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特進修学旅行 ~最終日~
特進の修学旅行も、いよいよ最終日を迎えました。
4日間お世話になった深杭福容大飯店を後にし、淡水で最後の観光を楽しみました。午後には桃園空港より一路成田へ、帰国の途につきました。
生徒たちは、雨模様のなか8時半にホテルを出発し、淡水地区観光へと出かけました。淡水は、17世紀初頭のスペイン統治時代より、貿易の拠点として栄えてきた港町です。オランダ、清朝、日本など、様々な国の影響を受け、多様な文化が交錯する独特の街並みが築かれ、現在に至っています。生徒たちが到着する頃には薄曇りとなり、水辺の景色を楽しみました。あちらこちらに歴史の名残りを示す西洋式建築が点在し、紅毛城などの史跡を見学しながら、古い街並みを歩き回りました。
次に訪れた老街では、ショッピングを楽しみました。しっとりと濡れた石畳からは古き良き時代の風情を感じることができました。
お昼過ぎに桃園空港に到着すると、手荷物を預け搭乗手続きを済ませました。空港内で各自昼食をとりました。およそ4時間の空の旅を楽しみ、19:20成田空港着。全員無事の帰国となりました。
昨晩、特進ハウス長杉山先生より、「先ほど全員無事に成田空港に到着いたしました。保護者の皆様にはこの旅行に際して多大なご協力をいただきました。心より感謝申し上げます。
生徒の皆さんは大変疲れていると思いますので、ゆっくり休ませてあげて下さい。
本当にありがとうございました」と、帰還の一報が届いていました。
特進修学旅行 ~台湾4日目~
修学旅行4日目は、※B&Sプログラムに参加し、現地の大学生と一緒に市内を散策しました。「地元の若者を案内役に市内を巡った」ということ以上に、同じ時間を共に過ごすことで、ことばや文化の違いを乗り越え、人と人が通じ合える体験を通して、生徒たちは多くのことを学んだようです。
※台北Brothers & Sisters Program:日本に興味を持つ台湾の大学生がガイド役を務め、台北市内で班別行動をする日本人の修学旅行生に同行するプログラム。少人数のグループに1人ずつ配置されます。
生徒たちは朝食を済ませると、台北101まで移動。担当の大学生を紹介されました。最初は少し緊張気味でしたが、すぐに打ち解け英語で打ち合わせを始める班もありました。9:30頃、大学生たちに連れられて、台北の地下鉄MRTで、それぞれの行き先へ向けて出発しました。ここから丸一日台北市内を自由に歩き回り、夕方5時過ぎに夕食を予定しているレストラン敍香園へと戻って来ます。
時間になると、各班の生徒たちが次々と帰ってきました。その表情から充実した1日を過ごした様子が伺えました。引率教員は一切同行しなかったので、どの様に過ごしたのか、感想を含めて聴いてみると、「昼食に連れて行ってもらったストランがとても美味しかった」「地元の安いスーパーへ連れて行ってくれて、お土産を安く買えた」「台湾のお勧めスナック菓子を教えてくれた」などと報告してくれました。地元の人の案内ですから、日本人だけではなかなか行かない、いろいろな場所を探訪できたことを喜んでいるようでしたが、なにより彼らとの交流が心に残ったようです。
いよいよお別れの時間、あちらこちらで親しくなった大学生との別れを惜しむ姿がありました。すっかり打ち解けた様子でギリギリまで談笑するグループもあれば、夕食後まで残って生徒達を見送ってくれた大学生もいました。また英語で何とか感謝の気持ちを伝えようと、”I’m glad!”などと言っている声も聞かれました。
この様子を見て、先生達からも「こういう姿を見ると、やはりこのプログラムはいいな、と思いますね」「帰りたくない!楽しかった!という生徒ばかりで、本当に連れてきて良かった」との感想が聞かれました。
台湾料理の老舗レストラン敍香園で、最後の晩餐となりました。たらふく食べて、台湾最後の夜を満喫しました。
特進修学旅行 ~台湾3日目~
特進修学旅行は3日目を迎えました。午前中は台北市内にある、忠烈祠と故宮博物院を見学しました。大国に翻弄された台湾の近現代史を学び、4000年間連綿と続く中華の美と技巧を目の当たりにしました。午後は台北市内を散策。夜には週末で賑わう夜市を訪れ“いまの台湾”を体感しました。
朝一番に訪れたのが、忠烈祠でした。本殿には、過去の戦争や内戦で命を落とした英霊が祀られています。軍人ばかりでなく、思想家や革命家などの文人も祀られていることも大切な点です。広場では毎正時に儀仗隊と呼ばれる衛兵によって交代式が行われています。一糸乱れず儀式を行う衛兵の姿に、集まった観衆から感嘆の声が上がっていました。本校の生徒たちもスマホをかざし、動画撮影に夢中になっていました。
次に故宮博物院を訪れました。こちらには宋・元・明・清といった、歴代王朝が所有した約69万点の至宝が受け継がれています。収蔵品の多さに加え、その歴史的価値や美術的な価値が高く評価されていることから、故宮博物院は、大英博物館やルーブル美術館に並び称される世界屈指の博物館の一つに数えられています。生徒達は、最初にガイドさんから数々の至宝について説明を受けました。後半は自由に館内を動き回りながら、熱心に展示物に見入っていました。有名な翠玉白菜が、“出張中”なのが残念でした。
お昼過ぎには、地上101階(地下5階)の超高層ビル、台北101に移動。豪奢な外観に驚きつつ屋内に入り、フードコートで自由に昼食を楽しみました。
夕方からは、士林夜市に出没。土曜の夜市は、時には歩けなくなるほどの人出で混み合っていました。およそ2時間半の滞在でしたが、生徒たちは完全に自由散策で、自力で現地の人とやり取りをしていました。屋台のゲームで景品をもらったり、巨大フライドチキンや胡椒餅、臭豆腐、トルネードポテトなどの台湾ならではの人気フードにかじりついたりしながら、夜の街の喧騒を楽しんでいる様子でした。
特進修学旅行 ~台湾2日目~
12月5日(金)、2日目を迎えた特進ハウス修学旅行は、桃園市内にある学校を訪問し同世代の生徒たちと交流を深めました。
宿泊先、深杭福容大飯店FULLON HOTELでの朝食はビュッフェスタイルで、生徒たちは朝から旺盛な食欲を見せていました。日本では見かけないタイプの肉まんが、生徒たちの注目を集め、あっという間に蒸籠から無くなって行きました。
お伺いした桃園至善高級中学校は、普通科に加え、幼児保育科や観光事業科など5つの科を設け、コース制を展開する本校と少し雰囲気が似ている学校でした。歓迎セレモニーでは、多くの生徒のみなさんから温かく迎えられました。交流会では、タピオカミルクの作成や独楽の色塗りと独楽回し、藍染め、木工細工に水晶の花作り、仮面のデコレーションなど、クラスごとに異なったアクティビティが用意されていました。バスケットボールやバレーボールなどのリクリエーションも至善高校の生徒さんたちと一緒に楽しみました。
生徒同士の交流の場面では、英語でやり取りをするグループもいれば、スマホの翻訳機能を駆使してコミュニケーションを試みる生徒たちもいました。
最後は、双方の代表生徒が互いに挨拶を交わした後、本校生徒が木更津総合と木更津市を紹介するプレゼンを行いました。この生徒たちは挨拶もプレゼンも中国語(台湾語)で披露し、喝采を浴びました。事前に取り組んだ猛練習の甲斐がありました。
午後は、九份を散策しました。あいにくの雨でしたが、千と千尋の雰囲気を感じさせる提灯を眺めながら展望台へと続く階段を上り、雨に煙る眺望を堪能すると、パイナップルケーキやお茶などのお土産探しを楽しみました。
十份では灯篭上げを体験しました。雨が降り続くなか4人一組でそれぞれの夢や願いを筆でしたためると、絶妙のタイミングで雨が止み、みんなの思いを託した灯篭は夕闇迫る空へと飛んでいきました。
夕食は飲茶で、本場の小籠包や焼売に舌鼓を打ちました。
特進修学旅行~台湾1日目~
本校特進ハウス2年生は、12月4日(木)より12月8日(月)まで4泊5日の日程で、台湾へ修学旅行に出かけています。
現地から旅行の様子が伝えられています。数回に分けてお知らせいたします。
生徒は3クラス97名、引率教員は学校長を含めて6名、総勢103名での修学旅行です。
一行は4日(木)10:25に羽田を発ち、13:25台北市松山空港に無事到着。空港からはバスに乗り、異国情緒あふれる景色を車窓から楽しみながら、台北市内を巡りました。車道を行きかう多くのバイクや日本では見られない街並みに中華っぽい雰囲気を感じていると、意外にもファミマや吉野家など日本でお馴染みの店舗をたくさん見かけ、生徒たちは少し驚いていました。
中正紀念堂は蒋介石の堂々とした大きな像が鎮座していました。生徒たちは壮麗な建物がそびえる広大な敷地内で売店で飲み物を買ったり散策したりして楽しみました。
龍山寺は創建約270年の台北市で最も歴史のあるお寺です。‟台湾最強のパワースポット“と呼ばれるだけあり、多くの参拝者で賑わっていました。独特な抑揚のあるお経が唱えられるなか、生徒たちは神妙な面持ちで、学問の神様や健康の神様にお詣りしていました。
保育実習 ~保育・幼児教育コース~
本校の保育・幼児教育コース生徒の2年生と3年生が清和大学附属幼稚園にて保育実習を行いました。
2年生は子ども文化の授業で作成した紙芝居の実演実習を行ってきました。声の大きさや物語を進めるスピードなどを工夫して発表を行うことができました。読んでいる最中や読み終わった後の園児の反応から多くのことを学び取ることができました。
3年生は高校最後の保育実習で、今までの保育実習の反省を生かした実習内容になりました。特にエプロンシアターや手袋シアターの実演では6月の実習での反省を生かし、よりよい形で園児たちの前で披露することができました。子どもたちが一緒に歌って盛り上げてくれたことがとても嬉しかったようです。
お遊戯会を間近に控えており、お遊戯の練習をする様子も見学することができました。担当した教室の子どもたちの一生懸命な姿に感動する生徒も多くいました。金田幼稚園では体育教室のお手伝いをさせていただき、先生の声かけや安全な運動への取り組ませ方を学ぶことができました。
どの日程も天気に恵まれ、充実した実習を行うことができました。
各幼稚園の先生方、お忙しい中での保育実習の受け入れ、ありがとうございました。
以下の日程・幼稚園で実習を実施しました。
11月11日(火)2年生 八重原幼稚園
11月20日(木)3年生 八重原幼稚園
11月26日(水)2年生 金田幼稚園
11月28日(金)3年生 金田幼稚園
全校集会
12月を迎え、本日1校時全校集会が至真殿にて催されました。
学校長は、「今日は、2025年最後の全体朝礼になります。あと1ヶ月で終わるこの1年を振り返ると、様々なことにチャレンジするなどして決して漫然と過ごしてきたわけではないのですが、それでも「あっ」という間の1年でした」と講話を始めました。
「私は元日生まれで、新年を迎えると50歳になります。50歳の私とみなさんとでは、時間の経ち方をどう感じるのかには、当然違いがあります。しかし、高校生のみなさんが、一昨年よりも昨年、昨年よりも今年は、「1年が過ぎるのが早い」と感じるのであれば、ひょっとしたら、もったいない時間の過ごし方をしていないでしょうか?」と、生徒たちに問いかけました。
「年を取ると時間の経過を早く感じると言われていますが、それにはいくつかの理由があります。新しく経験することが多ければ多いほど、時間の経過が遅く感じられる、と言われています。中学生の頃や小学生の頃、さらに幼い頃のことを振り返れば、「なにかを初めて食べた」「初めてどこそこを訪れた」という真新しい体験が数多くあったことを思い出すはずです。それらの体験は、新鮮な感動となって心に刻まれます。
また、未来に予定されている出来事を楽しみにする気持ちも、若いほど強くなります。待ち遠しく思う気持ちが強ければ、その出来事に高い関心を抱く様になり、その分だけ待つ時間を長く感じます。
一方で、年齢を重ねれば重ねるほど、同じような経験を繰り返し、新鮮な感動は減っていき、未来を楽しみにする気持ちも薄れてしまいます。さらに、大人になれば、自分がしたことに責任が生じ、失敗を恐れるようになります。未体験のことに挑む冒険心は失せていきます」と説明した上で、最後に「大人になると、時間の経過を短く感じてしまうことは、どうやら避けられないことのようですが、高校生の君たちは、多少の失敗をしても、やり直すことができます。旺盛なチャレンジ精神を失わず、自ら求めて真新しい体験をして欲しいです。そして自分の未来に関心を持って過ごして欲しいです。楽しみにする気持ちが強ければ、未来に備え「何をすべきか」を考え、いまを充実させることができます。来年があっという間の一年とならないよう、今年をしっかり振り返りましょう」と生徒たちに訴えました。
ヨガ体験 ~就職指導部~
本日放課後、就職指導部主催による、題して「フィットネスガイダンス」が催されました。
対象は、将来エステやフィットネスなど、美容関係への進学・就職を考えている生徒です。この講習に参加し進路選択のガイダンスを受けると同時に、ヨガ体験ができるという試みです。
講師にお招きしたのは、TSCホリスティックの小関様と赤間様でした。ヨガ体験に参加したのは、4名の生徒と就職指導部の先生2名の計6名。お借りしたヨガマットに座って、まずは講師の小関様より、ヨガについての概要を説明していただきました。
遡ること5000年前、古代インダス文明の時代にインドで発祥したヨガは、「心の働きを鎮め、意識を安定させる実践」として体系化され、身体・呼吸・アーサナと呼ばれる独特のポーズがセットとなり、健康やウェルネスに効用が期待されるアクティビティとして現代に伝わっています。
その効果は、姿勢の改善や、代謝をアップさせ冷えやむくみを改善するなどの身体面への効用に加え、集中力アップやくつろぎ感を得てポジティブな思考を得るなど、精神面の向上にもつながるものです。
現代人は誰しも、仕事や勉強に追われ、常にテレビやスマホなどからの刺激に晒され、ストレスから解放されることが難しい生活を過ごしています。
目を閉じてゆっくり呼吸をしながら自分の心を見つめ直し、座位や立位の姿勢から様々なアーサナを試みることで、心身の両面を整えてくれるのがヨガです。
インストラクターの赤間様の指導で、生徒たちはヨガにチャレンジ。呼吸の仕方、身体の細部に向ける意識、体位の保ち方などが、常に優しい、ゆったりとした口調で伝えられたおかげで、生徒たちはリラックスしながらヨガに取り組むことができました。およそ50分のレッスンを終え、最後は発祥の地インドで感謝を伝える、「ナマステ」で挨拶。生徒たちはすっきりとした表情を浮かべていました。
「心と身体が軽くなりました」「リラックス感がすごいです」など、生徒たちは、思い思いの感想を述べていました。
未成年の主張 ~それSnow Manにやらせて下さい~
昨晩19:00より、TBS系のバラエティ番組「それSnow Manにやらせて下さい」が放映されました。超人気アイドルグループSnow Manのみなさんが出演するこの番組は、金曜夜7時ゴールデンタイムの放送枠。番組内の「未成年の主張」は、未成年ならではの秘めた思いなどを学校の屋上から叫ぶ、名物企画です。この人気コーナーに本校生徒が出演。日本中のお茶の間に、熱い思いと胸キュンの訴えをお届けしました。
実際の収録は、10月22日(水)。朝のHRでは担任から「今日は3校時までは通常授業ですが、いつもより早くお昼休みを取り、午後からはLHRになります」と謎の伝達。お昼を過ぎ、全生徒が席に着く教室内に、突然ピンポンパンポ~ン♪とチャイムが鳴り響きました。声の主は、Snow Manのメンバー、渡辺翔太さんと深澤辰哉さん。
「TBS『それSnow Manにやらせて下さい』がやって来ました。今すぐ体育館に集まって下さい」と呼びかけられると、校舎中に歓声が沸き上がりました。
昨晩の「未成年の主張」は2時間スペシャルの後半、我らが学校長のインタビュー映像から始まりました。ロケを承諾した理由を問われ、「中間テストを終えたばかりで、叫ぶ企画は息抜きにちょうどよいものであった」と応えていました。
体育館内での開催は、番組史上初。ステージ上にはさらに特設ステージが設けられ、いよいよ開幕となりました。
最初に登場したのは、ソフトボール部主将の鈴木みさきさん。全国制覇を目指す厳しい部活には恋愛禁止という「鉄の掟」があるにもかかわらず、絶対納得できない出来事が勃発したと訴えました。それは男性顧問教師のご結婚。お相手はチアリーディング部顧問の女性教師。「先生、私たちに黙っていること、ありますよね?」と問い詰められ、顧問の先生がすべてを打ち明けました。鈴木さんが「みなさん、聞きましたか?私たちが恋愛禁止を守って日々頑張っているのに、その裏で顧問の先生方がイチャイチャしていたんです」とたたみかけると、会場からは爆笑とブーイングの嵐が。新婚のお二人は、罰として特設ステージ上でプロポーズのシーンを再現させられるはめに。鈴木さんからの最後の訴えは、「これでやっと心から言えます。部員一同、ご結婚おめでとうございます!」部員たちからの祝福の大合唱は感動のシーンとなりました。
続いての登場は、陸上部の木村りくとくん。関東大会で800㍍での出場を目指す木村くんは、自己記録を5秒短縮する必要があります。「僕のエンジンの回転数を上げるために、応援してほしい人がいます」と、壇上から意中の女子に「みんなに優しいあなたを見て気になっています。自己ベストを更新したらデートしてください」と彼女に訴えると、なんと「OKです!」との返事が。会場には「がんばれ~!」の大声援が飛び交いました。
3番手は、チアリーディング部の池田やまとくん。「高校から始めたチアのおかげで、登校するのが毎日楽しくてたまらない。しかし、笑顔の裏で悩んでいることがある」とのこと。「部員のなかで男子は僕だけ。卓球台の裏でコソコソ着替えている。正直しんど~い!」との訴えでした。彼の野望は男子部員を増やして、更衣室をゲットすること。そこで創作ダンスを披露することにしたのですが、バックダンサーに渡辺さんと深澤さんを指名して、バミリ(ステージ上の立ち位置)まで指示。8月にリリースされたSnow Manの「カリスマックス」に合わせ、3人でエネルギッシュなダンスを繰り広げ、男子生徒へ入部を呼びかけました。
4番手、美術部の川名ひよりさんは、「大好きな人との妄想が止まらない!」と訴えました。川名さんの大好きな人は、Snow Manの佐久間大介さん。自作の紙芝居を用意して自らが抱える妄想を紹介しました。夢のなかに佐久間さんが転校生として登場。偽名を使っているけれど川名さんだけに自分が佐久間さん本人であることを打ち明ける、と言う100パーセント妄想でできあがったストーリーでしたが、イラストのクォリティの高さには、みんながビックリ。スタジオでは、声優でも活躍している佐久間さんが「二人だけの秘密だよ!」とアフレコを当て、妄想にお付き合いしてくれました。
柔道部の瀧本しょうたくんは、仮面ライダーの変身ベルトを巻いて登場。「小さな頃から憧れ、何度もなんども繰り返し練習してきた」と自分の体験を語りました。その磨き上げられた変身ポーズを披露すると、会場は大盛り上がりとなりました。「しかし、変身をしても戦闘シーンで悪役を演じてくれる相手がいない!」と訴えました。「どこかにショッカーになってくれる人がいないかなぁ?」「ショッカー?あっ、ショッピー!」と突然渡辺さんをショッカー役に抜擢し、パンチを繰り出す渡辺さんを肘固めで押さえつけ、見事願望を果たしました。
豊田たけるくんは、漫画DEATH NOTEの作中に描かれた「生ハムメロン」の虜となり、「いったいどんな味なのか食べてみたい!」と訴えました。「高級食材の組み合わせは、高校生の小遣いでは手が届きません。でも、今日この学校にはお金持ちが来ています」と深澤さんを指名し、「おごってほしい」とおねだりしました。深澤さんは、この無茶振りに「好きなだけ買っていいです」と快諾。豊田くんは、領収書を深澤さんに手渡し、用意してあった生ハムメロンにぱくつくと「メロンの甘さと生ハムの塩味が絶妙。これが金持ちの味か~!」と絶賛しました。豊田くんの不思議なキャラのお陰か、この努力不要ノーリスクの訴えはなぜか多くの支持を得ました。
最後に登場したのは、唐鎌たけしくん。高校在籍中にSASUKE甲子園出場を目指す彼には、もう一つのさらに難しい「そり立つ壁」があります。それは、「恋の壁」。同じクラスにいる女子生徒へ「その優しい雰囲気と長い髪がドストライクで、一目惚れしました」と衝撃の告白。「是非、恋人のステージへ」と猛アピール。しかし、彼女からは「ごめんなさい」の一言が。唐鎌くんを慰めようと駆け寄る深澤さんと渡辺さんは「こんな大勢の前で自分の気持ちを言える、たけしのこの度胸に拍手を」と求めると、会場からはひときわ大きな拍手と声援が送られました。
Snow Manのお二人のほかにも、TRFリーダーDJ KOOさん、FRUITS ZIPPERの鎮西寿々歌さん、お笑いタレントのキンタロー。さんと言った豪華ゲストも来校し、未成年の主張の合間に、それぞれ「成年の主張」を訴えました。タレント業、アイドル業に付きものの苦労譚を上手にネタにしながら、本校生徒たちを楽しませてくれました。
全校集会
本日、11月の全校集会が開かれました。全生徒が、至真殿メインフロアーに集合しました。
吹奏楽部の演奏により校歌が斉唱され、集会が始まりました。生徒会長沖くんより、「体育祭が先日終了し、早くも冬が近づいています。12月には定期試験が予定されていますが、特に3年生は進路開拓に向けて就職試験や受験を控えて、努力を重ね準備に忙しい人が多くいると思います。いまは辛い時期にいるかも知れませんが、ここを乗り越えることができれば、必ず充実感を得られることができると思います。それぞれが目標達成をめざし、頑張っていきましょう」と会頭の挨拶をしました。
続いて、学校長が文化祭、体育祭を振り返り、生徒たちへ講話を伝えました。「本校の二大行事、『真心祭』文化の部、体育の部が終了しました。その間みなさんがとても楽しそうに活動している姿を見て、たいへん嬉しく思いました。文化祭は2日間で3000名を超える来場者が、体育祭の2日間では1000名を超える保護者が、参観に訪れました。来場していただいたお客様や保護者の方々からは、どちらの行事でも「すごく良かったです」とお褒めの言葉をいただきました。自分たちが楽しんだ上で、「もてなしの気持ち」を忘れないでほしいとお願いしましたが、みなさんはちゃんと、来てくれた人を楽しませる行事を成し遂げてくれました。
学校行事は教育活動の一環として行われる以上、授業では得られない何かをみなさんに学んでもらわなければなりません。準備や練習の時間も含めて、一人ひとりが自分の役割を自覚して最後まで取り組む。周りの人たちが求めていることに心を砕き、協力し合って一つのことをやり遂げる。この様な体験を通して学んだ責任感や協調性は、学校を卒業してからも必ず社会で求められる力となるでしょう。
みなさん自身が「自分は成長できた」と思えるような文化祭、体育祭であれば、この二大行事は大成功であった、と言えると思います」と、生徒たちの活躍を讃えました。そして、1、2年生へは、来年以降の真心祭のさらなる充実を期待し、3年生へは、残り少ない高校生活を有意義に過ごし、目標の実現に向けて邁進するよう、励ましの言葉を伝えました。
体育祭 ~2日目~
『第23回 真心祭 体育の部』、2日目が終了しました。季節は一変、凍える寒さの1日となりましたが、生徒たちは元気よく競技に臨み、すべてのプログラムを無事終了することができました。
本校の体育祭は、特進ハウスが3学年合同で1チーム。一般ハウスの1~3年生は1学年2チームに分かれ、計7チームがそれぞれの色に分かれて、2日間の日程で競技を行います。今年度の総合優勝は黄色組、準優勝は青組という、2年生の2チームが上位を占める結果で終わりました。
体育祭実行委員長、猪股くんは、まず2年生黄色組の優勝を讃えると、「最後は勝って終わりたかったのですが、最高の仲間と思い出を作ることができ、それで私は満足です」と実に潔い挨拶を行いました。座右の銘「朝は希望を持って目覚め、昼は懸命に働き、夜は感謝の気持ちで眠る」を披露し、「3年間この言葉に支えられ、言葉通りの生活をしてきました」と高校生活を振り返り、「最後に最高の体育祭を過ごすことができました、が…」と、改まった口調から一変、一発ギャグで見事に会場を沸かせました。
学校長は、来校した保護者、企画・運営に携わった教職員、労を惜しまず運営に協力した部活動の生徒たちに、体育祭を無事終了させることができた感謝の気持ちを伝えました。「2日間にわたる体育祭で多くの競技を行いましたが、個人種目は一つもなく、すべてがクラスごと、色ごとに競うものでした。すべてのチームが一人ひとりの力を結集して、作戦を立て、役割分担をして、チームとして一致団結して戦った、素晴らしい体育祭となりました」と生徒たちの健闘をたたえました。優勝、準優勝を成し遂げた2年生へは、「来年も全力を出し切り、最上級生として学校行事を盛り上げてもらいたい」と期待の言葉を伝え、1年生へは「今年の経験を糧に、来年はさらなる躍進を期待する」と励ましの言葉を送り、優勝を逃した3年生へは「今年度体育祭の成功は、君たちがいたからこそ成し遂げられた」と、その労をねぎらいました。
2日目の競技、午前中は「大玉競争」や「台風の目」、「猿は木から滑らない」といったスピードを競う競技に続いて、「一騎打ち~太田の乱~(騎馬戦:男子)」と「決戦太田山(タイヤ争奪戦:女子)」の対戦型の競技などのバリエーションに富んだ競技で生徒たちは大いに楽しみました。
午後は、迫力の「綱引き決勝戦(男女)」で会場の熱気は沸点に達し、体育祭の華、リレー競技(決勝戦)は「クラス対抗」「色別対抗」の2本立て。両レースとも手に汗握る接戦になりました。
今年も柔道部のみなさんが、愉快なダンスパフォーマンスを披露。楽しい演出に応援席からは大きな歓声が湧きました。実行委員長、猪股くんの人柄のお陰で、終始笑いの絶えない楽しい体育祭となりました。
主な競技の優勝チームを以下にご紹介します。
スピード長縄:特進3年3組、クラス対抗リレー:2年8組、色別対抗リレー:青組、綱引き:青組(女子)、黄色組(男子)
体育祭 ~1日目~
『第23回 真心祭 ~体育の部~』が本日開催されました。涼しい秋風の吹く好天に恵まれ、生徒たちは思う存分、体育祭の1日を楽しみました。
澄み渡る青空に校歌を歌う声が響き渡り、体育祭が始まりました。
開会式では、生徒会長沖くんが「3年生は、最後の体育祭且つ残り少ない行事の1つとなります。優勝を目指して闘っていきましょう。1、2年生のみなさんも、3年生に続いて頑張ってほしいと思います。最後には全員が満足できる体育祭にしていきましょう」と挨拶。
続いて学校長は、参観に訪れた多くの保護者に謝辞を述べた後、生徒たちへ向かい「素晴らしい天気に恵まれました。みなさんが全力で競技をする姿を楽しみにしています。開校以来一度も途切れることなく、今年23回目の体育祭を迎えることができました。最近は縮小されたパターンでの体育祭が増えているそうですが、我が校伝統の体育祭は、2日間の開催です。みなさんの思い出に残る体育祭になればと思っています。どの学年、どのハウスも是非本気で競技に臨み優勝を目指してください。ただし、ルールはしっかり守りフェアープレーの精神を忘れず闘ってください。そして文化祭と同様、楽しむ気持ちを忘れず笑顔の体育祭にしてほしいと思います。2日間の体育祭の成功を祈っています」と激励の言葉を伝えました。
最後に、全7チーム各色の団長が団旗を掲げて朝礼台に集合。体育祭実行委員長、猪股龍司くんが「我々選手一同は、日頃の練習の成果を十分に発揮し、正々堂々競技することを誓います」と力強く宣誓を行いました。
スピード長縄に続いて行われたのは、新種目「真心キャッチリレー」でした。4人一組でブルーシートの四隅を握り、その上にバランスボールを乗せて、中央に設置された高さ3メートルのバーを超えるようにボールを跳ね上げ、再びシートでボールをキャッチ。ボールがバトンの代わりとなり、対面にいる仲間とリレーを続けてスピードを競う競技です。一発でバーをクリアーするチームが大半でしたが、なかにはなかなかバーを超えられないチームや風の影響もあり、キャッチに失敗してボールを遠くへ転がしてしまうチームもいて、ハラハラドキドキの場面が続く競技でした。
部活動対抗リレーは、「演芸部門」と真剣勝負の「本気部門」の二本立てでした。「演芸部門」では各部が趣向を凝らした出で立ちで参加。着順にはこだわらず、如何にウケるかが勝負のレースでした。「本気部門」では、陸上部が圧巻の優勝。見事な走りっぷりでした。
「綱引き(予選)」では、名勝負が続出。力と力の闘いは迫力満点。応援にも力が入りました。
体育祭練習 ~2日目~
練習は2日目となりました。前半は学年ごとの練習。最後はメイングランドに集まり、開会式と閉会式に備え、整列と準備体操の練習を全員で行いました。
本日も特進ハウスと3学年それぞれのハウスが、決められた場所で練習を展開しました。某学年の大玉競争の練習では、大玉がこぼれ落ちない態勢を組み、「バウンド最小限に抑え、頭上を移動させるのがベスト」と細部にわたる作戦が練られていました。その徹底ぶりに、勝負にかけるガチな意気込みが伝わってきました。メイングランドでは、シートの上にボールを載せた「謎の競技」に取り組む生徒たちが…。各学年各ハウスが、銘々の持ち味を活かした練習に取り組み、本番に備えました。
練習時間を終えると、全生徒が一堂に会し、メイングランドで整列場所の確認、準備体操の練習を行いました。
体育祭運営の指揮を執る吉村先生の指示で、全生徒の整列体系から、準備体操をする際の「体操の隊形」に開く練習が繰り返されました。動きが整ったところで、実行委員長猪俣くんの号令により、一斉に移動。ラジオ体操も猪股くんを手本に、全員の動きがよく揃っていました。
練習の最後に、猪股くんが「一人ひとりが全力を尽くし、思い出に残る体育祭をやりましょう」と生徒全員に呼びかけました。1年生に向かっては「初めての体育祭です。楽しい体験となることを願っています」。2年生へは「3年生になるのは、あっという間です。今年の体育祭を大いに楽しみ、最高の思い出を作って下さい」。3年生へは「最後の体育祭です。悔いが残らぬよう、一つ一つの競技を楽しみましょう」と、それぞれの学年に語り掛け、最後は全生徒に向けて「この体育祭は生徒全員で協力して成し遂げられるものです。一人ひとりが自覚をもってルールとマナーを守って盛り上がりましょう!」と言葉を結ぶと、大きな拍手が沸き起こりました。
体育祭練習 ~1日目~
『真心祭 体育の部』が10月28日(火)より開催されます。2,000名を超える生徒たちの一人ひとりが活躍できるように多くの種目を用意するため、2日間の日程で行われます。
体育祭は、文化祭に並ぶ本校の二大行事の1つです。練習も2日の日数を要し、本日はその第一日目となります。
全生徒が至真殿に集まり、今年度体育祭実行委員会の責任者を務める吉村先生より「競技中はルールを守り、観戦時、応援をするときにはマナーを守った上で、体育祭を大いに楽しんで欲しいです」と諸注意を受けました。全体会を終えると、3つの学年と特進コースが、それぞれ指定された場所へ移動し、練習を始めました。
いよいよ最後の体育祭を迎えることになる3年生は、人工芝グランドに集合。体育祭実行委員長を務める猪股龍司くんが「最後の体育祭になります。一人ひとりが全力を尽くし、思い出に残る体育祭となるよう全員で頑張りましょう!」と意気込みを伝えました。紫組団長濵田遥樹くんは「緑組、紫組、3年生のどちらかのチームが優勝できるよう、2日間の練習に真剣に取り組みましょう」と決意表明をし、緑組団長松本裕磨くんは「みんなで楽しんで盛り上がってやっていきましょう」と仲間の士気を高めました。
午前中から降り出した雨は最後まで降り続いてしまいました。外のメイングランドと人工芝グランドは影響を受けたものの、至真殿内(メインフロアー、柔道場、剣道場)、青雲館、至誠館は、予定通りに練習をこなすことができました。
練習風景は様々で、騎馬戦の騎馬を組むのに一苦労の場面があり、チームワークが勝負のスピード長縄は練習に思わず熱が入りました。綱引きや大玉競争などのレギュラー種目では、長年のノウハウを培った先生たちから細部にわたる作戦が伝授されていました。3年生の綱引きの練習では、「勝ったときの雄叫び」を上げる練習をして盛り上がっていました。
英語スピーチコンテスト ~地区大会~
10月8日(水)、英語スピーチコンテスト地区大会が開催されました。校内コンテストを勝ち抜いた4名が出場し、スピーチを披露しました。
今年度の『英語スピーチコンテスト木更津・市原地区大会』が、東海大学市原望洋高校にて開催されました。コンテストでは4つの部門が設けられ、同地区8校から代表生徒が出場し、それぞれの技能を競いました。
先月19名の生徒が参加して行われた校内コンテストでは、ゾウ チェンホイさんと梶山結衣さんが全学年スピーチ部門、新井穂花さんと相川真彩さんが2・3学年レセテーション(暗唱)部門へ出場し、校内選考を勝ち抜き本校の代表として地区大会へ挑みました。限られた練習時間の中で一人ひとりが全力で課題文に取り組み、英語でのスピーチの精度を磨き、立派なパフォーマンスを披露してくれました。その努力と成長に、大きな拍手を送りたいと思います。この素晴らしい経験を今後の英語学習に大いに活かしてくれることを期待しています。
コンテスト各部門結果
全学年スピーチ部門(2位までの2名が千葉県大会出場)
第3位 ゾウ チェンホイさん
第7位 梶山結衣さん
2・3学年レセテーション(暗唱)部門 (1位の1名が千葉県大会出場)
第2位 新井穂花さん
第4位 相川真彩さん
後期始業式
本日、至真殿にて後期始業式が行われました。
式の始まりには、生徒会長の沖くんから「先日の文化祭お疲れ様でした。どのクラスもハイレベルな企画を行っていて、学校全体が活気あふれる文化祭となりました」と、文化祭の成功と各クラスが動画データを提供したことに対して謝辞を述べました。そして「次に体育祭が控えています。クラスの枠を超え各色のチームとして団結できるよう、頑張っていきましょう。残り少ない行事を大切に、全力で楽しんで取り組むようにしましょう」と後期の学校行事にむけて生徒たちへ協力を求めました。
学校長は、始業式の直前に実施された避難訓練について触れ、「今回は予告をせず、みなさんが教室を離れている休み時間に訓練を実施しました。揺れが収まり、教室に戻ってから安全確認をした後、避難を開始するという流れでの実施でした。いつ大きな地震が起きるかわかりません。2008年に開校した本校の校舎は、いまでも十分な強度を保ち、震度7に達する地震にも倒壊することは絶対にない強固な建物です。パニックなどを起こさず、落ち着いて校舎内に留まれば、安全に過ごすことができます。いつ災害が起きても、それに備える意識を常に持って学校生活を過ごしてください」と防災に対して注意を喚起しました。
そして文化祭を振り返り、「前期の締めくくりとして、素晴らしい行事になりました。お願いした通り、自分たちが楽しむだけでなく、3,000人近い来場者に楽しんでもらえた、とてもよい文化祭になり、多くの方々からお褒めの言葉をいただきました。一人ひとりが自分の役割を果たし、一つのものを創り上げるという、この上ない経験ができたことと思います」と生徒たちの奮闘を讃えました。
最後に「そして、今日から後期が始まります。間もなく中間試験があり、その後には体育祭が続きます。勉強に部活動に、その時々にしなければならないことに適宜取り組み、後期の学校生活が充実したものになるように過ごしてください」と、後期に向けての心構えを整えるよう伝えました。
文化祭 ~2日目~
文化祭2日目、今年度文化祭は、いよいよクライマックスを迎えました。一般公開となった本日は、週末ということもあり、多くの来場者で賑わいました。
未明の驟雨が季節を進めてくれたのか、少しだけ秋めいた朝となりました。駅前バスターミナル、始発のスクールバスはほぼ満員の状態で学校に到着。文化祭への生徒達の意気込みを感じる登校風景でした。
9:40の開演時間には、入場門前に長蛇の列が伸びていました。本日の来場者数は大台を超えて、2,369人に達しました。昨日の来場者数と併せて、開催期間中2,919人と、じつに大勢のみなさまに来場していただきました。
文芸同好会は、今年も高座を設けて古典落語を上演しました。和服の出で立ちで出囃子に乗っての登場は本格的で、見事な話しぶりは、素人芸の域をはるかに超える名演でした。演目は「疝気(センヶ)の虫」。医者が夢の中で、病気の原因となる疝気の虫を捕まえ、その弱点を聞き出す、という滑稽話でした。
今年は、異種ジャンルをクロスオーバーするコラボ企画が目白押しでした。フラワーアレンジメント部と箏曲部のタッグでは、活花と琴の音色が同時に楽しめる、贅沢な空間を演出しました。屋外ステージでは、美術部と書道部がそれぞれ和太鼓部と共演。和太鼓部が全力で演奏するのと同時進行で、美術部はアクションペイントで創作パフォーマンスを披露。書道部も力強く太い筆を操り、達者な筆裁きでメッセージ性の高い作品を仕上げました。
屋外ステージ、プログラムの最後を飾ったのは、吹奏楽部にチアリーディング部と硬式野球部が加わった、野球応援メドレーでした。「かっ飛ばせー木総!」とこだまする掛け声、チアリーダ達と野球部員達の息の合った振り付け。何もかもが夏のスタジアムを彷彿させる、全力パフォーマンスで文化祭の幕が閉じました。
今年度の「真心祭 文化の部」は、大変盛況のうちに終了することができました。3,000人に迫る来場者を迎え、無事終了できたのは、ひとえに来場されたみなさまの、ご理解とご協力の賜だと感じております。
今後も、地域のみなさまとの繋がりを深めながら、誰もが楽しめる、安全・安心な文化祭を心がけて参ります。来場されたみなさまに感謝しております。誠に有り難う御座いました。
文化祭 ~1日目~
いよいよ、令和7年度文化祭、『第23回 真心祭 文化の部』の幕開けを迎えることとなりました。真夏日再来の晴天となり、校舎内には、汗だくで動き回る生徒たちの姿がありました。
今年度は、クラス企画55、文化部・同好会の発表・展示が25、選択授業等による発表・展示が7、合計87の企画が、教室や体育館、屋外ステージで、旺盛な活動を展開しました。クラス企画では、射的やボーリング等のアトラクション系。禁が解けて、取り組むクラスが急増したお化け屋敷などが目立ちました。1年生では、演劇にチャレンジしたクラスがありました。クラスの総力を結集した熱演は、千客万来の公演となりました。
至誠館では、シミズオクト提供の音響機器が威力を発揮し、重低音が轟くバンド演奏で観衆総立ちのステージとなりました。
生徒たちのたぎるエネルギーの震源地となる屋外ステージでは、ダンス部がめくるめくパフォーマンスを繰り広げ、本校最大のビッグバンド、吹奏楽部が魅惑の演奏を届けました。和太鼓部と演劇部が異色のコラボを組みました。和太鼓による迫力の演奏を背景に、演劇部が殺陣(たて)の演技を披露。初のコラボは、名場面の連続となり、迫真の斬り合いが観客を沸かせました。合唱同好会はたった二人で歌唱を披露。青空に澄み渡る歌声に、観衆は魅了されました。
3年生の模擬店は、順調に売り上げを伸ばし、ほとんどのクラスが終了時刻を前にSOLD-OUTとなりました。
本日は、生徒のご家族限定の公開日となり、およそ680名の来場者がありました。週末となる明日は一般公開され、事前予約された方は、2,000名を超えています。大勢のみなさまの来場に、生徒一同心を躍らせております。
文化祭準備 ~最終日~
本日、文化祭準備期間の最終日を迎えます。明日からいよいよ2日間の日程で、文化祭が開催されます。
クラス企画の準備も大分進みました。最後の文化祭となる3年生は、全クラスが模擬店を開き、来場者に飲食物を提供します。多くのクラスが調理の練習を兼ねて、試作品を作り始めると、廊下に美味しい臭いが立ち込めます。隣のクラスの人にも味見をしてもらい、最後まで試行錯誤を繰り返し、本番に備えます。
模擬店では、26日(金)の支払いは現金のみ。27日(土)は、auPAYか本校が発行する金券での支払いとなります。3年生のクラス代表と担任が昼休みに集まり、生徒会担当の吉田先生から、支払方法をレクチャーしてもらいました。
放課後には、設置されたばかりのステージで音響のチェックを兼ね、各団体が入れ替わり立ち替わりリハーサルを実施。
下校時刻の18:00には多くのクラスが企画準備を終えているようです。ギリギリまで作業を続けるクラスがちらほら。日没が迫ります。
ステージ設置
昨日から2日間にわたり、ステージ設置作業が行われました。お馴染みのシミズオクトのみなさんが多くの機材を搬入し、びくともしない頑丈な骨組みを組み上げていきました。今年は、至真殿大階段下の屋外ステージに加えて、至誠館内にもステージ(7×5.6㍍)が設けられました。就職指導部が主催する、インターンシップに参加してくれた有志22名の生徒たちが、作業のお手伝いをしました。
作業手順の確認やケガを防ぐため、生徒たちは事前に詳しく説明を受けます。安全面では万全を期して、白いヘルメットにつま先を覆うトウガードをお借りして作業にあたります。
シミズオクトからは、延べおよそ70名のスタッフの方々に来校していただきました。作業着のベルトにたくさんの工具をぶら下げ、いかにもガテン系のみなさんです。10名を超える女性スタッフのなかには、本校卒業生高石琉々さんの姿がありました。ベテランスタッフと肩を並べ、颯爽とした作業振りを見せてくれました。
屋外ステージの後方に巨大コンテナが横付けされると両側の壁が開き、何と!驚きの可動ステージが姿を現しました。横幅9.74㍍、奥行7.31㍍、高さ5.5㍍。風速50㍍の強風に耐える性能があるそうです。さらに、可動ステージの両翼それぞれに3㍍超の拡張域があり、全体では横幅はおよそ16㍍、奥行14㍍。コンサート会場もかくや、と思わせる堂々のステージが出来上がりました。
太田門から上がる坂の上には入場門がそびえ、来場者を迎い入れる準備も完璧です。プロの技術とノウハウが、キラリと光る文化祭になります。インターンシップ参加生徒には、木更津名物BBQ弁当のオマケつき。秋の澄んだ青空の下で、最高のお昼を満喫しました。