お知らせ
国際交流
本日も、遙々インドから30名の生徒が本校を訪れ、交流会が開かれました。
来校したのは、Delhi Public School Bhillaiの11歳から17歳の生徒さんたちでした。至誠館での歓迎セレモニーではオールイングリッシュで、ESS部の生徒が司会進行、インターアクト部の生徒が生徒を代表して歓迎の挨拶を務めました。
歓迎セレモニーでは、双方の学校の先生と代表生徒の挨拶に続き、記念品の交換が行われました。また、インドの生徒たちには本校が発行する、“Certificate of Participation(学校交流証明書)”が一人ひとりに手渡されました。
セレモニーの後には、男女2グループに分かれて校内を見学。主にクラブ活動を見てもらいました。バスケットボールやバドミントンは、インドでも盛んに行われている競技ですが、武道系の競技は直に見るのは初めての様子でした。剣道の鋭いかけ声に驚いてしまう生徒もいました。柔道場では男子に柔道着を着てもらい、弓道場では女子はゆがけ(弓を引くときに用いるグローブ)をつけて、少しだけ競技体験をしてもらいました。和太鼓の演奏も好評でした。インドの男子生徒が上手に笛を吹き始め、部員を驚かせていました。
インドの年度も日本と同じ、4月からは始まり3月に終わるそうなので、春休みを利用しての日本訪問でした。20日に来日し京都・広島を巡り、本校に立ち寄ってくれました。希望参加制の研修ツアーで、全員が日本は初めて。テレビやインターネットで日本の情報にはたくさん触れることができますが、現地に赴き同世代の若者とダイレクトに交流したことは、貴重な体験になったはずです。
旅の後半は、東京、箱根、富士山など、要所を押さえたコースを堪能するそうです。
終業式
今年度の最後を締めくくる、終業式が至真殿にて行われました。生徒会長と学校長より、挨拶がありました。
生徒会長、沖くんは「先日卒業式が行われ、我々在校生のみとなりました。大きな存在であった3年生が卒業してしまい不安もあると思います。しかし4月には新入生を迎えます。我々が上級生として1年生を支え、学校運営を担うことになります。私たちが模範を示し、この学校をより良くするために頑張っていきましょう。体調管理に努め、4月の始業式には全員がここに集まり、新年度に臨みましょう」と来年度の健闘を呼びかけました。
学校長は1年間の学校生活を振り返り、学校行事やクラブ活動等での生徒たちの活躍ぶりを讃えました。遠足、体育祭と文化祭、2年生の修学旅行、予餞会や芸術鑑賞等の行事では、生徒達が積極的に参加し喜んでいた様子に好感を示し、文化部、運動部とも大きな成果を実らせたことを賞賛しました。特に、6年ぶりとなった夏の甲子園大会への出場に触れ、野球部員の奮闘はもとより全生徒が千葉県大会から甲子園まで一丸となって応援に励んだ様子を、「学校が一体となった」と評価し、今年度を「思い出に残る1年間でした」と講評しました。
次に、進級後の心構えについて言葉を続けました。1年生へは「初めての高校生活にためらうこともあったでしょうが、この1年間の経験を活かして新入生に手本を示すつもりで頑張って欲しいと思います」と語り掛け、2年生へは「いよいよ高校生活の最後の1年を迎えることになります。進路を決定する大切な1年です。目標を立てそれを実行できる1年としましょう」と激励しました。
さらに全生徒へ向け、「新年度は、今年と同じ1年を過ごすのではなく、新しいことに挑戦する1年となるようにしましょう。挑戦をすれば、失敗してしまうこともあります。しかし失敗は無駄にはならず、次の成長への糧となります。失敗を恐れて何もしなければ、成長するチャンスは失われてしまいます。成功の対義語は、失敗ではなく、何もしないことです。また、本校では新年度に必ずクラス替えがあります。新たな出会いを経て、様々な価値観や異なった考えを持つ人と交流する、この得がたい機会を大切にしてください」と講話を述べました。
表彰
離任式に続き、生徒の活躍を顕彰して、表彰が行われました。以下に、ご紹介いたします。
【夏の課題受賞】
○手紙作文コンクール
佳作 高橋 蘭、征矢千優
特別賞 佐藤 駿
金賞 神崎桜子
○明るい選挙啓発ポスター
木更津市 金賞 唐亀夢香
銀賞 中村一千香
千葉県 優良賞 中村一千香
佳作 唐亀夢香
○千葉県環境月間ポスター
優秀賞 田中ひのあ
奨励賞 川名里心、竹内万央、平賀くるみ、
勝 優花、関口晴音
○本校読書感想文・体験レポート
最優秀賞 石井悠大(体験レポート)
優秀賞 品田桃花(感想文)
【吹奏楽部】
○千葉県吹奏楽個人コンクール
安房・上総地区予選
高校生フルート部門 金賞 内海彩里
(地区代表・千葉県大会出場認定)
高校生ユーフォニアム部門 金賞 御幡隆憲
(地区代表・千葉県大会出場認定)
高校生サクソフォン部門 金賞 矢野彩芽
高校生チューバ部門 銀賞 岡戸凛音
○千葉県私学吹奏楽大会
優良賞
【書道部】
○全日本書初め大展覧会
日本武道館賞 兼清琉那
【ソフトテニス部】
○きらめきソフトテニス大会
シングルスの部 女子第3位 木部理央
【バドミントン部】
○千葉県私立高等学校バドミントン選手権大会
男子学校対抗の部 第3位
○千葉県協会及び千葉県高等学校体育連盟主催大会において
優秀学校賞
離任式
終業式に先立ち、離任式が行われました。今年度末で本校を去られる先生方より、お一人ずつご挨拶をいただきました。
学校長のご紹介の順に、離任される先生方のお名前をお伝えいたします。
吉永雄介先生(理科)、森井孝圭先生(保健体育)、石田康夫先生(保健体育)、田村友宇一先生(副校長)
4名の先生方より、「高校生が持つ、溢れるエネルギーをそれぞれが目指すものに注いでほしいです」、「あっという間に過ぎ去る高校生活を、悔いが残らないよう充実したものにして欲しいです」「健康を保つことで何でもすることができます。みなさんのご活躍を期待しています」「高校生活は掛け替えのないものです。この3年間を精一杯悔いの残らないよう過ごして下さい」と、それぞれ心のこもったお言葉をいただきました。
石田先生は、木更津中央高校時代から43年間のご勤務でした。田村副校長は、ご自身が木更津中央高校第12期生としてご卒業。大学をご卒業後すぐ、木更津中央高校で教師人生をスタートさせ47年間を本校で過ごされました。お二人が本校での永年のご勤務を振り返り、感慨深く語られる姿が大変印象的でした。
最後に学校長より、「先生方の第2の人生への新たな門出に、激励の気持ちを込めて、拍手をお願いします」との言葉に、会場からは大きな温かい拍手が送られました。
芸術鑑賞会
本日は、至真殿にて『芸術鑑賞会』が催されました。ご出演はゴスペルヴォーカルグループの、Star Lightsのみなさん。会場の全員を魅了する、さすがの歌唱力でした。
【Star Lightsのご紹介】日本ゴスペル界の第一人者“ビッグママ”こと、亀渕友香さんが率いるヴォーカルグループです。ソロシンガー、バンドボーカル、プロダンサー、ミュージカル女優など様々な分野で活躍するエンターテイナーが結集した、プロ集団です。
19世紀後半アメリカの黒人教会では、独特なアレンジを加えて讃美歌が歌われるようになりました。奴隷時代の労働歌、黒人霊歌、ジャズやブルースなどの影響を受け、しだいに高い音楽性を具えるようになり、今日我々が知る、ゴスペルソング(福音唱歌)と呼ばれる音楽が誕生しました。
その成り立ちの過程を反映するように、数々の作品は様々な曲調に富み、表現力豊かなパフォーマンスは世界中で人気を博しています。手を打ち鳴らして強いリズムを刻み、call and response(ヴォーカルとコーラスとの呼応)のさなか、つんざくような高音で神への賛歌を歌い上げるシーンは、ゴスペルの醍醐味です。
ステージは、“God Great God”、“Deep River”などのスタンダード曲から始まり、日本でゴスペルが一般に広まる切っ掛けとなった映画『天使にラブソングを』から“Oh Happy Day”、“Joyful Joyful”などの3曲、J-popを含めて全部で17曲を披露していただきました。本校の校歌もStar Lightsのみなさんが歌うと、まるで趣が異なる大人っぽい雰囲気が漂う曲になりました。
途中詳しい曲紹介もしていただきました。日本人にもなじみの“When the Saints Go Marching In”(聖者の行進)は、アップテンポな明るいイメージにもかかわらず、何と葬送曲として歌われた曲。“Amazing Grace”(アメージンググレース)は、奴隷商人の白人が嵐に襲われた際、難破を逃れたことで改悛し神への感謝を表した曲だそうです。この解説の途中、雷鳴とともに会場の外がにわかに掻き曇り、春の嵐に見舞われるというハプニングもありました。
Star Lightsのみなさんの元気なリードで、会場は大いに盛り上がりました。あたかも楽器が奏でるような歌声に、生徒たちは仰天。ゴスペルのとりことなりました。
入学候補者説明会 2回目
先月22日(土)に続き、第2回目となる『入学候補者説明会』が行われました。本日は、正午までにおよそ180名の生徒が来場しました。
入学候補者は、「お早うございます」と元気に挨拶をしながら、正門から続く坂道を上ってきました。今回も説明動画が配信され、参加者は事前に視聴の上(見逃した人は、会場で視聴できます)、手続きに臨みました。必要書類の提出に加え、希望コース、選択科目へのアンケート、制服・体操着のサイズを確認し、すべての入学候補者が無事手続きを終了しました。
明日14日(金)には、候補者全員が登校し、『入学候補者実力試験』が実施されます。
4月7日(月)から新入生としての登校(準備登校)が始まります。入学への準備が、着々と進んでいきます。
保護者対象進路ガイダンス ~就職指導部・進学指導部~
本日、3年生への進級を間近に控えた2年生の保護者を対象に、進路ガイダンスが開催されました。会場は、清和大学1201教室。90名を超える保護者に参加していただきました。
ガイダンスの始まりには、学校長より講話が伝えられました。「ほぼ一律に高校進学を目指す、中学3年の時とは異なり、高校3年次での進路選択は、大学・専門学校への進学。または、企業への就職等、選択の幅が大きく広がります。ただし、どんな選択をしょうとも、社会に出た際自分が何をやりたいのか、どのような人生を過ごしたいのかをよく考え、数年後を見据えた決断をしてほしいと思っています。そして、残り1年間の高校生活では、しっかりした日常を過ごし、学業を疎かにしないことがいかに大切であるかを自覚してほしいです。何事にも真摯に取り組む姿勢こそが、進路決定の助けとなってくれます。保護者のみなさまからのサポートもよろしくお願いいたします」と保護者への協力を求めました。
就職指導部、寺岡指導部長は、高止まりする求人倍率(=超売り手市場)といった、最近の就職事情や、インターンシップ、企業を招いての説明会、公務員採用試験対策講座など、日頃の取り組みを詳しく紹介しました。「生徒の適性や希望を十分考慮することで、短期での退職を避け、長く働ける就職先を生徒と一緒に探していきます」とその方針を伝えました。また、現段階で内定を得られていない生徒がいることに触れ、「最後まで諦めない、諦めさせない」と就職指導部のモットーを唱えました。
進学指導部、竹下指導部長は、卒業生の進路状況、「一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜」などの入試制度について詳しく解説。さらに、学校選びの注意点、進学にかかる費用などについても説明がありました。
両指導部長とも進路決定にあたって「親子で一緒に考えてほしい」、「親の意見もしっかり伝えた上で生徒の希望には丁寧に耳を傾けてほしい」と親子での意思の疎通は不可欠である、と訴えました。
総務部奨学金担当の飯田先生からは、日本学生支援機構による『予約奨学金』について、説明がありました。【給付型】、返済が必要となる【貸与型(第一種)無利子】【貸与型(第二種)有利子】の3種の奨学金が用意されており、それぞれに成績や家庭の所得に基準が設けられていることが、詳しく解説されました。
君津学園併設校である清和大学からは渡邊教授、同大学短期大学部からは柴田教授が、大学・短大それぞれの特色やカリキュラム、卒業後の進路等について紹介していただきました。
ガイダンス終了後、清和大学の学生(本校卒業生)の案内で、併設校施設見学会も催されました。学生たちは、大変丁寧な口調で、なかなか見事な案内ぶりでした。参加していただいた保護者のみなさまからも好評を博し、盛況な見学会となりました。
卒業証書授与式
本日、校長室にて『卒業証書授与式』が行われました。3月1日(土)の卒業式に、入試等の事情により出席できなかった卒業生がいました。一週間遅れての授与式となりましたが、保護者の見守るなか、学校長より6名の卒業生へ卒業証書が手渡されました。
卒業式と同じように、担任からの呼名を受け、それぞれの生徒がすがすがしく返事をして、学校長より証書を受け取りました。
学校長からは、卒業生の門出を祝う言葉、今後の成功と健康を祈る言葉が送られました。参列していただいた保護者に対しても、高校3年間の生徒への援助に謝辞を述べ、「本校を巣立ち、それぞれの進路で活躍を続けてくれると期待しています。保護者のみなさまも、その成長をこれからも見守り続けてください」と卒業生への期待の気持ちを伝えました。
隣室へ移り、3学年ハウス、特進ハウス、それぞれのハウス長から祝辞が伝えられました。3学年ハウス長、森先生は、新型コロナウィルス感染拡大の影響が色濃く残る入学時からを振り返り、1年次の体育祭での紅組優勝、3年次には緑組・紫組でのダブル優勝などの出来事に触れ、ともに過ごした3年間を懐かしみました。「高校での3年間と同様に頑張ってほしい」と、今後の健闘を祈りました。
特進ハウス長、竹内先生からは、「高校での学習課程は修了しましたが、これからは人から教えられるのではなく、関心を抱くこと、学ばなければいけないことを、自分で見付けて学んでいかなければなりません。自ら学ぶことを楽しみ、成長を続けてください」と語りかけました。
卒業式
春めいた陽光の中、吹奏楽部が奏でる演奏とともに卒業生が入場しました。担任が一人ひとりの名前を読み上げると、生徒たちは元気に返事をして起立をしました。全員の呼名に続いて、総代を務める石川優芽さんが登壇し、学校長より卒業証書を受け取りました。
今年度の『三カ年皆勤賞』受賞者は、57名でした。この賞は、該当する生徒だけではなく高校生活3年間生徒を支え続けた保護者様にも贈られる賞です。総代の黒澤諭市くんとお母様の由紀子様がそろってステージに上がり、学校長より賞状が贈られました。
学校長式辞では、学校長は混迷を深める社会情勢に触れ、「皆さんが3年間で培った人間力と真心を如何なく発揮し、社会で愛され必要とされる、そして新時代を切り開いていく人財となることを期待しています」と激励の言葉を贈りました。
在校生代表送辞では、2年生沖琉雅くんが憧憬する卒業生の様々な活躍を讃えた上で、「振り返ってみると、在校生にとって三年生の皆さんは心から尊敬できる存在であり、この学校にとっても大きな存在でした。先輩方が旅立つ今、私たちには不安もあります。しかし、先輩方が築き上げてこられたこの木更津総合高等学校の伝統を引き継ぎ、更に発展させていきます。私たちを信じて見守ってください」と、卒業生の功績を引き継ぎ、次代を担っていく覚悟を語りました。
卒業生代表答辞では、原颯汰くんは、在校生、同級生、教職員、そしてこれまで自分たちの成長を温かい眼差しで見つめ支え続けてくれた家族に、それぞれ感謝の言葉を伝えると、最後に「何かに向かって全力で挑み、仲間と助け合いながら歩んでいく。そんな高校生活で培った精神を胸に、私たちは次のステージへ進んでいきます。これまでの三年間で得たものを大切にしながら、それぞれの道で輝き続けていきます」と、未来へ踏み出そうとする決意を、堂々と伝えてくれました。
本日は、ご来賓の、君津地方小中学校長会、木更津第一中学校校長今井克彦様。本校保護者会会長山内一平様より、ご祝辞を賜りました。心のこもったお言葉でした。誠にありがとうございました。
本日、賞状を授与された各賞と受賞者をお伝えいたします。
【学校長賞】
石川優芽、小磯聖虎、川名陽乃、北浦杏香、
川上泰輝、佐藤空旺
【千葉県知事賞】
石川優芽
【鳥海賞】
清水陽南子
【千葉県私立中学高等学校協会賞】
津本隼冴
【三カ年皆勤賞】
石川優芽、上田和磨、小島海弘、清水侑音、藤井堅翔、
武藤礼奈、柳沼珠音、井上陽菜、中村美咲、加藤颯悟、
今井咲菜、岡本海羽、鎌田大輝、北浦杏香、北林桜暉、
黒川優紀、竹澤彩葉、宮島 由、障子実姫、千葉竜也、
星野暖人、石澤順平、小山 晶、濱名未来、川上泰輝、
澤田結衣、白井夢希翔、千葉航大、山口由愛、奥間結菜、
北谷太進、渡邉汰月、久保田龍翔、三橋輝大、石原宗一郎、
榎本菜花、鹿眞 駿、鈴木千尋、平林功樹、山本玲王、
石井花果、伊藤江陸、切江咲月、黒澤諭市、金子海音、
井上綾乃、横瀬円香、加藤広睦、平野尋斗、坂口響哉、
佐藤璃空、丸井悠矢、三上大潤、中村康太朗、矢野剛琉、
清田悠夏、栗原菜緒
生徒たちの門出をより思い出深いものにするために、クラス担任が3年間撮り溜めた写真データを供出し、スライドショーを制作しました。職員室前には、2日前より設けられたフォトスポットのすぐ横に大画面モニターを設置し、卒業生に楽しんでもらいました。
(企画・編集は、福田先生)
予餞会
2月27日(木)、卒業を2日後に控えた3年生へ、1年生、2年生が感謝と祝福の気持ちを込めて『第21回 予餞会』を催しました。3年生は、12月24日以来の登校となりました。3学年全ての生徒が揃い、校舎には久しぶりに賑わいが戻りました。
1、2年生が待ち構える至真殿メインフロアーに3年生が入場すると、ひときわ大きな拍手が起こりました。生徒会長沖くんの開会のことばで予餞会が始まりました。
前半は各団体による企画発表でした。迫力の打音を轟かせ、オープニングを飾った和太鼓部。3年生へ惜しみないエールを送ったチアリーディング部。会場を魅了するダンス部の華麗な舞い。はち切れんばかりのエネルギーを注いだ吹奏楽部の演奏。どの部も、3年生の卒業を祝うにふさわしい、心のこもったパフォーマンスを繰り広げてくれました。
10分の休憩をはさんで後半に行われた生徒会企画では、お笑いタレントのサンシャイン池崎さん、ぱーてぃーちゃんさん、えびしゃさんがゲスト出演で登場。パワー全開のネタにおよそ2,000名の生徒たちが抱腹絶倒、会場は笑いの渦にのみ込まれました。
閉会式では、現生徒会長沖くんから前生徒会長原くんへ記念品が贈呈されました。学校長は、「はなむけのパフォーマンスを披露してくれた部活動のみなさん、企画全般に関わってくれた生徒会のみなさん、本当にご苦労様でした」と1、2年生の労をねぎらい、「この伝統行事のバトンがこれからも続いてくれることを願っています。素晴らしい予餞会となりました」と講評を述べました。
3年生が校舎に戻ると、職員室前には3学年の先生方と1、2年生がみごとなフォトスポットが用意していました。背丈を超える大きさのさくら色に染まった花束を背景に、記念写真を撮る生徒が集まりました。
謝恩式
本日は、卒業を翌日に控えた3年生が企画をした、『謝恩式』が開かれました。ささやかではありましたが、去りがたい母校への感謝の気持ちが込められた、素晴らしい催しとなりました。
司会は、山口さんが勤めました。持ち前の明るさでてきぱきと進行役を務めてくれました。岡田くんの開会のことばに続いて、川上くんが学年を代表して挨拶をしてくれました。
ひた向きに打ち込んだ部活動、全力で取り組んだ学校行事等を回想し、充実した高校生活を送ることができたと3年間を振り返りました。そして、互いに助け合い困難を乗り越えた仲間に対して、さらに、学級担任や顧問教師が生徒たちの成長を見守り常に援助の手を差し伸べてくれたことにも謝辞を述べ、人間関係に恵まれたことが高校生活の何よりの支えであったと述懐しました。「感謝の気持ちは言葉だけでなく、僕達のこれからの行動で示します。どうか見守っていてください。3年間本当にありがとうございました」と力強い言葉で感謝の気持ちを述べてくれました。
花束贈呈では、各クラスの代表もステージに上がり、学級担任、ハウス長、学校長、副校長、教頭に対面する位置にたちました。3年間のさまざまな場面で、親身な指導を受けたこと、温かい言葉で励まされたことなどに対する、感謝の気持ちが込められた一言メッセージに涙をこらえられなくなる担任もいました。
最後に学校長は、「心のこもった謝恩式と、素敵なメッセージと、そして花束をありがとうございます。普段は担任の先生たちのように、みなさんと接する機会はありません。そのような私にまでメッセージと花束をもらえたことに感動しました。みなさんが担任の先生に伝えた感謝の言葉を聞いて心を打たれました。生徒たちから感謝の言葉を送られるような教育をしてくれた先生方に、私も感謝をしています。本校に入学し3年間を立派に過ごした生徒のみなさんにも感謝しています。この感謝の気持ちが、君たちの後輩に、これから入学してくる生徒たちに受け継がれていくことが、この学校をますます良くするのだと思っています。今日は本当にありがとう。あしたは良い卒業式にしましょう!」と3年生に話しかけました。学校長の言葉にも温かいメッセージが込められていました。
前日表彰
本日、至真殿において『第22回 卒業証書授与式 前日表彰の部』が挙行されました。前日表彰は、卒業式において行われる一部の表彰を、前日に行う式典です。同窓会会長のご臨席を賜り、ご祝辞を伝えていただきました。
賞状授与の詳細を、次にご紹介いたします。
【産業教育振興中央会表彰】 池田凪音
【全国商業高等学校長協会賞】 栗林実里
【日本学生野球協会優秀選手表彰】 川上泰輝
【木更津総合高等学校同窓会会長賞】 細山田 唯
【千葉県高等学校野球連盟賞】 (硬式)羽根徹平、井上 陸
【千葉県高等学校体育連盟賞】総代:昼間悠佑
卓球:栗林寛太
ソフトテニス部:萩森大和斗、君塚 響、遠藤海斗、松村泰成、昼間悠佑、平林功樹、
佐藤諒和、赤沼裕希、古賀太平、
髙石琉々
柔道部:新井善心
空手道部:小倉漣音
陸上部:栗原莉央
【千葉県私立高等学校柔道部会賞】 橋本翔歩
学校長は、「3年前の入学式では、「本校を選んで入学してくれてありがとう。卒業の時にはこの学校で良かったと心から言ってもらいたい」と伝えています。明日の卒業式で「木更津総合高校で本当に良かった」と言ってもらえれば、何よりの喜びです。木更津総合高校の卒業生は、本校の前身である木更津中央高校と清和女子短期大学付属高校までも含めれば、おそらく4万3000人以上もいます。明日から、みなさんはその仲間入りを果たすことになります。本校の卒業生として、今後も胸を張って過ごしてほしいと思います。
また、幼い頃からの保護者の支えがあったからこそ、明日の卒業式を迎えられるのだと言うことを肝に銘じて式に参加してください。呼名に際しては大きな声で返事をして、保護者のみなさんへの感謝の気持ちを伝えてください。最後の斉唱となる校歌を元気に歌いましょう」と式辞を述べました。
本校同窓会は、もちろん卒業生の親睦を図る組織ですが、それに留まらず、最近の例では体育館のエアコンなど、本校の現役生徒にも様々な恩恵を与えてくれています。卒業と同時に加盟をすることになる3年生に対し、会長の北見文雄様からご祝辞を賜りました。「みなさんに望む唯一のことは、本校の卒業生としての誇りを持って、真心教育の精神を忘れず、これからの人生を生きてほしいと言うことです。みなさんが社会の良心となり、困難に挫けず、新たなステージで活躍してくれることを期待しています」と温かいメッセージを送っていただきました。卒業の門出にふさわしい、『翼をください』を聞かせていただきました。生徒たちは、会場に響く朗々とした歌声に聞き入りました。
表彰
生徒の活躍を顕彰する、表彰が行われましたので、以下にお伝えいたします。
【夏休みの課題】
○千葉県環境月間におけるポスター募集
高校生以上の部奨励賞 景山奈柚、清水陽南子
【バスケットボール部】
○千葉県高等学校バスケットボール大会
総合成績 男子第6位
書道と和太鼓の共演 ~書道部・和太鼓部~
イオンモール木更津で開催されていた、書道部の『卒業制作展』が本日最終日を迎えました。展示会場を飛び出し、屋外施設のライブパークで行われた書道パフォーマンスに和太鼓部も加わり、書道と和太鼓のコラボパフォーマンスが展開されました。
昨秋の文化祭から始まり「二間塚どんど焼」に続いて両部の共演は3度目を数えます。パフォーマンスは、和太鼓部の威勢の良い演奏で始まりました。オープニング曲『櫻宴華(オウエンカ)』は、桜舞う出会いと別れの季節をイメージして作られた曲で、まさに卒業制作展への応援歌として奏でられました。書道部は演奏に合わせ、曲名と歌詞を大紙面に書き込み作品としました。2曲目の『楽(ラク)』は、曲名通りリズミカルな楽しい曲調で会場の雰囲気を大いに盛り上げました。
書道部は、つぎつぎと『昂進』『逢縁』の2作品を書き上げました。それぞれの作品には、「共に筆を持った時間に感謝」、「仲間と共に辛く苦しい困難も支え合い乗り越えてきた」と、部員たちの思いの丈がメッセージにしたためられていました。最後の作品となるパフォーマンス用紙には、あらかじめ桜の巨木が描かれていました。3年生と1年生それぞれふたり。全部で4人の部員によって「もう“青春”を駆け抜けた 尊い日々は戻らないけど 新しい環境で共に頑張ろう」の言葉が一気に書き込まれると、最後に3年生のふたりが力強い筆致で『卒業』と書き入れ作品を仕上げました。3年生から顧問の竹内先生へ感謝のことばが伝えられた場面は、涙あり笑いありの素敵なエンディングとなりました。
イオンモール木更津2階、イオンホールを会場に行われていた卒業制作展も無事終了いたしました。連休で賑わうホールには多くの来場者が訪れ、生徒渾身の作品を鑑賞していただくことができました。
入学候補者説明会 1回目
来年度本校に入学予定の中学3年生を対象に、『入学候補者説明会』が開かれました。1回目となる今回は、昼過ぎまでにおよそ530名の中学生が来場し、必要な手続きを行いました。
本日の説明会は、入学候補者が、配信された説明動画を事前に視聴した上で来場し、志望コースや芸術科目の届け出、通学バス(ローカル線)利用申し込み他、必要となる手続き書類を提出する形式で行われました。また、入寮予定の候補者には、別に設けられたブースで入寮に関する説明が行われました。
必要書類を提出した中学生は、制靴、体操着等を試着してサイズを確認。制服については採寸が行われました。
今回来場できなかった候補者については、3月13日(木)に2回目の説明会が予定されています。
卒業制作展 ~書道部~
明日より、書道部による『令和6年度 書道部卒業制作展』が開催されます。会場は、イオンモール木更津 2Fイオンホールにて。作品展示のほかにも、別会場で2度の書道パフォーマンスを予定しています。最終日23日(日)には、本校和太鼓部とコラボを組んだパフォーマンスをお届けします。詳細は以下に掲載しております。
※ご入場・ご見学は無料です
卒 業 制 作 展
開催期間 2月21日(金)~2月23日(日)
開催時間 21(金)・22日(土):10:00~19:00
23日(日):10:00~16:00
展示会場 イオンモール木更津 2階イオンホール
書道パフォーマンス
2月22日(土) 13:00~ 於サウスアトリウム(館内1階)
2月23日(日) 13:30~ 於ライブパーク(屋外会場)
※23日(日)は、和太鼓部とコラボ
(撮影は、2/20 鋭意準備に励んでいます。)
インドネシアの生徒と国際交流
本日、インドネシアより、修学旅行で日本を訪れている中学生56名が来校し本校の授業や部活動を見学しました。本校の生徒たちは積極的に対応し、交流を深めました。
来校したのは、Thursina International Islamic Boarding School(サーシナ国際イスラム寄宿制学校)の中学3年生の生徒たちです。サーシナ国際校は、首都ジャカルタを擁するジャワ島東部にある全寮制の学校です。キャンパスは、実に東京ドーム約766個分の広さを誇り、その中には、モスク、スポーツアリーナ、最新設備の図書館、医療センター、レストランなどがある、巨大複合教育施設になっているそうです。イスラム教の戒律や教義に基づいた教育が行われている中・高一貫校で、生徒たちは男女別に2つの専用キャンパスで過ごしています。
生徒たちは修学旅行中で、14日に来日。大阪や富士山などを観光した後、木更津に立ち寄りました。和太鼓部の演奏に出迎えられて、至誠館に入場。ESS、インターアクト部の生徒が準備を整えた歓迎セレモニーでは、本校生徒と学校長が英語でスピーチを披露しました。
セレモニーの後、4つのグループに分かれて校内を見学してもらいました。授業は書道を、部活動では、弓道部、茶道部、和太鼓部を見学し、すべての活動を実際に体験してもらいました。弓道場で盛り上がる男子、お茶菓子に顔をほころばせ、「うまい?おいしい!」と日本語で感想を伝えてくれた女子生徒もいました。
暖かい気候に慣れたサーシナ国際校の生徒たちは薄着で、なかには靴下をはいていない生徒もいました。今朝、急に冬に逆戻りしてしまった日本の気候にちょっとびっくりの様子でしたが、最後まで元気で笑顔を絶やさず明るく過ごしてくれました。
ASEAN(東南アジア諸国連合)の盟主を務めるインドネシアは、大小1万7000もの島々で構成される共和国です。建国のモットー「多様性の中の統一性」が示すように、他民族・多言語・他宗教の国です。彼ら・彼女たちの親しみやすい笑顔を見ていると、他者との違いを苦にせず、人とつながろうとする力に長けているという印象を受けました。近年、アニメなどを通じて、特に若者の間で日本文化がブームになっているとのことです。本校の生徒たちも他国の人や文化に直に触れることで、今後さらに視野を広げてほしいものです。
台北修学旅行最終日 ~特進ハウス~
2月15日(土)、最終日を迎えた生徒たちは史跡を訪れ、台湾の歴史について学びました。
生徒たちは、忠烈祠を訪れました。忠烈祠には幾度かの戦争で亡くなった軍人が祀られています。衛兵交代式は、厳かで圧巻のセレモニーでした。時代に翻弄された台湾の歴史は、現在も進行形で続いています。台湾の近現代史は日本とも深い関わりがあり、現地でそれを学んだ意義は決して小さくありませんでした。
次に訪れた、十份老街は、線路間近に商店が並ぶ独特の町並みです。生徒たちは、「天燈上げ」を楽しみました。願いを込めた赤いランタンが、青空の彼方に消えていきました。
15:20桃園空港発BR196便に搭乗。羽田空港に19:25無事到着。現地解散となりました。
修学旅行最終日 ~一般クラス~
修学旅行もいよいよ最終日を迎えました。A班、B班とも最後の滞在地で活動を終え、帰路につきました。
A班は御殿荘を後にし、東山を散策してから清水寺を参拝しました。老舗清水順正で名物の湯豆腐を堪能しました。清水の舞台から見下ろす京都の町並みと週末の観光客で賑わう参道が最後の思い出となりました。
B班は、広島平和記念資料館を見学しました。昨年ノーベル平和賞を受賞した、「日本被団協」の受賞記念パネル展が開催中でした。被爆から80年、たゆまぬ努力を続けても尚、私たちは核の脅威に怯える時代に暮らしています。学ぶべきことは多いです。
午後は、昼食を兼ねた市内散策でした。独自の進化を遂げたお好み焼き、“広島焼き”の発祥の地です。オタフクソースの味と香りを脳裏に焼き付け、旅を締めくくりました。
A班は、14:30京都駅発のぞみ226号に乗り、16:45東京駅着。
B班は、14:03広島駅発のぞみ98号に乗り、17:57東京駅着。
両班とも、東京駅で解散となり4泊5日の修学旅行を無事終えることができました。2年生は代休をはさみ、19日(水)から登校、通常授業に戻ります。
台北修学旅行4日目 ~特進ハウス~
2月14日(金)、生徒たちは現地の大学生との交流を兼ねて、台北市内を散策しました。言葉の壁はありますが、海外で同世代の人とコミュニケーションをとりながら、街中を歩き回る体験はなかなかできるものではありません。ハウス長、竹内先生からのレポートをお伝えします。
今日は現地の大学生との班別行動の1日でした。
ホテルのロビーで大学生たちとの緊張のご対面からぎこちなく出発する様子を見送りました。
その後の各班の過ごし方が少し心配でしたが、集合場所である夕食会場に戻ってくる姿を見てホッとしました。おそらく1日中台北市内を歩き回り、疲労の色は濃いものの、皆充実した顔をしており、いい時間を仲間と大学生と共に過ごしたんだろうなと感じさせられるひとときでした。
夕食は飲茶料理を頂き、ホテルに戻りました。
今は友人たちとの最後の夜を楽しみつつ、明日のチェックアウトに向けて荷造りの真っ最中です。
明日はいよいよ最終日。
ランタンに願いを乗せてから帰国します。
修学旅行4日目 ~一般クラス~
修学旅行も終盤です。A班はクラス別研修で、京都を中心に市街を散策。B班は兵庫のホテルを発ち、午前中は道頓堀を自由散策、午後には広島に移動しました。
A班ではやはり着付け体験を選んだクラスが目立ちました。男子の和装が思った以上に凜々しく決まり、艶やかな女子の装いと相まって、古都で華やかに映えました。京都・大阪を巡るコースに加え、神戸まで足を伸ばしてメリケンパークでランチビュッフェを楽しむクラスもありました。
班は、午前中は道頓堀での自由散策。戎橋からグリコの看板を背景に記念写真を撮るのは欠かせない一枚です。11:40新大阪駅からのぞみ65号に乗車。お昼は車内でのお弁当でした。午後は広島駅から安芸の宮島へ移動。海上に浮かぶ厳島神社の大鳥居もマストの景観でした。
A班は御殿荘で2泊目。B班はリーガロイヤルホテル広島で1泊。いよいよ最後の1日を迎えます。
台北修学旅行3日目 ~特進ハウス~
2月13日(木)、3日目を迎えましたが、現地での特進ハウスは意欲的に活動しているようです。見学先では、ドジャース大谷選手の“あの”記念ボールが展示されていたそうです。台湾での事故の一報が報じられていましたが、ハウス長竹内先生から「影響なし」と無事が伝えられました。
今日は観光三昧の1日でした。
まずは、淡水という港町を訪れました。本来なら風光明媚な場所なのですが、あいにくの冷たい雨でほとんど景色を楽しむことができませんでした…。その後、紅毛城というオランダ統治時代の古跡を見学し、淡水区の「老街(ラオジェ)」を散策。台北の古き良き街並みを楽しみました。
次は打って変わって最新鋭の街・信義区に移動し、台北101の89階展望エリアで台北市内を一望する絶景を曇り空ながらも楽しめました。なんとこの展望エリアには大谷翔平選手が50-50を達成した記念ボールが展示されており、ちょっとしたサプライズとなりました。
昼食は台北101の広大なフードコートで各自思い思いのメニューを楽しみ、その後はお土産物屋で買い物です。
そして最後はお楽しみの夜市散策。日本では決して味わえないアジアのエネルギー満点の雰囲気の中、様々なローカルフードを堪能してホテルに戻りました。
日中に台南方面で爆発事故のニュースもありましたが、滞在する台北とは新幹線で移動するほどの距離もあり、特に影響はありませんでしたのでご安心ください。
修学旅行3日目 ~一般クラス~
2月13日(木)、修学旅行の日程のちょうど真ん中、別々のコースを巡っていたA班とB班がユニバーサルスタジオジャパンで合流し、楽しい1日を過ごしました。
2年生15クラスがUSJで一堂に会する日となりました。クラスの枠にとらわれず、気の合う仲間と落ち合い、開催中のイベントや人気アトラクションを探しなら広い敷地内を530余名の生徒たちが動き回りました。
平日にもかかわらず場内は外国人観光客で激混みで、レストラン内での席取りにも一苦労だったそうです。
A班は、この日から拠点を京都に移し、本校の定宿聖護院御殿荘宿で2泊を過ごします。
B班は、御殿荘に別れを告げ、宿をホテルヒューイット甲子園に移しました。
14日(金)より、日程は後半に入り、両班は互いに逆のコースを辿ります。
台湾修学旅行2日目 ~特進ハウス~
午前中は、現地の高校との交流会。台湾の学校の様子や高校生と直に接する貴重な機会となりました。午後には有名なツアースポットを巡り、台北観光を満喫。意欲的に行動しているようです。ハウス長、竹内先生からのレポートです。
今朝は5時45分に起床し、朝食後に学校交流に出かけました。至善高校という、農業科・幼児保育科・木工科・観光科などがある進路多様校にお邪魔して、まずは授業体験です。リップクリーム作り、木工鍵作り、コースター作り、スポーツ交流、伝統コマ回し、ドリンク作りなど、様々な活動を現地の生徒のサポートを受けながら行いました。最初は緊張気味でしたが、すぐにいつもの調子を取り戻し楽しそうに各々のアクティビティに取り組んでいました。
その後、歓迎セレモニーが行われ、パワーポイントを使った木更津総合高校の紹介、代表生徒挨拶、きさぽんのぬいぐるみと野球応援グッズを贈呈。プレゼントの紹介を含め、それぞれ台湾語、英語を交えて各クラスの代表が立派に行いました。至善高校の生徒達と共に台湾ローカルフードのお弁当を食べてから名残惜しいお別れです。
午後は観光でした。
まず千と千尋の神隠しのモデルとなったと言われている九份の散策・買い物・買い食いを楽しんだあと、台北市内に移動して中正記念堂で巨大な蒋介石に会い、台湾随一のパワースポットでご利益のデパートと言われる龍山寺で祈願をしてお守りを頂きました。
夕食は台湾料理を堪能して台北時間20時過ぎにホテルに戻りました。流石にハードなプログラムでしたので今夜はグッスリ休んでくれると思います。
修学旅行2日目 ~一般クラス~
2月12日(水)、A班は、広島から大阪へ移動。B班は、京都を中心に観光を楽しみました。とも順調に旅行を続けているようです。
A班は、リーガロイヤル広島で一泊を過ごし、安芸の宮島へ。午前中は班別行動となりました。日本で最も有名なお菓子『銘菓もみじ饅頭』は、最近はあんこの他にも様々なバリエーションがあり、生徒たちは元祖や本舗を名乗るお店の味の違いを楽しみました。
お昼に広島駅からのぞみ96号に乗って新大阪駅へ移動。午後は、道頓堀・心斎橋周辺を自由に散策しました。日本有数の繁華街で、粉もん、串カツなど食べ歩きを満喫しました。
夜は、ホテルヒューイットで1泊。忙しい1日を過ごしました。
B班は、クラス別研修の1日でした。クラスごとにバスを仕立て思い思いのスポットを巡ります。京都を中心に、金閣寺、嵐山散策、伏見稲荷に東映太秦映画村。大阪へ足を伸ばして、海遊館や新世界自由散策から、京都に戻るコースをたどるクラスもありました。7クラス中6クラスが着付け体験を選び、和装でキメて古都を闊歩しました。
聖護院御殿荘で2泊目を過ごしました。夕食は仲居さんが運んでくれる部屋食です。老舗旅館の食事は格別でした。
台北修学旅行1日目 ~特進クラス~
特進クラスは、台湾の台北市で5日間を過ごす旅程です。生徒と引率教員94名での修学旅行となります。特進ハウスも出発は2月11日(火)。搭乗手続きに時間がかかるため、羽田空港に7:50に集合。エバー空港(BR189便)10:25発、台北松山空港に13:25無事到着しました。
約3時間のフライトを経て松山空港に降り立ちました。本日台湾は26℃を記録しており、日本との寒暖差に戸惑ったものの、天候に恵まれ、最高のスタートをきりました。バスに乗り向かうは故宮博物館。有名な白菜の展示は無かったものの、ガイドさんの興味を引き立てる案内のおかげで、生徒は歴史ある様々な展示物に感銘を受けました。見学後は、夕食の会場へ。レストラン「中華楼」にて本格中華を堪能しました。ターンテーブル式の円卓を囲み、生徒は心躍らせながら夕食のひと時を大いに楽しみました。
明日は台湾の高校生との交流会です。
修学旅行1日目 ~一般クラス~
2月11日(火)、2年生の修学旅行が始まりました。一般クラスは、生徒と引率の教職員で総勢550余名が、A班、B班の2班に分かれての修学旅行になります。旅行先から送られた写真や記事を随時ご紹介します。
A班は、11日朝9:12東京駅発の、のぞみ19号に乗り、13:02広島駅に到着。その足で広島平和記念資料館を見学しました。資料館には、原爆による悲惨な戦禍が数多く展示されています。修学旅行での貴重な学習の機会です。
B班は、少し遅れて9:54東京発の、のぞみ325号で一路京都へ。京都清水にある、順正で名物の湯豆腐に舌鼓を打ち、清水寺から東山を散策しました。
A班は、リーガロイヤル広島に一泊。B班は、聖護院御殿荘に2泊します。どの生徒も朝早く自宅を出て、房総半島から関西へ移動。長い一日を過ごしました。各宿泊先では、班長会議が開かれ、宿での注意や入浴の順番、消灯時刻の厳守などの連絡事項が伝えられました。
1年生進路ガイダンス ~進学・就職指導部~
本日、1年生を対象にした『進路ガイダンス』が行われました。1校時目は、(株)進路企画より、山田光徳様を講師にお招きして、進路について講演をしていただきました。また、校舎内には、大学、専門学校、企業などによる、様々な講座が設けられ、2、3校時目には、生徒たちは希望する講座を2つ受講し、進路についての考察を深めました。
2年生への進級が間近に迫った生徒たちは、各自の進路について考える時期を迎えました。
山田様からの講演では、就職or進学、何を基準にしてどちらを選ぶのか。専門学校や大学では何を学び、卒業後にはどの様な資格を得ることができるのか、等を詳しく解説していただきました。ご自身の体験を踏まえた説明は実に具体的で、「1年生にも分かりやすく」という工夫を随所に感じる内容でした。
山田様は、賃金などの「経済面」、人との関りや社会への貢献度などの「社会性」、自分の夢をかなえたいという「自己実現」、という3つの視点からどれを重視するべきか、自分の志向や適性も考慮に入れて慎重な進路選択が肝要、と生徒たちに訴えました。さらに、急激な技術革新や、めまぐるしく変わる社会情勢にも触れ、できるなら近未来を見据えた選択も大切では、とのご指摘もしていただきました。
体育館の壁に投影された説明資料はタブレットにも配信され、生徒は資料を見ながら最後まで熱心に耳を傾けていました。
教室、講義室、特別教室では35の講座が用意され、IT(CG、ゲーム、情報処理)、医療(看護、歯科衛生、理学・作業療法、薬学)、理美容(メイク、エステ、ネイル)、芸能(音響、放送、映像、演劇、音楽)、教育、宝飾、鉄道ほか、その分野は多岐にわたるものとなりました。実演形式の模擬授業が目立ち、エンジン模型を用いた自動車整備、エステやヘアメイクでの施術、小型犬へのブラッシングなど、生徒たちは実際にやってみることでイメージを膨らませ、志望分野についての関心を深めました。
自分がどの様な進路に進むのか、暗中模索の段階にいる生徒が殆どでしたが、今回のガイダンスは時期を得たものとなり、生徒たちが進路を考える絶好の機会となりました。
『二間塚どんど焼』 ~和太鼓部・書道部~
2月1日(土)、今年も富津市二間塚で行われたどんど焼きに、和太鼓部が出演しました。そして今回は書道部が初参戦。書道パフォーマンスを繰り広げました。両部とも、会場を大いに沸かせました。
どんど焼きは、日本の伝統行事の一つです。地域によって、時季や呼び方が異なるようですが、多くは、正月の松飾りやしめ縄などを持ち寄り河原などで焼いて、一年の無病息災や五穀豊穣を祈る習わしです。
午後1時から催されたプレイベントでは、2時15分から和太鼓部が登場。威勢の良い演奏で、大音量を周囲に轟かせました。3時からは書道部が大筆を振るって書道パフォーマンスを披露。太く長い筆を縦横に動かし、大字書「奮起」と「夢」を書き上げました。両部とも、春を迎えるにふさわしい、好演をお届けすることができました。
日没を待って、いよいよ点火式。書道部の作品も一緒に焚き上げられ、夜空を焦がさんとばかりに燃え上がりました。
地域でのお祭りが廃れていく昨今ですが、『二間塚どんど焼』は、二間塚交友会のみなさんが中心となり、毎年勇壮なお祭りが行われています。今回もプレイベントとポストイベントに、合わせて16団体が出演し、20を超える露店が軽食や玩具等を販売していました。「富津最大火柱」と銘打った火祭りは、今年も多くの人出で賑わいました。
始業式
本日は、2025年最初の登校日となりました。授業の再開を迎え、始業式が行われました。
吹奏楽部の伴奏による校歌斉唱に続き、生徒会長沖くんより挨拶がありました。「先輩たちから引き継いだものに加えて、さらに新しいものを作り上げて行きたいと思います」と、会長としての抱負を述べた後、生徒たちに向け「1年を振り返れば、有意義に過ごし満足ができた人もいれば、やり残したことがある人もいるかと思います。今年は是非目標を立てて下さい。大きな目標を持つことも良いのですが、先ずは簡単に達成できる小さな目標を立て、実際にやり遂げることが大切です。1年はあっという間に過ぎてしまうので、1日1日を大切に過ごしていきましょう」と呼び掛けました。
続いて、学校長より年頭の講話が伝えられました。「2025年を迎えました。年末年始は好天が続き穏やかなお正月を迎えられたことと思います。本日は全体集会ですが、3年生は家庭学習期間となり、2月末の予餞会まで登校しません。大学受験に向けて勉強している人もいれば、4月からの新生活に向けて準備をしている人もいるはずです。
ところで、社会に出る前の準備というのは、わずか数ヶ月で成し遂げられるものではありません。みなさんが過ごす高校生活は限られています。その3年間をかけてしっかり取り組んで欲しいと思います。
1年の短さを実感している人が多いのではないでしょうか。これは、年齢を重ねればその人にとっての1年という期間が、相対的に短くなるためだと言われています。元旦に生まれた私は、この正月で49才になりました。みなさん以上に1年を短く感じているはずです。だから40代最後の1年を「あっという間」で終わらせることがない様、新しいことにチャレンジしていこうと思っています。みなさんも、2025年の終わりを迎える時、「なんの変哲もない1年を過ごしてしまった」と後悔することがない様、目標を立て何かにチャレンジする1年間を過ごして欲しいです。
そして、立てた目標は先延ばしにせず、直ちに行うことが肝心です。できるはずのことを後回しにすれば、機を逃し2度と取り組むことができなくなることもあります。まだ記憶に新しいコロナ禍では、世界中の人々がやりたいことや、やらなければならなかったことを抱えたまま、3年間を無為に過ごさざるを得ませんでした」と時間の大切さを説きました。さらに、「挨拶をする」「服装を整える」「遅刻欠席をせず登校を続ける」「授業を受け勉強に励む」「清掃の徹底」と、5つの要望事項を「しっかり」念頭に置いて日々を過ごすよう、訴えました。
定期演奏会 ~吹奏楽部~
本日、君津市民文化ホール“大ホール”にて、本校吹奏楽部による『第12回 定期演奏会』が開催されました。来場されたみなさまには、年の瀬のひと時を部員たちが奏でるメロディーで大いに楽しんでいただきました。
演奏会は三部構成となり、第Ⅰ部 クラシックステージでは、“ジュビリー序曲”、“喜歌劇「こうもり」セレクション”、“「GR」よりシンフォニック・セレクション”の3曲を披露。オープニング曲となった“ジュビリー~”は、華やかなファンファーレが圧巻。テンポの良いリズムで進む旋律は、人の心を鼓舞する軽快感に溢れていました。“「GR」~”は、8月に行われた「第66回 千葉県吹奏楽コンクール高等学校A部門で銀賞に輝いた時の演奏曲です。各楽器が織り成す勇壮な曲調は、時に重々しく聞き手を圧倒する迫力がありました。
第Ⅱ部 ポップスステージでは、“名探偵コナンメインテーマ”、“魔女の宅急便コレクション”、“パイレーツ・オブ・カリビアン・メドレー”、“ジャパニーズグラフィティⅩⅠⅤ”
の4曲を演奏。観客席を巻き込んで楽しいダンスを繰り広げるなど、エンターテインメントに徹した演出に会場は盛り上がりました。
第Ⅲ部 シンフォニックステージでは、“「もののけ姫」セレクション”、“ミュージカル「レ・ミゼラブル」より”の2曲をお届けしました。お馴染みの曲でも劇場で聴くものとは異なり、吹奏楽バージョンでは深みがあり、部員たちの確かな力量は作品のイメージにふさわしい世界観を創り出していました。
アンコールに応えて披露された“応援メドレー”は、パーカッションがパンチを利かせた本番さながらの力強いパフォーマンスとなりました。夏の甲子園や船橋アリーナで行われたバスケットボール千葉予選会など、様々場面を彷彿とさせる名演奏となりました。
この演奏会は、3年生が参加する最後のステージとなります。3年生から4人の顧問の先生方に花束が贈られました。部長の濱名さんがなみだ声で感謝の言葉を伝える場面は感動的でした。YOASOBIの“ハルカ”が流れるなか、1、2年生も感謝の気持ちを込めて3年生へメッセージを送り、平野先生が一人ひとりの名前を読み上げ、3年間の健闘を讃えました。
お忙しい時期にもかかわらず、今年の定期演奏会にも大勢の方々に来場していただきました。多くの拍手とご声援を本当にありがとうございました。みなさまが良い年を迎えられることを心よりお祈り申し上げます。
3年生学年集会
終業式を終えた後、3学年の生徒だけが会場に残り、学年集会を設けました。およそ2ヶ月間の長い冬休みに入る3年生に向けて、学校長他、学年に関係する担当者からさまざまな注意が伝えられました。
学校長は、「明日から長い休暇となります。羽を伸ばしたいという気持ちを抱くのは当然だし、高校生活最後の思い出作りをするなど、大いに楽しんで欲しいと思います。しかし卒業を間近に控えていることと、その日まではみなさんが本校の生徒であることを常に念頭に置いて行動して下さい。
さて、この時点でお伝えしたいことが1つあります。3年生のみなさんのほとんどが成人年齢に達しているはずです。卒業後の進路は、就職する人と進学する人に分かれますが、10年後、20年後には間違いなく社会を支える存在となっているはずです。現在2,000人という多くの生徒に恵まれている本校では実感し辛いのですが、日本社会は少子高齢化が急速に進んでいます。子どもの数が激減し、多くの小中学校の統廃合が進んでいます。また、日本の総人口に対する65歳以上の高齢者が占める割合が、20年前は14%ほどでしたが、現在は29%。さらにみなさんが社会で活躍しているであろう20年後には36%に達することが確実視されています。
高校生が毎月「就学支援金」という補助を受けていることは承知していると思います。就労者ではない子どもや学生、お年寄りを、主に税金を原資にして社会で支え合う仕組みがあることも授業等で習っていることと思います。各年齢層の人口比の推移を見れば、みなさんが社会を支える担い手となるころには、その負担はかなり大きなものになります。
一昔前までは、いったん就職すれば老後まで安泰が約束されていた時代でしたが、これから日本は急激に衰えていきます。この日本社会をどの様に支えていくのかということを是非考えて欲しいと思います。ただし、人を蹴落としたり、競争の末に自分だけが勝ち残れば良いと考えたりするのは間違いです。人が減っているからこそ、互いに力を合わせて社会を担っていく、協調し合い共同して社会を築いていくことがこれまで以上に大切になるのです。
みなさんは、この木更津総合高校で、個性豊かなたくさんの仲間達に囲まれて3年間を過ごしてきました。今後、その経験を大いに活かして活躍してくれることを期待しています。良い冬休みを迎えてください。2月27日には全員が元気に登校してください」と生徒たちに伝えました。
進学指導部長竹下先生は、まず進学を決定している生徒に向けて祝福の言葉を伝えた後「ご家族の支援他、周囲から多くの援助があって合格を果たしているはずです。感謝の気持ちを忘れずにいて欲しいです。また、入学までの3ヶ月間、決して無為に過ごすことがないようにしてください。進学先で学ぶ分野の書籍に目を通し知識を得ておくことは大切です。また、本校の生徒に限ったことではありませんが、授業について行けずに留年や中途退学に至ってしまう学生が一定数いると聞いています。一般受験を受ける生徒はまだ勉強を続けています。進学後に後れを取ることがない様、この期間を有効に過ごして欲しいです」と訴えました。また、これから一般受験を控えている生徒たちには、「多くの時間を割いて学習に励んできたからこそ、その胸に抱いて来た夢や希望は必ずかなうと信じて、最後まで諦めず頑張って欲しいです」と激励の言葉を送りました。
就職指導部長寺岡先生は、内定を受けた生徒に向けて「様々な努力をしてきた結果内定を勝ち取ったこと。また、超売り手市場という状況で優良企業からかなりの好待遇で迎えられていることを忘れないでください。この好機を棒に振るような事態は絶対に避けて欲しいです」と語り掛け、手続き書類の確認と提出期日を厳守すること、不確実な情報・無責任な勧誘に惑わされないこと、誤解を招くような情報・就職先の情報を安易にSNSにアップしないこと、と念を押しました。進路が未決定の生徒に向けては、「最後の一人が内定を勝ち取るまで、全力で対応します。1月以降も遠慮をせず就職指導室の扉を叩いてください」と呼び掛けました。
生徒指導部大島先生からは、運転免許の取得についての手順や取決めを守ること、「人の命と身体に関わることです」と断りながら取得後は安全運転に徹すること等、注意喚起がありました。「なにか事故やトラブルに巻き込まれるようなことがあれば、必ず学校に連絡を入れて欲しい」と訴えました。
最後に、3学年ハウス長森先生は、「いよいよ明日から冬休み、明けて1月からは3年生は家庭学習期間に入ります。まず、大学進学を目標にして1月の共通テストや2月以降の一般受験を受ける人は、ここからが正念場です。受験直前まで学力が伸びる瞬間はあります。大きな重圧を感じている時期だと思いますが、それを乗り越えてこそ合格したときの喜びは大きいはずです。頑張って下さい。
一方、ほとんどの人がこの時点で進路を決めています。家庭学習と言いながらも実質長期の休みです。しかし、4月までの丸3ヵ月は、次のスタートラインに立つ助走期間であると考えてください。無駄に過ごすのではなく、進学する生徒は必要な学習に取り組み、就職する生徒は仕事に関係するスキルアップに努めることが出来るはずです。
担任の先生方は君たちがいなくなった後も、他学年の授業を受け持ち、3年間の成績や記録の整理、卒業式の準備等、様々な業務に追われ多忙な日々を過ごします。そして、卒業するその瞬間まで、君たちが無事に過ごしているか気に掛けています。担任の先生に心配がかかるような行為は厳に慎んでください。それでは、次回登校となる予餞会の日には元気な姿を見せて欲しいと思います」と言葉を結び、集会を終えました。
令和5年度生徒会本部役員のみなさん、ご苦労様でした。
新役員が選出され、新旧役員は無事交代をすませました。この1年間を振り返れば、卒業生を送り出した予餞会・卒業式。最後となった強歩大会。本校開校以来最多となる760名の新入生を迎えた入学式。観測史上最も暑かった夏の甲子園大会への出場。残暑のなかでの体育祭。ようやく訪れた秋に行われた文化祭は大盛況でした。
様々な場面で陰になり日向になり活躍してくれたのが、生徒会のみなさんでした。引退がせまった11月末に、3年生役員に集まってもらって記念に写真を撮影しました。さわやかな笑顔からは「やり切った感」と「誇らしさ」が溢れていました。
役員を代表して会長の原颯汰くんから最後のメッセージを預かりましたので、次に紹介いたします。
「生徒会活動の締めくくりを迎えました。生徒会長として過ごしたこの一年間は、私にとってかけがえのない時間でした。 振り返れば、さまざまな活動を通じて、みなさんと一緒に学校生活をより良くするための挑戦を続けてきました。文化祭や体育祭、日々の学校生活の中で、みんなの笑顔や協力に支えられてここまで来ることができました。
この経験は、私自身の成長にも大きな影響を与えてくれました。 もちろん、すべてが順調だったわけではありません。時にはうまくいかないこともありましたが、そのたびに仲間と力を合わせ、壁を乗り越えてきました。
これから新しい生徒会へとバトンが渡ります。後輩たちがこの学校をさらに素晴らしい場所にしてくれると信じています。
最後になりますが、今まで支えてくださった先生方、そして一緒に歩んできた生徒会メンバーや全校生徒のみなさんに心から感謝申し上げます。 この場に立たせてくれたこと感謝いたします。 本当にありがとうございました」
みなさん、本当にご苦労様でした。
表彰
始業式の途中、部活度の活躍を顕彰する、表彰が行われましたので、ご紹介いたします。
【ソフトテニス部】
千葉県高等学校選抜ソフトテニスインドア大会
男子団体 優勝
終業式&生徒会役員就任式
12月24日(火)、1年生から3年生全ての生徒が至真殿に集まり、終業式が行われました。式に先立って、生徒会本部役員新旧のメンバーが登壇し、前会長の原颯汰君と新会長の沖琉雅君から挨拶がありました。また、就任に際して、新役員が一人ひとり自己紹介を行いました。
前会長の原くんは、会長として最後の登壇となりました。感謝の気持ちと未来への希望を込めて綴った言葉は、離任にふさわしいコメントとなりました。
[原くんの挨拶は、『生徒会本部役員のみなさん、ご苦労様でした』の記事中に掲載しております]
沖くんは、会長として初めて、全生徒を前にしての挨拶となりました。
「みなさんこんにちは。生徒会会長になりました沖琉雅です。今回の選挙の結果、この11人が生徒会役員となりました。もちろんここにいる生徒会役員の全員が選ばれたという自覚をしっかり持ち、活動していきますが、選挙の際に校長先生がおっしゃっていた様に生徒会は全校生徒1人ひとりに関係のあるものです。是非、共にこの学校をより良くしていきましょう。1年間よろしくお願いします」と決意表明をしてくれました。
学校長は、「もうすぐ年末を迎えます。今年が始まろうとするときには、みなさんはきっと様々な夢と希望を抱いて、それぞれが目標を持ち計画を立てていたのではないでしょうか。100%の成果を上げるのは難しいことですが、その結果に満足を得ることはできたでしょうか。
なかなか目標が達成できない人は、なにか手だてを講じて自分を変える必要があります。自己改革の方法として、自分を取り巻く環境を変えたり交友関係を見直したりすることが唱えられますが、就職や進学などの時期を得られなければ困難でしょう。そこで「時間の使い方を変えてみる」ことが有効だと言われています。起床や就寝時間など1日のなかで変化を試みるだけでなく、1週間、1ヶ月というスパンで自分を変えようとする意識をもって過ごすことで、さまざまな分野で成長が見込まれる筈です。3年生は、卒業を間近に控え次の進路へ進もうとしています。2年生は、高校生活のさらなる充実を図らなければなりません。高校生活が4月に始まったばかりの1年生は、学習面での基礎を徹底させたうえで、自分に課す何かを見つけて欲しいと思います。冬休みは、1年を振り返り自分自身を見つめ直す好機となります。みなさんの新年が実り多きものになることを祈っています」と講話を伝えました。
フジテレビ『新しいカギ』新企画に出演決定!
12/14(土)放送のフジテレビ『新しいカギ』に本校生徒が5名出演します。
今回参加するのは、高校生カップル参加企画!
【カップル1組+ニセ彼氏3人】でチームを組んで協力し、カギメンバーを騙す…新たなダウトクイズです。
ルールはシンプル!
本物の彼氏がバレなければ勝ち!
様々な角度から質問してくるカギメンバーに対し、
ニセ彼氏は完璧な嘘をつく…
放送日:12月14日(土)19:00~21:00(2時間スペシャル)
乞うご期待、是非ご覧ください。
クリスマスカード ~1年生英会話~
デーモン先生とジェームズ先生が担当する1年生の英会話では、生徒たちは先週からクリスマスカードの作成に取り組んでいます。
英会話の授業では、普段から様々なアクティビティを通してその場面にふさわしい英語表現を学んでいます。もちろんそれぞれのアクティビティからは、海外の文化を学ぶこともあります。今回は12月ですからクリスマスカードの作成です。
クリスマスは日本でもメジャーな催しですが、欧米文化圏で行われているクリスマスカードのやり取りはほとんどありません。デーモン先生はニュージーランド、ジェームズ先生はスコットランド出身です。家族や友達、仕事仲間から送られるたくさんのカードを壁やツリーの周りに飾る習わしを聞きながら、生徒たちは海外で祝われるクリスマスに思いを馳せます。
友達や家族、先生など、送る相手を決めて、感謝の気持ちや親愛の情を伝えるメッセージを英語でしたため、色画用紙を使ってカラフルなカードを作成します。二つに折りたたんだカードを開くと、もみの木や雪だるま、アニメのキャラクターなどがポップアップする、楽しいカードを2時間かけて仕上げました。
生徒会本部役員就任式
本日昼休み、講義室3に新旧役員が集合。新たに選出された役員の就任式が執り行われました。
式に臨んだ田村副校長は、旧役員の1年間の活躍に「みなさんの献身的な働きは、多くの行事を成功に導き生徒たちの学校生活は活況を呈するものとなりました。本当にご苦労様でした」とねぎらいと感謝の言葉を伝えました。
めでたく当選を果たした新役員に対しては、期待を込めて「それぞれが掲げた公約達成に向けて頑張って下さい。そして全員で力を合わせ、本校の発展と充実に尽力してほしいと思います」と、激励の言葉を送りました。
旧役員と生徒会指導部の先生方が見守るなか、田村副校長から一人ずつ呼名を受け任命状が手渡されました。新役員は、胸に輝く“役員バッジ”に、思いを新たにしました。
(左が新役員、右が旧役員)
表彰
全校集会に先立って、生徒たちの活躍を顕彰する表彰が行われました。
至真殿のステージ上では、学校長より呼名があり表彰状が授与されました。
次頁に表彰の内容をお伝えします。
【弓道部】
○千葉県高等学校新人体育大会
男子個人の部 3位 鈴木秀斗
【ソフトテニス部】
○千葉県高等学校新人体育大会
女子個人 3位 小久保綾乃・湯浅織乃亜
【吹奏楽部】
○千葉県民文化祭 感謝状
○千葉県アンサンブルコンテスト安房上総地区予選
サクソフォン四重奏 金賞、フルート三重奏A 銀賞、フルート三重奏B 銀賞、
金管三重奏 銀賞、木管五重奏 銀賞、金管八重奏 銀賞
【バスケットボール部】
○全国高等学校選手権大会千葉県予選会 3位
【バドミントン部】
○千葉県高等学校新人体育大会
男子学校対抗 5位
【剣道部】
○千葉県高等学校新人体育大会
女子剣道 3位
【空手道部】
○千葉県高等学校新人体育大会
男子個人形 4位 三橋聖哉
女子個人組手 48㎏級 3位 蜂谷江莉香、-48㎏級 3位 小野口いろは
-59㎏級 3位 高橋日和、-66㎏級 3位 日下田 杏
男子個人組手 -61㎏級 3位 小関呂偉、-61㎏級 準優勝 岩下駿人
-55㎏級 優勝 春山幸輝、76㎏級 優勝 藤本滋生
女子団体形 4位
女子団体組手5人制 準優勝
男子団体組手5人制 準優勝
【夏休みの課題】
○献血推進啓発ポスター
千葉県知事賞 濵﨑愛望
千葉県赤十字血液センター長賞 小林龍成
○税の作文 木更津税務署長賞 道祖土滉樹
この賞は、木更津税務署長 鶴岡和雄様より直接授与されました。
鶴岡様からは、「税務署は、政府の一機関であります。いま「103万円の壁」が話題になっています。税をどう集めるかが、これから国会で審議されます。これからの日本を豊かにするために、税をどう集めどの様に使うのか、この2点についてしっかり考えていただきたいと思います」と税について話して頂きました。
生徒会本部役員 立会演説会&選挙
本日の全校集会では、新たに生徒会本部役員に立候補した生徒たちの立会演説会が行われました。立候補した11名の生徒たちは、至真殿フロアーに集まった生徒たちを前にして、それぞれの決意表明と公約を伝えました。
立候補者の演説に先立ち、学校長は前生徒会本部役員の1年間の活動に「みなさんの活躍が学校生活を大いに活気づけてくれました。本当にご苦労様でした」と、ねぎらいと感謝の言葉を伝えました。新しい役員の選出については「生徒会はここにいる全員が構成員です。みなさんの学校生活をより充実したものとするために、きみたちの代表となり様々なアイデアを出して学校行事などを盛り上げてくれるのが、生徒会本部役員です。しかし役員たちだけが努力をすれば学校が良くなるわけではありません。みなさんの意見や協力は欠かせません。決して他人事とは考えずに、演説に耳を傾け真剣に投票をして下さい」と生徒たちへ呼びかけました。
立候補したのは全部で11名。それぞれの生徒が、「学校生活の充実」「校則の見直し」「SNSを活用した学校の活性化」等、多くの生徒が膝を打つ公約を披露しました。また、「生徒と先生方をつなぐ役割を果たしたい」「誰かのために率先して動ける人間へと成長したい」と、その熱意や意気込みを自分の言葉でしっかりと語ってくれました。真摯な姿勢と明瞭な言葉遣いに、信頼に足る誠実な人柄が伝わってきました。
生徒たちは、各ホームルーム教室に戻って投票を行いました。
甲子園出場記念プレート贈呈式 ~硬式野球部~
今夏、本校硬式野球部は、千葉県大会で熱戦を繰り広げ、見事6年ぶり8度目の夏の甲子園『第106回 全国高等学校野球選手権大会』出場を勝ち取りました。本日は、市内矢那にある専用グラウンドで、この活躍を記念するプレートの贈呈式が行われました。
記念碑の前に集まった野球部員と保護者のみなさまを前にして、学校長は「観測史上最も暑いと言われたこの夏、6戦を勝ち上がり迎えた決勝戦では、延長タイブレークの末劇的なサヨナラゲームで夏の甲子園出場を勝ち取りました。その瞬間は、昨日のことのように思い出されます。鹿児島代表の神村学園戦では、接戦の末惜しくも敗れてしまいましたが、久し振りに本校のユニフォームを着た選手のみなさんが甲子園球場で戦う姿を見て、本当に嬉しく思いました。選手ばかりでなく、吹奏楽部やチアリーディング部、甲子園に駆けつけてくれた有志応援団、そして全生徒たちにとっても、素晴らしい思い出になりました。また、この躍進を支えていただいた保護者のみなさま、五島監督を始め指導にあたった先生方、本当にありがとうございました。本校にとってこの夏は本当に素晴らしい夏となりました。
本日、この活躍を新たに記す日を、晴れて迎えることができました。これまで活躍した選手たちの名前が刻まれた石碑とプレートが並んでいます。みなさんは、先輩たちが成し遂げた偉業に加わるさらなる一ページに、その名前が刻まれることになります。卒業後に社会に出て、ご家庭を持ち、いつの日かこのグラウンドに戻ってくることがあれば、頑張った証として自分の名前が残っていることは、何よりの励みになることと思います。みなさんの活躍が、いつまでもこのグラウンドに残り、語り継がれていくことを我々も誇りに思います。今後も硬式野球部の活躍が続いてくれることを願っています」と挨拶を述べ、さらに野球部保護者のみなさまには、この1年間の様々なご苦労と多くサポートをしていただいたことに、深く謝意の気持ちを伝えました。最後にもう一度部員たちに向き直り「甲子園出場、本当におめでとう。みなさんの活躍に本当に感謝しています」と心を込めた言葉を送りました。
それに応えて、前主将の川上泰輝君が「私たちのために、この様に立派なプレートを贈呈していただき、有難うございました。千葉県大会優勝、甲子園出場を果たし、学校を盛り上げることができ本当に良かったと思っています。私たち硬式野球部は甲子園を目指し、歩みを止めずに躍進を続けて行きます。これからもよろしくお願いします」と感謝の気持ちを述べました。
真新しいプレートが学校長から川上君へ手渡され、記念碑に設置されました。
附属幼稚園で保育実習 ~保育・幼児教育コース~
本校の「保育・幼児教育コース」では春と秋の年2回、清和大学附属幼稚園へ赴き、保育実習を行っています。今回は下記の日程で実施しました。
11月13日(水) 八重原幼稚園 2年生
11月15日(金) 畑沢幼稚園 2年生
11月18日(月) 金田幼稚園 3年生
11月20日(水) 金田幼稚園 3年生
11月21日(木) 八重原幼稚園 3年生
11月22日(金) 八重原幼稚園 3年生
2年生は「子ども文化」という授業で作成した紙芝居を使って、園児たちの前で実演実習を行いました。3年生は2年生の時に作成した手袋シアターとエプロンシアターを使っての実習となりました。手作りの実演教材には独特の温かみがあり、前もって練習を重ねたお話の語り方や工夫を凝らした愉快な演技は、園児たちの関心を大いに惹きつけ大変喜んでもらえました。
11月15日(金)は、年中さんクラスで体育教室に参加しました。逆上がりの練習をお手伝いしました。
11月20日(水)は、年長さんクラスでICT教室に参加しました。園児と一緒にアプリを使用してプログラミングの勉強をしました。
11月22日(金)は、年少さんクラスで体育教室に参加しました。また、本校と市原中央高校で英会話の授業を担当しているジェームズ先生が、満3歳クラスで英語教室を開いていました。ジェームズ先生の声に続いて楽しそうにリピートする園児と一緒に、実習生たちも声を合わせて発音の練習をしました。
間近にせまったお遊戯会ではジェームズ先生と英語の歌を披露するため、どの園でも園児たちが練習する英語の歌声が響いていました。
どの幼稚園もお遊戯会を控えて忙しい時期にも関わらず保育実習を受け入れて下さり、ありがとうございました。
橋本典明さん特別講義 ~2年生国語表現~
11月8日(金)、NHKエデュケーショナルプロデューサー橋本典明さんが来校。2年生『国語表現』(選択授業)で、「言葉の豊かさに触れてみませんか~短歌を事例にして~」と題して、特別講義が開かれました。
2年生の国語表現は、言葉の豊かさを学び表現力を育む授業です。この日は5・6時間目に授業選択者64名全員が音楽ホールに集まり、短歌を通して興味深いお話をお聞きすることができました。
橋本さんは、Eテレの「NHK短歌」という番組を手掛ける番組プロデューサーです。他にも、美術や歴史関係のドキュメンタリー番組を数多く制作されています。また、中学1年生の国語教科書に掲載されている『言葉がつなぐ世界遺産』の著者としても広く知られています。
短歌は、わずか31音で表現される詩歌です。制約があるからこそ表現方法を研ぎ澄ませてきた短歌は、人々が抱いた思いを豊かな言葉で私たちに伝えてくれます。橋本さんは『サラダ記念日』俵万智著、『ドラえもん短歌』升野浩一編ほか、多くの歌集から50首以上の作品を紹介し、日本語が持つ情感あふれる言葉と巧みな技法を詳しく解説して下さいました。さらに、橋本さんが上の句の五・七・五を読み、生徒たちが創意工夫を凝らして付け句(下の句の七・七)を発表するなど、自分の思いを伝える術を楽しみながら学びました。
講義の最後には、歌人たちの短歌に対する熱い思いや「NHK短歌」の番組制作についてのこぼれ話などをうかがうことができ、生徒たちは「今まで難しいと感じていた短歌を、身近に感じるようになった」と感想を述べました。
ボランティアで活躍 ~アクアラインマラソン~
本日、『ちば アクアラインマラソン2024』が開催されました。生徒会役員と運動部有志およそ150名が、ボランティアとしてアクアマラソンの運営をお手伝いました。
ボランティア参加者は、7日(木)放課後に至誠館に集まり、業務内容や会場へのアクセス方法などを案内され、スタッフ用ビブスやレインウエア、軽食のスナック等を受け取り、準備を整えました。
活動場所は、フルマラソンフィニッシュ会場(旧木更津市役所)。フルマラソン走者へ完走メダルを渡す役割を生徒会役員とバレー部合計22名の生徒が担い、手荷物返却をチアリーディング部、軟式野球部、陸上部、剣道部、テニス部、空手道部、サッカー部、バドミントン部、総勢126名が務めました。
コース上には、給水班や救護班、交通整理など、実に多くのボランティアの方々による支援がありました。沿道では小中学校生による応援団を始め多くの人達がランナーへ温かい声援を送るなど、木更津市民総出のマラソン大会という趣でした。
本校太田門(正門)前がおよそ37㎞地点となり、駐車場には「救護所」が設けられました。また、本校より教職員数名が走者として出場しています。学校長は、今大会でフルマラソンは20回目。アクアラインマラソンは初回から参加し、連続の6回目の出場となりました。昨日の記録は3時間47分9秒でした。強者...!
晩秋の木更津は昼の気温は18℃、時折薄日の差すまずまずのマラソン日和となりました。1万7千人の走者が東京湾アクアラインを駆け抜け、市内は疾走する走者とそれを見守る多くの観衆で賑わいました。
3位入賞 ~バスケットボール部~
『全国高等学校バスケットボール選手権大会(2024WINTERCUP)千葉県予選会 2次ラウンド・ファイナルラウンド』にて、男子バスケットボール部が3位入賞を果たしました。
11月2日(土)、船橋アリーナで行われた準決勝戦において、対戦校八千代高校に善戦したものの勝利を逃しましたが、見事3位入賞を勝ち取りました。
海神が掲げる三叉の槍『トライデント』をあしらったチーム旗がはためく観客席には、部員のご家族が大勢駆けつけていました。そこに吹奏楽部、チアリーディング部、バレーボール部が加わり、得点が入るたびに歓喜の叫びが沸き起こる熱烈な応援を繰り広げました。
その大声援に応え、前半には僅差のリードを守っての試合展開となりましたが、後半は次第に得点差が開き、ゲームセットを迎えました。
しかし3位入賞は大きな戦果でした。長足の成長を遂げるバスケットボールの活躍に、今後も期待が膨らみます。
表彰
全体集会では、生徒たちの活躍を顕彰して表彰が行われました。
次頁にて紹介いたします。
【陸上競技部】
○JOCジュニアオリンピックU18
女子ハンマー投 第7位 鈴木瑠華
○関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会
女子ハンマー投 第3位 鈴木瑠華
男子ハンマー投 第7位 山崎大悟
男子100m 第4位 金子颯希
4×100mR 第1位 生貝、小松、北島、金子、
4×400mR 第6位 大橋郁、金子、生貝、小松
【演劇部】
○きみぶん演劇祭 千葉県高校演劇 第11地区 高校演劇 秋季発表会
最優秀賞
グッドステージ賞
個人賞 内間清香、押足奈南
【吹奏楽部】
○千葉県吹奏楽祭出場 千葉県民文化祭「文化で繋ぐ千葉の力」
全体集会
昨日28日(月)の代休日を挟み、本日から授業が再スタートしました。1校時目は至真殿に全生徒が集まり、吹奏楽部伴奏の校歌斉唱で集会が始まりました。
生徒会長、原君は「まず、今年の『真心祭 文化の部』が大成功に終わったことを報告します。全校生徒の協力の下で多くの方々に楽しんでいただける、素晴らしい文化祭となりました。みなさん一人ひとりが全力で取り組み、それぞれの個性とアイデアを活かした展示やパフォーマンスを見せてくれました。併せて、文化祭実行委員がそれぞれの役割を果たし、準備を進めてくれました。みなさん、本当にありがとうございました」と挨拶をしてくれました。
また、原君からは、文化祭中に行われた『文化祭クラスTシャツコンテスト』の結果についても報告がありました。
第1位 T31 18.2%
第2位 T21 10.4%
学校長賞 205組
(パーセントで示された数字は、全投票数を母数にした獲得票の割合です)
続いて学校長から、教育実習生の紹介がありました。登壇した6人の実習生一人ひとりが、学校長から紹介され、自分が受け持つ教科と担当クラスを伝えると同時に、「2,000人の顔と名前を覚えられるよう頑張ります」、「3週間全力で頑張ります。よろしくお願い致します」などと、実習に向けての意気込みを述べてくれました。
「全員がみなさんの先輩、本校の卒業生です。教員になりたいという思いを抱いて、教育実習生として戻ってきました。気軽に話しかけ、いろいろとアドバイスを受けて欲しいとおもいます。最後にもう一度拍手を」との学校長からの呼びかけに、 生徒たちから実習生へ温かい拍手が送られました。
最後に学校長は「大変盛り上がった2日間でした。今年は初めて両日を公開としました。特に、卒業生、他校の生徒ほか、一般の方々に公開した2日目は、およそ2000名、実に多くの来場者をお迎えしました。大変素晴らしい文化祭になりました。
展示や発表をしているみなさんの姿を見ていると、本当に楽しそうでした。来校していただいた方々も、楽しんでいただけた様子でした。閉会時にお客様を見送っていると、多くの方から「楽しい文化祭でした」と声を掛けていただきました。開会式でお願いした通り、自分たちばかりでなく来ていただいた方に楽しんでもらえた、とても良い文化祭でした。自ら積極的に動き、仲間同士協調性を持って協力し合うという姿勢は、社会に出てからも必ず求められるものです。文化祭を通じて自分がその様な点で成長できたと感じることができたのなら、何よりも素晴らしいことです」と文化祭を振り返りました。
文化祭 ~2日目~
『第22回 真心祭 文化の部』、2日目を迎えました。ようやく秋めいた本校キャンパスには多くの来場者が訪れ、文化祭を楽しんでいただきました。
古式ゆかしい茶道のお点前。江戸前落語では、出囃子で噺家が高座に登場。古典の名作『死神』の一席はなかなか堂に入った話し振りでした。クラス全員でのオールスターキャストで演じられた『美女と野獣』は、学校長も絶賛の熱演でした。教室での企画は、教室内という制約があるなか、円熟の技量、磨かれた演技力等、マンパワーが炸裂する充実の内容が散見されました。
ステージ上では、和太鼓、書道、チアリーディング、吹奏楽、合唱、演劇、クイズ、ダンス、軽音が入れ替わり立ち替わりで登場。舞台の上を十代のエネルギーが駆け抜ける疾走感あふれる演出となりました。
3年生の模擬店は、早々に完売となったクラスと、午後から値引きを断行するクラスと、明暗が分かれましたが、全員が協力して最後の思い出を作れた様です。どうにか全クラスが赤字を免れました。
昨年に続いて、青雲館ではバザーが開かれました。生徒のご家庭や教職員有志から提供された、主に日用品が販売されました。お手頃価格の品揃えに会場が賑わいました。
本日は、一般公開での開催となりました。2,000人を超える来場者のなかには、懐かしい卒業生の顔もありました。開催日の両日を公開としたのは初の試みでしたが、ご来場のみなさまには2日間にわたり様々なご協力をいただいたことで、無事終了することができました。さらに、大変盛況のうちに幕を閉じることができました。
多くの来場者をお迎えする上で、今後もより内容を充実させ、安全面に関しての備えを怠らず、安心してご参観になれる運営に努めて参ります。
多数のご来校、ご参観が、何より生徒たちの励みとなりました。心より御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。
文化祭 ~1日目~
『第22回 真心祭 文化の部』の幕開けとなりました。ステージ発表、クラス企画、模擬店に作品展示。9:30に全ての企画が一斉にスタートしました。
ステージ発表は、屋外ステージと音楽ホールの2カ所で展開。演奏あり、クイズあり、芝居あり、バラエティー満載の発表では、来場者を飽きさせない新鮮なパフォーマンスを届けました。
クラス企画では、手の込んだトライアル系ゲーム、フォトスポットなどに加え、「お化け屋敷」が解禁されたことで、「怨念」「呪い」の文字が躍る黒い外装の教室が目立ちました。激しい動きでスリルを味わうカートの動力は当然「人力」で、はしゃぐ乗客とは対照的に男子生徒が汗だくで疲労困憊の様子でした。トークだけで観客を惹きつける1年生の企画がありました。話術の巧みさが秀逸でした。
模擬店を開いた3年生は、材料費を回収し赤字を回避しなければならないという事情もあって、担任自ら陣頭指揮を執るなど、気合いを感じる販売を繰り広げていました。ポップな彩りやエスニックな演出など、装飾にも力が入っていました。
1日目となる本日は、在校生のご家族限定で文化祭を公開いたしました。700名を超える来場者に、キャンパス内は終日賑わいました。
文化祭開催迫る
3日間の準備期間を終え、明日から文化祭『第22回 真心祭 文化の部』が開催されます。
準備期間最終日となった本日は、生徒たちがそれぞれのクラス企画、部活動、同好会での企画の仕上げに終日取り組みました。1年生は本校文化祭の規模の大きさに戸惑い、2年生は更にパワーアップした企てを試み、3年生は模擬店での料理の試作に試行錯誤を重ねました。
屋外ステージの発表も含め、一部の企画は最終下校時間18:00ぎりぎりまでの練習/作業となりました。日没の時刻を過ぎた校舎内には、片付けや帰宅を急ぐ生徒たちの群像がうごめいていました。
今年度は、明日1日目よりの文化祭を公開【25日(金)は在校生家族限定、26日(土)は一般公開】いたします。
安全安心を心掛け、多くの方々に楽しんでいただけるよう文化祭の運営に努めてまいります。乞うご期待!