「我々選手一同は、日頃の練習の成果を十分に発揮し、正々堂々競技することを誓います」と力強く宣誓を行いました。

スピード長縄に続いて行われたのは、新種目「真心キャッチリレー」でした。4人一組でブルーシートの四隅を握り、その上にバランスボールを乗せて、中央に設置された高さ3メートルのバーを超えるようにボールを跳ね上げ、再びシートでボールをキャッチ。ボールがバトンの代わりとなり、対面にいる仲間とリレーを続けてスピードを競う競技です。一発でバーをクリアーするチームが大半でしたが、なかにはなかなかバーを超えられないチームや風の影響もあり、キャッチに失敗してボールを遠くへ転がしてしまうチームもいて、ハラハラドキドキの場面が続く競技でした。

部活動対抗リレーは、「演芸部門」と真剣勝負の「本気部門」の二本立てでした。「演芸部門」では各部が趣向を凝らした出で立ちで参加。着順にはこだわらず、如何にウケるかが勝負のレースでした。「本気部門」では、陸上部が圧巻の優勝。見事な走りっぷりでした。

「綱引き(予選)」では、名勝負が続出。力と力の闘いは迫力満点。応援にも力が入りました。

表彰 ~陸上競技部~

開会式の途中、陸上部の金子颯希くん(木更津市太田中学出身)の表彰がありました。

JOCジュニアオリンピックカップ第19回U-18陸上競技大会男子300㍍で見事優勝を果たし、日本一の栄冠に輝きました。記録は、33.34秒でした。

学校長より賞状と記念のメダルが授与されました。

体育祭練習 ~2日目~

練習は2日目となりました。前半は学年ごとの練習。最後はメイングランドに集まり、開会式と閉会式に備え、整列と準備体操の練習を全員で行いました。

本日も特進ハウスと3学年それぞれのハウスが、決められた場所で練習を展開しました。某学年の大玉競争の練習では、大玉がこぼれ落ちない態勢を組み、「バウンド最小限に抑え、頭上を移動させるのがベスト」と細部にわたる作戦が練られていました。その徹底ぶりに、勝負にかけるガチな意気込みが伝わってきました。メイングランドでは、シートの上にボールを載せた「謎の競技」に取り組む生徒たちが…。各学年各ハウスが、銘々の持ち味を活かした練習に取り組み、本番に備えました。

 

練習時間を終えると、全生徒が一堂に会し、メイングランドで整列場所の確認、準備体操の練習を行いました。

体育祭運営の指揮を執る吉村先生の指示で、全生徒の整列体系から、準備体操をする際の「体操の隊形」に開く練習が繰り返されました。動きが整ったところで、実行委員長猪俣くんの号令により、一斉に移動。ラジオ体操も猪股くんを手本に、全員の動きがよく揃っていました。

練習の最後に、猪股くんが「一人ひとりが全力を尽くし、思い出に残る体育祭をやりましょう」と生徒全員に呼びかけました。1年生に向かっては「初めての体育祭です。楽しい体験となることを願っています」。2年生へは「3年生になるのは、あっという間です。今年の体育祭を大いに楽しみ、最高の思い出を作って下さい」。3年生へは「最後の体育祭です。悔いが残らぬよう、一つ一つの競技を楽しみましょう」と、それぞれの学年に語り掛け、最後は全生徒に向けて「この体育祭は生徒全員で協力して成し遂げられるものです。一人ひとりが自覚をもってルールとマナーを守って盛り上がりましょう!」と言葉を結ぶと、大きな拍手が沸き起こりました。

プリンフェスティバル・グランプリ受賞 ~クッキング部~

10月25日(土)、イオンモール木更津にて『第2回 木更津プリンフェスティバル 2025』が開催。あわせて『第1回 木更津プリン甲子園』が同時開催されました。本校クッキング部が、市内の燻製工房かずさスモーク様と共同開発した、“Coremo Pudding”を出品し、見事グランプリを受賞しました。

『木更津プリンフェス』は、ご当地スウィーツを考案し、新たな木更津の魅力を発信することで地域活性化を図る試みです。近隣の市原市、君津市、富津市からもそうそうたる名店が参加。総勢15店が出品し、その洗練された甘味を競いました。

コラボ企画として、今年初めての開催となった高校生参加企画、『木更津プリン甲子園』に、本校クッキング部が参戦。“Coremo Pudding~あなたの知らないプリンが今ここに~”を出品。典雅な風味と甘さを控えた大人っぽい味わいが好評を博し、グランプリ獲得にいたりました。

今回の受賞を振り返り、顧問の吉田先生から「製作段階では、試作、ネーミング、SNSの運用などを行い、ゼロからプリン作りに挑みました。部員は一人一つずつ企画書を書き、意見を出し合いながら商品を開発。かずさスモーク様の協力を得て、唯一無二のテイストを創り出すことができました。良い経験になりました」とコメントが寄せられました。

コラボパフォーマンス ~書道部・和太鼓部~

本日イオンモール木更津にて、書道部と和太鼓部の合同パフォーマンスが披露されました。『イオンモール11周年祭&ハロウィン木更津パーティ』が開催中、買い物客で賑わう会場で、スピーディーな筆の動きと和太鼓のリズムが見事にマッチし、多くの来場者を魅了しました。

あいにくの雨となり、急遽会場を屋内のイオンホールに移しての開演となりました。公演は午前(11:00~)と午後(14:00~)の部の2回。

 

軽快なBGMが流れるなか、書道部が2作品を次々と完成しました。MCを務める兼清さんがそれぞれの作品を紹介。1作品目の『縁(エン)』は、「偶然の出会いが人生を豊かにし、未来を変えていきます。出会いへの感謝の気持ちを表しています」と解説してくれました。

2作品目の『萌芽』は「青春のスタート」を意味しています。「仲間とともに未来に向かって歩き出す」ときの「期待とエネルギー」が、「萌芽」の2文字に込められました。

 

3作品目は、和太鼓部の演奏に合わせてのパフォーマンスとなりました。演奏曲『奏音(カナタ)』でのコラボパフォーマンスは今回が初めて。「駆け抜ける風を表現した曲」と和太鼓部の元吉さんから曲の紹介がありました。曲名の大字に続いて書かれた詩「~山のあなたに住むという「幸い」をもとめて いざ尋ねいかん~」は、和太鼓部顧問の樋口先生が今回のパフォーマンスのために書き下ろしたものでした。

勇壮な和太鼓の演奏に負けじと、書道部の筆さばきにも気合いが込められ、8㍍もある迫力の大作が完成しました。

体育祭練習 ~1日目~

『真心祭 体育の部』が10月28日(火)より開催されます。2,000名を超える生徒たちの一人ひとりが活躍できるように多くの種目を用意するため、2日間の日程で行われます。

体育祭は、文化祭に並ぶ本校の二大行事の1つです。練習も2日の日数を要し、本日はその第一日目となります。

全生徒が至真殿に集まり、今年度体育祭実行委員会の責任者を務める吉村先生より「競技中はルールを守り、観戦時、応援をするときにはマナーを守った上で、体育祭を大いに楽しんで欲しいです」と諸注意を受けました。全体会を終えると、3つの学年と特進コースが、それぞれ指定された場所へ移動し、練習を始めました。

いよいよ最後の体育祭を迎えることになる3年生は、人工芝グランドに集合。体育祭実行委員長を務める猪股龍司くんが「最後の体育祭になります。一人ひとりが全力を尽くし、思い出に残る体育祭となるよう全員で頑張りましょう!」と意気込みを伝えました。紫組団長濵田遥樹くんは「緑組、紫組、3年生のどちらかのチームが優勝できるよう、2日間の練習に真剣に取り組みましょう」と決意表明をし、緑組団長松本裕磨くんは「みんなで楽しんで盛り上がってやっていきましょう」と仲間の士気を高めました。

午前中から降り出した雨は最後まで降り続いてしまいました。外のメイングランドと人工芝グランドは影響を受けたものの、至真殿内(メインフロアー、柔道場、剣道場)、青雲館、至誠館は、予定通りに練習をこなすことができました。

練習風景は様々で、騎馬戦の騎馬を組むのに一苦労の場面があり、チームワークが勝負のスピード長縄は練習に思わず熱が入りました。綱引きや大玉競争などのレギュラー種目では、長年のノウハウを培った先生たちから細部にわたる作戦が伝授されていました。3年生の綱引きの練習では、「勝ったときの雄叫び」を上げる練習をして盛り上がっていました。

男子300㍍全国優勝! ~陸上競技部~

10月17日(金)~19日(日)、「第19回U18/第56回U16陸上競技大会」が三重県、三重交通Gスポーツの杜、伊勢陸上競技場で開催されました。

 

本校陸上部から4名の選手が参加し、男子ハンマー投、男子棒高跳、男子300㍍に出場しました。男子300mでは、金子颯希くん(木更津市太田中学出身)が先頭を切ってゴールイン。33.34秒の自己ベストにて見事全国優勝の栄冠に輝きました。

高瀧神社 秋季例大祭 ~和太鼓部~

本日行われた『高瀧神社 秋季例大祭』に本校和太鼓部が出演。奉納演奏を披露し、祭りの賑わいに華を添えました。

髙瀧神社は、房総半島のほぼ中央、市原市高滝湖を見下ろす高台に鎮座する神社です。歴史は古く、創建は白鳳二年 (651年) 年に遡ります。秋の例大祭では、三基の神輿が繰り出し互いに激しく揉み合う、勇壮な祭りとして知られています。また、射手が神馬に跨がり、鏑馬(やぶさめ)神事を行いその年の豊作を占います。

 

和太鼓部は、午後1時、2時30分の2度にわたって出演。1時の回では「楽(らく)」「奏音(かなた)」「櫻宴華(おうえんか)」。2時30分の回では「祭り」「櫻宴華」「証城寺の狸囃子」、計6曲を演奏しました。部員26人顧問2人、総勢28人で織りなす演奏は、和太鼓のパワー、笛の音の旋律、鉦のリズムが相まって、秋祭りにふさわしいパフォーマンスを繰り広げ、祭りの雰囲気を盛り上げました。

 

祭りの屋台が境内の内外で美味しそうなにおいを漂わせ、多くの人手で賑わいました。小雨の降る、あいにくの天気でしたが、演奏が始まると、多くの参拝者のみなさまから大きな手拍子を送っていただきました。多くのご声援、ありがとうございました。

英語スピーチコンテスト ~地区大会~

10月8日(水)、英語スピーチコンテスト地区大会が開催されました。校内コンテストを勝ち抜いた4名が出場し、スピーチを披露しました。

今年度の『英語スピーチコンテスト木更津・市原地区大会』が、東海大学市原望洋高校にて開催されました。コンテストでは4つの部門が設けられ、同地区8校から代表生徒が出場し、それぞれの技能を競いました。

先月19名の生徒が参加して行われた校内コンテストでは、ゾウ チェンホイさんと梶山結衣さんが全学年スピーチ部門、新井穂花さんと相川真彩さんが2・3学年レセテーション(暗唱)部門へ出場し、校内選考を勝ち抜き本校の代表として地区大会へ挑みました。限られた練習時間の中で一人ひとりが全力で課題文に取り組み、英語でのスピーチの精度を磨き、立派なパフォーマンスを披露してくれました。その努力と成長に、大きな拍手を送りたいと思います。この素晴らしい経験を今後の英語学習に大いに活かしてくれることを期待しています。

コンテスト各部門結果
全学年スピーチ部門(2位までの2名が千葉県大会出場)
               第3位 ゾウ チェンホイさん
               第7位 梶山結衣さん
2・3学年レセテーション(暗唱)部門 (1位の1名が千葉県大会出場)
               第2位 新井穂花さん
               第4位 相川真彩さん

国民スポーツ大会準優勝 ~ソフトテニス部~

滋賀県で開催された、第79回 国民スポーツ大会『わたSHIGA輝く国スポ2025』に、本校ソフトテニス部が千葉県代表として出場。見事準優勝を果たしました。

10月5日(土)、6日(日)、長浜市長浜城テニスガーデンを会場に行われた少年男子の試合では、全国屈指の強豪21府県が出場。本校からは、手塚康介、竹之内琉汰、中原一翔、道祖土滉樹、舘田陸斗の5人の精鋭が激戦を戦いました。

初戦を3-0、準々決勝を2-0、準決勝を2-1と順調に勝ち進みました。愛知県代表との決勝戦では先行を許し1-2で惜敗。しかしながら見事、準優勝を果たしました。

 

※大会は、ダブルス、シングルス、ダブルスで3対戦を行い、2戦を先取したチームが勝ち上がる形      式の団体戦でした。

きみぶん演劇祭 ~演劇部~

10月4日(土)、5日(日)、君津市民文化ホールにて、『きみぶんchapter22 演劇祭』が開催されました。本校演劇部は、ステージ上でパワー全開の熱演を披露。またもや、最優秀賞を受賞しました。3年連続受賞の快挙を成し遂げました。

この演劇祭は、君津市民文化ホールが千葉県高校演劇11ブロックと共同で開催している催しです。今年は9つの高校と一般から1団体が参加する発表会となりました。各団体が渾身の演技を繰り広げ、会場は活気にあふれました。

 

今年は、本校演劇部オリジナル脚本による作品、『エール』を上演しました。夏の野球応援を巡り、応援団、吹奏楽部、野球部の部員たちが織りなす、青春群像劇でした。

上級生たちの野球応援に感激して、応援団の部室の扉をたたく1年生、北崎千明。しかし2年生不在の応援団では、春を迎えると部員は千明一人となってしまいます。一方吹奏楽部の南百花は、野球応援に熱中しすぎて周囲から次第に孤立していきます。

再び訪れた夏。野球応援がまさに始まろうとするときに、千明は卒業した先輩から、野球部と、野球応援を構成する応援団と吹奏楽部との関係が決して良好ではなかったという事実を伝えられます。コンクールに専念したい吹奏楽部、吹奏楽部を疎んじる野球部。各部の思惑が行き違い、人間関係にもギスギスした雰囲気が漂い始めるのですが...。

けなげに奮闘する千明と、天然だけど純粋な熱意を抱く百花が物語を牽引していきます。

 

上演後の舞台挨拶では、千明を演じた押足奈南さんから、「数年前、私たちの学校でチアリーディング部の部員が一人になってしまったことに着想を得て脚本を作りました。この劇を通して、見てくれた人が応援によって元気になってもらえるよう、全力で演じました。自分のことで目一杯な時でも、思いやりの気持ちをもって他の人に接することは大切なんだ、と思います。誰かに元気になってもらうための応援ですが、応援することで自分も前向きになれることを知ってほしいです」と語ってくれました。

 

壁や教室の扉に見立てたパネルを移動させ背景を動かすことで、回り舞台のような効果を生み出すアイディアは秀逸でした。舞台上の演者とともに、照明・音響・道具といった裏方の部員たちが、総力を上げて作品を作り上げてきた様子が伝わりました。

表彰式では、岡田虎大くんが、個人賞を受賞。1年生ながら、レギュラー落ちしていじける3年生野球部員を演じました。熱意や努力といった直球ど真ん中のテーマが身上の作品でしたが、コミカルな演技で作品に幅をもたらす重要な役柄をこなしました。

最後は息をのむ瞬間となりました。司会・進行を務める本校顧問の福田先生から「最優秀賞、木更津総合高校」と読み上げられると、部員達が観客席に陣取る一角からはどよめきが起こりました。はじける笑顔とあふれる涙、感動のフィナーレとなりました。

 

3位入賞 ~硬式野球部~

第78回 千葉県秋季大会において、本校野球部は3位入賞を果たしました。

今大会においては、2度の延長タイブレーク戦を含め、対戦校に先行を許しながらも、しぶとく逆転を果たして勝ち上がる試合展開が続きました。本日の準決勝戦、対戦校中央学院高校戦においては、度々好機の場面を作り出したものの、対戦校の堅い守備を崩すことができず、八回コールドで敗れ決勝戦進出を逃しました。

本日のスタンドには、吹奏楽部とチアリーディング部が応援に駆けつけ、野球部員達とともに、大音量と大声援、キレッキレのパフォーマンスで必死の応援を繰り広げてくれました。

海上保安学校卒業式

去る9月27日(土)、海上保安学校にて卒業式が挙行されました。石破茂内閣総理大臣、古川康国土交通副大臣、瀬口良夫海上保安庁長官がご臨席となったこの式典において、2022年3月に本校を卒業した、伊豆七海(いずななみ)さんが総代(卒業生代表)を務め、卒業生答辞を述べました。

海上保安学校は、京都府舞鶴市に居を構える、全寮制の学校です。海の安全と秩序を守る海上保安官を育成する学校で、学生は入学と同時に海上保安庁職員、国家公務員となります。

 

卒業生のみなさん全員が、白い制帽、制服に身を包み一糸乱れず整然と入場。呼名には会場に轟く発声で「はい」と応え起立をしました。

ご自身が卒業生でもある学校長、松浦あずさ先生が、式辞の冒頭「本校の厳しい教育訓練を見事に乗り越えたみなさんを心から誇りに思います」と学生たちに話しかけました。海上保安官としての決意の象徴である梅の花に触れ、「梅は、長い冬を耐えどんな花よりも固く開きかぐわしい香りを放つ。花を散らせた後にも実を結ぶ。この梅のように、息長く常に国民に寄り添い親しまれる存在であれ」と海上保安官としての心構えを伝えました。海上の治安と安全を守るという任務は過酷を極めます。松浦先生は、保安官に立ち塞がる「心が折れそうになる瞬間」がいずれ訪れることを見据え、「心配しなくてよい」と学生たちに力強く語りかけます。「ここでの教育訓練を乗り越えることができたみなさんには、梅のように困難な状況を乗り越えて咲く、力と強さがちゃんと備わっています」と、激励のことばを送りました。

 

式次第最後を飾る「答辞」では、「本科船舶運航システム課程航海コース第66期、伊豆七海」と呼名され、伊豆さんが登壇。卒業生を代表して挨拶を述べました。

伊豆さんは、入学時に抱いた「ここから始まる生活について行くことができるのだろうか」、と期待と不安が入り混じった当時の気持ちを吐露。また「まだ夜の明けきらぬ早朝に整列し、冷たい風が肌に吹きつける中で声を上げ前を向き、乗り越えた幾多の訓練があった。だからこそ現場に必要な体力と精神力を培うことができた」と在学期間を振り返りました。そして、「厳しい生活を乗り越えることができたのは、互いを支え合う同期の仲間と愛情を持って指導してくれた教官の先生方、故郷で見守り続けた家族がいてくれたお陰であった」と感謝のことばを続けました。自分が成長を遂げた地、鶴舞市と市民の方々への惜別の念を表し、「国民の安心と安全を守る「海の守り人」になれるよう、一歩一歩力強く進んでいきます」との決意のことばで答辞を結びました。

 

伊豆さんは、本校在学中は硬式野球部に所属し、競技に専念する高校生活を送りました。学業面でも優秀で3年間選抜クラスに所属し、文武両道に秀でた高校生でした。一層の躍進を遂げられている伊豆さんに、エールを送らせていただきます。

後期始業式

本日、至真殿にて後期始業式が行われました。

式の始まりには、生徒会長の沖くんから「先日の文化祭お疲れ様でした。どのクラスもハイレベルな企画を行っていて、学校全体が活気あふれる文化祭となりました」と、文化祭の成功と各クラスが動画データを提供したことに対して謝辞を述べました。そして「次に体育祭が控えています。クラスの枠を超え各色のチームとして団結できるよう、頑張っていきましょう。残り少ない行事を大切に、全力で楽しんで取り組むようにしましょう」と後期の学校行事にむけて生徒たちへ協力を求めました。

 

学校長は、始業式の直前に実施された避難訓練について触れ、「今回は予告をせず、みなさんが教室を離れている休み時間に訓練を実施しました。揺れが収まり、教室に戻ってから安全確認をした後、避難を開始するという流れでの実施でした。いつ大きな地震が起きるかわかりません。2008年に開校した本校の校舎は、いまでも十分な強度を保ち、震度7に達する地震にも倒壊することは絶対にない強固な建物です。パニックなどを起こさず、落ち着いて校舎内に留まれば、安全に過ごすことができます。いつ災害が起きても、それに備える意識を常に持って学校生活を過ごしてください」と防災に対して注意を喚起しました。

そして文化祭を振り返り、「前期の締めくくりとして、素晴らしい行事になりました。お願いした通り、自分たちが楽しむだけでなく、3,000人近い来場者に楽しんでもらえた、とてもよい文化祭になり、多くの方々からお褒めの言葉をいただきました。一人ひとりが自分の役割を果たし、一つのものを創り上げるという、この上ない経験ができたことと思います」と生徒たちの奮闘を讃えました。

最後に「そして、今日から後期が始まります。間もなく中間試験があり、その後には体育祭が続きます。勉強に部活動に、その時々にしなければならないことに適宜取り組み、後期の学校生活が充実したものになるように過ごしてください」と、後期に向けての心構えを整えるよう伝えました。

表彰

後期始業式に先立ち、生徒たちの活躍を顕彰する表彰が行われました。生徒たちが登壇し、学校長より表彰状が手渡されました。次にご紹介いたします。

【英語スピーチコンテスト】

〇全学年スピーチ部門

1位 ゾウ チェンホイ☆

2位 梶山結衣☆

3位 相川真彩☆

4位 浅野真美

5位 川内カンナ

6位 阿久津恵仁

6位 平野夏菜

 

〇2・3学年レセテーション(暗唱)部門

1位 新井穂花☆

※     ☆印のつく生徒は10月8日開催の「千葉県英語スピーチコンテスト 市原・木更津地区大会」に出場することが決定しています。

 

【剣道部】

〇千葉県私立高等学校剣道大会

 男子団体の部 準優勝

 

【陸上競技部】

〇千葉県高等学校新人体育大会

男子ハンマー投 1位 中村奏太

         7位 細井遥斗

男子円盤投   3位 中村奏太

男子砲丸投   3位 中村奏太

男子棒高跳   1位 畠山優翔、8位 渡邉 琉

女子棒高跳   5位 森 七星

女子走り高跳  5位 宮﨑歩美

男子4×100mR 7位 馬場琉人、北島凜空、大橋郁真、山田昌成

男子総合 6位

 

【水泳部】

〇千葉県高等学校新人体育大会 競泳の部

男子100mバタフライ 5位 竹田壮汰

 

【書道部】

〇高野山競書大会 南山賞 兼清琉那、眞田琉生

〇高円宮杯日本武道館書写書道大展覧会毛筆の部

大会奨励賞 兼清琉那、眞田琉生

 

【柔道部】

〇JOCジュニアオリンピックカップ

 全日本ジュニア柔道体重別選手権大会

 女子48㎏級 準優勝 若林美優

〇関東高等学校選抜柔道大会千葉県予選会

男子個人 60㎏級 5位 光武 鷲

     66㎏級 3位 辻 慈吾、5位 津本挙汰

     73㎏級 3位 新井瑠心

     81㎏級 3位 岡崎将大、5位 根本瑛太

     90㎏級 優勝 中島煌乃将 

              準優勝 柴田 晃

       100㎏級 優勝 西 輝

          準優勝 幕田滉大

    100㎏超級 優勝 滝澤唯斗

          準優勝 長谷川碧音

                                      5位 佐藤 琉

女子個人 52㎏級 優勝 山田帆波

          準優勝 大西 碧

     57㎏級  5位 加藤汐織、土井柚希

     63㎏級 優勝 谷脇実依

         準優勝 串田陽香

          5位 久保木愛海

     70㎏級 優勝 渡辺姫生

         準優勝 金子李衣直

          5位 中尾莉子

     78㎏級 優勝 佐々木花漣

     78㎏超級 3位 長谷川瑠音

           5位 野村 陽

激戦再び ~硬式野球部~

昨日行われた『第78回 秋季千葉県大会』。本校は、対戦校千葉黎明高校に勝利し、準決勝戦進出を決めました。

27日(土)に行われた第3回戦を順調に勝ち上がって迎えた準々決勝戦は、またもや延長タイブレークに突入。手に汗握る接戦を制し、本校野球部が勝利しました。

一回に、二死二、三塁から長打を打たれ、出だしから2点を先制される展開となりました。

三回の攻撃で、二死一、二塁から増田の左前適時打で1点。四回には、二死一、三塁から窪嶋の右前適時打で同点に追いつきましたが、その後試合は膠着状態が続き、2-2のまま延長戦に突入しました。

十回表、先攻の千葉黎明は巧みなバントで無死満塁の好機を作り、適時打と犠飛で再び2点を先行。しかし同回裏、本校野球部も四球で無死満塁の場面を迎え、対戦校の失策から三塁走者が生還。なおも一死二、三塁と好機が続き長瀬の犠飛で同点に追いつきました。

十一回表、千葉黎明の攻撃。四球で無死満塁から三振で一死を奪うと、二塁増田がライナーを直接捕球し一塁へ素早く送球。走者は戻れず併殺を取り窮地を脱しました。

同回裏、本校の攻撃。岡が死球で出塁し無死満塁、三振を取られて一死満塁の場面、吉澤が右奥深くに犠飛を放ち長瀬が生還。劇的な逆転を果たし、薄氷の接戦を制しました。

一塁側本校応援席では、野球部員と保護者のみなさまが、力の限りの応援を繰り広げていました。延長に入ると、さらにボルテージを上げての声援が、選手たちへの大きな励ましとなりました。

10月4日(土)県SC野球場にて第2試合(11:30開始予定)にて準決勝戦が行われます。

 

※天候などの影響により、予定されている試合開始日時、会場等は、変更される場合があります。必ず直前の情報を、千葉県高野連のホームページでご確認の上、ご来場ください。

文化祭 ~2日目~

文化祭2日目、今年度文化祭は、いよいよクライマックスを迎えました。一般公開となった本日は、週末ということもあり、多くの来場者で賑わいました。

未明の驟雨が季節を進めてくれたのか、少しだけ秋めいた朝となりました。駅前バスターミナル、始発のスクールバスはほぼ満員の状態で学校に到着。文化祭への生徒達の意気込みを感じる登校風景でした。

9:40の開演時間には、入場門前に長蛇の列が伸びていました。本日の来場者数は大台を超えて、2,369人に達しました。昨日の来場者数と併せて、開催期間中2,919人と、じつに大勢のみなさまに来場していただきました。

文芸同好会は、今年も高座を設けて古典落語を上演しました。和服の出で立ちで出囃子に乗っての登場は本格的で、見事な話しぶりは、素人芸の域をはるかに超える名演でした。演目は「疝気(センヶ)の虫」。医者が夢の中で、病気の原因となる疝気の虫を捕まえ、その弱点を聞き出す、という滑稽話でした。

今年は、異種ジャンルをクロスオーバーするコラボ企画が目白押しでした。フラワーアレンジメント部と箏曲部のタッグでは、活花と琴の音色が同時に楽しめる、贅沢な空間を演出しました。屋外ステージでは、美術部と書道部がそれぞれ和太鼓部と共演。和太鼓部が全力で演奏するのと同時進行で、美術部はアクションペイントで創作パフォーマンスを披露。書道部も力強く太い筆を操り、達者な筆裁きでメッセージ性の高い作品を仕上げました。

屋外ステージ、プログラムの最後を飾ったのは、吹奏楽部にチアリーディング部と硬式野球部が加わった、野球応援メドレーでした。「かっ飛ばせー木総!」とこだまする掛け声、チアリーダ達と野球部員達の息の合った振り付け。何もかもが夏のスタジアムを彷彿させる、全力パフォーマンスで文化祭の幕が閉じました。

 

今年度の「真心祭 文化の部」は、大変盛況のうちに終了することができました。3,000人に迫る来場者を迎え、無事終了できたのは、ひとえに来場されたみなさまの、ご理解とご協力の賜だと感じております。

今後も、地域のみなさまとの繋がりを深めながら、誰もが楽しめる、安全・安心な文化祭を心がけて参ります。来場されたみなさまに感謝しております。誠に有り難う御座いました。