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ベトナム語学研修 ~現地レポート・最終日~
本日は研修を締めくくる最高の1日でした。
これまでの疲れも溜まっているため、ホテルのチェックアウトをお昼の12時にしました。
疲れた生徒はここでゆっくりと休み、体力の余っているものはホテルのプールを存分に楽しみました。12時30分、無事にすべての部屋のチェックアウトを終え、最後にダナン三日月の責任者の方に、5日間お世話になったお礼のご挨拶をしました。その際、「ベトナムに限らず、どの国に行ってもそこで見えてくるものは1回目と2回目では全く違います。だから1回だけではなく、2回3回と渡航したうえでその国を理解する国際人になってほしいです」と、海外での研修を終えようとする我々にふさわしいお言葉を返していただきました。
ホテルをバスで発ち、GOマートというショッピングセンターで各々昼食を摂り、観音様と絶景を一望できることで有名なソンチャ半島、ミーケビーチ、ベトナム雑貨を取り扱うお土産屋さんなどを巡りました。
あっという間に最後の晩餐の時間となり、Golden Dragonというホテルのレストランで最後のベトナム料理を頂きました。ここでは1年生の男子生徒に乾杯の音頭を取ってもらい、それぞれのテーブルで、それぞれの思い出を振り返りながらとても賑やかな夕食となりました。
食事を済ませ、余裕をもってダナン空港に向かいました。全員が搭乗手続きを終えると、今回の研修をずっとサポートしてくれたビックさんと、記念に写真を撮りました。なかには涙を流しながら「元気でね」と別れを惜しむ生徒もいました。
全員が出国審査と保安検査を終え、搭乗までは1時間半ほど時間があったので、空港内で自由時間とし、現地時間0時15分ごろ、全員を乗せた飛行機は空港を飛び立ちました。私自身、疲れのせいかフライト中のことはおぼろげな記憶しかないのですが、トイレで立ったついでに生徒の様子を見に行きました。全員が一見どこにいるかわからないほどぐっすり寝ていました。
日本時間7時15分無事成田空港に着陸し、8時ごろに解散をしました。
この研修で何を感じ、何を学んだかは夏休み明けに振り返る予定です。間違いなく言えることは、彼らにとってただの旅行で終わらなかったのは確かであると思います。
ベトナム語学研修 ~現地レポート4日目~
本日は、このベトナム研修の醍醐味ともいえる1日でした。
今朝は8時半に集合し、ダナン大学で日本語を学ぶ学生たちと交流をしました。まずは互いの通う学校がある市の紹介と学校の紹介をしました。
本校生徒は何週間も前から準備を重ね、プレゼンテーションに臨みました。その甲斐あってとても素晴らしいプレゼンテーションを披露することができました。
その後、4人一組の10グループを作り、グループワークを行いました。それぞれ自己紹介をし、グループ名を決める時間がありました。その際、全員が互いに相手を知ろうと前のめりになっている姿を見ることができました。グループ名の発表の際には全員で声をそろえて発表するグループもあり、早くもチームワークを発揮していました。
今回の課題は、「ダナンに来る日本人に対して、観光のおすすめをプレゼンしなさい。ただし、グルメ以外とする」という、なかなかの難問でした。そもそも、旅行や異文化理解で必須となる「食」を抜きに考えるのは、相当難しい取り組みになることが予想されました。昼食の時間が迫っているという事情もあり、当初1時間あったグループワークの時間が40分に削られた状況で懸命に共同作業に取り組み、なんとか時間内にすべてのグループが資料の作成を終えました。
いよいよ発表となると、それぞれがパワーポイントを駆使して、おすすめの観光地を紹介してくれましたが、短時間で作ったとは思えない、クオリティーの高いものになりました。全員一列に並び「よろしくお願いします」と声をそろえて挨拶をする様子や役割を決めてスムーズに進行する光景を見て、生徒たちは研修前よりも格段に成長していることが実感できました。
10グループの中から最も優れたプレゼンテーションが選ばれました。栄えある1位は、1年生と3年生ペアの「たこ焼きグループ」でした。SUP(ボード上に立ちパドルを漕いで水面を進むアクティビティ)に焦点をあててダナンビーチの魅力をアピールした構成が好評を博し、学校長からも高く評価されました。
ダナン三日月での昼食を終えると、14時から日本とも歴史的なつながりのある、古都ホイアンへ向かいました。19時までの自由行動では、それぞれのグループの大学生が、おすすめのスポットへ高校生を案内してくれました。後の報告によれば、日本橋(「来遠橋」16世紀末日本人町の住民によって建造された橋。1999年世界遺産に登録)を見学したり、灯篭流しを体験したり、名物料理を食べたりと、たくさんの経験をさせてもらったようです。
ホテルへの帰路、疲労もあったはずですが大学生と談笑しながら、日本の手遊びを楽しむ姿がありました。お別れの時、互いに代表者が挨拶をし、写真を撮ったり、ハグをしたりして別れを惜しむ姿を見て、日越のかけ橋の萌芽が生じる瞬間を見た思いがしました。今回のささやかな交流が、将来さらに大きな交流へと発展してくれることを祈りたいです。
ベトナム研修ついに最終日! ~生徒レポート~
本日の予定は12時にチェックアウト、12時30分からGO!DANANGというスーパーマーケットで昼食をとり、その後移動してお土産屋さんでお買いもの、ハンチャ島で観光をして、最後はミーケビーチへ行き景色を楽しんで夕食をとり、その後空港へいくという予定です。
12時集合なので朝早く起きてプールへ行ったり、ゆっくりと最後の朝食を楽しんだりと、各々ホテルでの最後の時を過ごしました。集合時間になりと口々に「帰りたくない」という声が聞こえ、私も友人と帰りたくないと話し合っていました。昼食と買い物を終えると、次にハンチャ半島の観光です。こちらには最近できたお寺があり、大きな白い仏様で有名です。ベトナムでは台風が一年に15以上来るそうです。台風の影響は甚大で、風雨は街に大きな被害を及ぼします。そこでこのお寺が建てられたそうです。このお寺で人々がお祈りをするようになると実際に台風の威力が弱くなり、その被害が減ったそうです。霊験あらたかなこのお寺には多くの人々がお祈りに来ます。実際に私たちが訪れたときも多くの参拝者が来ていました。私たちもお祈りをしました。そこはいわゆる聖域とされる場所なので、短いスカートやハーフパンツをはいている人はお祈りの前に腰にまく長いスカートのようなものを巻かなければいけませんでした。内装も外装も華やかでとても美しい場所でした。人々がお祈りをする姿を見ると、たくさんの人々がこの寺院をいかに大切にしているかを実感しました。
次に向かった先はミーケビーチです。ミーケビーチでは多く人が海に入り遊んでいました。私たちはこのあと空港に向かうのでガッツリ遊ぶというわけにはいきませんでしたが、最後のベトナム観光なので、各々写真を撮ったり足だけ海に浸かったりと最後まで楽しんでいました。そしてその後レストランで夕食をとり、空港へ向かいました。
今日のことを含めベトナムでの日々を思い返していると、バスはあっという間に空港に到着。空港内に入ってそのままの流れで出国審査を抜け、あとは飛行機を待つだけになりました。旅の仲間たちとベトナムでの思い出を話しながら飛行機の搭乗時間を待ちました。あんなことが楽しかった、これがもう一回したいなど、たわいもない話をしました。その後無事に家へ帰りました。
この5日間はとても短い5日でした。いろんな経験をたくさんしました。決してすべてのことが上手くいったわけではありません。しかし上手くいかないことからどのように行動すれば良いかを学ぶことができました。苦しかった思いがあったからこそ、全てのことを全力で楽しむことができました。今は、楽しかったという気持ちでいっぱいです。このような機会に恵まれてとても感謝しています。行ってきていいよと背中を押してくれた両親、引率してくださった先生やガイドの皆さん、交流してくださった現地の方々、感謝してもしきれません。この経験や思い出は一生忘れません。そしてこれまで得てきたことを今後の人生に活かしていきたいと思います。
ベトナム語学研修 ~生徒レポート4日目~
ベトナム研修、今日で4日目(7月17日)です!残すところ今日を含めあと2日になりました。少しずつなごり惜しい気持ちが芽生え、帰国のための荷造りがなかなか進みませんでした。残りすくない日数の中で今日の予定はダナン大学の学生と交流、及びホイアン観光です。
朝食を食べその後すぐにホテル三日月で、日本語を専攻している大学生と交流が始まりました。全10班、4人で一班です。そのうち2人は大学生で私たち高校生1人に対し、大学生の方が1人という人数構成でした。同じ班になるメンバーはくじ引きで決まり、お互い初対面の状況から交流が始まりました。
最初はグループのプレゼン活動です。このプレゼン活動はダナン市にあるおすすめ観光スポットを調べ、紹介するというものです。その後お昼を一緒に食べ、午後からホイアン観光です。ホイアンまでバスで向かいそこからプレゼン資料を作った班で各自自由行動でした。ホイアンでは大学生の方が案内をしてくれました。おすすめの観光スポットや街並みが綺麗な場所を厳選して紹介してくれました。ホイアンには新しいお店もたくさんあるのですが、街並みには独特の特徴があり、どこか懐かしさを感じる雰囲気があります。赤い花を咲かせているサルスベリと色鮮やかな提灯が、街の風景に彩りを添えていました。
ホイアンは古い歴史を持つ都市なので家や建物には時代を経た古いものがあると、大学生の方に教えてもらいました。祖父祖母の世代からさらに時代をさかのぼる建造物もあるそうです。街並みから感じる特徴的な馴染み深さは、古いつくりの家々から生まれているのかもしれません。明るいうちは暑いため人影が少なかったのに、日が沈むと急に多くの人出で賑わうようになりました。黄昏時が過ぎると、また雰囲気がガラッと変わりました。群青色の空を色とりどりに飾る赤やオレンジ、青などの提灯、人混みの中に映える華やかなお店のネオンの看板、川に流れる舟の優しいろうそくの色など、明るく人を包み込む雰囲気から、人を惹きつける妖しい魅力を放つ雰囲気に変わりました。その魅力に私も虜になりました。みなさんにも是非ホイアンを訪れ、この魅力を直に体験してほしいです。
大学生との交流は楽しく思い出深い体験となりました。みなさんはとても優しく、街の案内ばかりでなく、時には通訳となり現地の人達とのやり取りを手伝ってくれました。私たちの質問にも丁寧に答えくれたおかげで自分達だけではわからなかったことをたくさん経験することができました。今回の交流や観光では、実際に異国の街を散策することの楽しさを知り、異文化に囲まれた街で過ごすことに魅了されました。いつの日か、このワクワク、ドキドキする感覚をもう一度体験したいという気持ちがとても大きくなりました。
明日は最終日です。悲しいですが明日も全力で取り組めるようしっかり体を休ませたいと思います。
ベトナム語学研修 ~生徒レポート3日目~
語学研修も三日目になり、研修期間も折り返しになりました。ベトナムの街の雰囲気にも慣れてきて研修日初日よりも肩の力が抜けてより一層全力で楽しめるようになってきました。本日の予定はカヨン族の方々と交流です。交流の内容はカヨン族と伝統舞踊を踊る、カヨン族の身につけているビーズアクセサリー作り、カヨン族の生活体験です。少数民族との交流という日本ではあまりなじみのない言葉に対し内心とてもわくわくしながら、それと同時に相手の文化や暮らしについて知ろうとしすぎて失礼なことをしてしまわないかと少しばかり緊張をしていました。
緊張と興奮が混じる中、ホテルから2時間以上かけてカヨン族の住む街へ2台の小型バスで向かいました。目的地までの行程は、それはそれは険しく狭いでこぼこ道で、まるで遊園地のアトラクションに乗っている感覚でした。建設途中の橋の脇にある曲がりくねった側道を通ったり、窓も開けられないくらいの距離で車とすれ違ったり、まさにスリル満点の道のりでした。そんな道を無事に通り抜けてついにカヨン族との交流がスタートしました。少しドキドキしながらバスを降りるとそこにはカヨン族の方々がすでに待機されており、温かい拍手と一緒に出迎えてくださいました。
到着後カヨン族の方々がウェルカムダンスを披露してくださりその後もビーズアクセサリー作りでも1つ1つ丁寧に教えていただき、自分のお気に入りのアクセサリーを作ることができました。またカヨン族の生活体験では実際に家の中に入りどのように生活しているかを身振り手振りで一生懸命に教えてもらえたおかげで多くのことを知ることが出来ました。
みなさんから丁寧で友好的な対応で接していただいたので、最初にあった緊張が次第に解けていくのが分かりました。最後にはカヨン族の方々と交流し、彼らの文化や暮らしを直に体験できたことの嬉しさだけが残りました。
ホテルに帰ってもその興奮は冷めやらず、ビーズアクセサリー作りで頂いたネックレスやブレスレットを見ては今日体験したことを思い返しました。そして、この研修がいかに私にとって大切な経験であるかを感じました。知らないことを知ろうとする。知らない言語・文化を体験する。単純かもしれませんが機会に恵まれないとできないことの1つだと思います。しかしその経験がいかに人生においてとても大きいものになること私は身を持って体験しました。知らなくてもいいかも知れない、でも自分の知見を広げ経験を培うには知らなくていいことを知ることが意外と重要であることを改めて実感し、今後もたくさんのことを経験したいと強く思いました。 明日はダナンの大学生との交流および市内観光です。今からでもとてもわくわくしています。明日もとても楽しみです。
ベトナム語学研修 ~現地レポート3日目~
米本先生から、7月16日(水)の報告です。
「本日は、言語は人と繋がるための鍵であり、互いを理解し合うための単純かつ重要なツールであることを実感した1日でした」
今朝は、8時に2台のバスで出発し、ダナン南方の山奥にある少数民族、カヨン族の村に向かいました。この村は、FIDRという日本のNGOが開発援助を行っており、今回初めて観光地デビューしたそうです。片道3時間ほどかかる道中では、大型バスが通れないほど狭い道でダンプとすれ違い、まるでジェットコースターのように起伏の激しい山道は未舗装の部分が多く、路面の凸凹に悩まされました。
村に到着したのは11時を過ぎていました。すでに気温がかなり上がっていたため、バスを降りた途端、滝のような汗が流れました。そんな中、カヨン族のみなさんが我々の到着をダンスで歓迎してくれました。私たちがその踊りの輪に加わることが、交流のスタートとなりました。歓迎のダンスが終わると、早速ビーズ作りを体験しました。ビーズはカヨン族の伝統工芸品で、ネックレスやブレスレットなどの装飾品として用いられています。カヨン族の人達はベトナム語で説明するので、ガイドさんの力を借りながらの作業となりました。悪戦苦闘の末、なんとか全員が世界で一つだけのブレスレットを完成させることができました。昼食では、現地の料理を堪能しました。ちまきをはじめ、周辺の山菜炒めや竹の子と豚肉炒め、豚の串焼きなどたくさんの料理をご馳走になりました。囲炉裏を囲んでの食事が功を奏し、次第に打ち解け話が弾みました。さっきまで会話ができずに苦戦していた生徒たちが、聞きたいこと一つひとつをベトナム語でなんと言うのかをガイドさんに聞きながら、なんとか仲良くなろうとしていました。生徒たちの探究心とチャレンジ精神は私も見習わなければと思いました。
午後は、男女に分かれてカヨン族の生活体験をしました。彼らはいまでも伝統的な高床式の家に暮らし、臼と杵で精米したコメでちまきを作っています。生徒たちは慣れない手つきで玄米を杵で突いていましたが、力が弱すぎるとやり方を教えてくれた女性から笑われてしまいました…。暑い陽射しの中でしたが、狩猟用のクロスボウで矢を射たり竹かごを編んだり、みんな初めての体験に夢中で取り組んでいました。なんでもスーパーの棚に並んでいる日本の生活とは違い、全ての営みを自らの手で行うカヨン族の生活から、生徒たちは強い刺激を受けた様子でした。
いよいよお別れという場面では、皆握手やハグを交わしながら別れを惜しんでいました。その光景は、互いを理解し合おうとする姿勢が他国の人々との絆を生み、言葉の役割が不可欠であることを再認識させるものでした。生徒たちが、カヨン族の同年代の子どもたちから、たくさんベトナム語を教えてもらっていた場面が大変印象的でした。
夜はロッテマートで食事を摂りスーパーで買い物をして、20時ごろホテルに戻りました。そこから22時ギリギリまでプールで遊ぶ生徒が多くいましたが、今日は絶対に疲れていると思うので、明日のダナン大学生との交流に備えて、ゆっくり休んで欲しいです。
ベトナム語学研修 ~生徒レポート2日目~
参加生徒の新井さんからの第二報です。
ベトナム研修の記事です 7月15日、ベトナム研修二日目です!ホテルにとまって一日目、朝のホテルのベランダからは輝く太陽と海が見え、その景色はとてもきれいでした。朝ごはんはホテルのバイキングで様々な種類のご飯がある中、自分の好きな朝ごはんを食べて一日がスタートします。本日はダイワ精工ダナン工場訪問その後ダナン市内にある支援センターで交流。その後ホテルに戻ったらホテルのウォーターパークで各自好きなように遊ぶという日程でした。
はじめはダイワ精工ダナン工場の訪問です。この工場では釣具のリールを製造している工場です。工場では普段は知ることのできない製造現場を、解説を聞きながら回りました。このベトナムの工場は製品の普及化を担っている工場であるため多く製品を比較的に安い値段で製造している工場だそうです。多くの部品が並び大きな機械もたくさん設置してありました。工場と聞くと全て機械が製造していると思っていましたが、こちらでは機械で効率化を図りながら、必要な工程はしっかり人の手によって作業が行われていました。大量生産とは言え、1つ1つ製品に対して真摯に向き合い、人と機械が適材適所で活躍している印象でした。説明の中で「たくさん作るからといって1つ1つの品質をおざなりにしているわけではありません」という言葉を聞きましたが、その言葉の以上に工場の皆さんが素晴らしいお仕事していると実感することができました。クオリティも製造の量も追求する姿にとても感銘を受けました。
次は支援センターに向かう前にお昼ご飯です。ベトナム料理のレストランでご飯を食べました。そこでは校長先生がお昼ご飯をごちそうしてくださいました。生春巻きや焼き春巻など馴染みのある料理もありましたが、だからと言って全て日本と同じ味ではなく食べたことのない味を経験できました。またその中でも私のお気に入りのご飯は自分で巻いて作るバインセオです。見た目は味が濃そうな感じですが、思っていたよりさっぱりと食べられました。具材をライスペーパーに乗っけて食べるので、自分で量を調節できるし苦手な物はそれを省いて食べられます。バインセオを含めほかの料理もとてもおいしかったです。
最後に支援センターです。 支援センターではけん玉や風船で一緒に遊びました。言葉が通じないもの同士でしたが、ボディランゲージや音楽を通じてこころを通わせることができたと思います。言語が使えるか否かよりもコミュニケーションをとろうとする気持ちが大切だと感じました。
その後はホテルのウォーターパークで各自自由時間を過ごしました。ナイトプールもとても素敵で写真映えもするのでとても思い出に残りました。明日以降行く機会があるのでまた全力で遊びたいと思います。
ベトナム語学研修 ~現地レポート2日目~
引率の米本先生から、レポートが届いています。企業や施設を訪問し、様々な体験を通して
精力的に学んでいます。7月15日(火)の様子です。
本日は、今までの何倍も視野の広がる1日でした。
ベトナムとは2時間の時差(ベトナムが2時間遅れ)があり、今朝はそのせいか、みんな早起きだったそうです。実際、私も現地時間の朝5時に目が覚めました。
午前中は、リールなどでお馴染みの釣り具メーカー、ダイワ精工ベトナム工場に伺いました。始めに、今やグローバルブランドとなったダイワ精工を傘下に収める、GLOBERIDEについてご説明いただき、ベトナムに工場ができた経緯などを教えていただきました。その後、工場見学ツアーに行き、一つひとつの製品に対するこだわりなどを教えていただきました。最後に、10人近くの生徒からの質問に丁寧に答えていただき、実際に海外で働くには自分に何が必要なのか、高校生としての今の貴重な時間をどのように使うべきなのかがはっきりと見えてきたかと思います。
お昼にはダナンでは有名なマダムランというレストランに行きました。そこでは定番のベトナム料理である生春巻きやフォーなどたくさんのローカルベトナムを堪能しました。
午後は、ダナンにある福祉施設を訪問しました。この施設はこれまでに2度訪問していますが、今回もとても温かく迎えてくださいました。日本からは駄菓子を持参して食べてもらったり、けん玉で遊んだり、風船を一緒に膨らませてヨーヨーを作ったりしながら交流を深めました。また、誰でも知っている有名なK-POPを流して一緒に踊ったりと、とても賑やかで、ついさっき初対面したとは思えないほど仲を深めておりました。施設を離れる際には、別れを惜しんでハグをしあう姿が見えました。
現地時間の16時30分ごろホテルに到着し、生徒たちはダナン三日月の見どころであるウォーターパークに走っていきました。
明日は、ベトナムの少数民族であるカヨン族の村に伺います。昨年は、引率の米本が大学生の時にも訪問したカトゥー族の村に訪問したのですが、今年はベトナムでの大雨の影響でカトゥー族の村に行く道が通れないとのことで、急遽似た文化を持つ別の村を訪問することとなりました。また別の村に訪問できるのは、米本にとってもうれしいです。1日かけて村を訪問するので、今日の疲れが残ったまま行ってしまったら体調を崩しかねませんので、今日も全力で楽しみつつも、ゆっくり休んでもらえればと思います。
ベトナム語学研修 ~生徒レポート1日目~
語学研修の現地レポートは、参加生徒の新井穂花さんからの協力を得て、記事と写真を提供してもらっています。10代の感性が光る、なかなかの力作です。
ついに待ちに待ったベトナム研修! 7月14日朝の6時45分に成田空港に集合し、9時発の飛行機にのって向かいました。台風5号が接近し雨が強くなり、一時どうなるかと思いましたが、無事出国することができました!長時間のフライトで、かなり体力を持ってかれましたが、とても美味しい機内食や、丁寧な接客のキャビンアンテンダントさんのおかげで快適に過ごせました! ベトナムにつくと日本とはちがう、重たい湿気のある暑さ、肌を突き刺すような日差しを感じ、また見るところ見るところ、読めない言語の看板や見たことのない植物などがあり、今まで見たことない世界が広がっていました。ついに無事にベトナムに着き、初めて訪れた国への不安や緊張、そしてそれと同じ位のわくわくを胸に秘め、海外研修一日目がスタートしました!
ベトナムに到着した日から研修の一日目が始まります。最初に向かった先はダナン大聖堂です。ピンク色の壁が特徴の大聖堂、思っていたより素敵なパステルカラーのピンクで思わず「カワイイ」という言葉がでてしまいました。仏教色の強いベトナムのイメージからかなりかけ離れているものですが、実はベトナムでは仏教の次にキリスト教が広まっているらしいです。そこには今までのベトナムという土地がどのような歴史を持つのかが鍵になっています。日曜日はミサがあるため見学ができないそうです。
次に向かったのはチャム彫刻博物館です。ここではベトナムの古代チャンパ王国の遺跡を間近で見ることができます。古代文明と聞くと中国やメソポタミア、インダスなどが有名ですごいと思っていましたが、この古代チャンパ王国の遺跡もとても素晴らしく、印象にのこるものでした。造形の細部までも確認できるくらい、遺跡を間近で見ることができました。どのような出来事があったのか、その遺跡の歴史を肌で感じる事ができます。歴史が苦手と感じている人も、ぜひ行ってみてほしい場所です。
次は五行山です。ここはとても高い山で上へ登るのに専用のエレベーターを使ってある程度の高さまで行きそこから徒歩で山を登りました。暑さで汗を滝のように流しながら少しずつ山を登りました。その高さ故の絶景はもちろん、様々な場所がとても美しく写真を撮る手が止まらなかったです。その山にはお寺や洞窟などがあり神聖で厳かな雰囲気のある場所も多く、不思議とこころが落ち着くような場所でした。絶景好きの方や体力に自信がある方はぜひ行ってほしい場所です。
次はドラゴンブリッジを見に行きました。金色に輝く躯体は川の端から端をつなぎ、威容を誇るその姿は、まさに圧巻そのものでした。正直予想していたよりすごかったです。
最後はご飯調達です。自分たちで用意しなくてはいけないご飯は自分で買いに行き、調達します。場所はGoMARTです。そこはフードコート、スーパーなどがあり自分が食べたいものをしっかり買えました。 その後はホテル三日月に行きこれからの研修のため体を休ませました。 以上が一日目の研修になります。これからの研修もとても楽しみです!
ベトナム語学研修 ~現地レポート1日目~
昨日、日本を発った語学研修引率の米本先生から、早くも出発と現地の様子をレポートしてくれました。
7月14日(月)日本時間6時45分、成田空港にて海外研修参加者全員が集まりました。チェックインが混み合っていたこともあり、慌ただしく保護者とお別れをする姿がありました。 その後、保安検査をトラブルなく通過し、無事に全員が搭乗することができました。中には初めての海外渡航という参加者もいて、不安と興奮が入り混じった表情を浮かべる生徒もいました。
飛行機は予定通り、9時過ぎに離陸。現地時間12時40分にベトナムダナン空港に着陸しました。機内では、早速、学校で習った英語で飲み物や食事を注文する機会があり、不安ながらも思い切って知っている単語を使う姿を見ることが、英語科教員としてはとても嬉しく、印象的でした。入国後は昨年の研修も担当してくださった現地ガイドさんと合流し、予定通りダナン大聖堂、チャム彫刻博物館、五行山、ドラゴンブリッジ等を観光しました。雨の心配もありましたが、我々を歓迎してくれているかのように晴れていました。照りつける異国の太陽の下で、生徒たちは一生懸命パワースポットの五行山に登りました。
その後、ドラゴンブリッヂ近くで各自記念撮影をし、ヴィンコムプラザのフードコートで各々好きな夕食を摂りました。自分の知らない土地で自分の好きなものを食べ、日本とは全く雰囲気の違うスーパーで買い物をした経験は、計り知れない価値があるかと思います。
夕食後はダナン三日月ホテルに向かい、甲斐さんと小林さんが参加生徒を代表してホテルのスタッフのみなさまに挨拶。各自の部屋に入りました。中にはこの貴重な時間を無駄にしたくないと、野外プールに走って行った者もいました。明日はダイワベトナム様、福祉施設への訪問です。寝坊をしないよう、しっかり体を休めて明日に臨みます。
終業式
明日から始まる待望の夏休み、全生徒が至真殿のメインフロアーに集い、終業式が行われました。
生徒会長の沖君が、「明日から夏休みが始まります。人生で過ごす夏休みはもうあと少ししかありません。この約50日間をどのように使うかがとても大切になるでしょう。多くの思い出を作ったり、受験に向け猛勉強したり、何もせずただ夏休みが過ぎてしまったと言うことが無いように1日1日を大切に過ごしていきましょう。 そして、夏休み明けの始業式の日には選挙を行う予定です。立候補してくださったみなさんありがとうございます。選挙についての詳しい説明は当日行いますので、よく話を聞きましょう」と挨拶をしてくれました。
学校長は、ディズニーランドへのバス遠足、初の生徒立案企画のドッジビー大会、めざましい部活動の活躍等を振り返り、「2,100名という多くの生徒で始まった‘25年度は、4月からの授業や学校行事をすべて予定通りに終えて、明日から夏休みに入ります」と生徒達に語りかけました。
「文化部のインターハイ」と呼ばれる高等学校総合文化祭に千葉県代表として出場する和太鼓部、クイズの全国大会『高校生クイズ』に、やはり千葉県代表で出場するクイズ研究同好会に触れ、「文化的な活動でも全国レベルの活躍をする生徒達がいることは、まさに本校の面目躍如です」と賞賛しました。
硬式野球部、軟式野球部、吹奏楽部には「これからが本番です。この夏がよい夏となるよう、全力を尽くしてよい成果を持ち帰ってほしいと思います」と激励の言葉を贈りました。
野球応援に参加する生徒達へは、「応援委員会と多くの有志からなる応援団が、球場に駆けつけて応援します。木更津総合高校が一体となって夏の大会を戦います。みなさん、応援頑張りましょう」と一致団結を呼びかけました。
最後は全生徒へ向けて「こんなに長い期間休めるのは、学生でいる間だけです。受験勉強や部活動の練習に励む人は、精一杯取り組んでほしいです。特に目標がない人についても、規則正しい生活を送り、夏の課題に取り組み、無為に過ごすことが無いようにしてください。事故や犯罪に注意して50日間を無事に過ごしてください。8月28日には誰一人欠けること無く全員がここに集まってほしいと思います」と講話を締めくくりました。
夏休みを無事に過ごすために ~千葉県警内房地区少年センター~
本日は、千葉県警内房地区少年センターより上席少年補導専門員の三縄様が来校され、高校生が夏休みを無事に過ごすために、というテーマで講演をしていただきました。
三縄さまは、まず「明日から夏休みを迎えるということなので、みなさんが犯罪の加害者や被害者にならないために、ということに焦点を当ててお話をします」と、生徒たちへ丁寧な口調で話しかけてくださいました。18歳から成人年齢に達する高校生は微妙な年齢帯で、重篤な罪を犯し警察に補導・逮捕された後、18歳未満であれば保護観察や少年院送致などの処分が下ることがあります。また、18歳以上であれば、罰金刑・拘禁系など成人と同等の処罰を受けることがあるそうです。「犯罪が発生すれば、被害者は大変辛い経験をすることになります。加害者本人も当然厳しい境遇に陥り、家族特に保護者は重い責任を負うケースが少なくありません」と厳しい警告が続きました。
非行を犯した少年たちから話を聞くと、「悩みを抱えていた」「気持ちが不安定だった」そして「誰にも相談ができなかった」と訴える人がいるそうです。三縄様は、「健全な方法で問題を乗り越え、犯罪に手を染めずにトラブルを解決すること。自分で解決できなければ、必ず誰かに相談すること、この2つを是非学んでほしいです」と強く訴えました。
夏休みに入ると、学校の束縛から解かれ自由な時間が増えることから、飲酒・喫煙、深夜徘徊等から生活が乱れてしまう高校生がいます。不良行為に対する心理的なハードルが徐々に下がり、いつの間にか犯罪へエスカレートしてしまうケースが多いそうです。
「落書き」は器物損壊、3年以下の拘禁刑または30万円以下の罰金。「万引き」は窃盗、10年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金です。聞き慣れた言葉ですが、改めて法に照らしてみると、決して軽い犯罪ではないことがわかります。
オーバードーズや違法薬物の蔓延。思わぬことから加害者にも被害者にもなってしまうSNS。底なしの奈落に落ちてしまう闇バイト。三縄様は、この数年間に実際に起きた事件を取り上げて、高校生を取り巻く環境が決して安全ではないことを説明してくれました。
イラストや動画を投影しながらの解説は大変解りやすく、生徒たちは三縄様のお話に最後まで真剣に耳を傾けていました。困ったときには、保護者や学校、それが無理なら、三縄様から教えていただいた相談窓口に必ず連絡しましょう。大切なのは、信頼できる大人に相談することです。
野球応援 ~2回目~
本日2回目となる応援練習が行われました。本番の試合前に行われる最後の練習となるため、熱を帯びた練習となりました。
本日は、青雲館へ場所を移動しての練習となりました。応援団長の吉澤君が「14日(月)の対戦相手が先ほど決まりました。本番を見据え、ここでしっかりと声を出して応援ができるよう、頑張りましょう!」と、みんなの士気を高めました。
最初に、応援団旗への敬礼と対戦校とのエール交換の動きを確認しました。団員全員の動作がビシッと決まると、応援団らしい凜々しさが発揮できます。
今回も、野球部員たちが、一般応援団員の列に入り、雰囲気を盛り上げました。本校オリジナル曲「ターゲット」では、エビぞる吹奏楽部の演奏が試合の緊迫感を演出し、「証誠寺」では、団員たちは本気で得点に喜んでいるかのような雀躍ぶりでした。
本校応援団は準備万端を整え、初戦を迎えます。県総合SC野球場では、「オレンジファイアー!」が炸裂します。乞うご期待!
野球応援 ~1回目~
野球部、吹奏楽部、チアリーディング部、ダンス部からなる応援委員会に、一般応援団に名乗りを上げてくれた生徒199名が加わった、初の合同練習が行われました。
前期期末試験最終日、試験を終えたばかりの生徒たちが、本日13:05に集合。応援団長を務める吉澤空遵くんが、「今年も暑い夏になると思います。全員で盛り上がって、甲子園へ行きましょう!」と呼びかけ、練習がスタートしました。
練習場所となる至真殿前の大階段は、生徒一人ひとりの足場が確保できる十分なスペースと適度な傾斜があるため、野球場のスタンドを想定した応援練習にうってつけです。
これまで、吹奏楽部、チアリーディング部とダンス部は、個別に練習を重ねてきました。細部に至るまで完成度の高いパフォーマンスが一般応援団員をリードします。さらに階段を降りきったところと階段の中腹に野球部員が立つことで、一般応援団員がその動きを見下ろしながら、様々な振り付けを学びタイミングを合わせることができます。狙いはバッチリで、全体指導をする嶋野先生は「完璧」の言葉を連呼。初めてとは思えないほどスムーズに練習が進みました。
夏の日差しは厳しく、遮る雲がなくなると肌を射るような日光が直射します。手持ちの温度計は34.8℃を示し、ほぼ猛暑日の気温となりました。でも、応援団員は意気軒昂で、ほぼ1時間半の練習を元気に乗り切りました。
次回の練習は10日(木)。本番を前にした最後の練習となります。
TANABATA LESSON ~1年生英会話~
本校の1年生が履修する「英会話」の授業では、この時季七夕をテーマにしたアクティビティを行います。
生徒たちは、“I wish ☆ ♡ ⚽.”と短冊に書き留める願い事の書き方を、授業を担当するデーモン先生とジェームズ先生から教わります。wishの後ろには、名詞(欲しいもの)かto不定詞(やりたいこと)が続きます。
短冊を作る過程で、生徒たちは何度かネイティブの先生とやり取りをするお約束があります。欲しいものが可算名詞なのか不可算名詞なのかなど、英語としての表現が正しいかチェックを受けたり、好きな色のクレヨンを借りたり、笹に結びつける糸の色を選んだり、自分の意図や要求を英語で伝えて、次のステップへ進みます。
TANABATA LESSONは、生徒たちに人気のアクティビティで、「これ、英語でなんていうの?」と相談し合ったり、友だちの願い事をのぞき込んだり、賑やかな雰囲気の中で生徒たちはせっせと作業に取り組みました。
誠意の門にぬけるエントランスには立派な笹が用意されていました。1年生18クラス、およそ700名と語学コースの2、3年生37名の生徒たちが願い事を短冊にしたためました。梅雨明け間近、短冊がそよ風に揺らめきます。
信男教育学園生徒来校
中国から信男(シンナン)教育学園の生徒さんが来校し、交流会が催されました。
信男教育学園は、上海にある国際高校です。独特なのは、「日本留学コース」を設け、3年次からの日本の高等学校への留学に向けて、日本の高校とほぼ同じカリキュラムで授業を行っているところです。日本の生活習慣に慣れるよう、清掃や部活動など、日本的なことをできるだけ幅広く取り入れた教育方針が多くの注目を集め、中国全土から入学を希望する生徒数が増加しているそうです。
本日は、上海奉贤校より27名、広東省の系列校、深圳校より13名の生徒さんが来校し、本校の授業やクラブ活動などを見学しました。
真板幸男記念館で行われた歓迎セレモニーでは、学校長が「みなさんの多くが来年は日本の高校に留学予定だと聞いています。日本の高校生と交流し、日本の高校の日常を見学するという本日の体験が、今後に活かされることを願っています」と歓迎の言葉を伝えました。本校の代表生徒は中国語で、信男教育学園の生徒さんは日本語で、互いに挨拶を交わしました。
生徒さんが制作した、奉贤校と深圳校の紹介動画を見せていただきました。充実した設備が整い、ゴルフ練習場やスケートボード場を備えた校内の様子に、本校の生徒たちはビックリしていました。
セレモニー後には、交流会が開かれました。双方の気のあったグループ同士が、車座に椅子を並べてフリートークが始まると、思った以上に会話が盛り上がりました。信男教育学園の生徒さんたちの日本語力が高く、15分ほどの短時間でかなり打ち解け合うことができました。
放課後は、剣道部、柔道部、バスケットボール部などを見学しました。和太鼓部では、迫力の演奏に魅了され、多くの生徒さんが和太鼓の試し打ちを楽しみました。最後に、チアリーディング部とダンス部からなる応援委員会を見学しました。ちょうど野球応援練習の真っ最中。おそらく日本独特のパフォーマンスに、中国の高校生のみなさんは興味を示してくれました。
最後は、名前を呼び合ってのお別れとなりました。出会ったばかりの友だちに一生懸命手を振って、別れを惜しみました。
保育実習 ~保育・幼児教育コース~
保育・幼児教育コースに所属する2年生と3年生が、君津学園の畑沢幼稚園、金田幼稚園で「保育実習」を実施しました。また、来年度同コース専攻を希望している1年生が、金田幼稚園で「保育見学」を行いました。
2年生は、畑沢幼稚園で実習を行いました。園児たちを前にしての挨拶では、子どもたちからの熱い視線を感じて、少し緊張しながらの自己紹介となりました。
3年生は、金田幼稚園で実習を行いました。エプロンシアターと手袋シアターの実演を行いました。「保育実習」の授業で用意したエプロンと手袋は、手作り感が伝わる労作でした。練習を重ねた甲斐があり、園児たちには大変喜んでもらえました。
1年生は、金田幼稚園で保育見学をしました。体育の授業のお手伝いでは、園児と一緒にパラバルーンの練習をしました。先生の指示で園児たちと協力して技を繰り出し、できたときの喜びを分かち合いました。
生徒たちはどちらの園でも、園児たちと外遊びをしたり七夕飾り作りのお手伝いをしたり、様々な活動を通して、幼児教育の実践に取り組みました。また、英会話教室やICT教室なども参観し、いまどきの幼児教育のトレンドを体験することができました。
100名を超える生徒たちが、現場でなければできない、貴重な学習をすることができました。ご協力いただいた、両園の先生方には厚く御礼申し上げます。
【日程等詳細】
6月11日(水) 保育・幼児教育コース2年生 22名 畑沢幼稚園
6月17日(火) 保育・幼児教育コース2年生 21名 畑沢幼稚園
6月12日(木) 1年生保育見学 24名 金田幼稚園
6月13日(金) 1年生保育見学 19名 金田幼稚園
6月18日(水) 保育・幼児教育コース3年生 19名 金田幼稚園
6月19日(木) 保育・幼児教育コース3年生 18名 金田幼稚園
全体育館にエアコン設置完了!
本日、青雲館にもエアコンが設置されました。これで、3つの体育館すべてで冷暖房完備の環境が整いました。
先週、関東地方に梅雨入りが宣言されたばかりですが、6月の中旬というのに今週は真夏のような天気が続きました。
うだるような暑さのなか、特に体育の授業や部活動中の熱中症に、警戒のレベルを上げざるを得ない状況になっている、まさにこのタイミングで生徒たちに朗報が届きました。
メイン体育館の至真殿、サブ体育館の至誠館に続いて、もう一つのサブ体育館青雲館の工事が本日終了し、いよいよ3つの体育館すべてにエアコンの設置が完了しました。
エアコンは本日の放課後より稼働し、青雲館を使用する、チアリーディング部と空手道部は、早速その恩恵を受けることになりました。高い位置に設置されたエアコンからは、冷気が降りてきて、快適な様子で練習が行われていました。
去年の記録的な猛暑に迫るような気温が続いていて、本校では今週から授業中であっても積極的に給水することが推奨されています。体育館のエアコン設置はありがたい限りですが、生徒のみなさんには油断をせずこの夏を乗り切ってほしいです。
清和短大 平日オープンキャンパス
清和大学短期大学部で、3年生を対象にした「平日オープンキャンパス」が開かれました。保育・幼児教育に興味を持つ生徒を中心に、136名が参加しました。
今回のオープンキャンパスでは、4つの会場で異なる授業が展開されていて、4グループに分けられた生徒たちは、1コマ(30分)ごとに移動し、4つの授業を受講しました。
4階講義室で行われた「保育」の授業では、清和短大や保育の現場について詳しく説明されました。また、「幼児期の環境が人生の土台を作る」ということが強調されていました。ある研究によると、人と触れあう環境で過ごすことで人との信頼関係を学習し、健全で安全な環境下では積極的な感情が育つ、ということです。勤勉さや学習意欲、社会や健康への関心が高まるなど、幼児期の適切な教育が、子どもがより豊かな人生を送る可能性を広げるのです。
2階美術室で行われた「心理」では、描いた絵から人の性格や性向を探る授業が行われていました。「雨(避けられない負荷を象徴)の絵を描いて」というと、大部分の子どもは傘をさした自分の姿を絵の中に描きますが、傘をささずに雨の中に立つ姿を描く子もいるそうです。生徒たちも同じ指示で絵を描いていました。多くの生徒が自分の絵を見て、肯きながら先生の解説に耳を傾けていました。
大学の階段教室をお借りした授業では、「エゴサーチ」に取り組みました。用意された質問に答え、自分のインサイドヘッドがどの様に構成されているかを分析しました。
体育館では、短大の学生さんにも参加していただき、歩く練習やソフトバレーをしました。本当は小さな子どもたち向けの体育なので、安全に身体を動かすことや集団の中で協調性を養うことなどが学習テーマでした。
最後は、カフェテリアCOCOROTERRACE(ココロテラス)に移動し、全員で昼食をいただきました。ちょっとお洒落なオムハヤシライスで、学生気分を味わいました。
進学ガイダンス ~進学指導部~
1年生を対象にした『進学ガイダンス』が、1校時ロングホームルームの時間に催されました。
1年生に向けて、大学・短期大学に特化した進路ガイダンスが行われました。進学に際しては、志望する学部学科、大学・短大独自のカリキュラムや特色などを調べた上で、必要な受験科目に取り組む必要があります。その準備には一定程度の時間が必要となるため、早めの情報収集は必須です。
本日は、計14の大学・短大から26名の学生(一部修士課程の方、既卒の方を含みます)さんが来校し、「大学・短大で何を学ぶか」「高校での学びとの違い」などをレクチャーしてくれました。高校1年生にとって、「大学」は曖昧模糊とした謎の世界かもしれませんが、在学中のエピソードや現在進行中の就活など、実体験に基づく講義内容は具体的で、生徒にとっては数年後に迫る近未来の透視図となったはずです。
「理系」分野では、先端エネルギー、電子物理、マテリアル、建築など、7つの学科。「教育系」分野では、教育心理、教育、幼児教育から3学科。「社会系」分野では、政治、経済、政策、法律など、8学科。「国際系」分野では、国際教養、国際交流の2学科。「芸術系」からは1学科。計21学科がそれぞれの会場を設け、生徒は1コマの授業時間で希望する2会場のガイダンスを受講しました。年齢の近い先輩たちの話からはエネルギーが伝わり、生徒たちは大いに関心を示しました。