2025年7月の記事一覧

インターハイ結果報告 ~陸上競技部~

『2025全国高校総体(インターハイ)』が7/25〜29の5日間広島ホットスタッフフィールドにて行われました。本校陸上競技部の活躍をお知らせいたします。

今年のインターハイはWBGT(熱中症の危険度を評価するための指標)が影響し、タイムレース決勝となったり、フィールドが2ラウンドしか設けられなかったり、かなり選手の負担が大きい試合となりました。

満足のいく結果が出た人、そうでなかった人様々でしたが、この全国の大舞台に立つことは人生においてかなり大きな意味を持つことと思います。また、全国に木更津総合の名を轟かせてくれました。お疲れ様でした。

大会の結果は以下の通りとなります。応援ありがとうございました。

【結果】
〇男子棒高跳
 畠山優翔(2年)
 予選NM(記録なし)

〇男子ハンマー投
 山﨑大悟(3年)
 予選53m55(自己新記録) 予選敗退

〇女子ハンマー投
 鈴木瑠華(3年)
 決勝NM(記録なし)

〇男子4×100mR
 北島凜空(2年)、生貝奏人(3年)
 小松悠稀(3年)、金子颯希(3年)
 予選40秒47(木更津総合新記録)
 決勝40秒38(木更津総合新記録)
 全体10位

〇男子100m
 生貝奏人(3年)
 予選10秒82(-1.4) 予選敗退

〇男子200m
 金子颯希(3年)
 予選21秒70(+0.1) 予選敗退

ベトナム語学研修 ~現地レポート・最終日~

本日は研修を締めくくる最高の1日でした。

これまでの疲れも溜まっているため、ホテルのチェックアウトをお昼の12時にしました。

疲れた生徒はここでゆっくりと休み、体力の余っているものはホテルのプールを存分に楽しみました。12時30分、無事にすべての部屋のチェックアウトを終え、最後にダナン三日月の責任者の方に、5日間お世話になったお礼のご挨拶をしました。その際、「ベトナムに限らず、どの国に行ってもそこで見えてくるものは1回目と2回目では全く違います。だから1回だけではなく、2回3回と渡航したうえでその国を理解する国際人になってほしいです」と、海外での研修を終えようとする我々にふさわしいお言葉を返していただきました。

 ホテルをバスで発ち、GOマートというショッピングセンターで各々昼食を摂り、観音様と絶景を一望できることで有名なソンチャ半島、ミーケビーチ、ベトナム雑貨を取り扱うお土産屋さんなどを巡りました。 

あっという間に最後の晩餐の時間となり、Golden Dragonというホテルのレストランで最後のベトナム料理を頂きました。ここでは1年生の男子生徒に乾杯の音頭を取ってもらい、それぞれのテーブルで、それぞれの思い出を振り返りながらとても賑やかな夕食となりました。

食事を済ませ、余裕をもってダナン空港に向かいました。全員が搭乗手続きを終えると、今回の研修をずっとサポートしてくれたビックさんと、記念に写真を撮りました。なかには涙を流しながら「元気でね」と別れを惜しむ生徒もいました。

全員が出国審査と保安検査を終え、搭乗までは1時間半ほど時間があったので、空港内で自由時間とし、現地時間0時15分ごろ、全員を乗せた飛行機は空港を飛び立ちました。私自身、疲れのせいかフライト中のことはおぼろげな記憶しかないのですが、トイレで立ったついでに生徒の様子を見に行きました。全員が一見どこにいるかわからないほどぐっすり寝ていました。

日本時間7時15分無事成田空港に着陸し、8時ごろに解散をしました。

この研修で何を感じ、何を学んだかは夏休み明けに振り返る予定です。間違いなく言えることは、彼らにとってただの旅行で終わらなかったのは確かであると思います。

ベトナム語学研修 ~現地レポート4日目~

本日は、このベトナム研修の醍醐味ともいえる1日でした。

 今朝は8時半に集合し、ダナン大学で日本語を学ぶ学生たちと交流をしました。まずは互いの通う学校がある市の紹介と学校の紹介をしました。

本校生徒は何週間も前から準備を重ね、プレゼンテーションに臨みました。その甲斐あってとても素晴らしいプレゼンテーションを披露することができました。

 その後、4人一組の10グループを作り、グループワークを行いました。それぞれ自己紹介をし、グループ名を決める時間がありました。その際、全員が互いに相手を知ろうと前のめりになっている姿を見ることができました。グループ名の発表の際には全員で声をそろえて発表するグループもあり、早くもチームワークを発揮していました。

今回の課題は、「ダナンに来る日本人に対して、観光のおすすめをプレゼンしなさい。ただし、グルメ以外とする」という、なかなかの難問でした。そもそも、旅行や異文化理解で必須となる「食」を抜きに考えるのは、相当難しい取り組みになることが予想されました。昼食の時間が迫っているという事情もあり、当初1時間あったグループワークの時間が40分に削られた状況で懸命に共同作業に取り組み、なんとか時間内にすべてのグループが資料の作成を終えました。

 いよいよ発表となると、それぞれがパワーポイントを駆使して、おすすめの観光地を紹介してくれましたが、短時間で作ったとは思えない、クオリティーの高いものになりました。全員一列に並び「よろしくお願いします」と声をそろえて挨拶をする様子や役割を決めてスムーズに進行する光景を見て、生徒たちは研修前よりも格段に成長していることが実感できました。

 10グループの中から最も優れたプレゼンテーションが選ばれました。栄えある1位は、1年生と3年生ペアの「たこ焼きグループ」でした。SUP(ボード上に立ちパドルを漕いで水面を進むアクティビティ)に焦点をあててダナンビーチの魅力をアピールした構成が好評を博し、学校長からも高く評価されました。

ダナン三日月での昼食を終えると、14時から日本とも歴史的なつながりのある、古都ホイアンへ向かいました。19時までの自由行動では、それぞれのグループの大学生が、おすすめのスポットへ高校生を案内してくれました。後の報告によれば、日本橋(「来遠橋」16世紀末日本人町の住民によって建造された橋。1999年世界遺産に登録)を見学したり、灯篭流しを体験したり、名物料理を食べたりと、たくさんの経験をさせてもらったようです。

 ホテルへの帰路、疲労もあったはずですが大学生と談笑しながら、日本の手遊びを楽しむ姿がありました。お別れの時、互いに代表者が挨拶をし、写真を撮ったり、ハグをしたりして別れを惜しむ姿を見て、日越のかけ橋の萌芽が生じる瞬間を見た思いがしました。今回のささやかな交流が、将来さらに大きな交流へと発展してくれることを祈りたいです。

ベトナム研修ついに最終日! ~生徒レポート~

本日の予定は12時にチェックアウト、12時30分からGO!DANANGというスーパーマーケットで昼食をとり、その後移動してお土産屋さんでお買いもの、ハンチャ島で観光をして、最後はミーケビーチへ行き景色を楽しんで夕食をとり、その後空港へいくという予定です。

12時集合なので朝早く起きてプールへ行ったり、ゆっくりと最後の朝食を楽しんだりと、各々ホテルでの最後の時を過ごしました。集合時間になりと口々に「帰りたくない」という声が聞こえ、私も友人と帰りたくないと話し合っていました。昼食と買い物を終えると、次にハンチャ半島の観光です。こちらには最近できたお寺があり、大きな白い仏様で有名です。ベトナムでは台風が一年に15以上来るそうです。台風の影響は甚大で、風雨は街に大きな被害を及ぼします。そこでこのお寺が建てられたそうです。このお寺で人々がお祈りをするようになると実際に台風の威力が弱くなり、その被害が減ったそうです。霊験あらたかなこのお寺には多くの人々がお祈りに来ます。実際に私たちが訪れたときも多くの参拝者が来ていました。私たちもお祈りをしました。そこはいわゆる聖域とされる場所なので、短いスカートやハーフパンツをはいている人はお祈りの前に腰にまく長いスカートのようなものを巻かなければいけませんでした。内装も外装も華やかでとても美しい場所でした。人々がお祈りをする姿を見ると、たくさんの人々がこの寺院をいかに大切にしているかを実感しました。

次に向かった先はミーケビーチです。ミーケビーチでは多く人が海に入り遊んでいました。私たちはこのあと空港に向かうのでガッツリ遊ぶというわけにはいきませんでしたが、最後のベトナム観光なので、各々写真を撮ったり足だけ海に浸かったりと最後まで楽しんでいました。そしてその後レストランで夕食をとり、空港へ向かいました。

今日のことを含めベトナムでの日々を思い返していると、バスはあっという間に空港に到着。空港内に入ってそのままの流れで出国審査を抜け、あとは飛行機を待つだけになりました。旅の仲間たちとベトナムでの思い出を話しながら飛行機の搭乗時間を待ちました。あんなことが楽しかった、これがもう一回したいなど、たわいもない話をしました。その後無事に家へ帰りました。

この5日間はとても短い5日でした。いろんな経験をたくさんしました。決してすべてのことが上手くいったわけではありません。しかし上手くいかないことからどのように行動すれば良いかを学ぶことができました。苦しかった思いがあったからこそ、全てのことを全力で楽しむことができました。今は、楽しかったという気持ちでいっぱいです。このような機会に恵まれてとても感謝しています。行ってきていいよと背中を押してくれた両親、引率してくださった先生やガイドの皆さん、交流してくださった現地の方々、感謝してもしきれません。この経験や思い出は一生忘れません。そしてこれまで得てきたことを今後の人生に活かしていきたいと思います。

5回戦敗退 ~硬式野球部~

 

本日行われた千葉大会5回戦、本校野球部は四街道高校との試合に敗れ、8強入りを逃しました。1点差を覆すことができず、惜敗いたしました。

四街道高校は、一回に本塁打で1点。四回には二死一塁から、左翼フェンス直撃の三塁打で追加点を上げ、2点を先行しました。

本校野球部も五回、小林の左前打などで二死一、二塁の場面。庄村が三遊間を抜ける適時打で1点を返しました。六回、七回には満塁の好機を作り、対戦校を追い詰めましたが、堅い守備を破ることができず、スコアは1-2のまま試合終了となりました。

 

ゲームセットの瞬間まで白熱の戦いが続き、本校応援団は、炎天下にも挫けることなく声を限りに全力の応援を続けてくれました。最後まで士気を落とさず応援する姿は、グラウンドにいる選手たちと同等の健闘ぶりでした。猛暑のなかでのパフォーマンス、本当にご苦労様でした。

スタンドで応援に加わっていただいたご家族のみなさま、懐かしい卒業生のみなさん、温かいご声援、誠に有り難うございました。

オレンジファイアー炸裂! ~硬式野球部~

本校野球部は、接戦を制し千葉大会4回戦目に勝利しました。幾度も襲いかかるピンチの場面、懸命の応援がスタンドに響き渡りました。

本日vs.千葉敬愛高校戦は、一進一退の攻防が続く白熱する試合となりました。

四回二死三塁の場面で、本島が三遊間を抜く適時打で1点を先制すると、五回千葉敬愛は本塁打ですぐさま同点に追いつきました。

六回、先頭の小林が中前打で出塁し和田の犠打で一死二塁とすると、庄村の左前適時打で、本校は再び1点を勝ち越しました。八回には川端が本塁打を放ち、得点差を2点に広げました。

しかし、千葉敬愛はねばり強い攻撃を続け、八回には連打と犠飛で2点を挙げ3-3と再び同点。

緊迫の九回、本島の二盗と2四球で二死満塁の好機に川端が中前適時打で2点を獲得。勝負を決める一打となりました。

 

先発の大井は、五回までを1点で抑える好投を見せました。五回二死から川端が投げ、140キロ台の速球を軸に、緩急を織り交ぜた投球内容で相手校の打線を翻弄しました。投打の活躍で勝利に大きく貢献しました。

 

終盤になってさらに激しさを増す対戦校の攻撃に、手に汗握る場面が続きました。その緊迫感をはじき返すように、本校応援団は必死の応援を続けてくれました。オレンジファイアー全開のパフォーマンスとなりました。

次の試合(第5回戦)は、7月22日(火)、ぴーちゃんフィールド大谷津野球場で行われます。第1試合8:45試合開始の予定です。

 

※ご来場の際は、千葉県高校野球連盟のホームページで、試合会場と開催日時をご確認ください。

ベトナム語学研修 ~生徒レポート4日目~

ベトナム研修、今日で4日目(7月17日)です!残すところ今日を含めあと2日になりました。少しずつなごり惜しい気持ちが芽生え、帰国のための荷造りがなかなか進みませんでした。残りすくない日数の中で今日の予定はダナン大学の学生と交流、及びホイアン観光です。

朝食を食べその後すぐにホテル三日月で、日本語を専攻している大学生と交流が始まりました。全10班、4人で一班です。そのうち2人は大学生で私たち高校生1人に対し、大学生の方が1人という人数構成でした。同じ班になるメンバーはくじ引きで決まり、お互い初対面の状況から交流が始まりました。

最初はグループのプレゼン活動です。このプレゼン活動はダナン市にあるおすすめ観光スポットを調べ、紹介するというものです。その後お昼を一緒に食べ、午後からホイアン観光です。ホイアンまでバスで向かいそこからプレゼン資料を作った班で各自自由行動でした。ホイアンでは大学生の方が案内をしてくれました。おすすめの観光スポットや街並みが綺麗な場所を厳選して紹介してくれました。ホイアンには新しいお店もたくさんあるのですが、街並みには独特の特徴があり、どこか懐かしさを感じる雰囲気があります。赤い花を咲かせているサルスベリと色鮮やかな提灯が、街の風景に彩りを添えていました。

ホイアンは古い歴史を持つ都市なので家や建物には時代を経た古いものがあると、大学生の方に教えてもらいました。祖父祖母の世代からさらに時代をさかのぼる建造物もあるそうです。街並みから感じる特徴的な馴染み深さは、古いつくりの家々から生まれているのかもしれません。明るいうちは暑いため人影が少なかったのに、日が沈むと急に多くの人出で賑わうようになりました。黄昏時が過ぎると、また雰囲気がガラッと変わりました。群青色の空を色とりどりに飾る赤やオレンジ、青などの提灯、人混みの中に映える華やかなお店のネオンの看板、川に流れる舟の優しいろうそくの色など、明るく人を包み込む雰囲気から、人を惹きつける妖しい魅力を放つ雰囲気に変わりました。その魅力に私も虜になりました。みなさんにも是非ホイアンを訪れ、この魅力を直に体験してほしいです。

 

大学生との交流は楽しく思い出深い体験となりました。みなさんはとても優しく、街の案内ばかりでなく、時には通訳となり現地の人達とのやり取りを手伝ってくれました。私たちの質問にも丁寧に答えくれたおかげで自分達だけではわからなかったことをたくさん経験することができました。今回の交流や観光では、実際に異国の街を散策することの楽しさを知り、異文化に囲まれた街で過ごすことに魅了されました。いつの日か、このワクワク、ドキドキする感覚をもう一度体験したいという気持ちがとても大きくなりました。

明日は最終日です。悲しいですが明日も全力で取り組めるようしっかり体を休ませたいと思います。

3回戦に勝利 ~硬式野球部~

本日ゼットエーボールパークで行われた千葉大会3回戦において、対戦校磯辺高校を破り、本校野球部が勝利しました。

 

一回には緒方の適時三塁打、二回には小林の中前適時打で、それぞれ1点を奪い、2点を先行する試合となりました。しかし二回裏に、磯辺高校が5安打3点を奪う猛攻を見せ、逆転を許しました。

三回の攻撃では、先頭の庄村が死球で出塁すると、緒方、本島が二塁打を連打して得た2点を皮切りに、長短打4本を加え一挙6点を奪い返し、再逆転に成功。四回には長瀬の好犠打が守備のミスを誘い三塁に進む間に、一塁にいた本島が生還。さらに無死一、三塁で山田のスクイズで1点を追加しました。五回には本島の適時打で2点。齋藤の三塁線を抜く打球が長打となりダメ押しの1点を追加しました。

 

先発は田畑。二回裏1点を勝ち越され、なお無死満塁場面で大井が継投。三振と併殺で見事に危機を脱しました。大井は四回までを投げ、五回から石谷に交代。両投手とも相手打線に出塁を許さぬ好投でした。

五回終了時点で得点は13-3。コールドゲームで試合終了となりました。

次回の試合(第4回戦)は、県総合SC野球場にて7月20日(日)第1試合、8:45プレーボールを予定しています。

※今大会においては、天候不順のため試合会場、開催日時が頻繁に変更されています。

 ご来場の際には、必ず当日「千葉県高校野球連盟」のホームページで会場・日時を

 ご確認ください。

ベトナム語学研修 ~生徒レポート3日目~

語学研修も三日目になり、研修期間も折り返しになりました。ベトナムの街の雰囲気にも慣れてきて研修日初日よりも肩の力が抜けてより一層全力で楽しめるようになってきました。本日の予定はカヨン族の方々と交流です。交流の内容はカヨン族と伝統舞踊を踊る、カヨン族の身につけているビーズアクセサリー作り、カヨン族の生活体験です。少数民族との交流という日本ではあまりなじみのない言葉に対し内心とてもわくわくしながら、それと同時に相手の文化や暮らしについて知ろうとしすぎて失礼なことをしてしまわないかと少しばかり緊張をしていました。

緊張と興奮が混じる中、ホテルから2時間以上かけてカヨン族の住む街へ2台の小型バスで向かいました。目的地までの行程は、それはそれは険しく狭いでこぼこ道で、まるで遊園地のアトラクションに乗っている感覚でした。建設途中の橋の脇にある曲がりくねった側道を通ったり、窓も開けられないくらいの距離で車とすれ違ったり、まさにスリル満点の道のりでした。そんな道を無事に通り抜けてついにカヨン族との交流がスタートしました。少しドキドキしながらバスを降りるとそこにはカヨン族の方々がすでに待機されており、温かい拍手と一緒に出迎えてくださいました。

到着後カヨン族の方々がウェルカムダンスを披露してくださりその後もビーズアクセサリー作りでも1つ1つ丁寧に教えていただき、自分のお気に入りのアクセサリーを作ることができました。またカヨン族の生活体験では実際に家の中に入りどのように生活しているかを身振り手振りで一生懸命に教えてもらえたおかげで多くのことを知ることが出来ました。

みなさんから丁寧で友好的な対応で接していただいたので、最初にあった緊張が次第に解けていくのが分かりました。最後にはカヨン族の方々と交流し、彼らの文化や暮らしを直に体験できたことの嬉しさだけが残りました。

ホテルに帰ってもその興奮は冷めやらず、ビーズアクセサリー作りで頂いたネックレスやブレスレットを見ては今日体験したことを思い返しました。そして、この研修がいかに私にとって大切な経験であるかを感じました。知らないことを知ろうとする。知らない言語・文化を体験する。単純かもしれませんが機会に恵まれないとできないことの1つだと思います。しかしその経験がいかに人生においてとても大きいものになること私は身を持って体験しました。知らなくてもいいかも知れない、でも自分の知見を広げ経験を培うには知らなくていいことを知ることが意外と重要であることを改めて実感し、今後もたくさんのことを経験したいと強く思いました。 明日はダナンの大学生との交流および市内観光です。今からでもとてもわくわくしています。明日もとても楽しみです。

ベトナム語学研修 ~現地レポート3日目~

米本先生から、7月16日(水)の報告です。
「本日は、言語は人と繋がるための鍵であり、互いを理解し合うための単純かつ重要なツールであることを実感した1日でした」

今朝は、8時に2台のバスで出発し、ダナン南方の山奥にある少数民族、カヨン族の村に向かいました。この村は、FIDRという日本のNGOが開発援助を行っており、今回初めて観光地デビューしたそうです。片道3時間ほどかかる道中では、大型バスが通れないほど狭い道でダンプとすれ違い、まるでジェットコースターのように起伏の激しい山道は未舗装の部分が多く、路面の凸凹に悩まされました。
村に到着したのは11時を過ぎていました。すでに気温がかなり上がっていたため、バスを降りた途端、滝のような汗が流れました。そんな中、カヨン族のみなさんが我々の到着をダンスで歓迎してくれました。私たちがその踊りの輪に加わることが、交流のスタートとなりました。歓迎のダンスが終わると、早速ビーズ作りを体験しました。ビーズはカヨン族の伝統工芸品で、ネックレスやブレスレットなどの装飾品として用いられています。カヨン族の人達はベトナム語で説明するので、ガイドさんの力を借りながらの作業となりました。悪戦苦闘の末、なんとか全員が世界で一つだけのブレスレットを完成させることができました。昼食では、現地の料理を堪能しました。ちまきをはじめ、周辺の山菜炒めや竹の子と豚肉炒め、豚の串焼きなどたくさんの料理をご馳走になりました。囲炉裏を囲んでの食事が功を奏し、次第に打ち解け話が弾みました。さっきまで会話ができずに苦戦していた生徒たちが、聞きたいこと一つひとつをベトナム語でなんと言うのかをガイドさんに聞きながら、なんとか仲良くなろうとしていました。生徒たちの探究心とチャレンジ精神は私も見習わなければと思いました。
午後は、男女に分かれてカヨン族の生活体験をしました。彼らはいまでも伝統的な高床式の家に暮らし、臼と杵で精米したコメでちまきを作っています。生徒たちは慣れない手つきで玄米を杵で突いていましたが、力が弱すぎるとやり方を教えてくれた女性から笑われてしまいました…。暑い陽射しの中でしたが、狩猟用のクロスボウで矢を射たり竹かごを編んだり、みんな初めての体験に夢中で取り組んでいました。なんでもスーパーの棚に並んでいる日本の生活とは違い、全ての営みを自らの手で行うカヨン族の生活から、生徒たちは強い刺激を受けた様子でした。

いよいよお別れという場面では、皆握手やハグを交わしながら別れを惜しんでいました。その光景は、互いを理解し合おうとする姿勢が他国の人々との絆を生み、言葉の役割が不可欠であることを再認識させるものでした。生徒たちが、カヨン族の同年代の子どもたちから、たくさんベトナム語を教えてもらっていた場面が大変印象的でした。 
夜はロッテマートで食事を摂りスーパーで買い物をして、20時ごろホテルに戻りました。そこから22時ギリギリまでプールで遊ぶ生徒が多くいましたが、今日は絶対に疲れていると思うので、明日のダナン大学生との交流に備えて、ゆっくり休んで欲しいです。

ベトナム語学研修 ~生徒レポート2日目~

参加生徒の新井さんからの第二報です。

ベトナム研修の記事です 7月15日、ベトナム研修二日目です!ホテルにとまって一日目、朝のホテルのベランダからは輝く太陽と海が見え、その景色はとてもきれいでした。朝ごはんはホテルのバイキングで様々な種類のご飯がある中、自分の好きな朝ごはんを食べて一日がスタートします。本日はダイワ精工ダナン工場訪問その後ダナン市内にある支援センターで交流。その後ホテルに戻ったらホテルのウォーターパークで各自好きなように遊ぶという日程でした。

はじめはダイワ精工ダナン工場の訪問です。この工場では釣具のリールを製造している工場です。工場では普段は知ることのできない製造現場を、解説を聞きながら回りました。このベトナムの工場は製品の普及化を担っている工場であるため多く製品を比較的に安い値段で製造している工場だそうです。多くの部品が並び大きな機械もたくさん設置してありました。工場と聞くと全て機械が製造していると思っていましたが、こちらでは機械で効率化を図りながら、必要な工程はしっかり人の手によって作業が行われていました。大量生産とは言え、1つ1つ製品に対して真摯に向き合い、人と機械が適材適所で活躍している印象でした。説明の中で「たくさん作るからといって1つ1つの品質をおざなりにしているわけではありません」という言葉を聞きましたが、その言葉の以上に工場の皆さんが素晴らしいお仕事していると実感することができました。クオリティも製造の量も追求する姿にとても感銘を受けました。

次は支援センターに向かう前にお昼ご飯です。ベトナム料理のレストランでご飯を食べました。そこでは校長先生がお昼ご飯をごちそうしてくださいました。生春巻きや焼き春巻など馴染みのある料理もありましたが、だからと言って全て日本と同じ味ではなく食べたことのない味を経験できました。またその中でも私のお気に入りのご飯は自分で巻いて作るバインセオです。見た目は味が濃そうな感じですが、思っていたよりさっぱりと食べられました。具材をライスペーパーに乗っけて食べるので、自分で量を調節できるし苦手な物はそれを省いて食べられます。バインセオを含めほかの料理もとてもおいしかったです。

最後に支援センターです。 支援センターではけん玉や風船で一緒に遊びました。言葉が通じないもの同士でしたが、ボディランゲージや音楽を通じてこころを通わせることができたと思います。言語が使えるか否かよりもコミュニケーションをとろうとする気持ちが大切だと感じました。

その後はホテルのウォーターパークで各自自由時間を過ごしました。ナイトプールもとても素敵で写真映えもするのでとても思い出に残りました。明日以降行く機会があるのでまた全力で遊びたいと思います。

ベトナム語学研修 ~現地レポート2日目~

引率の米本先生から、レポートが届いています。企業や施設を訪問し、様々な体験を通して

精力的に学んでいます。7月15日(火)の様子です。

本日は、今までの何倍も視野の広がる1日でした。
 ベトナムとは2時間の時差(ベトナムが2時間遅れ)があり、今朝はそのせいか、みんな早起きだったそうです。実際、私も現地時間の朝5時に目が覚めました。
 午前中は、リールなどでお馴染みの釣り具メーカー、ダイワ精工ベトナム工場に伺いました。始めに、今やグローバルブランドとなったダイワ精工を傘下に収める、GLOBERIDEについてご説明いただき、ベトナムに工場ができた経緯などを教えていただきました。その後、工場見学ツアーに行き、一つひとつの製品に対するこだわりなどを教えていただきました。最後に、10人近くの生徒からの質問に丁寧に答えていただき、実際に海外で働くには自分に何が必要なのか、高校生としての今の貴重な時間をどのように使うべきなのかがはっきりと見えてきたかと思います。
 お昼にはダナンでは有名なマダムランというレストランに行きました。そこでは定番のベトナム料理である生春巻きやフォーなどたくさんのローカルベトナムを堪能しました。
 午後は、ダナンにある福祉施設を訪問しました。この施設はこれまでに2度訪問していますが、今回もとても温かく迎えてくださいました。日本からは駄菓子を持参して食べてもらったり、けん玉で遊んだり、風船を一緒に膨らませてヨーヨーを作ったりしながら交流を深めました。また、誰でも知っている有名なK-POPを流して一緒に踊ったりと、とても賑やかで、ついさっき初対面したとは思えないほど仲を深めておりました。施設を離れる際には、別れを惜しんでハグをしあう姿が見えました。
 現地時間の16時30分ごろホテルに到着し、生徒たちはダナン三日月の見どころであるウォーターパークに走っていきました。
 明日は、ベトナムの少数民族であるカヨン族の村に伺います。昨年は、引率の米本が大学生の時にも訪問したカトゥー族の村に訪問したのですが、今年はベトナムでの大雨の影響でカトゥー族の村に行く道が通れないとのことで、急遽似た文化を持つ別の村を訪問することとなりました。また別の村に訪問できるのは、米本にとってもうれしいです。1日かけて村を訪問するので、今日の疲れが残ったまま行ってしまったら体調を崩しかねませんので、今日も全力で楽しみつつも、ゆっくり休んでもらえればと思います。

初戦突破 ~硬式野球部~

昨日の県SC野球場で行われた試合は降雨により中断。本日袖ケ浦球場に会場を移して継続試合となりました。本校硬式野球部は、11安打9得点を上げ勝利を収めました。

対戦校は袖ケ浦高校。二回に2点を先制されるも、三回に二死二、三塁の場面で緒方が右前に適時打を返しすぐさま同点に追いつきました。五回には、先頭の山田がセーフティバントでしぶとく出塁。川端の犠打、小林の中前適時打で1点を勝ち越します。好機を広げ、二死満塁の場面。本島が左中間へ走者一掃の3点適時打、続く長瀬が適時三塁打と連打を放ち、5点を獲得するビッグイニングとなりました。

六回、七回にそれぞれ1点ずつを追加し、七回コールドゲームで初戦を飾りました。

先発は大井。三回から川端が継投し、8奪三振の好投で対戦校の打線を封じ、チームを勝利に導きました。

 

次の試合は、第3回戦となります。7月17日(木)ZOZOマリンスタジアム第2試合7月19日(土)ゼットエーボールパーク第1試合を予定しています。

 

※試合の開催日時については、天候などにより変更される場合があります。必ず事前に、千葉県高校野球連盟ホームページなどでご確認をお願いします。

ベトナム語学研修 ~生徒レポート1日目~

語学研修の現地レポートは、参加生徒の新井穂花さんからの協力を得て、記事と写真を提供してもらっています。10代の感性が光る、なかなかの力作です。

ついに待ちに待ったベトナム研修! 7月14日朝の6時45分に成田空港に集合し、9時発の飛行機にのって向かいました。台風5号が接近し雨が強くなり、一時どうなるかと思いましたが、無事出国することができました!長時間のフライトで、かなり体力を持ってかれましたが、とても美味しい機内食や、丁寧な接客のキャビンアンテンダントさんのおかげで快適に過ごせました! ベトナムにつくと日本とはちがう、重たい湿気のある暑さ、肌を突き刺すような日差しを感じ、また見るところ見るところ、読めない言語の看板や見たことのない植物などがあり、今まで見たことない世界が広がっていました。ついに無事にベトナムに着き、初めて訪れた国への不安や緊張、そしてそれと同じ位のわくわくを胸に秘め、海外研修一日目がスタートしました!

 

ベトナムに到着した日から研修の一日目が始まります。最初に向かった先はダナン大聖堂です。ピンク色の壁が特徴の大聖堂、思っていたより素敵なパステルカラーのピンクで思わず「カワイイ」という言葉がでてしまいました。仏教色の強いベトナムのイメージからかなりかけ離れているものですが、実はベトナムでは仏教の次にキリスト教が広まっているらしいです。そこには今までのベトナムという土地がどのような歴史を持つのかが鍵になっています。日曜日はミサがあるため見学ができないそうです。

次に向かったのはチャム彫刻博物館です。ここではベトナムの古代チャンパ王国の遺跡を間近で見ることができます。古代文明と聞くと中国やメソポタミア、インダスなどが有名ですごいと思っていましたが、この古代チャンパ王国の遺跡もとても素晴らしく、印象にのこるものでした。造形の細部までも確認できるくらい、遺跡を間近で見ることができました。どのような出来事があったのか、その遺跡の歴史を肌で感じる事ができます。歴史が苦手と感じている人も、ぜひ行ってみてほしい場所です。

次は五行山です。ここはとても高い山で上へ登るのに専用のエレベーターを使ってある程度の高さまで行きそこから徒歩で山を登りました。暑さで汗を滝のように流しながら少しずつ山を登りました。その高さ故の絶景はもちろん、様々な場所がとても美しく写真を撮る手が止まらなかったです。その山にはお寺や洞窟などがあり神聖で厳かな雰囲気のある場所も多く、不思議とこころが落ち着くような場所でした。絶景好きの方や体力に自信がある方はぜひ行ってほしい場所です。

次はドラゴンブリッジを見に行きました。金色に輝く躯体は川の端から端をつなぎ、威容を誇るその姿は、まさに圧巻そのものでした。正直予想していたよりすごかったです。

最後はご飯調達です。自分たちで用意しなくてはいけないご飯は自分で買いに行き、調達します。場所はGoMARTです。そこはフードコート、スーパーなどがあり自分が食べたいものをしっかり買えました。 その後はホテル三日月に行きこれからの研修のため体を休ませました。 以上が一日目の研修になります。これからの研修もとても楽しみです!

ベトナム語学研修 ~現地レポート1日目~

昨日、日本を発った語学研修引率の米本先生から、早くも出発と現地の様子をレポートしてくれました。

7月14日(月)日本時間6時45分、成田空港にて海外研修参加者全員が集まりました。チェックインが混み合っていたこともあり、慌ただしく保護者とお別れをする姿がありました。 その後、保安検査をトラブルなく通過し、無事に全員が搭乗することができました。中には初めての海外渡航という参加者もいて、不安と興奮が入り混じった表情を浮かべる生徒もいました。
 飛行機は予定通り、9時過ぎに離陸。現地時間12時40分にベトナムダナン空港に着陸しました。機内では、早速、学校で習った英語で飲み物や食事を注文する機会があり、不安ながらも思い切って知っている単語を使う姿を見ることが、英語科教員としてはとても嬉しく、印象的でした。入国後は昨年の研修も担当してくださった現地ガイドさんと合流し、予定通りダナン大聖堂、チャム彫刻博物館、五行山、ドラゴンブリッジ等を観光しました。雨の心配もありましたが、我々を歓迎してくれているかのように晴れていました。照りつける異国の太陽の下で、生徒たちは一生懸命パワースポットの五行山に登りました。
 その後、ドラゴンブリッヂ近くで各自記念撮影をし、ヴィンコムプラザのフードコートで各々好きな夕食を摂りました。自分の知らない土地で自分の好きなものを食べ、日本とは全く雰囲気の違うスーパーで買い物をした経験は、計り知れない価値があるかと思います。
 夕食後はダナン三日月ホテルに向かい、甲斐さんと小林さんが参加生徒を代表してホテルのスタッフのみなさまに挨拶。各自の部屋に入りました。中にはこの貴重な時間を無駄にしたくないと、野外プールに走って行った者もいました。明日はダイワベトナム様、福祉施設への訪問です。寝坊をしないよう、しっかり体を休めて明日に臨みます。

表彰

昨日、始業式に先立ち、生徒たちの活躍を顕彰する表彰が行われました。該当する部活殿生徒達が登壇し、学校長より表彰状や優勝旗を授与されました。次にご紹介いたします。

【陸上競技部】

〇関東高等学校南関東大会

 女子ハンマー投 1位 鈴木瑠華

 男子ハンマー投 6位 山﨑大悟

 男子棒高跳     6位  畠山優翔

   男子100m  5位 生貝奏人  

 男子200m  6位 金子颯希

 男子4×100mR 6位 北島凜空、生貝奏人、

                                              小松悠稀、金子颯希

 

【柔道部】

〇千葉県高等学校総合体育大会

 男子団体の部  優勝 清水一憲、外園海晴、滝澤唯斗、

                                            對馬 舜、濵田遥樹、三木清夢

 女子団体の部  優勝 青木玲奈、石塚 凜、谷脇実依

                                            若林美優

 

 男子個人66㎏級   優勝 濵田遥樹

 男子個人81㎏級  準優勝 清水一憲

 男子個人90㎏級   優勝 幕田滉大

 男子個人100㎏級  優勝 對馬 舜、 3位 佐藤 琉

 男子個人100㎏超級 優勝 三木清夢、準優勝 外園海晴

                                    3位 長谷川碧音

 女子個人48㎏級  優勝 若林美優

 女子個人52㎏級  3位 山田帆波

 女子個人57㎏級  優勝 佐藤りず夢

 女子個人63㎏級  優勝 谷脇実依、

          3位 吉澤菜椿、串田陽香

 女子個人70㎏級  優勝 青木玲奈、準優勝 渡辺姫生

          3位 金子李衣直

 女子個人78㎏級  優勝 石塚 凜、準優勝 佐々木花漣

 女子個人78㎏超級 優勝 稲場カンナ

          準優勝 長谷川瑠音

 

〇千葉県体重別柔道選手権大会

 少年男子73㎏以下級 準優勝 濵田遥樹

 少年男子90㎏以下級 優勝 幕田滉大、3位 清水一憲

 少年男子100㎏以下級 準優勝 對馬 舜、3位 滝澤唯斗

 少年男子無差別級    優勝 外園海晴、準優勝 三木清夢

 女子52㎏以下級 優勝 山田帆波

 女子63㎏以下級 優勝 谷脇実依、3位 佐藤りず夢

 女子78㎏以下級 優勝 石塚 凜、3位 佐々木花漣

 

〇関東ジュニア柔道体重別選手権大会

 男子66㎏級   3位 濵田遥樹

 男子100㎏超級  優勝 三木清夢

 

〇チェコジュニア国際柔道大会

 女子48㎏級 優勝 若林美優(金メダル授与)

 

【バドミントン部】

〇千葉県高等学校総合体育大会

 男子学校対抗 3位

 

【ソフトボール部】

〇千葉県高等学校総合体育大会

 3位

〇全日本高等学校女子ソフトボール選手権大会

 千葉県予選会 3位

 

【空手道部】

〇千葉県高等学校総合体育大会

 女子団体組み手 準優勝

 男子団体組み手 準優勝

 

【ソフトテニス部】

〇千葉県高等学校総合体育大会

 女子個人 5位 木部理央・平野夏菜

 女子団体 2位 小久保綾乃、田口蒼空、吉田伊織、平野夏菜

          木部理央、湯浅織乃亜、神屋寧々、齋藤梨早

 男子個人 優勝 手塚康介・竹之内琉汰、 

      2位 藤原伸樹・中原一翔

                      3位 道祖土滉樹・萩森唯一斗、

                  5位 髙橋 快・原田裕太、舘田陸斗・嵯峨悠平

                               渡邊惺矢・下向庵璃

    男子団体 優勝 竹之内琉汰・手塚康介、中原一翔・藤原伸樹、

                                 髙橋 快・原田裕太、舘田陸斗・嵯峨悠平

〇GOSEN杯争奪ハイスクールジャパンカップ2025

男子ダブルス 3位 手塚康介・竹之内琉汰

 

【剣道部】

〇千葉県高等学校総合体育大会

 女子団体の部 3位

    男子個人の部 3位 榎木 奏

壮行会

終業式の途中、今夏インターハイに出場する運動部の選手達を激励する壮行会が催されました。柔道部、ソフトテニス部、陸上競技部、卓球部の部員と、スポーツクライミングに個人で出場する、齋藤蒼太君が壇上に並びました。

校長から「いま、このステージに並んだ生徒達が、この夏行われるインターハイに本校の代表として出場するクラブ活動の選手達です。活発に行われている本校の部活動は、日々練習に励み、関東大会や全国大会を目指して頑張っています。そして夢かなってここにいる生徒達が見事インターハイに出場することになりました。まずは、体調を整え万全のコンディションで、戦いに臨めるよう、そしてこれまで努力を重ねてきた練習の成果を100%発揮できるように頑張ってください。「全国」という舞台で素晴らしい結果が残せるように、木更津から応援しています」と選手達を鼓舞しました。

 

柔道部の外園海晴くんが選手を代表して「私たちはこれから行われる夏のインターハイに出場します。木更津総合高校の代表として、また千葉県の代表として、全力で競技をします。ここにいる全員が悔いの残らないよう思い切った試合をして、日本一を勝ち取りますので応援よろしくお願いします」と力強く出陣の言葉を述べました。

 

最後に学校長が「これから本校のユニフォームを着て戦う選手達に、激励の気持ちを込めて拍手を送ってください」と呼びかけると、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。

終業式

明日から始まる待望の夏休み、全生徒が至真殿のメインフロアーに集い、終業式が行われました。

生徒会長の沖君が、「明日から夏休みが始まります。人生で過ごす夏休みはもうあと少ししかありません。この約50日間をどのように使うかがとても大切になるでしょう。多くの思い出を作ったり、受験に向け猛勉強したり、何もせずただ夏休みが過ぎてしまったと言うことが無いように1日1日を大切に過ごしていきましょう。 そして、夏休み明けの始業式の日には選挙を行う予定です。立候補してくださったみなさんありがとうございます。選挙についての詳しい説明は当日行いますので、よく話を聞きましょう」と挨拶をしてくれました。

 

学校長は、ディズニーランドへのバス遠足、初の生徒立案企画のドッジビー大会、めざましい部活動の活躍等を振り返り、「2,100名という多くの生徒で始まった‘25年度は、4月からの授業や学校行事をすべて予定通りに終えて、明日から夏休みに入ります」と生徒達に語りかけました。

「文化部のインターハイ」と呼ばれる高等学校総合文化祭に千葉県代表として出場する和太鼓部、クイズの全国大会『高校生クイズ』に、やはり千葉県代表で出場するクイズ研究同好会に触れ、「文化的な活動でも全国レベルの活躍をする生徒達がいることは、まさに本校の面目躍如です」と賞賛しました。

硬式野球部、軟式野球部、吹奏楽部には「これからが本番です。この夏がよい夏となるよう、全力を尽くしてよい成果を持ち帰ってほしいと思います」と激励の言葉を贈りました。

野球応援に参加する生徒達へは、「応援委員会と多くの有志からなる応援団が、球場に駆けつけて応援します。木更津総合高校が一体となって夏の大会を戦います。みなさん、応援頑張りましょう」と一致団結を呼びかけました。

最後は全生徒へ向けて「こんなに長い期間休めるのは、学生でいる間だけです。受験勉強や部活動の練習に励む人は、精一杯取り組んでほしいです。特に目標がない人についても、規則正しい生活を送り、夏の課題に取り組み、無為に過ごすことが無いようにしてください。事故や犯罪に注意して50日間を無事に過ごしてください。8月28日には誰一人欠けること無く全員がここに集まってほしいと思います」と講話を締めくくりました。

夏休みを無事に過ごすために ~千葉県警内房地区少年センター~

本日は、千葉県警内房地区少年センターより上席少年補導専門員の三縄様が来校され、高校生が夏休みを無事に過ごすために、というテーマで講演をしていただきました。

三縄さまは、まず「明日から夏休みを迎えるということなので、みなさんが犯罪の加害者や被害者にならないために、ということに焦点を当ててお話をします」と、生徒たちへ丁寧な口調で話しかけてくださいました。18歳から成人年齢に達する高校生は微妙な年齢帯で、重篤な罪を犯し警察に補導・逮捕された後、18歳未満であれば保護観察や少年院送致などの処分が下ることがあります。また、18歳以上であれば、罰金刑・拘禁系など成人と同等の処罰を受けることがあるそうです。「犯罪が発生すれば、被害者は大変辛い経験をすることになります。加害者本人も当然厳しい境遇に陥り、家族特に保護者は重い責任を負うケースが少なくありません」と厳しい警告が続きました。

非行を犯した少年たちから話を聞くと、「悩みを抱えていた」「気持ちが不安定だった」そして「誰にも相談ができなかった」と訴える人がいるそうです。三縄様は、「健全な方法で問題を乗り越え、犯罪に手を染めずにトラブルを解決すること。自分で解決できなければ、必ず誰かに相談すること、この2つを是非学んでほしいです」と強く訴えました。

 

夏休みに入ると、学校の束縛から解かれ自由な時間が増えることから、飲酒・喫煙、深夜徘徊等から生活が乱れてしまう高校生がいます。不良行為に対する心理的なハードルが徐々に下がり、いつの間にか犯罪へエスカレートしてしまうケースが多いそうです。

「落書き」は器物損壊、3年以下の拘禁刑または30万円以下の罰金。「万引き」は窃盗、10年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金です。聞き慣れた言葉ですが、改めて法に照らしてみると、決して軽い犯罪ではないことがわかります。

 

オーバードーズや違法薬物の蔓延。思わぬことから加害者にも被害者にもなってしまうSNS。底なしの奈落に落ちてしまう闇バイト。三縄様は、この数年間に実際に起きた事件を取り上げて、高校生を取り巻く環境が決して安全ではないことを説明してくれました。

イラストや動画を投影しながらの解説は大変解りやすく、生徒たちは三縄様のお話に最後まで真剣に耳を傾けていました。困ったときには、保護者や学校、それが無理なら、三縄様から教えていただいた相談窓口に必ず連絡しましょう。大切なのは、信頼できる大人に相談することです。

 

野球応援 ~2回目~

本日2回目となる応援練習が行われました。本番の試合前に行われる最後の練習となるため、熱を帯びた練習となりました。

本日は、青雲館へ場所を移動しての練習となりました。応援団長の吉澤君が「14日(月)の対戦相手が先ほど決まりました。本番を見据え、ここでしっかりと声を出して応援ができるよう、頑張りましょう!」と、みんなの士気を高めました。

最初に、応援団旗への敬礼と対戦校とのエール交換の動きを確認しました。団員全員の動作がビシッと決まると、応援団らしい凜々しさが発揮できます。

今回も、野球部員たちが、一般応援団員の列に入り、雰囲気を盛り上げました。本校オリジナル曲「ターゲット」では、エビぞる吹奏楽部の演奏が試合の緊迫感を演出し、「証誠寺」では、団員たちは本気で得点に喜んでいるかのような雀躍ぶりでした。

本校応援団は準備万端を整え、初戦を迎えます。県総合SC野球場では、「オレンジファイアー!」が炸裂します。乞うご期待!

野球応援 ~1回目~

野球部、吹奏楽部、チアリーディング部、ダンス部からなる応援委員会に、一般応援団に名乗りを上げてくれた生徒199名が加わった、初の合同練習が行われました。

前期期末試験最終日、試験を終えたばかりの生徒たちが、本日13:05に集合。応援団長を務める吉澤空遵くんが、「今年も暑い夏になると思います。全員で盛り上がって、甲子園へ行きましょう!」と呼びかけ、練習がスタートしました。

練習場所となる至真殿前の大階段は、生徒一人ひとりの足場が確保できる十分なスペースと適度な傾斜があるため、野球場のスタンドを想定した応援練習にうってつけです。

 

これまで、吹奏楽部、チアリーディング部とダンス部は、個別に練習を重ねてきました。細部に至るまで完成度の高いパフォーマンスが一般応援団員をリードします。さらに階段を降りきったところと階段の中腹に野球部員が立つことで、一般応援団員がその動きを見下ろしながら、様々な振り付けを学びタイミングを合わせることができます。狙いはバッチリで、全体指導をする嶋野先生は「完璧」の言葉を連呼。初めてとは思えないほどスムーズに練習が進みました。

夏の日差しは厳しく、遮る雲がなくなると肌を射るような日光が直射します。手持ちの温度計は34.8℃を示し、ほぼ猛暑日の気温となりました。でも、応援団員は意気軒昂で、ほぼ1時間半の練習を元気に乗り切りました。

次回の練習は10日(木)。本番を前にした最後の練習となります。

千葉大会開会式 ~硬式野球部

『第107回 全国高等学校野球選手権千葉大会』開会式が、ZOZOマリンスタジアムで行われました。本校野球部は、参加163校147チームの先頭を切っての堂々の入場行進となりました。

トランペットとトロンボーンによるファンファーレが高らかに鳴り響き、選手入場が始まりました。軽快なマーチに合わせ、全チームが大きく手を振り足を高く上げての行進となりました。先頭で入場したのは、前年度優勝校である本校硬式野球部でした。ホームベースを横切るタイミングで、「甲子園出場春4回、夏8回。自ら考える野球、魂のSohgoh、9回目の夢舞台。甲子園への挑戦です!」と放送によりチーム紹介がありました。

校名が書かれたプラカードを先頭に全チームが横一列で前進する様子は、実に壮観でした。主将の本島君が選手の列から駆け出て優勝旗を返還。記念のレプリカを持ち帰りました。各チームのキャプテンが宣誓台を囲んで校旗を掲げると、選手代表が中央に立ち「私たちはこの一球一打に、ともに苦難を乗り越えてきた仲間との固い絆を、そして血の滲むような鍛錬の証を込めます」と宣誓。力強い言葉で大会への決意を示しました。

 

いよいよ熱戦の火蓋が切られました。本校の初戦は7月14日(月)、県総合SC野球場第1試合(第2回戦)を予定しています。

※試合の開催日時については、天候などにより変更される場合があります。必ず事前に、千葉県高校野球連盟ホームページなどでご確認をお願いします。

必勝祈願 ~硬式野球部~

壮行会の会場を後にした野球部は、その足で市内八剱八幡神社に向かい、必勝祈願を行いました。八剱八幡神社は霊験あらたか。これまで幾度となく本校野球部の必勝祈願をかなえていただきました。

ほの暗い暗い社殿に野球部員たちが入ると、一同深く頭を垂れて神主様から奏上される祝詞に耳を傾けました。装束をまとった、山本後援会会長、学校長、青山部長、主将の本島君が順に神前に玉串を捧げました。厳かな雰囲気のなか、本島君と部員たちが打つ力強い柏手の音が社殿内に大きく響き渡りました。

ともに汗を流し、努力を重ねてきた部員たちが、心を一つにして甲子園を目差し、戦うことを決意した瞬間でした。

壮行会 ~硬式野球部~

明日から開幕となる、『第107回 全国高等学校野球選手権千葉大会』に向けて、壮行会が催されました。硬式野球部の保護者のみなさまをはじめ、後援会役員、本校教職員が至真殿メインフロアーに集い、部員たちの健闘を祈りました。

壮行会に先立って行われた硬式野球部後援会総会では、予定されていた議事が滞りなく進行しました。最後に竹内教頭から昨夏の千葉大会優勝から始まる、本校野球部の戦績が紹介されました。激戦となった決勝戦。タイブレークを制し見事優勝を果たした瞬間がよみがえりました。強豪校の集まる千葉県内での道程は決して平坦ではなく、新チームが始動した秋季大会ではベスト8,春季大会では3回戦で敗退したものの、Cシードを勝ち取り今大会に臨むことになります。

 

壮行会では、吹奏楽部の演奏と来場者の大きな拍手に迎えられ、野球部員たちが颯爽と入場しました。五島監督より今年の夏のスローガンが伝えられました。「オレンジファイアー!伝統のオレンジに魂を燃やす、ということです。第95回大会では、史上最弱と言われたチームが甲子園出場を果たしました。その原動力は一人ひとりの粘り、それが全てでした。今年の夏、選手たちが頑張る姿、粘る姿を、是非応援に来てください」と深く頭を下げました。主将の本島啓大くんが「今年のチームは昨年のように目立った選手はいません。粘りの野球を発揮できてこそ、甲子園出場が果たせるはずです。昨年は応援が大きな励みとなり、千葉大会優勝へ力強く後押しをしてくれました。今年も応援よろしくお願いします」と力強く挨拶をしてくれました。

学校長は「明日の開会式では、昨年の優勝旗を手にして千葉県全チームの先頭を切って入場行進をします。数ある強豪校から追われる立場で大会を迎えることになります。みなさんの努力が報われ、必ずや2年連続の甲子園出場となることを心から期待しています。グランドで戦うのはみなさんですが、グラウンドの外では、教職員一同、全校生徒、保護者会、同窓会、後援会が、みなさんと一緒に戦うつもりで応援しています。どうか頑張ってください」と激励の言葉を送りました。

 

最後を飾ったのは、野球部、吹奏楽部、チアリーディング部、ダンス部からなる応援委員会による応援パフォーマンスでした。「ターゲット」を始め、お馴染みのレパートリーを本番さながらの迫力で披露し、壮行会を締めくくりました。

 

後援会会長山本惠司様、同窓会会長北見文雄様、硬式野球部OB会会長生貝和也、保護者会副会長下田剣吾様からは、激励の言葉をいただきました。心のこもったお言葉、誠にありがとうございました。

TANABATA LESSON ~1年生英会話~

本校の1年生が履修する「英会話」の授業では、この時季七夕をテーマにしたアクティビティを行います。

生徒たちは、“I wish ☆ ♡ ⚽.”と短冊に書き留める願い事の書き方を、授業を担当するデーモン先生とジェームズ先生から教わります。wishの後ろには、名詞(欲しいもの)かto不定詞(やりたいこと)が続きます。

短冊を作る過程で、生徒たちは何度かネイティブの先生とやり取りをするお約束があります。欲しいものが可算名詞なのか不可算名詞なのかなど、英語としての表現が正しいかチェックを受けたり、好きな色のクレヨンを借りたり、笹に結びつける糸の色を選んだり、自分の意図や要求を英語で伝えて、次のステップへ進みます。

TANABATA LESSONは、生徒たちに人気のアクティビティで、「これ、英語でなんていうの?」と相談し合ったり、友だちの願い事をのぞき込んだり、賑やかな雰囲気の中で生徒たちはせっせと作業に取り組みました。

 

誠意の門にぬけるエントランスには立派な笹が用意されていました。1年生18クラス、およそ700名と語学コースの2、3年生37名の生徒たちが願い事を短冊にしたためました。梅雨明け間近、短冊がそよ風に揺らめきます。