カテゴリ:部活動
初戦突破 ~硬式野球部~
『第78回 春季県高校野球大会』が開幕を迎えました。本校硬式野球部は20日(日)、長生の森公園野球場第2試合にて初戦(第2回戦)を戦い、対戦校市立柏高校に5-0で勝利しました。
攻撃では、一回二死から庄村が右前打で出塁。二盗を成功させ二死二塁とすると、続く本島が適時二塁打を放ち、1点を先制。三回にも1点を追加して2-0で迎えた四回、薫田が左前長打を放ち無死二塁。増田の適時三塁打で3点目を追加。庄村、緒方の適時打で1点ずつを追加し、5-0としました。
先発を務めた川端は七回まで投げ、対戦校の打線を完封。八回より佐藤が継投し、得点を許さず最後まで投げきりました。
3回戦目は、26日(土)袖ケ浦市営野球場第1試合10:00a.m.プレーボールを予定しています。*試合進行は、天候などの事情により変更になる場合があります。その都度、県高校野球連盟ホームページで最新の情報をご確認ください。
部活動紹介・体験入部
『部活動紹介』は、年度最初の生徒会企画です。至真殿に集まった新入生へ、全ての部活動(運動部16,文化部17)・同好会(10)が紹介されました。
部活動紹介の始まりに際して、学校長は「1年生は月曜日の準備登校から様々な行事が目白押しで少し疲れを感じている人もいると思いますが、金曜日のきょうは、部活動紹介と体験入部で1日を過ごすことになります。
部活動や同好会に入ると、経験のある競技や特技を高校でも続け、さらに技能を高めることができるという利点があります。また、高校に入ったことを切っ掛けに、全く新しいことにチャレンジをすることもできます。新しい世界に一歩を踏み出すことになるからこそ、課題に直面しそれを乗り越えることで成長することができます。そして一番大切なのは、クラスや学年の枠を超えた交流ができる、出会いがあるということです。本校には個性豊かな、2,100名もの生徒たちがいろいろな地域から通っています。どの活動にも参加しなければ、そのような人たちと全く顔を合わせず、言葉も交わさずに3年間を過ごしてしまうかもしれません。仲間を作ることで、価値観を共有し知見を広げることにつながります」と述べ、一人でも多くの生徒が部活動・同好会に加入することを期待しました。
生徒会長、沖くんが「周囲を見渡せばわかるように、多くの部活動の上級生たちが、みなさんのために準備をしてくれました。本当に多くの部活動・同好会があるので、きっとみなさんが気に入る団体があると思います。是非興味を持てる活動を探してみてください」と、部活動・同好会への積極的な見学を促しました。
午前中に行われた部活動紹介では、全43団体が決められた制限時間内で、所属団体の特徴や活動の様子を上手に伝えました。競技や練習の様子を実演して、見学する1年生から喝采を浴びる団体が目立ちました。一方、視覚に訴えるパフォーマンスをするには明らかに不利な団体もありましたが、なかには見事な(過剰な?)演出で会場を沸かせる強者もいました。
午後には、それぞれの練習施設や教室を巡っての部活動・同好会体験でした。見学にとどまらず、競技や活動を実際に体験できるところがミソです。人気の団体には人だかりもできて、まるで春の文化祭の様相を呈していました。
表彰 ~2つの日本一~
始業式では、生徒の活躍を顕彰し、表彰が行われました。卓球部と柔道部では、全国大会個人戦において見事優勝の栄冠を勝ち取りました。柔道部三木くんは、同大会において2年連続での優勝です。次に表彰の内容をご紹介します。
【卓球部】
○全国高等学校選抜卓球大会
男子シングルス 優勝 東 亮太
○関東高等学校新人卓球大会
女子団体 優勝
【ソフトテニス部】
○全日本私立高等学校選抜ソフトテニス大会
男子個人戦 3位 手塚康介、竹之内琉汰
○全日本高等学校選抜ソフトテニス大会
男子団体 3位
【柔道部】
○全国高等学校柔道選手権大会
48㎏級女子2位 若林美優
女子団体 5位
66㎏級男子3位 濵田遥樹
無差別級男子優勝 三木清夢
男子個人無差別優勝三木清夢
【吹奏楽部】
○千葉県吹奏楽個人コンクール
優良賞 フルート 内海彩里
銀 賞 ユーフォニアム 御幡隆憲
木更ZOO FESTIVAL
鳥居崎海浜公園内まごころ広場で開催された“♪ZOO FEST”に、本校和太鼓部が出演。和太鼓の音が春風に乗って、会場に響き渡りました。
市民団体ZOO FESTが主催する同フェスは、地元のパフォーマー18団体が集い、音楽やダンスを繰り広げるイベントで、3月29日(土)、30日(日)の2日間にわたって開催されました。
本校和太鼓部は、30日正午より登場。代替わり後の初の演奏となりました。初々しい立ち振る舞いに、ご来場のみなさまから温かいご声援をたくさん送っていただき、元気いっぱいのパフォーマンスを繰り広げることができました。先日引退した卒業生も助っ人で参加。演奏を大いに盛り上げてくれました。『睦(むつみ)』『祭り』『桜宴華(おうえんか)』の3曲をお届けしました。
会場には、キッチンカーの出店などもあり、公園を散策する大勢の家族連れでにぎわいました。演奏の間、絶えることのない手拍子と、惜しみない拍手をたくさん送っていただきました。本当にありがとうございました。
集大成発表会 ~和太鼓部~
本日部活動棟4階において、本校和太鼓部による発表会が催されました。『青瞬 ~第22代目集大成発表会』と銘打っての今回の演奏会は、今年度卒業生の引退式を兼ねており、部員のご家族、OB・OG、同期の仲間が多数会場に駆けつけてくれました。
演奏会は2部構成で、第1部では、『祭り』『INORI』『陸(むつみ)』『秩父屋台囃子』の4曲、第2部では、『楽(らく)』『奏音(かなた)』『桜宴華(おうえんか)』の3曲、計7曲を披露しました。賑やかで威勢のいい曲が基調となる和太鼓演奏ですが、東日本大震災を機に作られた『INORI』では、深刻な災害に見舞われる地域が相次ぐ昨今、被災地の息災を祈る部員たちの気持ちが込められた演奏となりました。また『桜宴華』では、2月23日にイオンモール木更津で行われた、書道部とのコラボ企画で手掛けられた作品を披露。あの時の出来事が鮮やか蘇りました。
演奏を終えると、在校生部員より卒業生へ花束と記念品の贈呈がありました。ここで終了かと思いきや、何と在校生からのサプライズ、新曲『潮合い』が披露されました。タイトルには「潮目の合うチャンスが来た」という意味が込められ、3年生への感謝と門出を祝う気持ちを込めて演奏されました。
22代目の部長を務めた伊藤さんが、あまりに見事な演奏を目の当たりにして「こんなにも成長してくれるなんて」と号泣。3年間を振り返っての挨拶では、仲間への感謝の気持ちが溢れていました。コロナ禍の影響が色濃く残る入学時から、3人で支え合った年月は、何ものにも代えがたい思い出となりました。
卒業生からも、3年間自分たちを支えてくれた方々への感謝と在校生への激励の気持ちを込めて、『青瞬』を披露。高校3年間、数多の演奏の最後を飾る、名演奏となりました。