お知らせ

応援委員会合同練習

本日、吹奏楽部、チアリーディング部、ダンス部の、第2回目となる合同練習が行われました。顧問の先生方からはまだまだ厳しい指導が続きます。

今回は、全員が正面を向いて練習を行いました。前回は細かく区切られ、その度に初歩的な指導が入りました。今日は曲の途中、ボードで次の曲が指示されパフォーマンスを切り替えるなど、次第に実践に近いメニューでの練習になりました。6曲、7曲と、途切れなく続けられると当然体力が消耗します。麻埜先生からは、「きつくなっても絶対に崩れない、強い気持ちを持ちましょう!自分に負ければ、それは必ず演技に表れます」と厳しい檄が飛びます。

 

技術面、心構えについても各顧問の先生から厳しい指摘が続きますが、次第に増していく迫力に、下校する生徒たちが足を止めギャラリーが出来る場面がありました。練習の合間には、チア部とダンス部が動きを確認し合う姿もあり、チームとしてのまとまりが高まりつつあるようです。

応援委員会の仕事は、応援で野球部の活躍をバックアップすることです。そしてもう1つ、一般生徒の応援をリードするという重要な役割があります。3つの部活動が、寄り合い所帯ではなく、ワンチームとなることに応援委員会としての完成があります。

次回はさらなる成長を遂げているはずです。次の合同練習が楽しみです。

応援委員会始動 ~ダンス部参戦~

本日放課後、至真殿前の大階段で、吹奏楽部、チアリーディング部、そしてダンス部合同の野球応援練習が行われました。

今年度より同好会から“部”活動へと移行したダンス部は、野球応援で「チアリーディングに加わる」という、ミッションを負うことになりました。

吹奏楽部とチアリーディング部は蓄積された経験値が高く、本校野球応援の要として、5月に行われた春期関東大会で活躍したばかりです。

一方ダンス部は、普段とは勝手の違うチアダンスに戸惑いを隠せません。周囲と動きをシンクロさせたり、歩幅をそろえたり、なおかつ笑顔を絶やさず演技を続けなければならないなど、抱える課題は山積です。演奏が細かく区切られる度、細部にわたり指導が入ります。

しかし、もともと身体を使って表現することに長けた集団です。「人を魅了したい」という気概は、吹部にもチア部にも劣りません。次第に形になっていくパフォーマンスに上達の早さが伺えます。そして何より、最後まで「やるぞ」という気力を保って、2時間に及ぶ練習を終えました。この夏、スタンドではパワーとボリュームを増した応援が繰り広げられること間違いなしです。

 

初めてとなる合同練習は梅雨空の間隙をつき、青空の下で行うことができました。少し高い気温に疲れを見せる生徒もいましたが、「体調を維持することにも責任を持たなければいけません」との先生の言葉に、全員が大きく頷いていました。

語学研修ガイダンス

夏休みにシンガポールで予定されている語学研修の事前ガイダンスが行われました。

5月2日の第1回から数えて3回目のガイダンスになります。

本日も引率の竹内先生から、様々な事前説明が行われました。前回、前々回は旅行会社の方から、パスポートなど、主に海外旅行の手続きについて指導が行われましたが、今回は、空港で、現地で、手荷物についてなど、具体的な内容が伝えられました。

 

まずは旅程表の最新版です。出発はおよそ1ヶ月後となる7月12日(水)。終業式の翌日です。11時過ぎのシンガポール航空機にて成田を出発、6時間ほどの空の旅となります。マーライオン、リバークルーズやユニバーサルスタジオシンガポールなど、お楽しみはたくさんあるものの、旅行中は英語で過ごすことがルールです。SDGsプログラムや現地の学生のサポートを受けて行う、班別研修などが予定されています。

国際都市と言われるシンガポールは、中国系、マレー系、インド・パキスタン系、その他の人々が混在する、多民族、多言語、多宗教の社会。日本とは気候風土も異なる異文化圏です。生徒たちは私服で行動することになりますが、不快感を持たれないよう、エチケットを守る必要があります。チューインガム(歯科衛生用のものは除く)の所持が法律で禁じられています。文化差があることを学ぶ必要もあります。

 

続いて手荷物と旅の注意です。爆発や発火の恐れのあるもの、有毒物質は常識で判断できますが、気を付けたいのは、スマホやカメラに使われるリチウム電池。まれに発火事故を起こします。容量とルールを守って携行する必要があります。

スマートフォンの利用、パスポートを肌身離さず持ち歩くこと、出入国時の手続き等、特に海外旅行をする上での注意が伝えられました。保護者同伴の家族旅行ではありません。各自で対処できるように行動することも学習です。

 

竹内先生がたびたび強調したのが、「旅を楽しむこと」でした。旅に失敗やトラブルはある程度『つきもの』です。どんなことが起きてもプラスに捉えて、「楽しんでやろう!」という心構えを持つことは、今回の語学研修をきっと素敵なものにしてくれるはずです。

 

最後は、班ごとに分かれて話し合いです。ガイドブックを見ながら、「現地でどこに行こうか」で楽しく盛り上がりました。

大学短大施設見学及び就職ガイダンス

今週は3年生が、清和大学に赴きます。進学希望者は、清和大学と同大学短期大学部の施設見学を行いました。また、就職希望の生徒は報恩館にて就職のガイダンスを受けました。

特進コースの3クラスを含め全18クラスある3年生は、日毎に4~5クラスに分かれて清和大学に集合。簡単な注意を受けた後、先導する大学・短大の職員の方々に案内をしていただき、施設見学を行いました。殆どの生徒は大学・短大の校舎内を歩き回るのは初めてのことでした。

清和大学の図書館は地下にも書庫があり、いかにも難しそうな本が書架に並んでいました。大小の教室では、大学生が真剣に講義を受講している最中でした。『模擬法廷』という教室があります。少しリアルすぎる感じがするのは、実際に佐倉の裁判所で使用されていたものが展示されているからです。『法学部』らしい、重々しい雰囲気が醸し出されていました。

一方短大は、大きな窓があちらこちらにあり、室内の採光は抜群です。図書館には幼児教育や保育の専門書も豊富に揃えられているのですが、入口近くには低く作られた本棚があり、子ども向けの絵本がいっぱい並んでいました。『こども学科』にふさわしい明るい印象があります。途中のスペースにはモニターが設置され、学生たちが実習やハンドベルに取り組む様子が動画で紹介されました。

ちょっとお洒落な“cocoro terrace”は、学生たちの憩いの場所です。カレーやスパゲッティの定番メニューが、学生にやさしい価格でラインナップされています。大型液晶モニターには、ハワイアンランチプレートやヤンニョムランチプレートなど、『週替わりランチプレート』のメニューがポップに紹介されていました。今時、デザート&スープがついて¥700は破格の値段です。Wi-Fiも完備されていて、食事だけでなく講義の空き時間を快適に過ごせるよう、設計されています。高校生も利用できます。

報恩館では、就職指導部参与の小甲先生から、求人票を見るポイントや面接時の心得等が伝えられました。入社試験問題のサンプルや、面接試験についても集団面接などタイプ別の対処方法が紹介され、即実践に役立つ情報が盛り沢山でした。

進学にしても就職にしても、7月あたりから様々な動きが本格的に始まります。準備を怠らないことが大切です。分からないことがあれば、進学指導室/就職指導室にすぐ相談に行きましょう!遠慮も躊躇も厳禁です。

 

警視庁ガイダンス ~就職指導部~

6月7日、警視庁採用センターよりキャリアアドバイザーの木嶋丈男様が来校され、警視庁警察業務と採用試験についてガイダンスをしていただきました。

警視庁は、日本の首都を守る警察組織です。都道府県警も警視庁も地域を守るという任務は同じです。警視庁が独特なのは、国会や中央省庁、皇居など、国の主要機関と基幹機能を守る任務を負っているところです。国内外の要人を警護するSPは、警視庁にしかいません。

 

警視庁の警察官になるには、採用試験に合格するしかありません。最大の秘訣は、繰り返し問題集に取り組むことです。また、数年分の過去問を解くことで、よく出る問題など、出題傾向をつかむことができます。高卒採用の試験は、9月実施の第2回、1月の第3回と、年2回ありますが(高校生は4月実施の第1回を受験できません)、第2回の試験が断然合格しやすいとのことです。ここでかなりの採用枠が埋まり、その残りを第3回で充当するので、倍率は何倍にも跳ね上がります。

 

世界有数の警察組織であり、日本の警察の要である警視庁は、来年創設150年を迎えます。余談ですが、今年度の採用試験に合格すると、150年の節目に警察官としてのキャリアをスタートすることができます。

東京が、世界一安全・安心な国際都市と呼ばれているのは、まじめで温厚な日本人の国民性によるところが大きいですが、警視庁の不断の努力がそれを支えてきました。

 

木嶋様から「人に寄り添って平和を守ることが警察官の仕事です」と、その仕事を端的に説明して頂きました。「ですから、悪い人を捕まえることも重要な任務です」との言葉に続いて、「でもそれ以上に、やさしさをもって市民に接し、安全、安心に人々が暮らせる社会を維持していくことが一番の役割なのでは」と生徒に話しかける言葉には、永年警察官として職務に励んだ、誠実な思いが込められていました。

シミズオクトガイダンス ~就職指導部~

6月6日、イベント企画を請け負う日本有数の企業、(株)シミズオクトよりスタッフが来校し、ガイダンスが行われました。

シミズオクトは、この業界でユニークな輝きを放ち続けている会社です。その大きな理由が2つあります。

その1つは、守備範囲の広さです。企業が開くコンベンション、エンタメ界のコンサート、スポーツではオリンピックのような大規模国際大会からG7のような世界の要人が集まる国際会議まで、「イベント」には実に様々な形態があります。多くの同業他社が、コンサート会場設営に特化したり、スポーツイベントを得意分野としたり、ターゲットとなる分野を専門に請け負うなか、シミズオクトはジャンルにこだわらず、マルチに手掛けてしまうのです。

 

2つ目が、『ワンストップソルーション』と言われるシステムです。通常であれば、デザインを担当する会社、制作・施工を請け負う会社など、いくつかの企業が作業を分担して一つのイベントを完成させます。そこを一社で担うのがシミズオクトです。営業に依頼が入ると、設計、制作、施工、警備・運営までの業務を一手に引き受けます。そうすることで、コストを下げたり、工期を短縮したり、クライアントの要望が正確に反映されるなど、メリットがたくさんあります。

 

だからこそ、国内のみならず海外からも頼りにされる、“イベント業界の雄”と呼ばれる存在になりました。テレビ局で自社の制作部門では賄いきれない大規模プロジェクトが発生すると、頼りにされるのがシミズオクトです。時には鉄骨を組み、「東京ドーム3個分」とか「大型ショッピングモール」に匹敵する巨大セットを作り上げることもあります。

さらに、有名タレントのライブイベント、『24時間テレビ』や『SASUKE』などの大規模番組、リオオリンピックの閉会式など、華々しい企画が紹介されました。京セラドームでコンサート会場を設営する動画を見ると、大勢のスタッフと100台を超える大小の作業車両が動き回り、ステージや巨大セットが流れるように出来上がってしまいます。実際には、かなり複雑な工程を経て完成させていて、スムーズに進むのは、事前に緻密な作業計画を立てているからです。1つの資材が遅れただけで作業全体がストップしてしまうことさえあるのです。完成に2日、撤去におよそ12時間。撤去作業当日の夜にはナイターが予定されているような綱渡りスケジュールもあるそうです。

 

千葉スタジオは袖ヶ浦市にある、舞台装置などを手掛ける制作スタジオで、全国に展開するグループの生産拠点となっています。スタッフ数151名、うち46名が女性です。第一から第三までのスタジオと屋外ヤードを備え、総面積15000坪の広大な敷地を有します。福利厚生施設として温泉まで用意されています。コンサート会場の巨大ステージやセットの全てがオリジナルで、その都度熟練の溶接技術でゼロから作り上げなければなりません。大量の資機材、工作機器を自前で揃えているため、そのメンテナンスには膨大な手間と時間が掛かります。チェーンにX線をあててクラックをチェックするなど、安全管理には余念がありません。

本校卒業生が現在6名働いています。その一人、入社9年目を迎える佐久間さんが、「やりがいは?」との質問に、「裏方の仕事ですが自分が携わった仕事で、有名なアーティストが多くの観衆を魅了して、多くの人達が満足して笑顔になってくれるのが一番うれしいですね」と爽やかな笑顔で答えてくれました。


もの造りの楽しさに魅了されてしまった人たちが大勢働いている会社、それがシミズオクトです。

 

生徒総会

全校集会の最後に生徒総会が行われました。

昨年度生徒会会計決算報告と今年度生徒会会計予算報告が、担当の生徒会役員から伝えられました。それぞれの報告は予め詳細が教室掲示されていました。

続いて、『真心祭 文化の部』について、会長の鈴木君から今年度文化祭について「クラスごとにテーマを作り提出」して欲しい旨が伝えられました。

生徒会長挨拶では、間もなく梅雨を迎える時季となり、天気や気温の変化で心身に不調をきたすケースが多くなることに備え、是非良質な睡眠を適度にとる必要があるとの話がありました。「睡眠不足が長く続くと陥ってしまうのが『睡眠負債』です。小さな睡眠不足の負担も積み重なると取り返しがつかなくなるのは、金銭の負債と同じです。心身の不調、生活習慣病のリスクを高める、注意力・集中力が低下しミスや事故に繋がる等、深刻な結果に結びつくケースがあります」と警戒を呼びかけました。

全校集会:教育実習生紹介・献血について

本日至真殿にて全校集会が開かれました。通常の朝会に加え、教育実習生の紹介あり、千葉県赤十字献血センターから来校された、新井友也様から「献血の必要性」を訴えるお話をしていただきました。

本日から教育実習が始まります。家庭科、保健体育(3名)、情報、数学、計6名の実習生が壇上に並び、学校長から一人ずつ氏名と担当教科が紹介されました。全員が本校卒業生で、「3週間という短い期間ですが、よろしくお願いします」と挨拶をすると、生徒たちから大きな拍手が送られました。

 学校長講話では、至真殿でエアコンが設置されたことが紹介されました。「本格的に暑くなるころから使用が開始され、これからは快適に集会や部活動ができる環境になる」と説明がありました。

トピックとなる話では、「3年間の高校生活で何か全力で打ち込むことが出来るものを見付けて欲しい」と生徒に求めました。自身の「習い事」の経験から、「嫌々やらされていたものは身に付かなかった」、「今にして思えば、ピアノが弾ければさぞかしカッコ良かったのに」と、幼い頃には分からなかった価値観に大人になってから気付いて後悔した体験談を披露しました。「何事にも前向きに取り組めば上達があり、上達が実感できればそれを好きになっていくことがあります。全力で取り組めば必ず成長へとつながる道が拓けます」と生徒に語りました。

9月に校内で献血が予定されています。千葉県赤十字献血センターから来ていただいた、新井友也様から、「どうして献血が必要なのか」、「なぜ高校生に献血を求めるのか」について話をしていただきました。

事故で負傷した人、ガンや白血病の患者さんの治療、出産など、命を左右する厳しい状況にいる人が全国に大勢いること、血液が人工的に造ることが出来ないことから、「直接人から血液をもらわないと、その人たちは命を維持できません」とのお話は生徒のこころに訴えるものがありました。また最近、10代20代の若い世代の人々からの献血が減っている傾向にあり、将来の献血活動に繋がるよう、「いま高校生に献血の必要性と重要性について理解を深めて欲しい」と、真剣に語っていただきました。

人の厚意に頼らざるを得ないボランティア行為ですが、「見えないところで誰かの命に直結しているのが献血です」との言葉は切実でした。

春季関東大会準優勝 〜硬式野球部〜

本校硬式野球部は、『第75回 春季関東地区高等学校野球大会』決勝戦に進出。本日横浜スタジアムで行われた試合では、群馬県1位高崎健康福祉大学高崎高校に敗れ、準優勝校となりました。

二回、四回にそれぞれ、2点、5点を奪われ、得点は0-7。序盤より苦戦を強いられる展開となりました。四死球で得た五回二死満塁の好機に、羽根が押出しで1点、水野が適時打で3点。続く伊藤が適時二塁打で1点を追加し、5‐7と猛追しました。7回には先頭の羽根が長打を放ち二塁打とすると、続く水野の適時2塁打で1点を追加し、1点差にまで迫りました。

しかし、健大高崎も七回、八回で3点を追加し、得点差を広げました。本校は九回に1点を返したものの追撃は届かず、試合終了となりました。

 

千葉県大会では決勝戦に敗れ、2位校として出場した今大会でしたが、初戦を皮きりに快進撃を続け、気が付けば15年ぶりの決勝進出を果たしました。惜しくも優勝は逃しましたが、次のステップへ確かな足掛かりを築いた大会となりました。間近に迫る夏季大会に期待が膨らみます。

 

春季関東大会、決勝戦へ! ~硬式野球部~

本校硬式野球部は、現在開催中の『春季関東地区高等学校野球大会』を順調に勝ち進み、明日、横浜スタジアムで行われる決勝戦へ進出することが決定いたしました。

雨で順延となった、第2回戦は24日(水)にサーティーフォー保土ヶ谷球場にて行われ、埼玉県1位の昌平高校に7⊸2で勝利し、準決勝戦に進出いたしました。

 

本日迎えた準決勝戦は、茨城県1位常総学院高校を相手に、横浜スタジアムにて13:54にプレーボールとなりました。

二回1死二塁の場面で、三富が2点本塁打を放ち先制点を上げました。5回には、相手の送球の乱れに乗じて1死二塁。毛利が犠打で好機を広げて1死三塁とすると、水野が右適時打で追加点をあげ、得点を3⊸0としました。

 

先発は石澤。八回には先頭打者が出塁したものの、その後併殺と三振で封殺。九回には連打を受け、1死一、二塁となりましたが、次の打者から三振を奪い、最後は内野ゴロに打ち取り、ピンチを切り抜けました。堅調な守備に支えられながら、最後まで相手打線に得点を許さず投げ切りました。

 

決戦は明日5月28日。健大高崎戦は、横浜スタジアムで、10:00試合開始の予定です。

高校生の願いを木更津市長へ ~インターアクト部~

5月13日(土)にオークラアカデミアパークホテルにて、木更津市長、渡辺芳邦様に対し、本校インターアクト部が『高校生が木更津に求める3つのテーマ』についてプレゼンテーションをしました。

1つ目のテーマは、『一日中過ごせる木更津駅西口』です。部員たちは、木更津駅付近に高校生が気軽に利用できるファミリーレストランやカフェなどがないことに着目しました。そこで、スパークルシティー(前SOGO)にファミリーレストランと自習や読書ができるカフェを併設した本屋さんがほしいと市長に提案しました。加えて、休日に足を運びたくなる木更津駅にしたいという思いから、中の島公園に水族館を作り、駅から公園に続く西口シャッター街を浅草の仲見世のように再開発をしてほしいと提案しました。

 

2つ目のテーマは、『何度でも訪れたくなる公園』の開発についてです。インターアクトは毎年太田山の清掃活動をしています。また、桜の植樹活動にも参加していることから、太田山に焦点を当てて、市長に3つのことを提案しました。1つ目は、太田山の木々や傾斜を活かしたアスレチックを作ることです。2つ目は、季節ごとに太田山でイベントを開催することです。例えば春にはお花見や夜桜を楽しめるようにし、夏には噴水や水遊びができるスペースを作り、秋には地域の子供たちと落ち葉アートを楽しみ、冬には恋の聖地である太田山をピンクのイルミネーションで飾るといったものです。3つ目は、街灯を増やし、安心して利用できる公園にすることです。

 

3つ目のテーマは、『誰もが楽しめる馬来田』を開発することです。そこで部員たちはその広さを活かして野外ライブ会場を作ろうと考えました。すべての世代のニーズに応えるライブ会場とするために複合施設化し、次の5つの施設を併設する案をまとめました。1つ目は若者向けの日本最大級のゲームセンターです。2つ目は日本最多のプリクラを設置する施設です。3つ目は90年代の雰囲気を漂わせる、レトロな仮設のカラオケボックスです。4つ目は特大ウォータースライダーを目玉アトラクションに据えた屋内プール。最後の5つ目は馬来田の自然を活かした温泉です。

 

どのテーマに対しても市長並びにロータリークラブの皆様から高評価をいただきました。最後の馬来田の開発の中では、生徒から「温泉を掘り当てていただきたい」というお願いに会場が湧き上がりました。今回の経験が部員たちの今後の活動に活かされることを願いたいです。

バス遠足

きょうは、今年度最初の学校行事、『バス遠足』です。全校を挙げて東京ディズニーランドへ出かけました。全54台の観光バスが連なり、太田門(正門)より出発しました。

新しいホームルームが始まって1ヶ月あまりが経ち、クラスの仲間と大分打ち解けた雰囲気になってきたタイミングでの遠足です。ひとクラス一台ずつ仕立てられたバス内では、ディズニーランドに向かう生徒たちの楽しそうな笑顔がはじけていました。

あいにくの冷たい雨になってしまいましたが、お陰で園内の人出は大変まばらで、ほとんど待ち時間なしで好きなアトラクションに乗り放題。「ランドを満喫」の一日になりました。

 

今年度の試みで、生徒たちは『現地解散』となります。15:00にいったん集合してから、担任の点呼を受け、帰宅する生徒はバスで木更津まで戻り、希望する生徒は再入場してもう一度ランドを楽しむことができます。

 

シンデレラにかけられた魔法にはその効力に制限時間がありました。 “夢と魔法の国”でも時間と節度を守らなければなりません。楽しい魔法が解けぬうちに帰宅しましょう。

進路ガイダンス ~進学指導部~

本日1、2校時、1年生を対象に進学をテーマにした『進路ガイダンス』が開かれました。

ガイダンスは、1年生の全18教室、2つの体育館と音楽ホール、計21ヶ所に会場を設けて開催されました。

それぞれの会場には講師が一人ずつ登壇し、集まった1年生に進路に関するレクチャーをしていただきました。都内クリニックに看護師として勤務されている方、企業に勤めている方など社会人として働く方が3名。4年制大学に在籍する現役大学生の方8名。清和大学、清和大学短期大学部からそれぞれ5名の学生、計21名のみなさんに講師を務めていただきました。

ガイダンスの狙いは、ずばり『大学に進学することが人生に何をもたらすのか』です。「なぜその進路を選ぶに至ったか」、「高校生の頃はどの様な心掛けをもって学習に取り組んだのか」、講師の方々ご自身の体験談から始まり、いま社会人として、または大学生として活躍しているご自分の現状について感じていることなどを赤裸々に語って頂きました。

 

生徒たちは一コマ30分のレクチャーを、3つの会場で受講しました。事前に講師のプロフィールに目を通し、興味を持った会場に赴きました。

「その大学を出たからこそ、現在の職業に就くことができた」、「英語力のお陰で仕事の選択肢がふえた」、「大学で学んだこと、出会った仲間たちのお陰で考え方の視野を広げることができた。高校を出ただけでは難しかったかもしれない」等、大学生活で得たものは必ずメリットをもたらす、というお話に多くの生徒が触発された様子でした。

春季関東高校野球開幕 ~硬式野球~

20日(土)より、第75回春季関東地区高等学校野球大会が神奈川県で開幕しました。

本日、千葉県大会2位の本校は、神奈川1位の慶應義塾高校と対戦。勝利を収め、初戦を勝ち上がりました。

大会には関東地区一都七県から、優勝校、準優勝校(開催県は3位校まで)が参戦し、春の覇者を目指します。

 

本日の試合は、サーティフォー保土ヶ谷球場にて10:04にプレイボール。4番水野が、五回、七回とも先頭打者で2打席連続本塁打を放ち、勝利に貢献しました。2⊸0となった七回表では、続く伊藤が左二塁打を放ち無死二塁とすると、代打関口が犠打を成功させ1死三塁の好機。石川の左犠飛で伊藤が生還。得点を3⊸0としました。

七回裏には2点本塁打を浴び1点差に迫られましたが、その後の追撃を阻みました。

先発の石澤は、ストライクが先行する投球内容で、三回2死三塁の場面では三振を奪ってピンチを切り抜けるなど、抜群の安定感を示しました。八回裏1死より井上が継投。後続の打者を5人で封じゲームセットとなりました。

打線の活躍が目立ちましたが、抜ければ長打となる打球をたびたび好守で食い止め、守備の堅さが光る試合内容でした。

スマホ・ケータイ安全教室

毎年この時期、1年生を対象に『スマホ・ケータイ安全教室』が開講されます。本日は、KDDI安全教室認定講師を務める、大久保輝夫様からためになるレクチャーをして頂きました。

家族や仲間との連絡、ゲームに勉強、情報収集にも活用できる、便利この上ないスマートフォンは、我々現代人の「手放せない」ツールとなってしまいました。しかし、SNS上のトラブルや事件は後を絶たず、凶悪犯罪でスマホが主要な役割を果たしてしまうケースさえあります。

スマートフォンは、インターネットに容易くアクセスできることが一番の利点です。情報収集と発信が同時にできてしまう、この利便性が厄介な「もろ刃の剣」となります。膨大な情報が誰にでも見られて、瞬時に伝わってしまうことで、使用者は被害者にも加害者にもなってしまう可能性があります。

 

例えば位置情報を共有するアプリで自分の情報が駄々洩れとなり、犯罪に巻き込まれるケース。迷惑動画や他者への誹謗中傷を発信すれば加害者となり、多額の損害賠償が求められたり、犯罪者となってしまったりするケースさえあります。

もう一つ恐ろしいのが、一旦発信された情報はいつまでもネット上に残ることです。未成年の頃に悪ふざけで投稿した不適切動画を企業が問題視して、就職を取り消された事例が実際にあったそうです。

便利さゆえに起きてしまうのが、『依存症』の問題です。地下アイドルにはまり「投げ銭」がエスカレート。ギャンブルやゲームの世界から抜け出せなくなり、生活が破綻する人は、決して少なくないそうです。他にも「闇バイト」や金融機関の「口座売買」の誘いなど、若者をターゲットした罠があちらこちらに、しかも公然とSNS上で発信されています。

 

被害者にならないためには、「個人情報の管理を徹底する」、「怪しい情報にアクセスしない」。加害者にならないためには、「他者への配慮」、「周りに流されない」、「無断撮影・無断投稿はしない」等、SNSを使う上での大切な注意とマナーが伝えられました。「差別、迷惑行為」に抵抗感を持つことは当然のことです。

最後に、大久保様から生徒へ、万が一トラブルに巻き込まれたら、あるいはトラブルを起こしてしまった時には、身近にいる信頼できるおとな、または相談窓口を設ける機関に、「迷わず相談しましょう!」と呼び掛けがありました。

 

最近世の中を騒がした事件や同じ世代の中高校生が巻き込まれた事故など、取り上げられた事例は関心を引くものばかりで、生徒たちは最後まで真剣に耳を傾けました。

コース説明会

本日特別進学と進学コースを除く1年生は、中間試験を1校時目で終了し、午前中の2時間、本校独自の『コース制』についての説明会を受けました。また、午後には至誠館に集合し、『スマホ・ケータイ安全教室』を受講しました。

本校では、1年次からスタートする『特別進学』と『進学』に加えて、『総合』、『スポーツ』、『語学』、『情報ビジネス』、『生活科学』、『医療看護』、『保育・幼児教育』、『芸術』、計10のコースが用意されています。2年次には、すべての生徒がいずれかのコースに所属することになります。生徒はコースを選択し、進学・就職など将来必要になると思われる知識や技術を習得します。

各コースには、コース科目が設けられています。当然各コースでの必修科目がある一方で、たとえば情報ビジネスコースの生徒が語学コースの「スクリーン英語」を取るなど、興味があれば、他コースの授業を選択できるのが特色です。3年次で選択する授業に、2年次に関連科目を履修することが条件となっているケースがあるなど、履修科目の選択はちょっと複雑です。2年3年でコースを変更することはできないため、慎重に選択しなければなりません。希にですが、履修に失敗してしまう事例もあるので、生徒たちは、担任の先生と相談しながら作業を進めます。6月の個人面談をはさみ、7月の三者面談で保護者をまじえて確認しながら履修届を提出します。

時間も手間もかかりますが、1年生はこの過程を経ることで、自分の進路に必要なことを調べ、自分の将来について考察を深めることになります。配布されている『要項』を熟読し、真剣に取り組んで欲しいです。

関東大会出場決定! ~陸上競技部~

5月11日(木)~14日(日)に千葉県総合スポーツセンターにて、第76回千葉県高等学校総合体育大会陸上競技大会が開催されました。本校からは支部予選を勝ち進んだ49種目39人名の生徒に加え、リレー4種目が出場しました。4日間の激闘の末、7種目6名が次のステージ、関東大会へと駒を進めることができました。

次に、主な戦績をお伝えします。

[戦績]

男子ハンマー投 準優勝 山口 弘太郎 (関東出場)

        6位  入江 悠河  (関東出場)

女子ハンマー投 優勝  小野寺 結菜 (関東出場)

        準優勝 栗原 莉央  (関東出場)

女子円盤投げ  5位  小野寺 結菜 (関東出場)

男子やり投げ  7位  菊池 琉一

男子棒高跳び  5位  片岡 琉星  (関東出場)

女子走り高跳び 準優勝 鈴木 結花  (関東出場)

        8位  春川 花杏奈

 

 

関東大会は、6月16日(金)~19日(月)に、山梨県甲府市のJIT リサイクルインク スタジアムにて開催されます。応援よろしくお願いいたします。

保護者対象進路ガイダンス

保護者会を終えた会場では、引き続き就職指導部と進学指導部による、保護者を対象にした『進路ガイダンス』が催されました。

進路に関する3年間のスケジュールが示され、外部講師を招いた『ガイダンス』、教員による『説明会』、外部機関による『模擬試験』などが紹介されました。

寺岡就職指導部長からは、「仕事に対する高校生のイメージは漠然としたものです。3年間を通して、それを一つずつ具体的なものへ近づける指導を行います」と説明がありました。自衛官、警察官、美容師など、実際に現場で活躍する社会人を講師に招いて行われるガイダンスや、生徒が自らの体験から学ぶ『インターンシップ』『受付実践』などの活動、公務員採用試験対策として行われる『公務員講座』、企業就職向けの面接や『一般常識・SPI』対策など、多岐にわたる生徒の志望に応じて、様々な取り組みを用意しています。

「昨年度は、卒業式当日に採用通知を受け取った生徒がいました。『最後まで諦めない、諦めさせない』をモットーにして、最後まで指導を続けます」と、意気込みを語りました。

 

竹下進学指導部長からは、昨年度は卒業生の70%を超える生徒が進学し、その殆どが、『学校推薦型』か『総合型』の選抜方式で進学しているなど、入試に関する生徒の動向と傾向を伝えました。

進学指導部では、各教科別の『放課後講座』を開講し、様々なガイダンスを用意しています。特にガイダンスについては、将来社会で活躍することを見据え、内容を吟味して学年ごとにふさわしいものを提供しています。

早速今月は1年生を対象に、現役の大学生と社会人の方から、大学で何を学びどの様な生活をしているのか等について話をしてもらいます。2月には、動物看護、幼児教育、プログラミング、歯科衛生他、幅の広い分野の講師を招いて『職業体験』を行います。学年の若い1年生に対しては、視野の狭い進学指導に陥ることをさけ、個々の将来像に結びつくヒントを示す指導を行っています。

2年生に対しては、12月に様々な学部学科(コース)の大学、短大、専門学校から来校した講師が、それぞれの進学先で何を学ぶのかを具体的にレクチャーします。生徒が各自の進学先について考察を深める取り組みをします。

先日開催した3年生のガイダンスでは、いよいよ進学そのものについて情報を伝えました。様々な選抜方式があり、それに向けてどの様な準備をしていかなければならないかを解説しました。

「第一志望合格を果たすために、昼休みと放課後に進学指導室を開放し、進路相談を受け付けています。早めの相談、早めの行動を」と、保護者に協力を求めました。

最後に清和大学、沖埜入試広報センター長より、清和大学と清和大学短期大学部について説明がありました。

清和大学では、就職に向けて学生に手厚いサポートがなされ、96.0%の就職率を示しています。特に公務員志望者には、『公務員試験対策講座』を開き、高い合格率を達成しています。

『こども学科』を設ける短期大学部では、就職率は97.0%に達しています。少子化が叫ばれていますが、共働き世帯が大きな割合を占める現状を考えれば、幼稚園・保育園への需要は高止まりを続け、「幼稚園教師・保育士として働くことは、確かな社会貢献につながる」と説明がありました。

保護者総会

本日、『令和5年度 保護者総会』が開催されました。会場となった至誠館には、およそ100名の保護者のみなさまが出席されました。

保護者会会長近藤様より、「これまで当たり前の高校生活を送れなかった子どもたちは、ようやく日常を取り戻しつつあります。20日より始まる春の関東大会に野球部が出場するなど、楽しみな行事が数多く予定されています。保護者のみなさまも、お子さまを見守るとともに、ご自身も楽しんでいただければ思っております」とご挨拶をいただきました。

 

学校長からは、「日頃より保護者のみなさまからのご理解、ご協力を得て、学校運営が成立しております。心より感謝申し上げます。令和5年度が無事スタートし、694名の新入生を迎え、全校生徒1950名という、私立高校としては県下最多の生徒数を誇っております。今後はコロナ前の学校生活を取り戻し、日々の学校生活を展開していこうと思っております。また、今年は、本校創立20周年を迎える記念すべき年です。様々な場面でパワーアップを図り、生徒たちが充実した学校生活を過ごせるよう、万全のサポートをしていきたいと考えております」と挨拶をいたしました。

近藤様の議事進行により、令和4年度の『事業報告』、『決算報告及び会計監査報告』は、滞りなく審議が行われ、出席された保護者のみなさまからの承認を得ました。

 

令和5年度の役員選出が行われ、新役員の紹介が行われました。新しく保護者会会長となった遠山様から、「規模の大きな学校なので、出来ることは限られているかも知れません。縁があって子どもが3年間を過ごす学校です。子どもたちが有意義な高校生活を過ごせるよう、また木更津総合高校の発展のために、微力ながらも力を尽くして参りたいと考えております」と、就任のご挨拶をいただきました。

 

議長は遠山様に引き継がれ、令和5年度の『事業計画案』と「予算案」が審議され、こちらも会場の保護者のみなさまより無事承認を得ることができました。

 

最後に、令和4年度の役員を務められた保護者のみなさまに、学校長より感謝の気持ちを込め、花束が贈呈されました。

 

本日は、お忙しい中大勢の保護者の方々に参加していただきました。有難うございました。また、様々な制約があるなかで保護者会の活動に貢献して下さった役員のみなさま、本当にご苦労様でした。御礼申し上げます。

 

警察官ガイダンス

一昨日放課後、PCルームにて『警察官ガイダンス』が開かれました。木更津警察署より、鈴木純一郎警部補が来校し、講師を務めて頂きました。女子2名(1年生)、男子11名(2、3年生)、計13名の参加者がありました。県警組織の概要から、説明をして頂きました。

まずは、組織全体をつかさどる『総務部』。普通の会社の総務、経理と同じように、装備品や施設の管理と会計業務を受け持ちます。さらに、組織の基盤になる募集や、貸与品(警棒、けん銃、捜査車両)の管理を担当しています。

『生活安全部』は、「原子力から生ゴミまで」と言われるように、幅の広い分野を担当しています。リサイクルショップの経営に必要な古物商の許認可、狩猟用銃の許可など、とにかく間口が広い知識が求められ、サイバー犯罪を含むマルチなタスクをこなします。

『地域部』地域課は、我々市民が一番身近に感じる、交番やパトカーのお巡りさんがいるところです。警察学校を卒業して、多くのお巡りさんが交番をスタートに、いろいろな経験を積んでベテラン警察官へと成長していきます。

刑事さんが活躍する『刑事部』。ドラマでは、犯人を捕まえると一件落着ですが、そこから書類や証拠を整え検察送致、裁判資料の作成など、実際には逮捕後にたくさんの仕事があります。被害者の方に最後まで寄り添い、その喜ぶ姿を見ることに大きな遣り甲斐と達成感を感じるそうです。

『交通部』のお巡りさんは、交通違反の取り締まりや交通事故の処理をします。その他にも地元の人達からの要望を受けて、横断歩道を設置したり歩道を拡張したり、より安全な交通環境を整えます。

目立たないけれど大きな組織の『警備部』。地震や洪水などの大規模災害、コンビナート火災などの大規模事故等、地域社会が危機に見舞われたときに活躍します。首相を爆発物で攻撃した事件が記憶に新しいですが、テロ等の犯罪防止、要人警護といった緊迫の現場も主戦場です。千葉県は、国際空港を抱えることもあり、9個大隊の機動隊を擁します。鈴木様は、かつては、警護部隊小隊長を務め要人警護に当たったり、警備部機動隊に所属し、東日本大震災の際には被災現場へ特別派遣されたりといった、豊富な経験を持つ警察官です。

 

試験に無事合格し、正式に採用が決まれば、警察学校へと進みます。寮での生活を続けながら知識を学び技能を身に付ける、密度の濃い10ヶ月間となります。この間お給料が支払われます。晴れて警察官になるためには、柔道剣道いずれかで最低初段、陸上特殊無線2種免許、原付2種免許(普通の50㏄免許ではありません)の資格取得が必要です。

 

警察官になると悪い人たちばかりと関わることになる、と少し心配ですが、実際には善良な地元の人たちとのお付き合いの方が圧倒的に多いそうです。地域の人達との結びつきが強くなると、地元のために貢献したいという気持ちが強くなります。事件解決後に送られた感謝の言葉や、補導した少年から進学決定の報告をもらったことなど、ささやかだけれど心の温まるエピソードを伝えて頂きました。

 

「自分が育った地元で活躍できる」、「地域の事情に詳しく土地勘がある」など、「高校生が地元の警察官になる意義はけして小さくありません」と鈴木様が参加者に訴えます。「なぜ警察官になりたいのか」、「自分に何ができるのか」、しっかり動機を語れることが採用のカギとなるそうです。

3年生対象進路ガイダンス

本日1校時、3年生を対象にした進路ガイダンスが開かれました。就職を希望する生徒は青雲館に、進学を希望する生徒は至誠館に集まり、それぞれの指導部長から、ガイダンスを受けました。

青雲館でのガイダンスは、就職指導部長の寺岡先生が担当しました。『就職のしおり』の活動スケジュールを見ると、やらなければならないことが目白押しです。普段の学校生活と並行して進むので、かなり忙しい動きになります。言葉遣いや挨拶、欠勤は極力避ける等、社会人としての心構えを持つよう、寺岡先生は強く訴えます。就職活動は、長く厳しい道のりです。しおりの裏表紙には、「最後まで絶対にあきらめない!」のことばが記されています。これは生徒たちへの励ましのことばであると同時に、就職指導部が背負うことばでもあります。最後の一人が採用通知をもらうまで、「あきらめない、あきらめさせない」のが、就職指導部のモットーです。

 

至誠館では、進学指導部長の竹下先生がガイダンスを行いました。『一般選抜』、『学校推薦型選抜』、『総合型選抜』と多様な入試方法があるなかで、生徒は志望校を絞り込む作業と、自分で資料を確認して各自にふさわしい出願方法を選ぶ作業を一緒に進めなければなりません。あらかじめ、入試科目、出願資格、推薦基準等をしっかり把握すること大切です。例えば、期日に間に合わなければ、せっかくの努力が水の泡になることもあるのです。「安易な選択、独り善がりな判断をしない」ということが、最後に強調されました。保護者や担任と情報をやり取りし相談しながら進むことが、あとで後悔をしない最善の方法です。

 

清和大学入試広報センター長、沖埜先生から、清和大学と清和大学短期大学部の入試について紹介がありました。同じ君津学園内の併設校であるため、様々な優遇制度が本校生徒に用意されています。もちろん、優遇制度に飛びついてしまうのは安易な選択そのものです。沖埜先生からは、「一般論として、大学、短大で学ぶことで視野を広げ、より良い進路を見付けることができる」と進学のメリットが説明されました。入試ばかりでなく、入学後にどんなことが学べてどの様な進路へ薦めるのか、いつでも相談を受け答えてくれるそうです。規模が大きくないからこそ、教授陣と生徒との距離が近く、手厚い指導が受けられます。なんと、清和大学は警察官採用試験の合格率が全国第2位!身近過ぎるからこそ、盲点になっていることもあるようです。

自分の進路については、選択肢を狭めることなく、可能性を広げて欲しいです。

春季千葉県高校野球大会 準優勝 ~硬式野球部~

本日、県総合SC野球場で行われた決勝戦において、本校野球部は準優勝を果たし、神奈川県で開催される関東大会への出場が決まりました。

対戦校は、専修大学松戸高校でした。打線の強さに圧倒される試合内容になりましたが、5年ぶり8回目の関東大会出場となります。

表彰式では準優勝を賞し、記念の盾とメダルが授与されました。

 

関東大会は、5月20日(土)より開幕。本校の初戦は、21日(日)保土谷球場で予定されています。

春季千葉県高校野球大会 準決勝戦 ~硬式野球部~

本日、県総合スポーツセンター野球場で行われた準決勝、対中央学院高校戦において、本校野球部が勝利し、明日の決勝戦進出が決まりました。

5月1日(月)に行われた準々決勝、対東京学館高校戦では、1点を先行されたまま9回裏へ突入。連打で攻めたて逆転に成功し、勝利を収めて進んだ準決勝戦でした。

3回裏の攻撃で、1死一、二塁から羽根が左翼越えの適時二塁打を放ち、2点を先制しました。4回表、中央学院の攻撃で、1死二、三塁から一塁ゴロの間に1点を返されたものの、得点は2⊸1のまま動かず、本校野球部が勝利を勝ち取りました。

先発の石澤は6回まで投げ切り、7回より井上、8回より千葉が継投し、対戦校の打線を封じました。

語学研修説明会

夏休み中に予定されている、『海外語学研修会』の説明会が、本日講義室2で開かれました。

4年前までの語学研修は、オーストラリアでの『ホームステイ』という形式での実施でしたが、コロナ感染のリスクは未だにゼロとはならず、今年は、特進ハウスの修学旅行で実績のある、シンガポールへ赴くことになりました。

もともとは、定員20名、少なくとも12名の参加があれば実施するという前提がありましたが、4月15日(土)の説明会では61組、同席頂いた保護者の方を含めて109名の参加がありました。「なるべく多くの生徒に参加して欲しい」との学校長の意向もあり、最大定員35名に枠を広げて計画を立て直しました。この定員を上回った場合には、『抽選』を行う予定でしが、最終希望者は34名となり、全員が参加できる運びとなりました。

 

学校長からは、「多くの希望者が集まったことを、本当に嬉しく思います。海外で過ごし、その文化に触れ、日本語以外の言語を使って生活をすることは、とても良い経験になります。6日間の旅で、自分の中の何かが変わり未来の自分に影響を与えるような貴重な体験ができるかも知れません。インターネットで海外のあらゆる情報が手に入る時代ですが、実際に自分がその場所に行ってみないと分からないことはたくさんあります。全員が健康で万全な状態で旅行に行けるよう、しっかりと準備をして当日を迎えて下さい」と挨拶がありました。

引率を担当する2名の教員からも自己紹介を兼ねた挨拶がありました。竹内純先生からは、「学年もクラスも異なる34名が、6日間を一緒に過ごして旅をする機会はそうそうありません。この縁を大切にして研修を成功させて欲しいです」と。伊藤則子先生からは、「海外へ行くわけですから、時間厳守はもちろん、いくつかのルールはしっかり守った上で、大いに楽しみ、よい思い出を作りましょう」と、それぞれ挨拶がありました。両名とも英語科教師です。語学研修の引率の経験が豊富で、特進の修学旅行にも参加し、シンガポールを詳しく知る引率の適任者です。参加者からも自己紹介があり、立ち上がって挨拶をする旅の仲間に、温かい拍手が送られました。

近畿日本ツーリスト深澤康陽様から、パスポート取得の仕方について詳しく説明がありました。参加者は資料を見ながら、真剣に耳を傾けていました。

最後に、竹内先生から、今後開かれる事前学習会の日程などが伝えられ、散会となりました。

自衛官ガイダンス ~就職指導部~

昨日放課後に、就職指導部が主催する『自衛官ガイダンス』が開かれました。ガイダンスが催されたPCルームには、女子2名、男子7名、計9名の生徒が参加しました。

ガイダンスに並行して、けやき広場前には、特殊車輛の1/2tトラックと高機動車が展示されました。

本日の講師は、第127地区警務隊木更津連絡班、司法警察員としてご活躍の和泉輝様でした。我々にはお馴染みの木更津地域事務所主任広報官である米田様も、もちろん同行されていましたが、「今日は、現場で“熱く働くひと”の話を是非紹介したい」との思いから、和泉様の登壇となりました。

警務隊とは、自衛隊内の秩序維持の職務に専従する、『自衛隊の中の警察』です。「司法警察業務」と「保安業務」の二つの業務を担当されています。

 

「司法警察業務」では、事件や事件になりそうな事案を扱い、指紋や足跡の採取などの鑑識や犯罪捜査活動を務めます。最近ではサイバー犯罪や薬物犯罪と、守備範囲が広がっています。私たちが「普通に考える」警察の仕事と重なる分野が多く、やはり互いに協力関係にあり、警視庁火災試験センターや県警本部捜査一課での検視研修など、日々共同で訓練と研鑽に励まれている様子を紹介して頂きました。

 

「保安業務」では、駐屯地や演習場での交通統制を務めます。信号が壊れている地域に災害派遣され、地元の警察のお手伝いをすることもあります。大変そうなのは、海外の紛争地での派遣任務です。最近では、スーダンの邦人救出作戦が記憶に新しいですが、スクリーンに映し出された世界地図には、イラクやルワンダ、アフガニスタンなどの国名の下に、国連平和維持活動、難民救護活動、人道復興支援活動等、重要な任務が連なります。人権や人命が脅かされている地域で、国連から要請をうけて、救援活動や治安の維持を務めます。自衛官が現地の警察や軍隊に身柄を拘束されてしまう可能性さえあるそうです。「MP(ミリタリーポリス)」の腕章が威光を発揮することもありますが、命がけのミッションです。和泉様も海外でのミッションに参加された経験があります。そこで、「生きていれば大丈夫、どこででも活動できる」と、価値観が大きく変わったそうです。そして、国内外の要人警護。外国からの国賓を迎い入れる警務科部隊、第302保安警務中隊「特別儀じょう隊」は、自衛隊の華と言えます。著名デザイナーによる制服に身を包み、ライフルやフラッグを使った、一糸乱れず行われる団体パフォーマンスは、正に正確無比。そのカッコよさに、女性ファンがたくさんいるそうです。

 最後に、この3月、神奈川県横須賀にある竹山駐屯地で行われた入隊式に参加した、本校卒業生の写真が紹介されました。

米田様からの「警務官として、バリバリに働いている人の熱量が伝わったでしょうか。自衛隊内のどの部署で働いていても同じです。お金が儲かるわけではありません。国民を守り、世界の平和のために活動しているというプライドだけで働いています」との言葉で、ガイダンスが締め括られました。

全校集会

5月開始となる本日、全校生徒が至真殿に集合し、全校集会が開かれました。始まりには、吹奏楽部の伴奏で、校歌が斉唱されました。

生徒会長、鈴木君より「新しい学年が始まり、約1ヶ月が経ちました。この時期、『五月病』という言葉を耳にすることが多くなります。正式な医学用語ではありませんが、学生や新入生、新入社員が、「体のだるさ」「疲れやすさ」「意欲がわかない」等の症状を訴えるケースが増えるそうです。「物事を悲観的に考えてしまう」「よく眠れない」「食欲がない」などの心身の不調を生じるのが特徴です。

その原因はストレスだと言われています。気付いていなくても、ストレスは毎日のように蓄積されます。そのストレスをどの様に解消するかがカギになります。十分な睡眠、休養をとることが基本ですが、自分なりのストレス発散方法を見付けてみてはいかがでしょうか。

最初のひと月目で滅入ってしまうのは考えものです。スポーツに音楽、様々な対処方法があるはずです。五月病を予防する最善策を見付けることで、残りの11ヶ月を乗り切れるのなら、大変有意義なことです。

受験勉強に取り組む人は、勉強へのモチベーションを落とさぬよう、心身の健康を維持できるよう、お互いに頑張りましょう」と挨拶がありました。

 

学校長からは、「今年度最初の全校朝礼です。全学年の生徒が一堂に会し、吹奏楽部の伴奏で校歌を斉唱するのは久しぶりのことです。コロナの影響で、この3年間校歌を歌う機会がほとんどありませんでしたが、月に一度の集会で校歌を歌い、体育祭などの行事では大きな声で歌えるよう、校歌を覚えましょう。

令和5年度が始まって1ケ月が経過し、新しいクラス、新しい環境に慣れてきたでしょうか。先ほど生徒会長からも『五月病』の話がありましたが、新しい生活が始まったばかりのこの時期は、心も体も疲れやすい時期です。この2日間が過ぎれば、ゴールデンウィーク後半に入ります。5日間の連休でしっかりと英気を養い、体を休めて下さい。

ゴールデンウィークが明けると、中間試験が間近に迫っています。1年生は高校生での初めての試験になります。休み明けからは、しっかりと学習に取り組んで下さい。

試験を終えると、ディズニーランドへのバス遠足が待っています。授業、学習を第一に考えることは当然ですが、部活動に励んだり、学校行事に取り組んだり、メリハリをつけて学校生活を楽しんでもらいたいです。

4月の始業式では、副校長田村先生から5つの『学校長要望事項』を伝えて頂きましたが、今日は特に1番目に掲げられている、「挨拶をしっかりしよう」についてお話をします。高校生としてだけではなく、社会の中で生きていくうえで、人間関係を築いていくために、無くてはならないものです。どんなに優秀でも、いかなる成果を上げても、挨拶ができない人は、「人間性に対する評価」を、著しく落としてしまうことになります。

本校に来校するお客様から、「生徒たちが良く挨拶をしてくれる」と、褒めて頂くことがあります。この様に人柄を高く評価してもらうことが、進学や就職といった場面で、良い結果につながることが多くあります。進学や就職を果たした後も、挨拶をすることで集団のなかで信頼され、活躍の場を増やし、さらに広い意味での成功に結び付きます。自分から挨拶ができる人物に成長して欲しいです」と講話がありました。

成田太鼓祭り ~和太鼓部~

4月15日(土)、16日(日)に成田山新勝寺にて『弘法大使ご誕生1250年記念 成田山奉納 令和5年第33回 成田太鼓祭り』に、本校和太鼓部が参加しました。

 

昨年度までは、コロナウイルス感染症の影響もあり、多くの規制がありましたが、今年は、例年に近い形式での開催となり、演奏者も観客も多くの人で賑わいました。

 

15日(土)はあいにくの雨天で、当初の予定を変更し、成田小学校の小アリーナにて演奏を行いました。悪天候にもかかわらず、多くのお客様に演奏を見ていただきました。

 

次の日の16日(日)には、前日の雨が嘘のように晴れ、通常通りのスケジュールで演奏を行うことができました。

本堂の前で総勢800人程の演奏者が一斉に叩く『千願華太鼓』から始まり、ANAみらいステージにて30分の演奏、15時からは『千鼓万礼パレード』に参加しました。

 

『成田太鼓祭り』の様子は、チバテレミライチャンネルにて今後放送予定です。

千葉県春季大会 第3回戦 ~硬式野球部~

本日、ゼットエーボールパークで行われた第3回戦において、本校硬式野球部は対戦校を破り、ベスト8入りを果たしました。

1回の攻撃では、2死二、三塁から羽根の内野ゴロで2点を先制。庄村の三遊間を抜ける適時打で1点を追加し、計3点を獲得。2回には伊藤海の適時二塁打で1点。水野の盗塁をきっかけに、足を使った攻撃で守備のミスを誘い、3点を追加。3回の攻撃は、千葉、朝倉の連打から篠木の適時打で1点。機動力を発揮する攻撃を続け、計3点を奪取。3回までにスコアーを10-0としました。

先発の千葉は、4回まで被安打を1本に抑え、各回を打者3人でシャットアウトする好投でした。5回からなげた井上もやはり相手打線を3人で封じ、継投を成功させました。

5回コールドゲームで対戦校、幕張総合高校に勝利し、準決勝へと駒を進めました。

千葉県春季大会 ~硬式野球部~

4月22日(土)より、春季千葉県高等学校野球大会が開幕。昨日、初戦となる第2回戦では、対戦校、流通経済大学柏高校を破り、本校硬式野球部は3回戦に勝ち上がりました。

1回より双方が得点を取り合う展開で試合が進行。2回表、相手の失策を好機に転じ、無死満塁から、石澤の犠打、伊藤と吉岡の適時打等で、一挙6点を獲得。試合の流れを作りました。

4回、吉岡の適時三塁打で1点を追加。5回には、適時三塁打等を浴び、3点を許したものの、8回には一死満塁から羽根が適時打で2点を獲得し、勝負を決めました。

石澤が先発し、5回より井上、8回より千葉が継投。最後まで失策を出さず、10-4というスコアで対戦校の追撃を許しませんでした。

就職指導部 インターンシップ説明会

4月18日(火)昼休みを使って、3年生を対象としたインターンシップの説明会が行われました。

説明会では、席が足りないほどの3年生100名以上が参加をしてくれました。

昨年のインターンシップの様子を紹介したスライドショーから、インターンシップへのイメージがより膨らんだようでした。

多数の業種や職種のインターンシップ先がありますので、自身の進路を見据えて、真剣に向き合い決定していきましょう。

海外研修説明会

4月15日(土)、音楽ホールで、夏休みに行われる海外研修説明会が行われ、生徒、保護者合わせて109名が参加しました。

学校長からは「3年ぶりの実施となります。本来ならばオーストラリアに行く予定でしたが、現地の受け入れ体制や費用、物価高騰の面から、断念せざるを得ませんでした。その代わりとして、特進ハウスの修学旅行先であったシンガポールに行くことに決定しました」と挨拶がありました。

また、引率教員の竹内先生は、修学旅行時の写真を見せながらシンガポールの雰囲気を伝えました。

さらに、近畿日本ツーリストの方々から現地の様子や旅程について説明がありました。

そして、英語科主任宮越先生から申し込み方法の説明をし、説明会を終えました。

吹奏楽部 朝演奏

今年度も朝の登校時間に、吹奏楽部による演奏が行われています。

本来は、吹奏楽部の部活動勧誘のための演奏ですが、全校生徒や教職員が元気になれるひと時です。

活気溢れる、爽やかな演奏からは、1日の元気をお届けしています。

 

定番のヤングマン、宝島、野球応援メドレーに加え、今年は水平線、アイラブユーを演奏しています。

朝の登校時間に耳を澄ましてみてはいかがでしょうか。

対面式

本日1校時、全校生徒が至真殿に集合し、『対面式』が行われました。前方に並んだ1年生と、後方にいる2年生、3年生が向かい合い、互いに挨拶を交わしました。

2、3年生を代表して、生徒会長鈴木君が、「改めまして皆様、御入学おめでとうございます。 私たちは皆様と一緒に学校生活を送ることを楽しみにしておりました。この学校には部活動や真心祭など楽しい行事がたくさんあります。こちらにいる2、3年生と共に楽しい思い出を作っていきましょう。 また何か困ったことがあればいつでも先輩方や先生方に相談してみてください。 何事にも恐れず、本気で取り組み、充実した有意義な高校生活を過ごしてください。 皆様の御活躍を心より応援しております」と、歓迎の言葉を述べました。

 

ここで1年生が、2、3年生に向き直り、1年生代表川上君より「激励の言葉、どうもありがとうございます。僕たち新1年生はまだ学校へのなじみも少なく、不安に感じることや戸惑うことが多いです。しかし先輩方と協力し、早く総合高校での生活に慣れ、勉強や部活動など色々なことにがんばって取り組んでいきたいと思っています。どうぞご指導よろしくお願いします」と、これから始まる本校での高校生活への意気込みを述べました。

 再び生徒全員が正面を向くと、学校長は「先日の入学式をもって、新入生694名が正式に私たちの仲間に加わりました。本日は対面式で、全生徒1950名がこの至真殿に集まりました。この3年間は、全校生徒が一堂に会する機会というのは、殆どありませんでしたが、今年はまず、この対面式で全員が集まることができたことを、たいへん嬉しく思っています。

本校の魅力が多々ある中で、生徒数が1900名を超えるところも、その一つだと思っています。少し大きな規模の学校でも1000名を超える学校はそうそうありません。1900名という人数自体に様々な可能性が秘められています。体育祭、文化祭といった学校行事での盛り上がりはもちろん、昨日の部活動紹介で体験した通り、部活動・同好会といった課外活動での選択肢の多さがみなさんの可能性を広げてくれます。

1年生は本校の魅力を十分享受し、2年生、3年生は、手本となって1年生をけん引して下さい。さらに、本校で1年間を共に過ごすという『縁』を大切にして、先輩も後輩も幅広い交流をして欲しいと思います」という言葉を送りました。

「今日がそのスタートの日になります」との学校長の言葉にうながされ、二人は壇上中央に歩み寄り固い握手を交わすと、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。

部活動同好会紹介

今日は、1年生を対象にした『部活動同好会紹介』が行われました。

1校時目は、全員が至真殿に集まり、ステージ発表を見学。和太鼓部、ダンス部、チアリーディング部、吹奏楽部が、それぞれのパフォーマンスを繰り広げました。

 

メインフロアーに集合した1年生に、学校長は、「本校にはたくさんの自慢がありますが、クラブ活動が盛んなことも大きな自慢の一つです。運動部と文化部と同好会、全部で45の課外活動があります。関東大会や全国大会を目指して、休みなしで厳しい練習に励んでいるクラブもあります。でも、なかには初心者大歓迎で、一週間で限られた活動日を設け、参加しやすい、活動しやすい、クラブ・同好会もあります。なにも全国制覇を目指すことだけが部活動の意義ではなくて、クラスの外にも自分が必要とされ、活躍する場所がある、それがクラブ活動です。同学年の仲間だけでなく、先輩や後輩と活動を共にし、何かに打ち込み、同じ目標に向かって頑張る体験ができます。

今日は様々な活動を見て、これならやれそうだ、やってみたいものが見つかれば、是非トライしてもらいたいです」と、より多くの生徒が何かの活動に取り組むよう、要望しました。

 

つづいて生徒会長、鈴木君が、「本校には、運動部・文化部がそれぞれ16、そして13の同好会があります。その中には、みなさんの高校生活を充実させる、魅力あふれるクラブ活動や同好会が必ずあるはずです。本日の活動紹介、見学を通して、これだ!という部活動・同好会に出会うことを願っています」と、挨拶をしました。

 

2校時目は、ホームルーム教室で、『紹介動画』を視聴。3校時目、4校時目には、各施設、校舎内に設けられた活動場所を巡って、見学をしました。今年度は必ず3ヶ所以上を見学することがルールとなっていました。手には、校舎案内図とスタンプラリーカードを持っての移動となりました。

5校時目、6校時目は、活動体験。「中学で取り組んだ競技をさらにパワーアップさせたい」、「やりたかったけど、中学ではなかったクラブがあった!」など、動機はそれぞれかも知れませんが、新しい一歩を踏み出した生徒が大勢いました。

オリエンテーション ~1年生~

本日は、1年生を対象にしたオリエンテーションが行われました。6日(木)の準備日は、入学式への準備が主でしたが、今日はいよいよ始まる学校生活に向けて、さまざまなガイダンスがありました。

午前中は、個人写真の撮影や教科書販売などがありました。机の上には、インクのにおいのする教科書が積まれ、生徒たちはそれぞれ名前を書き込んでいました。新しい教科書に目を通すと、いよいよ「高校生活がはじまるぞ!」という気持ちが高まります。

クラス毎に行われたLHRでは、単位取得や成績の基準などが説明されたり、校舎内を見学したりするクラスがありました。親睦を深めるため、自己紹介も含め、時間を区切ってメンバーをシャッフルしての、「トークタイム」を設けるなど、担任の先生の個性が現れるホームルームになりました。

 

午後には至誠館に集合し、生徒指導部、進路関係、保健室の利用の仕方等、それぞれの担当の先生から説明を受けました。

 

昼休みには、天気が良かったこともあり、校舎の外に出て、仲間と昼食をとる姿をあちらこちらで見かけました。新しい友だちの輪ができ始めた様子です。

入学式

本日、『第21回 入学式』が挙行されました。今年度は、総合コース15クラス、特進コース3クラスの学年編成で、計18クラス694名の新入生が、学級担任に先導され堂々の入場となりました。保護者のみなさまと教職員からの温かい拍手に迎えられました。

学校長より、「川上叶多、他693名の入学を正式に許可いたします」と高らかに入学許可が宣言され、今年度新入生694名が、本校生徒の一員に加わりました。

生徒たちは学級担任からの呼名に一人ずつ「はい」と応えるのと同時に、保護者席にからだを向け起立しました。クラス全員が起立すると、保護者席にそろって一礼するという形式で、『新入生紹介』が行われました。

『職員紹介』では、ステージに上がった1学年担当教員が、学校長から担当クラスと氏名を紹介され、保護者に挨拶をしました。

 

学校長は、式辞のなかで、開校以来掲げる建学の精神『真心教育』に触れ、「社会の正義のために人間として正しいことを貫き、だれかの幸せのために行動できる人になってほしい」、「困難に立ち向かって克服していく気概を持ってほしい」、「嘘偽りのない正直な人間であってほしい」と生徒に訴えました。

また、「教育は、学校だけでできるものではありません。家庭と学校が一致協力してはじめて達成できます」と、保護者に呼び掛け、本校と家庭との関係が理解と信頼に基づくものであってほしい、と協力を求めました。学校長入学式式辞.pdf

 

新入生代表、川上君からは、「私たちを支えてくださる多くの方々の期待に応えることができるように、努力する覚悟でございます。どうぞ温かく見守ってください」と、宣誓がありました。新入生代表宣誓.pdf

 

それに応えて、生徒会長、鈴木君より、「隣には皆さんと共に過ごすクラスメートがいます。又約1300名もいる先輩方、そして先生方がいらっしゃいます。何か(不安や困難が)あったとしても必ず乗り越えられます」と歓迎の言葉を述べました。在校生歓迎の言葉.pdf

 

本校保護者会会長、近藤直弘様からは、ベートーヴェンの『春』という曲名の由来に因み、漠然とした小さなイメージは、日々の取り組みに邁進することで何かを獲得する手段を見付けることにつながる」と、生徒を鼓舞して頂きました。また、「新入生全員の高校生活が実りあるものとなるように」と、お気持ちのこもったご祝辞をいただきました。

春うららかな好天に恵まれ、式はなごやかに終了いたしました。ご来場の保護者のみなさま、ご多忙の中でのご列席、誠に有難うございました。

始業式

令和5年度がスタートしました。2年生、3年生が至真殿メインフロアーに集合し、始業式が行われました。

生徒会長、鈴木君より、「今日から令和5年度が始まり、新たな環境で学校生活のスタートを切ります。 さて、皆さんに前回の終業式で『計画』についてお話ししました。新年度の始まりとなる本日から、是非計画したものを実践していきましょう。実践していくことで自分の叶えたい夢に一歩近づくはずです。我々生徒会も昨年度、「結果を出す」という事にこだわり計画を立てました。今年度はそれを実践し、必ず結果を出すとの決意をもって、活動を推進していく次第です。 又、明日には新入生が入学します。みなさんは先輩として責任のある行動をし、見本となるような生徒像を目指しましょう」と挨拶がありました。

 

 

副校長、田村先生より、「いよいよ令和5年度の始まりです。新しいクラスで新しい仲間たちと、これからの1年間を過ごすことになります。始めはぎこちない場面もあるでしょうが、まずは早く打ち解け、互いを高め合う人間関係を築いて下さい」と講話がありました。

新2年生に対しては、「目標をはっきりと定め、毎日の授業を真剣に取り組んで下さい。2年次の過ごし方で、ほぼ進路の方向付けは決まってしまいます。忙しい1年間となりますが、学習に、部活動に全力で取り組んで下さい」と伝えました。

新3年生に対しては、「学習、部活動だけではなく、最上級生として、学校内外でのマナーを徹底するなど、下級生に範を示し、責任ある行動をして下さい。本校の伝統と校風を創り出す責任は最上級生である3年生にあります。また、進路決定の時期にいることを強く意識して、日々の生活に全力で取り組むことを期待しています」と伝え、学年ごとにこれからの心構えを持つよう、生徒に語り掛けました。

最後に、学校長からの5つの要望事項、「挨拶をしっかりする」「服装をしっかりする」「遅刻・欠席をしない」「学習に励む」「清掃の徹底」が伝えられました。

表彰 ~部活動~

始業式では、次の部活動が表彰を受けています。

 

【柔道部】

全国高等学校柔道選手権大会

北條允人 81㎏級 3位

 

【ソフトボール部】

熊谷カップ 高校女子ソフトボール選手権大会1部 優勝

着任式

今年度から新しく本校で勤務される先生方が、ステージに上がり、着任の挨拶をしました。副校長紹介から所属するハウスと担当教科が紹介されました。

次にお伝えします。

【特進ハウス】

風間朋子先生[数学、吹奏楽部]、竹内瑛美先生[書道、書道部]

 

【1学年ハウス】

鈴川瞬先生[保健体育、卓球部]、藤嵜啓子先生[国語]、大西まり子先生[理科]

 

【2学年ハウス】

吉田華菜先生[家庭科]、吉田夏苗先生[英語]、箕輪ウェルダー茉海先生[美術]、中村吉孝先生[理科]

 

【3学年ハウス】

福地竜一朗先生[保健体育]、山田明輝先生[数学] 

 

【保健室・寮】

木村友美先生[養護]、和田樹希哉先生[柔道部、寮監]

新入生入学準備 ~新入生~

今年度入学予定者が登校しました。真新しい制服に袖を通して歩く姿には、ちょっぴり不安を感じながらも、これから始まる新生活に期待を膨らませている様子がうかがえました。

生徒たちは、受付で新入生用のしおりと名簿を受け取り、会場となった至真殿メインフロアーに上がりました。大勢の名簿の中から自分の名前を探すのはなかなか大変で、所属クラスを見つけるのに手こずる生徒が散見されました。

 

始めに、学校長より「千葉県内には、54の私立高校がありますが、今年度本校が迎える新入生は、そのなかで最多の人数になります。これだけ多くのみなさんが、本校への入学を希望してくれたことを大変嬉しく思います。卒業時には、本校に来てよかったと言ってもらえるよう、教職員一同、一生懸命指導に努めたいと思います。

まだ正式には本校の生徒ではありませんが、今日その制服を着て登校する姿を見た周囲の人たちは、みなさんを“木更津総合の生徒だ”と思ったはずです。私たちも、今日からみなさんを“本校の大切な生徒である”との認識で、指導をしていきます。

自分の意志と決断で入学した以上、自分の選択には責任があります。3年間の生活の中では、楽しいこともあれば、嬉しいこともあるかも知れません。しかし、時には厳しく辛い思いをすることもあります。それらを全て包括したものが高校生活です。自分が選んだ学校での日々をより充実させることが、自分の選択への責任を果たすことになります。今日はその3年間のスタートとなる日です。真剣に取り組み、明後日の入学式を迎えて下さい」と挨拶がありました。

 

続いて、1学年ハウス長、能登先生から入学式に向けた説明と、諸注意等が伝えられました。生徒たちは、しおりを見ながら一つずつ確認をしました。

1学年担当教員と養護の先生がステージに上がり、一人ひとり自己紹介。生徒とクラス担任との初めての対面となりました。

音楽の麻埜先生から校歌の歌唱指導がありました。生徒たちは、初めての歌詞とメロディーに戸惑いながらも、校歌を練習しました。入学式では、堂々の斉唱を期待したいです。

 

生徒たちは、所属教室で昼食をとり、午後に身体測定等を行い、1日の日程を終えました。

卒業キャンプ ~理科部~

3月29日(水)~30日(木)、南房総千倉オレンジ村オートキャンプ場にて1泊2日の卒業キャンプに行ってきました。

JR千歳駅より徒歩30分、13時に到着し、テント設営。その後は広いキャンプ場で、野球や鬼ごっこ、ファイヤースターターを用いて火起こし体験などを行いました。

 

夕食は野菜ゴロゴロ男のカレー、土鍋でご飯を炊き、屋台風焼きそばも調理。その後は焚き火をしながら、思い思いに自然を感じました。

朝食はポトフを作り、軽く運動した後はオレンジ狩りに。7個食べる猛者もいました。

今回は3年生の卒業キャンプ。3年間、お疲れ様でした!新しい場所でも頑張ってください!

令和4年度 終業式

本日、今年度の締め括りとなる、終業式が行われました。生徒会長、学校長より、それぞれ挨拶がありました。

生徒会長、鈴木君より、「先日の強歩大会大変お疲れ様でした。14㎞という長い距離でしたが、みなさんが楽しみながら歩いている姿を見て、今年度最後の行事は大成功であったと実感しました。

さて、令和4年度の最終日、次の学年に備え、今日は『計画』についてお話しします。一昨日WBCの決勝戦が行われ、日本は見事世界一を奪還しました。その侍ジャパンの要の選手として活躍した大谷翔平選手が、高校1年生の時に作成した『目標達成シート』についてお話したいと思います。マンダラチャートというものを基にしたこのシートは、三×三の九つのマス目になっています。まず、その中央のマスに目標や夢を書き込みます。続いて、周囲の八マスに目標達成に向け必要な要素を記入します。この八つの要素をクリアすることで、自然と中央の大きな目標を達成したり、夢が成就したりする仕組みです。もちろん計画だけではなく、最大限の努力をしたからこそ大谷選手は日本人として最年少最速でアメリカンリーグの週間MVPを獲得したのですが、具体的な目標を持ち計画を立てることが最初の一歩です。この春休み、来年度に向けて、自分なりの目標達成シートを作ってみてはどうでしょうか?」と挨拶がありました。

 

学校長は、「新型コロナについては収まるどころか、夏には過去最多の感染者数を記録しました。しかしながら、今年度は2年前、1年前と比べてはるかに通常通りの学校生活を送ることが出来たと思います」と、令和4年度を振り返りました。体育祭と文化祭のフルバージョンでの開催、3年ぶりとなったディズニーリゾートへのバス旅行と2年生修学旅行、4年ぶりに実施が出来た予餞会と強歩大会に言及し、「予定されていた全ての学校行事が実施できたことに加えて、休校や学級閉鎖もなく、クラブ活動もほぼ通常通りに実施できたことは、非常に嬉しいことでした。とても良い年度になりました」と、今年度の学校生活を総括しました。

そして、来年度に向けて「学校だけでなく、世の中全体がコロナ前の社会に戻ろうとしています。もちろん、各人の健康管理は依然軽視できないものの、コロナを理由にした様々な制約は、ほぼ無くなっていくと思われます。これまで、感染対策のためのルールや身に付いた習慣を急に変えることは難しいかも知れませんが、社会の動きに順応していかなければなりません。これまでの様に、家族が発熱したから、一緒に遊んだ友だちが感染したから、という理由で出校停止となりました。今後感染症法上の位置づけが2類から5類に変わることで、インフルエンザと同じく、本人が感染した場合のみ『出校停止』になります。

従来出席停止として扱われたケースが『欠席』という扱いになります。大きな変更点ですので注意が必要です。

学校長要望事項に、挨拶、服装、学習、清掃に加えて、「遅刻欠席をしない」というものがあります。遅刻欠席をしないというのは、学校であれ会社であれ、社会の中で生きていく以上、非常に大切なことです。周囲からの信頼を失わないためにも、時間に遅れず登校することを習慣にして欲しいと思います。 

4月には大勢の新入生が入学してきます。自らの目標に向けて努力しつつ、下級生の良き模範となり、学校生活をリードする存在となって下さい」と、講話を結びました。

 

今後のマスクの着用や出校停止に関する新たな取扱いについては、春休み中に、『Webでお知らせ』を通して連絡があります。新年度2年生、3年生の登校は、令和5年4月7日の始業式です。

離任式

終業式に先立ち、今年度末で本校を去られる先生方の離任式が行われました。学校長からの紹介を受け、お一人ずつ離任の挨拶を賜りました。

離任されるのは、大澤正行先生、石井修一先生、長島沙也香先生、千葉歩実先生、山下遼先生、地曳璃久先生、鈴木文雄先生、日髙優子先生、藤平智彰の9名の先生方です。

大澤先生、石井先生、日髙先生の3名の先生方は、40年を超える年月を本学園で勤務し、本校の教育活動と発展に献身的にご尽力していただきました。

定年で退職される方、市原中央高校、清和大学短期大学部、幼稚園と、君津学園内で移動をされる先生、新しい仕事に就く先生。ご年齢も本校で過ごした期間も様々ですが、それぞれの本校での思い出や、生徒に対する励ましの言葉を送って頂きました。

最後に学校長からの「これまでのお勤めに対する慰労の気持ちと、これからの生活への激励の気持ちを込めて」との言葉に促され、会場からは大きな拍手が送られました。

伝統行事『強歩大会』復活

新型コロナウィルスの影響を受け、平成以来途絶えていた本校伝統行事『“強”歩大会』が開催されました。今年度最後を飾るこの大会は好天に恵まれ、生徒たちは春爛漫の一日を楽しみました。

開会式では学校長より、「実に4年ぶりの開催となりました。戸外に出て普段であれば決して歩くことがない、14㎞という距離をみんなで歩くと言うのが、この大会の一番大きな意義です。疲れたり、足が痛くなったりすることもあるだろうけど、励まし合って全員がゴールできるよう頑張りましょう」と挨拶がありました。

生徒会長鈴木明輝君からは、「14㎞という長い距離ではありますが、豪華景品が当たるチャンスもありますので是非完歩していきましょう」と、参加者へ呼びかけがありました。

準備体操を終えると、「挫けることなく14㎞を歩き、全員でゴールをしましょう!」の掛け声に、拳を突き上げ、「おー!」と応える生徒たちの声で、大会がスタートしました。

 

今回は、人工芝グランドから正門を出発し、矢那街道を南下。矢那川ダム湖を反時計回りに一周し、再び矢那街道をさかのぼる、新設のコースを辿りました。決して速さを競うものではないので、生徒たちはあくまでも歩いて、およそ14㎞の行程を踏破しました。

最初の生徒が校門を出たのが、9:30頃。最後の生徒がゴールに到達したのが13:10を少し過ぎていました。

参加者は、途中2ヶ所のポイントでリストバンドにチェックを受けます。至真殿階段前に設けられたゴールでリストバンドを提出し、踏破完了です。

 

閉会式は、豪華景品のお楽しみ抽選大会となりました。各学年のハウス長が抽選箱からリストバンドを取り出すことで当選を発表。景品は、末等の5等から。1等はなんと!ディズニーリゾートペアチケットです。

ハウス長が当選者を読み上げるたびに、会場は大きく盛り上がりました。

 

ダム湖周辺は、この時季にしては異例の暖かさとなりました。春を告げる木蓮の花、咲き乱れるタンポポや菜の花。桜のこずえには、ピンクの蕾が初々しくほころび始めていました。

保護者対象進路ガイダンス ~就職指導部・進学指導部~

清和大学1201教室にて、2年生の保護者を対象にした『進路ガイダンス』が開かれました。

前半では、本校の就職指導部と進学指導部が、進路開拓に向けて説明を行いました。

後半では、清和大学と清和大学短期大学部から、それぞれ講師を務める先生方から、併設校入試について解説をして頂きました。併設校入試については、受験料、入学金が減額される等の優遇制度があります。

3年生への進学間近となったタイミングで、保護者のみなさまには、4月から進学と就職に向けた生徒たちの取り組みを理解していただき、その活動がより円滑に進むよう、ガイダンスが設けられました。

 

学校長は、冒頭の挨拶で「いよいよ進路について真剣に考える時期が近づいて参りました。

先ずは、将来どの様な進路を望んでいるのか、親子で情報やイメージを共有して頂き、志望を明確にさせた上で、進路に向けた活動をスタートさせて欲しいと願っております。次に、残り1年となった高校生活をしっかり送ることが大切であると改めて認識して頂きたいと思います。進学であろうと就職であろうと、高校で学んだ学習内容は今後必ず役に立ちます。さらに、毎日登校し授業に真剣に取り組むという勤勉な姿勢が、何より将来の糧に繋がる基礎を築くのだということを理解していただきたいと思います」と、保護者に伝えました。

 

続いて、本校の進路指導について、就職指導部・進学指導部より説明がありました。

 

就職指導部参与、小甲より、就職活動の要点と最近の傾向について伝えられました。

「高校生には、毎年7月1日全国一斉に求人票が届きます。求人票は、基本給や社会保障、正社員採用か等、必ずハローワークの審査を経て学校に届けられます。高校生の就職活動にはルールがあり、特別なことがない限り、学校に届く求人票を通じて活動をします。最近懸念されるのは、情報誌やネットを通じて、スマートフォンから容易く求人募集に応募が出来てしまうことです。個人情報がすべて先方に握られ、即時に働くことを求められてしまうケースもあります。軽率に手続きをしないようご家庭でも注意をしていただきたいです。

仕事が楽そうだからという理由で事務職に就きたいと希望する生徒が多いのですが、見かけ以上に高度な能力と大きな労力が求められる大変な仕事です。採用のハードルが高い仕事の一つです。最近クレーンの操縦や特殊溶接をやってみたい等、具体的で技術の習得が必要な職種を希望する生徒が増えています。社員の人材育成に熱心な会社が増えています。そのような情報が就職指導室にはたくさんあります。この春休みからでも利用が可能です」と説明がありました。

 

続いて就職指導部長、寺岡より、公務員採用試験について説明がありました。今年度と過去5年間の採用実績を披露し、「発表が遅い等のデメリットはあるものの、雇用の安定や産休など福利厚生が手厚いことが大きなメリットである」と説明がありました。また、試験対策については、1次試験(学力試験)では、学校で習う科目の他、数的推理、文章理解、資料解釈等の特殊な分野に関して、放課後と夏季講座で徹底して指導。2次試験で課されるプレゼンテーション、集団討論に対する対策も手厚く行っている、と紹介がありました。「6月に申込手続き、9月の1次試験から2次試験を経て、11月、12月の採用発表まで、長丁場で気力を維持できる精神力が求められる。いくつかの採用試験で倍率が下がっていて受験の好機である」と言葉を結びました。

 

 

進学指導部長、竹下からは、進学指導について説明がありました。全国に大学だけで、およそ800校、専門学校を含めれば数多の進学先があるなか、偏差値だけにとらわれず、自分に合った進学先選びが重要、とポイントを述べました。進学状況については、海外留学を含めて今年度はおよそ75%が進学を希望。その中で51%の生徒が『学校推薦型選抜[推薦入試]』、43%が『総合型選抜[AO入試]』、6%が『一般選抜[一般入試]』で進路を決定したと割合を示し、推薦型選抜では、学内で学力と生活面でそれぞれ基準を設けていること、総合型選抜では、出願先となる学校でエントリーという手続きが必要になること、また、学内で志望理由書の提出が義務付けられている等の解説がありました。

専門学校については、『認可校』と『無認可校』の区別と、極端に早く入学を確約する学校には警戒が必要と、注意喚起が行われました。

その他、奨学金の種別と手続きについて、複数の学校を比較して進路を決定すること、最後に、「親子間での意思の疎通を密に行い、双方で納得ができる進路選択が重要である」と説きました。

 

清和大学准教授・学生部長の松宮智生様からは、『法コース』、『情報と法コース』、『スポーツ法コース』の3つのコースと履修科目、卒業生の進路について詳しく解説して頂きました。また、市制80周年を迎えた木更津市において『木更津未来ビジョン』を記念式典で発表した学生の活躍や、公務員採用試験で今年度は実に41人の合格者が出たことを報告して頂きました。

 

清和大学短期大学部からは、柴田克先生が登壇。学生の幼稚園・保育園への就職状況を報告して頂くと同時に、保育士への給与面の待遇が改善されつつあることや、一定期間働けば全額返済が免除となる千葉県や木更津市の『保育士修学支援貸付制度』等、給与や学費に関わる重要な情報を教えて頂きました。 

ガイダンスの後、本校を卒業し現在清和大学と短期大学部に通う学生が協力し、それぞれの施設を案内してくれました。

入学候補者実力試験

新年度入学予定の中学生が登校し、国語、数学、英語の実力試験を受験しました。

中学生たちは「おはようございます」と明るい声で挨拶をしながら、校舎へ向かう坂道を登っていきました。会場は、一番奥にある3学年ハウスの教室です。ホームルーム開始間際に思いのほか長い廊下にあわてる様子の生徒もいましたが、600名近い生徒が指定された教室に入りました。

学習や生活習慣に関する意識調査のアンケートに答え、3教科の学習力チェックテストに取り組みました。配布物を受け取り、最後にオリエンテーションや入学式の日程、教科書の価格表等、大切な連絡事項が伝えられました。

卒業式を終えたばかりの中学生は、これから進学準備を進めながら、あわただしく新年度を迎えることになります。

入学候補者説明会②

本日、4月より入学する中学生が本校を訪れ、新年度の準備を行いました。

2月18日に続き今回の説明会は、2回目となります。来場者は、およそ140名。前回と同様、コース選択のアンケートやスクールバスの手続き、体操着と上履きのサイズを確認して、最後に制服の採寸を済ませて終了です。今回も密集を避けるために、中学生は午前中の各自都合が良い時間を選んで登校しました。

卒業式

3名の卒業生が登校し、ささやかではありますが、『卒業式』が催されました。

3月1日(水)に挙行された卒業式に、体調不良や入試などの事情で参加できなかった、3名の卒業生が登校し、校長室にて卒業式を行いました。

それぞれの保護者が見守るなか、クラス担任の呼名を受け、学校長より卒業証書が授与されました。

学校長は、「今日は3年間の高校生活を終えて、本校の制服を着て登校する最後の日になると思います。みなさんは、コロナの影響で中学の卒業式もちゃんとは出来ずに、中学生としての最後の1ヵ月が突然閉じられてしまった学年です。その分、高校生活に期待を寄せて入学したものの、最初の2ヶ月の一斉休校で出鼻を挫かれ、その後もクラブ活動や学校行事等では様々な影響を受けてしまい、多くのことを諦めざるを得ませんでした。そして3年生になってやっと本来の高校生活に近い生活を送れたのではないかと思います。

この3年間で、社会の認識や、学校や職場などでの過ごし方が変わってしまったことは否めません。4月からは、それぞれの道を歩むことになります。本校で過ごしたこの3年間で培った考え方や行動様式を活かして、常に変化する時代に適応し、さらには時代の変化を先導できるような活躍をして欲しいと願っています」と式辞を述べました。

 

各担任から、卒業アルバム他記念品を受け取り、門出を祝う言葉を送られ、3名の卒業生は本校を巣立ちました。

式は、和やかに終了いたしました。

全校集会

毎月最初の月曜日に全校生徒が集まり、集会を開くことになっています。3年生はすでに卒業していますが、1、2年生が至真殿に集合し、集会が開かれました。

至真殿フロアーに生徒が集まる形式としては、今年度最初の全校集会になりました。

生徒会長挨拶では、鈴木君は卒業式が成功裡に終わったことについて、「準備等に尽力いただいた皆様には心より感謝、御礼申し上げます」と謝辞を述べました。

今年度も最終盤となり、次の学年へ進級を間近に控えた生徒たちに、鈴木君は「学年最後の締めくくりとして何かを成し遂げませんか?」と問い掛けました。

学年末試験で過去最高の成績を叩き出すのも一つ。予定されている強歩大会で踏破するというのも一つ。「自分が熱中している事で何かを成し遂げるのも良いです」と例を挙げ、「目標を成し遂げると大きな達成感があり、気持ちが良いものです。皆さん、この3月は何かを成し遂げませんか」と呼び掛けました。

 

学校長は、講話の冒頭で卒業生の様子を述べ、「コロナで一番苦しい思いをした学年でした。それを乗り越えて迎えたからこそ、卒業式をひと際感慨深く感じていたようです。下校のバスが出た後も多くの生徒が学校に残り、名残を惜しんでいました」と、伝えました。

コロナウィルスの感染状況とその対策については、全国的な感染者数の減少に伴い、「マスク着用が個人の判断に任される」、「感染症法上の扱いが2類から5類に変更される」ことなどに触れ、規制や制約は緩和される傾向にあり、個人の判断や価値観が尊重される場面が増えるだろう、と今後の見通しについて述べました。しかし、「木更津総合高校という一つの社会で生きる一員として、自分のことだけではなく、周りのことを考えて行動することをますます意識してほしい」と生徒に訴えました。最後は、明後日から始まる学年末試験について、「しっかりと最後まで取り組み、今年度を良い形で締めくくって下さい」という言葉で講話を終えました。

 

生徒指導部長、鈴木先生は、最近死亡事故を含めて、自転車が加害側となる事故が頻発していることに触れ、「①自転車の利用者は、保険に加入すること。②自転車は道路交通法上、『車輌』として扱われるので、車道の左側車線を走行すること。③来る4月1日より、努力義務ではあるものの、自転車乗車時のヘルメット着用が義務化される」と、自転車の使用について注意がありました。

鈴木先生は、さらに「自転車通行が認められていない歩道を走行すること、右側車線を走行(逆走)すること、歩行者にベルを鳴らす行為等は全て法律に違反する」、また、「県内では、事故の際およそ7割がヘルメット未着用で、未着用者の死亡率は着用者の2.2倍になる」などの具体例を挙げました。「スマホを見ながら、傘をさしながら、イヤホンで音楽を聴きながら」等は危険運転に該当し、今後は厳しく取り締まられることになる、と警告。「法律や条令で決められているからルールを守るという面はあるけれど、自分の人生と生命、周囲の人の身体の安全と生命を守るために、安全運転に徹するのは本当に大切なことです」と生徒たちを厳しく戒めました。