カテゴリ:卒業生

謝恩式

前日表彰に続き、生徒たちから感謝の気持ちを伝える、『謝恩式』が開かれました。ステージに立つ教職員へ、感謝の気持ちと共に生徒たちから花束が贈呈されました。

生徒代表、毛利隆仁くんはコロナ禍に見舞われた3年間の高校生活を振り返り、それでも2年次には修学旅行に行けたこと、3年次にはようやく制限から解除されたことで、最後の体育祭と文化祭を満喫できた思い出を語りました。さらに、試合前の応援が大きな励みとなったこと、進路面での親身なサポートが不安を払拭し目標に立ち向かう体験となったことに触れ、3年間を共に過ごした仲間と指導を受けた教職員へ感謝の気持ちを伝えました。

「困難に直面したとき、「どうせ無理だ」と諦めるのではなく、「やってみなければ分からない」という精神を失うことなく、これからの人生を進んでいきます」と、その志を高らかに示しました。

 

学校長、副校長、教頭、ハウス長、担任が壇上に導かれると、各クラスの代表が、これまで受けた励ましの言葉や手厚い指導に対して、感謝の気持ちを込めた『一言メッセージ』を伝えました。

前日表彰

卒業式を翌日にひかえ、『前日表彰』が執り行われました。該当する生徒が呼名を受け、壇上で賞状や記念品が授与されました。

また、生徒たちが卒業と同時に加盟することになる同窓会からは、会長の北見文雄様が来校され、卒業生へ祝辞を伝えていただきました。

本校では、一(ひと)学年の生徒数が多いことから、一部の表彰を前倒し、『前日表彰』を行っています。

以下に紹介いたします。

【産業教育振興中央会賞】 武田宇叶

【全国商業高等学校長協会賞】 植木美楓

【特別賞】 柔道部:鈴木莉緒

【木更津総合高等学校同窓会会長賞】 篠木康太郎

【千葉県高等学校野球連盟賞】

  (硬式)伊藤海翔、(軟式)鈴木翔大

【千葉県高等学校体育連盟賞】総代:笹井悠月

卓球:高橋玲名、野口寧音

ソフトテニス部:笹井悠月、守屋裕貴、中村 烈、大倉丞太郎、山中一世、長谷川優葵、佐々木美緒 

ソフトボール部:小野乃愛

柔道部:鈴木莉緒

空手道部:武部颯輝

【千葉県私立高等学校柔道部会賞】 飯田斗輝

【3ヵ年精勤賞(158名)】 総代:磯崎勇仁 

 

【明るい選挙啓発ポスター】

金賞(木更津市)、佳作(千葉県):白川藍李

銀賞(木更津市):大木愛子

 

【毎日書道会 国際高校生選抜書展】

入賞 大木愛子

 

学校長は、「入学式では、この学校を選んで入学してくれて心から嬉しく思います、という言葉でみなさんを歓迎しました。明日の卒業式で、この学校に来て本当に良かったと言ってもらえれば、3年前の嬉しさを上回る喜びになります。本校で過ごしたのは3年間だけですが、卒業生としての人生はずっと続くことになります。みなさんが、本校OB、OGとして胸を張って歩めるように、私たち教職員は、本校の発展のために努力を続けます。みなさんも卒業生として本校を応援してください。

明日が、制服を着て登校する高校生最後の一日になります。明日は、みなさんが卒業する姿を見ようと、多くの保護者が参列されます。卒業証書授与では、「はい!」と大きな声を出して、その晴れ姿を見せてあげて欲しいと思います」と式辞を述べました。

 

同窓会会長、北見様から同窓会の活動と加盟の手続きについての説明をしていただきました。そして「みなさんが社会の良心となり、困難に挫けず、新たなステージで活躍することを願っています」と激励の言葉を送っていただきました。

卒業式

3名の卒業生が登校し、ささやかではありますが、『卒業式』が催されました。

3月1日(水)に挙行された卒業式に、体調不良や入試などの事情で参加できなかった、3名の卒業生が登校し、校長室にて卒業式を行いました。

それぞれの保護者が見守るなか、クラス担任の呼名を受け、学校長より卒業証書が授与されました。

学校長は、「今日は3年間の高校生活を終えて、本校の制服を着て登校する最後の日になると思います。みなさんは、コロナの影響で中学の卒業式もちゃんとは出来ずに、中学生としての最後の1ヵ月が突然閉じられてしまった学年です。その分、高校生活に期待を寄せて入学したものの、最初の2ヶ月の一斉休校で出鼻を挫かれ、その後もクラブ活動や学校行事等では様々な影響を受けてしまい、多くのことを諦めざるを得ませんでした。そして3年生になってやっと本来の高校生活に近い生活を送れたのではないかと思います。

この3年間で、社会の認識や、学校や職場などでの過ごし方が変わってしまったことは否めません。4月からは、それぞれの道を歩むことになります。本校で過ごしたこの3年間で培った考え方や行動様式を活かして、常に変化する時代に適応し、さらには時代の変化を先導できるような活躍をして欲しいと願っています」と式辞を述べました。

 

各担任から、卒業アルバム他記念品を受け取り、門出を祝う言葉を送られ、3名の卒業生は本校を巣立ちました。

式は、和やかに終了いたしました。

ごくろうさまでした ~前生徒会役員のみなさんへ~

卒業式を終え、昨年11月で任期を終えた前生徒会の役員も、それぞれの進路に向けて旅立ちました。

この代の役員も、任期中コロナの影響をたくさん受けました。「何かをやってみたい」という思いを抱いて生徒会の役員となったものの、通常の学校生活さえままならず、ましてや学校行事となると様々な制約にがんじがらめの状況で活動を続けてくれました。前生徒会長、山根凪君がコメントを残しています。次に紹介いたします。

 

「この1年間生徒会長になり初めてのことばかりでしたが、自分の職務を全うすることができました。この結果があるのはやはり、自分だけで動いたのではなく生徒会のみんなの協力、ひいては、木更津総合高校の仲間達のおかげです。1年間ありがとうございました。 そして新生徒会の皆さん、当選おめでとうございます。1年生はここから1年間、わからないことや不安なことがたくさん出てくると思います。そんなときには先輩に気軽に相談してみてください。笑顔で受け入れて一緒に考えてくれることでしょう。 その次に2年生、君達はここから1年間私達3年生のいない木更津総合高校を引っ張っていくことになります。最高学年としての自負を新たにすると同時に、1年間生徒会で学んできたことを遺憾なく発揮してください」

 

代替わりをしてからの行事としては、最初の大仕事となった先日の予餞会は大成功でした。みなさんの背中を見ながら活動を共にしてきた後輩たちは、着実に成長しているようです。

 

このコメントは、昨年12月の離任に際して下級生へ向けて書かれたものです。タイミングを逸してしまい、今回の発表になりました。

卒業式

本日、『令和4年度 第20回 卒業証書授与式』が挙行されました。式は厳かに執り行われ、多くの保護者が見守るなか、今年度卒業生586名が本校を巣立っていきました。

 

学校長式辞.pdf

在校生送辞.pdf

卒業生答辞.pdf

 

卒業証書授与では、クラスごとに担任が生徒の氏名を読み上げ、卒業生は「はい!」と応えて起立をしました。586名全員の呼名を終えると、総代を務める御園陸功君が登壇。学校長より卒業証書が授与されました。

 

学校長は式辞で、今年度の卒業生がコロナウィルス感染拡大の影響を受け、特殊な高校生活を送ったことに触れ、生徒たちが被った不運と避けることが出来なかった苦労をねぎらいました。3年間の学校行事を振り返り、2年次の修学旅行中止の判断は断腸の思いであったことを吐露。事態が改善に向かうなかで何とか成功させた3年次最後の体育祭と文化祭は、「20年間の歴史で1番の盛り上がりを見せ」、「その立役者は紛れもなく3年生の皆さん」であった、と卒業生を称えました。

そして何より、「皆さんが3年間で培った人間力と真心を如何なく発揮し、社会で愛され必要とされる、そして新時代を切り開いていく人財となることを期待しています」と訴えました。

 

在校生代表、生徒会長の鈴木明輝君による送辞では、「私達にとって先輩方はこの木更津総合高等学校において大きな存在でもあり、尊敬する存在でもありました。今まで私達を先導して下さったことに大変感謝をしております。我々在校生は皆様から様々な事を学ばせていただきました。 “目標に向かい一生懸命に努力することの大切さ”。これは特に印象に残り、私達の心に深く刻み込まれました。先輩方が熱い想いを持って築き上げてこられた伝統は確実に私達が受け継ぎ、木更津総合高等学校の更なる発展の為、努力していく覚悟であります」と卒業生の功績を取り上げ、自分たちがこれからの学校の担い手になりその伝統を受け継いでいくのだという思いを語りました。

 

卒業生代表、前生徒会長の山根凪君による答辞では、3年間を振り返り、昨春の選抜甲子園大会出場については、「同級生の活躍に胸が躍り、本校の生徒による応援団はもちろん、木更津市、さらには千葉県一丸となって応援できたことにとても感動」したこと、体育祭・文化祭では、「普段の学校生活では見られない友人の姿を見て感動を分かち合うことができました」と、思い出深い出来事について語りました。最後に、この3年間自分たちの支えとなった教職員そして家族に謝辞を述べ、共に過ごした仲間への感謝の気持ちと、在校生へは今後の活躍を祈る気持ちを伝えました。

新旧生徒会長による言葉は、互いを敬い思いやる気持ちが言葉に現われた、素晴らしい送辞・答辞となりました。

 

ご来賓の、君津地方中学校長会を代表して周西中学校長、北見文雄様と、保護者会会長、近藤直弘様からは、大変丁寧なご祝辞を賜りました。誠に有難うございました。

 

賞状授与で、各賞を受賞した生徒を下記にご紹介いたします。

3ヵ年皆勤賞では、呼名の際に保護者の方にもご起立いただき、一緒に受賞をしていただきました。

 

【学校長賞】岡野絵梨華、後藤宏輔、尾髙仁胡、和田純弥、將基面実、中西祐樹

【千葉県知事賞】岡野絵梨華

【鳥海賞】津川美裕

【千葉県私立中学高等学校協会賞】立川竜ノ介

【3ヵ年皆勤賞】88名 総代:髙梨里実 保護者代表:髙梨志穂様