お知らせ

語学研修1日目 ~生徒レポート~

研修出発前に、参加生徒にも写真の提供をお願いしていました。記事も一緒に送ってくれています。次に紹介いたします。

8月2日金曜日 ベトナム研修1日目! 4泊6日の研修がいよいよ始まりました! 初日、ダナン空港到着後バスに乗って市内観光地巡りをしました。 まず、最初に訪れたのはダナン大聖堂という教会に行ってきました。外観が物凄くおしゃれで写真映えがしました!今日は暑かったのにも関わらずたくさんの観光客で賑わっていました!

他にも、チャム彫刻博物館というチャンパ王国の遺産の展示を鑑賞したり、五行山というダナンに来たら絶対に行くべき観光地に行ったり、ショッピングを楽しんだりと盛りだくさんな1日でした。

語学研修1日目

語学研修一行は、ほぼ予定通りにダナン空港に到着。1日目から精力的に活動しています。

引率の宮越先生からの現地レポートです。

シンチャオ!現地時間12時21分日本時間14時21分、約5時間20分のフライトの後に無事ベトナム社会主義共和国ダナン市に到着しました!飛行機や海外渡航が初めての生徒たちもいますが、機内ではおしゃべりに睡眠・映画鑑賞と各自のんびりと落ち着いて過ごしていました。

入国手続きを終え空港の外に出た瞬間に東南アジアの熱気に包まれ、生徒たちは早くも同じアジアでも日本とは異なる異国情緒を感じていました。快適な専用バスでダナン市内に向かい、まずは市内観光です!ピンク色の素敵な外観がフランス統治時代の面影と雰囲気を醸し出しているダナン大聖堂、独特な地形が圧倒的な五行山などを巡りました。「東洋の真珠」とも言われるダナンは、想像と期待以上に魅力的な都市で、生徒たちは大いに驚き感動していました。

ガイドさんの心遣いで雑貨類の土産屋に立ち寄り、いよいよ初めての買い物です。1,000円が約16万7千ドンにもなるため、ベトナム通貨を使いこなすのは大変です。それでも生徒たちは、レートを瞬時に換算してくれるアプリを使いながら、楽しく買い物を楽しんでいました。その後ショッピングセンターのスーパーで飲み物や菓子類を買い込み、フードコートでいよいよ初めての本場のベトナム料理です!フォーやバインミー、生春巻きなど、どれも100円〜300円ほどと安価で美味しそうなので、何を食べるかみんなで作戦会議です。この経験一つひとつが、実際に日本から飛び出してベトナムまで来たからこそできることです。

 

今回の研修が、日本とは異なる文化や価値観を体感し、異文化や多様性に対する理解を深め、国際社会の中で共生協働することができる国際人としての素養を身につけることに繋がると確信しています。夕食後はいよいよ宿泊先へ向かいます。木更津市に本社を持つ株式会社三日月の提携により、ダナンビーチサイドの五つ星リゾートホテルであるダナン三日月ホテルMIKAZUKI JAPANESE RESRTS &SPAという素晴らしいホテルに滞在することができます。木更津市を含む産官学連携の一環として、このような貴重な経験ができることを大変嬉しく思います。ホテルの方々のホスピタリティ溢れる出迎えを受け、18人の生徒を代表して北浦杏香さんにこれから4泊お世話になるお礼の挨拶をしてもらいました。想像をはるかに超える施設や部屋のゴージャスさに生徒たちは大興奮でした!なんとダナンビーチを一望するテラスには露天風呂まであります!長かった1日目の終了です。今日は早めに就寝し、明日午前中の研修に備えて欲しいです。朝には真板学校長も合流します!

東太田納涼盆踊大会 ~和太鼓部~

今夕、東太田下平川公園にて、盆踊り大会が開催されました。本校和太鼓部が出演し、お祭りの始まりに演奏を披露しました。

部長の伊藤さんが元気よく、「みなさん、こんにちは。木更津総合高校和太鼓部です」と挨拶をして演奏が始まりました。1曲目の『楽(らく)』を終えると3人のMCが登場し、次の演奏曲『奏音(かなた)』『秩父屋台囃子(ちちぶやたいばやし)』の2曲を紹介。今年は15人の1年生を部員に迎え、総勢22人での演奏となりました。大きくハキハキした掛け声が演奏の雰囲気を大いに盛り上げてくれました。

迫力のある太鼓に、笛と鉦の音が演奏にアクセントを加え、唸るような銅鑼の音が周囲に響き渡りました。

日中の暑気が残り、かなり蒸し暑さを感じる夕べとなりました。部員たちの体からは汗が噴き出す力一杯の演奏は、祭りのオープニングを飾るにふさわしい威勢のよいパフォーマンスとなりました。演奏を終えると、会場にいるみなさまから、大きな拍手と喝采を送っていただきました。

 

成田空港を出発 ~語学研修~

ベトナム、ダナン市で行われる語学研修参加者が、今朝成田発9:00の便で一路ダナン空港へと出発しました。真夏の大冒険の始まりです。

いよいよ令和6年度ベトナム海外研修に出発です!6時45分集合でしたが、18人の生徒たちは出発の興奮からか眠そうな人は1人もいませんでした。多くの保護者の方々が見守るなか、出発式を行いました。引率する宮越先生の挨拶に、生徒たちは大きな声で返事をしてくれました。先生からは、UNIQLO創業者の柳井正さんの「若者よ、海外に出ろ」というメッセージを引用し、「10代の今海外に飛び出し、これまで慣れ親しんできた日本の日常や文化とは異なる様々なことを自分自身の目で見て体験することは、生徒たちの今後の進路や人生に大きな良い影響をもたらすことでしょう」というお話に、保護者の方々が頷く姿が見られました。その後、同行する添乗員から航空券発券と荷物預け入れについてお話しがあり、記念撮影の後航空会社のカウンターに向かいました。

 

 これから、引率の宮越先生から記事と写真を提供していただき、現地の様子をお知らせします。

壮行会 ~硬式野球部~

本日、至真殿メインフロアーにて、硬式野球部の『甲子園出場壮行会』が催されました。生徒だけでも400名余、それに加え硬式野球部の保護者、後援会、教職員、報道関係のみなさま他、大勢の方々が見守るなか、部員たちが入場しました。

学校長は、「県大会の7試合、応援ありがとう。そして甲子園大会でも続けて応援をしたいという生徒がこんなにもたくさん集まってくれました」と応援参加者へ感謝の気持ちを伝えました。「全国高校野球連盟に加盟する学校は全国で3,798校。加盟総部員数は127,031人になるそうです。そのうち出場校が49校ということは、全加盟校のなかで甲子園大会に出場できる学校は、僅か1.3%。選手数としては0.05%しか出場できないことになります。高校球児の誰もが憧れる『甲子園』出場枠こんなにも少ないのです。本校野球部員たちは、甲子園への思いを誰よりも強く持っていたからこそ、その夢を果たすことができたのだと思います。その夢の舞台で是非思う存分楽しんで、プレーをして欲しいです。甲子園球場で、テレビの前でみなさんの雄姿を全力で応援します。多くの生徒、教職員、保護者、関係するすべての方々にとって素晴らしい夏になることを祈っています」と野球部員へ激励の言葉を伝えました。

 

生徒会役員の沖琉雅君が、「試合会場では、選手のみなさんがこの夏に全てを賭けていることが伝わってきました。決勝戦勝利のとき、自分が生涯で一度あるかないかの瞬間に立ち会っていることを感じました。次は甲子園での優勝を目指して頑張って下さい。私たちもアルプス席から精一杯の応援を送ります」と、全生徒を代表して挨拶をしてくれました。

 

壇上からは、五島監督が「みなさんの大応援が、ピンチのとき、チャンスのとき、部員たちにどれほど勇気を与えてくれたか計り知れません。甲子園では死力を尽くして戦ってきます。千葉県大会同様、大きな声援をよろしくお願いします」と、応援団へ熱いメッセージを伝えてくれました。

主将の川上君からは、「猛暑のなかでの応援、本当にありがとうございました。みなさんの応援は、球場の雰囲気を大きく盛り上げてくれました。劣勢のときは私達の背中を押してくれました。甲子園では木更津総合らしく、明るく泥臭くプレーしてきます。千葉県内でプレーを続けられる3年生は自分たちだけです。そのことにも感謝して、甲子園では一戦一戦を全力で戦っていきます」と力強くその意気込みを語ってくれました。

 

応援委員会と会場に集まった生徒たち全員が、力いっぱいの応援パフォーマンスを披露し出陣前の野球部員へエールを送りました。

 

硬式野球部後援会会長、山本惠司様からは、励ましのお言葉と記念品を賜りました。有難う御座いました。

木更津市激励会 ~硬式野球部~

本日、木更津市主催の『第106回 全国高等学校野球選手権大会 出場激励会』が、中央公民館多目的ホールで催されました。

会場入口では多くの市職員のみなさまに、本校硬式野球部の来場を出迎えていただきました。大きな拍手が送られ、市を挙げての祝賀ムードが伝わってきました。

紹介を受けマイクの前に立った学校長は、千葉大会に優勝し6年ぶり8度目の『夏の甲子園』出場を決めたことを報告しました。

「2年前の決勝戦ではやはり市立船橋高校と対戦し敗北を喫しました。その時の1年生がその悔しさを胸に自分たちの代で甲子園出場を、と頑張って来たのが現在の3年生です。ところが、公式戦でなかなか結果が出せないまま、今夏は9年ぶりにノーシードで臨む県大会となりました」とこれまでの経緯を紹介しました。

「この大会では、一戦一戦戦うごとに木更津総合本来の強さを取り戻し、走攻守ともに力を発揮。技術面ばかりでなく心の強さもしっかりと堅持して、堂々の優勝を果たすことができました。甲子園では、選手たちが全力を出し切り大会を満喫して欲しいと思うと同時に、応援していただく木更津市への恩返しとして一戦でも多く勝ち上がり、『木更津』の名を全国に示して参りたいと考えています」と抱負を語りました。

 

続いて、五島監督は、「これまで全く自分の力を出せず、どうすればこのメンバーを甲子園に連れていくことができるのか考えてきたのですが、全く策を思い付きませんでした。選手たち自身が自分の力を信じられない、そんな日々を過ごしてきました。この夏の大会では、個々の選手が頑張り、大きく成長してくれました。甲子園では、是非自分たちの力を信じて堂々と自信をもって戦ってもらいたいと思います。頑張りますのでよろしくお願いします」と、選手への激励と決意の言葉を伝えてくれました。

 

監督の挨拶に続き、生徒が自己紹介を行いました。自分の学年とポジションを伝え、大会に向けてそれぞれの決意を表明しました。

 

最後に選手を代表して、主将川上泰輝君が、「千葉大会では、厳しい試合を勝ち抜き、甲子園出場を勝ち取ることができました。甲子園では、木更津総合らしく、明るく、泥臭く、目の前の試合を全力で戦っていきます。千葉県代表として、胸を張って甲子園で戦ってきます。応援よろしくお願いします」と力強く、その決意を語りました。

 

副市長田中幸子様、市議会議長鶴岡大治様より、激励のお言葉を賜りました。また、花束と記念品を贈呈していただきました。木更津市のマスコットきさポンが、選手一人ひとりに贈られました。

本日は、心のこもった激励会を催して頂きました。選手一同へ大きな励ましとなりました。お気持ちに応えられるよう、甲子園大会では全力を尽くして戦って参ります。有難う御座いました。

 

優勝報告会 ~硬式野球部~

昨日、至真殿フロアーでささやかな祝勝会が開かれました。野球部保護者のみなさま、応援委員会の生徒、本校教職員、およそ300人が至真殿に集まり、熱戦を終えた野球部員たちの凱旋を待ち構えました。

吹奏楽部の演奏と共に選手たちが入場し、ステージに上がりました。五島監督が満面の笑みで「勝って良かったね」と話し始めると、来場者した方たちから笑い声がもれました。そして、今回の優勝達成を助けてくれたのは「仲間だ」と言い切りました。「人のために時間を使う、努力する。そんなことが大事なのだと思います」と言いながら、一人ひとりの名前を挙げ、ボールボーイや応援といった陰の活躍でチームを支えてきた部員たちの苦労をねぎらいました。

ところが、「この代で甲子園に行けるなんて、これっぽっちも思っていませんでした」と想定外の発言。「でもね、人間って頑張れば出来るんですよね。力がなくても、粘って粘って最後に逆転する。まさに木更津総合の野球です。甲子園でもそんな野球を展開していきたいと思っています。たくさんのご声援よろしくお願いします」と優勝報告をしてくれました。

 

「みなさん、応援ありがとうございました」との主将川上君の言葉に場内から大きな拍手が起こりました。「初戦から決勝まで、ピンチの場面で押さえることができたり、チャンスの場面で打てたりだとか、この様な結果を出せたのは本当に応援のお陰です。協力していただいたみなさんと選手全員で勝ち取った甲子園だと思っています。本当に有難うございました」と感謝の気持ちを伝えました。

 

学校長からは、「初戦からの7戦を振り返ると、本校野球部は本当にすごいな、と思いました。その凄さの1つが選手です。2年前の決勝戦で負けたときの1年生が、今の3年生です。きっとその時の悔しさを忘れず、そして去年の秋と今年の春の敗退も忘れず、練習に励んだことがこの結果に結びつきました。投打走攻守いずれのレベルも高く、千葉県の王者として、堂々と甲子園で戦ってくれるものと期待しています。2つ目は、本校の応援です。どの学校にも負けない迫力がありました。学校一丸となっての応援は、大いに野球部の勝利に貢献しました。甲子園でもその活躍を期待しています。凄さの3つ目は、野球部指導者の力量です。特に監督のこれまでの実績が醸し出す雰囲気や風格が、少なからず勝負に影響を与えています。そして試合中適切な采配や指揮があったからこそ、この7試合を勝ち抜いたのです。監督のこれまでの経験を存分に発揮していただき、8月7日から始まる甲子園で生徒たちが120%の活躍をしてくれることを楽しみにしています」と祝勝の言葉を伝えました。

 

硬式野球部後援会会長山本惠司様、同OB会代表秋元昇三様、本校同窓会会長北見文雄様より、それぞれご祝辞を賜りました。心のこもったお言葉、誠にありがとうございました。北見様の『栄光の架け橋』、朗々とした歌声は野球部員の大きな励みになりました。

 

最後に、野球部父母の会会長羽根様の音頭で乾杯を行いました。会場にいる全員がソフトドリンクを持ち、今年の合言葉「やってやる!」を大合唱、勝利の祝杯をあげました。

千葉大会閉会式 ~硬式野球部~

大会決勝戦は劇的な幕切れを迎え、ゲームセットとなりました。優勝の晴れ舞台で、グラントにいる野球部員とスタンドにいる大応援団が揃って歌う全力校歌を6年ぶりに聴くことができました。ZOZOマリンスタジアムでは閉会式が行われ、両校の健闘が称えられました。

閉会式の直前に行われたヒーローインタビューでは、五島卓道監督と主将の川上泰輝君にマイクが向けられました。

五島監督は先ず、「こんなピッチャーになるとは思っていなかった」と、両校投手の成長ぶりを讃えました。そしてこの大会と決勝戦を振り返り、「勝敗を超えて素晴らしい試合だったと思います。この大会を通じて、本校野球部員の選手は、本当に成長してくれました」、と選手たちの活躍を讃えました。最後は、本校応援団に向かい、「苦しいとき、そしてチャンスのとき、大応援、ご声援を本当にありがとうございました」と謝辞を伝えました。

 

川上君は、主将として過ごした1年間を振り返り、「本当に素直に嬉しい気持ちと、これまで1年間頑張ってやってきたことは間違いではなかった、と少しほっとしている気持ちがあります。苦しいときも悩むときもあったのですが、3年生が支えてくれて、最後は本当に良いチームになれたかなと思っています」、とその胸中を語ってくれました。そして、甲子園大会については、「一試合一試合が厳しい闘いになると思いますが、一戦必勝で千葉県代表として頑張っていきます」、とその抱負を語ってくれました。

 

表彰式では、「優勝、木更津総合高等学校」、と高らかに校名が読み上げられ、賞状と深紅の優勝旗と盾が授与されました。そして優勝メダルの授与では、今年度千葉県高野連の役員を務める本校学校長から、選手一人ひとりの首にメダルが掛けられました。

 会場からは惜しみない拍手が送られました。

千葉大会優勝! ~硬式野球部~

本日ZOZOマリンスタジアムで行われた、『第106回 全国高校野球選手権 千葉大会』決勝戦において、本校野球部が10回タイブレークの末2-1で勝利し、大会優勝を果たしました。深紅の優勝旗を6年ぶりに持ち帰りました。

2年前の決勝戦と同カード、市立船橋高校との対戦になりました。

先発は千葉。本校は三回、内野安打で先制点を奪われました。

1点を追う五回裏の攻撃、鈴木が右へ待望の初安打、無死一塁となりました。吉澤が犠打で1死二塁とし、千葉が自ら中越の二塁打を放ち同点に追いつきました。

その後、両チーム投手の好投と堅い守備が互いの追加点を阻み、試合展開は膠着したまま九回を終了。延長タイブレークに突入しました。

十回表から石澤が登板。1死二、三塁のピンチをしのいで迎えた裏の攻撃、二塁走者吉澤、一塁走者三橋で打席に立った和田の犠打は相手の悪送球を誘い、守備が乱れた隙を突き、吉澤が本塁に生還。3時間を超える激戦を制しました。

 

本日の応援にも、剣道部、ソフトボール部、空手道部、ソフトテニス部が参加。総勢300名超の大応援団になりました。真夏の日差しが激しく照り付けるなかで、激しい動きで身体を酷使する応援を最後まで続けてくれました。保護者の皆様、卒業生の方々も大勢応援に参加していただきました。

みなさんの応援が、ノーシードから7戦を勝ち上がり優勝を勝ち取った、大きな原動力となってくれました。本当にご苦労様でした。有難う御座いました。間もなく開催される甲子園大会においても、引き続きご協力お願い致します。

準決勝戦敗退 ~軟式野球部~

25日(木)、袖ケ浦球場で行われた、軟式野球選手権千葉大会準決勝戦は、八千代松陰高校が勝ち上がり、本校の決勝進出は叶いませんでした。

対戦校の選手層の厚さ、攻撃力に圧倒され、終始劣勢を強いられる状況が続きましたが、本校の選手は最後まで闘志を失わずに戦い続けました。残念ながら健闘は及ばず、八回コールドゲームで試合終了となりました。

三塁側スタンドには、保護者の方々や卒業生も駆けつけ、試合の行方を見守りました。同日に行われた硬式野球部の試合を終えて応援に参加した、本校の教職員もいました。選手を鼓舞し続ける大きな声、相手校選手のファインプレーにも賛辞をためらわない、温かい応援でした。

部員数の確保がままならないチームの事情は抱えたままですが、秋からの再スタートに期待が膨らみます。

決勝戦進出 ~硬式野球部~

本日の対東京学館との試合に八回コールドゲームで勝利し、2年ぶりの決勝戦進出を決めました。

先発は石澤。ストライクが先行する安定した投球で七回までに8奪三振の好投でした。八回は飯塚が投げ、打者を3人で打ち取り継投を成功させました。五回表には、1死一、二塁の場面で併殺を奪うなど、硬い守備で相手校の打線を封じました。

 

攻撃では、一回羽根が今大会3本目となる本塁打を放ち1点を先制。四回には代打川上の犠打で走者が二、三塁へ進み好機を広げると、代打小畑が左前への適時打で2点を追加。六回和田、庄村の適時打でさらに2点、七回1死満塁の好機に和田のスクイズで1点、と攻勢を続けました。八回羽根が右前打で出塁すると、井上が右中間へ適時打を放ち羽根が帰還。コールドゲームとなりました。

 

本日の応援には、和太鼓部、ソフトテニス部と空手道部が参加。全員一丸となって力の限りの応援を繰り広げてくれました。沢山のメガホンが砕けるほどの激しさでした。

 

決勝戦は、27日(土)ZOZOマリンスタジアムで10:00プレーボールとなります。

準々決勝に勝利 ~硬式野球部~

本日、ZOZOマリンスタジアムで行われた準々決勝戦にて、本校野球部は対戦校中央学院高校を八回コールドでやぶり、4強入りを果たしました。

互いに四回まで得点を許さない戦いになりましたが、五回裏の攻撃、1死一、二塁の場面で4番井上が待望の柵越えの一打を放ち、3点を先制しました。七回裏の攻撃では、本島の左越2点二塁打で追加点をあげました。続く八回、山口の右前安打と2死球で2死満塁の好機、再び井上が打席に立ち中前2点二塁打で7-0、コールドゲームが成立。勝利を収めました。

 

先発の千葉は、140㎞を超える伸びのある速球を中心に、八回2死までを投げました。続く石澤が三振を奪って継投を成功させました。

 

 

本日も猛暑の中での試合となりました。本校は毎回走者を出しチャンスの場面が続いたため、応援団は途切れなく全力の応援を続けることになりました。一塁側スタンドは日差しが強く、過酷な条件での応援となりました。大音響のパフォーマンスが響き渡る、素晴らしいパフォーマンスとなりました。

 

次回の試合は、準決勝戦となります。25日(木)ZOZOマリンスタジアムにて、第1試合(9:00~)を予定しております。

初戦突破 ~軟式野球部~

7月21日(日)から『第69回 全国高等学校軟式野球選手権 千葉大会』が開催されています。本日、青葉の森球場で行われた、千葉商科大学付属高校との試合は、8-5で本校軟式野球部が勝利。2回戦進出を決めました。

先発の佐藤友哉は立ち上がりを叩かれ、一回に1点、三回に2点を先行される展開となりました。四回の攻撃では、四死球で迎えた無死満塁の好機を逃さず、4番佐藤駿が左前へ2点適時打を放ち、同点に追いつきました。さらに、井下田の犠打と対戦校の失策で再び1死満塁の場面となり、平田が中前へ2点適時打を返し、逆転に成功しました。

五回、六回に互いに1点ずつをあげ、6-5で迎えた七回の攻撃。堀内が送球の乱れに乗じて二塁へ達し1死二塁とし、再び佐藤駿が左越適時三塁打を放ち1点を獲得。守備の乱れの間に1点を追加し、勝負を決しました。

七回より小國が投げ、無失点の好投で継投を成功させました。

次回の試合は25日(木)、袖ヶ浦球場にて12:00試合開始の予定です。

5回戦に勝利 ~硬式野球部~

本日、ゼットエーボールパークで行われた翔凛高校との試合は、4-1で勝利し、8強入りを果たしました。

本校は、四回に1点を先制されると、再三走者を出しながらも七回まで得点できぬまま試合が進みました。

攻めあぐねて迎えた八回、先頭打者の山口が粘って四球で出塁すると、羽根が右前へ反撃の一打を放ち、無死一、三塁とし、井上の適時打で同点に追いつきました。さらに木村の手堅い犠打で再び1死二、三塁の好機を迎えると、鈴木、吉澤が連打でそれぞれ2点、1点をあげ、4‐1と逆転に成功。勝利を収めることができました。

 

投手は、石澤が先発、七回より千葉へ継投しました。

 

梅雨が明けた関東は、夏本番となりました。応援は芝生の外野席で行われました。猛暑に見舞われながらも、最後まで元気に応援を続けました。

 

 

次回の試合は、準々決勝戦となります。23日(火)ZOZOマリンスタジアムにて、第1試合(9:00~)を予定しています。

 

4回戦に勝利 ~硬式野球部~

本日、ZOZOマリンスタジアムで行われた西武台千葉高校との試合は、7ー0で勝利し5回戦進出を決めました。ベスト16入りを果たしました。

投手の好投が続き、両チームとも四回まで互いに得点を許さない展開となりましたが、五回裏の攻撃で千葉の中前安打と山田の犠打で一死二塁とすると、庄村が2点本塁打を放ち、先制。ついに均衡を破りました。その後も木村、井上の安打と四球で2死満塁の好機が続き、本島のピッチャー強襲の内野安打と死球で2点を追加。4-0としました。

六回にも、山田の左前安打と庄村の犠打で1死二塁の場面となり、木村が左前適時打で1点、さらに二盗を成功させました。連続の四球で2死満塁の好機に、本島が2点適時打を打ち7-0としました。七回表を無得点に抑えコールドゲームが成立、勝利を収めました。

 

先発の千葉が対戦校に得点を許さない好投を続け、七回をひとりで投げ切りました。五回に2死一、三塁の場面を迎えましたが、見事に三振を奪ってピンチを切り抜けました。速球が冴え、時に140㎞を超える球速で打者を翻弄しました。

  

本日の応援には、ソフトボール部、女子バスケットボール部と女子ソフトテニス部が加わり、総勢300名超の大応援団となりました。試合終了時には、グランドの選手と一緒に全力校歌を斉唱、三塁側スタンドに歌声がこだましました。

 

次回の試合は、20日(土)ゼットエーボールパークにて、第1試合(9:00~)を予定しております。

3回戦に勝利 ~硬式野球部~

昨日、ゼットエーボールパークで行われた硬式野球千葉大会3回戦において、対戦校流通経済大学柏高校を11-3で破り、4回戦進出を決めました。

一回裏に先頭打者に三塁打を浴び先制点を奪われて迎えた二回表の攻撃。1死一、三塁の場面で石澤が一塁線を抜く適時二塁打で一点を返し、続く山田も好機を逃さず、内野ゴロで勝ち越しの1点を追加しました。二回、三回にもそれぞれ2得点をあげたものの、流経大柏も、三回、五回に1点ずつを入れ、五回終了時点でスコアは6-3。リードはしながらも、流経大柏のしぶとい攻撃を受け、緊迫した試合展開になりました。

いよいよ迎えた九回。先頭の三橋の二塁打に千葉がバントで無死一、三塁と好機を広げると、代打小畑が一塁手頭上を抜く適時打で1点。さらに山口が適時三塁打を決めて2点を獲得。さらに羽根が四回に続いて2度目の2点本塁打を放ち、勝負を決めました。

 

守りでは、先発石澤が六回1死までを投げ、千葉が継投。流経大柏は毎回得点圏に走者を進める攻撃を続けましたが、堅い守備で失点を3点に抑えました。

 

本日も多くの応援団員が会場に駆けつけ、最上段の生徒は立ちっぱなしで応援を続けてくれました。特に九回の応援は、張り詰めた雰囲気を吹き飛ばす大声援大乱舞の活躍でした。

 

 

 

2回戦に勝利 ~硬式野球部~

本日、硬式野球千葉大会の初戦を袖ヶ浦球場で迎えました。五回コールドで勝利を収め、3回戦進出を決めました。

一回裏の攻撃では、1番庄村が中前安打で出塁。2番、3番も続き、無死満塁とチャンスを広げましました。その後、三橋、吉澤、飯塚の適時打に機動力を絡めた猛攻で、打者一巡。庄村の左越二塁打も飛び出し、一挙に7点を獲得するビッグイニングになりました。二回に1点、三回に2点を追加し、10-0と得点差を広げました。

 

守備では、先発飯塚が三回までを投げ、7奪三振の好投。四回からは川端が投げ、やはり4奪三振で継投を成功させました。両投手とも対戦校の出塁を許さぬ投球を続け、試合終了となりました。

 

本校に充てられた内野席応援エリアはオレンジに染まり、選手が好プレーを見せるたびに、スタンドでの応援は大いに盛り上がりました。練習をはるかに凌ぐ大声援が送られました。

 

3回戦は、15日(月)ゼットエーボールパークにて、第2試合(11:30~)を予定しております。(日程や会場は変更されることがあります。千葉県高校野球連盟ホームページ等で最新の情報をご確認ください。)

終業式

本日、至真殿で終業式が行われました。本校は明日から夏季休業に入ります。

先ずは、生徒会長原君から「夏休みは休息とリフレッシュの時間ですが、自己成長するための貴重な機会でもあります。趣味に打ち込んだりアルバイト等で社会経験を積んだり、読書や勉強を通じて、新しい知識を身に付けたりして、自分をさらに成長させて下さい。

練習や大会など、部活動に励む人たちは、熱中症ほか体調管理に努め、この暑い夏を乗り切って下さい」と挨拶がありました。

 

次に、8月にベトナム、ダナン市で行われる海外研修参加者への壮行会が行われました。参加者を代表して、3年生北浦さんが挨拶をしてくれました。「4泊6日の研修で、観光だけでなく、ベトナム戦争について学んだり現地の企業で研修をしたり、ダナン大学の学生との交流もあります。日本とは違う文化をめいっぱい体験し、始業式ではベトナムで学んだことをしっかり報告できるようにしたいと思います」と、出発を前にその意気込みを伝えてくれました。

 

最後に、学校長から「明日から夏休みに入ります。4月に760名の1年生を迎え、総勢約2100名で、この3ヵ月を無事過ごしてきました。夏休みが明けると、体育祭、文化祭といった大きな学校行事が予定されています。長い休暇中、健康管理をしっかり行い、事件や事故に巻き込まれることがないよう過ごしてください。高校生として必要な学習にもしっかり取り組んで下さい。始業式では、みんなが元気な顔を見せてくれることを願っています」と、夏休みを前に、生徒たちが無事休暇を過ごすよう、注意を促しました。

インターハイ壮行会及び表彰

終業式の途中、今夏インターハイに出場する部活が壇上に上がり、壮行会が開かれました。

ソフトテニス部男子、柔道部男子、柔道部女子、陸上部個人3名が壇上に上がりました。

選手の活躍を讃える表彰も壇上で行われました。その内容も次に紹介いたします。

校長から、「ステージ上にいるのは、千葉県を代表して、そして本校生徒全員を代表して、この夏九州各県で行われるインターハイで戦う選手たちです」と選手たちを紹介。「彼らは、インターハイ出場を目標に、厳しい練習に耐えてきました。千葉県で優勝し代表を勝ち取り、見事全国大会出場を果たした、私たちの代表に大きな拍手を!」と声を掛けると、会場から大きな拍手が沸き起こりました。

 

その拍手に応え、ソフトテニス部萩森君が、「応援して下さった多くの方々のお陰で、インターハイに出場することができました。みなさんにプレーで感謝を伝えられるように最後まで全力で戦います。木更津総合高校を代表して日本一を目指して頑張ります」と、選手を代表して力強く決意を伝えてくれました。

 

表彰

【陸上競技部】

関東高等学校陸上競技大会

女子ハンマー投 優勝 栗原莉央、2位 小野寺結菜、3位 鈴木瑠華

男子ハンマー投 7位 入江悠河

男子棒高跳   7位 加瀬孔太

 

千葉県陸上競技選手権大会

女子ハンマー投 2位 小野寺結菜

 

【柔道部】

千葉県高等学校総合体育大会

男子団体 優勝

女子団体 優勝

男子個人 優勝 新井善心(73㎏超級)、

優勝 津本隼冴(90㎏級)、優勝 三木清夢(100㎏超級)

女子個人 優勝 若林美優(48㎏級)、優勝 小山 晶(52㎏級)、優勝 橋本翔歩(57㎏級)、

     優勝 加藤陽菜(63㎏級)、優勝 青木玲奈(70㎏級)、優勝 大前暖佳(78㎏級)

 

【剣道部】

千葉県高等学校総合体育大会

男子団体の部 2位

 

【バドミントン部】

千葉県高等学校総合体育大会

男子学校対抗 5位

 

【バスケットボール部】

千葉県総合体育大会

男子の部 5位

注意講話 ~千葉県警~

千葉県警察本部警備部公安第一課より、金丸知子様が来校され、オウム真理教とその関連団体について注意喚起をする講話をしていただきました。

お話しの内容は深刻でした。29年前に起きた地下鉄サリン事件を振り返る内容でした。東京のど真ん中を走る通勤ラッシュの車輛内で、サリンという毒性の高い薬品が撒かれ、犠牲者14人を含む5800人を超える方々が被害を受けた大事件です。本日体育館に集まった生徒数は、2,000余名。「ここに集まったみなさんの倍以上の人たちが事件に巻き込まれ、いまでも深刻な後遺症で苦しんでいる人たちがいるのです」との金丸さんの言葉に、生徒たちはショックを受けた様子でした。

殺人を肯定する教義を持ち、過去に起こした凶悪事件の捜査が自分たちへ及ぶことを攪乱するためだけに凶悪犯罪を起こした事件が、地下鉄サリン事件です。この事件を起こしたオウム真理教は、死刑判決を含め多くの逮捕者を出し、当然現在は存在しません。ただし、「Aleph」、「ひかりの輪」と名前を変えた後継組織が未だに活動を続け、当時を知らない若年層をターゲットに勧誘活動を行っています。

過去の事実を捻じ曲げたり、巧みな言葉で誘ったり、勧誘の手口はかなり巧妙な様です。金丸さんは、「素性が不明な人達からの誘いには、警戒心を解かないで欲しいです。勧誘に乗ってしまう前に、必ず信頼のおける大人に相談して下さい」と力を込めて、生徒たちに訴えました。

野球応援一斉練習 ~2回目~

応援委員会と一般応援団員との2回目の練習が行われました。至真殿前の大階段は大いに盛り上がり、吹部の伴奏に応援曲とかけ声がキャンパス内に響き渡りました。

先週の練習で発声も動きもほぼ完成の域に達していた一般応援団員は、本日の練習でさらにパワーアップ。ダンス部顧問嶋野先生の好リードもあり、生徒たちの動きは勢いを増した感がありました。大きな声を出し力いっぱいメガホンを打ち鳴らし、本番さながらの応援風景が繰り広げられました。

みんなの顔には「応援するぞ!」という意気込みと、「ここまでできれば大丈夫!」と言わんばかりの笑みが溢れていました。

 

明後日に迫った初戦、野球部の活躍はもちろんですが、息の合った応援も見逃せません。

千葉大会開会式 ~硬式野球部~

『第106回 全国高等学校野球選手権千葉大会』開会式がZOZOマリンスタジアムで行われました。’24年の夏の大会が始まります。

主将川上泰輝君を先頭に、本校野球部が堂々の入場。ホームベース前を通過すると、「甲子園出場春4回、夏7回。自ら考える野球。魂の総合。8回目の夢舞台、甲子園への挑戦」と、紹介アナウンスが流れました。出場148チームがプラカードを先頭に芝生の上に一線に並ぶ光景は実に壮観でした。

昨年の優勝旗、準優勝旗の返還を終えると、各校代表が内野に集合。カラフルな校旗がダイヤモンドを取り囲むなか、千葉商業高校主将麻生陸斗さんが、「最後まで一投一打に感謝の意を込め、常に全力でひた向きにプレーすることを誓います」と高らかに選手宣誓を行いました。

 

本校の初戦は、11日(木)。袖ヶ浦球場第1試合9:00プレーボール。いよいよ熱戦の火蓋が切られます。

野球応援一斉練習 ~1回目~

期末試験最終日となった本日、至真殿大階段で野球応援の一斉練習が行われました。

本日の練習は一般の応援団員が加わった初めての練習となりました。応援団長を務める野球部薫田大和君は、応援団員全員を前にして「勝ち上がっていくためには、みなさんの応援が不可欠です」と協力を求めると、団員たちは大きな拍手で応えました。吹奏楽部の濱名さんからは「大勢のみなさんが楽しんで盛り上がれるように、音で引っ張っていきます」と、チアリーディング部高田さんは「本日は大変暑い日になりました。みんなで声を出して頑張っていきましょう」と、ダンス部植田さんは「本番だと思って頑張っていきましょう」と、それぞれの思いを伝えました。

 

本日は、ダンス部顧問の嶋野先生が練習のリード役を務めました。2時30分から始まった練習はテンポよく進みましたが、体温を超える暑さとなり、小まめに給水時間を設け、教員2名が団員にミストを吹きかけながらの進行になりました。

吹奏楽部による大音量の伴奏で、階段下にいる野球部とチアリーダーの動きに合わせて、大階段に居並ぶ一般団員が応援風景を繰り広げました。2、3年生には経験者が多数いるお陰で1回目とは思えぬ完成度の高いパフォーマンスを見ることができました。そして何より、全員が酷暑を乗り切り、最後まで元気よく練習を続けることができました。

 

次回は9日(火)。本番前最後の応援練習となります。

壮行会 ~硬式野球部~

夏季大会開幕が今週末に迫るなか、本校野球部を激励しようと壮行会が開かれました。

壮行会を終えると、部員たちは八剱八幡神社に赴き、必勝祈願を行いました。

本日は硬式野球部後援会総会が開催され、野球部の保護者、OB会のみなさまが来校されての壮行会となりました。吹奏楽部の演奏と来場者からの大きな拍手に迎えられ、野球部員たちが颯爽と入場しました。

 

五島監督は、大学侍ジャパン、日本選手権、社会人野球で活躍する本校OBの選手たちに触れ、「彼らの努力を思うと、この夏は我々も全力で頑張らなければならないという思いを強くしています。応援よろしくお願いします」と力を込めて挨拶をしました。

主将の川上泰輝君は、「今年のチームは誰かずば抜けて優れた選手がいるわけではありません。みんなが一丸となって戦っていかなければなりません。大会では全員心を一つにして、木更津総合高校らしいプレーに徹し、みなさんを感動させる試合ができるよう頑張ります。応援よろしくお願いします」と、大会に向けての堅い決意を語りました。

学校長は「昨年秋と今年の春の大会では早々に敗退。この夏は9年ぶりにノーシードでの出場となりました。しかし新聞他、様々な媒体で報じられている優勝候補を占う記事では、依然として本校野球部の名が挙がっています。それは秋も春も優勝校を相手に敗退したものの、互角かそれ以上の戦いをしたことが評価されているからのようです。加えてみなさんの先輩たちが築き上げてきた実績が大きく影響しているのだと思います。これまで積み上げてきた実績に、今年の夏はみなさんが良い結果を残すことで、新たな伝統を積み重ねて欲しいと思います。必ずや7戦を勝ち上がり、6年ぶりの甲子園出場を勝ち取ることを心待ちにしています」と熱い激励の言葉を送りました。

 

最後に、野球部、吹奏楽部、チアリーディング部、ダンス部からなる応援委員会が心のこもった応援を繰り広げ、硬式野球部に激励のエールを送りました。

 

部員たちは会場を後にしたその足で、市内八剱八幡神社へ直行。必勝祈願の祝詞をあげていただきました。全員が頭を垂れるなか、川上君が選手を代表して神前に玉ぐしを供え必勝を祈りました。最後に一斉に打ち鳴らした柏手が、大きく社殿内に響き渡りました。

陸上競技大会結果報告

第77回千葉県陸上競技選手権大会が、6月29日、30日に天台スポーツセンターで行われました。今大会は、大学生や一般の選手と同じ土俵で競い合う大会で、6位入賞者は関東大会に駒を進められます。

関東大会には個人3種目、4×100mRリレーが出場します。

8月23日~25日に開催される関東選手権は、今年度は千葉県開催です。地元の声援を力に全力で競技してきます。応援よろしくお願いいたします。

 

以下は入賞種目の結果になります。

男子やり投                    菊池 60m31 第5位(木更津総合記録)

男子走幅跳                    坂田 7m16(+1.9) 第7位

女子ハンマー投             小野寺 50m45 第2位(木更津総合記録、千葉県高校記録)

 

                                      栗原  46m32 第5位 

女子円盤投                 小野寺 32m76 第7位

男子4×100mR  決勝(千葉、宮島、小松、金子)41秒04 第5位(木更津総合記録)

男子4×400mR  予選(生貝、大橋、金子、小松)3.15.78 (木更津総合記録)

決勝(生貝、伯部、金子、小松)2.22.78 第8位

 

※赤文字が関東大会出場です。

保育実習 ~保育・幼児教育コース~

保育・幼児教育コースの生徒たちが『保育実習』に行ってきました。君津学園が設置する、金田幼稚園、八重原幼稚園、畑沢幼稚園の3つの園で7回に分けて実施され(6/7~6/19)、総勢122名の生徒たちが実習に参加しました。

 

1年生は48名が参加。昨年度から始まったお試し実習で、授業見学をしたり園児と一緒に遊んだり、自分が幼児教育に興味を持てるか、適性があるか、2年生進級時のコース決定前に保育体験をしました。2年生31名は、初めての実習となりました。お昼を一緒に食べたり、お着替えのお手伝いをしたりしました。3年生43名は、高校の授業で保育教材を作成し、手袋シアターとエプロンシアターを実演しました。もちろん園児たちにどんなお話をしてどんな問い掛けをするか、充分準備をしてからのパフォーマンスです。園児たちがクイズに笑顔で答える様子に生徒たちはやりがいを感じたようです。

応援練習2日目

応援委員会2度目の練習が行われました。今日は団旗の掲揚から練習が始まりました。轟く太鼓の音に、委員会の生徒は一斉に深く頭を下げ、団旗に向かって礼を行いました。

平野先生から、「来週は一般の生徒の列に入り、君たちが手本を示します。君たちが教えることができるレベルに仕上げることが、」と練習の目標が明確に伝えられました。

今回は至真殿前の大階段に、吹奏楽部とチアリーダーが平行にならび、階段下にいる野球部員の動きを確認しながら練習を行いました。「目の前で野球の試合が行われている、そんな臨場感をもって本気で音を出しましょう!」と檄が飛びます。一昨日と同様、平野先生は妥協をせず、小さなミスも容赦なく指摘をする、そんな緊張感のある練習が続きました。

生徒たちの側からも、動きの統一感を保つために細部についてどのタイミングでどの動作を行うのか、途中何度も練習の流れを止めて各部活のリーダーが説明を行う場面がありました。

今日はほぼ2時間の長い練習となりましたが、生徒たちはへこたれずにパフォーマンスを続けました。終了時の挨拶では、生徒たちは真剣な眼差しを向けて言葉を待ちます。「2日前から格段の進歩がありました」と平野先生からようやく評価のことばが告げられました。手応えを感じる練習となりました。

海ほたる、イオンタウン請西での演奏 ~吹奏楽部~

6月22日(土)に海ほたるとイオンタウン請西にて演奏を行いました。

 

前日に梅雨入りの発表がありましたが、この日は晴天に恵まれ多くのお客様に演奏をお聞きいただきました。

まずは、海ほたるにて11時~、13時~の2公演ののち、イオンタウン請西に移動し15時~演奏を行い、一日に3公演という忙しいスケジュールとなりました。

定番の「ヤングマン」、「宝島」をはじめ、3回とも同じ曲にならないように、「Soranji」や「唱」など、バリエーションを増やして演奏をしました。

 

暑いなかでのステージでしたが、私たちらしい、元気いっぱいの演奏をお届けし、多くのお客様に見ていただき、たくさんの拍手をいただきました。見に来て下さった皆様ありがとうございました。

 

私たちの夏はこれからです!野球応援やコンクールに向けて一生懸命に練習に励んでいきたいと思います!

 

TANABATA LESSON ~1年生英会話~

1年生の英会話の授業では、七夕をテーマにしたアクティビティが行われました。生徒たちは自分の願いを短冊にしたため、笹の葉に結び付けました。

TANABATAは、毎年生徒に人気のアクティビティです。自分が願うもの、欲しいもの、やりたいことを「英語でどう書く?」が、このレッスンの学習ターゲットです。英会話を担当するデーモン先生、ジェームズ先生と相談しながら、可算名詞か不可算名詞かの確認をしたり、wantやhope、wishなどの動詞を使い分けたり、自分の「願い」の内容にふさわしい英語表現を考えます。もちろんクラスの仲間との相談もオーケーです。辞書を引く、慎重な生徒もいました。好きな色の糸や色鉛筆を選ぶときにも、英語を通して用件を伝えるのがこの授業の大切なルールです。

 “I want a cat.”に子猫のイラストが描かれたもの、“I hope our relationship will last forever.”とかかれたもの、他にもカラフルに彩られた短冊が目立ちました。今年の1年生は人数が多いので、たくさんの短冊に笹の小枝がたわわに揺れています。

応援練習が始まりました

硬式野球の千葉県大会を間近に控え、野球部・吹奏楽部・チアリーディング部・ダンス部からなる応援委員会による練習が、本日より開始されました。

これまで予備練習が各部によって行われてきました。来月から一般生徒有志が加わる一斉練習に先立ち、本日は初の合同練習となりました。初日の練習内容は、『やっさいもっさい』や『イナズマ』などのレパートリーを一通りこなすことでした。

吹奏楽部顧問の平野先生が練習のリードを執りました。「音の出だしが揃っていない!」「声が小さい」など、厳しい指導が何度となく繰り返されました。「間もなく一斉練習が始まります。君たちがリードできなくて何が応援委員会ですか?」「実際の暑さは今日の比ではないはず。今力いっぱいの演奏ができなくて本番で出来るわけがありません」と、厳しいだけではなく、みんなが納得できる言葉でした。

短い間隔で水分補給の時間が設けられました。僅かな休憩時間にも振り付けを確認し合ったり、野球部員が吹部のパーカッションからリズムのとり方を教わったりする場面があるなど、委員会のメンバーはやはり意気軒昂でした。

およそ1時間半で15を超えるレパートリー曲を練習しました。時間も回数も限られていますが、これからの仕上がり具合が楽しみです。

インターハイ出場決定 ~陸上部~

6月14日(土)から17日(月)までの日程で開催された『令和6年度関東高等学校陸上競技大会』に本校陸上競技部から7名が出場しました。

女子ハンマー投で、1位から3位までを独占。見事インターハイ出場を決めました。

参加選手は、女子ハンマー投:小野寺、栗原、鈴木瑠。男子ハンマー投:入江。男子走幅跳:坂田。男子棒高跳:加瀬。男子やり投:菊池。

 

戦績の詳細は以下の通りです。

女子ハンマー投

優勝 栗原莉央

2位 小野寺結菜

3位 鈴木瑠華

 

男子ハンマー投

7位 入江悠河

 

男子棒高跳

 7位 加瀬孔太

 

女子ハンマー投の3名が、7月28日に福岡県博多の森で行われる『令和6年度全国高等学校陸上競技大会』に出場が決定しました。インターハイの大舞台での活躍が期待されます。応援よろしくお願いいたします。

高校演劇春季発表会 ~演劇部~

6月15日(土)・16日(日)、『千葉県高校演劇連盟 第11地区 春季発表会』が開催されました。本校演劇部が創作劇を上演。力いっぱいの熱演できみぶんのステージを沸かせました。

会場は君津市民文化ホール大ホール。2日間にわたる発表会には地区7校の演劇部が出場しました。本校演劇部は、2日目最後、取りの上演を務めました。

 

生徒作品劇のタイトルは、『ぷりん』。幕が開けると、赤い照明に染まった舞台で起きる凄惨な場面に、観客は固唾を飲みます。人間は、侵略者ぷりんに次々と襲われ命を落としていきます。いったんは支配に屈したかに見えた人間たちは、茶わん蒸しをスパイとして送り込み反転攻勢を試みるのですが....

家族団らんの場で両親を殺される少女、狭まる包囲に怯えながら暮らす村人、手詰まりの状況に頭を抱える防衛隊、と「侵略される側」のシリアスな状況に感情移入してしまう一方で、どこか間の抜けたぷりん達はコミカルに描かれ、「侵略する側」に憎み切れない気持ちを同時に抱いてしまう作品内容でした。

 

上演後の舞台あいさつで、「侵略する側とされる側、どちらにも絶対に正しい正義があるわけではありません」、「滑稽に描くことで戦争の愚かさを表現したかった」と、3年生北浦さんと北林君が語ってくれました。

 

上演時間はおよそ50分。テンポの速いストーリー展開に観客はくぎ付けになりました。最後列の席まではっきり届く声量、掛け合いをするまでに密な観客席との一体感など、演者の確かな力量が、よくできたシナリオの完成度をさらに高めました。衣装や小道具の手作り感、音響・照明の効果等、裏方担当とのチームワークが伝わる感じからも高校生演劇の醍醐味を味わえる上演となりました。

海外研修説明会

今夏ベトナム、ダナン市で海外研修が予定されています。参加する生徒とその保護者のみな様が説明会に参加しました。引率の宮越先生、近畿日本ツーリストの富山様から、詳しく説明を受けました。

学校長は会頭の挨拶で、4月20日最初の説明会で希望者数が定員に迫ったため、急遽飛行機の席とホテルの宿泊者数を交渉し定員を18名に増やしたことに触れ、「最終的にちょうど18名の申込みがあり、参加者が確定しました」とこれまでの経緯を紹介しました。

「決定版となる行程表を見ると、最終日に村田製作所訪問とあります。現地に100億円超の投資をする大きな企業で、ベトナムだけではなく世界各地に進出をしている会社です。職場見学はもちろん、日本企業や日本人が海外を舞台にどの様に活躍しているかを学べる機会を提供していただきました。視野と経験を広げる貴重な見学になると思います」と研修旅行の抱負について話しました。また、先週来校した越日学校の生徒との交流会に触れ「心配はあったものの、宿泊を共にし、あっという間にことばや文化の壁を乗り越え、親密な時間を過ごしました。6日間ではありますが、みなさんも高校生だからこそできる体験をし、今後の人生に活かせる何かを得る研修旅行となることを願っております」と挨拶をしました。

 

引率の宮越先生からは、日程についての詳しい説明が行われました。景勝地での観光やダナン三日月ウォーターパークでのレジャーなど、お楽しみが用意されています。一方で、枯葉剤被害者の支援センターへの訪問、少数民族カトゥー族の村を訪れ国際協力としての開発現場を視察、ダナン大学生との交流会ではテーマを決めてグループワークとプレゼンテーションを行うなど、やはり主体は研修です。多くのことを学ぶ旅となるようです。地元の人たちが日常的に訪れるマーケットの散策も、現地の生活を知るまたとない機会になるはずです。

最終日には、手つかずの自然が残るソンチャ半島を散策。ダナンのビーチを凌ぐ美しい砂浜で夕景を楽しみます。宮越先生からの「ここには書いていないスペシャルな企画も用意しています」との言葉に、生徒たちの期待は高まります。

 

近畿日本ツーリスト千葉支店の富山様からは、旅行保険の紹介、モバイルWi-Fi、両替手続き等について説明をしていただきました。

 

進路ガイダンス ~就職・進学~

本日は、就職希望者と専門学校への進学を希望する生徒に対象を絞ってガイダンスが開かれました。会場を2ヶ所に分けての開催となりましたが、どちらの会場でも、冒頭で「大切な情報をたくさん伝えます。しっかりと耳を傾けメモを取りながらきいて下さい」と、生徒へ注意を喚起する呼び掛けから始まりました。

青雲館では就職を希望する生徒が集まり、就職指導部長、寺岡先生より説明がありました。本校には、毎年2,000枚を超える求人票が届きます。まずは、サンプルを見ながら正社員としての採用か、賃金、選考方法、離職状況等、「求人票を見るときのポイント」は何か、詳細に解説されました。

7月1日から全国一斉に職場見学が、9月16日からは入社試験が始まりますが、高校生には9月中は一人一社しか就職活動ができないという制約があります。これまでに取得した検定や資格、部活動の戦績や役員活動など、履歴書でアピールできるデータを片っ端から集めるよう指示が出されました。また、入社試験で頻出する計算問題や一般常識、図形の認識やクレペリンなどの適性検査の練習問題にもチャレンジ。制限時間が設定された状況に緊張感が張り詰めました。面接試験対策用の想定問答集も配布されましたが、「実際には何が訊かれるのか予測不能です。放課後の面接指導で感覚を鍛えましょう。実践あるのみです!」と檄が飛ばされました。超売り手市場の現在、周到な準備と前向きな行動で、成功の確度が高まります。

 

至誠館では、進学指導部長、竹下先生から専門学校志望者へのガイダンスが行われました。専門学校は、工業、医療、服飾、家政、理容、ほか様々な分野をカバーする学校です。一定の条件を満たせば、「専門士」、「高度専門士」の称号が付与され、それぞれ大学や大学院への編入学資格を得ることができます。学校教育法に基づいて設置され、都道府県知事から認可を受けた「認可校」の生徒は「学生」としての扱いを受け、通学定期、学割、公的奨学金等を利用することができます。それとは別に認可を受けていない「無認可校」の生徒は、それらの制度を利用できず、学んだ経験を「学歴」とすることもできません。専門士・高度専門士の称号を与えられないなどデメリットがあります。校名からの判断が難しい場合もあり、受験を前に確認する必要があります。

また、少子化の影響で生徒数の確保に必死な専門学校もあり、甘言による勧誘、授業料や入学金の「早割り」等、あからさまに生徒獲得に奔走する学校も少なくありません。巧みな言葉に載せられ「意に添わぬ入学」にまで至るケースが実際にあるそうです。

そこで、保護者と担任の先生としっかり話し合うこと、必ず複数の学校を視野に入れ比較検討すること、最後まで安易な選択をしないこと、と「学校選びのポイント」が強調されました。

竹下先生は、「専門学校は、特定の職業や職種に直接結びつく知識・技能を学ぶ場所です。それが本当に自分の志望する進路なのかを見極めた上で、最終的な判断を下してください」と、最後まで慎重な選択を呼びかけました。

越日交流会 2日目

部活動棟で一夜を過ごしたベトナムの生徒のみなさんは8:30本校を発ち、次の目的地、富士山へと向かいました。短い滞在時間でしたが濃密な時間を一緒に過ごし、越日交流会は大成功で幕を閉じました。

昨夜のレクリエーション、最初のメニューはホラー映画の鑑賞でした。部活動棟は昭和に建てられた古い校舎で、照明を落としたかつての教室で布団をかぶりながらのシチュエーションは、映画の雰囲気を大いに盛り上げ怖さ倍増の鑑賞となりました。

お決まりのまくら投げに興じた後は至真殿へ移動して、バドミントン、バスケやドッヂボールで熱戦を繰り広げ、さらに人工芝グランドで夜空の星を仰ぎ、メイングランドを上る階段から木更津の夜景を楽しみました。予定されていた消灯時間をかなり過ぎてしまいましたが、本校の生徒にとっても思い出深い交流会となりました。

 

日本語教師のTran Thi Nhu(チャン・ティ・ニュー)先生から旅の行程を聞くと、6月4日に来日し、千葉市にある日本語学校を見学してから、木更津に拠点を移し市内のホテルに滞在。本校への来校となりました。富士山観光を終えた後は、東京で博物館を見学したり、お台場や渋谷、秋葉原を散策したり、都内観光をお楽しみになるそうです。大変そうなスケジュールですが、楽しい旅になることをお祈りしています。

 

ことばでの意思の疎通に制約はありましたが、それでも越・日の学生たちは楽しく交流することができました。貴重な体験でした。8月にはダナン市で、本校生徒の海外研修が予定されています。言葉や文化の違いを楽しむ気持ちで準備を進めて欲しいです。

越日交流会 1日目

ベトナム、ダナン市にある小中高一貫校が日本に滞在中です。本校を来訪し、ささやかながらも越日交流会が開かれました。

来校されたのは越日小中高等学校のみなさんでした。図書館では待ち構えていたインターアクト部とESS部の部員たちから大きな拍手で迎えられました。

学校長からは「日本の高校の放課後の生活ぶりを是非体験して、ベトナムに戻ったときの良いお土産にして下さい」と歓迎のことばが送られました。引率のDao Dieu Ngoc(ダオ・デュー・ゴック)副校長先生から「みなさんの温かいおもてなしに感動しました。海と山がある美しい木更津を、ベトナムの生徒たちにもっと知って欲しいと思っています」と挨拶をしてくれました。生徒を代表して13歳のDuong(ズオン)さんが、「女子の生徒は可愛くって男子の生徒はカッコイイ、というのが総合高校の最初の印象です。私たちの学校は、小学生から高校生が通う学校なので、日本の高校がどんな雰囲気なのか体験できることが、とても楽しみです」と挨拶をしてくれました。面立ちにはまだ少し幼さを残すDuongさんですが、そつがない話しぶりには感心の一言でした。

 

ベトナムの生徒さんたちは、放課後の校内を少しだけ散策し、吹奏楽部やダンス部の活動ぶりを見学しました。書道室では書道に挑戦。初めて毛筆で書く漢字はかなりハードルの高い作業のはずですが、団扇に「越」と「日」の文字を見事に正書してくれました。続いて真心道場に移動し茶道を体験。一人ずつ茶筅を使ってお茶をたてました。初めての抹茶は文字通りほろ苦い体験になったようです。

夕食を食堂で済ませた後は、部活動棟でレクリエーションを楽しみ、互いの親睦を大いに深めました。

 

高校・短期大学部連携授業 ~保育・幼児教育コース~

今年度より、本校生徒が清和大学短期大学部の一部講義を受講できるシステムがスタートしました。

これは、高校生が短期大学部の授業に参加することで、受講意欲を促進し高校から短大への学習内容の円滑な接続を図る目的で行われます。接続科目に指定されているのは、保育士資格選択必修科目である「子どもの遊びⅢ」です。

参加する生徒たちは、6月から12月までの講義を受講し、試験やレポートの提出で短期大学部の生徒と同様の評価を受けます。合格の評価を受ければ、修了証書が発行され、短期大学部入学時には科目等履修生として取得した単位が認定されることになります。

 

担当教授は、短期大学部の古川哲也先生。36名の参加者に手遊びをテーマに90分の講義が始まりました。練習曲は『十五夜さんのもちつき』と『セブンステップ』。どちらも曲のリズムに合わせて、手や体を動かす遊びです。古川先生は、まるで幼い子どもに教えるように、「明るく、楽しく」教えてくださるので、楽しい雰囲気のなか参加した生徒たちからは、終始笑顔が絶えない講義となりました。

『セブンステップ』は、輪になって行う遊びですが、古川先生から「お遊戯会を想定し、舞台を見る側の保護者からも見えるようにパフォーマンスをしましょう」という課題が出されました。生徒たちは車座になって「あーでもない、こーでもない」と真剣に作戦会議を開き、結論が出ないうちにタイムアップ。来週の講義に続きます。

今後もリズム楽器や合奏曲の練習と発表、ボディーパーカッション等のテーマが用意されています。

献血の呼びかけ ~赤十字血液センター~

 

昨日、千葉県赤十字血液センターから浅野勇助様が来校され、献血の大切さについてお話をしていただきました。生徒たちへ語られた「輸血を受けなければ、命を維持できない人たちがたくさんいます」とのお言葉からは、切実なお気持ちが伝わってきました。

重篤な事故や心臓などの手術で献血が必要とされるイメージが強いですが、その様なケースは実際には3%ほど。血液が必要とされる80%以上は様々な病気を抱える患者さんへの治療だそうです。白血病や血友病などの血液の病気。がん患者が抗がん剤や放射線治療を受けると血液を作る細胞にダメージを受け、血液を補う必要が生じます。出産時の出血は、母子両方の命に関わります。

献血が可能な年齢は、16歳から69歳まで。この十数年、10代20代の人達からの献血が減少傾向にあるそうです。輸血を必要とする人は、今後も一定数を下回ることはありません。浅野様は、「このままの状態が続くと、必要な血液の量が確保できなくなります。血液の代わりになるものが存在しない以上、健康な人達から血液を分けてもらう以外に術がないのです」と、危機感をもって訴えます。

厚生労働省が献血をしたことがない高校生と大学生にアンケートを実施したところ、献血をしない1番の理由は「針を刺すのが痛くて怖いから」、2位は「なんとなく不安だから」だったそうです。

9月12日、13日の2日間、本校で献血が予定されています。もちろん無理をする必要はありません。でも、毎年多くの生徒が献血に参加しています。私たちの小さな勇気で多くの人の命が救われる可能性があります。今年もよろしくお願いします!

生徒総会

本日の全体集会では、生徒会本部役員主導による生徒総会が開催されました。

総会に先立ち、学校長からは、「生徒会役員はみなさんを代表して生徒会活動を運営していますが、みなさん一人ひとりが生徒会の構成員です。役員任せではなく、自分に何かできることはないか、という意識を持つだけで、3年間の高校生活がより充実したものになるはずです」との言葉が伝えられました。

生徒会長の原君から、「6月に入りました。間もなく梅雨入りとなり、21日には夏至を迎えます。梅雨ざむと言われるように、肌寒い日もあれば、日照時間が延びることで茹だるような暑い日になることもあります。気候の変化が激しいのが、この月の特徴です。気温ばかりでなく、気圧の変化や湿度の高さから体調を整えることが難しくなります。冷房の使い過ぎにも注意が必要です。

クエン酸を含む食材を摂取することで、この時期の体調不良を防ぐことができるそうです。

前会長の鈴木明輝さんが言っていた、梅ソーダは試す価値があるものです。クエン酸により体にエネルギーが供給されやすくなり、倦怠感や疲労感を解消できます。また胃の活動を活発化するので食欲増加につながります」と挨拶がありました。  

 

会場に集まる生徒たちに、役員から「生徒総会は、生徒が充実した高校生活を送るために最も重要な機会です。短い時間ですが、一人ひとりがしっかりと考えながら参加して下さい」と呼び掛けがあり、総会が始まりました。

最初の議題は、23年度生徒会会計決算報告。続いて24年度生徒会会計予算案報告でした。先週から決算報告と予算案は教室掲示されており、生徒たちはそれを確認済みです。それぞれの担当者から、本部費・行事費・予備費について、決算報告と予算案の提示があり、どちらも無事承認を得ることができました。

最後の議題は、『真心祭文化の部』(文化祭)についてです。会長の原君から「『真心祭文化の部』のテーマを募集します。LHRの時間を使って、クラスで決めたテーマを所定の用紙に書いて提出して下さい」と、今年度の文化祭テーマ募集が告知されました。

全体集会及び教育実習生紹介

表彰に続き、教育実習生がステージに上がり、学校長から一人ずつ紹介がありました。

今回の実習生は6名。全員が本校の卒業生です。学校長から紹介を受けると、一人ひとりが、自分が受け持つ教科と担当クラスを述べ、「短い期間ではありますが、有意義な実習期間となるよう頑張ります」などと、挨拶をしてくれました。

学校長から生徒にむけて、「まだ大学生であるからこそ、みなさんの先輩であるからこそ、

実習生が語ることに大いに耳を傾けて欲しいです」と述べ、実習生には、「担当の先生方からはもちろんですが、生徒達から学び取れるものが沢山あるはずです」と、双方に実習に対する心構えが伝えられました。

最後に「歓迎と激励の意味を込めて拍手をお願いします」との学校長のことばで、生徒たちから実習生に温かい拍手が送られました。

 

最後に学校長は講話を述べ、これまで生徒たちが過ごした期間のなかで行われた、中間試験とバス遠足に触れました。特に遠足では、天候に恵まれおよそ2,000人の生徒がディズニーシーを大いに楽しむことができた、と話しをしました。

また、部活動の活躍について述べ、陸上競技部、柔道部、剣道部、卓球部、ソフトテニス部、空手道部、バドミントン部の、7つの部活が関東大会で活躍していることに触れ、健闘を称えました。間近に迫るインターハイ予選については、「3年生にとっては最大の目標となるはずです。悔いが残ることがない様、懸命に頑張って欲しいです」と激励しました。

表彰

本日の全体集会に先立って、ステージ上では生徒たちの活躍を顕彰して、表彰が行われました。次にお伝えいたします。

【陸上競技部】

千葉県高等学校体育大会

男子総合  7位

女子総合  7位

女子ハンマー投 優勝 栗原莉央(大会新記録) 

        2位 小野寺結菜

        3位 鈴木瑠華

女子円盤投   4位 小野寺結菜

            8位 鈴木瑠華

男子ハンマー投 4位 入江悠河

        8位 山崎大悟

男子走り幅跳  3位 坂田有弥

男子やり投   3位 菊池琉一

男子棒高跳   4位 加瀬孔太

男子三段跳   7位 篠原蘭之介

男子砲丸投   7位 石田岳士

男子4×100㍍リレー 7位 千葉竜也・宮島 由・小松悠稀・金子颯希

 

【バスケットボール部】

関東高等学校体育大会千葉県予選会 

男子の部 7位

バス遠足

本日は、新年度初の学校行事“バス遠足”です。全クラス分のバス、55台を仕立てディズニーシーへ出かけました。

過去2回は雨にたたられましたが、今回はそよ風が涼しく、初夏を感じるまずまずの天候となりました。新しいクラスメートとは一ヶ月半を共に過ごし大分打ち解けたところで、同じバスに乗って一緒に遊んでさらに親睦を深めるのがこの遠足のねらいです。

新エリア“ファンタジースプリングス”のグランドオープンを来月に控え、特設サイトや関連イベント、グッズの先行販売など、スペシャルイベント真っ最中のディズニーシーを生徒たちは一日かけて満喫しました。

昨年度から始まった現地解散ですが、心配なのが遊び過ぎです。1950年公開、アニメの古典的名作『シンデレラ』では、フェアリー・ゴッドマザーはシンデレラにこうくぎを刺します。”But like all dreams, well, I’m afraid this can’t last forever.”(すべての夢と同じようにこの魔法は永遠に続くことはありません)と。

「逆境にめげず、けなげに生きるからこそ幸運が訪れる」がこの作品が伝えるメッセージです。明日は授業日。いつもの通りに頑張りましょう!

関東大会出場決定 ~陸上競技部~

千葉県大会で男女とも総合7位入賞を果たし、関東大会進出を決める活躍となりました。

5月16日(木)~5月19日(日)、天台スポーツセンターで行われた、第77回千葉県高等学校総合体育大会において、9種目16名が入賞を果たし、男女ともに総合7位と健闘しました。笑顔あり、涙ありの熾烈な戦いの中で、7名の選手が関東大会に駒を進めることができました。

関東は6月14日から駒沢オリンピック公園にて行われます。応援よろしくお願いいたします。

進路ガイダンス ~進学・就職指導部~

本日1校時目に、3年生を対象にした進路ガイダンスが行われました。進学志望者と就職志望者の会場を別々に設け、それぞれの説明が行われました。

至誠館では、進学指導部部長竹下先生からガイダンスが行われました。一般選抜(一般入試)、総合型選抜(AO入試)など、受験方式に違いがあることが紹介されました。学校推薦型の入試にも「公募制推薦」「特別推薦」「指定校推薦」などの別があり、志望校を選択した上でどの選抜方式を選んで受験をするか、高校生はいくつもの選択肢のなかから選ぶことになります。また、オープンキャンパスへの参加や面接の練習、オイシイ話の拒絶や安易な決定の回避など、積極性と慎重さが同時に求められます。

同様の学部学科を抱える大学の中から何を決め手に志望校を決定するか、学校推薦型選抜と総合型選抜で必要となる『志望理由書』の作成、自分自身に求められる受験資格の確認等、もろもろの準備をこなすなかで、各種申請書類や出願書類の提出といった、手続きの期日が迫ってきます。

 

就職指導部部長寺岡先生のガイダンスは、青雲館で行われました。就職活動は進学志望者よりもさらに忙しい日程で動くことになります。5月には、本校独自の取り組みである受付実践(来校者を相手にした接客練習)とインターンシップ(企業での就業体験)開始。6月より、職種・企業研究と面接練習に取り組みます。7月には全国一斉の求人票の発行。企業による求人活動が開始されます。夏休みを利用しての職場見学や会社説明会への参加、夏季講習では就職試験・公務員採用試験対策が行われます。8月の就職申込と校内選考を経て、9月16日いよいよ全国一斉の就職採用試験を迎えます。

本校にはハローワークを上回る2000件の求人票が届きます。多くの求人票のなかからどれをチョイスするかはどうしても本人の判断になります。旧年度版を参考にすることもできるし、当該年度のものがタブレットで閲覧可能となります。資格、趣味特技、部活動での戦績など、自分がアピールできるものをリストアップし履歴書へ記入します。調査書に記載してもらうことも忘れてはいけません。

ただし、求人サイトにあるような、極端な高収入が謳われている求人票には要注意です。社会保障への加盟、福利厚生、退職金の有無など、チェック項目はたくさんあります。本校卒業生は、この9年間連続で内定率100%を達成しています。昨年の卒業生もその多くが優良企業への就職を果たしています。景気の好況を反映し、好待遇で高校生を迎え入れる企業が増えている今、チャンスを逃す手はありません。

きみつオーガニックマルシェ

本日、君津市内みのわ運動公園にて、『きみつオーガニックマルシェ』が開催されました。インターアクト部、書道部、和太鼓部、吹奏楽部が参加しました。インターアクト部は特別ブースにて、オーガニック栽培のチョコバナナを販売。書道部、和太鼓部、吹奏楽部はパワー全開のパフォーマンスを披露し、満場の喝采を浴びました。

この催しは、「君津市や近隣の様々な事業者が取り組んでいる「オーガニック」や「SDGs」を多くの皆様に「見る」「触れる」「食べる」などといった体験を通して、身近に感じていただきたい(公式ホームページより転載)」との思いから開催されたイベントです。

公園内には様々なブースが用意され、ドリンクや軽食、手作りの工芸品などを販売。用意された会場では、美術品の展示や音楽の演奏なども繰り広げられ、さながらフリーマーケットとフェスを一緒にしたようなお祭りとなりました。

インターアクト部は、単に販売するだけでなく、「SDGsについてのクイズに正解すればもう1本」のシステムで、SDGsへの理解を促進する活動を行いました。

書道部は、『君津市民の歌』の歌詞と『創造』の大書を紙面に書き綴るパフォーマンスを披露しました。大きな筆を振るった力強い筆致の作品が仕上がると、会場には感嘆の声が溢れました。

和太鼓部は、『祭り』『楽(ラク)』『秩父屋台囃子』の3曲を演奏。静から動、激から優へと移り変わる躍動感で会場を魅了しました。部員全員で太鼓を打ち鳴らし、演舞する様子は圧巻でした。

吹奏楽部は、屋外ステージでの演奏となりました。『ヤングマン』や『宝島』などの従来のレパートリーに、『おジャ魔女カーニバル』『唱』などの新レパートリーを加え、全10曲を披露。ソロ演奏やダンスを織り交ぜ、最後の野球応援メドレーまで、エンターテイメントに徹したパフォーマンスでした。

進路活動報告及び奨学金説明会

保護者総会に引き続き、本校進学指導部・就職指導部より、昨年度の進路実績についての報告がありました。また、日本学生支援機構が給付する奨学金についても説明がありました。

まずは進学指導部、竹下部長から昨年度の進路状況について説明がありました。昨年度4年制大学と短期大学への進学者が49%、専門学校への進学者が26%、併せて75%の卒業生が進学したことを報告しました。また、主な進学先と指定校推薦を設けている大学を紹介。

放課後講座や模擬試験、年に数回行っている進路ガイダンス等、進学に向けての取り組みについて解説し、「進路の選定については保護者の関与が不可欠」と親子間のコミュニケーションの重要性を訴えました。

 

続いて就職指導部、寺岡部長より高校生の就職に関する昨今の状況について説明がありました。上向きな景気動向を反映した『超売り手市場』の求人状況、労働条件の改革・改善に伴いブラックな労働環境がほぼ絶滅しつつあることなど、高校生にとって有利な材料がそろっていることを強調しました。

遅刻欠席をしないとかアルバイトやボランティアの経験が豊富であるとか、企業側が求める人物像を詳解。文章力の養成、有効な資格や検定試験対策など、コースの選定や科目選択の重要性についても解説しました。インターンシップを含めた手厚い就職指導で、この数年希望者が100%の内定率を達成していること示し、「最後まで、諦めない/諦めさせない」就職指導部の方針を強く訴えました。

 

最後に、総務部で奨学金を担当する、相川先生から奨学金制度の仕組みと手続きの詳細について解説がありました。奨学金には、『貸与型』と『給付型』の2タイプがあり、返済義務がある貸与型には、『第一種(無利子)』と『第二種(有利子)』の別があることを紹介しました。さらにそれぞれに、学力基準と家計基準が設けられていることを解説。大学への進学後、学業不振や出席状況不良の場合は、即時給付が止められるなど厳しい取り決めがあります。貸与型は15年から20年に及ぶ、長期のローンを組むのと同じ、返済を考えた上での慎重な申請が必要です。

保護者会総会

本日、至誠館にて保護者会総会が開催されました。ご参加いただいた保護者は、160名余。昨年度の事業報告と決算報告が行われました。つづいて、今年度の事業計画と予算案について審議が行われました。

会の始まりには、昨年度保護者会会長を務めていただいた、遠山久夫様より「多くの新入生を迎え、県下最大規模の高校になりました。大所帯の学校であるがゆえ、一人ひとりのご意見を反映させることが難しい一面もございますが、本日の審議の中では学校の発展のためにも忌憚のないご意見をいただければと思います」と、ご挨拶をいただきました。

学校長は、学校運営に対する、保護者の方々の日頃からのご理解とご協力に謝辞を述べた上で、「開校以来最多の新入生を迎え、総勢2,100名の生徒数で今年度をスタートいたしました。昨春、コロナによる行動制限が撤廃されたことにより、昨年度は予定されたすべての教育活動を提供することができました。今年度は、生徒のみなさんにさらに充実した高校生活を謳歌してもらおうと取り組んで参ります」と挨拶をしました。また、生徒の活躍にも触れ、柔道部、剣道部、ソフトテニス部、陸上競技部、卓球部、バドミントン部、空手道部の7つのクラブが関東大会への出場を決めたことを報告しました。「クラブ活動以外にも、生徒たちはそれぞれの夢と希望をもって毎日を過ごしています。その目標を達成できるよう教職員一丸となって務めて参ります。生徒の成長にお力添えをいただければと願っております」と、保護者みなさま方へ今後のご協力を求めました。

遠山様の議事進行により、予定されていた審議は滞りなく進み、最後に今年度の保護者会常任委員の紹介がありました。退任をされる役員の方には、感謝の気持ちを込めて花束が贈呈されました。本校のために多岐にわたるご尽力をいただきました。本当にありがとうございました。

海外研修事前講習

8月に行われる『ベトナム海外研修』の参加者が集まり、引率の宮越先生から事前講習を受けました。

この事前講習には、1年生から3年生までの参加者18名(男子9名女子9名)が参加。最初に近畿日本ツーリストの富山様から、旅行にかかる費用とパスポートの申請等について、詳しく説明がありました。出発前のスケジュールを確認すると、今後2回の事前説明会、費用の払い込み、必要書類の取り寄せ、パスポートの取得、海外旅行保険への加入等様々な準備を行うことになり、これからの2ヶ月間思った以上に準備に忙しく動くことになります。

 

学校長は、「18名という多くの参加者が集まり嬉しく思っています。この夏休み、みなさんは現地大学生との交流会や企業への訪問、もちろんたくさんの景勝地を訪れることも予定されています。多くの貴重な体験することになりますが、他の人にはできない体験をすることで、みなさんが見聞を広めてくれることを期待しています」と生徒たちに話しかけました。さらに、「8月5日が今回の海外研修のメインイベントです。午前中はホテルで現地の大学生との交流会が予定されていて、午後には世界文化遺産に登録されているホイアンを訪れ、大学生とグループを作り散策します。ご当地料理を思う存分楽しむことができます」と今回の研修最大のお楽しみについて情報を提供してくれました。現地での同行を予定している学校長は自ら用意しているサプライズにも言及。生徒たちから歓声が沸きました。

休憩をはさみ、最後は宮越先生からパスポートの所有やアレルギーの有無などの確認が行われました。ホテルの部屋割りの説明では、「どうやら物凄い部屋に泊まれるらしいぞ」との言葉に、生徒たちの期待が膨らみました。

次回は6月15日(土)に、保護者を交えた2回目の説明会が予定されています。

SNS講習会 ~生徒指導部~

本日は、中間試験の最終日となりました。午前中に試験を終え、午後は1学年から3学年までの、すべての生徒が至真殿に集まり、講師の方よりSNSトラブルについて講習を受けました。

千葉県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課から、情報セキュリティアドバイザーをお務めになる星野和彦様を講師にお招きし、「SNSと高校生のトラブル」に焦点を当て、講習をしていただきました。例年は1年生に対してのみ『ケータイ教室』を開いてきましたが、今年は全学年の生徒を対象にした講習会になりました。

星野様は、ハッカーやインターネット犯罪への対策等を講じ、一般の人がインターネットトラブルに巻き込まれたり、サイバー犯罪等の被害を受けたりしないよう、その防止に日夜努めていらっしゃいます。

 

現在全世界のインターネットの利用者は約51億人(全人口の65%)、SNS利用者はおよそ48億人(同60%)にも上るとのこと。日本におけるインターネット普及率は83%、SNS利用者は75%と、大半の人が日常的に使うものとなっています。日本の高校生がインターネットに接続している時間は、平均で5時間。諸外国の接続時間には及ばないそうですが、今後さらに増える傾向にあります。

星野様が厳選したテーマは、「炎上」「ニセ情報」「ネット喧嘩」「犯罪予告」「AI活用トラブル」そして「闇バイト」の6つ。

たびたび起こるのが外食チェーン店での悪ふざけをネットに上げてしまうことです。炎上を起こして誹謗中傷が殺到したり、個人情報をさらされ地元での生活ができなくなったり、最悪数千万単位の賠償請求も珍しくありません。災害時の混乱に乗じ、人々の不安をあおるニセ情報の拡散。ネット上にあふれる高額報酬のバイト情報。その誘惑に負けてしまえば、闇の集団の手中に落ちることになります。個人情報を握られ容易く抜け出せません。

鳥肌が立つような実例が多数挙げられましたが、臨場感あふれる語り口調に生徒たちは星野様のお話に引き込まれるように聴き入りました。

 

最後に生徒指導部長、鈴木先生より「当然、みなさんもSNSでのトラブルとは無縁ではありません。実際に何らかの被害を受けて問題を抱えている人がいるのなら、躊躇せず相談して下さい。そしてくれぐれも安易な行動をしないよう、気を付けて下さい」と生徒たちへの注意喚起がありました。

全体集会

本日の集会は、1年生から3年生の全生徒が今年度初めて至真殿に集う集会となりました。吹奏楽部の演奏で、全員で校歌を斉唱しました。

まずは、生徒指導部長鈴木先生から、5月23日(木)に予定されているディズニーシーへのバス遠足について、諸注意が伝えられました。服装、バス内や現地でのごみの処理、当日は入場ゲートで持ち物のチェックがあること、周囲に迷惑行為を慎むこと等、自覚をもって行動するよう、呼び掛けました。

 

集会では、今年度初めて全生徒によって校歌が歌われました。学校長はこのことに触れ、「世の中にはたくさんの歌がありますが、この校歌は在校生のあなた方と本校を卒業した人達だけが歌う、大切なみなさんだけの歌です」、と生徒へ語り掛けました。

学校長は、本校はかつての木更津中央高校(1963年開校)と清和女子短期大学付属高校(1973年開校)が2003年に統合されてできた高校であり、その時両方の校歌の歌詞が組み合わされ現在の校歌に歌い継がれていることを紹介しました。さらに、古事記と日本書紀に登場するヤマトタケルノミコトとその妃オトタチバナヒメ、そのゆかりの地である太田山が歌詞中に織り込まれていること、現在の校舎は清和女子短期大学付属高校、至真殿は野球グランドの、それぞれ跡地に建つことなど、本校の沿革と校歌の歴史を披露しました。「“わが学び舎に真心の 若き命を育まん”の歌詞には、精神性の高い若者を育てよう、という建学の精神、本校の願いが謳われています」と言葉を結び、生徒たちが校歌に愛着を抱き、様々な場面で胸を張って歌うことを求めました。