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英語スピーチコンテスト詳報

9月20日(金)、『高校生英語スピーチコンテスト木更津・市原地区大会』が、東海大学付属市原望洋高校で行われました。本校からの4名の出場者は、代表にふさわしい堂々のスピーチを披露してくれました。次に成績をお伝えいたします。

【1年生暗唱部門】 
第4位 北野琉翔、 第3位 新井穂花

【全学年スピーチ部門】 
第2位 パカテ・ジャズミン 第7位 加藤瑠那

9月3日(火)に行われた学内の『英語スピーチコンテスト』を勝ち上がった代表の4名は、2週間余の準備期間にも、語学コース長宮越先生の指導を受けながら練習を重ね、満を持しての出場となりました。
参加人数は例年よりも少なかったものの、各部門ともレベルが高いコンテストになりました。スピーチ部門第2位のパカテさんは、本来は県大会出場となるはずでしたが、1位2位の2名とも「英語圏生活経験者」でしたので、規定により第3位の生徒が繰り上がりとなりました。

スピーチコンテスト

9月3日(火)放課後、真板幸男記念館にて、『校内英語スピーチコンテスト』が開催されました。チャレンジ精神旺盛な、26名の参加者がコンテストに挑みました。

コンテストは、暗唱部門とスピーチ部門の2部門に分かれ、1年生の暗唱部門に4名、2年生と3年生の暗唱部門に3名が出場。スピーチ部門(全学年対象)には19名が出場しました。参加者は、暗唱部門では授業を担当する英語教師と発表にふさわしい英文原稿を選び、スピーチ部門では語学コース・コース長の宮越先生の指導を受けながら原稿の作成を手掛けるなど、どちらも夏休み前から準備を進め練習を重ねての出場となりました。

 

口火を切った1年生の暗唱部門から、目線を上げて英語らしい流ちょうな発音でのパフォーマンスが目立ち、コンテストのレベルの高さに期待がふくらみました。

スピーチ部門では、各参加者が自分でテーマを設定しスピーチをします。自分が打ち込むモータースポーツを熱く語ったり、校則に関して多様性の観点から自分の意見を述べたり、その内容は実に幅広く多岐にわたるトピックが語られました。

アルバイトで葬儀を手伝い、ご遺体に化粧を施し白い装束を着せるなど、死を厭わず人の最後に向き合う経験をした生徒。家族で日本に移住し、自分のためばかりでなく日本語が全く分からない家族を助けるために言葉の壁を乗り越えた体験を持つ生徒など、なかにはその内容が唯一無二で、物語そのものに引き込まれてしまうものもありました。

 

宮越先生、英会話を担当するデーモン先生とジェームズ先生の3氏によって審査が行われました。以下に、結果をお知らせします。

【1年生暗唱部門】 

第1位 北野琉翔、 第2位 新井穂花

【2・3年生暗唱部門】 

第1位 石井 司

【全学年スピーチ部門】 

第1位 パカテ・ジャズミン、第2位 加藤瑠那

第3位 濱邊誠己、     第4位 大塚望乃

第5位 和泉柚月、     第6位 荒琥太朗

 

以上9名が学内での入賞者となり、後日学校長より表彰されます。

また、得点差から下線を施した4名が、9月20日(金)、東海大付属市原望洋高校で開催される『高校生スピーチコンテスト 木更津・市原地区大会』に、本校代表として出場いたします。応援よろしくお願いします。

平日オープンキャンパス ~進学指導部~

本日午前中の授業時間帯に、『清和大学オープンキャンパス』が本校生徒を対象に開催されました。9:20より1201教室(階段教室)で行われた全体会では、清和大学の特色と魅力が伝えられました。

2年生171名、3年生28名が参加。今回のオーキャンの特色は、大学教職員からだけではなく、現役大学生がそれぞれの実体験に基づいた、清和大学の「推し」について直接話してくれたことでした。

授業やゼミが少人数で行われていることで、「きめ細やかな指導を受けることができた」「周囲に埋没せず、自分の個性を伸ばすことができた」「気さくな先生が多く、勉強面だけではなく、いろいろな相談をさせてもらった」。その他にも、「公務員試験対策講座を含め、キャリアガイダンス全般が充実している」等、卒業後の進路についても適切な指導を受けることができる、と様々な利点を挙げてくれました。

生徒たちは全体会で、清和大学のコースとカリキュラム、入学試験や特待生制度等の概要説明を受けた後、3教室に分かれて「大学の講義」を受けることができました。講義のテーマは、「SNS上での匿名でのコミュニケーション」「パリ五輪選手の性別問題」「イベントチケットの不正販売と法整備」。どれもホットなトピックですが、法律という視点からとりあげると整理して捉えることができました。

 

講義の後は大学生の案内で、教室、図書館やトレーニングジム等、構内の施設を見学しました。実際に裁判所で使われていた設備が整う「模擬法廷」教室に、生徒たちは興味津々。裁判官が使う木槌を持って、その気分を味わいました。

 

最後は、学生たちの憩いの場、“COCORO TERRACE”(ココロテラス)で昼食体験。特製カレーに舌鼓を打ちました。

 

避難訓練

昨日、始業式を前に『避難訓練』が実施されました。「大きな揺れを感じました」「全員、身を守る行動をとりなさい」という緊急放送の指示に従い、生徒はハウスごとに決められた避難場所へ移動。全員が真面目に取り組みました。

 

各避難場所では担任が点呼をとりハウスの人員確認がすむと、ハウス長から注意と講評を受け、全員が至真殿へ移動。改めて学校長から講話が伝えられました。

学校長は、「先ほどは今年度初めての避難訓練が行われました。間もなく迎える9月1日は、国によって『防災の日』と定められていて、地震だけでなく台風や津波などの自然災害についての認識を深めて、その心構えをするための日になっています。今から101年前の1923年(大正12年)の9月1日に関東大震災が起きました。この震災はまさに今恐れられている首都直下型地震で、東京を始め近隣の県も合わせて10万5千人もの死者行方不明者が出た災害です。

みなさんの記憶に残っているのは、2011年3月11日に起きた東日本大震災だと思います。みなさんが幼稚園くらいの時です。東日本大震災では2万人近くの人が亡くなっていますが、その9割以上が津波で亡くなっています。この2万人と比べると関東大震災の10万人という死者数が、いかに多いかわかると思います。関東大震災の死者の9割以上は火事で亡くなっています。

首都直下型地震は30年以内に70%くらいの確率で起こると言われています。みなさんが高校生でいる間に起こる確率も十分にあります。いつ地震が起こっても慌てないように、常に心構えを持っていてください。みなさんが学校外にいる時は、個々に自分の身を守ってもらわなければなりませんが、学校にいる時は安心してください。本校の校舎は、震度7の地震が来ても潰れることはありません。そして学校の中で火が燃え広がるような場所はほとんどありません。つまりみなさんが慌ててパニックを起こさなければ、命を落とす危険はないということです。今日の訓練をしっかりと記憶にとどめて、地震が起きても慌てず冷静に行動できるようにしてください」と、災害に対しての心構えを喚起し、常に備えを怠らないよう訴えました。

始業式

本日は、至真殿にて始業式が行われました。ステージには、8月中に行われた海外研修の参加者と、甲子園大会に出場した硬式野球の部員たちが上がり、それぞれの代表者が挨拶をしました。

会の始まりには、生徒会長の原君から、「この夏休み、みなさんは、それぞれが新しい経験を積んだり、挑戦したりしたことと思います。夏は、自分の中の成長や新しい発見をする季節でもあります。いつもとは違う視点を得た人もいるでしょう。その経験や学びを、これからの学校生活に活かしていきましょう」と、呼び掛けがありました。

 

次に、海外研修参加者がステージに上がり、3年生渡邉珀君が「枯葉剤被害者支援センターや少数民族の集落を訪問、現地大学生との交流会、現地日本企業の見学など、どれも日本にいては出来ない経験、普通の旅行ではかなわない貴重な体験でした」と、報告をしてくれました。

 

続いて、硬式野球部員たちが登壇。主将の川上泰輝君が、「みなさんのお陰で、千葉大会で優勝することができました。甲子園では初戦敗退という結果でしたが、最後まで諦めない、粘り強い姿をお見せすることができたと思います。夢の舞台、甲子園でプレーすることができたのは、私たちにとって何にも代え難い財産となりました。暑いなか、最後の最後まで声を張り上げての

応援は、私たちに勇気を与えてくれました。これからも後輩たちが野球部の伝統を継承し、来年も再来年も甲子園へ出場できるよう努力を続けて行きます。今後も変わらぬご声援をお願い致します。本当にありがとうございました」と、感謝の気持ちを伝え、部員全員が深く頭を下げました。

 

最後に、学校長からの挨拶がありました。まず、「特に3年生は、自らの進路に関する準備で、真剣な目つきで学校に登校していました。また、多くのクラブ活動がこの夏に目覚ましい成果を上げました。柔道部男子やソフトテニス部男子は全国3位という高い戦績を達成しました。そして6年ぶり8回目の夏の甲子園に出場した硬式野球部は見事でした。吹奏楽・チアリーディング部・ダンス部に有志の応援も加わった木更津総合の応援団は本当に迫力のあるパフォーマンスを繰り広げ、学校が一つになりました。本当に素晴らしい夏休みだったと思えるのであれば、この上ないことだと思います」と、この夏休みを振り返り、続いて、「これから冬休みまでの4ヶ月は、高校生活の中でも本当に密度の濃い4ヶ月です。3年生は進路に向けての準備があります。人生を決める4ヶ月といっても良いでしょう。そして体育祭と文化祭という2大行事も予定されています。学校行事こそ皆さん自身が大きく成長する機会であるという思いから、今年も万全の体制で計画しています」、と秋に向けての抱負を述べました。「挨拶の励行」「服装を整える」「安易な遅刻や欠席をしない」「しっかり学習する」「清掃の徹底」と、5つの要望事項を確認し、始業式という節目に「しっかりとした心構えをもって、またしっかりと頑張っていこう!」というメッセージを伝え、講話を終えました。