2024年2月の記事一覧

謝恩式

前日表彰に続き、生徒たちから感謝の気持ちを伝える、『謝恩式』が開かれました。ステージに立つ教職員へ、感謝の気持ちと共に生徒たちから花束が贈呈されました。

生徒代表、毛利隆仁くんはコロナ禍に見舞われた3年間の高校生活を振り返り、それでも2年次には修学旅行に行けたこと、3年次にはようやく制限から解除されたことで、最後の体育祭と文化祭を満喫できた思い出を語りました。さらに、試合前の応援が大きな励みとなったこと、進路面での親身なサポートが不安を払拭し目標に立ち向かう体験となったことに触れ、3年間を共に過ごした仲間と指導を受けた教職員へ感謝の気持ちを伝えました。

「困難に直面したとき、「どうせ無理だ」と諦めるのではなく、「やってみなければ分からない」という精神を失うことなく、これからの人生を進んでいきます」と、その志を高らかに示しました。

 

学校長、副校長、教頭、ハウス長、担任が壇上に導かれると、各クラスの代表が、これまで受けた励ましの言葉や手厚い指導に対して、感謝の気持ちを込めた『一言メッセージ』を伝えました。

前日表彰

卒業式を翌日にひかえ、『前日表彰』が執り行われました。該当する生徒が呼名を受け、壇上で賞状や記念品が授与されました。

また、生徒たちが卒業と同時に加盟することになる同窓会からは、会長の北見文雄様が来校され、卒業生へ祝辞を伝えていただきました。

本校では、一(ひと)学年の生徒数が多いことから、一部の表彰を前倒し、『前日表彰』を行っています。

以下に紹介いたします。

【産業教育振興中央会賞】 武田宇叶

【全国商業高等学校長協会賞】 植木美楓

【特別賞】 柔道部:鈴木莉緒

【木更津総合高等学校同窓会会長賞】 篠木康太郎

【千葉県高等学校野球連盟賞】

  (硬式)伊藤海翔、(軟式)鈴木翔大

【千葉県高等学校体育連盟賞】総代:笹井悠月

卓球:高橋玲名、野口寧音

ソフトテニス部:笹井悠月、守屋裕貴、中村 烈、大倉丞太郎、山中一世、長谷川優葵、佐々木美緒 

ソフトボール部:小野乃愛

柔道部:鈴木莉緒

空手道部:武部颯輝

【千葉県私立高等学校柔道部会賞】 飯田斗輝

【3ヵ年精勤賞(158名)】 総代:磯崎勇仁 

 

【明るい選挙啓発ポスター】

金賞(木更津市)、佳作(千葉県):白川藍李

銀賞(木更津市):大木愛子

 

【毎日書道会 国際高校生選抜書展】

入賞 大木愛子

 

学校長は、「入学式では、この学校を選んで入学してくれて心から嬉しく思います、という言葉でみなさんを歓迎しました。明日の卒業式で、この学校に来て本当に良かったと言ってもらえれば、3年前の嬉しさを上回る喜びになります。本校で過ごしたのは3年間だけですが、卒業生としての人生はずっと続くことになります。みなさんが、本校OB、OGとして胸を張って歩めるように、私たち教職員は、本校の発展のために努力を続けます。みなさんも卒業生として本校を応援してください。

明日が、制服を着て登校する高校生最後の一日になります。明日は、みなさんが卒業する姿を見ようと、多くの保護者が参列されます。卒業証書授与では、「はい!」と大きな声を出して、その晴れ姿を見せてあげて欲しいと思います」と式辞を述べました。

 

同窓会会長、北見様から同窓会の活動と加盟の手続きについての説明をしていただきました。そして「みなさんが社会の良心となり、困難に挫けず、新たなステージで活躍することを願っています」と激励の言葉を送っていただきました。

予餞会

本日は、3年生が12月以来の登校となり、全校生徒がそろった校内は、久し振りににぎわった雰囲気に包まれました。

卒業を2日後に控えた3年生を送り出すために予餞会が開かれました。1・2年生の生徒会役員が中心となり、企画・運営を務めました。

至真殿メインフロアーで1・2年生が登場を待ちわびるなか、満場の拍手が沸き起こり3年生が姿を現しました。

前半の企画では、オープニングを飾った和太鼓部の力強い演奏が会場を大いに盛り上げ、ダンス部の魅惑のパフォーマンスに場内が沸騰しました。チアリーディング部は躍動の演技で、3年生の旅立ちにエールを送りました。吹奏楽部の見事な演奏に続き、チア部&吹部コラボでの“野球応援”が、生徒演目最後の締めとなりました。全生徒の気持ちが一つになった瞬間でした。また、夏のスタジアムでの熱闘が思い出され、やはり多くの月日が流れたことが実感されました。

後半は、生徒会企画。この日まで内容が伏せられていた企画でしたが、3組のお笑いタレントの方々が登場してくれました。クールポコのお二人は、本校生徒の多さに驚きの様子。それでも、杵と臼を持ち「な~に~っ!?やっちまったな~」のネタで会場を笑いの渦に。ちゃんぴおんず。のお二人は、音響機器のトラブルさえも笑いに変える、軽妙なトークを繰り広げ、これが生徒に大うけしました。土佐兄弟さんは、勢いと構成のバランスが絶妙でした。物まねや良く練られたネタはお笑いの王道をいく芸風で、生徒たちは最後まで笑いが絶えませんでした。3組のパフォーマンスが終わると、生徒会役員から、感謝の気持ちを込めて、応援グッズや似顔絵などが贈呈されました。

 

最後は、生徒会の新旧会長が壇上に上がり、在校生からの記念品が卒業生へ贈られました。

学校長からは、「令和5年度、全校生徒が集う最後の機会となりました。心のこもった、思い出に残る予餞会となりました。本当に素晴らしい催しでした」と絶賛の講評が送られました。

建築業界ガイダンス ~就職指導部~

2月21日の放課後、株式会社ダイニッセイの中山浩一様、釜石美麗様に講師としてご来校いただき、建築業界ガイダンスを実施しました。業界の現状ややりがい、どんな仕事があるのか、取得できる資格などについて教えていただきました。将来、建設関係の進路を選択肢の1つに考えている2年生が4名参加しました。

 

まず釜石様からダイニッセイの実績について紹介がありました。ダイニッセイは“東京ソラマチ”で有名なスカイツリーイーストタワーの建設をはじめ、東京駅丸の内駅舎保存・復元、県内では亀田病院やイオンモール幕張新都心店の建設に携わっている、現在最も熱い建設会社の1つです。最近では学校の目の前にあるユニクロの建設を手掛けたという情報に、生徒たちは高い関心を示しました。またダイニッセイは「施工図」、「加工場」、「現場」を一社でこなすパワフルな会社です。SDGsにも高い意識を持ち、特に鉄筋の端材を出さないようにするため、ロール状の鉄筋を社内で断裁し無駄をなくす技法をいち早く導入しています。さらに社員の生活の質を高めることを第一に考え、年間の休暇日数を選択できるフレキシブルな働き方を採り入れています。これらの企業努力と社会貢献は高く評価され、国からの勲章や大臣賞等、数々の賞を受賞しています。最近では市原市より「市原で大切にしたい会社」特別賞を受賞されたとのことです。

つづいて中山様から鉄筋施工技能検定について説明をしていただきました。中山様は厚生労働省認定『ものづくりマイスター』の資格を持ち、これまで指導を受けた方の多くが検定に合格し建築業界で活躍されているとのことです。生徒たちは中山様から直接指導を受け、ハッカーという工具を用いて鉄骨同士を針金で結びつける体験をさせてもらいました。この、職人が現場で使うハッカーという道具でさえ、最近では電動のものが登場し、さらにロボットが自動で行う作業になりつつあると聞き、最先端の技術に生徒たちからは感嘆の声が漏れました。

ダイニッセイの社訓、「鉄の結束で未来を造る」という言葉は、鉄骨を結びつける強さと仲間同士の結束力の強さの両方を表しています。本校では3年生になるとインターンシップが実施されますが、今回参加した生徒たちからは、ぜひダイニッセイのインターンシップに参加したいという声が聞こえてきました。

中山様、釜石様、ダイニッセイの皆様、本当にありがとうございました。

入学候補者説明会 1回目

本日、来年度入学予定の中学3年生を対象にして、『入学候補者説明会』が開かれました。

来場した中学生は、至真殿入口で受付を済ませ、会場となるメインフロアーに上がりました。用意された席に誘導され、簡単な説明を受けてから、スクールバスの利用、芸術科目やコースの選択等に関するアンケートを提出すると、制服の採寸や体操着、制靴等のサイズの確認を行いました。

8:30から正午まで行われた説明会に、500名前後の中学生が参加をしてくれました。

令和5年度『校外展』&書道パフォーマンス ~書道部~

本校書道部が『校外展』と銘打って、書道展を開催いたします。また、17日(土)、18日(日)には、書道パフォーマンスをご披露いたします。多くの皆様の、ご来場・ご参観をお待ちしております。

 

会場:イオンモール木更津 2Fイオンホール

期間:2月16日(金)~2月18日(日)

時間:16日(金)  10:00~19:00

   17日(土)  10:00~18:00

   18日(日)  10:00~16:00

   (入場時間が日によって異なりますので、ご注意ください。)

 

書道パフォーマンス

場所:イオンモール木更津ライブパーク[屋外]

日時:17日(土)、18日(日)とも、13:00~

この校外展のために2、3年生が書き上げた、38点の作品が展示されています。臨書をもとに創作した作品を中心として、一字書から多字数の作品まで、幅の広い作品を鑑賞することができます。漢字かな交じり文で、可愛らしい書体をアピールする作品などもあり、バリエーションに富んだ『書の世界』を楽しむことができます。

2年生部員が中心となって行われた書道パフォーマンスでは、BGMの軽快なリズムに乗り、大きな紙に大筆を振るって作品を書き上げる姿に、多くの来場者の視線が注がれました。

両日とも1作目は、力強い筆致で、『進歩』という大きな文字に「書も人生も自分との戦いだ 己を見失わずに前に進もう」という言葉が添えられました。2つ目の作品は、17日は『昇華』との大きな文字に「思い通りにならない時も仲間と共に自由に楽しみ歩いて行こう」、18日には『邁進』という大きな文字に「どんなに辛く悲しい事があっても上を向いて歩こう きっといつか乗り越えられる」という言葉が書き加えられました。

仕上げの朱印を押して作品が完成すると、ご参観のみなさまから大きな拍手をいただきました。

 

修学旅行最終日 ~一般クラス~

2月10日(土)、一般クラスの修学旅行も最終日を迎えました。A班は京都、B班は広島で午前中を過ごし、午後それぞれの場所から帰途につきました。

A班は、知恩院、東山、清水寺等を巡りました。やはり昼食は、清水順正で名物の湯豆腐を堪能。京都駅発14:05発のぞみ389号に乗り、16:21東京駅に到着しました。

 

B班は、午前中に広島平和記念資料館を見学後、午後は班別での研修となり、市内を巡りながら昼食をとりました。広島駅14:03発のぞみ98号に乗り、17:57東京駅に到着となりました。

 

最終日はちょうど春節と重なり、特に京都は多くの外国人観光客で混雑したそうです。どちらの班も5日間の疲れからか、多くの生徒が新幹線内で爆睡する姿が見られました。

バレンタインイベント ~吹奏楽部・ダンス部~

本日、イオンモール木更津1階サウスアトリムにて行われた、『恋の聖地/中の島大橋バレンタインイベント』に、本校吹奏楽部とダンス部が出演。3連休初日のショッピングモールを大いに沸かせました。

間近に迫るバレンタインデーに先立ち、イオンモールではキャンペーンイベントが開催されました。本校は修学旅行に日程が重なり(本日が最終日)、2年生不在のなか、両部とも1年だけでのパフォーマンスとなりました。

イベント会場は、2階からも見下ろせる位置にあり、連休初日の買い物客で賑わう舞台で、緊張が隠せない様子の1年生達でしたが、一旦パフォーマンスが始まれば、それぞれが堂々の演奏とダンスを披露し、買い物の途中足を止めて見物していただいたみなさんから大きな拍手をいただきました。

吹奏楽部の演奏が終わると、一組のカップルが登場し、結婚式が挙行されました。多くの人から祝福の拍手と「おめでとう」の言葉が送られ、会場は愛の日のイベントにふさわしい、幸福な雰囲気に包まれました。真っ白なウェディングドレスを着た新婦の笑顔がまぶしく輝いていました。(全ての写真は、了解を得た上で撮影・掲載しています)

修学旅行最終日 ~特進・進学クラス~

いよいよ5日間を過ごした沖縄とお別れです。曇りがちな日が続きましたが、最後になってようやく雲間から青い空がのぞき、青い海が本来の輝きを見せてくれました。

全員元気に朝食を済ませてから、沖縄ビーチの雰囲気を噛み締めるように味わっている様子が印象的でした。
那覇市内に戻り、最後のお楽しみ国際通りでの自由研修。那覇の繁華街を散策、昼食を済ませ、那覇空港へ移動。チェックインを済ませ一路羽田へ。帰路はANA468便で、少し遅れて羽田に到着。4泊5日の沖縄の旅を、無事終えることが出来ました。

 

特進・進学クラスの修学旅行の記事は、5日間ともハウス長竹内先生からの現地報告に基づいて構成しています。

修学旅行4日目 ~一般クラス~

いよいよ修学旅行も終盤に入りました。昨日ユニバーサルスタジオジャパンで合流した後、両班の行程は入れ替わり、A班は京都へ。B班は午前中に道頓堀を散策後、新幹線で広島へと移動しました。

A班も、着物でキメてのクラス別研修となりました。生徒たちは慣れない着物に苦戦していたものの、大変貴重な経験となりました。

北野天満宮でご祈祷、人気の和菓子店『甘春動東店』での和菓子体験、通天閣を仰ぎ見ながら新世界を散策等、クラスごとに趣向を凝らしたコースをたどりました。寒いのではないか心配していた気温も暖かく、心地の良い1日でした。

 

グリコの看板を背景に記念写真を撮り、名物のこなもん(たこ焼きやお好み焼き)、串カツ、話題のスウィーツに舌鼓を打ち、B班も道頓堀を満喫しました。午後には安芸の宮島。厳島神社参道の名店で、もみじ饅頭を楽しみました。

修学旅行4日目 ~特進・進学クラス~

残念ながら雨のため、伊江島でのサイクリングが中止になりましたが、しっかりと替わりのメニューが用意されていました。届いた写真を見ると、曇り空でも沖縄の海はコバルトブルーです。

プログラムが変わり、国営沖縄記念公園の中にある熱帯ドリームセンターに向かいました。熱帯植物や生き物の観察。その後は同施設内にあるプラネタリウムに行き夜空を鑑賞。ここまでの修学旅行の疲れから睡眠時間となってしまった生徒もいたようです。

午後は沖縄名物、紅芋タルトで有名な、お菓子御殿でショッピングを楽しみ、最後は琉球村という観光地にてシーサーの色付け体験をしました。脅威の集中力と溢れるセンスで思い思いのシーサーが出来上がりました。

ホテルに帰り、まだまだエネルギーが溢れていた生徒達の中には、ホテル前のビーチに飛び出してビーチバレーに興じる姿もありました。
夕食を済ませた後は各部屋で荷造りと、友人達との修学旅行最後の夜を楽しんでいます。
明日は国際通り自由研修のあと、皆で那覇空港に向かいます。

 

以上、ハウス長竹内先生からのレポートでした。

修学旅行3日目 ~一般クラス~

本日は、A班B班が合流し、ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)で一日を過ごしました。

2月8日(木)は、旅程のちょうど折り返し点になります。別々の行程で動いていた、両班がUSJで合流、570余名の仲間が一堂に会することになりました。

USJは初めて、という生徒がほとんどです。スマホで仲間と連絡を取り合ったり、マップを手にして目当てのアトラクションに並んだりしながら、楽しく1日を過ごしました。

ここぞとばかりに大量にお土産を買い込み、バスに持ち込む姿が目立ちました。
集合場所が遠かったのですが、全員が時間を守って遊ぶことができたようです。

修学旅行3日目 ~特進・進学クラス~

今日は2泊を過ごしたヒューイットリゾート那覇から、ザ・ムーンビーチミュージアムリゾートへ宿泊先を移ります。移動に備え、荷造りに忙しい朝となりました。

美ら海水族館、カヌー体験やマングローブの散策など、沖縄らしいメニューが盛りだくさんです。

今日は午前中にこの修学旅行のメインの一つ、美ら海水族館を見学し、巨大なジンベイザメに驚嘆したあと、沖縄の有名なステーキハウスで300gのステーキを全員で堪能しました。

午後は北部に移動して、やんばるのマングローブ探索とカヌー体験のアクティビティ。国立公園に指定されているマングローブの原生林が生い茂る河を2人1組チカラを合わせて漕いだカヌー体験は大変貴重な経験となりました。

かなり体力を使い、くたくたになりながらムーンビーチホテルに到着しました。昨日とは趣の違うホテルに戸惑いながらも、明日に備えバイキングでエネルギーを補給しました。

 

修学旅行2日目 ~一般クラス~

A班は、午前中に厳島神社を見学。広島から大阪に移り、午後は道頓堀を散策しました。

B班は、クラス別研修。京都を中心に、クラスごとに企画したコースを巡りました。

A班は、安芸の宮島へ。鹿と写真を撮ったり、作りたてのもみじ饅頭を食べたりして楽しみました。新幹線は2便に分かれて、新大阪駅に移動しました。道頓堀ではどの通りに行ってもたこ焼き屋の前に総合生の姿がありました。

B班は、クラスごとにバスを仕立て、クラス別の行動です。着付けを楽しんだ生徒が大勢いて、人気の伏見稲荷、祇園や嵐山を着物姿で闊歩し、冬の京都を満喫しました。

 

8日(木)は、いよいよA班B班が、ユニバーサルスタジオジャパンで合流します。

修学旅行2日目 ~特進・進学クラス~

全員が元気に過ごしているようです。2月7日の様子を、ハウス長竹内先生から詳しく伝えていただきました。ガマ見学時の写真を見ると、大変そうな感じが伝わってきます。

午前中はクラスごとに別々のガマに入り、専属のガイドさんの話を聴きながら沖縄戦の悲惨な状況を追体験してきました。修学旅行でもないと決して行くことのないガマの中での体験は、生徒たちにとって、かけがえのないものになったことと思います。

バスで高速道路を走り、北谷のアメリカンビレッジで昼食を含めた自由行動やショッピングを思い思いに楽しんだあと、沖縄ワールドに移動。沖縄伝統芸能エイサーショーを楽しみ、玉泉洞という鍾乳洞のコースを歩き、幻想的な景色を堪能してホテルに戻りました。

夕食まで少し時間がありましたので、まだまだ元気の余っていた生徒たちの中には国際通りの下見に出かけた生徒もいました。

疲れも溜まっているはずですが皆とても元気です。

修学旅行1日目 ~一般クラス~

 一般クラスの生徒たちも関西方面への修学旅行が始まりました。こちらも混乱なく6日(火)朝、東京駅に集合、定時に出発することができました。

15クラス、生徒だけで577人の大旅団を組む一般クラスは、奇数クラスのA班、偶数クラスのB班に分かれ、それぞれの旅程で修学旅行をすすめます。

 

A班は、のぞみ19号で東京駅9:12発、13:02広島駅着。広島平和記念資料館を見学し、市内で班別行動となりました。軍港を擁したこともあり、戦時中経済的に栄えた広島は、原爆の標的になりました。現在の平和な市内を歩くだけでは、炎に包まれた街の姿を想像するのは難しいことですが、原爆ドームを間近に見ると、その悲劇が現実であったことを思い起こします。

 

B班は少し遅れて、10:00発のぞみ219号に乗り、京都駅12:15着。清水寺を見学後、東山を散策しました。お昼は、清水順正で名物の湯豆腐を堪能しました。

 

A、B両班は、8日(木)にユニバーサルスタジオで合流し、滞在場所が入れ替わる行程をたどります。

修学旅行1日目 ~特進・進学クラス~

2月6日(火)から修学旅行が始まりました。引率の先生方から、早速現地の様子が伝えられています。特進・進学クラスは、真冬の関東を脱出し、南国沖縄で4泊5日を過ごします。現地の気温は19℃。春のような温かさです。

6日朝9:00羽田空港集合。前日の雪で都内の交通機関の混乱が予想されていましたが、予定通りJAL913便で10:30出発、13:30那覇空港に到着しました。

ひめゆり平和祈念資料館、沖縄県平和祈念資料館、平和の礎を巡りました。沖縄は、太平洋戦争末期米軍が上陸し激戦地となりました。幼い子ども達を含め多くの一般市民が犠牲になった悲劇の歴史を物語る資料から、生徒達は多くのことを学びました。

 

ホテルに戻り、夕食のバイキングに舌鼓を打ちました。朝が早かった分、眠気を隠せない生徒もいました。

芸術鑑賞会 ~邦楽ユニット『あべや』~

午前中は、進路ガイダンスで過ごした1年生でしたが、午後は恒例の芸術鑑賞会を楽しみました。演奏を披露していただいたのは、新感覚の邦楽ユニットの『あべや』のみなさんでした。エンディングでは、和太鼓部とのコラボ演奏も加わり、1年生は楽しく、エンターテイメントライブを満喫しました。

『あべや』さんは、津軽三味線全国チャンピオン 阿部金三郎さん・銀三郎さん兄弟を中心に結成された日本民俗音楽芸能集団で、ボーカル担当の根本麻耶さん、三味線と鼓を担当、見事な『どじょうすくい』を披露してくださった安藤龍正さん、尺八・笛を担当していただいた佐藤公基さんの、計5人のユニットです。

邦楽というと、高校生には正直縁遠いイメージを持つジャンルの音楽です。ところが、津軽三味線の激しいリズムやこぶしの利いた歌声が、見事に生徒達を魅了しました。迫力の演奏を目の当たりにして、邦楽が持つ力強さと奥の深さに圧倒された様子でした。

愉快なトークにすっかり打ち解けた生徒たちは、金三郎さんの求めに応じて盛んに曲をリクエストしたり、舞台に上がって銀三郎さんとソーラン節を踊ったり、最後までノリノリのライブとなりました。

和太鼓部の演奏には、3年生も参加。最後には、素晴らしい演奏に感謝の気持ちを込めて、代表生徒から花束が贈呈されました。

進路ガイダンス

本日2年生が、修学旅行に出発。校舎に残った1年生は、午前中に進路ガイダンスを受講しました。1年生は、前日の降雪で1時間遅れの登校となりました。

ガイダンスは、教室や講義室、音楽ホールなどを会場にして、38ヶ所で開講。受講できる分野は、医療、建築、理美容、動物、観光など多岐にわたり、大学・短大、専門学校から講師の先生方が来校し、講義をしていただきました。

生徒たちは、あらかじめワークシートに希望する講座を3つ書き込み、設定された会場でレクチャーを受けました。いくつかの講義を受けることで、1年生は、職業に直結する専門的な知識や技術を学ぶ専門学校と、一般教養を含め広い分野を学びながら、視野を広げ思考を深める大学との違いも知ることができました。今回のガイダンスは、卒業後の進路に思いを巡らし、これからおよそ2年間の高校生活をどの様に過ごすべきかを考え始める、よいきっかけとなりました。

『二間塚どんど焼』 ~和太鼓部~

昨年に引き続き、富津市二間塚交友会が主催する『どんど焼』のイベントに本校和太鼓部が出演しました。交友会実行委員のみなさんと一緒に、「ふたまづかどんど焼き、サイコ―!」の掛け声で、イベントがスタートしました。

どんど焼きは、うず高く積み上げた藁や木材に火を着け、燃え上がる炎で邪気を払い、無病息災を祈る伝統行事です。呼び方やいわれは、地域によって多少異なるようですが、正月のしめ飾りなどを炎にくべ、元日にお迎えした年神様を見送るための儀式だと言われています。

さまざまな事情で地域の行事が廃れていくなか、昨年まで続いた新型コロナウィルスの蔓延が、その傾向に拍車を掛けました。

しかし地域の方々のご尽力もあり、二間塚の『どんど焼』は毎年多くの人出で賑わう、冬のお祭りになっています。プログラムも、着火前のプレイベントと着火後からのポストイベントの豪華2部構成。本校和太鼓部は、13:00から始まるプレイベントのオープニングを飾りました。お届けした曲は、『奏音(かなた)]』、『楽(らく)』、『祭り』の計3曲。今年は、ちょうど節分にあたる開催となり、『祭り』の演奏の際には、鬼を払い福を呼ぶ豆まきで会場を盛り上げました。お面をかぶって鬼に扮した部員たちに、ちびっ子たちの小さな手から、勢いよく豆が投げられました。火祭りの口火を切るにふさわしい、威勢のいいパフォーマンスを繰り広げました。[夜景写真は、昨年のものです]