カテゴリ:部活動
成田太鼓祭 ~和太鼓部~
16日(土)、17日(日)、第32回目となる『成田太鼓祭』が、成田山新勝寺と表参道を会場にして開催されました。本校和太鼓部が出場し、その腕前を披露しました。
『成田太鼓祭』は国内屈指の規模を誇る太鼓祭です。毎年、日本全国から腕自慢の演奏チームが集結しますが、コロナの感染拡大の影響を受け、2年にわたり中止となっていました。
今回は3年ぶりの開催となりました。実施された2日間で全国から計53団体約1千人が参加し、和太鼓や日本の伝統楽器の音色を響かせました。祭りの幕開けを告げる「千願華太鼓」が参加者全員によって行われていましたが、今年は感染対策のため2日に分けて行われました。本堂前で疫病退散や平和を願って打ち鳴らされた太鼓の響きは、周囲を圧倒する迫力で、天にも届けとばかりに轟きました。
本校和太鼓部の活躍も新聞各紙で取り上げられました。
・3年生部長、藤田大吾さんは、「共同作業をしている感じで楽しかった。いろいろな音色が混ざり合っていい音になった」と話していた。[毎日新聞]
・3年生副部長、田中美聖さんにとって入部以来の大舞台となり「最初はとても緊張したけれど、楽しくて仕方がなかった。貴重な体験ができて本当にうれしい」と満面の笑みを見せた。[千葉日報]
登校風景 ~吹奏楽部~
4月12日、新年度最初の授業日です。今日から全ての学年が登校し、通常の授業が開始されます。今年度も吹奏楽部による、朝の演奏が始まりました。
年度の開始早々初夏の様な陽気となり、まぶしい日差しが降り注ぐ坂道を登って、生徒たちが登校してきました。吹奏楽部が奏でるテンポの良い楽曲がにぎやかに響き渡り、春の雰囲気をさらに明るくしてくれます。
演奏曲は、ヤングマン、宝島、怪物、Mela!、ディープパープル、ジェラートコンカフェ、野球応援メドレーの7曲です。
「新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。楽しい思い出つくりませんか?音楽ホールで待っています!」との元気な声に励まされます。
野球部挨拶
硬式野球部キャプテン中西君が登壇し、始業式に集まった2、3年生を前に、センバツ大会で応援を受けたことに対して感謝の気持ちを述べてくれました。
「私達硬式野球部は、第94回選抜甲子園大会に出場して参りました。まず、甲子園での学校を挙げての応援、有難うございました。甲子園という舞台で、最高の応援をして頂き、私たちはたくさんの勇気をもらいました。しかし、その声援に応えることが出来ず、2回戦敗退という悔しい結果に終わってしまいました。この悔しさを忘れず、ここから夏の甲子園に向けて全力で練習に励んで参ります。そして、またみなさんと一緒に甲子園へ行けるよう日々頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします。有難うございました」、と中西くんが自身の気持ちを語ってくれました。
優勝が目標でした。悔しい気持ちが滲みます。でも、試合の様子はテレビで中継され、新聞でも大きく報じられる甲子園です。全国の注目が集まる、晴れの舞台で活躍する野球部の姿を見て、私たちもたくさんの勇気をもらいました。2試合とも手に汗握る真剣勝負。野球部のみなさんの雄姿を誇らしく思っています。みなさんが、再び甲子園の地に立つことを祈っています。ガンバレ!
Spring 音楽会 ~和太鼓部~
4月3日(日)、本校和太鼓部が、君津文化ホール大ホールで行われた、びわ音楽教室のピアノ発表会にゲスト出演しました。
演奏者は、同音楽教室でピアノを習っている小学生から高校生までの生徒さんたちです。みなさん素敵なドレスに身を包み、華やかな発表会でした。音楽教室の先生が奏でる心地よい調べは、会場を包み込むように響き渡り、観客を魅了しました。
本校和太鼓部は、発表会の最後を飾る演目に出演し応援演奏をさせて頂きました。『睦』、『祭り』の2曲を披露しました。
ピアノと和太鼓では音楽のジャンルも趣も異なり、かなりかけ離れた印象がありますが、「音楽が好き」という気持ちには変わりがない、と感じることが出来た貴重な体験となりました。
硬式野球部帰還
昨日の試合を終え、硬式野球部・応援委員会が帰還。至真殿前の広場に、教職員と保護者のみなさまに出迎えられ、ささやかではありますが慰労のセレモニーが行われました。
学校長は、応援委員会の活躍にねぎらいの言葉をかけ、集まって頂いた保護者の方々に謝辞を述べ、「2年間野球応援が出来ない中で、久しぶりの応援が甲子園という大舞台でした。吹奏楽部の演奏とチアリーディング部のチアダンス、野球部の振り付けと、本校の野球応援を最高の舞台で行うことが出来ました。
そして野球部のみなさん、甲子園での2試合お疲れ様でした。2度連続の延長タイブレークと言う、本当に苦しい2試合でした。素晴らしい戦いを見せてくれました。目標が優勝であったので、野球部のみなさんは悔しい思いをしていると思います。この2試合の経験を今後に活かして、これからの戦いに臨んで欲しいと思います。
コロナでこの2年間思うようなことが出来ずに、鬱憤がたまる中で今回の甲子園出場は、素晴らしい契機となってくれました。昨年の秋季県大会の優勝、関東大会ベスト4、センバツの出場決定、そしてこの甲子園での戦い。夢の様な楽しい半年間でした。特に甲子園が開幕してからの1週間は、2年間の様々な苦しい思いが野球部の活躍のお陰で報われた、本当に素晴らしい時間でした。
この夏、再び優勝という目標を掲げ、是非とも甲子園に戻り、果たせなかった夢に向かって進んで欲しいと思います」と、野球部の健闘を称えました。
吹奏楽部部長高野日花さんが、応援委員会を代表して「優勝を果たせなかった野球部のみなさんは、悔しい気持ちがあるのかも知れませんが、全国の注目が集まる大舞台で堂々と活躍するみなさんの姿は、本当に素敵でした。私たちも同じ舞台に立ち、力いっぱいパフォーマンスを披露することが出来ました。有難うございました。そして本当にご苦労様でした」と挨拶をしました。
最後に野球部を代表して、キャプテンの中西くんが、「遠方まで多くの方々に集まって頂き、本当に有難うございました。私たちの力不足で期待に応えることが出来ませんでしたが、みなさんの温かい応援は、私たちの大きな励みとなり、力となりました。もう一度チームを作り直し、夏には再び甲子園に戻ることが出来る様に、また頑張っていきたいと思います。これからも応援をよろしくお願いします。有難うございました」と、感謝の気持ちと、大会を終えてからの新たな決意を伝えてくれました。
センバツ第2回戦 ~硬式野球部~
3月25日、甲子園球場で行われた、『第94回選抜高校野球大会』第2回戦目の対戦相手は、金光大阪高校。実力伯仲の緊迫した試合は、またもやタイブレークにもつれ込みましたが、残念ながら勝利を逃しました。
試合は投手戦の様相を呈し、5回まで両チームとも無得点。先制点は金光大阪、六回裏の攻撃。先頭打者が安打で出塁すると、犠打などで走者を進め、2死三塁の場面で主砲岸本選手の中飛で1点を獲得。
本校の攻撃では、八回表先頭打者、代打植木が内野ゴロで執念の1塁奪取を皮切りに、続く代打浅倉が自らも生きる好バントで無死一、二塁とチャンスを広げました。2死二、三塁から主将中西がしぶとい内野ゴロで1点を返しました。
試合は、再び膠着状態が続き、得点は動かぬまま延長十三回より本校2試合連続となるタイブレーク戦に突入しました。
十三回表の本校の攻撃では、中西が犠打で走者を進め、1死二、三塁とし、続く菊池の適時打で勝ち越しとなる2点を獲得。スコアーを3⊸1としました。
しかしその裏、金光大阪の攻撃では、1死満塁から、守備の乱れと四死球による押し出しで3点を奪われ、ゲームセット。
惜敗を喫する結果となりましたが、本校硬式野球部は、”必ず勝つ“という意欲を失わずに最後まで戦い抜きました。その姿には、勝ち負けを別にして、心を打つひた向きさがありました。
また、最後までもつれる展開となった厳しい試合でしたが、応援団も力を惜しまず全力のパフォーマンスを続けました。応援委員会の素晴らしいリード、3年ぶりに復活した吹奏楽部の力強い演奏は、選手たちを励まし続けました。地元の対戦校とはどうしても規模ではかないませんが、数の劣勢を跳ね返す迫力の応援でした。
昨秋の関東大会に続き、遠方より多くの方々が応援に駆けつけて下さいました。有難うございました。これまで、多くの温かいご声援とご支援を頂いて参りました。みなさまのご厚意に応えられるよう、夏に向かって新たな一歩を踏み出したいと思います。
センバツ初戦を突破 ~硬式野球部~
昨日、阪神甲子園球場で行われた『第94回選抜高校野球大会』、1回戦vs.山梨学院戦は、2⊸1で本校硬式野球部が勝利しました。試合は1⊸1のまま延長戦に突入。十三回よりタイブレーク戦となり、本校野球部は、十三回裏の攻撃で1死満塁から四球押し出しで勝ち越し、第一戦を制しました。
初戦は、昨秋の関東大会準優勝校山梨学院高校と対戦。関東勢同士の対決となりました。
一回裏、2番中西が三塁線上に長打を放ち、1死二塁に。続く菊池が一、二塁間を破り、三塁、一塁とすると、4番水野の内野ゴロで1点を先制しました。
五回表には、山梨学院高校が2死二塁から、投手榎谷選手の適時打で1点を返し、同点となりました。
両チーム投手の好投が続き、互いに得点できぬまま試合は延長12回を終え、13回より無死二塁、一塁の設定で始まるタイブレーク方式の試合となりました。13回表、山梨学院はバントを試みましたが、本校は堅守を示し、三塁走者を刺し1死二塁、一塁。続く打者を併殺に打ち取りました。
13回裏の攻撃で菊地の左飛が犠打となり、1死三塁、一塁。水野が申告敬遠で満塁となり、続いて打席に立つ須永に四球。押し出しサヨナラで、接戦を制しました。
この試合では、失策なくプレーを終了。九回表の守備では、1死一塁の場面で渡辺が、フェンス際ファイト溢れるプレーでファールフライをキャッチ。直後に捕手中西が素早い送球で二盗を阻止するなど、守備の堅さが光りました。
選手の激闘に応える様に、応援にも力が入りました。特に延長戦での応援は、まさに力の限りにメガホンを打ち鳴らし、攻撃の勢いに大きな励みを与えてくれました。本当にご苦労様でした。
日テレ news every.に出演 ~応援委員会~
昨夕、日本テレビのニュース番組、news every.で選抜大会へ向かう、本校応援委員会の練習風景が放送されました。
番組内の特集では、間もなく蔓延防止措置が解除される中、感染防止対策を講じながらも、日常を取り戻そうとする世の中の取り組みが紹介されていました。その文脈の中で、3年ぶりにアルプス席で楽器を演奏しての応援が解禁となり、センバツ大会に向けて練習に励む、本校応援委員会の様子が放送されました。
移動式の電子黒板で過去の公式試合を見て、本番での様々な役割分担を確認しながら練習を行う、本校の野球部、吹奏楽部、チアリーディング部からなる、応援委員会の練習風景が活き活きと紹介されていました。
同じ特集内で伝えられたのが、感染者が発生し辞退を余儀なくされた学校が出てしまったことでした。無念の胸中は、察するに余りあります。放送によって伝えられたメッセージは、私達こそが真剣に受け止めなければならない内容でした。
試合前日となる明日の晩、応援団が木更津を発つ予定です。兜(カブト)の緒を締め直し、出陣いたします。“いざ甲子園球場へ!”
鳥居崎海浜公園遊具描画塗装 ~美術部~
往時の賑わいを取り戻そうと、現在『みなとまち木更津再生プロジェクト』が進行中です。その目玉企画であるパークベイプロジェクトに、本校美術部が市からの依頼を受けて参画。鳥居崎海浜公園の一画を占める、「まごころ広場」の遊具にアートペイントを描きました。
木更津のベイエリア、中の島大橋のたもとにあるのが鳥居崎海浜公園です。遡ること2年前、かねてより港湾地区の防波堤や同海浜公園の遊具に塗装を施してきた実績を買われて、木更津市からご依頼を頂きました。
当初は「市の再生プロジェクト」というタイトルの大きさに尻込みをしていた部員たちでしが、ミーティングを重ね、時間をかけて何度も話し合い、「木更津“愛”デンティティを育む公園」というコンセプトにふさわしい、ベストのデザインを考案することが出来ました。
途中、コロナウィルスの感染拡大の影響を受け、作業は大幅に遅れてしまい、関係施設のオープンとなる3月18日(金)以降も作業が続きますが、美術部OBや地域の方々、保護者や先生方の支援と協力に支えられ、なんとか完成の目途がつくようになりました。
この企画に参加する機会をいただいたことが、部員たちが木更津の現状に目を向けるきっかけとなり、「ここを訪れる人たちの心が温まるような作品を仕上げ、地域に貢献しよう」という意識が芽生えました。
作業を手掛けた部員たちは、「木更津の新たなフォトスポットとして世界に発信される日を楽しみに、美術部一同完成に向けて頑張りたい」と、胸を張って意気込みを語ってくれました。
銘菓『一途なのり天』来月発売~美術部・書道部~
地域の活性化に取り組むNPO法人木更CON(きさこん)が企画したスナック菓子『一途なのり天』が3月1日より、道の駅「木更津うまくたの里」で販売されます。本校美術部と書道部がコラボしてパッケージのデザインを手掛けました。
木更津の海苔は、富津市に次いで県内2位の生産量。きさこんが「みんなが恋してくれる木更津であって欲しい」との思いを込め、木更津が誇る江戸前海苔をふんだんに使った海苔天スナックを商品化しました。
この企画に、本校美術部と書道部が全面協力し、富士山を背景に金田の海で海苔の収穫をする漁師のイラストと、キャッチコピー「恋する木更津」の言葉を添えて筆文字で商品名を入れたパッケージをデザインしました。
海苔の生産については、海水温の上昇などが影響し漁獲高は減少傾向。さらに高齢化に伴い担い手不足となるなど、決して順調ではありません。この企画で、「木更津を代表する水産資源の1つである海苔を広くPRできる」と市は期待を寄せています。
1袋(70㌘)430円(税込)です。口に入れた瞬間ほのかな甘みが広がり、鼻腔を海苔の香りが通り抜けます。