カテゴリ:受験生

入学候補者説明会 2回目

新年度より本校に進学する中学3年生に向けて、説明会が開かれました。

2回目となる本日の説明会には、会場となった至真殿メインフロアーに、およそ200名の中学生が来場しました。

小雨が降るあいにくの天候となりましたが、多くの中学生が元気よく坂を上ってきました。至真殿入口で受付を済ませ2階のメインフロアーに上がると、待機用の椅子で提出書類を確認し、通学バスの利用届や芸術科目の登録用紙を提出。靴や体操服のサイズを確認し制服の採寸を済ませると、本日の手続きが完了します。

明日と明後日には『入学候補者実力試験』が、新年度4月5日(金)には『入学準備日』が予定されています。4月9日(火)の入学式に向けて、着々と準備が進みます。

卒業式

令和5年度、『第21回卒業式』が挙行されました。573名の卒業生が、本日本校を巣立ち、未来に向かって新たな一歩を踏み出しました。

学校長式辞.pdf

在校生送辞.pdf

卒業生答辞.pdf

卒業証書授与では、573名全員の名前が担任より読み上げられ、「ハイ!」と応える声が、場内に響きました。総代、影山育海君が壇上に上がり、学校長から卒業証書を手渡されました。

 

学校長は式辞で、全世界に影響を及ぼしたウィルスの感染拡大、現在進行形で続く紛争や戦禍に触れ、生徒たちがこれから過ごす未来を案じました。「最も強いものが生き残るのではなく、最も賢いものが生き残るのでもない、唯一生き残るものは変化できるものである」という言葉を贈り、生徒たちが、知識と体力を高め、人と支え合いながら成長を続けて欲しいという願いを伝えました。

 

在校生送辞では、原颯汰君が、卒業生と共に過ごした時間を懐かしみ、感謝の気持ちを伝えながら、「高い壁が立ちはだかる事もあるとおもいますが、先輩方にはこの木更津総合高等学校での出会い、経験を生かしどんなに高い壁でも乗り越えていけることを信じております」と卒業生のこれからの人生にエールを送りました。

 

鈴木明輝君が、卒業生を代表して答辞を述べました。下級生や保護者、教職員には、これまでの協力に対して謝辞を表し、「今日我々は卒業証書を手にし、この木更津総合高等学校を巣立っていきます。この学び舎で学んだことを活かし、それぞれの進路に向かって一歩ずつ踏み出していきたいと思います」と、卒業にあたっての決意を述べました。

 

式中に行われた、表彰の内容を以下にお伝えいたします。

【学校長賞】鎌田雅斗、佐藤朝実、渡邊ひなた、重城琴音、森田涼寧、三枝杏菜

【千葉県知事賞】森田涼寧

【鳥海賞】小野乃愛

【千葉県私立中学高等学校協会賞】鈴木明輝

【3ヵ年皆勤賞(68名)】総代:佐藤百華(この賞は保護者にも送られています)

 

未明まで続いた風雨がおさまり、式が終わるころには春の日差しが降り注ぎました。厳かな雰囲気に包まれながらも、式は終始なごやかに進みました。

 

入学候補者説明会 1回目

本日、来年度入学予定の中学3年生を対象にして、『入学候補者説明会』が開かれました。

来場した中学生は、至真殿入口で受付を済ませ、会場となるメインフロアーに上がりました。用意された席に誘導され、簡単な説明を受けてから、スクールバスの利用、芸術科目やコースの選択等に関するアンケートを提出すると、制服の採寸や体操着、制靴等のサイズの確認を行いました。

8:30から正午まで行われた説明会に、500名前後の中学生が参加をしてくれました。

木更津総合オープンキャンパス

本日、中学生を招いて本校の『オープンキャンパス』が催されました。中学生とその保護者を合わせて、およそ400名のみなさんが来場されました。説明会の会場となった至真殿で、学校長は「自分を一番成長させてくれる高校はどこか?」という視点で進学先を選ぶことが肝要では、と中学生に問い掛けました。

説明会が終了すると、来場者を歓迎し和太鼓部、チアリーディング部、吹奏楽部、ダンス部によるパフォーマンスが披露されました。

説明会では、先ず学校長から「高校進学は多くの中学生にとっては、自分の進路について決断をする最初の機会となるはずです。「最小限の努力で最大限の収穫が得られる高校」を求めるのではなく、「自分を一番成長させてくれる高校」を選んで欲しいと思います。本校では、充実した施設と、盛んな学校行事やクラブ活動に加えて、10のコースを設け、さまざまな選択肢を提供しています。そして、およそ2000名の個性豊かな仲間たちと切磋琢磨しながら過ごす3年間が貴重な体験となり、何よりの学習になります。本日のオープンキャンパスが、みなさんの進路選択に役立てば嬉しい限りです」と挨拶が伝えられました。

参加者には、生徒会作成動画で学校の概要が伝えられ、森下教頭より入学試験等について説明がありました。

 

その後、中学生と保護者のみなさんは校舎に移動し、コースごとに設けられたミニ授業を受講。施設や部活動を見学するなど、限られた時間を忙しく過ごしました。8月の体験入学と同様、今回も生徒会が『見学ツアー』を企画。手慣れた様子で参加者を案内していました。

体験入学3日目

体験入学最終日となりました。この3日間で、中学生1710名、保護者839名の参加がありました。天候に恵まれ、大変盛況のうちにすべてのプログラムを無事終了することが出来ました。

至真殿では、中学生の保護者を対象にした『学校説明会』が行われました。学校長より、本校独自の『コース制』、創意工夫に満ちた学校行事、入試方法と特待生制度等が詳しく説明されました。

そして、私学ならではの明確な目標を持った学校の取り組み、熱意のある教職員の指導について解説。さらに、我が校が誇る建学の精神『真心教育』、充実した教育内容や施設等についてアピールしました。授業、学校行事、クラブ活動等、すべての教育活動を通して、「社会に愛され、必要とされる人材を育成する」ことを教育理念に掲げていることを強く訴えました。

 

保護者のみなさまにも、施設見学や部活動見学、授業の参観をしていただきました。また校舎内に設けられた会場では、『進学説明会』『就職説明会』が行われました。

進学説明会では、進学指導部長、副部長より、昨年度の実績から本校卒業生の動向、具体的な進学先等が説明されました。進学に向けては、タブレットとアプリを使った、ICTを活用した学習への取り組みについて紹介。課題配信や学習動画を視聴することで、各自のペースや学力に合わせた学習環境が整っていることを説明しました。また、担当教員による手厚い進学相談やガイダンス、教科学習だけではなく小論文対策講座等も設け、生徒の要望に対応していることなどを説明しました。

就職説明会では就職指導部長が、「就職した企業に長く勤められるよう、それぞれの生徒の個性や適性を見極め、一緒に夢の実現に向かって最後まで諦めない指導を心掛けている」と強調しました。

具体的な取り組みとして、多くの企業・団体の協力を得て行われている「インターンシップ」について紹介がありました。ある職種を体験することから働くことの楽しさに気付き、短期間のうちに成長し、しっかりした職業観を持つ生徒もいます。卒業間際まで就職先が決まらない生徒に対しても最後まで寄り添う指導を続け、この8年間では連続して就職率100%を達成しています。

 

最終日の参加者は、中学生488名、保護者311名でした。本当に暑い中での開催になり、体調を崩される方が出るのではと心配もありましたが、無事日程を終了することが出来ました。多くのみなさまの参加を得たことは、望外の励みとなりました。有難うございました。

体験入学2日目

本校『体験入学』は、2日目を迎えました。昨日同様、参加してくれた中学生たちは、自分が志望するコースの授業を受け、施設や部活動の見学をするために、広いキャンパスの中を動き回りました。

特別進学コースでは、波長や振幅など波の性質について学ぶ『ドップラー効果』についての授業でした。救急車のサイレンが、近づくときには高くなり、遠ざかるときには低くなる現象が例として取り上げられました。進学コースでは、高校の数学Ⅱで教わる『指数関数』の授業でした。もちろん中学生にも分かるアプローチで例題にチャレンジしました。スポーツコースでは、『タンパク質』について詳しく説明されました。1日に必要なタンパク質の量や効率のよい摂取方法など、アスリートの身体づくりに欠かせない知識でした。情報コースは、プログラミングの授業でした。数当てゲームで探索アルゴリズムを考えました。総合コースの理科は、『時計反応』についての授業でした。2つの溶液の濃度、温度等の条件が変わることで反応速度が変化することを利用して、反応時間をコントロールします。中学生でも分かりやすい、ヨウ素とデンプンを使って実験を行いました。保育・幼児教育コースでは、『かざぐるま』の制作でした。風を受けてクルクルまわるかざぐるまは、幼児の気持ちを引きつける人気の玩具です。

 

生徒会が主催した『見学ツアー』にはたくさんの中学生、保護者が参加してくれました。生徒会役員の要所要所での説明は、的を射てなかなかのガイドぶりでした。

 

本日は、中学生496名、保護者249名の参加がありました。

体験入学1日目

本校では、例年この時期に中学生を招いて『体験入学』を開催しています。同時に中学生の保護者を対象にした、『進学説明会』と『就職説明会』を実施。本日は、その第1日目となります。

『体験入学』は、中学3年生に本校で半日を過ごし、木更津総合高校を体験してもらう催しです。朝のホームルームでは、各コース、学校行事、クラブ活動・同好会などについての紹介動画を視聴しました。

1時間目、参加者は2グループに分かれて、一方が教室に残って授業を受け、もう一方が施設見学や部活動見学に出かけます。本校には、『特別進学』『進学』『総合』『スポーツ』『情報ビジネス』『語学』『医療・看護』『保育・幼児教育』『生活科学』『美術』と10のコースがあり、参加者はあらかじめ希望するコースを選び、コースごとに定められた授業を受けます。2時間目は、授業と見学のグループが入れ替わります。

 

授業の一部についてご紹介します。総合コース国語では、平安時代に焦点を当て、千年前の人々と我々現代人との相違について学びました。総合コース数学では、数学的に共通するパターンを見つけ出し、効率のよい計算方法を考えます。語学コースでは、インカムを装着してPCを相手に英会話にトライ。医療・看護コースでは、具体的な進路と資格についてガイダンス。体温や血圧などのバイタルチェック、車椅子体験などを行いました。生活科学コースは、ミシンを使ってエコバッグ製作。美術コースでは、自分が「感じたこと」をヒントに考察を巡らして「人に伝える」作品を作ります。「フーセンガムとキャンディからイメージしたもの」がお題です。

 

盛りだくさんのメニューが用意されていて、なかなかすべてを紹介することができません。2日目、3日目の記事で詳しくお伝えいたします。

本日は、中学生726名、保護者279名にご参加をいただきました。

 

入学候補者説明会②

本日、4月より入学する中学生が本校を訪れ、新年度の準備を行いました。

2月18日に続き今回の説明会は、2回目となります。来場者は、およそ140名。前回と同様、コース選択のアンケートやスクールバスの手続き、体操着と上履きのサイズを確認して、最後に制服の採寸を済ませて終了です。今回も密集を避けるために、中学生は午前中の各自都合が良い時間を選んで登校しました。

謝恩式

前日表彰に続き、謝恩式が開かれました。壇上に並んだ、学年担当の先生方に、卒業生より花束が贈呈されました。

優しいオルゴールのBGMが流れるなか、壇上では一人ひとりの先生に、花束が手渡されました。

「泣きたいときも頑張りたいときも、いつも支えてくれたのが先生でした」、「常に私たちと向かい合ってくれたお陰で私たちは成長することができました」、「先生のクラスで本当に楽しい高校生活でした」、「いつも迷惑ばかり掛けてしまいました」、「これからも悩みがあったら相談に乗って欲しいです」など、クラスの代表から各先生への、感謝の“一言メッセージ”が伝えられました。

入学候補者説明会①

本日、新年度より本校の生徒となる中学3年生を対象にした、『入学候補者説明会』(第1回)が開かれました。

およそ550名の候補者と、保護者の方々が来校し、至真殿に集合しました。中学生は、密集や混乱を避けるために、8:00~12:30の都合の良い時間に、会場となる至真殿メインフロアーへ上がり、各自が志望するコース選択アンケート、制服や体操着のサイズ確認、JRの定期や通学バスの申込み等の手続きを済ませました。

卒業を間近に控えた中学生たちは、春に向かってしっかりと準備を進めています。

‘22年度オープンキャンパス

本日、オープンキャンパスを開催いたしました。多数の中学3年生とその保護者の方々に参加して頂きました。至真殿のステージでは、歓迎の“ミニ発表会”が、和太鼓部、吹奏楽部、チアリーディング部により披露されました。施設見学では、生徒会役員がガイド役を務め、中学生と保護者を案内していました。なかなかの活躍ぶりでした。

参加者は、説明会場となる至真殿に集合して頂きました。

まずは学校長から、「どの高校へ進学するのかを決める際には、進学してから何をやりたいのか、さらに卒業してからどのような進路に進みたいのか、将来の夢や目標を思い描いてみてください。そこに到達するための選択が、進学先の高校を決めることになるはずです。楽な道を選ばず、一番自分を成長させてくれる道程を見つけて欲しいです。

高校卒業後には、大学進学や就職が控えています。どちらも非常に大切なことですが、そのためだけに高校生活があるわけではありません。この3年間では、楽しいことばかりでなく苦しい思いをすることだってあります。いろいろな経験をして多くの友達と出会って、みなさんは成長します。人間力を磨く3年間、社会に出るための準備期間なのです。

本校は10のコースを設けており、一人ひとりの進路にふさわしい学びを提供しています。勉強のほかにも多くの部活動・同好会、多彩で特色のある学校行事があり、誰でも参加し活躍できる場が用意されています。この様な取り組みが受験生から多くの支持を得て、今年度4月に入学した、703名の生徒のうち630名、およそ9割が本校を単願で受験しました。本日のオープンキャンパスでは、みなさんには本校の様子を直に見て、聞いて、知って頂いて、進路選択に役立てて欲しいと思います」と挨拶がありました。

 

続いて田村副校長から本校の教育について、説明がありました。コース制、ICTを用いた教育設備、卒業後の進路、学校行事の様子、部活動・同好会の活動と戦績等が紹介されました。

森下教頭からは、本校の入試について説明がありました。日程や推薦、特待生制度等について、詳しく解説がありました。

その後、会場を校舎に移し、コースごとに開講された“ミニ授業”を受けました。保護者の方にも教室に入って頂き、一緒に授業を参観してもらいました。

最後に、限られた時間ではありましたが広い敷地の中を移動し、施設見学をして頂きました。

同時に部活動の見学会も行われ、和太鼓部やクイズ研究同校会など、中学ではあまり見られない部活動に、興味を示してくれる中学生がたくさんいました。

 

体験入学 ~3日目~

本日、体験入学最終日となりました。この3日間、中学3年生とその保護者のみなさんが多数ご来校頂き、盛況のうちに終了することが出来ました。

生徒参加者は9:00よりホームルームですが、保護者の方は至誠館で行われた『保護者対象説明会』に参加していただきました。担当部長から本校の進路指導の方針と実績、学校長より本校の教育理念や教育環境、入試制度について説明が行われました。

就職指導部、寺岡部長からは、「自分探しを応援する」、「受かるまで諦めない」、「合格に繋がる徹底した公務員指導」の3つを柱に、11名の専属教員が就職活動を支援することで7年連続で内定率100%達成、そして長く仕事を続けられる生徒を社会に送り出している、と報告。今年度多くの生徒が参加したインターンシップと就職ガイダンスの様子や公務員採用試験対策講座、昨年度卒業生の“就活”の実態等、就職指導部の取り組みについて説明がありました。

進学指導部、竹下部長からは、進学希望者の漸増、専門学校では看護医療系・美理容系選択者多いことなど、本校生徒の最近の傾向を報告。併設校(清和大学・清和大学短期大学部)への優遇制度、ICT教育の充実などについて詳解。近年変化の著しい入試制度について対応できるよう、進学相談、特別講座、進学ガイダンス等、進学指導部の取り組みについて説明がありました。

 

学校長は、「社会に愛され必要とされる人財を育成する」という建学の精神『真心教育』に基づいた本校の教育環境と取り組みを紹介。私立高校として共通の教育理念と使命感を持った教職員が生徒を指導していることを説きました。

本校の入学試験の説明では、特に学費について、特待生資格や奨学金などの軽減制度について詳しく解説しました。

今年度入学者703名中630人(およそ9割)が本校を第1志望校として単願で入学したことに触れ、入学した生徒が充実した高校生活を送り、各生徒が志望する進路に責任をもって教育に当たりたい、と抱負を述べました。

中学生の皆さんには、夏休み最終盤の貴重な1日を割いての参加。保護者のみなさまには、ご多忙の折わざわざご足労頂きました。

秋の気配を微かに感じる時節となりましたが、残暑はまだまだ続きそうです。ご自愛のほど、お祈り申し上げます。本校の体験入学へのご参加、本当にありがとうございました。

体験入学 ~2日目~

昨日に続き、体験入学が行われました。開始直後、にわか雨に見舞われましたが、進行には影響せず、参加してくれた中学生たちは、予定通り授業を受け、楽しそうに校内を散策しました。

受付を済ませ、割り当てられた教室に到着すると、9:00からホームルームが始まります。電子黒板に画像が投影され、学校長の挨拶に続き、文化祭や修学旅行などの学校行事や、10あるコースの特色とカリキュラム、特待生制度などを含めた入学試験の仕組み等が詳しく説明されます。

参加者は10:00と11:00、それぞれから始まる時間帯に、体験授業を受けるか校内見学に出掛けます。

 

“特別進学”コースでは化学の授業が行われ、「物質とは何か」について学びました。紀元前から人々がどの様に物質を捉えてきたか。さらに現代科学における「元素」の発見について学びました。

“進学”コース、日本史の授業では、「日本の文化」について学びました。飛鳥、白鳳・天平から鎌倉までの、各時代の文化財についての造詣を深めました。

同コース、古典の授業では、千年前の言葉が、意味の変遷を経て現在も用いられていることに焦点を当て、古典・古語を学ぶことを通して現代の日本語を振り返りました。

“情報ビジネス”コースは、PCルームで開講されました。情報処理で何が大切なのかが解説されました。エクセルを用いた表に、「速く且つ正確に」を心掛けてデータを入力しました。

“芸術”コースでは、市販されているお菓子のパッケージから着想を得て、自由な発想でイラストを仕上げます。新たなデザインやキャラクターが生み出されました。

“スポーツ”コースでは、保健体育の授業で「ライフスタイルとスポーツのかかわり」について学びました。それぞれの生活様式、身体コンディションや年齢に応じて、運動を生涯続ける環境を整えることが、いかに大切かについて学びました。

校内見学では、吹奏楽部のミニコンサート、箏曲部は琴の弾き方をレクチャー。クイズ同好会は、早押しクイズ。教室では「ピンポン/ブー」が鳴り響き、臨場感満載でした。

 

体験入学 ~1日目~

夏休み恒例の『体験入学』が開催中です。地域の中学3年生とその保護者の方々が多数来校。本校の様子を細部まで見学して頂きました。

本日より27日(土)までの3日間。体験授業や部活動体験など、盛沢山のメニューが用意されていますが、可能な限りお伝えいたします。

中学生たちは、2コマの時間で体験授業か校内見学のどちらかに参加します。

本校には10のコースがありますが、それぞれのコースで体験授業が用意されました。

“総合”コースの英語では、「実践こそが上達の秘訣」と、アクティビティを取り入れ受動態を学びました。同コース数学では、「割合」について学びました。基本になる食塩水の濃度計算をマスターすることで、将来金利計算など実生活で応用が出来ます。

“保育・幼児”コースは、かざぐるまの作成。カラフルで動きがある玩具に小さな子どもは夢中になります。

“生活科学”コースは、「簡単エコバッグ」。ミシンを使って図面の通りに縫い上げます。

“医療・看護”コースでは3つのグループに分かれて体験学習です。車椅子の操作、血圧の測定、「点字」の仕組みを勉強して用紙に点字を打つ練習をしました。

“語学”コースでは、AIを使って英会話にトライ。ヘッドセットを着用して自分でも発音の確認ができます。

30を超える部活動・同好会が、体験入部や展示を用意しました。ヨーヨー釣りやダンスパフォーマンスなど、文化祭の様な賑わいでした。

入学候補者説明会②

本日、2度目となる『入学候補者説明会』が行われました。130名ほどの中学生が登校し、前回(2/19)と同様各担当の教員から、入学までの準備や教科書、辞書の購入等について説明がありました。

説明会の始まりには、学校長から「本校には130名を超える先生たちがいて、卒業までの期間みなさんをサポートします。また、自然豊かで広大な敷地の中に充実した設備を整え、ほかの学校ではなかなか味わえない高校生活を経験することができます。

中学の卒業式を終えたばかりのみなさんは、友だちとの別れに寂しさを感じているかも知れません。今日が新たに始まる高校生活のスタートだと思って、これから説明されることをよく聴き、入学に備えて準備を進めて欲しいと思います」と挨拶がありました。

 

森下教頭より、本日行われる必要書類の提出から制服の採寸までの流れと、4月に行われるオリエンテーション・入学式までの日程の確認が行われました。

教務部西村先生からは、配布される教科者と辞書の購入について。特進・進学コース長の杉山先生からは、特進、進学それぞれのコースの特徴とコース変更の手続きについて説明がありました。

 

卒業式

本日、至真殿にて、『令和3年度 第19回卒業証書授与式』が挙行されました。好天に恵まれ春めいた陽光を受け、今年度は565人の卒業生が本校を巣立っていきました。

卒業証書授与では、担任から一人ひとり呼名を受け、卒業生は「はい」と応えて起立すると、笹生 尊くんが代表となり学校長より卒業証書を受け取りました。

学校長は、式辞の中で「思い起こせば、2019年4月9日、コロナ禍など想像もしていなかった入学式では、みなさん全員がステージに上がり、私と握手をしたのを覚えているでしょうか。入学式と同じように一人ひとりに卒業証書を渡すことが出来ませんでしたが、みなさんの返事からは、高校生活を終える充実感や先生や保護者の方々への感謝の気持ちが伝わってきました。

コロナは社会に大きな変化をもたらしました。技術の進歩によってインターネットを使って大抵のことが出来るようになった現在、人と人とが直接交わることを回避する方向性が強まっています。みなさんは個性豊かで様々な地域から集まった沢山の仲間たちと、切磋琢磨しながら3年間を過ごしてきました。いろいろな考え方や価値観を持った仲間たちと過ごすことで、お互いを受け入れながら一つのものを作り上げていく人間力を身につけたはずです。その力は、人と人とが直接の交流の中でこそ発揮されるものです。みなさんが3年間で培った人間力と真心を遺憾なく発揮し、社会で愛され必要とされる、そして新時代を切り拓いて行く人材となることを期待しています」と卒業生を鼓舞しました。

 

生徒会長山根 凪くんが在校生を代表して、「皆さんが旅立つ今、私達在校生は不安がないと言い切ることはできません。しかし、先輩達が熱い思いを持って築き上げてこられた、この木更津総合高等学校を大切にし、その伝統を受け継ぎ、更に発展させる決意です。

先輩方の前には様々な壁が立ちはだかると思いますが、先輩方にはこの木更津総合高等学校で出会い、かけがえのない時を共にした仲間がいます。そんな仲間と過ごした思い出や、経験を活かして、きっとどんな高い壁も乗り越えていけることと信じています」と送辞を述べました。

 

卒業生代表吉田凪沙さんは、一年次9月の台風被害と2年間に及ぶコロナ禍に触れた上で、「私たちは数多くの困難を乗り越えてきました。私たちなら、これから先の人生の中で様々な困難にぶつかったとしても、乗り越えていけると思います。私たちがこのように有意義な学校生活を送ることができたのは、先生方が生徒一人一人に真剣に向き合い、寄り添ってくださったからだと思います。この三年間で学んだことを元にこれからもそれぞれの進路に邁進してまいります」と先生方への感謝の気持ちと卒業に臨んでの決意を述べました。

在校生へは、「四月からは皆さんが、この木更津総合高校の伝統を引き継ぎ、それぞれの目標に向かって努力していって下さい。時には、難しいことに直面することもあると思います。そんなときは、頼れる友人が周りにいることや、先生方がサポートしてくださることを忘れないで下さい」とメッセージを伝えました。

そして最後に保護者と級友たちに、「十八年間変わらない愛情を持って育ててくれたこと、とても感謝しています。親孝行できるまでもう少し待っていてください。三年間、共に過ごしたみなさんにはありがとうの一言では、言い表せないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。これからは、毎日会える存在ではなくなりますが、それぞれの場所で自らを高め、互いに成長した姿で再会できることを楽しみにしています」と感謝の気持ちを述べ、答辞を終えました。

卒業式では、次の各賞が該当者に送られましたので、ご紹介いたします(敬称略)。

学校長賞:高近朱春、守岡佑哉、兼高春菜、山中里桜、小川琴美、緒方珠璃

千葉県知事賞:高近朱春

鳥海賞:図師瑠羽菜

特別賞:阿久津斗吾、甲木 碧、小林開道、清水雄護

3ヵ年皆勤賞 代表杉本柚妃(総数79名)

 

事前表彰

前日表彰に先立ち、校外の団体に作品を応募し、入選を果たした受賞者が紹介されました。各人が壇上に上がり、学校長より表彰されました。以下にご紹介いたします(敬称略)。

今西ななみ:第12回 言の葉大賞 最優秀賞

川又彩葉:明るい選挙啓発ポスター 金賞(木更津市)、優良賞(千葉県)

予餞会

3年生は久しぶりの登校となりました。今年も至真殿ステージでの開催はかなわず、動画を視聴するスタイルでの予餞会が行われました。

生徒会が中心となって作成した作品動画は2部構成。54分58秒の長編大作となりました。

残念ながら1、2年生は自宅学習となり、直接の対面は出来ず、3年生は1、2年生が作った動画を教室で視聴しました。

生徒会企画による、第1部「想いを受け継ぐバトン」では、先輩たちからの想いを伝えようと、全部活動、全同好会がバトンをリレー。すべての団体が手にする45個の金メダルを繋げると、卒業生への惜別と感謝の気持ちが綴られます。3チームに分かれたスタッフが、iPadを駆使しての撮影でした。

第2部は、ハウス企画。

特進ハウスは、3年生を担任した先生方の名前から、1文字ずつを繋ぎ合わせて、門出に立つ卒業生を励ます、心のこもったメッセージを送りました。

 

1学年ハウスは、ホームルーム教室を装飾しました。3年生が振り返れば、後ろの掲示板に、色鮮やかな装飾に囲まれた、「卒業おめでとうございます!」の言葉が読み取れます。

2学年ハウスは、意匠を凝らした「階段アート」。3年生への感謝の気持ちを込めて、階段を装飾しました。

 動画の出来栄えは、構成、映像美ともに、昨年の作品を大きく凌駕するものとなりました。制作開始は、1月下旬。放課後の限られた時間の中で、校内のあちらこちらで撮影や装飾、編集等の作業が行われました。施された動画エフェクトはプロクォリティー。3年間の思い出をかき集め、ウクレレで奏でられた旋律は心にしみるやさしい音色でした。在校生と携わった先生方の総力を挙げての作品は、小さな断片を紡いで50分を超える一大ページェントとなりました。

入学候補者説明会

本日、入学を決定した中学生が登校し、至真殿にて『入学候補者説明会』が開かれました。参加者は、各担当教員から入学式までの日程や提出書類についての説明を受けました。

学校長は、会場に集まる入学候補者に、「合格おめでとうございます。本校への入学を決めてくれた皆さんにお会いできて本当に嬉しく思っています。新年度の入学式に、新入生として本校の制服を着てこの体育館に集まる姿を見るのが楽しみです。これから過ごす3年間で、皆さんが本校に入学して本当に良かったと言えるような高校生活を送ることを期待しています。

いち早く高校入学を決めた皆さんは、高校生活でより良いスタートダッシュを切るための時間を手にしています。中学の学習内容を振り返り、どの様な目標をもって高校生活を送るのかを考え、入学に向けた準備を進めて下さい。まだ中学の卒業を控えていますが、今日が木更津総合高校の生徒として第一歩を踏み出す日になります。これからは、その自覚を持って過ごして欲しいです」と入学に向けた心構えを伝えました。

 

森下教頭からは、提出書類の確認と、本日の予定とオリエンテーション・入学式までの日程について説明がありました。

 

清水教務部次長からは、3月に予定されている実力試験と、教科書や辞書について説明がありました。

 

竹内特別進学コースハウス長からは、特進コース&進学コースの特徴について説明があり、「転コース」についての案内がありました。

 

参加者は、必要書類を提出し、制定品購入の手続きと制服の採寸を済ませ、学校を後にしました。

 

 

オープンキャンパス

本日、中学3年生を対象にした、『2021年度オープンキャンパス』が開催されました。悪天候にもかかわらず、多くの中学生とその保護者の方が参加してくれました。会場となった至真殿では歓迎の気持ちを込め、和太鼓部、チアリーディング部、吹奏楽部によるミニコンサートが催されました。

学校長は、中学生が勉強と並行してクラブ活動や学校行事に全力で取り組む姿に触れ、「本校は、みなさんの3年間の頑張りの全てを評価する学校でありたいです」、そして「入学した生徒たちが、勉強だけではなく様々な場面で活き活きと活動できる学校でありたいと強く望んでいます。10のコースを設けた本校のコース制では、様々な選択肢から個々にふさわしい学びを選ぶことが出来ます。特別活動では、多彩な運動部・文化部・同好会を揃え、学校行事に力を入れ、生徒一人ひとりが輝いて活躍できる場を用意しています。本日のオープンキャンパスで、“木更津総合高校”をより詳しく知り、自分の夢や目標を実現するのにふさわしい場所であることを確認して欲しいと思います」と挨拶をしました。

学校紹介では副校長の田村先生から、本校の教育内容、ICT教育の充実、野球応援や修学旅行といった、本校独特の学校行事について説明がありました。

入試説明では教頭の森下先生から、コース選択や合否判定などの入学試験の概要と特待生認定の目安等について詳しく解説がありました。

中学生は、その後いくつかの教室に分かれてミニ授業を受け、自分が希望するコースでどの様な内容を学ぶのかを体験しました。部活動見学や施設見学では、不慣れな施設に戸惑いながらも、広いキャンパス内のあちらこちらを熱心に歩き回っていました。