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インドネシアの生徒と国際交流
本日、インドネシアより、修学旅行で日本を訪れている中学生56名が来校し本校の授業や部活動を見学しました。本校の生徒たちは積極的に対応し、交流を深めました。
来校したのは、Thursina International Islamic Boarding School(サーシナ国際イスラム寄宿制学校)の中学3年生の生徒たちです。サーシナ国際校は、首都ジャカルタを擁するジャワ島東部にある全寮制の学校です。キャンパスは、実に東京ドーム約766個分の広さを誇り、その中には、モスク、スポーツアリーナ、最新設備の図書館、医療センター、レストランなどがある、巨大複合教育施設になっているそうです。イスラム教の戒律や教義に基づいた教育が行われている中・高一貫校で、生徒たちは男女別に2つの専用キャンパスで過ごしています。
生徒たちは修学旅行中で、14日に来日。大阪や富士山などを観光した後、木更津に立ち寄りました。和太鼓部の演奏に出迎えられて、至誠館に入場。ESS、インターアクト部の生徒が準備を整えた歓迎セレモニーでは、本校生徒と学校長が英語でスピーチを披露しました。
セレモニーの後、4つのグループに分かれて校内を見学してもらいました。授業は書道を、部活動では、弓道部、茶道部、和太鼓部を見学し、すべての活動を実際に体験してもらいました。弓道場で盛り上がる男子、お茶菓子に顔をほころばせ、「うまい?おいしい!」と日本語で感想を伝えてくれた女子生徒もいました。
暖かい気候に慣れたサーシナ国際校の生徒たちは薄着で、なかには靴下をはいていない生徒もいました。今朝、急に冬に逆戻りしてしまった日本の気候にちょっとびっくりの様子でしたが、最後まで元気で笑顔を絶やさず明るく過ごしてくれました。
ASEAN(東南アジア諸国連合)の盟主を務めるインドネシアは、大小1万7000もの島々で構成される共和国です。建国のモットー「多様性の中の統一性」が示すように、他民族・多言語・他宗教の国です。彼ら・彼女たちの親しみやすい笑顔を見ていると、他者との違いを苦にせず、人とつながろうとする力に長けているという印象を受けました。近年、アニメなどを通じて、特に若者の間で日本文化がブームになっているとのことです。本校の生徒たちも他国の人や文化に直に触れることで、今後さらに視野を広げてほしいものです。
台北修学旅行最終日 ~特進ハウス~
2月15日(土)、最終日を迎えた生徒たちは史跡を訪れ、台湾の歴史について学びました。
生徒たちは、忠烈祠を訪れました。忠烈祠には幾度かの戦争で亡くなった軍人が祀られています。衛兵交代式は、厳かで圧巻のセレモニーでした。時代に翻弄された台湾の歴史は、現在も進行形で続いています。台湾の近現代史は日本とも深い関わりがあり、現地でそれを学んだ意義は決して小さくありませんでした。
次に訪れた、十份老街は、線路間近に商店が並ぶ独特の町並みです。生徒たちは、「天燈上げ」を楽しみました。願いを込めた赤いランタンが、青空の彼方に消えていきました。
15:20桃園空港発BR196便に搭乗。羽田空港に19:25無事到着。現地解散となりました。
修学旅行最終日 ~一般クラス~
修学旅行もいよいよ最終日を迎えました。A班、B班とも最後の滞在地で活動を終え、帰路につきました。
A班は御殿荘を後にし、東山を散策してから清水寺を参拝しました。老舗清水順正で名物の湯豆腐を堪能しました。清水の舞台から見下ろす京都の町並みと週末の観光客で賑わう参道が最後の思い出となりました。
B班は、広島平和記念資料館を見学しました。昨年ノーベル平和賞を受賞した、「日本被団協」の受賞記念パネル展が開催中でした。被爆から80年、たゆまぬ努力を続けても尚、私たちは核の脅威に怯える時代に暮らしています。学ぶべきことは多いです。
午後は、昼食を兼ねた市内散策でした。独自の進化を遂げたお好み焼き、“広島焼き”の発祥の地です。オタフクソースの味と香りを脳裏に焼き付け、旅を締めくくりました。
A班は、14:30京都駅発のぞみ226号に乗り、16:45東京駅着。
B班は、14:03広島駅発のぞみ98号に乗り、17:57東京駅着。
両班とも、東京駅で解散となり4泊5日の修学旅行を無事終えることができました。2年生は代休をはさみ、19日(水)から登校、通常授業に戻ります。
台北修学旅行4日目 ~特進ハウス~
2月14日(金)、生徒たちは現地の大学生との交流を兼ねて、台北市内を散策しました。言葉の壁はありますが、海外で同世代の人とコミュニケーションをとりながら、街中を歩き回る体験はなかなかできるものではありません。ハウス長、竹内先生からのレポートをお伝えします。
今日は現地の大学生との班別行動の1日でした。
ホテルのロビーで大学生たちとの緊張のご対面からぎこちなく出発する様子を見送りました。
その後の各班の過ごし方が少し心配でしたが、集合場所である夕食会場に戻ってくる姿を見てホッとしました。おそらく1日中台北市内を歩き回り、疲労の色は濃いものの、皆充実した顔をしており、いい時間を仲間と大学生と共に過ごしたんだろうなと感じさせられるひとときでした。
夕食は飲茶料理を頂き、ホテルに戻りました。
今は友人たちとの最後の夜を楽しみつつ、明日のチェックアウトに向けて荷造りの真っ最中です。
明日はいよいよ最終日。
ランタンに願いを乗せてから帰国します。
修学旅行4日目 ~一般クラス~
修学旅行も終盤です。A班はクラス別研修で、京都を中心に市街を散策。B班は兵庫のホテルを発ち、午前中は道頓堀を自由散策、午後には広島に移動しました。
A班ではやはり着付け体験を選んだクラスが目立ちました。男子の和装が思った以上に凜々しく決まり、艶やかな女子の装いと相まって、古都で華やかに映えました。京都・大阪を巡るコースに加え、神戸まで足を伸ばしてメリケンパークでランチビュッフェを楽しむクラスもありました。
班は、午前中は道頓堀での自由散策。戎橋からグリコの看板を背景に記念写真を撮るのは欠かせない一枚です。11:40新大阪駅からのぞみ65号に乗車。お昼は車内でのお弁当でした。午後は広島駅から安芸の宮島へ移動。海上に浮かぶ厳島神社の大鳥居もマストの景観でした。
A班は御殿荘で2泊目。B班はリーガロイヤルホテル広島で1泊。いよいよ最後の1日を迎えます。
台北修学旅行3日目 ~特進ハウス~
2月13日(木)、3日目を迎えましたが、現地での特進ハウスは意欲的に活動しているようです。見学先では、ドジャース大谷選手の“あの”記念ボールが展示されていたそうです。台湾での事故の一報が報じられていましたが、ハウス長竹内先生から「影響なし」と無事が伝えられました。
今日は観光三昧の1日でした。
まずは、淡水という港町を訪れました。本来なら風光明媚な場所なのですが、あいにくの冷たい雨でほとんど景色を楽しむことができませんでした…。その後、紅毛城というオランダ統治時代の古跡を見学し、淡水区の「老街(ラオジェ)」を散策。台北の古き良き街並みを楽しみました。
次は打って変わって最新鋭の街・信義区に移動し、台北101の89階展望エリアで台北市内を一望する絶景を曇り空ながらも楽しめました。なんとこの展望エリアには大谷翔平選手が50-50を達成した記念ボールが展示されており、ちょっとしたサプライズとなりました。
昼食は台北101の広大なフードコートで各自思い思いのメニューを楽しみ、その後はお土産物屋で買い物です。
そして最後はお楽しみの夜市散策。日本では決して味わえないアジアのエネルギー満点の雰囲気の中、様々なローカルフードを堪能してホテルに戻りました。
日中に台南方面で爆発事故のニュースもありましたが、滞在する台北とは新幹線で移動するほどの距離もあり、特に影響はありませんでしたのでご安心ください。
修学旅行3日目 ~一般クラス~
2月13日(木)、修学旅行の日程のちょうど真ん中、別々のコースを巡っていたA班とB班がユニバーサルスタジオジャパンで合流し、楽しい1日を過ごしました。
2年生15クラスがUSJで一堂に会する日となりました。クラスの枠にとらわれず、気の合う仲間と落ち合い、開催中のイベントや人気アトラクションを探しなら広い敷地内を530余名の生徒たちが動き回りました。
平日にもかかわらず場内は外国人観光客で激混みで、レストラン内での席取りにも一苦労だったそうです。
A班は、この日から拠点を京都に移し、本校の定宿聖護院御殿荘宿で2泊を過ごします。
B班は、御殿荘に別れを告げ、宿をホテルヒューイット甲子園に移しました。
14日(金)より、日程は後半に入り、両班は互いに逆のコースを辿ります。
台湾修学旅行2日目 ~特進ハウス~
午前中は、現地の高校との交流会。台湾の学校の様子や高校生と直に接する貴重な機会となりました。午後には有名なツアースポットを巡り、台北観光を満喫。意欲的に行動しているようです。ハウス長、竹内先生からのレポートです。
今朝は5時45分に起床し、朝食後に学校交流に出かけました。至善高校という、農業科・幼児保育科・木工科・観光科などがある進路多様校にお邪魔して、まずは授業体験です。リップクリーム作り、木工鍵作り、コースター作り、スポーツ交流、伝統コマ回し、ドリンク作りなど、様々な活動を現地の生徒のサポートを受けながら行いました。最初は緊張気味でしたが、すぐにいつもの調子を取り戻し楽しそうに各々のアクティビティに取り組んでいました。
その後、歓迎セレモニーが行われ、パワーポイントを使った木更津総合高校の紹介、代表生徒挨拶、きさぽんのぬいぐるみと野球応援グッズを贈呈。プレゼントの紹介を含め、それぞれ台湾語、英語を交えて各クラスの代表が立派に行いました。至善高校の生徒達と共に台湾ローカルフードのお弁当を食べてから名残惜しいお別れです。
午後は観光でした。
まず千と千尋の神隠しのモデルとなったと言われている九份の散策・買い物・買い食いを楽しんだあと、台北市内に移動して中正記念堂で巨大な蒋介石に会い、台湾随一のパワースポットでご利益のデパートと言われる龍山寺で祈願をしてお守りを頂きました。
夕食は台湾料理を堪能して台北時間20時過ぎにホテルに戻りました。流石にハードなプログラムでしたので今夜はグッスリ休んでくれると思います。
修学旅行2日目 ~一般クラス~
2月12日(水)、A班は、広島から大阪へ移動。B班は、京都を中心に観光を楽しみました。とも順調に旅行を続けているようです。
A班は、リーガロイヤル広島で一泊を過ごし、安芸の宮島へ。午前中は班別行動となりました。日本で最も有名なお菓子『銘菓もみじ饅頭』は、最近はあんこの他にも様々なバリエーションがあり、生徒たちは元祖や本舗を名乗るお店の味の違いを楽しみました。
お昼に広島駅からのぞみ96号に乗って新大阪駅へ移動。午後は、道頓堀・心斎橋周辺を自由に散策しました。日本有数の繁華街で、粉もん、串カツなど食べ歩きを満喫しました。
夜は、ホテルヒューイットで1泊。忙しい1日を過ごしました。
B班は、クラス別研修の1日でした。クラスごとにバスを仕立て思い思いのスポットを巡ります。京都を中心に、金閣寺、嵐山散策、伏見稲荷に東映太秦映画村。大阪へ足を伸ばして、海遊館や新世界自由散策から、京都に戻るコースをたどるクラスもありました。7クラス中6クラスが着付け体験を選び、和装でキメて古都を闊歩しました。
聖護院御殿荘で2泊目を過ごしました。夕食は仲居さんが運んでくれる部屋食です。老舗旅館の食事は格別でした。
台北修学旅行1日目 ~特進クラス~
特進クラスは、台湾の台北市で5日間を過ごす旅程です。生徒と引率教員94名での修学旅行となります。特進ハウスも出発は2月11日(火)。搭乗手続きに時間がかかるため、羽田空港に7:50に集合。エバー空港(BR189便)10:25発、台北松山空港に13:25無事到着しました。
約3時間のフライトを経て松山空港に降り立ちました。本日台湾は26℃を記録しており、日本との寒暖差に戸惑ったものの、天候に恵まれ、最高のスタートをきりました。バスに乗り向かうは故宮博物館。有名な白菜の展示は無かったものの、ガイドさんの興味を引き立てる案内のおかげで、生徒は歴史ある様々な展示物に感銘を受けました。見学後は、夕食の会場へ。レストラン「中華楼」にて本格中華を堪能しました。ターンテーブル式の円卓を囲み、生徒は心躍らせながら夕食のひと時を大いに楽しみました。
明日は台湾の高校生との交流会です。