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就任式&新旧交代 ~生徒会本部役員~

生徒会本部の新役員の就任式が12月1日、新旧役員の交替が12月4日に行われています。前役員が21名構成だったのに対し、新役員は11名での出発となります。

就任式では、学校長より、「生徒会活動はクラブ活動に似ているかも知れませんが、役員に立候補してくれた人は、学校を良くしたいとか、みんなに喜んでもらいたいという意識を強く持った人だと思います。やるからにはぜひ、前年度に倣うばかりでなく、チーム一丸となって協力し合い、アイデアを出し合って頑張って欲しいと思います。前年度役員を凌ぐ活躍を期待しています」と就任を祝う言葉が送られました。また、新役員の名前が一人ひとり読み上げられ、信任状が手渡されました。

 

業務を引き継ぎ、生徒会長となった原颯汰君は、前役員へ感謝の言葉を伝え、新役員たちへ、「生徒会を通して様々なことを学ぶことができると思います。大変なことも多々あるでしょう。でも、遣り甲斐を感じて楽しみながら取り組める場面も沢山あると思います。公約達成に向けて、みんなでまとまって頑張って行きましょう」と就任の挨拶を述べました。

 

前会長鈴木明輝君から「常に努力を怠らないで下さい。難題にぶつかることもあると思います。しかし諦めない姿勢を貫けば、必ず突破口を見つけることができるはずです」と激励の言葉が送られました。3年生全員から送られたプレゼントには、気持ちが込められた手紙が添えられていました。さらに、新しい棚やファイルフォルダーなどの備品が寄贈されました。

クリスマスカード ~1年生英会話~

欧米のクリスマスでは、親しい友達や家族にカードを送る習わしがあります。1年生の英会話の授業で、2時間をかけてXmas cardを作りました。

英会話の授業を担当するジェームズ先生はスコットランド、デーモン先生はニュージーランドの出身です。北半球、南半球で過ごす季節は違いますが、この季節盛んにカードの交換が行われています。

カードのやり取りをする習慣がほとんどない日本のクリスマスだからこそ、英会話の授業では、毎年『異文化体験』の一つとしてクリスマスカードを作成しています。

 

2人の先生から手ほどきを受けて出来上がったのは、2つ折りのカードの表紙にヒイラギや雪だるまなどクリスマスらしいイラストを描き、開くともみの木やハートの切り絵がポップアップする、楽しいものでした。海外では、やり取りだけを楽しむのではなく、見て楽しみ、部屋の壁やクリスマスツリーの周囲に飾る習慣もあるそうです。

 

カードには、“Merry Christmas”に、“Thank you for~”と感謝の言葉を添えて、大好きな友達、家族や先生宛てに送られます。

全校集会

本日、12月の全校集会が開かれました。至真殿では、生徒会本部役員の新メンバーが紹介されました。

壇上に上がったのは、生徒会長に加え、副会長2名、本部役員8名、計11名の新役員でした。会長の原颯汰君が、「第20代生徒会会長に就任いたしました。これからよろしくお願いします」との挨拶に続き、各役員がマイクを持ち就任に際しての抱負をそれぞれ語ってくれました。

 

学校長からは、「選挙を経てみなさんの代表として、新しい本部役員が選出されました。前任の役員も、学校行事を始め多くの貢献をしてくれました。また、新しい役員を中心に、全校生徒のみなさんが、これからの1年間を大いに盛り上げて欲しいと思います。

先程行われた表彰についても、様々な部活動が学校の代表として活躍し、栄冠を勝ち取ってくれています。この様な生徒たちの頑張りがあることも心に留めて、自分自身の活動の励みにして下さい」と講話が伝えられました。

続けて、「師走に入り、来週には試験、再来週には冬休みと、年の瀬が近づいてきます。今年も様々なことにチャレンジしてきたつもりなのですが、振り返る一年はあっという間で大変短く感じます」と語り、自身の同窓会について触れました。30年の時を経て旧友の顔が判別できなかったこと、数名の訃報に残念な気持ちを抱いたことを吐露し、「やはり、時間や命には限りがあることを実感しました。だからこそみなさんには3年間の高校生活を大切に過ごして欲しと思います。それは高校生活が、ただ目の前にあることに熱中して打ち込むことが許される、貴重な期間だからです。20年30年後に振り返り、何かに一生懸命だった自分を懐かしむことができるなら素晴らしいことです。一年の区切りを迎えようとする今、気持ちを新たに何かに取り組んでもらいたいと思います」と生徒たちに語り掛けました。

生徒会立会演説会

本日1校時目に、次期生徒会役員を決める選挙に向け、立候補者による、『立会演説会』が行われました。演説は、生徒が各ホームルーム教室に座り、予め録画された動画を視聴するかたちで行われました。

演説に先立ち、学校長はまず現役員の1年間の活動を振り返り、「会長の鈴木君を始めとして、近年まれにみる素晴らしい活躍を見せてくれました。学校行事を盛り上げるだけでなく、生徒の代表として様々な場面で本校の名前を広く知らしめてくれました。心から感謝します。そして本当にお疲れさまでした」とねぎらいの言葉を伝えました。

そして全生徒に向け、「生徒会本部役員の選挙は、これからの本校の生徒たちの活躍の場をさらに広げていくための大切な活動です。また、生徒会は、本部役員だけで成り立つわけではありません。全校生徒1,950人全員がその構成員です。自分たちの代表を選ぶ選挙です。今後のスクールライフをますます充実させるために、他人ごとではなく真剣に候補者の話を聴き、しっかり考えて投票して下さい。晴れて当選した役員は、自分たちで新しいものを作っていく気概をもって活動して欲しいと思います」と、投票の大切さについて訴えました。

 

続いて、選挙管理委員長3年生小瀧広明君より「それぞれの立候補者がこれからの本校のために真剣な気持ちで立候補してくれました。みなさん一人ひとりが、本校の一員であることを意識し、演説をしっかり聴いて投票に臨んで下さい」と挨拶をしました。

 

立候補者は、生徒会長に1名、副会長3名、本部役員7名の、計11名でした。11名それぞれが、「学校行事の活性化」「学内の美化」「生徒会活動の可視化」などの公約を掲げ、真摯な姿勢で「是非一票を!」と訴えました。投票はクラッシーを使い、各自のスマホ・タブレットから投票となりました。

美容ガイダンス ~就職指導部~

11月14日(火)放課後、208教室にて就職指導部主催の『美容ガイダンス』が行われました。5名の現役美容師さんが来校し、講師を務めてくださいました。

来校されたのは、木更津と君津に5つの店舗を構える美容室、『L★s』(エルズ)で働く美容師さんです。2名の美容師さんは、本校の卒業生。参加者は、1、2年生18名。今回は女子生徒ばかりが集まりました。ガイダンスは、ヘヤメイクの実演と並行して、美容師の仕事内容や資格取得について詳しく解説をしていただきました。

 

メイン講師を務めていただいたのは、グループを統括する(株)LWC代表取締役、渡邉健太さんです。語られた内容は、ご自身の体験に基づいたお話ばかりでした。

熱を込めて語られたのは、お客様と直に接することから生まれる、仕事の魅力でした。曰く、「お客様に喜ばれることで、自信が生まれ技術を高めたいという動機に繋がります。苦手意識やネガティブな感情が強い人でも、お客様からの感謝の言葉や、「あなた以外の人には任せられない」と言われることが何よりの励み」になるそうです。

 

生徒からの「お仕事はきついですか?」との質問にも、「昔は、休みがない上に給料が少ない、少しブラックな業界でした」と誠実に答えてくれました。ただし、「女性がちゃんと働いて、ちゃんと稼げる世の中になることを希望しています。福利厚生を整え、働く側の人達を守る体制を整えています」と、明確にその経営方針を伝えてくれました。また、美容師は「女性がカッコよく活躍できる」職種であって欲しいと、ご自身の理想も語ってくれました。

 

「専門学校と通信、どちらが良いの?」との質問には、「学費は高くなるけど学生生活を楽しむことができるのが2年制の専門学校です。働きながらの通信課程では、3年かかかることになります」と大まかにそれぞれの特徴を教えてくれました。ただし、同じ国家試験を受けるのに、それを目標に過ごす2年間と、現場を経験しながら過ごす3年間では、身に付く技術はおのずと違ってきます。通信制では、高卒で就職し20~21才で資格を取得すると同時に、スタイリストデビューを果たすことが可能となります。専門学校卒業後に見習いとして2年を費やすより、1年早く独り立ちができるのです。結婚や出産・育児等で、働く上で多くのハンディキャップを背負っている、日本社会での女性の現状に触れた上で、「1年のメリットは決して小さくない」と渡邉さんは指摘します。

 

ヘヤメイクの実演では、4名の生徒がモニターとなり、カットやセットなどの施術を受け、髪をアレンジしてもらいました。プロのテクニックでみるみる変わる仲間の姿に、思わず感嘆の声が漏れました。

 

最後は、お店の活動をプレゼンテーションしていただきました。人材育成の取り組みとして行われている、『ナイトスクール』は、高校生を対象にして月2回、土曜日の晩に無料で開催されています。しっかり組まれた3年間のカリキュラムは、より良いものとなる様毎年手直しされているそうです。ご自身も、精力的に研鑽に励まれてきました。「都会の美容室に決して劣らない技術を提供することで、お客様に喜んでもらいたい」との意気込みで、20才代から様々なコンテストにチャレンジ。いくつもの賞を勝ち取りました。座右の銘は、「早く行きたければ一人で行け、遠くに行きたいのならみんなで行け」。みんなで協力し合うことの大切さをたびたび強調されました。

多くの参加者が、渡邉さんのお話に身を乗り出すように、真剣に耳を傾けていました。