お知らせ
保護者対象進路ガイダンス
保護者会を終えた会場では、引き続き就職指導部と進学指導部による、保護者を対象にした『進路ガイダンス』が催されました。
進路に関する3年間のスケジュールが示され、外部講師を招いた『ガイダンス』、教員による『説明会』、外部機関による『模擬試験』などが紹介されました。
寺岡就職指導部長からは、「仕事に対する高校生のイメージは漠然としたものです。3年間を通して、それを一つずつ具体的なものへ近づける指導を行います」と説明がありました。自衛官、警察官、美容師など、実際に現場で活躍する社会人を講師に招いて行われるガイダンスや、生徒が自らの体験から学ぶ『インターンシップ』『受付実践』などの活動、公務員採用試験対策として行われる『公務員講座』、企業就職向けの面接や『一般常識・SPI』対策など、多岐にわたる生徒の志望に応じて、様々な取り組みを用意しています。
「昨年度は、卒業式当日に採用通知を受け取った生徒がいました。『最後まで諦めない、諦めさせない』をモットーにして、最後まで指導を続けます」と、意気込みを語りました。
竹下進学指導部長からは、昨年度は卒業生の70%を超える生徒が進学し、その殆どが、『学校推薦型』か『総合型』の選抜方式で進学しているなど、入試に関する生徒の動向と傾向を伝えました。
進学指導部では、各教科別の『放課後講座』を開講し、様々なガイダンスを用意しています。特にガイダンスについては、将来社会で活躍することを見据え、内容を吟味して学年ごとにふさわしいものを提供しています。
早速今月は1年生を対象に、現役の大学生と社会人の方から、大学で何を学びどの様な生活をしているのか等について話をしてもらいます。2月には、動物看護、幼児教育、プログラミング、歯科衛生他、幅の広い分野の講師を招いて『職業体験』を行います。学年の若い1年生に対しては、視野の狭い進学指導に陥ることをさけ、個々の将来像に結びつくヒントを示す指導を行っています。
2年生に対しては、12月に様々な学部学科(コース)の大学、短大、専門学校から来校した講師が、それぞれの進学先で何を学ぶのかを具体的にレクチャーします。生徒が各自の進学先について考察を深める取り組みをします。
先日開催した3年生のガイダンスでは、いよいよ進学そのものについて情報を伝えました。様々な選抜方式があり、それに向けてどの様な準備をしていかなければならないかを解説しました。
「第一志望合格を果たすために、昼休みと放課後に進学指導室を開放し、進路相談を受け付けています。早めの相談、早めの行動を」と、保護者に協力を求めました。
最後に清和大学、沖埜入試広報センター長より、清和大学と清和大学短期大学部について説明がありました。
清和大学では、就職に向けて学生に手厚いサポートがなされ、96.0%の就職率を示しています。特に公務員志望者には、『公務員試験対策講座』を開き、高い合格率を達成しています。
『こども学科』を設ける短期大学部では、就職率は97.0%に達しています。少子化が叫ばれていますが、共働き世帯が大きな割合を占める現状を考えれば、幼稚園・保育園への需要は高止まりを続け、「幼稚園教師・保育士として働くことは、確かな社会貢献につながる」と説明がありました。
保護者総会
本日、『令和5年度 保護者総会』が開催されました。会場となった至誠館には、およそ100名の保護者のみなさまが出席されました。
保護者会会長近藤様より、「これまで当たり前の高校生活を送れなかった子どもたちは、ようやく日常を取り戻しつつあります。20日より始まる春の関東大会に野球部が出場するなど、楽しみな行事が数多く予定されています。保護者のみなさまも、お子さまを見守るとともに、ご自身も楽しんでいただければ思っております」とご挨拶をいただきました。
学校長からは、「日頃より保護者のみなさまからのご理解、ご協力を得て、学校運営が成立しております。心より感謝申し上げます。令和5年度が無事スタートし、694名の新入生を迎え、全校生徒1950名という、私立高校としては県下最多の生徒数を誇っております。今後はコロナ前の学校生活を取り戻し、日々の学校生活を展開していこうと思っております。また、今年は、本校創立20周年を迎える記念すべき年です。様々な場面でパワーアップを図り、生徒たちが充実した学校生活を過ごせるよう、万全のサポートをしていきたいと考えております」と挨拶をいたしました。
近藤様の議事進行により、令和4年度の『事業報告』、『決算報告及び会計監査報告』は、滞りなく審議が行われ、出席された保護者のみなさまからの承認を得ました。
令和5年度の役員選出が行われ、新役員の紹介が行われました。新しく保護者会会長となった遠山様から、「規模の大きな学校なので、出来ることは限られているかも知れません。縁があって子どもが3年間を過ごす学校です。子どもたちが有意義な高校生活を過ごせるよう、また木更津総合高校の発展のために、微力ながらも力を尽くして参りたいと考えております」と、就任のご挨拶をいただきました。
議長は遠山様に引き継がれ、令和5年度の『事業計画案』と「予算案」が審議され、こちらも会場の保護者のみなさまより無事承認を得ることができました。
最後に、令和4年度の役員を務められた保護者のみなさまに、学校長より感謝の気持ちを込め、花束が贈呈されました。
本日は、お忙しい中大勢の保護者の方々に参加していただきました。有難うございました。また、様々な制約があるなかで保護者会の活動に貢献して下さった役員のみなさま、本当にご苦労様でした。御礼申し上げます。
警察官ガイダンス
一昨日放課後、PCルームにて『警察官ガイダンス』が開かれました。木更津警察署より、鈴木純一郎警部補が来校し、講師を務めて頂きました。女子2名(1年生)、男子11名(2、3年生)、計13名の参加者がありました。県警組織の概要から、説明をして頂きました。
まずは、組織全体をつかさどる『総務部』。普通の会社の総務、経理と同じように、装備品や施設の管理と会計業務を受け持ちます。さらに、組織の基盤になる募集や、貸与品(警棒、けん銃、捜査車両)の管理を担当しています。
『生活安全部』は、「原子力から生ゴミまで」と言われるように、幅の広い分野を担当しています。リサイクルショップの経営に必要な古物商の許認可、狩猟用銃の許可など、とにかく間口が広い知識が求められ、サイバー犯罪を含むマルチなタスクをこなします。
『地域部』地域課は、我々市民が一番身近に感じる、交番やパトカーのお巡りさんがいるところです。警察学校を卒業して、多くのお巡りさんが交番をスタートに、いろいろな経験を積んでベテラン警察官へと成長していきます。
刑事さんが活躍する『刑事部』。ドラマでは、犯人を捕まえると一件落着ですが、そこから書類や証拠を整え検察送致、裁判資料の作成など、実際には逮捕後にたくさんの仕事があります。被害者の方に最後まで寄り添い、その喜ぶ姿を見ることに大きな遣り甲斐と達成感を感じるそうです。
『交通部』のお巡りさんは、交通違反の取り締まりや交通事故の処理をします。その他にも地元の人達からの要望を受けて、横断歩道を設置したり歩道を拡張したり、より安全な交通環境を整えます。
目立たないけれど大きな組織の『警備部』。地震や洪水などの大規模災害、コンビナート火災などの大規模事故等、地域社会が危機に見舞われたときに活躍します。首相を爆発物で攻撃した事件が記憶に新しいですが、テロ等の犯罪防止、要人警護といった緊迫の現場も主戦場です。千葉県は、国際空港を抱えることもあり、9個大隊の機動隊を擁します。鈴木様は、かつては、警護部隊小隊長を務め要人警護に当たったり、警備部機動隊に所属し、東日本大震災の際には被災現場へ特別派遣されたりといった、豊富な経験を持つ警察官です。
試験に無事合格し、正式に採用が決まれば、警察学校へと進みます。寮での生活を続けながら知識を学び技能を身に付ける、密度の濃い10ヶ月間となります。この間お給料が支払われます。晴れて警察官になるためには、柔道剣道いずれかで最低初段、陸上特殊無線2種免許、原付2種免許(普通の50㏄免許ではありません)の資格取得が必要です。
警察官になると悪い人たちばかりと関わることになる、と少し心配ですが、実際には善良な地元の人たちとのお付き合いの方が圧倒的に多いそうです。地域の人達との結びつきが強くなると、地元のために貢献したいという気持ちが強くなります。事件解決後に送られた感謝の言葉や、補導した少年から進学決定の報告をもらったことなど、ささやかだけれど心の温まるエピソードを伝えて頂きました。
「自分が育った地元で活躍できる」、「地域の事情に詳しく土地勘がある」など、「高校生が地元の警察官になる意義はけして小さくありません」と鈴木様が参加者に訴えます。「なぜ警察官になりたいのか」、「自分に何ができるのか」、しっかり動機を語れることが採用のカギとなるそうです。
3年生対象進路ガイダンス
本日1校時、3年生を対象にした進路ガイダンスが開かれました。就職を希望する生徒は青雲館に、進学を希望する生徒は至誠館に集まり、それぞれの指導部長から、ガイダンスを受けました。
青雲館でのガイダンスは、就職指導部長の寺岡先生が担当しました。『就職のしおり』の活動スケジュールを見ると、やらなければならないことが目白押しです。普段の学校生活と並行して進むので、かなり忙しい動きになります。言葉遣いや挨拶、欠勤は極力避ける等、社会人としての心構えを持つよう、寺岡先生は強く訴えます。就職活動は、長く厳しい道のりです。しおりの裏表紙には、「最後まで絶対にあきらめない!」のことばが記されています。これは生徒たちへの励ましのことばであると同時に、就職指導部が背負うことばでもあります。最後の一人が採用通知をもらうまで、「あきらめない、あきらめさせない」のが、就職指導部のモットーです。
至誠館では、進学指導部長の竹下先生がガイダンスを行いました。『一般選抜』、『学校推薦型選抜』、『総合型選抜』と多様な入試方法があるなかで、生徒は志望校を絞り込む作業と、自分で資料を確認して各自にふさわしい出願方法を選ぶ作業を一緒に進めなければなりません。あらかじめ、入試科目、出願資格、推薦基準等をしっかり把握すること大切です。例えば、期日に間に合わなければ、せっかくの努力が水の泡になることもあるのです。「安易な選択、独り善がりな判断をしない」ということが、最後に強調されました。保護者や担任と情報をやり取りし相談しながら進むことが、あとで後悔をしない最善の方法です。
清和大学入試広報センター長、沖埜先生から、清和大学と清和大学短期大学部の入試について紹介がありました。同じ君津学園内の併設校であるため、様々な優遇制度が本校生徒に用意されています。もちろん、優遇制度に飛びついてしまうのは安易な選択そのものです。沖埜先生からは、「一般論として、大学、短大で学ぶことで視野を広げ、より良い進路を見付けることができる」と進学のメリットが説明されました。入試ばかりでなく、入学後にどんなことが学べてどの様な進路へ薦めるのか、いつでも相談を受け答えてくれるそうです。規模が大きくないからこそ、教授陣と生徒との距離が近く、手厚い指導が受けられます。なんと、清和大学は警察官採用試験の合格率が全国第2位!身近過ぎるからこそ、盲点になっていることもあるようです。
自分の進路については、選択肢を狭めることなく、可能性を広げて欲しいです。
春季千葉県高校野球大会 準優勝 ~硬式野球部~
本日、県総合SC野球場で行われた決勝戦において、本校野球部は準優勝を果たし、神奈川県で開催される関東大会への出場が決まりました。
対戦校は、専修大学松戸高校でした。打線の強さに圧倒される試合内容になりましたが、5年ぶり8回目の関東大会出場となります。
表彰式では準優勝を賞し、記念の盾とメダルが授与されました。
関東大会は、5月20日(土)より開幕。本校の初戦は、21日(日)保土谷球場で予定されています。
春季千葉県高校野球大会 準決勝戦 ~硬式野球部~
本日、県総合スポーツセンター野球場で行われた準決勝、対中央学院高校戦において、本校野球部が勝利し、明日の決勝戦進出が決まりました。
5月1日(月)に行われた準々決勝、対東京学館高校戦では、1点を先行されたまま9回裏へ突入。連打で攻めたて逆転に成功し、勝利を収めて進んだ準決勝戦でした。
3回裏の攻撃で、1死一、二塁から羽根が左翼越えの適時二塁打を放ち、2点を先制しました。4回表、中央学院の攻撃で、1死二、三塁から一塁ゴロの間に1点を返されたものの、得点は2⊸1のまま動かず、本校野球部が勝利を勝ち取りました。
先発の石澤は6回まで投げ切り、7回より井上、8回より千葉が継投し、対戦校の打線を封じました。
語学研修説明会
夏休み中に予定されている、『海外語学研修会』の説明会が、本日講義室2で開かれました。
4年前までの語学研修は、オーストラリアでの『ホームステイ』という形式での実施でしたが、コロナ感染のリスクは未だにゼロとはならず、今年は、特進ハウスの修学旅行で実績のある、シンガポールへ赴くことになりました。
もともとは、定員20名、少なくとも12名の参加があれば実施するという前提がありましたが、4月15日(土)の説明会では61組、同席頂いた保護者の方を含めて109名の参加がありました。「なるべく多くの生徒に参加して欲しい」との学校長の意向もあり、最大定員35名に枠を広げて計画を立て直しました。この定員を上回った場合には、『抽選』を行う予定でしが、最終希望者は34名となり、全員が参加できる運びとなりました。
学校長からは、「多くの希望者が集まったことを、本当に嬉しく思います。海外で過ごし、その文化に触れ、日本語以外の言語を使って生活をすることは、とても良い経験になります。6日間の旅で、自分の中の何かが変わり未来の自分に影響を与えるような貴重な体験ができるかも知れません。インターネットで海外のあらゆる情報が手に入る時代ですが、実際に自分がその場所に行ってみないと分からないことはたくさんあります。全員が健康で万全な状態で旅行に行けるよう、しっかりと準備をして当日を迎えて下さい」と挨拶がありました。
引率を担当する2名の教員からも自己紹介を兼ねた挨拶がありました。竹内純先生からは、「学年もクラスも異なる34名が、6日間を一緒に過ごして旅をする機会はそうそうありません。この縁を大切にして研修を成功させて欲しいです」と。伊藤則子先生からは、「海外へ行くわけですから、時間厳守はもちろん、いくつかのルールはしっかり守った上で、大いに楽しみ、よい思い出を作りましょう」と、それぞれ挨拶がありました。両名とも英語科教師です。語学研修の引率の経験が豊富で、特進の修学旅行にも参加し、シンガポールを詳しく知る引率の適任者です。参加者からも自己紹介があり、立ち上がって挨拶をする旅の仲間に、温かい拍手が送られました。
近畿日本ツーリスト深澤康陽様から、パスポート取得の仕方について詳しく説明がありました。参加者は資料を見ながら、真剣に耳を傾けていました。
最後に、竹内先生から、今後開かれる事前学習会の日程などが伝えられ、散会となりました。
自衛官ガイダンス ~就職指導部~
昨日放課後に、就職指導部が主催する『自衛官ガイダンス』が開かれました。ガイダンスが催されたPCルームには、女子2名、男子7名、計9名の生徒が参加しました。
ガイダンスに並行して、けやき広場前には、特殊車輛の1/2tトラックと高機動車が展示されました。
本日の講師は、第127地区警務隊木更津連絡班、司法警察員としてご活躍の和泉輝様でした。我々にはお馴染みの木更津地域事務所主任広報官である米田様も、もちろん同行されていましたが、「今日は、現場で“熱く働くひと”の話を是非紹介したい」との思いから、和泉様の登壇となりました。
警務隊とは、自衛隊内の秩序維持の職務に専従する、『自衛隊の中の警察』です。「司法警察業務」と「保安業務」の二つの業務を担当されています。
「司法警察業務」では、事件や事件になりそうな事案を扱い、指紋や足跡の採取などの鑑識や犯罪捜査活動を務めます。最近ではサイバー犯罪や薬物犯罪と、守備範囲が広がっています。私たちが「普通に考える」警察の仕事と重なる分野が多く、やはり互いに協力関係にあり、警視庁火災試験センターや県警本部捜査一課での検視研修など、日々共同で訓練と研鑽に励まれている様子を紹介して頂きました。
「保安業務」では、駐屯地や演習場での交通統制を務めます。信号が壊れている地域に災害派遣され、地元の警察のお手伝いをすることもあります。大変そうなのは、海外の紛争地での派遣任務です。最近では、スーダンの邦人救出作戦が記憶に新しいですが、スクリーンに映し出された世界地図には、イラクやルワンダ、アフガニスタンなどの国名の下に、国連平和維持活動、難民救護活動、人道復興支援活動等、重要な任務が連なります。人権や人命が脅かされている地域で、国連から要請をうけて、救援活動や治安の維持を務めます。自衛官が現地の警察や軍隊に身柄を拘束されてしまう可能性さえあるそうです。「MP(ミリタリーポリス)」の腕章が威光を発揮することもありますが、命がけのミッションです。和泉様も海外でのミッションに参加された経験があります。そこで、「生きていれば大丈夫、どこででも活動できる」と、価値観が大きく変わったそうです。そして、国内外の要人警護。外国からの国賓を迎い入れる警務科部隊、第302保安警務中隊「特別儀じょう隊」は、自衛隊の華と言えます。著名デザイナーによる制服に身を包み、ライフルやフラッグを使った、一糸乱れず行われる団体パフォーマンスは、正に正確無比。そのカッコよさに、女性ファンがたくさんいるそうです。
最後に、この3月、神奈川県横須賀にある竹山駐屯地で行われた入隊式に参加した、本校卒業生の写真が紹介されました。
米田様からの「警務官として、バリバリに働いている人の熱量が伝わったでしょうか。自衛隊内のどの部署で働いていても同じです。お金が儲かるわけではありません。国民を守り、世界の平和のために活動しているというプライドだけで働いています」との言葉で、ガイダンスが締め括られました。
全校集会
5月開始となる本日、全校生徒が至真殿に集合し、全校集会が開かれました。始まりには、吹奏楽部の伴奏で、校歌が斉唱されました。
生徒会長、鈴木君より「新しい学年が始まり、約1ヶ月が経ちました。この時期、『五月病』という言葉を耳にすることが多くなります。正式な医学用語ではありませんが、学生や新入生、新入社員が、「体のだるさ」「疲れやすさ」「意欲がわかない」等の症状を訴えるケースが増えるそうです。「物事を悲観的に考えてしまう」「よく眠れない」「食欲がない」などの心身の不調を生じるのが特徴です。
その原因はストレスだと言われています。気付いていなくても、ストレスは毎日のように蓄積されます。そのストレスをどの様に解消するかがカギになります。十分な睡眠、休養をとることが基本ですが、自分なりのストレス発散方法を見付けてみてはいかがでしょうか。
最初のひと月目で滅入ってしまうのは考えものです。スポーツに音楽、様々な対処方法があるはずです。五月病を予防する最善策を見付けることで、残りの11ヶ月を乗り切れるのなら、大変有意義なことです。
受験勉強に取り組む人は、勉強へのモチベーションを落とさぬよう、心身の健康を維持できるよう、お互いに頑張りましょう」と挨拶がありました。
学校長からは、「今年度最初の全校朝礼です。全学年の生徒が一堂に会し、吹奏楽部の伴奏で校歌を斉唱するのは久しぶりのことです。コロナの影響で、この3年間校歌を歌う機会がほとんどありませんでしたが、月に一度の集会で校歌を歌い、体育祭などの行事では大きな声で歌えるよう、校歌を覚えましょう。
令和5年度が始まって1ケ月が経過し、新しいクラス、新しい環境に慣れてきたでしょうか。先ほど生徒会長からも『五月病』の話がありましたが、新しい生活が始まったばかりのこの時期は、心も体も疲れやすい時期です。この2日間が過ぎれば、ゴールデンウィーク後半に入ります。5日間の連休でしっかりと英気を養い、体を休めて下さい。
ゴールデンウィークが明けると、中間試験が間近に迫っています。1年生は高校生での初めての試験になります。休み明けからは、しっかりと学習に取り組んで下さい。
試験を終えると、ディズニーランドへのバス遠足が待っています。授業、学習を第一に考えることは当然ですが、部活動に励んだり、学校行事に取り組んだり、メリハリをつけて学校生活を楽しんでもらいたいです。
4月の始業式では、副校長田村先生から5つの『学校長要望事項』を伝えて頂きましたが、今日は特に1番目に掲げられている、「挨拶をしっかりしよう」についてお話をします。高校生としてだけではなく、社会の中で生きていくうえで、人間関係を築いていくために、無くてはならないものです。どんなに優秀でも、いかなる成果を上げても、挨拶ができない人は、「人間性に対する評価」を、著しく落としてしまうことになります。
本校に来校するお客様から、「生徒たちが良く挨拶をしてくれる」と、褒めて頂くことがあります。この様に人柄を高く評価してもらうことが、進学や就職といった場面で、良い結果につながることが多くあります。進学や就職を果たした後も、挨拶をすることで集団のなかで信頼され、活躍の場を増やし、さらに広い意味での成功に結び付きます。自分から挨拶ができる人物に成長して欲しいです」と講話がありました。
成田太鼓祭り ~和太鼓部~
4月15日(土)、16日(日)に成田山新勝寺にて『弘法大使ご誕生1250年記念 成田山奉納 令和5年第33回 成田太鼓祭り』に、本校和太鼓部が参加しました。
昨年度までは、コロナウイルス感染症の影響もあり、多くの規制がありましたが、今年は、例年に近い形式での開催となり、演奏者も観客も多くの人で賑わいました。
15日(土)はあいにくの雨天で、当初の予定を変更し、成田小学校の小アリーナにて演奏を行いました。悪天候にもかかわらず、多くのお客様に演奏を見ていただきました。
次の日の16日(日)には、前日の雨が嘘のように晴れ、通常通りのスケジュールで演奏を行うことができました。
本堂の前で総勢800人程の演奏者が一斉に叩く『千願華太鼓』から始まり、ANAみらいステージにて30分の演奏、15時からは『千鼓万礼パレード』に参加しました。
『成田太鼓祭り』の様子は、チバテレミライチャンネルにて今後放送予定です。
千葉県春季大会 第3回戦 ~硬式野球部~
本日、ゼットエーボールパークで行われた第3回戦において、本校硬式野球部は対戦校を破り、ベスト8入りを果たしました。
1回の攻撃では、2死二、三塁から羽根の内野ゴロで2点を先制。庄村の三遊間を抜ける適時打で1点を追加し、計3点を獲得。2回には伊藤海の適時二塁打で1点。水野の盗塁をきっかけに、足を使った攻撃で守備のミスを誘い、3点を追加。3回の攻撃は、千葉、朝倉の連打から篠木の適時打で1点。機動力を発揮する攻撃を続け、計3点を奪取。3回までにスコアーを10-0としました。
先発の千葉は、4回まで被安打を1本に抑え、各回を打者3人でシャットアウトする好投でした。5回からなげた井上もやはり相手打線を3人で封じ、継投を成功させました。
5回コールドゲームで対戦校、幕張総合高校に勝利し、準決勝へと駒を進めました。
千葉県春季大会 ~硬式野球部~
4月22日(土)より、春季千葉県高等学校野球大会が開幕。昨日、初戦となる第2回戦では、対戦校、流通経済大学柏高校を破り、本校硬式野球部は3回戦に勝ち上がりました。
1回より双方が得点を取り合う展開で試合が進行。2回表、相手の失策を好機に転じ、無死満塁から、石澤の犠打、伊藤海と吉岡の適時打等で、一挙6点を獲得。試合の流れを作りました。
4回、吉岡の適時三塁打で1点を追加。5回には、適時三塁打等を浴び、3点を許したものの、8回には一死満塁から羽根が適時打で2点を獲得し、勝負を決めました。
石澤が先発し、5回より井上、8回より千葉が継投。最後まで失策を出さず、10-4というスコアで対戦校の追撃を許しませんでした。
就職指導部 インターンシップ説明会
4月18日(火)昼休みを使って、3年生を対象としたインターンシップの説明会が行われました。
説明会では、席が足りないほどの3年生100名以上が参加をしてくれました。
昨年のインターンシップの様子を紹介したスライドショーから、インターンシップへのイメージがより膨らんだようでした。
多数の業種や職種のインターンシップ先がありますので、自身の進路を見据えて、真剣に向き合い決定していきましょう。
海外研修説明会
4月15日(土)、音楽ホールで、夏休みに行われる海外研修説明会が行われ、生徒、保護者合わせて109名が参加しました。
学校長からは「3年ぶりの実施となります。本来ならばオーストラリアに行く予定でしたが、現地の受け入れ体制や費用、物価高騰の面から、断念せざるを得ませんでした。その代わりとして、特進ハウスの修学旅行先であったシンガポールに行くことに決定しました」と挨拶がありました。
また、引率教員の竹内先生は、修学旅行時の写真を見せながらシンガポールの雰囲気を伝えました。
さらに、近畿日本ツーリストの方々から現地の様子や旅程について説明がありました。
そして、英語科主任宮越先生から申し込み方法の説明をし、説明会を終えました。
吹奏楽部 朝演奏
今年度も朝の登校時間に、吹奏楽部による演奏が行われています。
本来は、吹奏楽部の部活動勧誘のための演奏ですが、全校生徒や教職員が元気になれるひと時です。
活気溢れる、爽やかな演奏からは、1日の元気をお届けしています。
定番のヤングマン、宝島、野球応援メドレーに加え、今年は水平線、アイラブユーを演奏しています。
朝の登校時間に耳を澄ましてみてはいかがでしょうか。
対面式
本日1校時、全校生徒が至真殿に集合し、『対面式』が行われました。前方に並んだ1年生と、後方にいる2年生、3年生が向かい合い、互いに挨拶を交わしました。
2、3年生を代表して、生徒会長鈴木君が、「改めまして皆様、御入学おめでとうございます。 私たちは皆様と一緒に学校生活を送ることを楽しみにしておりました。この学校には部活動や真心祭など楽しい行事がたくさんあります。こちらにいる2、3年生と共に楽しい思い出を作っていきましょう。 また何か困ったことがあればいつでも先輩方や先生方に相談してみてください。 何事にも恐れず、本気で取り組み、充実した有意義な高校生活を過ごしてください。 皆様の御活躍を心より応援しております」と、歓迎の言葉を述べました。
ここで1年生が、2、3年生に向き直り、1年生代表川上君より「激励の言葉、どうもありがとうございます。僕たち新1年生はまだ学校へのなじみも少なく、不安に感じることや戸惑うことが多いです。しかし先輩方と協力し、早く総合高校での生活に慣れ、勉強や部活動など色々なことにがんばって取り組んでいきたいと思っています。どうぞご指導よろしくお願いします」と、これから始まる本校での高校生活への意気込みを述べました。
再び生徒全員が正面を向くと、学校長は「先日の入学式をもって、新入生694名が正式に私たちの仲間に加わりました。本日は対面式で、全生徒1950名がこの至真殿に集まりました。この3年間は、全校生徒が一堂に会する機会というのは、殆どありませんでしたが、今年はまず、この対面式で全員が集まることができたことを、たいへん嬉しく思っています。
本校の魅力が多々ある中で、生徒数が1900名を超えるところも、その一つだと思っています。少し大きな規模の学校でも1000名を超える学校はそうそうありません。1900名という人数自体に様々な可能性が秘められています。体育祭、文化祭といった学校行事での盛り上がりはもちろん、昨日の部活動紹介で体験した通り、部活動・同好会といった課外活動での選択肢の多さがみなさんの可能性を広げてくれます。
1年生は本校の魅力を十分享受し、2年生、3年生は、手本となって1年生をけん引して下さい。さらに、本校で1年間を共に過ごすという『縁』を大切にして、先輩も後輩も幅広い交流をして欲しいと思います」という言葉を送りました。
「今日がそのスタートの日になります」との学校長の言葉にうながされ、二人は壇上中央に歩み寄り固い握手を交わすと、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。
部活動同好会紹介
今日は、1年生を対象にした『部活動同好会紹介』が行われました。
1校時目は、全員が至真殿に集まり、ステージ発表を見学。和太鼓部、ダンス部、チアリーディング部、吹奏楽部が、それぞれのパフォーマンスを繰り広げました。
メインフロアーに集合した1年生に、学校長は、「本校にはたくさんの自慢がありますが、クラブ活動が盛んなことも大きな自慢の一つです。運動部と文化部と同好会、全部で45の課外活動があります。関東大会や全国大会を目指して、休みなしで厳しい練習に励んでいるクラブもあります。でも、なかには初心者大歓迎で、一週間で限られた活動日を設け、参加しやすい、活動しやすい、クラブ・同好会もあります。なにも全国制覇を目指すことだけが部活動の意義ではなくて、クラスの外にも自分が必要とされ、活躍する場所がある、それがクラブ活動です。同学年の仲間だけでなく、先輩や後輩と活動を共にし、何かに打ち込み、同じ目標に向かって頑張る体験ができます。
今日は様々な活動を見て、これならやれそうだ、やってみたいものが見つかれば、是非トライしてもらいたいです」と、より多くの生徒が何かの活動に取り組むよう、要望しました。
つづいて生徒会長、鈴木君が、「本校には、運動部・文化部がそれぞれ16、そして13の同好会があります。その中には、みなさんの高校生活を充実させる、魅力あふれるクラブ活動や同好会が必ずあるはずです。本日の活動紹介、見学を通して、これだ!という部活動・同好会に出会うことを願っています」と、挨拶をしました。
2校時目は、ホームルーム教室で、『紹介動画』を視聴。3校時目、4校時目には、各施設、校舎内に設けられた活動場所を巡って、見学をしました。今年度は必ず3ヶ所以上を見学することがルールとなっていました。手には、校舎案内図とスタンプラリーカードを持っての移動となりました。
5校時目、6校時目は、活動体験。「中学で取り組んだ競技をさらにパワーアップさせたい」、「やりたかったけど、中学ではなかったクラブがあった!」など、動機はそれぞれかも知れませんが、新しい一歩を踏み出した生徒が大勢いました。
オリエンテーション ~1年生~
本日は、1年生を対象にしたオリエンテーションが行われました。6日(木)の準備日は、入学式への準備が主でしたが、今日はいよいよ始まる学校生活に向けて、さまざまなガイダンスがありました。
午前中は、個人写真の撮影や教科書販売などがありました。机の上には、インクのにおいのする教科書が積まれ、生徒たちはそれぞれ名前を書き込んでいました。新しい教科書に目を通すと、いよいよ「高校生活がはじまるぞ!」という気持ちが高まります。
クラス毎に行われたLHRでは、単位取得や成績の基準などが説明されたり、校舎内を見学したりするクラスがありました。親睦を深めるため、自己紹介も含め、時間を区切ってメンバーをシャッフルしての、「トークタイム」を設けるなど、担任の先生の個性が現れるホームルームになりました。
午後には至誠館に集合し、生徒指導部、進路関係、保健室の利用の仕方等、それぞれの担当の先生から説明を受けました。
昼休みには、天気が良かったこともあり、校舎の外に出て、仲間と昼食をとる姿をあちらこちらで見かけました。新しい友だちの輪ができ始めた様子です。
入学式
本日、『第21回 入学式』が挙行されました。今年度は、総合コース15クラス、特進コース3クラスの学年編成で、計18クラス694名の新入生が、学級担任に先導され堂々の入場となりました。保護者のみなさまと教職員からの温かい拍手に迎えられました。
学校長より、「川上叶多、他693名の入学を正式に許可いたします」と高らかに入学許可が宣言され、今年度新入生694名が、本校生徒の一員に加わりました。
生徒たちは学級担任からの呼名に一人ずつ「はい」と応えるのと同時に、保護者席にからだを向け起立しました。クラス全員が起立すると、保護者席にそろって一礼するという形式で、『新入生紹介』が行われました。
『職員紹介』では、ステージに上がった1学年担当教員が、学校長から担当クラスと氏名を紹介され、保護者に挨拶をしました。
学校長は、式辞のなかで、開校以来掲げる建学の精神『真心教育』に触れ、「社会の正義のために人間として正しいことを貫き、だれかの幸せのために行動できる人になってほしい」、「困難に立ち向かって克服していく気概を持ってほしい」、「嘘偽りのない正直な人間であってほしい」と生徒に訴えました。
また、「教育は、学校だけでできるものではありません。家庭と学校が一致協力してはじめて達成できます」と、保護者に呼び掛け、本校と家庭との関係が理解と信頼に基づくものであってほしい、と協力を求めました。学校長入学式式辞.pdf
新入生代表、川上君からは、「私たちを支えてくださる多くの方々の期待に応えることができるように、努力する覚悟でございます。どうぞ温かく見守ってください」と、宣誓がありました。新入生代表宣誓.pdf
それに応えて、生徒会長、鈴木君より、「隣には皆さんと共に過ごすクラスメートがいます。又約1300名もいる先輩方、そして先生方がいらっしゃいます。何か(不安や困難が)あったとしても必ず乗り越えられます」と歓迎の言葉を述べました。在校生歓迎の言葉.pdf
本校保護者会会長、近藤直弘様からは、ベートーヴェンの『春』という曲名の由来に因み、漠然とした小さなイメージは、日々の取り組みに邁進することで何かを獲得する手段を見付けることにつながる」と、生徒を鼓舞して頂きました。また、「新入生全員の高校生活が実りあるものとなるように」と、お気持ちのこもったご祝辞をいただきました。
春うららかな好天に恵まれ、式はなごやかに終了いたしました。ご来場の保護者のみなさま、ご多忙の中でのご列席、誠に有難うございました。
始業式
令和5年度がスタートしました。2年生、3年生が至真殿メインフロアーに集合し、始業式が行われました。
生徒会長、鈴木君より、「今日から令和5年度が始まり、新たな環境で学校生活のスタートを切ります。 さて、皆さんに前回の終業式で『計画』についてお話ししました。新年度の始まりとなる本日から、是非計画したものを実践していきましょう。実践していくことで自分の叶えたい夢に一歩近づくはずです。我々生徒会も昨年度、「結果を出す」という事にこだわり計画を立てました。今年度はそれを実践し、必ず結果を出すとの決意をもって、活動を推進していく次第です。 又、明日には新入生が入学します。みなさんは先輩として責任のある行動をし、見本となるような生徒像を目指しましょう」と挨拶がありました。
副校長、田村先生より、「いよいよ令和5年度の始まりです。新しいクラスで新しい仲間たちと、これからの1年間を過ごすことになります。始めはぎこちない場面もあるでしょうが、まずは早く打ち解け、互いを高め合う人間関係を築いて下さい」と講話がありました。
新2年生に対しては、「目標をはっきりと定め、毎日の授業を真剣に取り組んで下さい。2年次の過ごし方で、ほぼ進路の方向付けは決まってしまいます。忙しい1年間となりますが、学習に、部活動に全力で取り組んで下さい」と伝えました。
新3年生に対しては、「学習、部活動だけではなく、最上級生として、学校内外でのマナーを徹底するなど、下級生に範を示し、責任ある行動をして下さい。本校の伝統と校風を創り出す責任は最上級生である3年生にあります。また、進路決定の時期にいることを強く意識して、日々の生活に全力で取り組むことを期待しています」と伝え、学年ごとにこれからの心構えを持つよう、生徒に語り掛けました。
最後に、学校長からの5つの要望事項、「挨拶をしっかりする」「服装をしっかりする」「遅刻・欠席をしない」「学習に励む」「清掃の徹底」が伝えられました。
表彰 ~部活動~
始業式では、次の部活動が表彰を受けています。
【柔道部】
全国高等学校柔道選手権大会
北條允人 81㎏級 3位
【ソフトボール部】
熊谷カップ 高校女子ソフトボール選手権大会1部 優勝
着任式
今年度から新しく本校で勤務される先生方が、ステージに上がり、着任の挨拶をしました。副校長紹介から所属するハウスと担当教科が紹介されました。
次にお伝えします。
【特進ハウス】
風間朋子先生[数学、吹奏楽部]、竹内瑛美先生[書道、書道部]
【1学年ハウス】
鈴川瞬先生[保健体育、卓球部]、藤嵜啓子先生[国語]、大西まり子先生[理科]
【2学年ハウス】
吉田華菜先生[家庭科]、吉田夏苗先生[英語]、箕輪ウェルダー茉海先生[美術]、中村吉孝先生[理科]
【3学年ハウス】
福地竜一朗先生[保健体育]、山田明輝先生[数学]
【保健室・寮】
木村友美先生[養護]、和田樹希哉先生[柔道部、寮監]
新入生入学準備 ~新入生~
今年度入学予定者が登校しました。真新しい制服に袖を通して歩く姿には、ちょっぴり不安を感じながらも、これから始まる新生活に期待を膨らませている様子がうかがえました。
生徒たちは、受付で新入生用のしおりと名簿を受け取り、会場となった至真殿メインフロアーに上がりました。大勢の名簿の中から自分の名前を探すのはなかなか大変で、所属クラスを見つけるのに手こずる生徒が散見されました。
始めに、学校長より「千葉県内には、54の私立高校がありますが、今年度本校が迎える新入生は、そのなかで最多の人数になります。これだけ多くのみなさんが、本校への入学を希望してくれたことを大変嬉しく思います。卒業時には、本校に来てよかったと言ってもらえるよう、教職員一同、一生懸命指導に努めたいと思います。
まだ正式には本校の生徒ではありませんが、今日その制服を着て登校する姿を見た周囲の人たちは、みなさんを“木更津総合の生徒だ”と思ったはずです。私たちも、今日からみなさんを“本校の大切な生徒である”との認識で、指導をしていきます。
自分の意志と決断で入学した以上、自分の選択には責任があります。3年間の生活の中では、楽しいこともあれば、嬉しいこともあるかも知れません。しかし、時には厳しく辛い思いをすることもあります。それらを全て包括したものが高校生活です。自分が選んだ学校での日々をより充実させることが、自分の選択への責任を果たすことになります。今日はその3年間のスタートとなる日です。真剣に取り組み、明後日の入学式を迎えて下さい」と挨拶がありました。
続いて、1学年ハウス長、能登先生から入学式に向けた説明と、諸注意等が伝えられました。生徒たちは、しおりを見ながら一つずつ確認をしました。
1学年担当教員と養護の先生がステージに上がり、一人ひとり自己紹介。生徒とクラス担任との初めての対面となりました。
音楽の麻埜先生から校歌の歌唱指導がありました。生徒たちは、初めての歌詞とメロディーに戸惑いながらも、校歌を練習しました。入学式では、堂々の斉唱を期待したいです。
生徒たちは、所属教室で昼食をとり、午後に身体測定等を行い、1日の日程を終えました。
卒業キャンプ ~理科部~
3月29日(水)~30日(木)、南房総千倉オレンジ村オートキャンプ場にて1泊2日の卒業キャンプに行ってきました。
JR千歳駅より徒歩30分、13時に到着し、テント設営。その後は広いキャンプ場で、野球や鬼ごっこ、ファイヤースターターを用いて火起こし体験などを行いました。
夕食は野菜ゴロゴロ男のカレー、土鍋でご飯を炊き、屋台風焼きそばも調理。その後は焚き火をしながら、思い思いに自然を感じました。
朝食はポトフを作り、軽く運動した後はオレンジ狩りに。7個食べる猛者もいました。
今回は3年生の卒業キャンプ。3年間、お疲れ様でした!新しい場所でも頑張ってください!
令和4年度 終業式
本日、今年度の締め括りとなる、終業式が行われました。生徒会長、学校長より、それぞれ挨拶がありました。
生徒会長、鈴木君より、「先日の強歩大会大変お疲れ様でした。14㎞という長い距離でしたが、みなさんが楽しみながら歩いている姿を見て、今年度最後の行事は大成功であったと実感しました。
さて、令和4年度の最終日、次の学年に備え、今日は『計画』についてお話しします。一昨日WBCの決勝戦が行われ、日本は見事世界一を奪還しました。その侍ジャパンの要の選手として活躍した大谷翔平選手が、高校1年生の時に作成した『目標達成シート』についてお話したいと思います。マンダラチャートというものを基にしたこのシートは、三×三の九つのマス目になっています。まず、その中央のマスに目標や夢を書き込みます。続いて、周囲の八マスに目標達成に向け必要な要素を記入します。この八つの要素をクリアすることで、自然と中央の大きな目標を達成したり、夢が成就したりする仕組みです。もちろん計画だけではなく、最大限の努力をしたからこそ大谷選手は日本人として最年少最速でアメリカンリーグの週間MVPを獲得したのですが、具体的な目標を持ち計画を立てることが最初の一歩です。この春休み、来年度に向けて、自分なりの目標達成シートを作ってみてはどうでしょうか?」と挨拶がありました。
学校長は、「新型コロナについては収まるどころか、夏には過去最多の感染者数を記録しました。しかしながら、今年度は2年前、1年前と比べてはるかに通常通りの学校生活を送ることが出来たと思います」と、令和4年度を振り返りました。体育祭と文化祭のフルバージョンでの開催、3年ぶりとなったディズニーリゾートへのバス旅行と2年生修学旅行、4年ぶりに実施が出来た予餞会と強歩大会に言及し、「予定されていた全ての学校行事が実施できたことに加えて、休校や学級閉鎖もなく、クラブ活動もほぼ通常通りに実施できたことは、非常に嬉しいことでした。とても良い年度になりました」と、今年度の学校生活を総括しました。
そして、来年度に向けて「学校だけでなく、世の中全体がコロナ前の社会に戻ろうとしています。もちろん、各人の健康管理は依然軽視できないものの、コロナを理由にした様々な制約は、ほぼ無くなっていくと思われます。これまで、感染対策のためのルールや身に付いた習慣を急に変えることは難しいかも知れませんが、社会の動きに順応していかなければなりません。これまでの様に、家族が発熱したから、一緒に遊んだ友だちが感染したから、という理由で出校停止となりました。今後感染症法上の位置づけが2類から5類に変わることで、インフルエンザと同じく、本人が感染した場合のみ『出校停止』になります。
従来出席停止として扱われたケースが『欠席』という扱いになります。大きな変更点ですので注意が必要です。
学校長要望事項に、挨拶、服装、学習、清掃に加えて、「遅刻欠席をしない」というものがあります。遅刻欠席をしないというのは、学校であれ会社であれ、社会の中で生きていく以上、非常に大切なことです。周囲からの信頼を失わないためにも、時間に遅れず登校することを習慣にして欲しいと思います。
4月には大勢の新入生が入学してきます。自らの目標に向けて努力しつつ、下級生の良き模範となり、学校生活をリードする存在となって下さい」と、講話を結びました。
今後のマスクの着用や出校停止に関する新たな取扱いについては、春休み中に、『Webでお知らせ』を通して連絡があります。新年度2年生、3年生の登校は、令和5年4月7日の始業式です。
離任式
終業式に先立ち、今年度末で本校を去られる先生方の離任式が行われました。学校長からの紹介を受け、お一人ずつ離任の挨拶を賜りました。
離任されるのは、大澤正行先生、石井修一先生、長島沙也香先生、千葉歩実先生、山下遼先生、地曳璃久先生、鈴木文雄先生、日髙優子先生、藤平智彰の9名の先生方です。
大澤先生、石井先生、日髙先生の3名の先生方は、40年を超える年月を本学園で勤務し、本校の教育活動と発展に献身的にご尽力していただきました。
定年で退職される方、市原中央高校、清和大学短期大学部、幼稚園と、君津学園内で移動をされる先生、新しい仕事に就く先生。ご年齢も本校で過ごした期間も様々ですが、それぞれの本校での思い出や、生徒に対する励ましの言葉を送って頂きました。
最後に学校長からの「これまでのお勤めに対する慰労の気持ちと、これからの生活への激励の気持ちを込めて」との言葉に促され、会場からは大きな拍手が送られました。
表彰 ~部活動~
終業式、生徒会長からの挨拶に続き、部活動の表彰が行われましたので、次に紹介いたします。
千葉県私立高等学校バドミントン選手権大会
男子団体3位
伝統行事『強歩大会』復活
新型コロナウィルスの影響を受け、平成以来途絶えていた本校伝統行事『“強”歩大会』が開催されました。今年度最後を飾るこの大会は好天に恵まれ、生徒たちは春爛漫の一日を楽しみました。
開会式では学校長より、「実に4年ぶりの開催となりました。戸外に出て普段であれば決して歩くことがない、14㎞という距離をみんなで歩くと言うのが、この大会の一番大きな意義です。疲れたり、足が痛くなったりすることもあるだろうけど、励まし合って全員がゴールできるよう頑張りましょう」と挨拶がありました。
生徒会長鈴木明輝君からは、「14㎞という長い距離ではありますが、豪華景品が当たるチャンスもありますので是非完歩していきましょう」と、参加者へ呼びかけがありました。
準備体操を終えると、「挫けることなく14㎞を歩き、全員でゴールをしましょう!」の掛け声に、拳を突き上げ、「おー!」と応える生徒たちの声で、大会がスタートしました。
今回は、人工芝グランドから正門を出発し、矢那街道を南下。矢那川ダム湖を反時計回りに一周し、再び矢那街道をさかのぼる、新設のコースを辿りました。決して速さを競うものではないので、生徒たちはあくまでも歩いて、およそ14㎞の行程を踏破しました。
最初の生徒が校門を出たのが、9:30頃。最後の生徒がゴールに到達したのが13:10を少し過ぎていました。
参加者は、途中2ヶ所のポイントでリストバンドにチェックを受けます。至真殿階段前に設けられたゴールでリストバンドを提出し、踏破完了です。
閉会式は、豪華景品のお楽しみ抽選大会となりました。各学年のハウス長が抽選箱からリストバンドを取り出すことで当選を発表。景品は、末等の5等から。1等はなんと!ディズニーリゾートペアチケットです。
ハウス長が当選者を読み上げるたびに、会場は大きく盛り上がりました。
ダム湖周辺は、この時季にしては異例の暖かさとなりました。春を告げる木蓮の花、咲き乱れるタンポポや菜の花。桜のこずえには、ピンクの蕾が初々しくほころび始めていました。
保護者対象進路ガイダンス ~就職指導部・進学指導部~
清和大学1201教室にて、2年生の保護者を対象にした『進路ガイダンス』が開かれました。
前半では、本校の就職指導部と進学指導部が、進路開拓に向けて説明を行いました。
後半では、清和大学と清和大学短期大学部から、それぞれ講師を務める先生方から、併設校入試について解説をして頂きました。併設校入試については、受験料、入学金が減額される等の優遇制度があります。
3年生への進学間近となったタイミングで、保護者のみなさまには、4月から進学と就職に向けた生徒たちの取り組みを理解していただき、その活動がより円滑に進むよう、ガイダンスが設けられました。
学校長は、冒頭の挨拶で「いよいよ進路について真剣に考える時期が近づいて参りました。
先ずは、将来どの様な進路を望んでいるのか、親子で情報やイメージを共有して頂き、志望を明確にさせた上で、進路に向けた活動をスタートさせて欲しいと願っております。次に、残り1年となった高校生活をしっかり送ることが大切であると改めて認識して頂きたいと思います。進学であろうと就職であろうと、高校で学んだ学習内容は今後必ず役に立ちます。さらに、毎日登校し授業に真剣に取り組むという勤勉な姿勢が、何より将来の糧に繋がる基礎を築くのだということを理解していただきたいと思います」と、保護者に伝えました。
続いて、本校の進路指導について、就職指導部・進学指導部より説明がありました。
就職指導部参与、小甲より、就職活動の要点と最近の傾向について伝えられました。
「高校生には、毎年7月1日全国一斉に求人票が届きます。求人票は、基本給や社会保障、正社員採用か等、必ずハローワークの審査を経て学校に届けられます。高校生の就職活動にはルールがあり、特別なことがない限り、学校に届く求人票を通じて活動をします。最近懸念されるのは、情報誌やネットを通じて、スマートフォンから容易く求人募集に応募が出来てしまうことです。個人情報がすべて先方に握られ、即時に働くことを求められてしまうケースもあります。軽率に手続きをしないようご家庭でも注意をしていただきたいです。
仕事が楽そうだからという理由で事務職に就きたいと希望する生徒が多いのですが、見かけ以上に高度な能力と大きな労力が求められる大変な仕事です。採用のハードルが高い仕事の一つです。最近クレーンの操縦や特殊溶接をやってみたい等、具体的で技術の習得が必要な職種を希望する生徒が増えています。社員の人材育成に熱心な会社が増えています。そのような情報が就職指導室にはたくさんあります。この春休みからでも利用が可能です」と説明がありました。
続いて就職指導部長、寺岡より、公務員採用試験について説明がありました。今年度と過去5年間の採用実績を披露し、「発表が遅い等のデメリットはあるものの、雇用の安定や産休など福利厚生が手厚いことが大きなメリットである」と説明がありました。また、試験対策については、1次試験(学力試験)では、学校で習う科目の他、数的推理、文章理解、資料解釈等の特殊な分野に関して、放課後と夏季講座で徹底して指導。2次試験で課されるプレゼンテーション、集団討論に対する対策も手厚く行っている、と紹介がありました。「6月に申込手続き、9月の1次試験から2次試験を経て、11月、12月の採用発表まで、長丁場で気力を維持できる精神力が求められる。いくつかの採用試験で倍率が下がっていて受験の好機である」と言葉を結びました。
進学指導部長、竹下からは、進学指導について説明がありました。全国に大学だけで、およそ800校、専門学校を含めれば数多の進学先があるなか、偏差値だけにとらわれず、自分に合った進学先選びが重要、とポイントを述べました。進学状況については、海外留学を含めて今年度はおよそ75%が進学を希望。その中で51%の生徒が『学校推薦型選抜[推薦入試]』、43%が『総合型選抜[AO入試]』、6%が『一般選抜[一般入試]』で進路を決定したと割合を示し、推薦型選抜では、学内で学力と生活面でそれぞれ基準を設けていること、総合型選抜では、出願先となる学校でエントリーという手続きが必要になること、また、学内で志望理由書の提出が義務付けられている等の解説がありました。
専門学校については、『認可校』と『無認可校』の区別と、極端に早く入学を確約する学校には警戒が必要と、注意喚起が行われました。
その他、奨学金の種別と手続きについて、複数の学校を比較して進路を決定すること、最後に、「親子間での意思の疎通を密に行い、双方で納得ができる進路選択が重要である」と説きました。
清和大学准教授・学生部長の松宮智生様からは、『法コース』、『情報と法コース』、『スポーツ法コース』の3つのコースと履修科目、卒業生の進路について詳しく解説して頂きました。また、市制80周年を迎えた木更津市において『木更津未来ビジョン』を記念式典で発表した学生の活躍や、公務員採用試験で今年度は実に41人の合格者が出たことを報告して頂きました。
清和大学短期大学部からは、柴田克先生が登壇。学生の幼稚園・保育園への就職状況を報告して頂くと同時に、保育士への給与面の待遇が改善されつつあることや、一定期間働けば全額返済が免除となる千葉県や木更津市の『保育士修学支援貸付制度』等、給与や学費に関わる重要な情報を教えて頂きました。
ガイダンスの後、本校を卒業し現在清和大学と短期大学部に通う学生が協力し、それぞれの施設を案内してくれました。
入学候補者実力試験
新年度入学予定の中学生が登校し、国語、数学、英語の実力試験を受験しました。
中学生たちは「おはようございます」と明るい声で挨拶をしながら、校舎へ向かう坂道を登っていきました。会場は、一番奥にある3学年ハウスの教室です。ホームルーム開始間際に思いのほか長い廊下にあわてる様子の生徒もいましたが、600名近い生徒が指定された教室に入りました。
学習や生活習慣に関する意識調査のアンケートに答え、3教科の学習力チェックテストに取り組みました。配布物を受け取り、最後にオリエンテーションや入学式の日程、教科書の価格表等、大切な連絡事項が伝えられました。
卒業式を終えたばかりの中学生は、これから進学準備を進めながら、あわただしく新年度を迎えることになります。
入学候補者説明会②
本日、4月より入学する中学生が本校を訪れ、新年度の準備を行いました。
2月18日に続き今回の説明会は、2回目となります。来場者は、およそ140名。前回と同様、コース選択のアンケートやスクールバスの手続き、体操着と上履きのサイズを確認して、最後に制服の採寸を済ませて終了です。今回も密集を避けるために、中学生は午前中の各自都合が良い時間を選んで登校しました。
卒業式
3名の卒業生が登校し、ささやかではありますが、『卒業式』が催されました。
3月1日(水)に挙行された卒業式に、体調不良や入試などの事情で参加できなかった、3名の卒業生が登校し、校長室にて卒業式を行いました。
それぞれの保護者が見守るなか、クラス担任の呼名を受け、学校長より卒業証書が授与されました。
学校長は、「今日は3年間の高校生活を終えて、本校の制服を着て登校する最後の日になると思います。みなさんは、コロナの影響で中学の卒業式もちゃんとは出来ずに、中学生としての最後の1ヵ月が突然閉じられてしまった学年です。その分、高校生活に期待を寄せて入学したものの、最初の2ヶ月の一斉休校で出鼻を挫かれ、その後もクラブ活動や学校行事等では様々な影響を受けてしまい、多くのことを諦めざるを得ませんでした。そして3年生になってやっと本来の高校生活に近い生活を送れたのではないかと思います。
この3年間で、社会の認識や、学校や職場などでの過ごし方が変わってしまったことは否めません。4月からは、それぞれの道を歩むことになります。本校で過ごしたこの3年間で培った考え方や行動様式を活かして、常に変化する時代に適応し、さらには時代の変化を先導できるような活躍をして欲しいと願っています」と式辞を述べました。
各担任から、卒業アルバム他記念品を受け取り、門出を祝う言葉を送られ、3名の卒業生は本校を巣立ちました。
式は、和やかに終了いたしました。
全校集会
毎月最初の月曜日に全校生徒が集まり、集会を開くことになっています。3年生はすでに卒業していますが、1、2年生が至真殿に集合し、集会が開かれました。
至真殿フロアーに生徒が集まる形式としては、今年度最初の全校集会になりました。
生徒会長挨拶では、鈴木君は卒業式が成功裡に終わったことについて、「準備等に尽力いただいた皆様には心より感謝、御礼申し上げます」と謝辞を述べました。
今年度も最終盤となり、次の学年へ進級を間近に控えた生徒たちに、鈴木君は「学年最後の締めくくりとして何かを成し遂げませんか?」と問い掛けました。
学年末試験で過去最高の成績を叩き出すのも一つ。予定されている強歩大会で踏破するというのも一つ。「自分が熱中している事で何かを成し遂げるのも良いです」と例を挙げ、「目標を成し遂げると大きな達成感があり、気持ちが良いものです。皆さん、この3月は何かを成し遂げませんか」と呼び掛けました。
学校長は、講話の冒頭で卒業生の様子を述べ、「コロナで一番苦しい思いをした学年でした。それを乗り越えて迎えたからこそ、卒業式をひと際感慨深く感じていたようです。下校のバスが出た後も多くの生徒が学校に残り、名残を惜しんでいました」と、伝えました。
コロナウィルスの感染状況とその対策については、全国的な感染者数の減少に伴い、「マスク着用が個人の判断に任される」、「感染症法上の扱いが2類から5類に変更される」ことなどに触れ、規制や制約は緩和される傾向にあり、個人の判断や価値観が尊重される場面が増えるだろう、と今後の見通しについて述べました。しかし、「木更津総合高校という一つの社会で生きる一員として、自分のことだけではなく、周りのことを考えて行動することをますます意識してほしい」と生徒に訴えました。最後は、明後日から始まる学年末試験について、「しっかりと最後まで取り組み、今年度を良い形で締めくくって下さい」という言葉で講話を終えました。
生徒指導部長、鈴木先生は、最近死亡事故を含めて、自転車が加害側となる事故が頻発していることに触れ、「①自転車の利用者は、保険に加入すること。②自転車は道路交通法上、『車輌』として扱われるので、車道の左側車線を走行すること。③来る4月1日より、努力義務ではあるものの、自転車乗車時のヘルメット着用が義務化される」と、自転車の使用について注意がありました。
鈴木先生は、さらに「自転車通行が認められていない歩道を走行すること、右側車線を走行(逆走)すること、歩行者にベルを鳴らす行為等は全て法律に違反する」、また、「県内では、事故の際およそ7割がヘルメット未着用で、未着用者の死亡率は着用者の2.2倍になる」などの具体例を挙げました。「スマホを見ながら、傘をさしながら、イヤホンで音楽を聴きながら」等は危険運転に該当し、今後は厳しく取り締まられることになる、と警告。「法律や条令で決められているからルールを守るという面はあるけれど、自分の人生と生命、周囲の人の身体の安全と生命を守るために、安全運転に徹するのは本当に大切なことです」と生徒たちを厳しく戒めました。
表彰 ~部活動・他~
全校集会では、至真殿ステージ上で、部活動等で活躍した団体・個人に対して表彰が行われました。次に紹介いたします。
【明るい選挙啓発コンクール】
《高等学校 標語の部》
奥本桃香:木更津市金賞・千葉県最優秀賞
中村 烈:木更津市銀賞
《高等学校 ポスターの部》
山下朋花:木更津市金賞・千葉県優秀賞
青木萌香:木更津市銀賞・千葉県優良賞
【全国学芸サイエンスコンクール】
府川そら:旺文社赤尾好夫記念賞
アート分野絵画部門高校生の部銀賞
【千葉県高等学校弓道選手権大会】
田中ひまり:女子個人6位
【千葉県吹奏楽個人コンクール安房上総地区予選】
根本咲良:高等学校フルート部門金賞
杉田梨々花:高等学校サクソフォーン部門金賞
大崎空音:高等学校ホルン部門金賞
近藤杏海:高等学校ホルン部門銀賞
【千葉県高等学校選抜柔道大会】
男子団体優勝/女子団体優勝
ごくろうさまでした ~前生徒会役員のみなさんへ~
卒業式を終え、昨年11月で任期を終えた前生徒会の役員も、それぞれの進路に向けて旅立ちました。
この代の役員も、任期中コロナの影響をたくさん受けました。「何かをやってみたい」という思いを抱いて生徒会の役員となったものの、通常の学校生活さえままならず、ましてや学校行事となると様々な制約にがんじがらめの状況で活動を続けてくれました。前生徒会長、山根凪君がコメントを残しています。次に紹介いたします。
「この1年間生徒会長になり初めてのことばかりでしたが、自分の職務を全うすることができました。この結果があるのはやはり、自分だけで動いたのではなく生徒会のみんなの協力、ひいては、木更津総合高校の仲間達のおかげです。1年間ありがとうございました。 そして新生徒会の皆さん、当選おめでとうございます。1年生はここから1年間、わからないことや不安なことがたくさん出てくると思います。そんなときには先輩に気軽に相談してみてください。笑顔で受け入れて一緒に考えてくれることでしょう。 その次に2年生、君達はここから1年間私達3年生のいない木更津総合高校を引っ張っていくことになります。最高学年としての自負を新たにすると同時に、1年間生徒会で学んできたことを遺憾なく発揮してください」
代替わりをしてからの行事としては、最初の大仕事となった先日の予餞会は大成功でした。みなさんの背中を見ながら活動を共にしてきた後輩たちは、着実に成長しているようです。
このコメントは、昨年12月の離任に際して下級生へ向けて書かれたものです。タイミングを逸してしまい、今回の発表になりました。
卒業式
本日、『令和4年度 第20回 卒業証書授与式』が挙行されました。式は厳かに執り行われ、多くの保護者が見守るなか、今年度卒業生586名が本校を巣立っていきました。
卒業証書授与では、クラスごとに担任が生徒の氏名を読み上げ、卒業生は「はい!」と応えて起立をしました。586名全員の呼名を終えると、総代を務める御園陸功君が登壇。学校長より卒業証書が授与されました。
学校長は式辞で、今年度の卒業生がコロナウィルス感染拡大の影響を受け、特殊な高校生活を送ったことに触れ、生徒たちが被った不運と避けることが出来なかった苦労をねぎらいました。3年間の学校行事を振り返り、2年次の修学旅行中止の判断は断腸の思いであったことを吐露。事態が改善に向かうなかで何とか成功させた3年次最後の体育祭と文化祭は、「20年間の歴史で1番の盛り上がりを見せ」、「その立役者は紛れもなく3年生の皆さん」であった、と卒業生を称えました。
そして何より、「皆さんが3年間で培った人間力と真心を如何なく発揮し、社会で愛され必要とされる、そして新時代を切り開いていく人財となることを期待しています」と訴えました。
在校生代表、生徒会長の鈴木明輝君による送辞では、「私達にとって先輩方はこの木更津総合高等学校において大きな存在でもあり、尊敬する存在でもありました。今まで私達を先導して下さったことに大変感謝をしております。我々在校生は皆様から様々な事を学ばせていただきました。 “目標に向かい一生懸命に努力することの大切さ”。これは特に印象に残り、私達の心に深く刻み込まれました。先輩方が熱い想いを持って築き上げてこられた伝統は確実に私達が受け継ぎ、木更津総合高等学校の更なる発展の為、努力していく覚悟であります」と卒業生の功績を取り上げ、自分たちがこれからの学校の担い手になりその伝統を受け継いでいくのだという思いを語りました。
卒業生代表、前生徒会長の山根凪君による答辞では、3年間を振り返り、昨春の選抜甲子園大会出場については、「同級生の活躍に胸が躍り、本校の生徒による応援団はもちろん、木更津市、さらには千葉県一丸となって応援できたことにとても感動」したこと、体育祭・文化祭では、「普段の学校生活では見られない友人の姿を見て感動を分かち合うことができました」と、思い出深い出来事について語りました。最後に、この3年間自分たちの支えとなった教職員そして家族に謝辞を述べ、共に過ごした仲間への感謝の気持ちと、在校生へは今後の活躍を祈る気持ちを伝えました。
新旧生徒会長による言葉は、互いを敬い思いやる気持ちが言葉に現われた、素晴らしい送辞・答辞となりました。
ご来賓の、君津地方中学校長会を代表して周西中学校長、北見文雄様と、保護者会会長、近藤直弘様からは、大変丁寧なご祝辞を賜りました。誠に有難うございました。
賞状授与で、各賞を受賞した生徒を下記にご紹介いたします。
3ヵ年皆勤賞では、呼名の際に保護者の方にもご起立いただき、一緒に受賞をしていただきました。
【学校長賞】岡野絵梨華、後藤宏輔、尾髙仁胡、和田純弥、將基面実、中西祐樹
【千葉県知事賞】岡野絵梨華
【鳥海賞】津川美裕
【千葉県私立中学高等学校協会賞】立川竜ノ介
【3ヵ年皆勤賞】88名 総代:髙梨里実 保護者代表:髙梨志穂様
謝恩式
前日表彰に続き、謝恩式が開かれました。壇上に並んだ、学年担当の先生方に、卒業生より花束が贈呈されました。
優しいオルゴールのBGMが流れるなか、壇上では一人ひとりの先生に、花束が手渡されました。
「泣きたいときも頑張りたいときも、いつも支えてくれたのが先生でした」、「常に私たちと向かい合ってくれたお陰で私たちは成長することができました」、「先生のクラスで本当に楽しい高校生活でした」、「いつも迷惑ばかり掛けてしまいました」、「これからも悩みがあったら相談に乗って欲しいです」など、クラスの代表から各先生への、感謝の“一言メッセージ”が伝えられました。
前日表彰
卒業式を明日に控え、本日は『前日表彰』が行われました。本校は、在籍者数が多く、卒業式当日だけでは全ての表彰をお伝えし切れないため、前日にも表彰式を行う習わしがあります。
昨日に引き続き3年生が登校し、至真殿にて『前日表彰』が行われました。
学校長は、「この学年は、入学時から丸3年間コロナの影響を受けてしまい、高校生活で本来できるはずであった様々な体験をすることができませんでした。せめて最後だけでも、という思いで、昨日は生徒会を始め下級生が知恵を絞り趣向を凝らした予餞会を、4年ぶりに開くことができました。
3年前の入学式では、保護者の参列がかないませんでしたが、明日は多くの保護者が見守る中で、みなさんの門出を祝うことができます。併せて、本校創設時から20回目の卒業式を迎えることになります。前身の木更津中央高校、清和女子短大付属高校から数えると、4万人を超える卒業生がいます。間もなく、みなさんはその一員となります。どうか本校の卒業生であることを誇りに、これからの人生を過ごして欲しいと思います」と式辞を述べました。
前日表彰に続き、同窓会よりご挨拶をいただきました。卒業に際し、同窓会を代表して、下田正行様より激励のお言葉をいただきました。
下田様は、前身の木更津中央高校の2期生で、卒業生へのお話は、今回で55回を数えることになります。下田様は、本校の歴史を振り返り、中央高校開校間もない頃のお話や、現在の校歌は中央高校と短大付属高校、2つの学校の校歌が元にできたものであること等、興味深いお話をしていただきました。
「60年前は、切り拓いた山の上に木造校舎がただ一つ建つだけで、グランドも体育館もなく、道路は舗装さえされていませんでした。現在では県下有数の私立高校に成長しました。この太田山の学び舎を巣立ちゆくみなさん!夢を育てた太田山での日々をどうか忘れず、これからも一生懸命頑張りましょう。ご卒業おめでとう!」とはなむけの言葉を送って頂きました。
次に、各賞とその受賞者をお伝えいたします。
【産業教育振興中央会賞】 田中海莉
【全国商業高等学校長協会賞】 河原貴之
【特別賞】 長谷川鼓白、四元羅生(柔道部)
【高校生新聞社賞】 山根凪
【木更津総合高等学校同窓会会長賞】 齊藤美桜
【千葉県高等学校野球連盟賞】 硬式:山田隼、中西祐樹
軟式:髙橋光史郎
【千葉県高等学校体育連盟賞】 総代:吉田航
卓球部:高橋祐衣、渡辺佑奈
ソフトテニス部:吉田航、小林駿介、遠藤希来、松村優成、鈴木郁哉
柔道部:井田翔大
空手道部:作田誠也
弓道部:尾髙仁胡
【千葉県私立高等学校柔道部会賞】 飛田美緒
【学校図書館部会賞】 岡野絵梨華、村石めい
【精勤賞】 141名 総代:佐宗由梨
事前表彰
【明るい選挙啓発標語】
木更津市銅賞・千葉県優良賞 佐宗美優
予餞会
本日は、全学年が登校し、至真殿で『予餞会』が開催されました。1、2年生が待ち構えるなか、下級生がつくった花のトンネルをくぐり、3年生が笑顔で入場しました。
前、後半で開かれた催しでしたが、後半には生徒たちがビックリのサプライズが用意されていました。
3年生は、12月23日以来の登校。久しぶりに全学年の生徒が揃い、校内には本来の賑わいが戻りました。
会場では3年生が最前列に陣取り、生徒会役員を始め、下級生が心を込めて用意したパフォーマンスを楽しみました。生徒会長、鈴木くんからの「本日のために、1、2年生はたくさん準備をしてきました。3年生のみなさん、今日はたくさん楽しんでいただきたいと思っています」との挨拶に続き、前半は、和太鼓部、ダンス同好会、吹奏楽部の順に演目を発表しました。前半最後の出し物となった、吹奏楽部、チアリーディング部、野球部コラボの“野球応援メドレー”では、昨年、春の甲子園アルプススタンドと夏季大会の決勝となったマリンスタジアムでの大声援を思い出させる、大迫力の応援になりました。
どのパフォーマンスも、「3年生のために」という気持ちの込められた、素晴らしい内容でした。
さて後半、生徒会指導部の先生から、「録画・録音の禁止」、「興奮しても壇上に上がるのは厳禁」等、厳しい注意が伝えられると、登場したのは、吉本興業人気の芸人、“ジョイマン”と“ジェラードン”の2組の方々でした。会場からは割れんばかりの歓声が起こりました。
ジョイマンさんたちの音頭で、「ナナ、ナナ」の掛け声に合わせ、全生徒が左右にステップ。織り交ぜられたギャグに、生徒たちは大笑いでした。続く1,000を超えるネタを持つ、ジェラードンさんたちは、“マニアック物まね” を披露してくれました。生徒たちからの無茶なリクエストも見事にクリアー。抱腹絶倒の時間となりました。舞台が終了すると、生徒たちから心のこもったプレゼントを贈呈。体育館に集まる、およそ2,000人の生徒と一緒に記念撮影をして頂きました。
在校生代表、生徒会長鈴木くんより、卒業生代表、前会長山根くんへ記念品が手渡されました。「本日は、この様な盛大な会を催して頂いて本当にありがとうございました。最後まで笑い通しでした」と山根くんからお礼の挨拶がありました。
最後に学校長から、「今年度初めて、全校生徒が至真殿に集まる機会となりました。3年生のみなさんは、入学時からずっと最後まで、コロナ禍の影響を受け続けた学年になってしまいました。今日は、素晴らしい予餞会となりましたが、この会がみなさんの良い思い出に加わることを願っています」と講評を述べました。
これまでの1、2年生たちの準備、本日のパフォーマンスともども大変立派なものでしたが、3年生も最後まで素晴らしいマナーで下級生の発表を鑑賞していました。温かい拍手に送られ、3年生は会場を後にしました。
進路ガイダンス ~就職指導部~
2月22日(火)、放課後のPCルームに講師をお招きして、ガイダンスが行われました。今回は、本校では初めての“建築系”の職種を紹介するガイダンスとなりました。
講師を務めて頂いたのは、厚生労働省認定ものづくりマイスターと職業訓練指導員の資格をお持ちの、中山浩一様です。中山様は、市原市五井に本社を構える株式会社ダイニッセイにお勤めです。ダイニッセイは、「鉄の結束で未来を造る」を合言葉に、鉄筋工事を専門に請け負う会社で、大手ゼネコンと提携し、ナショナルトレーニングセンターイースト、東京駅丸の内駅舎、スカイツリーイーストタワーなどを手掛けた、大きな実績を誇る企業です。
ガイダンスが始まると、生徒が手に取ったのは実際に現場で使われている様々な太さの鉄筋でした。ベテランの職人は、番線と呼ばれる様々な太さの針金とハッカーという工具を使って、手練の早業で鉄筋を結束します。また、机上には組立作業実技試験に用いられる、4分の1スケールの鉄筋モデルが置かれていました。3級用ですが、組み立てられた鉄筋の複雑さがわかります。
お話を伺っていると、ダイニッセイは人材育成に大変力を入れている様子が伝わります。社員の技術の向上と技能検定のために、訓練所を併設。高校在学中に国家資格を取得できる制度も設けています。コロナ感染拡大以前は、社員の親睦を深める花見や忘年会などの行事を盛んに企画されていたそうです。会社紹介パンフレットからは、アットホームな社風を感じます。
大都市には巨大な建築物が当たり前のように建ち並んでいますが、それを構築するには、高い技術が必要になります。“ガテン系”の仕事は、体力勝負のイメージがあるけれど、設計や強度の計算などの専門知識や「ミスはしない」という高い責任感も、同時に求められる仕事なのです。
一方で、自分が築いた建物は街のインフラとして永く残り、「自分が建てたのだ!」という実感を持てる、素晴らしい職業でもあります。
本校では初めてということもあり、 参加者は僅か3人でしたが、好奇心に目を輝かせ熱心に耳を傾けていました。中山様からキーホルダーを頂きました。ハッカーの金属製ミニチュアが心をくすぐる素敵なおみやげでした。
入学候補者説明会①
本日、新年度より本校の生徒となる中学3年生を対象にした、『入学候補者説明会』(第1回)が開かれました。
およそ550名の候補者と、保護者の方々が来校し、至真殿に集合しました。中学生は、密集や混乱を避けるために、8:00~12:30の都合の良い時間に、会場となる至真殿メインフロアーへ上がり、各自が志望するコース選択アンケート、制服や体操着のサイズ確認、JRの定期や通学バスの申込み等の手続きを済ませました。
卒業を間近に控えた中学生たちは、春に向かってしっかりと準備を進めています。
修学旅行 ~一般コースin 京都・兵庫・広島②~
2月10日(金)、京都市街を中心に、この日もクラスごとに仕立てたコースを楽しみました。金閣寺や伏見稲荷などの、映えスポットは外せません。着付けをし、和装で古都を歩く姿はなかなかです。貴船神社の「水占い」に一喜一憂する生徒もいました。少し足を伸ばして大阪の海遊館、道頓堀を巡るクラスもありました。
聖護院御殿荘では、各部屋に食事が配膳され、くつろいでお腹一杯食べることができました。
2月11日(土)、最終日となりました。午前中は、東山を散策し清水寺を参拝しました。お昼は京都順正で、名物のゆどうふに舌鼓を打つと、いよいよ京都を離れることになります。
京都駅14:13発ののぞみ228号に乗り、16:24東京駅着。駅構内で解散となり、修学旅行は無事終了いたしました。
3年前、コロナの影響で、中学生での修学旅行が中止になってしまった学年です。あの時の残念な気持ちを払拭し、楽しい思い出を作ることができました。
修学旅行 ~特進コースin 沖縄④~
特進コース修学旅行は、いよいよ最終日です。四泊五日の楽しい思い出を胸に、那覇空港より帰路につきました。
2月11日(土)は、沖縄随一の繁華街、国際通りを自由に散策。各自ショッピングと昼食を済ませ、沖縄最後の一日を満喫しました。
13:30、ANA468便に搭乗し、一路羽田空港へ。東京湾上空、眼下にアクアラインが見えると、旅の終わりを惜しむ気持ちと我が家に戻る安堵の気持ちが交錯しました。
全員が元気に空港に降り立ち、修学旅行は無事終了いたしました。
修学旅行 ~特進コースin 沖縄③~
修学旅行は、いよいよ終盤に入ります。前日のサイクリングによる疲れもなんのその、特進コース4日目のアクティビティーは、マリンスポーツです。
2月10日(金)、関東は一部で警報が出されるほどの降雪があり凍える寒さとなりましたが、沖縄は薄曇りながらも朝から20℃の暖かさ。朝食バイキングでエネルギーを補給し、ホテルのビーチで、バナナボートとシュノーケリングを体験しました。
お昼は、「紅いもタルト」で有名な、御菓子御殿で昼食とショッピングを楽しみました。
午後は、昨年開館20周年を迎えた美ら海水族館へ。沖縄ならではのサンゴ礁の飼育展示やナンヨウマンタ、8.8㍍のジンベイザメの泳ぐ姿は圧巻でした。
修学旅行にしては連日フィジカルな活動が多く、疲労の色を見せる生徒もいましたが、夕食時には全員が旺盛な食欲を発揮し、テーブルの料理を平らげました。
明日は、いよいよ最終日です。
修学旅行 ~一般コースin 京都・兵庫・広島①~
一般クラスも、7日(火)から修学旅行に出発しました。15クラスは、2グループに分かれて、A班は広島一泊、兵庫一泊、京都二泊の順に旅行先を移動します。B班は逆コースを巡ります。A班の日程で、修学旅行の様子をお伝えします。
2月7日(火)、広島平和記念資料館を訪れ、核兵器の恐ろしさについて学びました。広島市街を散策の後、夕食は全員で広島の名店むさし土橋店でいただき、最初の宿リーガロイヤルホテル広島へ向かいました。
2月8日(水)、クラス別のコースで、様々なツアースポットを訪れました。多くのクラスが選んだのが、安芸の宮島-厳島神社でした(写真中央は宮島へ向かうフェリー上で)。なかには海を渡り、金毘羅宮を参拝したり、中野うどん学校(高松校)でうどん打ちを体験したり、観光船で鳴門のうずしおを見学するクラスもありました。他にも倉敷や姫路城、奈良公園から道頓堀を巡るクラスなど、関西圏を精力的に動き回りました。
夜は兵庫県、ホテルヒューイット甲子園で二泊目を過ごしました。
2月9日(木)、A班、B班が、ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)で合流しました。USJは初めてという生徒が大半で、ガイドマップを片手にお目当てのアトラクションを探し、楽しい一日を過ごしました。
A班、B班はここでコースを入れ替わり、それぞれ京都、兵庫へと宿泊先を移りました。
A班は、京都での本校の定宿、聖護院御殿荘で二泊することになります。
修学旅行 ~特進コースin 沖縄②~
ヒューイットリゾート那覇を後にし、特進一行は沖縄読谷村にある、ロイヤルホテル沖縄残波岬に宿を移しました。このホテルを拠点に三泊を過ごすことになります。
2月9日(木)、本部港から7㎞程離れた入江港(入江島南端)へ船で移動し、サイクリングを楽しみました。時計回りに北上すると、碧い海を左手にニヤティヤ洞窟などの景勝地を楽しみながら輪行を楽しむことができます。コースの途中、長さ1500mの米軍滑走路(補助滑走路なので普段は自由に入れます)を横切りました。ちょうど半周した当たり、北部にある「湧出(ワジー)展望台」の断崖絶壁から見下ろす海は、絶景でした。
船酔いになった人が数名出たそうですが、発熱などで体調を崩す生徒はいませんでした。
修学旅行 ~特進コースin 沖縄①~
本校の2年生は7日(火)、修学旅行に出発しました。特進コースの生徒は、沖縄で4泊5日を過ごします。現地から旅の様子が伝えられています。
2月7日(火)、予定通りに羽田を発ち、12:30頃那覇空港に到着。おきなわワールドで、エイサー鑑賞、玉泉洞を見学しました。その後、首里城を散策しました。宿では、夕食でバイキングを楽しみました。
2月8日(水)、朝の気温は18℃、最高気温は22℃まで上がる見込み。全員元気に朝食バイキングを食べ、9:00にホテルを出発。
平和学習では、沖縄戦で住民が隠れたガマと呼ばれる洞窟を訪れ、当時を体験した語り部の方から貴重なお話を伺いました。その後、ひめゆり平和祈念資料館を見学。戦禍に見舞われれば一般の人々がどんな苦難を被るか、現地でこそ学べることがたくさんありました。
アメリカンビレッジと万座毛では、南国沖縄のリーゾート気分を味わいました。
体調を崩す生徒もおらず、沖縄を満喫している様子です。
芸術鑑賞会
本日5、6校時には、3年ぶりの芸術鑑賞会が催されました。4人の寄席芸人の方々による、題して『学校寄席』。舞台での生の演技を楽しむことができました。
まず、寄席入門では、太鼓の叩き方の一つ一つに意味があることや、出囃子の選曲など、寄席の背景から丁寧に説明していただきました。
次に、鏡味味千代師匠による太神楽曲芸では、抜群のバランス感覚からなす様々な技を披露していただきました。最後は生徒の益々の成績向上を祈った、傘の上で升を転がすパフォーマンスで締めくくりました。
続いて、春風亭柳之助師匠は、冒頭に様々な小噺で生徒の心をがっちりと掴んでいました。演目「転失気(てんしき)」は、内容も理解しやすく、落語の初心者にも受け入れやすいものでした。
さらに、林家正楽師匠による紙切りでは、一つの作品を作る速さと完成度の高さに驚く生徒ばかりでした。また、生徒は自ら出したお題に沿って作っていただいた、即興の作品を嬉しそうにもらっていました。
そして、桂雀々師匠による演目「動物園」では、内容の面白さはもちろん、上方落語特有のテンポや師匠の声量に皆引き込まれていました。
全員が各師匠の圧倒的な芸を心から楽しんでいました。
1年生進路ガイダンス
本日より、2年生は修学旅行に出かけ、校舎には1年生だけが残りました。今日は午前中に進路ガイダンスが開催され、1年生は今後の進路決定に向けて学びました。用意されたワークシートに、真剣にメモを取りながら受講する生徒の姿が目立ちました。
1校時目は至誠館に集合し、進路についての講話に耳を傾けました。株式会社「さんぽう」教育事業本部より、水嶋晃利様が来校。講師を務めていただきました。1年生のこの時期、進路についてはまだまだ漠然とした考えしか持っていない生徒も多い状況で、水嶋様は「3年生になって進路開拓が本格化する前に、先ずは、大切なことに気付き切っ掛けを得るために、積極的に人の話を聴く姿勢とメモを取る習慣を身につけよう。その力を発展させれば、自ら学び自立した行動をとることができます」と訴えました。さらに、「進路を選ぶ尺度は人それぞれですが、視野を広げて行動することで志望する進路へ進むことができます」と生徒を励ましていただきました。
2、3校時目は、生徒たちは志望分野別に分かれて説明を受けました。大学・短期大学の系統別に分けられた説明会場が20、職業の業種別に分けられた体験学習の会場が22。合計42会場での説明会となりました。
今回は、グループ討議や実際に何かに取り組む、体験型の講座が目立ちました。生徒たちには、得るものの多いガイダンスとなりました。
二間塚どんど焼き ~和太鼓部~
2月4日[旧暦1月15日](土)、富津市二間塚交友会が主催する『どんど焼き』が行われ、本校和太鼓部がプレイベントで演奏を披露しました。
どんど焼きは、一般には小正月(1月15日前後)に行われる火祭りです(時期や呼び方には地域差があります)。大きなわら積みに火をつけ、正月飾りなどを燃やします。その火にあたると1年の無病息災などのご利益が得られるという伝統行事です。
本校和太鼓部はプレイベントに招かれ、元気いっぱいの演奏で3曲を披露。和太鼓の大音響を周囲に轟かせました。単独のパフォーマンスばかりでなく、和太鼓チーム『和太鼓道 大塚』とのコラボ演奏で、会場を大いに盛り上げました。
地域の伝統行事が廃れるなか、コロナ禍がその傾向をさらに強めてしまったこの3年間でしたが、この日は、会場には多くの人が集まり、屋台で賑わいました。炎を見入る人たちは、天をも焦がす勢いで燃え盛る火柱に、地域の絆や活気を感じている様子でした。
高校書道展 ~書道部~
千葉県高等学校教育研究会書道部会君津木更津地区主催、『第49回 君津・木更津地区 高校書道展』が開催中です。
会期:令和5年2月4日(土)~2月6日(月)
会場:イオンモール木更津2階イオンホール
時間:10:00~19:00(2/6のみ17:00)
君津・木更津地区の11校が参加する書道展です。広い会場には、70点を超える作品が展示されています。昨夏、千葉県代表作品として『とうきょう総文2022』(全国高等学校総合文化祭東京大会)に出品された、袖ヶ浦高校、拓殖大学紅陵高校による2作品は、この書道展の白眉です。
また、木更津高校書道部による研究発表、『秦時代の隷書の一考察』には、古代中国において漢字の字体がどの様に変遷したのかが、詳細に解説されています。篆書(テンショ)、隷書(レイショ)といった馴染みのない用語が、具体的な字体としてのイメージに結びつき、作品理解の一助となってくれます。
【参加校】
天羽高等学校
木更津高等学校
木更津総合高等学校
木更津東高等学校
木更津東高等学校定時制
君津青葉高等学校
君津高等学校
君津商業高等学校
志学館高等部
袖ヶ浦高等学校
拓殖大学紅陵高等学校
美術工芸作品展 ~美術部~
本日より、『第41回 君津木更津地区高等学校美術工芸作品展』が開催されています。
会場:木更津中央公民館アクア木更津
B館3F多目的ホール(木更津駅西口)
期間:1月26日(木)まで
時間:10:00~18:00
最終日は、16:00まで
主催:千葉県高等学校教育研究会美術工芸部会
入場は無料です。多くのみなさまのご来場とご参観をお待ちしています。
作品を出品したのは、木更津高校、木更津東高校、君津高校かずさキャンパス、翔凛高校、袖ヶ浦高校と本校を含め6校の美術部です。
本校美術部は、この数年精力的な活動を続けています。今回の作品展のポスターとチラシも本校美術部員が手掛けました。この作品展には5名の部員が制作に励み、静物画やポートレイトなど、「さすが!」の秀作が展示されています。一番の大作は、木更津駅に展示されていた、あの懐かしい黒板アートでした。
水彩、油彩、アクリルペイントやデジタル作品など、他校の作品も力作、傑作が目白押しです。是非、ご鑑賞あれ!
始業式
2023(令和5)年の授業開始に当たり、始業式が行われました。
「本来であれば、1、2年生全員に至真殿に集まってもらい、皆さんの顔を見ながらお話をする予定でした。しかしながら年末年始にかけての急速な新型コロナウィルスの感染拡大により、大人数で集まらずに放送での始業式を行うことになりました」(学校長講話より)。
生徒会長、鈴木くんより、「皆様明けましておめでとう御座います。本年もどうぞ生徒会活動への御理解・御協力を宜しくお願い申し上げます。
2年生においては修学旅行があり、1年生においては芸術鑑賞会があります。当日欠席してはもったいないので、新型コロナウイルス感染症対策は十分に行いましょう。
2023年の干支は兎年であります。「二兎を追う者は一兎をも得ず」という言葉があります。目標が多くある時はそのうちの1個を達成してから次の目標に進みましょう。今年身の回りには多くの機会・チャンスがあると思います。このチャンスをラビッとつかむ1年にしましょう。 皆様にとって飛躍的な年でありますように、心よりお祈り申し上げます」と挨拶がありました。
年頭にあたり、学校長からは、「昨年はコロナが収束したとは到底言えないものの、日々の感染対策を心掛けながら、通常に近い学校生活を送ることができました。これまでのところは、普段の授業はもちろん、クラブ活動、そして学校行事も、ほぼ例年と同じような形態で実施することができました。しかしこれからどのように状況が変わっていくのか、誰にも予想することはできません。今は、全ての社会生活において様々な制限を設けずに通常の生活を送るという流れになっていますが、予想できない事態が起きた場合、どのような変化を強いられるのか、わかりません。本校としては、皆さんの3年間しかない貴重な学校生活を守らなければなりません。一方で、学校内で感染拡大が止まらなくなった場合は、社会の方針がどうであっても、教育活動を止めざるを得ません。特に2年生は、実施できれば3年ぶりとなる修学旅行が、2月に控えています。何としても実施するためにも、これまで以上に感染防止に努めていきましょう。学校としての対策も必要ですが、自分自身の健康と、生徒全員の学校生活を守るためにも、一人一人の自覚が本当に大切です。まだまだコロナへの警戒を解くわけにはいかず、思い通りにいかない日々が続きますが、この逆境を自分が成長するための機会として前向きに捉えて、毎日毎日を大切に過ごしていきましょう」と呼び掛けました。
さらに、「皆さんが個々に立てている高校生活における目標を達成するためは、その根幹となる学校生活における基本的な事項を徹底することが大切です」と、改めて「挨拶」、「身だしなみ」、「安易な遅刻欠席をしないこと」、「しっかりと学習すること」。「清掃の徹底」という、5つの要望事項が伝えられ、最後に、「今まで以上に1日1日を大切に、しっかりと目標をもって取り組んでください」という言葉で講話を締めくくりました。
生徒指導部長、鈴木先生からは、来年度より制服に「女子用スラックス」が導入される、と発表がありました。また、希望があれば、今年度1、2年生女子に対しても着用ができること。購入の方法。リボンとネクタイ着用に関する、「着こなし」等について、連絡と諸注意が伝えられました。
第10回記念定期演奏会 ~吹奏楽部~
本日、君津市民文化ホール大ホールにて、本校吹奏楽部による定期演奏会が開催されました。数えること10回目となる記念演奏会となりました。
コンサート、野球応援、コンテストへの参加など、1年間を通じて40回を超える演奏をこなしている本校吹奏楽部ですが、この一年間は、春のセンバツ甲子園大会での応援、8月には千葉県吹奏楽コンクール高等学校A部門に出場し金賞を受賞。本選大会への出場を果たすなど、際立った活躍をした一年となりました。本日の演奏会が今年を締めくくる最後の演奏となりました。3部構成の演奏会はバラエティーに富み、多くの来場者を魅了しました。
第一部SYMPHONIC STAGEでは、上記コンクールでの金賞受賞曲“アニマ メア ルーチェ”を含め3曲を披露。確かな実力を感じさせる、圧巻の演奏でした。
第二部POPS STAGEでは、3年生が大活躍でした。昭和40年代~50年代を彷彿させるドリフターズのメドレーには、元気づけられました。小さなお子さんも楽しめる“A DISNEYLAND CELEBRATION”。ノリノリのマツケンサバでは、ステージが黄金の輝きを放ちました。ダンスにコント、エンタメ力満載の楽しい演奏で会場が大いに盛り上がりでした。
第三部はSPECIAL STAGE第10回記念セレモニー。再び厳かな曲調の交響曲が奏でられました。安房・上総地区吹奏楽連盟理事長、井上大一先生に指揮を務めて頂いた、“栄光をたたえて”では堂々の演奏を披露し、会場からは盛大な拍手を送って頂きました。
アンコール最後の締めとなる曲は、野球応援メドレーでした。甲子園のアルプススタンドや、夏のマリンスタジアムの決勝戦など、熱戦の中での興奮が蘇る大迫力の演奏となりました。
この演奏会は、3年間活動を続けた3年生部員が引退を迎える最後の舞台でもあります。後輩部員が、花道に並ぶ3年生一人ひとりに思い出と感謝の気持ちを伝えてくれました。次第に涙声に変わる言葉に、3年生も思わず涙。楽しい思い出もあれば、かなり辛い思いもしたはずです。最後に青栁先生が一人ずつ名前を読み上げ、3年生を紹介してくれました。呼名に応えて会場に響く声で「はい」と応えて歩み出る姿には、全力でやり切った誇らしさが溢れていました。
今回も、入口には開演前から長い列ができ、大勢の方に来場して頂きました。また、生徒たちのパフォーマンスには、惜しみない拍手をたくさんいただきました。本当にありがとうございました。
第10回の記念演奏会となりましたが、盛況のうちに終えることが出来たのも、みなさまの温かいご支援のお陰でした。
みなさまが良い年を迎えられ、健康に過ごされることを祈っております。
表彰
12月23日の終業式では、部活動、文化祭企画、夏休みの課題で、優秀な成績を収めた生徒を顕彰する表彰が行われました。次に紹介いたします。
ソフトテニス部
千葉県高等学校選抜ソフトボールインドア大会
男子団体優勝
全日本アンダー17チーム選手承認
山中一世君
日本ソフトテニス連盟では、国際大会等において日本代表選手としての活躍を期待し、ナショナルチームを編成して競技力の向上を図っています。山中君はその一選手として承認されました。
文化祭企画
10月28日(金)、29日(土)に行われた『真心祭 文化の部』で、各団体の企画に対して投票を行いました。投票は主に本校生徒と一般来校者(生徒の家族及び中学生)によるもので、得票数に基づいて順位を決定しました。
クラス企画部門
1位101組『Alice in 101 ~不条理からの脱出~』
2位204組『生存率24%』
3位301組『元気「餃子、焼きました」』
部活動・同好会部門
1位吹奏楽部『吹奏楽部コンサート』
2位ダンス同好会ステージ発表
3位クッキング部『クッキング部のたこせん』
夏休みの課題
多数ある夏休みの課題の中で、読書感想文と夏の体験レポートについては、各クラスから選出された作品が、校内の選考を経て受賞作品が決定されます。
最優秀賞
久保田結菜(感想文)
優秀賞
川名陽乃(感想文)
伊藤涼汰(体験レポート)
奨励賞
溝口裕大(体験レポート)
橋本翔歩(体験レポート)
細川蒼泉(感想文)
秋山樹愛(感想文)
山本陽莉(感想文)
終業式
本日、終業式が行われました。今回は、久しぶりに至真殿での開催となりましたが、感染者・濃厚接触者が増えつつある状況を鑑み、学年別の式となりました。
式の始まりには、新しく生徒会長に就任した、鈴木明輝君から「この度、第19代の生徒会長に就任いたしました。必ず結果を出すという方針で、生徒会活動に邁進したいと思います」と挨拶がありました。
学校長は、年の瀬を迎えようとする生徒たちに「今年も今日を入れてあと9日で幕を閉じようとしています。年を越そうとするこの時期は、一年を振り返り来年へ向かって新たな志を立てるには大変良い機会です。高校生らしくしっかり自分を見つめて成長へとつなげて欲しいと思います。
昨年、一昨年と比べれば、はるかにコロナ前の生活に戻りつつある、と感じますが、3ヶ月も休校が続いた頃のことを覚えているでしょうか。学校が再開された後も思い通りに部活動ができなかった時期も長く続きました。その頃は、登校して授業を受け、友だちと過ごす時間がいかに貴重なものであったか、と新鮮な気持ちで受け止めていたはずです。当たり前のことが当たり前になると、その有難さに鈍感になるのは大人も同じです。普通の時間を過ごせることがいかに尊いものであるか、ということをもう一度思い起こし、一日一日を大切に過ごして欲しいです。みなさんが良い年を迎えることを祈っています」と伝えました。
冬休みを迎えるにあたって、生徒指導部長、鈴木先生から、①自転車が車輛であることを自覚し、安全な走行を心掛けること。②SNSへ安易に写真や実名を掲載することは避けること。③冬休みが明け授業が始まる時点で、頭髪等身だしなみを見直すこと等、諸注意が伝えられました。
各学年のハウス長からは、次の内容の講話がありました。
1学年ハウス長、森先生:「これから活躍の場が増え、責任も増すことになりますが、前向きに取り組めば、学校生活を一層充実させることができます。また、周囲に対して、気遣いと思いやりの気持ちを育てて欲しいと思います」。
2学年ハウス長、大岩先生:「自分が本当に望む進路を見つけることで、進路開拓に真剣に取り組むことができます」。また、2月に予定されている修学旅行について諸注意が伝えられました。
3学年ハウス長、能登先生:「次回みなさんが登校するのは、2月27日です。27日は予餞会。28日は前日表彰と謝恩式が開かれます。3月1日は卒業式を迎えます。君たちのために開かれる式典ですが、君たちを支えてきた保護者のみなさんに対しての感謝の気持ちを忘れず、必ず登校して欲しいです。長い休みを迎えますが、健康に注意をして過ごして欲しいです」。
演奏会 ~吹奏楽部~
12月20日(火)に清見台小学校のクリスマスコンサート、12月21日(水)に清和短期大学部付属八重原幼稚園のお楽しみ会にて演奏を披露しました。
清見台小学校では、1・2年生、3・4年生、5・6年生。八重原幼稚園でも、年少、年中、年長と、それぞれ3グループに分かれて演奏を行い、2日間で6回の公演になりました。吹奏楽部定番の曲『ヤングマン』、から、今回初披露の鬼滅の刃の主題歌『残響散歌』、クリスマスにピッタリな『ジングルベル』などの曲をお届けしました。
清見台小学校では、普段から『ヤングマン』の曲が流れているそうです。生徒の皆さんがYMCAの振りつけをしながら演奏を楽しんでくれました。
八重原幼稚園では、本校吹奏楽部の卒業生で、現在は八重原幼稚園に勤務している先生3名にも演奏に参加して頂きました。最初は、緊張している様子でしたが、園児のみなさんから「頑張ってー」と声援が送られると、そのパワーを受け取り堂々の演奏を披露してくれました。
年長さんからは、ダブルアンコールの声がかかり、『宝島』『野球応援メドレー』を披露し、最後まで大盛り上がりの演奏会でした。
今年の依頼演奏は最後となってしまいましたが、来週の定期演奏会に向けてさらに練習をしていきたいと思います。12月26日(月)君津市民文化ホールにて第10回記念定期演奏会にぜひお越しください!
表彰 ~『税に関する高校生の作文』~
『税に関する高校生の作文』の募集に当たり、本校生徒の本吉胡桃さんの作品が“優秀”と認められ、木更津税務署『署長賞』を受賞しました。
作品のタイトルは、『もし税金が無かったら』。誰にも身近な消費税を切り口に、税を納める必要性を丁寧に解説しています。税金という制度が、医療を始め様々な社会基盤を安定させていることに触れ、「税金は、私達が暮らさせてもらう対価であり生活を成り立たせてくれる大切な役割を持つ」と、まさに正鵠を射る文章で結ばれています。
本日は、木更津税務署より署長の森重良二様に来校して頂きました。森重様のお話では、高校生は全体でおよそ250の応募があり、わずか3名の受賞者の一人が本吉さんとのことでした。本校副校長、教頭が見守る中、署長自ら賞状を手渡して頂きました。
クリスマスカード ~1年生英会話~
冬休みも間近!今年の授業も終盤を迎える季節になりました。英会話の授業では、恒例のアクティビティー、クリスマスカードの作成に取り組みました。
生徒たちはあらかじめカードを送る相手と、”I wish you a Merry Christmas!”などの英語のメッセージを決めます。先生のチェックを受けて、OKが出れば大きさの違う色画用紙2枚をもらいます。二つ折りのカードを開くと、モミの木やハートの切り絵がポップアップするのが完成型です。
黒板に貼られたサンプルをみたり、タブレットでネット検索をしたり、絵心のある生徒はクリスマスのイメージ通りのイラストを描いて見事なカードを仕上げていました。
日本では、クリスマスで盛り上がることはあっても、カードのやり取りをする習慣はあまりありません。海外の文化を知り、それを楽しく試してやってみるのも、語学を学ぶためには大切なこと。
英語のクリスマスカードを作るのは、殆どの生徒にとっては初めてのことでしたが、楽しく取り組むことができました。出来上がったカードは、友達や先生に送られます。
幼稚園訪問 ~硬式野球部~
本校硬式野球部3年生部員が、君津学園清和大学付属幼稚園を訪れ、園児たちと楽しく一日を過ごしました。
硬式野球部の3年生部員たちが、幼稚園を訪問しました。ユニホームを着ている姿はいつもの通りですが、試合のときの精悍な表情とは大分違い、やさしい顔で入場する部員たちが目立ちました。自己紹介では、努めて笑顔を作ったり、笑いを取ろうとしたり、園児たちを喜ばせようと結構真剣な様子でした。からだの大きい高校生に、最初はちょっと驚いた園児たちもいましたが、アピールの甲斐あってすぐに園児たちと打ち解けることができました。
「ほんとうはやさしいお兄さんたちなんだ!」と思ってもらえればしめたものです。絶対に疲れたり壊れたりしないお兄さんたちは、園児たちの恰好の遊び相手になりました。
『野球教室』では、小さな子どもたちでも分かるように、上手にコツを伝授。初めてボールとバットを手にする園児たちもいましたが、見事にボールを打ち返す場面では、「ヤッター」と歓喜の声が上がりました。
最後に撮った集合写真からは、小さな子どもたちの元気が伝わってきます。硬式野球部のみなさん、ごくろうさまでした。(写真データは、八重原幼稚園から提供して頂きました。)
次の日程で付属幼稚園を訪問いたしました。
11月29日(火)金田幼稚園、12月1日(木)八重原幼稚園、12月2日(金)畑沢幼稚園
幼稚園の先生方、ありがとうございました。
保育実習へ行ってきました ~保育・幼児教育コース~
本校の保育・幼児教育コース生徒の2年生と3年生が清和大学短期大学部附属幼稚園にて、保育実習を行いました。
2年生は授業で作成した紙芝居の実演実習を行いました。園児たちに楽しんでもらおうとペープサート*を利用したり、絵を段階的に出したりするなど工夫をこらしました。学校で何度も練習したこともあり、どのグループも好評でした。
(登場人物を描いた紙を裏表2枚張り合わせ、持ち手を付けた紙の人形)
3年生は高校最後の保育実習で、これまでの集大成となる実習内容になりました。。特にエプロンシアターや手袋シアターの実演では6月の実習での反省を生かし、よりよい形で園児たちの前で披露することができました。また、お遊戯会の練習や清和大学短期大学部の先生による造形の授業など通常の保育以外の時間も体験することもできました。
3年生は今回の保育実習の経験を生かし、進学先で資格・免許取得に向けてがんばってほしいと思います。
各幼稚園の先生方、お忙しい中での保育実習の受け入れ、ありがとうございました。
以下の日程・幼稚園で実習を実施しました。
11月25日(金)3年生 金田幼稚園
11月28日(月)3年生 八重原幼稚園
11月29日(火)2年生 畑沢幼稚園
11月30日(水)2年生 金田幼稚園
にっぽん丸入港イベント出演 ~吹奏楽部~
12月4日(日)、木更津市市制80周年を記念し、木更津港に「にっぽん丸」が入港しました。伊勢神宮へ向かう、2泊3日のクルーズの出発式に、本校吹奏楽部が出演。演奏を披露しました。
17:00の出航に先立ち、盛大な出発式が行われました。木更津市長、にっぽん丸の船長からのご挨拶に続いて、本校吹奏楽部が演奏を披露。ヤングマン、ディープパープルメドレー、ディズニー50周年セレブレーション、宝島、野球応援メドレーの5曲をお届けしました。甲板に立つ多くのお客様からは、大きな拍手を送って頂きました。
17:00になると、出航を知らせる銅鑼が力強く鳴り響きました。岸壁を離れるクルーズ船上には、夕闇を背景にスマートフォンのライトを照らし、大きく手を振っているお客様の姿がありました。演奏が終わり、遠ざかる船が見えなくなるまで、「いってらっしゃい」「行ってきます」の大合唱が続きました。
生徒たちにとって客船のイベントは初めての経験で、実際に船の大きさを目の当たりにして大興奮の様子でした。
12月26日(月)に行われる定期演奏会が、一般のお客様に披露させていただく、今年度最後の演奏会です。
お時間のある方はぜひお越しください。
生徒会役員信任式
本日、新生徒会役員の信任式が行われました。
学校長より「生徒会本部役員当選おめでとうございます。生徒会本部役員というのは、学校行事を始め、木更津総合高校を運営していく上ですごく大切な活動だと思っています。自身の頑張り、やる気が木更津総合高校をさらに良いものにするし、木更津総合高校の一人一人の学校生活が豊かなものになる。またそれと同時に一年間生徒会本部役員として活動することが、君たち自身の成長にもつながります。本当に素晴らしい、意義深い活動だと思っています。是非この一年間、みんな一生懸命頑張ってもらって、一年後、また次の代に引き継ぐときに精一杯やったと思えるような良い生徒会活動を展開してほしいと思います。
コロナもまだ収まっていないけれど、今年度は色んなことが通常通りに近い形でできるようになりました。来年はまたさらに通常通りにますます近づいている形になっていくと思うので、みんなの腕の見せ所、是非頑張って色んなものを、特に学校行事を盛り上げていってください。期待しています」と激励の言葉がありました。
今後の成長や活躍が楽しみです。
全体朝礼
本日、全体朝礼が行われました。生徒は各ホームルーム教室で着席し、放送での朝礼となりました。学校長より講話、生徒指導部長より連絡が、伝えられました。
学校長からは、「いよいよ今年も残り1ヶ月を切りました。今年最後の締めくくりは、何といっても来週の定期試験です。今回の定期試験は科目が多く、範囲も広いです。授業と家庭学習にしっかり取り組み試験に臨んでください。進級できればいい、赤点さえ取らなければいい、そんな気持ちではダメです。最初から目標を低く設定してしまうと、それなりの努力しかしなくなります。
今はサッカーワールドカップが開催されています。組合せが決まった時点で、日本がグループリーグ1位で決勝トーナメントに進出すると予想した人はどれだけいたでしょうか。マスコミは期待も込めて日本の勝利を口にしますが、彼らも、現地カタールまで応援に駆け付けたサポーターも、心の中では厳しい試合になることを予想していたはずです。ドイツ戦もスペイン戦も、先制点を取られました。その時に、「やっぱり駄目だ」と思った人は多いはずです。しかし日本代表の森保監督はじめスタッフ、そして選手たちは一人残らず日本の勝利を疑わず、そのために全力を尽くしたと思います。その気持ちが、歴史的勝利につながったのです。気持ちがあれば勝利するとは限りませんが、気持ちが無い人には絶対に奇跡は起こりません。
ワールドカップと定期試験では、全然次元が違う話です。しかし、せめて高校生活で年に5回しかない定期テストの時くらい、精一杯勉強したと誇れるように勉強に励んでほしいと心から思います。体調万全でテストに臨み、そして今年を最高の形で締めくくってください」と講話がありました。
生徒指導部長、鈴木先生より、12月10日(土)から19日(月)まで行われる『交通安全運動』について連絡がありました。「今年度4月から12月までに、県内で起きた交通事故で負傷した高校生のおよそ70%が自転車に乗車中の事故であったそうです。自転車は車両なので道路の左側を通行します。イヤホンを耳につけたままの状態で、または、スマホを操作しながら走行すること等は、道路交通法違反となります。事故に遭ってしまうことも、事故に巻き込まれてしまうことも重大な結果を招きます。年末に向けてせわしい時期を迎えます。十分注意をして行動して下さい」と、注意喚起と7月から義務化されている自転車保険加入を呼びかけました。
表彰 ~部活動~
本日、朝礼に先立ち、部活動の表彰が行われました。朝礼と同様、表彰も放送で行われたので、各団体の代表者のみが放送室に集まり、賞状を受け取りました。
つぎにお伝えいたします。
バドミントン部
『千葉県高等学校新人体育大会』
男子学校対抗 5位
男子個人ダブルスの部 5位 真板響輝、大木啓嗣
ソフトテニス部
『千葉県高等学校新人体育大会』
女子個人 3位 長谷川優葵、佐々木美緒
『ソフトテニスジュニアジャパンカップ』
シングルス男子 U-17 3位 山中一世
ダブルス男子 U-20 3位 小林駿介、常澄 遼
剣道部
『千葉県高等学校新人体育大会』
男子団体の部 3位
柔道部
『千葉県高等学校新人体育大会』
男子団体の部 優勝
女子団体の部 優勝
男子個人の部
60㎏級 優勝 伊藤悠葵、66㎏級 優勝 小澤顕心、
81㎏級 優勝 中野心太、90㎏級 優勝 三ツ石大剛
100㎏級 優勝 飯田叶輝 73㎏級 準優勝 新井善心、
81㎏級 準優勝 北條允人
女子個人の部
70㎏級 優勝 鈴木莉緒、78㎏超級 優勝 鹿島 楓、
78㎏級 優勝 大前暖佳、57㎏級 準優勝 橋本翔歩
吹奏楽部
『千葉県アンサンブルコンテスト上総・安房地区予選』
金管八重奏 金賞(県大会出場へ代表認定)
サクソフォン四重奏 金賞(県大会出場へ代表認定)
金管六重奏 銀賞
サクソフォン三重奏 銀賞
クラリネット三重奏B 銀賞
クラリネット三重奏A 銀賞
フルート三重奏 銀賞
管楽三重奏 銅賞
打楽器四重奏 銅賞
生徒会役員選挙及び立会演説会
本日1校時、生徒会役員選挙が実施されました。立候補者は、配信された映像を通じて、立候補に向けた意気込みと今後の活動について抱負を語りました。
生徒たちは、Classiを使っての投票となりました(アクセスが出来ない生徒のみ投票用紙を使用)。
立会演説に先立ち、学校長からは、参政権が18歳に引き下げられ、高校生も一有権者としてまじめに選挙に取り組む姿勢を学ぶ必要があることに触れ、「みなさん一人ひとりが、生徒会の構成員です。みなさんの学校生活を充実させるために、勇気をもって立ち上がってくれた立候補者の演説に真剣に耳を傾けて欲しいと思います」と選挙の重要性について説きました。
現生徒会長、山根君からは、「立候補者の演説をしっかり聴き内容を吟味し、1、2年生は自分たちの代表を選んでください。3年生はこれからの本校を背負っていくにふさわしい人を選んでください。 投票よろしくお願いします」と。今年度選挙管理委員長を務めた、吉田亜寿佳さんからは、「一人ひとりが本校生徒会の一員であることを意識し、真剣に話を聴いて、この後の投票にのぞんで下さい」と、それぞれ放送を通して生徒たちに投票を呼びかけました。
演説の内容からは、「みなさんの声を形にする努力をしたい」、「校則について理解を深め、学校生活の充実を図りたい」、「校外での活動を重視して学校のイメージ向上に励みたい」等、具体的な施政方針を語る立候補者の姿が伝わりました。
自衛隊ガイダンス ~就職指導部~
11月23日(火)放課後に、1年生、2年生を対象にした、自衛隊ガイダンスが開催されました。会場となった104教室では、講義形式で採用試験対策をして頂いた一方で、けやき広場では、自衛隊の特殊車両が展示され、多くの生徒が自由に乗車し直接車両に触れる体験をすることができました。
自衛隊千葉地方協力本部木更津地域事務所から来校されたのは、主任広報官である米田様をはじめ、奥様、沼田様、古賀様です。104教室では男子8名、女子2名、計10名の生徒が参加し、米田様よりレクチャーを受けました。
自衛隊員の主要な役割は、「国の防衛」、「災害派遣」、「国際平和協力活動」の3つです。混迷を極める世界情勢や自然災害が繰り返す中、自衛隊の存在意義はますます高まっています。さらに近年は、陸・海・空だけでなく、宇宙空間やサイバー領域への対応を迫られているとの説明に、生徒たちは驚きの表情を隠せませんでした。
自衛隊員はフィジカル面でかなり屈強で特別な知識と技術を持った、「特殊な技能集団」とのイメージが先行し、「“フツーのひと”には、務まらないのでは?」という心配が脳裏をよぎります。
しかし、実際の自衛隊は、様々な職種を抱える幅の広い職場であることが、米田様のお話から知ることができました。自衛隊は全国に(海外にも派遣)展開し、およそ24.7万人の隊員が働いています。隊員の日常生活とその活動を支えるために、医療、調理、経理等の事務職から音楽隊まで、ありとあらゆる職種を擁する巨大組織なのでした。育児中のお母さんだって働いています。「どんな人にも活躍できる場所が用意されている」との言葉に、生徒たちは目を輝かせました。
後半の試験対策では、国・数・英・社の例題を解説して頂きました。学校で学ぶ内容がいかに大事であるか再確認できました。
けやき広場に展示されたのは、“高機動車”という高い走破性を誇る特殊車輛でした。最低地上高が高く、60%(およそ31度)の勾配をクリアーできる登坂能力があります。何より、タイヤが被弾しても走行を続けることができる特殊な機構を持つそうです。後部のスペースが広く人や物資の輸送に適しているばかりでなく、牽引力が強いので、多目的車輛として重宝されています。運転席に座るのも写真撮影も自由。多くの生徒が興味を示し、中には隊員の方との記念写真をねだる生徒もいて、大賑わいとなりました。
生徒会オープンデー
11月14日(月)、16日(水)、18日(金)の3日間、昼休みに3学年ハウス生徒会室を開放して、『生徒会オープンデー』が開催されました。
任期満了に伴う、生徒会役員の改選選挙が近づいています。立候補受付期間となった先週、現役役員が、生徒会の活動内容を広く理解してもらうために、『生徒会オープンデー』を催しました。この3日間に生徒会に興味を持つ1、2年生、延べ15名の生徒が生徒会室を訪れ、この1年間どんな活動をしてきたのか、役員から説明を受けました。
振り返ればこの3年間、新型コロナウィルス感染拡大に影響され、多くの行事が中止に追い込まれ、何とか開催に漕ぎつけた行事においても多くの制約を強いられながらの実施となりました。「前例に倣えばどうにかなる」仕事はほとんどなく、その都度改善策と創意工夫が求められる厳しい3年間でした。
様々な場面でリーダーシップを発揮して、なにやら“颯爽”としたイメージを持たれることの多い生徒会ですが、裏方の仕事が多いのも事実です。同じく先週、文化祭で使ったブルーシートを来年も再利用できるように、除菌スプレーを吹き付けモップ掛けをしている役員の姿がありました。日没が過ぎ、校舎から漏れる灯りの中での作業でした。
引退が迫る3年生役員たちが、来訪する後輩たちに明るく接していました。自分たちのバトンを受け継ぎ次の世代を担って欲しいという強い思いがあるようです。
立会演説会(即日投開票)が28日(月)に予定されています。
理美容進路ガイダンス ~就職指導部~
本日放課後、104組の教室を会場にして、理美容を志望する生徒を対象に、『理美容進路ガイダンス』が開催されました。木更津・君津に店舗を展開するエルズ(L★s)グループのスタッフのみなさんが来校され、参加した生徒たちへ、“美容室で働くことって?”をテーマにガイダンスをして頂きました。
参加したのは、1年生、2年生の理美容を志望する13名の生徒達でした。モニターになる生徒達が一人ずつ前に出て、スタイリストの方からメイクアップとヘアーアレンジをしてもらいます。限られた時間の中で友だちがみるみると変わっていく様子に、見学する生徒達からは思わず、「かわいい!」、「すごい!」という感嘆の言葉が溢れてきました。
プロの技術を間近に見ながら、スタイリストの方から施術のポイントと細部の解説をして頂くという、贅沢な内容でした。ただ単にメイクやアレンジをしているのではなく、顔立ちや髪の長さ等の個性を見極め、モニターの要望を上手に反映させて仕上げているとの説明に、全員が「なるほど!」と納得の顔を見せていました。
司会を務める祇園店店長、柿崎様は、好タイミングでのインタビューと実況をまじえながら、事前に集めた生徒からの質問に、解説を加えて分かりやすく答えてくれました。学費のことや「希望する美容室に就職したい」、「どんな人が向いているの?」などの質問。「髪型やメイクの流行りはどの様にチェックしていますか?」との即興の質問にも丁寧に答えてくれました。
最後にPIECE店副店長、青木様から「今日は未来の美容師さんへ、希望やキラキラ輝けるものを与えられたらな、との思いでやって来ました。どうか夢をあきらめないで頑張って下さい」と生徒たちへ、エールを送って頂きました。
表彰
全校集会では、部活動と英語スピーチコンテストで優秀な成績を収めた生徒に対して、表彰が行われました。以下にご紹介いたします。部活動では、1名が代表となって賞状を受け取りました。
演劇 部
『千葉県高等学校演劇第11地区高校演劇秋季発表会』審査員特別賞
『きみぶん演劇祭“Chapter.19”』GOOD!!STAGE賞
陸上競技 部
『関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会』
男子ハンマー投第6位 山口弘太郎(52㍍40)
女子ハンマー投第3位 小野寺結菜(39㍍98)
女子ハンマー投第5位 栗原莉央(37㍍79)
ソフトテニス 部
『国民体育大会ソフトテニス競技』
少年男子第4位 小林駿介、松村優成、遠藤希来、山中一世、笹井悠月
『千葉県高等学校新人体育大会ソフトテニス大会』
男子団体優勝
男子個人優勝 萩森大和斗・守屋裕貴ペア
男子個人準優勝 昼間悠佑・佐藤諒和ペア
男子個人第3位 大倉丞太郎・中村 烈ペア
英語スピーチコンテスト
『千葉県高等学校英語スピーチコンテスト市原木更津地区大会』
2・3年レシテーション部門優勝 上原愛海
全学年スピーチ部門第5位 屋城颯斗
全学年スピーチ部門第6位 上江洲彩優
放送朝礼
4連休明けとなった本日、放送による全校集会が行われました。生徒会長からの言葉、副校長からの講話に続き、本日から始まる教育実習で教壇に立つ実習生の紹介がありました。
最初に、生徒会長山根 凪君から、「先日の文化祭お疲れ様でした。みなさんは文化祭を楽しむことができましたか? 私が見る限りでは、ここ最近の学校行事で一番の盛り上がりを見せ、無事成功に終わったと思います。 そして、文化祭が終わったということは、今年度も残り半年ないということです。 そして、その中でも3年生の登校日数はあと35日しかありません。これは3学年全員が揃って学校にいることができる日数でもあります。 ですので、みんなで一緒にいられる時間、一秒一秒を大切にしていきましょう。 それから、今月は生徒会選挙があります。生徒会に興味がある方、また、この学校をより良くしたいという気持ちを持っている方は、今月中に行われる生徒会オープンデーに来てください」と挨拶がありました。
続いて、副校長田村先生から「先ずは、10月28日、29日に行われた『真心祭 文化の部』は、昨年は縮小して行われた文化祭でしたが、今年度は通常の文化祭を行うことができました。みなさんの協力のもと、盛大に開催することができました。一人ひとりが思い出に残る文化祭になったことと思います。準備から本番まで、大変な苦労もあったことと思いますが、その苦労が今後の成長につながるものと思います。
また、12月の終業式まで残り2ヶ月です。何と言っても、高校生は勉強することが基本です。学校を遅刻、欠席することなく、規則正しい生活を過ごして下さい。
特に3年生は、12月で登校が終わりますので、1日も欠席することなく、高校生活の最後を立派に飾って卒業して下さい。
1、2年生も油断することなく、規則正しい学校生活を営み、学校外では、高校生らしい態度・マナーを実践して下さい」と講話が伝えられました。
副校長より、後期教育実習を担当する実習生8名が紹介されました。氏名と在籍する大学、担当教科とホームルームが伝えられました。「放送による紹介なので顔が見えませんが、生徒諸君、よろしくお願いします」との一言が添えられました。
ちばアクアラインマラソン
これ以上ない好天に恵まれ、『ちばアクアラインマラソン 2022』が開催されました。晩秋に輝く木更津~袖ヶ浦を、1万5千人のランナーが颯爽と駆け抜けました。
スタート地点間近、富士見大橋の頂点に先頭の車椅子ランナーが姿を現すと、応援に集まった観衆から大きな拍手が起こりました。4年ぶり5回目となった『アクアラインマラソン』の始まりです。“海のまち”のイメージがある木更津~袖ヶ浦ですが、実際には起伏が多くあり、難所が続きます。それでもランナーたちは、移り行く景色を眺めながら秋を満喫している様子でした。東京湾アクアラインから見える青い空と日差しに輝く東京湾は、参加者だけが堪能できる絶景です。
1万5千人のランナーを支えたのが、大勢のボランティアの方々です。コース上には、数多くのエネルギー補給・給水ポイントが設けられ、医療救護担当スタッフがレースに交じって走る姿も見かけました。
沿道には、多くの人たちがランナーを応援していました。途切れることのない「がんばって!」の声、声、声。小学生・中学生たちが、手作りのプレートや横断幕を掲げていました。子どもたちからの精一杯の声援は、ランナーの励みになったに違いありません。
本校から、陸上部、柔道部、チアリーディング部、バドミントン部、ソフトボール部、卓球部、剣道部、バレーボール部、女子バスケットボール部、テニス部、インターアクト部、生徒会役員、総勢203名の生徒がボランティアに参加しました。参加者への手荷物の返却、認証チップの回収、給水や誘導等を行いました。吹奏楽部がフィニッシュ地点となるメインイベントエリアで、和太鼓部はハーフフィニッシュイベントエリアで、それぞれパフォーマンスを担当。ゴール直前、最後の瞬間を演奏で出迎えました。微力ながらも大会運営に貢献しました。
また、学校長を始め、本校教職員8名がフルマラソンに参加しました。全員が無事完走いたしました。
文化祭2日目・無事終了
『第20回真心祭 ~文化の部~』は、2日目を迎えました。本日は、事前手続きを済ませた中学生と在校生のご家族が、文化祭を参観しに多数来校しました。秋晴れ、青空の下、校内は大いに賑わい、盛況のうちに文化祭が終了いたしました。
発表の機会が限られる文化部系の部活動・同好会は、この日を待ちわびたと言わんばかりに、“青空ステージ”で渾身のパフォーマンスを繰り広げました。いまや、一大勢力となった、軽音楽同好会とダンス同好会は、エンターテイメント性の高いショーで会場を沸かせました。演劇部は、ちょっとシュールなシナリオで観客の意標を突き、合唱同好会のひた向きな歌声には心が打たれました。クイズ研究同好会は、生徒チームvs.教員チームでの対決。2戦とも最後まで勝敗がもつれる好勝負となりました。和太鼓部は大音量、迫力満載の演奏。吹奏楽部は、昨夕日没まで練習が続きました。人を魅了する楽しい演奏の裏には、厳しい練習がありました。
青空ステージ最後の演目となった吹部のアンコールでは、硬式野球部が友情出演。夏の応援風景を凌ぐ盛り上がりを見せました。観客席となった至真殿階段からは、大勢の人たちから惜しみない拍手が送られ、大団円を迎えました。
25日(火)から始まった文化祭週間でした。3日間の準備期間中、生徒達は夕方遅くまで、展示の準備と発表に備えた練習に、エネルギーを注いで迎えた文化祭でした。
教室で行われたクラス企画では、工夫を凝らした展示やアトラクションが目白押しでした。万事上手く行ったクラスもあれば、作ったものが壊れたり動かなかったり、トラブル続きのクラスもありました。きっと、クラスの数だけドラマがあったはずですが、多くの生徒は、「やり切った感」と「大いに楽しめた感」を感じている様子でした。
本日は、1,000人を超えるご家族と、およそ150人の中学生が本校を訪れました。今回の文化祭が活況を呈し、久々の賑わいを見せたのは、多くの方々の来訪があったからこそでした。楽しいひと時を過ごしていただけたでしょうか。遠方よりのご来場、誠に有難うございました。来年度はさらに充実した文化祭を開催し、より多くのお客様を迎えることが出来たら、と願っております。
文化祭1日目
本日、『第20回 真心祭 ~文化の部~』が開催されました。
本日、文化祭の1日目を迎えました。開会式ではまず、実行委員長永井さんから「いよいよ今日から2日間の『真心祭文化の部』が開催されます。新型コロナウィルスの影響もあり、今まで通りの文化祭とまではいきませんが、1、2年生は初めてのクラス企画。3年生は最初で最後の模擬店企画となります。こうして無事に文化祭当日を迎えることができ、とても嬉しく思います。制限された中で決まりを守り、思い出に残るものにしましょう」と、続いて生徒会長山根凪君から「今日はまちに待った真心祭文化の部です。生徒一人ひとりの感染症対策に対する意識、そして通常通りの文化祭を行いたいという強い思いのおかげで、例年に近い規模での文化祭をこうして行うことができます。今年は、外部からも人がいらっしゃるので、感染症対策をいつも以上に気をつけて文化祭を楽しみましょう」と挨拶がありました。最後に学校長より「皆さんは各クラス展示や発表に向けての準備、クラブごとの発表の練習に対して非常に一生懸命、そして楽しそうに取り組んでいました。それだけでこの文化祭は半分成功したと言えると思います。文化祭は学校行事の中でも体育祭と並んだ大イベントです。ただ自分が楽しむために漫然と参加するのではなく、クラスやクラブごとに、一人ひとりが役割を持って準備に当たり、みんなが力を合わせて一つのものを作り上げる。これは授業ではできない貴重な体験です。そして来てくれた人が面白かった、楽しかったと言ってくれることは、自分が楽しむことよりもきっと嬉しいことだと思います。皆さんが卒業して大人になって高校生活を振り返ってみた時、木更津総合高校での文化祭が高校生活で最高の思い出だったと言えるような文化祭になることを期待します」と式辞を述べました。
実際に文化祭が始まると、各企画の装飾の煌びやかさや、生徒の賑わいにより、学校全体が明るく楽しい雰囲気に包まれていました。またステージ企画もどれも大きな盛り上がりを見せていました。
文化祭準備
28日(金)より、『第20回 真心祭 文化の部』が開催されます。本校では、25日(火)から前日の27日(木)までを準備期間とし、生徒達がクラス企画や部活動・同好会の展示発表に向けて、鋭意作業に取り組んでいます。
28日(金)は、学内開催:本校生徒だけでの実施となります。
29日(土)は、入場制限を設けて開催:①中学生と②本校在校生の保護者と小学生以下のごきょうだいのみがご参観可能です。
どちらも事前申し込みが必要です。本校ホームページをご参照ください。
一般公開はされていません。ご了承ください。
※①は、27日(木)に申し込みを締め切ります。②は、25日(火)に申し込みを締め切りました。
校舎の中では、教室や廊下ほか、あちらこちらで企画の準備が進んでいます。資材の運搬、教室の装飾など、様々な作業が行われています。いったい何ができるのか、なかには槌音を響かせ、鉄パイプと分厚い板で、頑丈な構築物を組み立てているクラスもあります。
至真殿階段下の広場には、広いステージが設置されています。参加団体が入念にリハーサルを行い、本番に備えます。
3年生は、模擬店を開きます。どんなメニュー提供されるのか楽しみです。もちろん、火の元と衛生面のチェックは怠りません。
※今年度の模擬店では、店頭での現金のやり取りを避けるため、お客様にはauPAYでのお支払いをお願いしています。アプリのダウンロードと料金チャージといった、事前にご準備が必要になります。スマートフォンを持っていない中学生には、金券が用意されています。そちらをご利用下さい。
海ほたる ~吹奏楽部~
本校吹奏楽部が10月22日(土)、海ほたる5階川崎側展望デッキにて演奏を披露しました。
定番となった海ほたるでの演奏ではありますが、午前の部11:00~、午後の部13:00~と2回にわたり、『ヤングマン』『群青』『ディズニーランドセレブレーション』『宝島』アンコールには『野球応援メドレー』をお届けしました。
午後には富士山が顔を出し、広大な景色をバックに、たくさんのお客様の前で披露させていただきました。
今後も、10/28.29の文化祭や11/6アクアラインマラソンに出演させていただく予定です。また、12/26には、君津市民文化ホールにて第10回定期演奏会を開催いたします。
ぜひお越しください!
木更津・市原地区英語スピーチコンテスト結果
市原市民会館小ホールにて、英語スピーチコンテスト木更津市原地区大会が行われました。大きな会場での発表は3人とも初めてでかなり緊張していましたが、これまでの練習の成果が十分発揮された素晴らしいスピーチをしてくれました。うれしいことに全員が入賞し、上原愛海さんは2.3年暗唱部門1位で千葉県大会に出場することになりました!
1. 2、3年生レシテーション(暗唱)部門 優勝 上原愛海(千葉県大会出場決定)
2. 全学年スピーチ部門
5位入賞 屋城颯斗
6位入賞 上江洲彩優
3年ぶりの地区英語スピーチコンテストでした!市原市民会館小ホールという大舞台と、レベルの高さに圧倒され、緊張しながらも全員がこれまでの努力の成果をはっきした、堂々としたスピーチを行い、悔いなくコンテストを終えることが出来ました。参加生徒全員入賞という快挙を達成することができました。1位の上原さんは、10月25日(火)に千葉県文化会館で行われる、高校生英語スピーチコンテストの千葉県大会に、木更津・市原地区代表として出場します!
県大会に出場するのは、市原中央高校(スピーチ1.2位)、木更津総合高校、木更津高校(1年暗唱部門)、志学館高校(1年リーディング)の4校です。後日学校長から3人に表彰状を授与していただきます。
校内英語スピーチコンテスト結果
先月行われた、校内スピーチコンテストの結果をお伝えいたします。
3年ぶりの校内英語スピーチコンテストでした!審査委員のマッキンレー先生、パチェット先生から、参加者23名全員の努力と熱意に対して賞賛の言葉が送られました。
1. 2、3年生レシテーション(暗唱)部門 上原愛海(地区大会出場決定)
2. 全学年スピーチ部門
1位 屋城颯斗(地区大会出場決定)
2位 上江洲彩優(地区大会出場決定)
3位 中川原美里
4位 松本妃月
5位 佐瀨壮紀
6位 岡田七海
7位 Moe Set Chit Thu
8位 長谷川優葵
イオン特設ステージ ~吹奏楽部~
今年、日本は鉄道の開業150年を迎えました。イオンモール木更津1階催事会場では、鉄道開業150年、木更津駅開業110年、日東交通開業95年を記念して、イベントが開催されました。本校吹奏楽部が、特設ステージにて演奏を披露し、来場したお客様に心を込めて演奏をお届けしました。
演奏は、2回のステージに分けて行われました。スペースが限られ、少人数編成でのアンサンブル形式でパフォーマンスをお届けしました。
演奏曲目
13:30からの部では、ジブリ作品『天空の城ラピュタ』より、“ラピュタメドレー”。ディズニー作品『ライオンキング』より“愛を感じて”。スマップの“世界に一つだけの花”。ゴダイゴの“銀河鉄道999”。
15:00からの部では、“いい日旅立ち”。山口百恵さんが歌った、懐かしい国鉄時代のキャンペーンソングです。ディズニー作品『アラジン』より、“ホールニューワールド”と“フレンドライクミー”。そして、映画『ロッキー』より、“ロッキーのテーマ”。
お客様との距離が近く、臨場感のあるアットホームな雰囲気のステージとなりました。2回ともアンコールのご要望をいただき、“野球応援メドレー”をお届けしました。本来応援用の演目ですが、発声を伴わない演奏にも、ご来場の皆様からは、温かい拍手をいただきました。ありがとうございました。
第1回 坂田ふるさと祭 ~和太鼓部~
昨日、君津市西坂田にある五竜公園にて、『第1回 坂田ふるさと祭』が開催されました。本校和太鼓部が依頼を受け、演奏を披露しました。
午前中にはまだ雨が残り天気の心配がありましたが、開始時間の午後3時には空は見事に晴れわたり、無事開催の運びとなりました。主催者、関係者のみなさまのオープニングセレモニーでのご挨拶からは、まだまだ多くの制約が強いられるこの時勢下で、開催に漕ぎつけるまでには様々なご苦労があったことがうかがえました。地域のお祭りが軒並み中止に追い込まれてきたこの3年間でしたが、この日の天気の移り変わりのように、晴れてお祭りを実施し出来たことで、また新たに地域の絆が深まり、まちに活気が戻ってくることを多くの人たちが待ち侘びていたのだ、とその笑顔から感じることができました。
演奏曲は、『奏音(かなた)』、『睦(むつみ)』、『秩父屋台囃子(ちちぶやたいばやし)』の3曲。部員11名、顧問3名、総勢14人で打ち鳴らす太鼓は周囲に轟き、お祭りの雰囲気を大いに盛り上げることができました。
また、演奏後には来場した多くの方々から、大きな温かい拍手をいただきました。本当にありがとうございました。
海鮮フェス 2022 ~活性化協議会ユース部会~
連休最終日となった昨日、木更津鳥居崎海浜公園にて、『木更津みなと口 海鮮フェス 2022』 が開催されました。このイベントを主催した鳥居崎倶楽部(鮨店)に招かれ、木更津市中心市街地区活性化協議会ユース部会に参加する本校生徒が、地元の芸者、*紅葉(もみじ)さんから木更津のお話を聴く貴重な機会を得ることが出来ました。
木更津の活性化のために活動しているユース部会については、9/20の記事でお伝えしましたが、今回は「みなとまち木更津」の再生を目指すパークベイプロジェクトのメイン施設、鳥居崎倶楽部に、木更津東高校、木更津高専と本校(主に生徒会役員)のユースメンバーが訪れました。お借りしたスタッフのユニフォームに着替え、紅葉さんに紹介して頂きました。
海辺を歩きながら紅葉さんが伝えてくれたのは、江戸時代から栄えた木更津の、現代までの浮沈の歴史。江戸との海運で繁栄した木更津は人や文化の行き来も盛んで、歌舞伎の演目、『与話情浮名横櫛』は、当時の木更津が背景となって描かれた、実話に基づいた物語だそうです。二人の主人公、切られ与三郎とお富が逢瀬を重ねた見染の松が公園内に健在です。
そして、現代の木更津。全国のあちらこちらの地方都市と同様、地元商店街はシャッター通りと化し、長引く不況とコロナ禍で経済にさらなる打撃を被りました。街から活気が失われ、現在に至っています。多い時には200名を数えた市内の芸者さんは、いまでは紅葉さんを含めて僅か7人。公園内にある木更津甚句記念碑の舞い姿の芸妓像が往時を偲ばせます。
アクアライン開通時には、「もし開通しても、こちらから東京・神奈川方面に出掛ける人が圧倒的に多く、あちらからの人の流れは限られるのでは?」という悲観論を耳にしました。しかし、四半世紀が過ぎたいま、テレビ番組では房総半島が盛んにフィーチャーされ、観光シーズンには房総半島に向かう人の流れが確実に増えています。昨日のフェスでも、駐車場に県外ナンバーの車を多く見かけました。
紅葉さんは初対面の高校生を相手に、「アワビや伊勢エビはいないけど、遠浅の浜では潮干狩りや簀立(すだて)遊びが出来て、木更津の海はおいしいものがたくさん獲れるの」と最後まで楽しいお話を続けてくれました。
メンバーは、最後にお店から提供された“海鮮丼”をいただきました。マグロとホタテのお刺身が上に乗り、すり下ろしたばかりのワサビが鮮やかな、少し贅沢な逸品でした。
来訪客でにぎわうイベント会場で体験した、紅葉さんのお話とお店のおもてなしに、参加した若者達はいったい何を感じ取ったでしょうか。次の一手に役立つヒントを得られればと祈っています。
*紅葉さんは、NHKの人気番組『ブラタモリ』、 ~木更津は東京の“マブダチ”!?~の回に登場した、木更津を代表する芸者さんでした。番組の中で三味線の音色に合わせ、タモリさんに昭和の大ヒット曲『お富さん』を披露する姿は今日とまったく同じ、粋で明るく、人を引き寄せる魅力を感じました。
始業式
本校では、本日より後期が始まります。生徒は各自のホームルーム教室で着席し、放送で行われた始業式に耳を傾けました。
始業式では、生徒会長山根 凪君が用意した放送原稿を、岩井華恋さんが代読しました。「先日の体育祭はお疲れさまでした。優勝した赤色の皆さん優勝おめでとうございます。さて、今日から10月に入って後期が始まり、今月には後期中間試験と文化祭があります。各クラス、部活動、委員会等、企画の準備も忙しいと思いますが、勉強にも手を抜かずに取り組んでください。そして、3年生は就職や受験など、自分の将来に関わることが多くあるので、気を引き締め最後まで頑張りましょう。また、これから『真心祭文化の部』などの外部の方がいらっしゃる行事も予定されています。無事開催するためにも、日常からの手指消毒の徹底、うがい等新型コロナの感染対策を徹底しましょう」と挨拶をしました。
次に、ペットボトルの回収について、生徒会副会長鈴木明輝君より連絡がありました。「キャップの回収状況について、これまでの経過と回収された個数を報告いたします。5/25(前期中間テスト終了時)に、7,068個。6/6は、3,142個。7/7(前期期末テスト最終日)で8,165個。以上、現在までの回収個数は、18,375個。重さになおすと、36,750㌘、約37㌕となりました。
これだけの量を集めることが出来たのは、みなさんのご協力のお陰です。心より感謝しています。予定されている『真心祭文化の部』に関しては、ペットボトル飲料の消費が通常より多くなると見込まれています。文化祭においてもキャップ回収にご協力をお願いします。
また、9月前半に生徒会、インターアクト部と合同で会議を開きました。その際、回収ボックスの増設について提案があり、次のように決定されたので、お知らせいたします。現在設置されている各教室と1階自動販売機横、サッカー場前1階中央階段横に加え、至真殿1階自動販売機横、進学指導室付近に、近日中に新しく回収ボックスを設置する予定です。
今後もキャップ回収にご理解、ご協力の程、よろしくお願い申し上げます」。
最後に、学校長より、「今日から後期が始まります。前期の終わりには体育祭がありました。体育祭の閉会式でも言った通り、3年ぶりのフルバージョンでの体育祭は大成功でした。競技に臨んでいる生徒はもちろん、それぞれの陣地での応援も一体感があって、まさに全校生徒1900人の力が結集した姿に本当に感動しました。この2年間、コロナによって色々なことを我慢する、諦めるということが続いていて、本校の本来の持ち味が失われていた感がありましたが、ついに本領発揮ができたことは大変意義深いことだと思います。前期の最高の締めくくりになりました。
そしてあらためて、今日から後期です。もちろんコロナはまだ収束したわけではありません。学校生活でもwithコロナは続いていきます。しかし体育祭と同様、これからは色々なものを可能な限り、本来の形に戻していきます。今月末に実施予定の文化祭も、3年ぶりにほぼ通常の形で実施します。2日間にわたり、全てのクラスで展示や発表をしてもらいます。一定の制限をすることにはなりますが、お客さんも招待します。是非とも体育祭の成功の勢いに乗って、文化祭も大成功に導きましょう。
しかしその前には中間試験があります。勉強をするときは勉強、行事に取り組むときは行事にと、一つ一つの目の前にあるものに全力で取り組んでください。特に3年生は高校生活で残された時間は、実質的にはあと3ヶ月です。悔いの残らないよう1日1日を大切に過ごしてください。後期のスタートとして、最高の10月になることを期待しています」と講話がありました。
表彰 ~部活動~
始業式では、部活動の表彰が行われました。次にお伝えいたします。
【陸上競技部】
於:千葉県高等学校新人陸上競技大会
菊池琉一 男子やり投 優勝(53㍍90)
山口弘太郎 男子ハンマー投 2位(5㍍73)
後田大翔 男子100㍍ 7位(10秒89)
鈴木結花 女子走高跳 2位(1㍍55)
森 芽依 女子走高跳 7位(1㍍45)
小野寺結菜 女子ハンマー投 2位(35㍍96)
女子砲丸投 4位(9㍍60)
女子円盤投 5位(28㍍90)
栗原莉央 女子ハンマー投 3位(32㍍57)
宮崎真衣 女子3000㍍ 7位(10分18秒90)
女子総合 32.5点 全体4位
なお、山口、菊池、鈴木、小野寺、栗原の5名は、10/22から開催されます、関東新人大会に出場いたします。
【水泳部】
於:千葉県高等学校選手権水泳競技大会
御園陸功 男子200㍍バタフライ 5位(2m13s28)
男子200㍍平泳ぎ 6位(2m31s89)
【バスケットボール部女子】
於:内房高等学校バスケットボール選手権大会 優勝
最優秀選手賞 中山すず
優秀選手賞 佐藤百華 藤村夕夏
体育祭 ~2日目~
本日も体育祭が開催され、予定通り2日間の日程を無事終了いたしました。2日目となる本日のプログラムは、綱引きやリレー等、団体競技の決勝等が多数行われ、勝負をかけた一戦に会場は大いに盛り上がりました。
また、本日は本校前期日程の最終日に当たり、閉会式は終業式を兼ねる形式で行われました。
閉会式では、実行委員長長谷川鼓白君より、「体育祭2日間、お疲れ様でした。悔しい思いをしたチームもよい思いをしたチームもあると思いますが、それよりも大ケガもなく全員が全力で楽しめたことの方が本当によかったと思います」と挨拶をし、お約束の一発芸で会場の雰囲気を和ませてくれました。
学校長からは、「3年ぶりにフルバージョンで体育祭を行うことができました。降雨の予報がありましたが、みんなの熱気が雨雲を吹き飛ばし、天気の心配をせずにすべての競技を終了させることができました。何より、今年初めてみなさんのマスクを外した笑顔を見て喜ばしい気持ちになりました。
初めての体育祭で見事優勝を果たすことができた1年生赤組のみなさん、本当におめでとうございます。2年生、3年生も大いに健闘してくれました。3年生は陣地での応援も素晴らしく、最上級生にふさわしい活躍をしてくれました。
前期の最終日にこの体育祭を大成功で終えることができて、今年度前半の半年間をこの上ない形で閉じることができます。この勢いを来週から始まる後期に活かしてください」と述べ、最後に体育祭の運営に尽力した部活動の生徒、教職員、そして参観に訪れた保護者の方々に謝辞を伝えました。
実行委員会の責任者を務めた押本先生は、今回の体育祭を振り返り「参加者全員が大いに楽しみながらも、競技中観戦中を問わずみんながルールとマナーを守って、素晴らしい体育祭でした」と感謝の気持ちを伝え、閉会式を締めくくりました。
主な競技の戦績
【総合成績】優勝:赤組(1年)[680点]、準優勝:青組(2年)[550点]、3位:黄色組(2年)[510点]
【綱引き】女子優勝:青組(2年) 、男子優勝:紫組(3年)
【スピード長縄】優勝:T31組、T21組 [244回同率]、3位:T13[237回]
【クラス対抗リレー】優勝:107組、準優勝:201組、3位:212組
【色別リレー】優勝:青組(2年) 準優勝:黄色組(2年) 3位:赤組(1年)
体育祭開催
本日、『第20回 真心祭 ~体育の部~』が開催されました。
本日、体育祭の1日目を迎えました。開会式ではまず、生徒会長山根凪君から「今日から体育祭が始まります。皆さんけががないように、全力で楽しみましょう」と挨拶がありました。次に学校長から「待ちに待った体育祭です。去年と一昨年は、コロナの影響で、残念ながらこの名物の本校体育祭が、1日開催、短縮バージョンで実施せざるを得ませんでしたが、今年は3年ぶりにフルバージョン、2日間の体育祭を実施できることになりました。今回の体育祭が本来の形でできることをうれしく思っております。この1900人の生徒一人ひとりが全力で力を結集して盛り上がる体育祭にしたいと思います。一人ひとりの力は小さいですが、力を結集することでクラスごと、チームごと、学年、ひいては学校全体のパワーはどこの学校にも負けないものになります。開催に当たって、3つお願いがあります。1つ目は、勝ちにこだわって全力でプレーをしてください。全力で取り組むことで、充実感や大きな達成感を感じることができます。2つ目は、勝ちにこだわるあまり、ルールを破ることがないようにしましょう。しっかりとルールを守って競技に臨んでください。そして3つ目は、体育祭はお祭りです。大いに楽しんでください。特に3年生は入学以来いろいろな制約を受けてきた中での最後の体育祭です。このように完全な形できることになりました。学校生活最後の思い出作りということで、精一杯楽しんでください」と式辞を述べました。そして実行委員長長谷川鼓白君から「宣誓。我々選手一同は、日頃の練習の成果を十分発揮し正々堂々と戦い抜くことを誓います。」と、力強い選手宣誓がありました。
実際に競技が始まると、1、2年生が上級生に競り勝つ活躍ぶりや、3年生が最高学年としての意地とプライドをかけた躍動ぶり、さらには各チームが手拍子に覇気を込めた応援など、生徒全員が生み出す熱量はすさまじいものでした。また、競技・応援に真剣に取り組む生徒以外にも、裏方として懸命にサポートに徹してくれた生徒も多くいます。この1日目は全生徒が、体育祭を盛り上げる、という1つの目標に向かうことができた素晴らしい1日でした。明日、どのような結末を迎えるのか非常に楽しみです。
体育祭練習2日目 ~体育祭週間~
秋晴れが続き、もったいないような青空の下、2日目となる体育祭練習が行われました。
昨日に続き、人工芝グラウンドや各体育館等、ハウスごとに分かれて出場種目の練習が行われました。人工芝では、男子種目『猿も木からすべらない』に2年生が取り組んでいると、いつの間にか“ガチの勝負”が始まりました。本番に向けて意気込みが高まります。
メイングラウンドでは、クラス対抗リレーの走者がバトンの練習に励みました。素早く且つ確実に次の走者につながるように、入念に調整を重ねていました。クラスによってはなかなかの走りっぷりを見せています。当日の激走が楽しみです。
最後に、生徒全員がメイングラウンドに集合し、整列と準備体操の練習をしました。実行委員長の押本先生から、競技中に気を付けること、観戦中のマナーを守ること等、諸注意が伝えられました。全員が気持ちよく競技に参加し、怪我等の事故なく体育祭が行われるよう、是非とも心掛けて欲しいです。
体育祭練習1日目 ~体育祭週間~
今年度体育祭、『第20回 真心祭 ~体育の部~』が、28日(水)、29日(木)に予定されています。本日は、体育祭に向けて練習が行われました。
朝のホームルームでは実行委員会の責任者を務める押本先生より、放送にて諸注意が伝えられました。大原則は、「ルールとマナーを守る」です。
9:30より人工芝グラウンドや各体育館といった、ハウスごとに設定された場所へ移動し、自分が出場する競技の説明を受けます。毎年いくつか新種目が登場します。知らずにルール違反をすると得点が入りません。しっかり理解し、他チームにいかに差をつけるか、実際にやってみて作戦を練る必要があり、各チーム(色分けされた7チーム)の手腕が問われます。
本日は秋らしい青空が広がりましたが、直射日光を受ける人工芝グラウンドでの練習は少し大変そうでした。それでも生徒達は、担当の先生からの指示をよく聴き、楽しそうに練習に励んでいました。
『部活動同好会説明会&体験会』
本日は、授業を少し短縮して、最後の1時間を使って1年生を対象に部活動と同好会の『説明会&体験会』を開催しました。
大分改善してきたものの、部活動・同好会への加入率が思わしくありません。そこで行われたのが、今回の催しです。相変わらず人気の団体には人が多く集まります。この傾向はどうにもできませんが、地味な活動団体のトビラを、そっとたたいてくれる1年生がいるではありませんか。迎える部員たちが遠慮がちに言葉をかけて説明をしていました。
年度途中での新入部員の獲得は、正直“ビミョーな感じ”ですが、今回の『説明会&体験会』が小さなチャンスを与えてくれたことは確かです。1年生の気持ちの中に、「何かをやってみたい」という思いが芽生えているなら、是非飛び込んでみて欲しいと思います。
『あつまれ!木更津のまちユース商店街』 ~生徒会~
木更津市中心市街地区活性化協議会ユース部会*が、9月16日(金)、18日(日)、木更津駅東口でアンテナショップを開設しました。市内の高校・高専生が、駅周辺にある自分たちの「推し」の一店と提携し、その魅力を伝えました。本校生徒会役員もその一員として活躍。地域の振興に一役買いました。
木更津は、江戸時代より栄える“賑わいのまち”です。駅周辺は、多くの高校生(ユース世代)が行きかう場所ですが、本来の「まちの魅力」に気付かれないまま、通学途中の通過点となってしまっているようです。コロナのせいで、ユース世代はお気に入りの店を見つけ友だちと寄り道をする、といったことすらできず、この数年間まちとの接点が、さらに少なくなってしまいました。
そこで上記協議会ユース部会が駅周辺を探索し、オススメのお店の魅力を広く発信できないかと考え、今回の企画となりました。自ら創意工夫して、商品の仕入れ・PR・販売を行うことで、仲間のユース世代が地域とのつながりとまちへの愛着を深めれば、木更津の魅力はさらに輝きを増すことになります。
ユース世代が提案した、ブルーベリーやコーヒ―などの新フレーバーの最中アイス、生クリームをたくさん挟んだフルーツサンド他、豊富なメニュー。買い物をすると、駄菓子がもらえるおまけの券がもらえて、小さなお子さんは大喜びでした。よく練られた企画が功を奏して、18日(日)は、台風が接近する悪天候にもかかわらず、客足は上々でした。2日間だけの営業は、少し惜しまれます。
木更津市中心市街地区活性化協議会
中心市街地の活性化に関する法律に基づく法定協議会。2016年6月14日にユース部会を設立。左記部会は、木更津市内の高等学校、高等専門学校の生徒、学生から賛同者を募り、2022年8月現在47名が在籍。ユース世代の立場でまちの課題を考え、自ら実践できることを行い、まちの活性化を図る活動を行っています。
‘22年度オープンキャンパス
本日、オープンキャンパスを開催いたしました。多数の中学3年生とその保護者の方々に参加して頂きました。至真殿のステージでは、歓迎の“ミニ発表会”が、和太鼓部、吹奏楽部、チアリーディング部により披露されました。施設見学では、生徒会役員がガイド役を務め、中学生と保護者を案内していました。なかなかの活躍ぶりでした。
参加者は、説明会場となる至真殿に集合して頂きました。
まずは学校長から、「どの高校へ進学するのかを決める際には、進学してから何をやりたいのか、さらに卒業してからどのような進路に進みたいのか、将来の夢や目標を思い描いてみてください。そこに到達するための選択が、進学先の高校を決めることになるはずです。楽な道を選ばず、一番自分を成長させてくれる道程を見つけて欲しいです。
高校卒業後には、大学進学や就職が控えています。どちらも非常に大切なことですが、そのためだけに高校生活があるわけではありません。この3年間では、楽しいことばかりでなく苦しい思いをすることだってあります。いろいろな経験をして多くの友達と出会って、みなさんは成長します。人間力を磨く3年間、社会に出るための準備期間なのです。
本校は10のコースを設けており、一人ひとりの進路にふさわしい学びを提供しています。勉強のほかにも多くの部活動・同好会、多彩で特色のある学校行事があり、誰でも参加し活躍できる場が用意されています。この様な取り組みが受験生から多くの支持を得て、今年度4月に入学した、703名の生徒のうち630名、およそ9割が本校を単願で受験しました。本日のオープンキャンパスでは、みなさんには本校の様子を直に見て、聞いて、知って頂いて、進路選択に役立てて欲しいと思います」と挨拶がありました。
続いて田村副校長から本校の教育について、説明がありました。コース制、ICTを用いた教育設備、卒業後の進路、学校行事の様子、部活動・同好会の活動と戦績等が紹介されました。
森下教頭からは、本校の入試について説明がありました。日程や推薦、特待生制度等について、詳しく解説がありました。
その後、会場を校舎に移し、コースごとに開講された“ミニ授業”を受けました。保護者の方にも教室に入って頂き、一緒に授業を参観してもらいました。
最後に、限られた時間ではありましたが広い敷地の中を移動し、施設見学をして頂きました。
同時に部活動の見学会も行われ、和太鼓部やクイズ研究同校会など、中学ではあまり見られない部活動に、興味を示してくれる中学生がたくさんいました。
英語スピーチコンテスト ~語学コース~
昨日放課後、真板幸男記念学生会館にて、3年ぶりとなる『校内英語スピーチコンテスト』が開催されました。
2年生を中心に20余名の参加者がありました。3年前を振り返れば、参加者多数のため2日開催となる程の盛況ぶりを見せていましたが、まだまだ感染に対する警戒を解くわけにはいかず、今回は1年生の参加を制限しての開催となりました。
殆どの参加者は、多くの聴衆を前にしてのスピーチは初めての経験でした。ジェスチャーをまじえて堂に入った発表をする生徒もいれば、なかなか原稿から目を離すことが出来ないままスピーチを終える人まで、パフォーマンスのクォリティには幅が見られました。
「丸2年のブランクで被ったダメージは確かに小さくありませんでした。でも、人前で発表することで一人ひとりが自分の課題に気付くことが大切なのでは?」と、コース長の宮越先生は、開催の意義を語りました。
自分の言葉で何かを訴えることがスピーチの原点です。将来の夢、何かに夢中になって取り組んだ体験談や、陰湿な暴力や軍事政権に苦しむ人々に視線を向けたものなど、参加者が取り組んだテーマは様々でした。日没を過ぎても続いたコンテストの会場からは生徒たちの熱い思いがあふれていました。
採用試験対策講座 ~就職指導部~
就職を目指す生徒たちは、間近に迫る採用試験に向けてより実践的なレクチャーを受講し、日々研鑽に努めています。昨日は、自衛官採用試験と日本製鉄採用試験への特別講座が開講されました。
自衛隊千葉地方協力本部木更津地域事務所より、主任広報官の米田 崇様を講師にお招きして『自衛官採用試験対策講座』が開かれました。米田様は下の名前で一人ひとりの生徒に呼びかけ、終始打ち解けた雰囲気で講座が進みました。
試験対策用のパンフレットと資料に目を通しながら伝えて頂いた詳細な解説は、受講者に役立つ情報ばかりでした。「志望理由をきっちり言えることは大切だよ。その時、動機や切っ掛けを加えると説得力が高まるからね!」などのアドバイスが実に適切で、生徒たちは集中してメモを取っていました。
他の生徒と米田様のやり取りまでも「聞き逃すまい」と耳をそばだてたり、自分たちから面接時の動きを確認してもらったり、受講者の姿勢も真剣そのものでした。
別室では、就職指導部寺岡部長が『日本製鉄採用試験対策講座』を開講。集団面接での対応を指導しました。進行役を務める時は、他の生徒への気配りを忘れずに、健全なリーダーシップを発揮すること。発言するときの注意はもちろん、聞き手となったときには発言者に向き直り、シッカリとうなづきながら耳を傾けること等、常に他者への協調の姿勢を示せることが大切等、いくつかのポイントが詳解されました。
金谷納涼祭出演 ~吹奏楽部~
8月27日(土)、いまや注目の観光スポットとなった“the Fishザ・フィッシュ”で開催された、『第18回金谷納涼祭』(富津市観光協会金谷支部主催)に本校吹奏楽部が出演。過ぎ去る夏の夕景を背に、力一杯の演奏を披露しました。
本校吹奏楽部の出演は、17:30からおよそ30分間。『ヤングマン』や『宝島』、『ルパン三世メドレー』など、全5曲を演奏しました。大盛況の中、アンコールでは、『野球応援メドレー』を披露し、大きな喝采をいただきまさした。
本校吹奏楽部より、「当日は、たくさんのお客様にお集まりいただき、私たちにとって、夏休みの最後の思い出となりました。次回の演奏会に向けて頑張りたいと思います!」
始業式
長い夏休みが終わりました。コロナウイルスの感染者数が、未だに高止まりを続けていることを考慮し、本日も放送での始業式となりました。
明日より、平常授業となります。
始業式に際し、生徒会長、学校長、それぞれから挨拶がありましたのでお伝えいたします。
生徒会長、山根君より、「こんにちは、生徒会長の山根凪です。 皆さんは夏休み中どう過ごしましたか。 部活に所属している人は大会等忙しかったのではないでしょうか? 先ほど表彰がありましたが、皆さんの頑張りを大きくたたえましょう。 さて、本日より学校が再開しましたが、三年生はこのさき進学や就職活動が行われます。自分の将来に関わることなので、いま一度気を引き締め最後まで頑張りましょう。 また、これから『真心祭』などの行事が予定されています。無事開催するためにも、日常から手指消毒の徹底、うがい等新型コロナの感染対策を徹底しましょう」
学校長より、「夏休みに入ってからもコロナの感染拡大は続き、感染者数だけで言えば、この3年間で最悪の状況になってしまいました。
そのような中で、感染対策に留意しつつ、でき得る限りの充実した夏休みを過ごせましたか?補習やクラブ活動で登校してきた生徒は、みな頑張って勉強やクラブに励んでいました。特に3年生は、自らの進路に関する準備で、真剣な目つきで学校に登校していました。クラブ活動でも、多くのクラブ活動がこの夏に目覚ましい成果を上げました。一人ひとりにとって、本当に素晴らしい夏休みだったと思えるのであれば、この上ないことだと思います。
さて、いよいよ学校再開です。コロナはいまだに猛威を振るっていますが、普段通りの学校再開となります。コロナとの共生が日本だけでなく世界の方向性になっている今、学校生活も可能な限り通常の形で継続していきたいところです。
ただ何も考えずに毎日学校にきて、与えられたものだけこなすのではなく、1日1日を大切に過ごしてください。特に冬休みまでの4ヶ月は、高校生活の中でも本当に密度の濃い4ヶ月です。3年生は進路に向けての準備があります。人生を決める4ヶ月といっても良いでしょう。
そしてどのような形で実施できるかわかりませんが、体育祭と文化祭という2大行事も予定されています。皆さんに楽しんでもらいたいということと同時に、学校行事こそ皆さん自身が大きく成長する機会であるという思いから、可能な限り通常に近い形での実施を計画しています。
そのためにも、最も大切なことは皆さん個々の意識です。国や県や学校がルールを作り、どんなに皆さんに呼びかけたとしても、それを実践し守っていくのは皆さん自身です。どんなに気を付けていても感染することはあります。しかし中には、以前から言われている感染対策をしっかりと守っていれば感染しなかったケースもたくさんあります。
皆さん自身の健康と命を守るためにも、そして本校の全生徒の健康や、貴重な学びの機会を守るためにも、これまで以上に感染防止への意識を高くもって学校生活を送ってください。
さて、最後に、学期の節目に、いつもみなさんにお願いしていることを確認します。1つ目は挨拶をしっかりすること。2つ目は服装をしっかりすること。3つ目は安易な遅刻や欠席をしないこと。4つ目はしっかり学習すること。5つ目に清掃の徹底。以上の5つの私からの要望事項をしっかりと心がけて、今日からまたしっかりと頑張ってください」
以上
表彰 ~部活動~
この夏休み、多くの部活動が競技会やコンクールに出場し、大いに活躍し、戦績を残しました。始業式に先立って表彰が行われましたので、お伝えいたします。
バドミントン 部
『千葉県高等学校1、2年生バドミントン大会』
1年男子 シングルス 第3位 遠藤恵大
剣道 部
『日本体育大学剣友会全国高校剣道大会山内旗倉澤杯争奪』
男子団体3位
『千葉県私立高等学校剣道大会』
男子団体の部 準優勝
卓球 部
『千葉県高等学校内房卓球選手権大会』
男子学校対抗の部 優勝
女子学校対抗の部 優勝
男子シングルス 優勝 武田宇叶
女子シングルス 優勝 高橋玲名
吹奏楽 部
『千葉県吹奏楽コンクール』
高等学校の部 Jr.部門 優良賞
高等学校の部 A部門 金賞、本線大会出場賞
柔道 部
『金鷲旗高校柔道大会』
男子団体 優秀校(ベスト8)
女子団体 優秀校(ベスト8)
優秀選手 飯田叶輝
優秀選手 橋本瑠音
『全国高等学校総合体育大会』
男子団体戦 第5位
男子個人戦66㎏級 第5位 大松﨑彪貴
男子個人戦100㎏超級 第5位 長谷川鼓白
女子個人戦78㎏超級 第5位 鹿島 楓
『全国高等学校柔道大会 千葉県代表』
連続出場 4回
弓道 部
『全国高等学校総合体育大会』
女子個人戦 第8位 尾髙仁胡
体験入学 ~3日目~
本日、体験入学最終日となりました。この3日間、中学3年生とその保護者のみなさんが多数ご来校頂き、盛況のうちに終了することが出来ました。
生徒参加者は9:00よりホームルームですが、保護者の方は至誠館で行われた『保護者対象説明会』に参加していただきました。担当部長から本校の進路指導の方針と実績、学校長より本校の教育理念や教育環境、入試制度について説明が行われました。
就職指導部、寺岡部長からは、「自分探しを応援する」、「受かるまで諦めない」、「合格に繋がる徹底した公務員指導」の3つを柱に、11名の専属教員が就職活動を支援することで7年連続で内定率100%達成、そして長く仕事を続けられる生徒を社会に送り出している、と報告。今年度多くの生徒が参加したインターンシップと就職ガイダンスの様子や公務員採用試験対策講座、昨年度卒業生の“就活”の実態等、就職指導部の取り組みについて説明がありました。
進学指導部、竹下部長からは、進学希望者の漸増、専門学校では看護医療系・美理容系選択者多いことなど、本校生徒の最近の傾向を報告。併設校(清和大学・清和大学短期大学部)への優遇制度、ICT教育の充実などについて詳解。近年変化の著しい入試制度について対応できるよう、進学相談、特別講座、進学ガイダンス等、進学指導部の取り組みについて説明がありました。
学校長は、「社会に愛され必要とされる人財を育成する」という建学の精神『真心教育』に基づいた本校の教育環境と取り組みを紹介。私立高校として共通の教育理念と使命感を持った教職員が生徒を指導していることを説きました。
本校の入学試験の説明では、特に学費について、特待生資格や奨学金などの軽減制度について詳しく解説しました。
今年度入学者703名中630人(およそ9割)が本校を第1志望校として単願で入学したことに触れ、入学した生徒が充実した高校生活を送り、各生徒が志望する進路に責任をもって教育に当たりたい、と抱負を述べました。
中学生の皆さんには、夏休み最終盤の貴重な1日を割いての参加。保護者のみなさまには、ご多忙の折わざわざご足労頂きました。
秋の気配を微かに感じる時節となりましたが、残暑はまだまだ続きそうです。ご自愛のほど、お祈り申し上げます。本校の体験入学へのご参加、本当にありがとうございました。
体験入学 ~2日目~
昨日に続き、体験入学が行われました。開始直後、にわか雨に見舞われましたが、進行には影響せず、参加してくれた中学生たちは、予定通り授業を受け、楽しそうに校内を散策しました。
受付を済ませ、割り当てられた教室に到着すると、9:00からホームルームが始まります。電子黒板に画像が投影され、学校長の挨拶に続き、文化祭や修学旅行などの学校行事や、10あるコースの特色とカリキュラム、特待生制度などを含めた入学試験の仕組み等が詳しく説明されます。
参加者は10:00と11:00、それぞれから始まる時間帯に、体験授業を受けるか校内見学に出掛けます。
“特別進学”コースでは化学の授業が行われ、「物質とは何か」について学びました。紀元前から人々がどの様に物質を捉えてきたか。さらに現代科学における「元素」の発見について学びました。
“進学”コース、日本史の授業では、「日本の文化」について学びました。飛鳥、白鳳・天平から鎌倉までの、各時代の文化財についての造詣を深めました。
同コース、古典の授業では、千年前の言葉が、意味の変遷を経て現在も用いられていることに焦点を当て、古典・古語を学ぶことを通して現代の日本語を振り返りました。
“情報ビジネス”コースは、PCルームで開講されました。情報処理で何が大切なのかが解説されました。エクセルを用いた表に、「速く且つ正確に」を心掛けてデータを入力しました。
“芸術”コースでは、市販されているお菓子のパッケージから着想を得て、自由な発想でイラストを仕上げます。新たなデザインやキャラクターが生み出されました。
“スポーツ”コースでは、保健体育の授業で「ライフスタイルとスポーツのかかわり」について学びました。それぞれの生活様式、身体コンディションや年齢に応じて、運動を生涯続ける環境を整えることが、いかに大切かについて学びました。
校内見学では、吹奏楽部のミニコンサート、箏曲部は琴の弾き方をレクチャー。クイズ同好会は、早押しクイズ。教室では「ピンポン/ブー」が鳴り響き、臨場感満載でした。
体験入学 ~1日目~
夏休み恒例の『体験入学』が開催中です。地域の中学3年生とその保護者の方々が多数来校。本校の様子を細部まで見学して頂きました。
本日より27日(土)までの3日間。体験授業や部活動体験など、盛沢山のメニューが用意されていますが、可能な限りお伝えいたします。
中学生たちは、2コマの時間で体験授業か校内見学のどちらかに参加します。
本校には10のコースがありますが、それぞれのコースで体験授業が用意されました。
“総合”コースの英語では、「実践こそが上達の秘訣」と、アクティビティを取り入れ受動態を学びました。同コース数学では、「割合」について学びました。基本になる食塩水の濃度計算をマスターすることで、将来金利計算など実生活で応用が出来ます。
“保育・幼児”コースは、かざぐるまの作成。カラフルで動きがある玩具に小さな子どもは夢中になります。
“生活科学”コースは、「簡単エコバッグ」。ミシンを使って図面の通りに縫い上げます。
“医療・看護”コースでは3つのグループに分かれて体験学習です。車椅子の操作、血圧の測定、「点字」の仕組みを勉強して用紙に点字を打つ練習をしました。
“語学”コースでは、AIを使って英会話にトライ。ヘッドセットを着用して自分でも発音の確認ができます。
30を超える部活動・同好会が、体験入部や展示を用意しました。ヨーヨー釣りやダンスパフォーマンスなど、文化祭の様な賑わいでした。
千葉大会準優勝 ~硬式野球部~
ZOZOマリンスタジアムで行われた、船橋市立船橋高等学校との決勝戦では、残念ながら本校硬式野球部の勝利はかなわず、準優勝となりました。
7月9日(土)に開幕し、19日間にわたって行われた『第104回全国高校野球選手権千葉大会』が、本日幕を閉じました。
ゲーム中盤まで、僅差で互いに得点を取り合う展開になりました。六回には、表の市立船橋高校、裏の本校の攻撃で、互いに3点ずつを取り合い、5-6と本校がなお1点を負け越す状況でした。八回表、九回表に連打を浴び、それぞれ4点、3点と追加点を奪われ、5-13と得点差を広げられました。
八回より守備についた鶴見が、九回表2死一塁の場面で長く伸びた左飛を好捕。直後の裏の攻撃では先頭で打席に立ち、渾身の一振りが左中間二塁打となり、山田の適時打で生還。一矢を報いる意地を見せました。
この大会を振り返れば、「もはやこれまでか」という場面が何度かありました。しかし、どんなにピンチの場面を迎えても、選手たちが闘志を失うことはありませんでした。そして、選手たちが闘い続ける限り、スタンドからの熱い応援が途切れることはありませんでした。応援が持つ力の大きさを強く感じた大会でした。全力で応援を続けてくれた生徒のみなさん、保護者のみなさま、そして、応援委員会のみなさん、最後までご苦労様でした。本当に有難うございました。
逆転勝利、決勝戦へ! ~硬式野球部~
本日、ZOZOマリンスタジアムで行われた、高校野球選手権千葉県大会準決勝戦にて、本校硬式野球部が勝利を収め、26日(火)に行われる決勝戦への出場が決まりました。
一回裏、先頭の山田が出塁、羽根の犠打で1死二塁とすると、菊地の左適時打で手堅く1点を先制しましたが、三回表、専修大松戸高校の攻撃では、守備の乱れと四球で、1死一、二塁の場面から、連打や犠飛で大量5失点を被り、一挙に4点を追う展開となりました。
しかし、五回裏2死走者無しから、死球、代打芦川の安打で一、二塁の好機を得ると、植木が中適時三塁打で2点、中西が俊足で一塁奪取の間に1点をもぎ取り、得点差1点に迫りました。さらに七回裏、先頭の菊地がしぶとく出塁、水野の犠打が奏功し、走者一、三塁とすると、植木が左中間へ適時三塁打を放ち2点を獲得。1点を勝ち越し逆転に成功しました。
先発の越井は、四回以降は、自らのリズムを取り戻し、緩急を織り交ぜた本来の投球で相手打線に三塁を踏ませることなく、九回までを一人で投げ切りました。失策0の堅い守りと味方打線の力強い援護もありましたが、窮地に追い込まれても崩れない、エースの底力を発揮しました。
打ち鳴らすメガホンが砕けてしまうほど、応援にも力が入りました。2時間半に及ぶ長い試合となりましたが、炎天下最後まで力の限りの応援を有難うございました。