2025年9月の記事一覧

激戦再び ~硬式野球部~

昨日行われた『第78回 秋季千葉県大会』。本校は、対戦校千葉黎明高校に勝利し、準決勝戦進出を決めました。

27日(土)に行われた第3回戦を順調に勝ち上がって迎えた準々決勝戦は、またもや延長タイブレークに突入。手に汗握る接戦を制し、本校野球部が勝利しました。

一回に、二死二、三塁から長打を打たれ、出だしから2点を先制される展開となりました。

三回の攻撃で、二死一、二塁から増田の左前適時打で1点。四回には、二死一、三塁から窪嶋の右前適時打で同点に追いつきましたが、その後試合は膠着状態が続き、2-2のまま延長戦に突入しました。

十回表、先攻の千葉黎明は巧みなバントで無死満塁の好機を作り、適時打と犠飛で再び2点を先行。しかし同回裏、本校野球部も四球で無死満塁の場面を迎え、対戦校の失策から三塁走者が生還。なおも一死二、三塁と好機が続き長瀬の犠飛で同点に追いつきました。

十一回表、千葉黎明の攻撃。四球で無死満塁から三振で一死を奪うと、二塁増田がライナーを直接捕球し一塁へ素早く送球。走者は戻れず併殺を取り窮地を脱しました。

同回裏、本校の攻撃。岡が死球で出塁し無死満塁、三振を取られて一死満塁の場面、吉澤が右奥深くに犠飛を放ち長瀬が生還。劇的な逆転を果たし、薄氷の接戦を制しました。

一塁側本校応援席では、野球部員と保護者のみなさまが、力の限りの応援を繰り広げていました。延長に入ると、さらにボルテージを上げての声援が、選手たちへの大きな励ましとなりました。

10月4日(土)県SC野球場にて第2試合(11:30開始予定)にて準決勝戦が行われます。

 

※天候などの影響により、予定されている試合開始日時、会場等は、変更される場合があります。必ず直前の情報を、千葉県高野連のホームページでご確認の上、ご来場ください。

文化祭 ~2日目~

文化祭2日目、今年度文化祭は、いよいよクライマックスを迎えました。一般公開となった本日は、週末ということもあり、多くの来場者で賑わいました。

未明の驟雨が季節を進めてくれたのか、少しだけ秋めいた朝となりました。駅前バスターミナル、始発のスクールバスはほぼ満員の状態で学校に到着。文化祭への生徒達の意気込みを感じる登校風景でした。

9:40の開演時間には、入場門前に長蛇の列が伸びていました。本日の来場者数は大台を超えて、2,369人に達しました。昨日の来場者数と併せて、開催期間中2,919人と、じつに大勢のみなさまに来場していただきました。

文芸同好会は、今年も高座を設けて古典落語を上演しました。和服の出で立ちで出囃子に乗っての登場は本格的で、見事な話しぶりは、素人芸の域をはるかに超える名演でした。演目は「疝気(センヶ)の虫」。医者が夢の中で、病気の原因となる疝気の虫を捕まえ、その弱点を聞き出す、という滑稽話でした。

今年は、異種ジャンルをクロスオーバーするコラボ企画が目白押しでした。フラワーアレンジメント部と箏曲部のタッグでは、活花と琴の音色が同時に楽しめる、贅沢な空間を演出しました。屋外ステージでは、美術部と書道部がそれぞれ和太鼓部と共演。和太鼓部が全力で演奏するのと同時進行で、美術部はアクションペイントで創作パフォーマンスを披露。書道部も力強く太い筆を操り、達者な筆裁きでメッセージ性の高い作品を仕上げました。

屋外ステージ、プログラムの最後を飾ったのは、吹奏楽部にチアリーディング部と硬式野球部が加わった、野球応援メドレーでした。「かっ飛ばせー木総!」とこだまする掛け声、チアリーダ達と野球部員達の息の合った振り付け。何もかもが夏のスタジアムを彷彿させる、全力パフォーマンスで文化祭の幕が閉じました。

 

今年度の「真心祭 文化の部」は、大変盛況のうちに終了することができました。3,000人に迫る来場者を迎え、無事終了できたのは、ひとえに来場されたみなさまの、ご理解とご協力の賜だと感じております。

今後も、地域のみなさまとの繋がりを深めながら、誰もが楽しめる、安全・安心な文化祭を心がけて参ります。来場されたみなさまに感謝しております。誠に有り難う御座いました。

文化祭 ~1日目~

いよいよ、令和7年度文化祭、『第23回 真心祭 文化の部』の幕開けを迎えることとなりました。真夏日再来の晴天となり、校舎内には、汗だくで動き回る生徒たちの姿がありました。

今年度は、クラス企画55、文化部・同好会の発表・展示が25、選択授業等による発表・展示が7、合計87の企画が、教室や体育館、屋外ステージで、旺盛な活動を展開しました。クラス企画では、射的やボーリング等のアトラクション系。禁が解けて、取り組むクラスが急増したお化け屋敷などが目立ちました。1年生では、演劇にチャレンジしたクラスがありました。クラスの総力を結集した熱演は、千客万来の公演となりました。

至誠館では、シミズオクト提供の音響機器が威力を発揮し、重低音が轟くバンド演奏で観衆総立ちのステージとなりました。

生徒たちのたぎるエネルギーの震源地となる屋外ステージでは、ダンス部がめくるめくパフォーマンスを繰り広げ、本校最大のビッグバンド、吹奏楽部が魅惑の演奏を届けました。和太鼓部と演劇部が異色のコラボを組みました。和太鼓による迫力の演奏を背景に、演劇部が殺陣(たて)の演技を披露。初のコラボは、名場面の連続となり、迫真の斬り合いが観客を沸かせました。合唱同好会はたった二人で歌唱を披露。青空に澄み渡る歌声に、観衆は魅了されました。

3年生の模擬店は、順調に売り上げを伸ばし、ほとんどのクラスが終了時刻を前にSOLD-OUTとなりました。

本日は、生徒のご家族限定の公開日となり、およそ680名の来場者がありました。週末となる明日は一般公開され、事前予約された方は、2,000名を超えています。大勢のみなさまの来場に、生徒一同心を躍らせております。

文化祭準備 ~最終日~

本日、文化祭準備期間の最終日を迎えます。明日からいよいよ2日間の日程で、文化祭が開催されます。

クラス企画の準備も大分進みました。最後の文化祭となる3年生は、全クラスが模擬店を開き、来場者に飲食物を提供します。多くのクラスが調理の練習を兼ねて、試作品を作り始めると、廊下に美味しい臭いが立ち込めます。隣のクラスの人にも味見をしてもらい、最後まで試行錯誤を繰り返し、本番に備えます。

模擬店では、26日(金)の支払いは現金のみ。27日(土)は、auPAYか本校が発行する金券での支払いとなります。3年生のクラス代表と担任が昼休みに集まり、生徒会担当の吉田先生から、支払方法をレクチャーしてもらいました。

 

放課後には、設置されたばかりのステージで音響のチェックを兼ね、各団体が入れ替わり立ち替わりリハーサルを実施。

下校時刻の18:00には多くのクラスが企画準備を終えているようです。ギリギリまで作業を続けるクラスがちらほら。日没が迫ります。

ステージ設置

昨日から2日間にわたり、ステージ設置作業が行われました。お馴染みのシミズオクトのみなさんが多くの機材を搬入し、びくともしない頑丈な骨組みを組み上げていきました。今年は、至真殿大階段下の屋外ステージに加えて、至誠館内にもステージ(7×5.6㍍)が設けられました。就職指導部が主催する、インターンシップに参加してくれた有志22名の生徒たちが、作業のお手伝いをしました。

作業手順の確認やケガを防ぐため、生徒たちは事前に詳しく説明を受けます。安全面では万全を期して、白いヘルメットにつま先を覆うトウガードをお借りして作業にあたります。

シミズオクトからは、延べおよそ70名のスタッフの方々に来校していただきました。作業着のベルトにたくさんの工具をぶら下げ、いかにもガテン系のみなさんです。10名を超える女性スタッフのなかには、本校卒業生高石琉々さんの姿がありました。ベテランスタッフと肩を並べ、颯爽とした作業振りを見せてくれました。

屋外ステージの後方に巨大コンテナが横付けされると両側の壁が開き、何と!驚きの可動ステージが姿を現しました。横幅9.74㍍、奥行7.31㍍、高さ5.5㍍。風速50㍍の強風に耐える性能があるそうです。さらに、可動ステージの両翼それぞれに3㍍超の拡張域があり、全体では横幅はおよそ16㍍、奥行14㍍。コンサート会場もかくや、と思わせる堂々のステージが出来上がりました。

太田門から上がる坂の上には入場門がそびえ、来場者を迎い入れる準備も完璧です。プロの技術とノウハウが、キラリと光る文化祭になります。インターンシップ参加生徒には、木更津名物BBQ弁当のオマケつき。秋の澄んだ青空の下で、最高のお昼を満喫しました。

文化祭準備2日目

お揃いの文化祭Tシャツ・ポロシャツは、クラス団結の証です。文化祭準備期間2日目を迎え、傍目から見ると、順調に準備が進んでいるように見えます。早くも、屋外ステージと入場門ができあがり、キャンパス内が文化祭らしい雰囲気に変わってきました。

文化祭準備は、午前中はクラス企画に取り組み、午後からクラスの準備と並行して、部活・同好会の企画に取り組んでいます。

雑多な備品で床が埋め尽くされていたり、机を重ねて壁を築いたり、教室内は大改造を伴う模様替えでごった返している様子です。

絵の具や両面テープ、景品の駄菓子などを買い出しに行く生徒たちは、教室から新たな指示が出されて、あちらこちらの商店を奔走します。

あっという間に放課後に突入し、下校時刻間際まで作業を続けるクラスが散見されました。本当に作業が遅れているクラスもあれば、仲間と一緒にいる時間を楽しんでいる生徒たちもいるようです。

明日は、準備期間最終日です。万端を整え本番を迎えられるよう、頑張りましょう!

文化祭開会式

令和7年度文化祭、『第23回 真心祭 文化の部』が、9月26日(金)、27日(土)に開催されます。本日より本校は、文化祭準備期間に入ります。全生徒が至真殿に集合し、開会式が催されました。

文化祭実行委員長、3年生の小松悠稀くんは、「この文化祭をより良いものにしたいと思っています。生徒全員が楽しめる文化祭となるよう、みんなで頑張りましょう。3年生は特に最後の文化祭になります。悔いを残さないよう、全力で取り組みましょう」と力強いことばで、会場に集まる生徒たちに訴えました。

生徒会長の沖くんからは、「今日から文化祭に向けて、準備が始まります。各クラスで互いの絆を深められる、よい行事にしていきましょう」と挨拶のことばを述べました。さらに、文化祭で企画発表を行う、全クラス、全参加団体に、「文化祭PR動画」への画像の提供を求めました。昨年と同様、生徒会Instagramにて発信されます。

学校長は、「今日から3日間の準備期間、そして2日間の文化祭開催となります。この期間は、しっかりと各自の役割を果たし、責任感を持って準備に励み、本番に臨んでください。この5日間は、みなさんが大きく成長する時間となります。そして、大いに文化祭を楽しんでください。特に、3年生は高校生活最後の文化祭となります。目一杯楽しんでください。また、多くのお客様が来校します。自分たちが楽しむだけでなく、他校の中高校生、みなさんのご家族や地域の方々から、本校の文化祭は素晴らしい、と言ってもらえるように、おもてなしの心を持ってお迎えしましょう」と呼びかけました。

 

最後に、今年度文化祭ポスターを手掛けた生徒2名が登壇。学校長より表彰されました。

最優秀賞は、谷本芽依さん、優秀賞は、梅田美邦さんでした。最優秀賞作品は今年度文化祭の「顔」となって、街頭ポスターやホームページに掲載されています。

初戦突破 ~硬式野球部~

『第78回 秋季千葉県大会』において、本校野球部は初戦(第2回戦)に勝利しました。延長タイブレークの末、3時間半に及ぶ激戦を制しました。

初回に3点を先制される波乱の幕開けとなりました。二回にも2点を追加され、1-5で迎えた四回の攻撃では、無死一、二塁の場面で石谷がバスターで1点を返し、宗形が左中間への一打で2点、長瀬、緒方、磯ヶ谷と連打が続き、一挙に5点を獲得し逆転に成功しました。

勢いに乗る千葉経済大学付属高校は、五回に同点に追いつき、六回に3点を勝ち越し、再逆転に成功しました。

しかし、本校も反撃に転じ、吉澤がセンター深くに三塁打を放つなどして、八回までに9-9と同点に追いつき、延長タイブレークに突入する展開となしました。十回、互いに1点ずつを追加して迎えた十一回表の攻撃、本校は長瀬の一打と四死球で3点を勝ち越しました。

裏の守備では2失点し、1点差に迫るピンチとなりましたが、辛くも逃げ切り、初陣を勝利で飾ることができました。

オープンキャンパス開催

本日、中学3年生を対象にしたオープンキャンパスが開催されました。昨年度を大きく上回る参加者をお迎えすることができました。

オープンキャンパスは、9:00a.m.より開催。前半は、至真殿にて本校の概要が説明されました。後半は、会場を校舎に移しミニ授業と部活動体験・施設見学が行われました。

 

至真殿で行われた説明会では、中学生とその保護者のみなさまを前にして、学校長が挨拶をいたしました。最初に、今年開校23年を迎える本校の沿革を紹介。続いて、進路選択に関しては、「いよいよ進学先となる高校を、本格的に選ぶ時期を迎えます。自分の夢や目標を実現できる学校を選択できることが理想ですが、中学3年生の段階では、自分の将来を決めることは難しいかもしれません。高校こそが、将来の夢や目標を見つけ出す場所なのです」と、高校が将来につながる、重要なステップであることを強調しました。

①様々な分野の勉強に取り組む。②いろいろな経験をする。③多くの人と出会って交流をする。3年間の高校生活で以上のことを行えば、より良い将来像を描く広い視野が得られる、と説きました。そして、10のコースから自分に必要な学習分野を選べること、活発な部活動・同好会、規模の大きな学校行事、充実した施設、2,100人を超える多様な生徒が集うことなど、他校では得がたい理想的な環境が、本校に整っていることを伝えました。

続いて、竹内教頭が入学試験について解説しました。合格の基準、検定試験や部活動での実績等合否判定で優遇される要件、特待生制度などについて、詳しく説明しました。

その後、中学生と保護者のみなさまは学校紹介動画を視聴。和太鼓部、ダンス部、吹奏楽部、チアリーディング部が歓迎パフォーマンスを披露し、前半の説明会を終えました。

 

後半では、参加者は校舎に移動し、コースごとに設定された教室に入りました。各授業担当者が、カリキュラム等それぞれのコースを詳しく紹介しました。実際に授業を受けていただくことで、中学生にも保護者の方にも、それぞれのコースでどの様なことを学ぶのか、体験していただきました。多くの部活動・同好会の協力を得て、部活動体験・施設見学が盛況に行われました。8月の体験入学と同様、生徒会役員の生徒たちも、受付や誘導、校内見学ツアーと大活躍でした。放送部提供のDJが秀逸でした。素敵な選曲に加え軽妙なトークが、オープンキャンパス終了時に彩りを添えてくれました。

校内英語スピーチコンテスト

9月16日(火)、真板幸男記念館で英語スピーチコンテストが開催されました。

スピーチコンテストは、2部門に分かれ、暗唱部門(Recitation Division )に1名、スピーチ部門( Speech Division )に18名、計19名の生徒が参加しました。日頃から本校で英会話を担当している、マッキンレー先生とパチェット先生の二人が審査員を務めました。

参加者は、夏休み中に何度も登校を繰り返し、語学コース長の宮越先生から指導を受け、スピーチ原稿の作文と、発音や発表の練習に取り組みました。

暗唱部門に挑んだ生徒は、課題の英文をしっかり暗記し、聞き手に視線を向けて、完成度の高い堂々のパフォーマンスを披露しました。

スピーチ部門で読みあげられた英文は、生徒たちの実体験に基づいて書かれたものです。音楽との出会い、将来に向けての夢など、高校生らしい内容が多く語られました。海外で生まれ、ことばや文化の壁を乗り越えてきた体験を語る生徒がいました。多くの仲間と普通に過ごしているいまの姿からは、想像しがたい経験をしてきたことが伝わりました。自分を支えてくれた家族や友だちに感謝の気持ちを述べることばには感銘を受けました。

発音や流ちょうさといった、英語としての出来ばえは様々でしたが、聞き手を前にして、勇気を出して発表をする姿へ、会場から惜しみない拍手が送られました。

 

新役員選出 ~生徒会~

8月28日に行われた、生徒会役員選挙を経て、新しい生徒会本部役員が選出されました。本日講義室4に、現役員と新役員が集まり、学校長立ち会いの下、就任式が執り行われました。

例年生徒会選挙は12月に実施されてきましたが、現役員の発案により、今年度は3ヶ月前倒しで行われました。その狙いは?

従前とは異なり、このタイミングで新旧の交代は行わず、ここから3ヶ月間、互いに協力し合って役員業務を進めることになります。秋は、本校の二大行事である文化祭と体育祭が開かれる、本部役員にとって山場となる季節です。新旧役員の活動期間が重なることで、現役員は新役員を手厚くサポートしながら、生徒会活動のノウハウを伝えることができる、という妙案です。

学校長は、「12月の引退までは、これまでと変わらぬ活動を続けながら、新役員を見守ってあげてください」ということばに続けて、現役員のこれまでの活躍を賞賛しました。新役員へは、「これからは、みなさんが本校生徒会の核となって活動を始めることになります。校内での活動はもちろんですが、対外的な場でも、本校の顔となって行動することになります。それをしっかりと自覚してください」と、激励のことばを送りました。