2025年6月の記事一覧
越日交流会 ~2日目~
越日幼小中高等学校の生徒15名と本校生徒40名、生徒たちだけで55名が部活動棟に宿泊しました。昨夜のアクティビティを通して、越・日双方の生徒たちはいっそう親睦を深めることができました。
交流会は2日目を迎えました。生徒たちは起床後に朝食と荷物の整理を済ませて、一緒に登校。越日学校の生徒たちは、バディの生徒が在籍する2年生の教室で朝のホームルーム(SHR)に出席し、そのまま1校時目の授業を受けました。
きょうのSHRでは朝学習が行われましたが、課題が配信されていない越日学校の生徒たちに折り紙を用意し、鶴の折り方を教える担任がいました。ことばの壁はあったものの、クラスの生徒の加勢も加わり、なんとか鶴を完成させることができました。
授業では、英語、総合探求、数学、家庭基礎などの授業が通常通りに展開されていました。様子をのぞくと、バディの横に座りタブレットや教科書を一緒に見ながら、講義に耳を傾けていました。小学生(4年生~6年生)4人が高校生と肩を並べる、微笑ましい授業風景を見ることもできました。
11:15a.m.、越日学校の生徒たちは、本校を後にしました。日本見学ツアー後半には、東京や富士山周辺を巡り、観光を満喫するそうです。
本校での体験と日本の旅がよい思い出になることを祈っています。
越日交流会 ~1日目~
ちょうど1年前に来日した、越日幼小中高等学校のみなさんが、今年も本校に立ち寄ってくれました。15名の生徒さんと引率の先生3名が来校。一泊二日の日程で、本校生徒と交流のひと時を過ごしました。
いま、ベトナムは年度末を迎えています。越日学校では毎年この時期日本見学ツアーを企画し、今回は10歳から17歳の生徒さんたちが参加しました。
木更津市とベトナムのダナン市は、‘19年7月から友好協力関係を締結し、観光、経済、人材の受入等、様々な場面で盛んに交流が行われています。越日学校が木更津を訪れるのも、この友好関係の一環です。
2:00p.m.より図書室で催された歓迎セレモニーでは、学校長が2年前に越日学校を訪れたときに日本語の歌とダンスで手厚く歓迎された思い出を語り、「きょうはみなさんが本校を訪れてくれました。互いに親交を深めてほしいと願っています。いつか本校の生徒が越日学校を訪れ、みなさんとお会いできる日が来ることを楽しみにしています」と挨拶をしました。越日学校のLe Thuy Nga先生が、「日本のことを生徒たちにいろいろと教えてあげてください。ぜひ、みなさんもベトナムに来てください。お待ちしています」とキレイな日本語で返礼の挨拶をしていただきました。両校の生徒の代表が挨拶を交わし、記念品を交換しました。
1日目のきょうは、英会話の授業と帰りのSHRに参加。放課後には、箏曲部、弓道部、和太鼓部に体験入部。日本の高校生の日常を少しだけ体験してもらいました。
寮の食堂で夕食を済ませた後は、部活動棟で一泊です。消灯時間まで、スポーツアクティビティや映画鑑賞等、お楽しみメニューがたくさん用意されています。
表彰
全校集会に先立ち、生徒たちの活躍を顕彰する表彰がありました。
次に紹介いたします。
【陸上競技部】
○千葉県高等学校総合体育大会
男子100㍍ 5位 生貝奏人
7位 金子颯希
男子200㍍ 3位 金子颯希
男子棒高跳 4位 畑山優翔
男子砲丸投 4位 中村奏太
男子ハンマー投 1位 山崎大悟
8位 庄司 渉
女子ハンマー投 1位 鈴木瑠華(大会新記録)
男子4×100㍍リレー 5位 北島凜空、生貝奏人、大橋郁真、金子颯希
男子4×400㍍リレー 3位 大橋郁真、金子颯希、生貝奏人、小松悠稀
男子総合 5位
【スポーツクライミング】
・強化指定選手証 齋藤蒼太
オリンピックアスリート強化支援事業
千葉県競技力向上推進本部
斎藤君は、これまで個人で数々の選手権に出場し、輝かしい成績を上げています。
’24 世界選手権ユースB 6位、’24 アジア選手権ユースB 2位、
’25 日本選手権ユースB 優勝
15㍍の垂直の壁を5.8秒で登攀する実力の持ち主です。
【バスケットボール部】
関東高等学校体育大会千葉県予選会
男子の部 7位
生徒総会
全体集会に続いて、「‘25年度生徒総会」が開かれました。議題は生徒会費の決算、予算案、文化祭、生徒会選挙の4項目でした。
総会に先立ち、学校長が「みなさん一人ひとりが生徒会の構成員です。選挙で選ばれた本部役員が代表として、様々なアイデアを出し試行錯誤をしながら活動を続けています。5月に行われた「真心杯」も本部役員の発案から実現した学校行事です。決して他人事 とは考えずに、役員の発表に耳を傾けてください」と生徒たちに訴えました。
議事に入る前に、「生徒総会は、生徒が充実した高校生活を送るために最も重要な会です。短い時間ですが、一人ひとりがしっかりと考えながら参加してください」とアナウンスがありました。
それぞれの議題を担当する役員が登壇し、「‘24年度生徒会会計決算報告」、「’25年度生徒会予算案報告」が審議され、多くの生徒の拍手により無事承認されました。
最後に生徒会長、沖くんが登壇し「真心祭 文化の部」について、今年度のテーマ『木総万博 ~この瞬間を大切に~』と、文化祭ポスターの募集要領が発表されました。
沖くんは「今年度は時期が早まり、残暑の中での開催となります。思い出に残る、楽しいものにしていきましょう!」と呼びかけました。
最後に、生徒会選挙についての連絡でした。立候補受付が本日より始まります。立候補についての詳しい情報は、教室の掲示物と生徒会動画で確認できます。「生徒会オープンデー」は、明日より10日まで、毎日昼休み13:10に、生徒会室にて行われます。
献血の呼びかけ
10月2日、3日に献血が予定されています。本校生徒に協力を呼びかけるため、千葉県赤十字血液センターより新井知也様が来校され、献血の重要性についてお話をしていただきました。
新井様は、「献血という言葉は、辞書では「健康な人が、輸血を必要としている人のために、血液を無償で提供すること」とあります。「輸血を必要としている人」を思い浮かべると、交通事故などで負傷している人をイメージするかもしれませんが、じつは全体のなかの3%程度です。献血された血液の80~90%は、ガンや白血病の治療に充てられます。放射線による治療では、ガン細胞だけでなく血液を造る細胞も壊されてしまうので、新鮮な血液が大量に必要になります。お産でも献血が必要になるケースがあります。お母さんだけではなく、赤ちゃんのいのちに関わる切迫した状況になることもあるのです。
献血が可能な人は、16歳から69歳までの人です。少子高齢化の影響もあるのですが、現在10代から20代の若い人たちからの献血が減っています。高校生のみなさんに呼びかけているのは、これをきっかけに若い世代の方々に末永く献血に協力してもらいたいからです。人の血液は未だに人工のものは存在せず、健康な人達から分けてもらう以外の手段がないのです。「なんだか怖い」「不安だ」と感じる方もいると思います。ほんの少し勇気を出してもらえたら、人の“いのち”を救うことができるのです」と生徒たちに訴えました。
対象は、2年生と3年生。「昨年も大勢協力してくれました」と感謝の言葉もいただきました。「“いのち”に直結するボランティア」です。今年も多数の参加を期待しています。
全体集会 ~教育実習生紹介&野球応援募集~
本日の全体集会では、教育実習生の紹介や野球応援参加の呼びかけなど、多くの連絡が伝えられました。
学校長による講話では、「6月に入りましたが、これ以降夏休みを迎えるまで学校行事は予定されていません。期末試験までの期間、授業に集中して学習に取り組んでほしいです。中間試験では科目数が絞られていましたが、期末試験は全科目に試験が課されます。中間試験翌日のディズニーランドへの遠足では、多くの生徒が遠足を楽しんでいる様子でした。楽しむときは大いに楽しみ、勉強すべき時はしっかり勉強する。メリハリをつけた学校生活を過ごすよう心がけてください」と生活面においての努力が呼びかけられました。
つづいて、部活動の活躍について「柔道部、剣道部、ソフトテニス部、卓球部、陸上競技部、空手道部、6つの部活動が関東大会出場を決めています。6月には、3年生にとって3年間の活動の集大成となる、インターハイ予選も始まります。大きな成果を上げられるよう、頑張ってほしいです」と、大きな期待を寄せました。
教育実習生の紹介に際しては、「7名の実習生は、4年前には制服を着てみなさんと同じようにこの体育館で話を聞いていた本校の生徒でした。実習期間中は、勉強を教わるだけではなく、身近な先輩としてぜひ高校生の頃の話、大学生活他、いろいろな話を聞いて学んでほしいと思います。実習生のみなさんも、高校生から様々なことを学んでください」と、生徒と実習生、双方に呼びかけました。
森下副校長から、実習生の名前と担当教科が一人ひとり読み上げられました。各実習生は、かつて所属していた部活動の思い出や実習への意気込みを伝えました。森下先生から「最後にもう一度大きな拍手をお願いします」と呼びかけると、会場から温かい拍手が送られました。
森下先生からは、「7月5日から、『全国高等学校野球選手権 千葉大会』が開幕します。本校は昨年、優勝校として甲子園に出場しました。昨年の大会を通じて、応援の力がいかに大きいかを実感しました。応援する側と選手が一体となって一つのことを成し遂げるという体験は、他では経験できない、大きな感動になります。県下148校の頂点に立ち、2年連続9回目の甲子園出場を目指しています。応援団がチームとなり一丸となって応援してくれる人を募集しています」と野球応援参加が呼びかけられました。