2024年10月の記事一覧

表彰

全体集会では、生徒たちの活躍を顕彰して表彰が行われました。

次頁にて紹介いたします。

【陸上競技部】

○JOCジュニアオリンピックU18    

  女子ハンマー投 第7位 鈴木瑠華  

○関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会 

女子ハンマー投 第3位 鈴木瑠華

男子ハンマー投 第7位 山崎大悟

 男子100m   第4位 金子颯希

 4×100mR  第1位 生貝、小松、北島、金子、

 4×400mR  第6位 大橋郁、金子、生貝、小松 

 

【演劇部】

○きみぶん演劇祭 千葉県高校演劇 第11地区 高校演劇 秋季発表会

 最優秀賞

 グッドステージ賞

 個人賞 内間清香、押足奈南

 

 

【吹奏楽部】

○千葉県吹奏楽祭出場 千葉県民文化祭「文化で繋ぐ千葉の力」

全体集会

昨日28日(月)の代休日を挟み、本日から授業が再スタートしました。1校時目は至真殿に全生徒が集まり、吹奏楽部伴奏の校歌斉唱で集会が始まりました。

生徒会長、原君は「まず、今年の『真心祭 文化の部』が大成功に終わったことを報告します。全校生徒の協力の下で多くの方々に楽しんでいただける、素晴らしい文化祭となりました。みなさん一人ひとりが全力で取り組み、それぞれの個性とアイデアを活かした展示やパフォーマンスを見せてくれました。併せて、文化祭実行委員がそれぞれの役割を果たし、準備を進めてくれました。みなさん、本当にありがとうございました」と挨拶をしてくれました。

また、原君からは、文化祭中に行われた『文化祭クラスTシャツコンテスト』の結果についても報告がありました。

第1位  T31   18.2%

第2位 T21  10.4%

学校長賞 205組

(パーセントで示された数字は、全投票数を母数にした獲得票の割合です)

 

続いて学校長から、教育実習生の紹介がありました。登壇した6人の実習生一人ひとりが、学校長から紹介され、自分が受け持つ教科と担当クラスを伝えると同時に、「2,000人の顔と名前を覚えられるよう頑張ります」、「3週間全力で頑張ります。よろしくお願い致します」などと、実習に向けての意気込みを述べてくれました。

「全員がみなさんの先輩、本校の卒業生です。教員になりたいという思いを抱いて、教育実習生として戻ってきました。気軽に話しかけ、いろいろとアドバイスを受けて欲しいとおもいます。最後にもう一度拍手を」との学校長からの呼びかけに、 生徒たちから実習生へ温かい拍手が送られました。

 

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

最後に学校長は「大変盛り上がった2日間でした。今年は初めて両日を公開としました。特に、卒業生、他校の生徒ほか、一般の方々に公開した2日目は、およそ2000名、実に多くの来場者をお迎えしました。大変素晴らしい文化祭になりました。

展示や発表をしているみなさんの姿を見ていると、本当に楽しそうでした。来校していただいた方々も、楽しんでいただけた様子でした。閉会時にお客様を見送っていると、多くの方から「楽しい文化祭でした」と声を掛けていただきました。開会式でお願いした通り、自分たちばかりでなく来ていただいた方に楽しんでもらえた、とても良い文化祭でした。自ら積極的に動き、仲間同士協調性を持って協力し合うという姿勢は、社会に出てからも必ず求められるものです。文化祭を通じて自分がその様な点で成長できたと感じることができたのなら、何よりも素晴らしいことです」と文化祭を振り返りました。

文化祭 ~2日目~

『第22回 真心祭 文化の部』、2日目を迎えました。ようやく秋めいた本校キャンパスには多くの来場者が訪れ、文化祭を楽しんでいただきました。

古式ゆかしい茶道のお点前。江戸前落語では、出囃子で噺家が高座に登場。古典の名作『死神』の一席はなかなか堂に入った話し振りでした。クラス全員でのオールスターキャストで演じられた『美女と野獣』は、学校長も絶賛の熱演でした。教室での企画は、教室内という制約があるなか、円熟の技量、磨かれた演技力等、マンパワーが炸裂する充実の内容が散見されました。

ステージ上では、和太鼓、書道、チアリーディング、吹奏楽、合唱、演劇、クイズ、ダンス、軽音が入れ替わり立ち替わりで登場。舞台の上を十代のエネルギーが駆け抜ける疾走感あふれる演出となりました。

3年生の模擬店は、早々に完売となったクラスと、午後から値引きを断行するクラスと、明暗が分かれましたが、全員が協力して最後の思い出を作れた様です。どうにか全クラスが赤字を免れました。

昨年に続いて、青雲館ではバザーが開かれました。生徒のご家庭や教職員有志から提供された、主に日用品が販売されました。お手頃価格の品揃えに会場が賑わいました。

 

本日は、一般公開での開催となりました。2,000人を超える来場者のなかには、懐かしい卒業生の顔もありました。開催日の両日を公開としたのは初の試みでしたが、ご来場のみなさまには2日間にわたり様々なご協力をいただいたことで、無事終了することができました。さらに、大変盛況のうちに幕を閉じることができました。

多くの来場者をお迎えする上で、今後もより内容を充実させ、安全面に関しての備えを怠らず、安心してご参観になれる運営に努めて参ります。

多数のご来校、ご参観が、何より生徒たちの励みとなりました。心より御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。

文化祭 ~1日目~

『第22回 真心祭 文化の部』の幕開けとなりました。ステージ発表、クラス企画、模擬店に作品展示。9:30に全ての企画が一斉にスタートしました。

ステージ発表は、屋外ステージと音楽ホールの2カ所で展開。演奏あり、クイズあり、芝居あり、バラエティー満載の発表では、来場者を飽きさせない新鮮なパフォーマンスを届けました。

クラス企画では、手の込んだトライアル系ゲーム、フォトスポットなどに加え、「お化け屋敷」が解禁されたことで、「怨念」「呪い」の文字が躍る黒い外装の教室が目立ちました。激しい動きでスリルを味わうカートの動力は当然「人力」で、はしゃぐ乗客とは対照的に男子生徒が汗だくで疲労困憊の様子でした。トークだけで観客を惹きつける1年生の企画がありました。話術の巧みさが秀逸でした。

模擬店を開いた3年生は、材料費を回収し赤字を回避しなければならないという事情もあって、担任自ら陣頭指揮を執るなど、気合いを感じる販売を繰り広げていました。ポップな彩りやエスニックな演出など、装飾にも力が入っていました。

 

1日目となる本日は、在校生のご家族限定で文化祭を公開いたしました。700名を超える来場者に、キャンパス内は終日賑わいました。

文化祭開催迫る

3日間の準備期間を終え、明日から文化祭『第22回 真心祭 文化の部』が開催されます。

準備期間最終日となった本日は、生徒たちがそれぞれのクラス企画、部活動、同好会での企画の仕上げに終日取り組みました。1年生は本校文化祭の規模の大きさに戸惑い、2年生は更にパワーアップした企てを試み、3年生は模擬店での料理の試作に試行錯誤を重ねました。

屋外ステージの発表も含め、一部の企画は最終下校時間18:00ぎりぎりまでの練習/作業となりました。日没の時刻を過ぎた校舎内には、片付けや帰宅を急ぐ生徒たちの群像がうごめいていました。

今年度は、明日1日目よりの文化祭を公開【25日(金)は在校生家族限定、26日(土)は一般公開】いたします。

安全安心を心掛け、多くの方々に楽しんでいただけるよう文化祭の運営に努めてまいります。乞うご期待!

屋外ステージ完成 ~文化祭~

昨日、(株)シミズオクトのご協力を得て、屋外ステージ設営作業が行われました。就職指導部が企画したインターンシップに本校生徒9名が参加。作業に協力してくれました。

(株)シミズオクトは、オリンピックのセレモニーを始め、フェスやコンサート等、日本のイベントを縁の下で支える、その世界では有名な企業です。この数年文化祭といえば、至真殿階段下に“屋外大ステージ”を設営していただいています。

至真殿階段下に広がるスペースは、正門側へ緩やかに下る傾斜があります。そこに、音響機器や楽器を乗せ、一度に40から50人の高校生がパフォーマンスを繰り広げても、びくともしないステージを組み立てるのは、素人の手には負えない作業です。

プロの技を拝見していると、骨組みを構成する金属パイプに水準器を当て垂直と水平を測りながら、かなりの面積を持つ斜面上に、水平を保ったステージが出来上がっていきました。

シミズオクトは間違いなく「ガテン系」の会社なのですが、およそ半分の10名が若い女性社員の方でした。ヘルメットと作業着姿で働く姿は、颯爽としていました。

本校生徒たちも、安全を確保するため、ヘルメットと安全靴をお借りしての参加になりました。2組に分かれて、それぞれ社員の方から丁寧な説明を受けながら作業を進めました。お昼を挟んで、4時間ほどでおよそ18㍍×12㍍の大ステージが完成しました。

お昼には、木更津名物、あのBBQ弁当(多分大盛り)が支給されました。重労働?にふさわしい、ボリューム満点のお弁当でした。

文化祭ポスター表彰

開会式の途中、「文化祭ポスター」の表彰が行われました。多くの募集作品の中から、優秀な作品10点が選ばれ、学校長より表彰されました。
最優秀賞となった磯野さんの作品は、今年度文化祭のポスターに採用され、本校ホームページのトップにも掲載されています。

次頁に受賞者をご紹介しています。

最優秀賞 磯野 眞友子
優秀賞 松川 紗笑
佳作 笹生 由愛
佳作 川崎 美穂
佳作 岡田 織舞
佳作 梅田 美邦
佳作 藤原 恵舞
佳作 今関 瑠花
佳作 小泉 怜唯
佳作 宮坂 碧
佳作 山北 ユリ

文化祭開会式

本日、至真殿にて『第22回 真心祭文化の部』開会式が行われました。実行委員長松田真大君から、文化祭開催に向けて挨拶がありました。

文化祭は、本日から24日(木)までの3日間の準備期間を経て、25日(金)、26日(土)に開催されます。

松田君から、改めて今年度文化祭のテーマ「~私らしく輝け~ 木総天外」が紹介されました。今年度は1日目から一般公開があり多くの来場者が予測されることに触れ、「準備期間から協力し合い、ルールを守ることが大切です。文化祭成功に向け全力で取り組み、大いに楽しみましょう」と全生徒へ呼びかけました。

生徒会長の原君からは、「各クラスで様々な準備が進められていることと思います。みなさん一人ひとりの努力が文化祭の成功に繋がっています。全員で協力し合い、最高の文化祭となる様頑張りましょう」と全生徒への協力を求めました。

学校長より、「体育祭が大成功でした。さらにこの文化祭を成功させることで、今年度の行事への評価が高まります。本日から準備期間となりますが、クラスによっては数日前からすでに動き出しているクラスもありました。準備をおろそかにせず懸命に取り組むことで、文化祭当日の充実感が増すはずです。

文化祭を楽しむためにも、各自の役割を責任感を持って果たしましょう。来校者に楽しんでいただけるよう、各企画の準備を進めましょう。そして全員が決められたルールをしっかり守ることで、誰もが本校の文化祭を心から楽しむことができるのです」と、文化祭成功に向けて事前の心構えを伝えました。

 

生徒会指導部宍田先生より、日程の確認、準備段階や開催中の諸注意等が伝えられました。また、吉田先生より、バザーや模擬店など金銭のやり取りについて、現金の扱いとキャッシュレスでの決済等について、詳しく紹介されました。最後に、環境整備課軽込先生から、準備期間中、開催中、最終日の片付け作業中のごみ処理について、手順が説明されました。

最優秀賞獲得! ~演劇部~

10月13日(日)に終了を迎えた『きみぶん演劇祭 chapter.21』で、本校演劇部が、最優秀賞、グッドステージ賞、個人賞(2名)を受賞しました。最優秀賞の受賞は、2年連続となります。

『きみぶん~』は、地区の7校が参加する演劇祭で、どの高校も3年生引退後初の舞台上演となります。その演劇祭で、本校演劇部が見事2年連続で、最優秀賞を受賞しました。

「演出上の効果を高めたセットの精巧さ、統率がとれた準備段階での高いチームワーク」等の理由でグッドステージ賞を受賞。演技力の高さを認められ、押足奈南さん、内間清香さんが、5名枠のなかから、二人揃っての個人賞受賞でした。

そして、監督と演出を務めた長谷川大輔君がステージに上がり、今年度地区役員を務める本校顧問福田先生の手から『千葉県高校演劇11地区最優秀賞』の表彰状を受け取りました。大道具、音響・照明等の裏方担当と、演者、演出・監督、総勢8名が力を合わせて勝ち取った最優秀賞でした。歓声と号泣に沸いた、感動の受賞シーンとなりました。

 

深刻なテーマが次第に明らかになってくる後半からは、目頭が熱くなる場面が続きました。菜月が置かれた境遇と彼女が抱えてきた孤独は、見る側の胸が痛むほど過酷なものでした。しかし同時に、登場人物たちが互いに支え合おうとする温かい絆のなかに、一縷の希望を見いだすことができました。部員たちの初々しい演技が、「この子たちならきっと乗り越えてくれる」という確信を観客に印象付けてくれました。心温まる素敵なエンディングでした。

きみぶん演劇祭 ~演劇部~

10月12日(土)、13日(日)の2日間、高校生たちの演劇『きみぶん演劇祭 chapter.21』が、君津市民文化ホール大ホールにて開催されました。本校演劇部が、13日の最初のステージに出演。見事な演技で来場者を魅了しました。

作品のタイトルは、『今日の献立は、』。生徒会提供のお昼のラジオ放送。食いしん坊だから、という理由だけでいきなりパーソナリティを押し付けられた果穂と菜月。おいしいものには目がない二人は、好物の話で盛り上がる、どこにでもいる女子高生です。

しっかり者で面倒見がよい菜月に惹かれている果穂は、番組制作を楽しみながら進めて行きます。互いに好き勝手なことを言い合うことができる仲なのに、なぜか隙を見せようとしない菜月に、観客は心の壁を感じて行きます。

文化祭を前にして、菜月は学校に来なくなってしまい、電話にもラインにも応答が無くなります。そしてある日の放課後、菜月は額に大きなガーゼをあてて姿を現します。何かを必死で伝えようとする菜月は、核心を打ち明けられぬまま逃げるように立ち去ってしまうのです。

「私が本当に大事にしているものを大事に出来ないのなら、私は私を許せません」と自分を責める果穂は、菜月を励ますために一念発起。先輩の小野と後輩の本条に支えられながら、新企画‟直撃!となりのクラスのお昼ご飯“の生放送を始めます。それが自分の声を菜月に届ける唯一の手段だったのです。

 

最近、ようやくヤングケアラーが抱える悩みと負担が、社会問題として取り上げられるようになりました。障がいを持つ家族の世話をしなければならない菜月が、必死に思いの丈を果穂に打ち明けるクライマックスのシーン、内間さんの演技には観客の心を打つ迫力がありました。まっすぐな気持ちを持つ果穂の奮闘ぶりを演じきった押足さんの役柄からは、人を思う温かい心が伝わってきました。菜月が悩んでいることを知りながら、どこまで踏み込んで良いのか躊躇してしまう果穂。しかし、大切な人を精一杯受け止めようとする健気さと、勇気を出して伝えた「菜月のことが好き!」というストレートなセリフには、人の心を射抜く力強さがありました。二人を温かい目で見守る、3年生小野役を山口さん、1年生本条役を綿貫さん、たった4人で演じた芝居となりました。舞台のセットも教室の壁と机が3つのいたってシンプルなものでしたが、演者の力量がひかる素晴らしい上演となりました。