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語学研修3日目 ~生徒レポート~
期待以上に面白い連載になってしまいました。記事中で紹介されている「カトゥー族」は、ベトナムに53いる、少数民族の一つです。今でも狩猟採集の半自給自足の生活をし、独自の言語を持っています。文中最後に紹介されているのは「カトゥー織り」。細りゆく伝統文化を継承することが課題になっています。
8月4日日曜日 ベトナム研修3日目! 朝は、やっぱり目覚めが良いと気持ちいいですね〜朝起きてからのホテルからの眺めは物凄く綺麗でそれを見るのが毎朝の楽しみになっています。
今日は朝から衝撃的な事実をバスガイドさんから告げられました。それはですね、私達が乗車したバスのタイヤに釘が刺さってしまっていたことを… それを告げられた時、驚きはもちろんあったのですが、予想外な展開過ぎてかつ私の想像をはるかに超えてきたので逆に笑ってしまいました。その後、タイヤを無事に交換してもらって今日の目的地に向かってバスを走らせました。
ホテルから2時間ぐらいの場所に位置するラオスとの国境付近で生活している少数民族のカトゥー族の村を訪問し、国際協力として開発を行う現場の視察をしてきました。村に到着後、カトゥー族の皆さんが入口で出迎えてくれました。その時に「カルカ」(カトゥー族に「こんにちは」)と言うと、カトゥー族の皆さんが笑顔で挨拶を返してくれました。 まず最初に、ダンスを披露してくれました。とても鮮やかな伝統衣装を着て踊っているカトゥー族の皆さんが素敵でした。私達も伝統衣装を着用し一緒にダンスを楽しみました。
次の村では、カトゥー族の生活を体験したり動物を捕獲する罠を見学・体験をさせていただいたりしました。カトゥー族の皆さんはすごく優しくてフレンドリーな方が多い印象でした。 カトゥー族の主食キャッサバ芋のすりおろしを食べさせていただきました。干し芋みたいな味がして美味しかったです。 昼食は、カトゥー族のおもてなし料理をごちそうになりました。私がその中でも1番美味しかったのはLamラムといって、竹筒の中に入れて炊いたもち米が美味しかったです。他にも美味しい料理が沢山出されていました。
昼食後、カトゥー族の織物体験をしました。最初は、出来上がるまでの工程が難しいと思ったけど、慣れてくれば楽しくて貴重な体験ができたと思います。今日はカトゥー族との触れ合いonlyで書きました。
語学研修は、日程の半分を終えたことになります。後半も楽しみです。
語学研修2日目 ~生徒レポート~
前回も含めてレポートに協力してくれているのは、2年生の神郡さんです。10代の感性がストレートに伝わる内容で、宮越先生のレポートと読み比べてみると興味深いです。
8月3日土曜日 ベトナム研修2日目! 昨晩は素晴らしい熟睡でした。そのおかげで朝の6時過ぎには目が覚めました。今日の朝食は初めてホテルのご飯を食べました。ホテルはバイキングで朝から優雅なひとときを過ごせました。
今日の訪問先は、ダナン市枯葉剤被害者と不幸な子供たちの支援センターの視察に行ってきました。そこを視察して思ったことは、枯葉剤はとても怖いことがまず分かりました。戦争が終わっても苦しんでいる人が今もまだ居ることを知り心が痛かったです。また、そこには枯葉剤の被害を受けた人たちの写真が展示されていました。それを見たとき私は目を伏せたくなるような写真ばかりで辛かったです。なんで、戦争をするのか私には分かりません。戦争をしていいことなんてないと思います。残るのは悲惨な記憶ただそれだけだと思います。今回こちらを視察できて本当によかったと思っています。
その後、レストランで昼食(生春巻き)をとりました。初めての生春巻きでしたが、とても美味しかったです。私はパクチーなどの野菜も好きなので沢山盛り込んで食べました! ホテルに到着後、各自自由時間で皆好きなように自分の時間を大切に使っていました。私はウォーターパークで思いっきり遊んできました。そこのパーク内は日本仕様で一瞬、日本にいるかのような感覚に陥りました。 今はベトナムでの時間を大切にしたいと思います。 今日は、沢山な学びがあった日だったと思います。
語学研修2日目
語学研修2日目のレポートです。学校長が研修に合流しました。生徒たちは、1960~70年代、ベトナム戦争で用いられた枯葉剤の影響を受けた被害者の支援施設で、戦争の悲惨さと生身の人間に与える被害の深刻さを知ることになりました。
お昼は、市内のショッピングモール、ロッテマートで昼食をとり、午後は、ホテル内の施設でアクティビティーを楽しみました。
ベトナム、ダナン2日目の朝です!大変快適な部屋での昨晩の十分な睡眠(?)のおかげが、生徒たち18人全員元気です!真板学校長も合流し、生徒たちも気持ちを新たに研修に臨みます。
午前中は、ダナン市枯葉剤被害者施設と不幸な子どもたちの施設を訪問しました。日本にとって夏は、太平洋戦争の犠牲になった方々の追悼の季節でもあります。視野をさらに広げ、ベトナム戦争が市民にもたらした様々な被害や犠牲を身をもって知ることで、戦争の醜さと悲惨さを改めて感じる機会となりました。生徒を代表して渡邉珀くんが、「こうして出会うことができたことを嬉しく思います。短い時間ですが、一緒に楽しい時間を過ごしましょう!」と明るく挨拶をすると、大きな拍手が起こりました。また、神郡朱花さんのお母さんが手作りして下さった刺繍の素敵なベトナム国旗を見て、子どもたちから喜びの大歓声があがりました。ともすれば堅苦しくなりがちな訪問ですが、子どもたちの施設では日本から持ってきたお土産のお菓子を一人ひとりに配り、ペンシル型風船や水ヨーヨーを膨らませて、楽しく交流を行いました。特に彼らにとっては珍しい水ヨーヨーづくりは大変好評でした!言葉の壁を感じさせない生徒たちのコミュニケーション力を大変頼もしく感じました。また、様々な理由で施設に暮らす子どもたちのたくさんの笑顔を見て、生徒たちも大変嬉しそうでした。あっという間の時間でしたが、生徒たちは子どもたちとまるで長い間互いを知り合う友達のように打ち解け合い、別れを惜しんでいました。涙ぐむ生徒もいて、国籍や文化・生まれ育った環境が違っても、同じ人間として理解しあうことができることを身をもって学ぶ素晴らしい研修になりました。
専用バスでダナン市内に戻り、いよいよ学校長からの昼食のプレゼントです!あらかじめ予約していただいた地元大学生に人気のベトナム料理のレストランで、新鮮な野菜と豚肉などを自分たちで巻いて食べる生春巻きと優しい味付けのダナン名物の汁なし麺料理ミークアンを美味しくいただきました。全員で同じ食卓を囲い、フードコートの素朴な味とはまた一味違う本格的なベトナム料理を堪能しました。生搾りのフルーツジュースもとっても美味しかったです。
ホテルに戻り、午後は生徒たちが楽しみにしていたホテル内のウォーターパークでの自由時間です。広大で種類も豊富な屋内屋外プールで思い切り遊び、ベトナムの夏を目いっぱい楽しむ姿が見られました。屋内では、波のあるプールで泳いだりドラゴンウォータースライダーを豪快に滑り落ちたり、安全に南国アジアの夏気分を満喫していました!日本文化の紹介をテーマにした、水着着用で楽しめる広大な屋外露天温泉風呂や、最上階の22階に位置するインフィニティプールもしっかりエンジョイし、研修旅行前半の疲れを癒すことができました。
夕食は各自思い思いにウォーターパーク内のフードコートや部屋でとり、ダナン湾を一望できる素敵な部屋でのんびり過ごしました。この素晴らしいホテルの魅力を最大限体感し、日本の文化やホスピタリティが世界の人々にとって大変魅力的で、私たちが胸を張って誇るべきものであることを、実感することができました。明日はラオス国境付近まで西へ移動し、少数民族カトゥー族の村を訪問します。彼らの昔ながらの素朴で独特な文化を体験します!ヘンガップライ!
語学研修1日目
語学研修一行は、ほぼ予定通りにダナン空港に到着。1日目から精力的に活動しています。
引率の宮越先生からの現地レポートです。
シンチャオ!現地時間12時21分日本時間14時21分、約5時間20分のフライトの後に無事ベトナム社会主義共和国ダナン市に到着しました!飛行機や海外渡航が初めての生徒たちもいますが、機内ではおしゃべりに睡眠・映画鑑賞と各自のんびりと落ち着いて過ごしていました。
入国手続きを終え空港の外に出た瞬間に東南アジアの熱気に包まれ、生徒たちは早くも同じアジアでも日本とは異なる異国情緒を感じていました。快適な専用バスでダナン市内に向かい、まずは市内観光です!ピンク色の素敵な外観がフランス統治時代の面影と雰囲気を醸し出しているダナン大聖堂、独特な地形が圧倒的な五行山などを巡りました。「東洋の真珠」とも言われるダナンは、想像と期待以上に魅力的な都市で、生徒たちは大いに驚き感動していました。
ガイドさんの心遣いで雑貨類の土産屋に立ち寄り、いよいよ初めての買い物です。1,000円が約16万7千ドンにもなるため、ベトナム通貨を使いこなすのは大変です。それでも生徒たちは、レートを瞬時に換算してくれるアプリを使いながら、楽しく買い物を楽しんでいました。その後ショッピングセンターのスーパーで飲み物や菓子類を買い込み、フードコートでいよいよ初めての本場のベトナム料理です!フォーやバインミー、生春巻きなど、どれも100円〜300円ほどと安価で美味しそうなので、何を食べるかみんなで作戦会議です。この経験一つひとつが、実際に日本から飛び出してベトナムまで来たからこそできることです。
今回の研修が、日本とは異なる文化や価値観を体感し、異文化や多様性に対する理解を深め、国際社会の中で共生協働することができる国際人としての素養を身につけることに繋がると確信しています。夕食後はいよいよ宿泊先へ向かいます。木更津市に本社を持つ株式会社三日月の提携により、ダナンビーチサイドの五つ星リゾートホテルであるダナン三日月ホテルMIKAZUKI JAPANESE RESRTS &SPAという素晴らしいホテルに滞在することができます。木更津市を含む産官学連携の一環として、このような貴重な経験ができることを大変嬉しく思います。ホテルの方々のホスピタリティ溢れる出迎えを受け、18人の生徒を代表して北浦杏香さんにこれから4泊お世話になるお礼の挨拶をしてもらいました。想像をはるかに超える施設や部屋のゴージャスさに生徒たちは大興奮でした!なんとダナンビーチを一望するテラスには露天風呂まであります!長かった1日目の終了です。今日は早めに就寝し、明日午前中の研修に備えて欲しいです。朝には真板学校長も合流します!
成田空港を出発 ~語学研修~
ベトナム、ダナン市で行われる語学研修参加者が、今朝成田発9:00の便で一路ダナン空港へと出発しました。真夏の大冒険の始まりです。
いよいよ令和6年度ベトナム海外研修に出発です!6時45分集合でしたが、18人の生徒たちは出発の興奮からか眠そうな人は1人もいませんでした。多くの保護者の方々が見守るなか、出発式を行いました。引率する宮越先生の挨拶に、生徒たちは大きな声で返事をしてくれました。先生からは、UNIQLO創業者の柳井正さんの「若者よ、海外に出ろ」というメッセージを引用し、「10代の今海外に飛び出し、これまで慣れ親しんできた日本の日常や文化とは異なる様々なことを自分自身の目で見て体験することは、生徒たちの今後の進路や人生に大きな良い影響をもたらすことでしょう」というお話に、保護者の方々が頷く姿が見られました。その後、同行する添乗員から航空券発券と荷物預け入れについてお話しがあり、記念撮影の後航空会社のカウンターに向かいました。
これから、引率の宮越先生から記事と写真を提供していただき、現地の様子をお知らせします。